2024/10/05

ルーキーのスプリントレース開催は断念へ

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Itagp_204_20240910085601シーズン終了後に行われるF1ルーキードライバーによるスプリントレースを開催しようとする計画が結局ボツになったことがわかった。

これはシーズン中のテストが禁じられている現在のレギュレーションで、各チーム共にルーキードライバーの走行機会がほとんど見出せないため、その救済措置として検討されていたもの。
グランプリでのフリー走行1回目セッションで最低2回、若手を走らせるチャンスはあるものの、公式セッションでもあり走行の内容は限定的なものになっているのが実状だ。

しかしこの計画が明るみに出たのがシーズン半ばと遅かったため、チーム側は前向きであるとされたものの準備期間が足りず最終合意には至らなかったという。
なお今年は実施されないものの、来季以降の実現に向け継続検討とされている。

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2024/09/11

F1に『ルーキー・スプリントレース』の動き

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Itagp_204_20240910085601シーズン終了後に、F1ルーキードライバーによるスプリントレースを開催しようとする計画が動きをみせている。

これはシーズン中のテストが禁じられている現在のレギュレーションで、各チーム共にルーキードライバーの走行機会がほとんど見出せないため、その救済措置として検討されているもの。
グランプリでのフリー走行1回目セッションで最低2回、若手を走らせるチャンスはあるものの、公式セッションでもあり走行の内容は限定的なものになっているのが実状だ。

F1委員会によればチーム側の反応も良いことから、早ければ今シーズンからにも計画を実現させたい考えのようだ。

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2024/07/13

ベルギーGP、2025年はスプリントレース方式に

Chinese GP Image
Chigp_302_20240712104301F1は2025年に行われるスプリントレース方式の対象レースを明らかにした。

それによれば2025年は中国GP、マイアミGP、オーストリアGP、アメリカGP(オースティン)、ブラジルGP(サンパウロ)そしてカタールGPという全6戦。
レース数は2024年と同じ6レースだが、今年対象だったオーストリアGPが外れてベルギーGPと入れ替わることになる。

なお2025年フォーマットの詳細については今後協議のうえ発表される。

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2024/04/29

ドメニカリ/CEO、それでも「スプリント礼賛」

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Chigp_203_202404281051012021年に初導入、今年4シーズン目を迎えるF1のスプリントレース方式だが、このプロジェクトの牽引者であるステファーノ・ドメニカリ/CEOは、交錯する評価をものともせずさらなるレース数の拡大に意欲をみせている。

それによれば昨シーズンと同じく今年計6戦が予定されているスプリントレースを来季以降順次拡大していこうというもの。
そのためには障害となるシステムの不具合への不満に対し積極的に対応していくと、柔軟な姿勢を強調した。
その一例として挙げられたのが、昨年はマシンに触れることができなかった予選後のパルクフェルメでのマシン保管規則。
今年はタイムスケジュールの変更によりこれが可能とされ現場の評判を上げてみせた。

こうしたことからハミルトン(メルセデスAMG)などスプリントレース擁護派も実際に増えつつある。

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2024/02/07

2024年のF1、スプリント方式に一部変更

Signal
Signal_m導入後4シーズン目となる2024年のスプリントレースは、再びその手順が変更されることとなった。

それによれば金曜日は午前に通常のフリー走行1回目セッションが行われた後、土曜日だったスプリント・シュートアウト(予選)が午後に行われる。
そして土曜日はまず100キロのスプリントレースが行われ、その後にグランプリの公式予選が行われる。
日曜日の決勝レースはこれまで通り。

今年スプリントレース方式で行われるのはこれが4回目になるブラジルGP(サンパウロGP) 。
続いてオーストリアGPが3回目、アメリカGP(US-GP)とカタールGPが2回目、そして中国GPとマイアミGPが初ということになる。

変更は来たる2月28日(水)に開催されるWMSC(世界モータースポーツ評議会)の承認を経て正式決定となる。

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2024/01/16

未だ詳細確定せず>来季のスプリントレース方式

Image (C)Redbull Racing
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シーズン開幕まで1か月半となった2024年のF1だが、全24戦のうち6戦で導入予定であるスプリントレースについて未だにその詳細が確定しておらず関係者をヤキモキさせている。

スプリントレースが初めて導入された2021年当初は金曜日の午前にフリー走行1回目セッションが通常通り行われた後、午後にスプリントレースの予選。
土曜日午前にフリー走行2回目セッションが行われた後、午後にスプリントレース本番が行われ、このレースの結果が日曜日のグランプリ決勝のスターティンググリッドを決めることになっていた。

2023年アゼルバイジャンGPの直前にフォーマットが変更され、土曜の午前にスプリント・シュートアウトが行われたことより土曜日は完全に別のイベントとなった。
またスプリントレースのポイント付与は上位8位までに拡大され、優勝者は8ポイントを獲得できるようになった。

今シーズンは中国、マイアミ、オーストリア、アメリカ(オースティン)、サンパウロ、カタールの6戦でスプリントレースが予定されている。

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2023/12/05

再考の必要あり、スプリントレース方式

Image (C)Pirelli Motorsport 拡大します F1のステファーノ・ドメニカリ/CEO肝煎りで導入されたスプリントレース方式だが、2度目のシーズンを終えた各チーム代表らからは相変わらず賛否両論が呈されている。

 

中でも両タイトルを獲得したレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「ファンの意見を聞くべき」との持論を披露した。
それによれば、「どんな改革も、最終的にはファンの理解と支持がなければ長続きしない」というもの。

 

具体的には一部の下位カテゴリーで行われているリバースグリッド方式などもその叩き台に上がっているとのことだが、ただ改革に残される時間は多くはない。

 

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2023/11/14

ピレリ、「スプリントのカギはタイヤよりサーキット」

Image (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン最後のスプリントレースとなったブラジルGPは、オーバーテイクもあり概ね好評価のうちに終わったが、その要因に100キロという短距離で交換のないタイヤによるバトルを挙げる向きが多いようだ。
しかしこれについて独占サプライヤーであるピレリタイヤは次のように異を唱えている。

それによれば、スプリントレースは短距離のタイヤ戦略バトルを主眼として追い込むのではなく、実施するサーキットをその特性から適切に選び出すのが本来の形であると指摘しているもの。
そのほうが、より安全性が確保できるという主張には一理ありそうだ。

F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが推進するこのスプリントレース方式は、来シーズンに向けさらにそのフォーマットの改善を図ることになっている。

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2023/11/11

来季のF1、スプリントレース見直し迫られる

Image (C)Redbull Racing
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ブラジルGPで今年予定されたスプリントレース方式のグランプリはすべて大きなトラブルに見舞われることなく無事終了。
それぞれ盛り上がりをみせ、これを推進するF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは「成功した」と胸をなで下ろしているが、相変わらずドライバーやチーム側からは大幅な見直しを求める声が収まらないままだ。

これについてドメニカリ氏は「スプリントレースのやり方はまだ確定したものではなく、改善する余地は十分に残されている」と、柔軟な姿勢をみせている。

具体的には最終戦アブダビGP終了後に予定されているF1委員会の場で検討されることになっているが、一部にはスプリントレースの部分だけを切り離して独立なシリーズにするという極端な『妙案』まで飛び出しているという。

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2023/10/25

F1、スプリントレース方式に大幅見直しの動き

Image (C)Pirelli Motorsport
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興行的には成功との評価を得るスプリントレース方式だが、今もなおドライバーやチーム関係者からは不満の声が絶えないのが実状だ。
そこでかねてこの一連の改革の推進者とされるステファーノ・ドメニカリ/CEOは、2024年シーズンに向けさらなる改革案の検討を続けていることがわかった。

それによればその例として、現在土曜日に行われているスプリント・シュートアウトとスプリントレースを本番のグランプリウィーク・イベントから引き離し、チャンピオンシップ・ポイントも完全に独立したものにするという案。
さらには他のカテゴリーにあるようなリバースグリッド方式も検討されているという。

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