2022/07/20

マシ/前FIAレースディレクターは故郷オーストラリアに

Checker Image (C)Williams F1
拡大します
先にFIA(国際自動車連盟)からの離脱が明らかとなった前F1レースディレクターのマイケル・マシ氏(44歳)は、故郷であるオーストラリアに戻り、静かな生活を送っていることがわかった。

マシ氏は2019年のオーストラリアGP時に急逝した前レースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏の後任に就き、重職を担ってきたが、裁定に一貫性を欠くなど指摘されていた。
とりわけ昨季最終戦のアブダビGPではセーフティカーを巡る混乱からチャンピオンシップ争いの行方まで左右したとして非難を浴びた。

レースディレクターから外れた後のマシ氏の去就が明確でなく、これまでさまざまな憶測を呼んでいたものだ。

|

2022/07/13

マイケル・マシ/前レースディレクター、FIAを離脱

Checker Image (C)Williams F1
拡大します
FIA(国際自動車連盟)は、昨シーズン末までF1レースディレクターを務めていたマイケル・マシ氏(44歳:オーストラリア)が、FIAから正式に離脱したことを明らかにした。

マシ氏は2019年のオーストラリアGP時に急逝した前レースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏の後任に就き、重職を担ってきたが、裁定に一貫性を欠くなど指摘された。
とりわけ昨季最終戦のアブダビGPではセーフティカーを巡る混乱からチャンピオンシップ争いの行方まで左右したとして非難を浴びた。

レースディレクターから外れた後もなおFIAに残留していたが、これまで職務の詳細は明らかにされていなかったもの。

|

2022/02/18

FIA、マイケル・マシ/F1レースディレクターを解任

Checker Image (C)Redbull Racing
拡大します
FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ベン・スレイエム新会長は、昨季F1でレースディレクターを務めたマイケル・マシ氏の解任を発表、後任にWEC(世界耐久選手権)でレースディレクターを務めたエドゥアルド・フレイタス氏と元DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で同じくレースディレクターを務めたニールス・ウィティヒの2人を指名した。
今季からはこの二人が交代でF1レースディレクターを務めることになる。

2019年始め、それまで経験豊富で人望も厚かったチャーリー・ホワイティング/レースディレクターが急死、マイケル・マシ氏はその後任として同ポジションに就いてきた。
しかしタイトルの掛かった昨季最終戦アブダビGPで誤ったレース運営をしたとしてメルセデスAMGチームが猛抗議、控訴を取り下げる替わりにFIAが解明した一連のフロセスの公開を求めていたもの。

|

2022/01/31

FIA幹部、F1レースディレクター交代の可能性も

2021 Scene (C)Redbull Racing
拡大します
2021年のF1は最終戦アブダビGPで劇的なフィナーレで終了したが、その際のセーフティカー導入時のレースディレクターの判断についてメルセデスAMGチームが正式抗議を提出するなど後味の悪いものとなった。

その後上告まで行った抗議はFIAが調査結果を公開することなどで取り下げられたが、それでも当時の判断を下したマイケル・マシ/FIAレースディレクターが更迭されるとの噂が伝えられるなど騒動は収まっていない。

これについてFIAのシングルシーター部門の責任者であるピーター・バイエル氏は、「騒動の責任を取らされるという訳ではないが、交替する可能性があることはマシにも伝えてある。
しかしそれは私らが判断するものではなく、WMSC(世界モータースポーツ評議会の手続を経て)で決定されることだ」と、説明した。

さらに「マシがやっていたような職務はすべての人から感謝される、というようなものではないからね」と、同情する立場も示した。

|

2022/01/18

マシ/レースディレクター更迭説に疑問の声

Race Scene (C)Redbull Racing
拡大します
メルセデスAMGチームは昨季最終戦アブダビGPで起きたセーフティカー導入時のレースディレクターの判断について抗議を提出、却下されるとさらに上告の構えをみせていたが、その後これを取り下げたとされている。
その背景にはマイケル・マシ/レースディレクターの更迭をFIA側が示したとの憶測が飛んで話題になっている。

しかしこの対応に、各方面から疑問の声が上げられているようだ。
元F1最高責任者だったバーニー・エクレストン氏は、「レースディレクターの措置に不満があるからといって、マシをスケープゴートにするのは間違っている。
彼はその場で最善と思う判断を下したのであって、違うことをすればまた異なる不満が湧いてくるだけ。
不満解消のためマシがその立場を追われるべきではないと私は思うね」と、擁護。
また現役当時はエクレストン氏と対立する場面もあったマーティン・ブランドル氏(現テレビ解説者)も、「誰かを追放して解決するようなものではない」と、元ドライバーの立場からエクレストン氏、の意見に同調した。

FIAによる再調査の結果は3月の開幕戦バーレーンGPの場で報告されることになっているが、その時のマシ氏の立場が注目される。

|

2021/11/11

サウジアラビアGPの準備に懸念の声も

Jeddah Ciucuit (C)Jeddah Ciucuit
今年12月5日(日)に2021年の第21戦として開催が予定されている中東サウジアラビアGPのジェッダ・ストリート・サーキットについて、FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターから懸念の声が示されている。

新グランプリの舞台となるジェッダ・ストリート・サーキットは全長6.175km、27のコーナーを持つ高速サーキットで、紅海沿岸のジェッダ・コーニッシュに新設されるもの。
しかしその準備について、マシ氏は「実際にグランプリを開くにはまだやるべきことが残されているのに現場のムードは楽天的に過ぎる」と、心配顔。

このコースのデザインを担当したのはこれまで多くのグランプリコースを完成させてきたヘルマン・ティルケ氏の事務所で今回の責任者カーステン・ティルケ氏はそのヘルマン氏の子息。
主催者であるサウジ自動車・オートバイ連盟会長ハリド・ビン・スルタン・アル・ファイサル王子は「世界最高のグランプリを提供できる」と自信をみせてはいる。
現場ではまだ仕上げ工事が行われているというが、このほど再度視察に訪れたというマシ氏は「何より肝心なことは安全にレースが行われること。
それはすべてのことより優先される」と、息巻いている。

|

2021/11/03

FIAディレクター、「Wイエローならラップタイム削除」

Yellow/Safetycar (C)Mercedes Motorsport
拡大します
FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは、今週のメキシコGPにおいても前戦アメリカGPで試験投入した「Wイエロー(黄旗が2本振動)下でのラップタイムは安全のため自動的に削除される」方針であることを明言した。

これは、Wイエローゾーンのコーナーを含むセクタータイムについて、状況の如何に関わらず明確な減速を徹底させるため、そのタイムを無効にするというもの。
これまでは路面状況であるとかを考慮していたが、今回からは問答無用の措置が図られることになる。

なおアメリカGPでこれに該当したのはフリー走行3回目セッションでのライコネン(アルファロメオ)の一例だけだった。
ドライバーらからは「安全のため」同意する声が大勢であることから今後定着するものとみられる。

|

2021/11/02

FIAディレクター、「マイアミGPは魅力的コース」

Miami GP Image (C)Hard Rock Stadium
拡大します
来年5月に初開催が決まっているフロリダ州のマイアミGPだが、実際にそのコースを視察したFIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは、その魅力を讃えた。

「確かにマイアミGPのコースはNFLハードロック・スタジアムの駐車場を利用したものだが、かつてのラスベガスのような物とは全く違うものだ。
それはまるで専用サーキットのように設営された本格的なもの。
彼らは実にいい仕事をしているよ」と、賞讃した。

以前のラスベガスで行われたグランプリではホテルの駐車場を利用して造られたが、直角コーナーばかりの単純なレイアウトでドライバーからは不評きわまるものだった。

|

2021/10/28

FIAディレクター、メキシコGPでドライバーの不満に対応

 FIA
アメリカGPで起きたスチュワード裁定に対するドライバーからの不満の声に、FIA(国際自動車連盟)は次戦メキシコGPの際のドライバーズ・ブリーフィングで、説明の場を設ける方針を示したことがわかった。
これは、決勝レース中にコースを外れてオーバーテイクしたドライバーに対し、順位を戻すよう指示したケースと黙認したケースがあり、レーススチュワード(審査委員)による裁定が「公平でない」とドライバーから不満の声が出されていたものによる。

レース結果に直接影響する裁定だけにドライバーからの声も熱いが、FIAのマイケル・マシ/レースディレクターが果たしてどのように対処できるのか、注目される。

|

2021/10/21

F1、競技レギュレーションの変更を1年先送りへ

Image (C)Mercedes Motorsports
拡大します
FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシ氏が、2022年からに予定していたF1競技レギュレーションの変更を1年先送りし、2023年シーズンに行う方針であることを明らかにした。

本来、F1は2022年から大幅な変更を予定していたが、技術レギュレーションの変更がかなりのボリュームで負担になると予想されることから2022年はこちらを優先し、競技レギュレーションのほうは大筋を1年先送りすることでエントラントが理解する時間的余裕を確保しようというものだ。

マシ氏は「あまりに多くのことを同時にしようというのは賢明なことではない。
規則が十分に理解され、円滑な変更になるのが適切だ」とし、チーム側への配慮の結果であることを強調した。
ただそれでもスプリントレース予選の拡大やモナコGPのタイムスケジュール変更などは2022年からの変更が必須議題として予定されている。

|

その他のカテゴリー

70thアニバーサリーGP A-1リンク BMW DRS DTM F1 F1テスト F2 F3 FIA GPDA IMSA INDY KERS NASCAR US-GP VW WEC WRC WTCC アイフェルGP アイルトン・セナ アウディ アストンマーティン アゼルバイジャン アゼルバイジャンGP アニバーサリーGP アブダビGP アメリカGP アラン・プロスト アルガルベ・サーキット アルゼンチンGP アルド・コスタ アルバートパーク アルピーヌ アルファタウリ アルファロメオ アレクサンダー・アルボン アレクサンダー・ロッシ アレクサンドル・ブルツ アレックス・パロウ アレックス・リン アントニオ・ジョビナッツィ アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ アンドレアス・ザイドル アンドレア・ステラ アンドレア・ステラアンドレア・ステラ アンドレッティ イギリスGP イゴラ・ドライブ イタリアGP イモラ イルモア インテルラゴス インディアナポリス インドGP ウィリアムズ ウィリ・ウェバー ウィル・スティーブンス エイドリアン・スーティル エイドリアン・ニューイ エイボン エクソンモービル エステバン・オコン エステバン・グティエレス エマニュエル・ピロ エリック・ブイユ エンジン エンツォ・フィティパルディ オスカー・ピアストリ オトマー・サフナウアー オランダ オランダGP オリバー・ミンツラフ オースティン オーストラリアGP オーストリアGP オーラ・ケレニウス カタール カタールGP カナダGP カラム・アイロット カルロス・ゴーン カルロス・サインツJr. カート キミ・ライコネン キャノピー キャラミ・サーキット ギド・ヴァン・デル・ガルデ ギュンター・シュタイナー クムホ クリスチャン・クリエン クリスチャン・ホーナー クレア・ウィリアムズ グッドウッド ケビン・マグヌッセン ケータハムF1 ゲルハルト・ベルガー コスワース コルトン・ハータ コロンビア コンコルド協定 サウジアラビアGP サクヒールGP サンパウロGP ザウバー ザク・ブロウン ザンドフールト シャルル・ピック シャルル・ルクレール シュタイヤーマルクGP シリル・アビテブール シルバーストーン シンガポールGP ジェラール・ロペス ジェローム・ダンブロシオ ジェンソン・バトン ジェームス・アリソン ジェームス・ボウルズ ジェームズ・キー ジャガー ジャッキー・スチュワート ジャック・エイトケン ジャック・ドゥーハン ジャック・ビルニューブ ジャン・アレジ ジャン・エリック・ベルニュ ジャン・トッド ジュリアーノ・アレジ ジュール・ビアンキ ジョナサン・ニール ジョニー・ハーバート ジョリオン・パーマー ジョン・サーティーズ ジョン・ブース ジョージ・ラッセル ジョーダン・キング ジーン・ハース スティーブ・ニールセン ステファンGP ステファーノ・ドメニカリ ストッフェル・バンドーン スパフランコルシャン スプリントレース スペインGP スポンサー スージー・ウォルフ スーパーライセンス スーパー・アグリ スーパー・フォーミュラ セバスチャン・ブエミ セバスチャン・ベッテル セバスチャン・ロウブ セパン・サーキット セルゲイ・シロトキン セルジオ・ペレス セルジオ・マルキオンネ ソチ タイGP タイヤ ダカールラリー ダニエル・ジュンカデラ ダニエル・ティクトゥム ダニエル・リカルド ダニカ・パトリック ダニール・クビアト ダニー・サリバン ダビデ・バルセッキ ダビデ・ブリビオ ダン・ティクタム チェイス・キャリー チェコ チャーリー・ホワイティング チョウ・グアンユー テオ・プルシェール テレビ ディーター・ツェッチェ ディートリッヒ・マテシス デイトナ デイモン・ヒル デビッド・クルサード デビッド・シューマッハ デビッド・リチャーズ デモラン デンマークGP トスカーナGP トト・ウォルフ トニー・フェルナンデス トヨタ トルコGP トロ・ロッソ ドイツGP ドニントンパーク ナイジェル・マンセル ナイトレース ニキ・ラウダ ニキータ・マゼピン ニコラス・トッド ニコラス・ラティフィ ニコ・ヒュルケンバーグ ニコ・ロズベルグ ニック・デ・フリース ニック・ハイドフェルド ニック・フライ ニュルブルクリンク ニュージャージー ネルソン・アンジェロ・ピケ ハロー ハンガリーGP ハンガロリンク ハンコック ハースF1 バルセロナ バルテリ・ボタス バレンシア バレンシアGP バレンティーノ・ロッシ バーニー・エクレストン バーレーンGP バーレーン国際サーキット パスカル・ウェーレイン パストール・マルドナド パット・シモンズ パット・フライ パディ・ロウ ピエトロ・フィッティパルディ ピエール・ガスリー ピレリ ファン・モントーヤ フィリピン フェラーリ フェリッペ・ナスル フェリッペ・マッサ フェルナンド・アロンソ フォース・インディア フォード フォーミュラE フラビオ・ブリアトーレ フランク・ウィリアムズ フランスGP フランツ・トスト フレデリック・バッサー ブラジルGP ブラバム ブランズハッチ ブリヂストン ブルガリア ブルーノ・セナ ブレンドン・ハートリー ヘルマン・ティルケ ヘルムート・マルコ ヘレス ベトナム ベトナムGP ベルギーGP ペドロ・デ・ラ・ロサ ペーター・ザウバー ホッケンハイム ホンダ ホー・ピン・トゥン ポルシェ ポルトガルGP ポールリカール ポール・ストゥダート マイアミGP マイク・ガスコイン マイク・コフラン マイケル・アンドレッティ マイケル・マシ マウリツィオ・アリバベーネ マクラーレン マセラティ マックス・チルトン マックス・フェルスタッペン マッティア・ビノット マニクール マリオ・アンドレッティ マルク・ジェネ マルコ・アンドレッティ マルコ・マッティアッチ マルシア マレーシアGP マ・キンファ マーカス・アームストロング マーカス・エリクソン マーク・ウェバー マーク・スミス マーティン・ブランドル ミカ・サロ ミカ・ハッキネン ミシュラン ミック・シューマッハ ミハエル・シューマッハ ムジェロ メキシコGP メルセデス モトGP モナコGP モニシャ・カルテンボーン モハメド・ベン・スレイエム モンツァ ヤス・マリーナ・サーキット ユナイテッドステーツGP ヨースト・カピート ヨーロッパGP ラスベガス ラファエル・マルシエロ ラルフ・シューマッハ ランス・ストロール ランド・ノリス ランボルギーニ リアム・ローソン リオ・ハリアント リザーブドライバー リバティ・メディア ルイス・カミレッリ ルイス・ハミルトン ルイス・ペレス・サラ ルカ・フィリッピ ルカ・モンテツェモロ ルノー ルマン24時間レース ルーベンス・バリチェッロ レギュレーション レッドブル レッドブルリンク レーシング・ポイント レース・オブ・チャンピオンズ ロイ・ニッサニー ロシアGP ロス・ブラウン ロバート・クビサ ロバート・シュワルツマン ロバート・ドーンボス ロブ・スメドリー ロブ・ホワイト ロベルト・メルヒ ロマン・グロージャン ロマーニャGP ロリー・バーン ロングビーチ ロンドンGP ロン・デニス ローガン・サージェント ロータス ローマ ローラ ワールドシリーズbyルノー ヴィジャイ・マルヤ 上海サーキット 中国GP 中嶋一貴 中嶋大祐 佐藤万璃音 佐藤公哉 佐藤琢磨 八郷隆弘 南アフリカ 周冠宇 国本京佑 富士スピードウェイ 小暮卓史 小松礼雄 小林可夢偉 山本尚貴 山本左近 山本雅史 岩佐歩夢 新型車発表 日本GP 松下信治 武藤英紀 浜島裕英 片山右京 牧野任祐 田辺豊治 福住仁嶺 角田裕毅 野田樹潤 鈴木亜久里 鈴鹿サーキット 長谷川祐介 WTCC