2021/08/26

F1、今日にも後半戦の改定カレンダー発表へ

Image (C)Pirelli Motorsport
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10月10日の日本GPや11月21日のオーストラリアGPの開催中止などで改定が必至となっているシーズン後半のF1カレンダーだが、その改定スケジュールが今日26日(木)にも発表される見込みだ。

すでに中止になった10月3日のシンガポールGPはトルコへの変更が決まっているが、トルコはイギリスが定める『感染レッドリスト国』に指定されていて、その直後にヨーロッパ地域で代替開催をするのは事実上不可能となっている。
このため昨年のサクヒールGPのように中東バーレーンでの開催や、これまでもしばしば名前が挙がるカタールGPなどに期待が集まっている。

それでも2021年のF1が当初のカレンダー通り全23戦で実現できるかは注目だ。

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2021/02/06

2021年開幕にバーレーンでのW開催案が浮上

Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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修正された2021年のF1カレンダーでは、恒例の開幕戦オーストラリアGPに替わってバーレーンGPが第1戦に組み込まれているが、4月18日の第3戦は依然として『未定』のままで見通しが立っていない。

これを受け浮上してるのが開幕戦開催地のバーレーン・サーキットで2戦連続となるW開催をしようという案。
実は新型コロナウイルスに振り回された昨年のカレンダーでも開幕はレッドブルリンクでのW開催開催、またバーレーン・サーキットでもシーズン終盤にバーレーンGPに続きサクヒールGPの名称でW開催を行った実績がある。
ただもしこれが実施された場合、現在第2戦に予定されているイタリアのロマーニャGPの日程も変更される可能性が高い。

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2020/12/10

サクヒールGPも最速ピットストップはレッドブル・レーシング

Redbull/Pitstop (C)RedBull Racing
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今回行われたサクヒールGP決勝レースで最速のピットストップタイムを記録したのは、再びレッドブル・レーシングの熟達されたクルーたちだったことがわかった。

これは47周目にタイヤ交換のためピットインしたアレクサンダー・アルボンに対してのもので、全体1位となる1.90秒という段トツのタイム。
2番手となったラッセル(メルセデス)の2.36秒に大差を付けた。
ちなみに今季最速はポルトガルGPでのやはりアルボン対してのもので、この時は1.86秒を記録している。
なおレッドブル・レーシングによる最速ピットストップタイムはこれで今季16戦中14回目という圧巻ぶりをみせた。

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2020/12/07

ペレス、3種類のコンパウンドを使用して劇的なレースを制す (ピレリ)

(C)Pirelli Motorspotrs
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2020 サヒールグランプリ 決勝
2020年12月6日、サヒール

キーポイント
・レーシング・ポイントのセルジオ・ペレスが、全 3 種類のコンパウンドを使用して劇的な
展開となったサヒールグランプリを制し、F1 初優勝を飾りました。1 周目にレッド・ソフトからイエロー・ミディアムへ交換したペレスは、ファイナルスティントをホワイト・ハードで走行しました。
・メルセデスは、セーフティーカー導入周回中、1 位と 2 位を走行していた両台のピット作業ミスによる影響を受けました。ジョージ・ラッセルは、誤ったフロントタイヤに交換されたため、再度ピットインせざるを得なくなりました。バルテリ・ボッタスは、長いピットストップ時間の中、装着していたハードタイヤを再度装着することになりました。また、ラッセルは、残り 9 周時点で左リアタイヤのパンクに見舞われ、4 回目のピットストップを強いられました。
・スタート直後のセーフティーカー導入は、燃料満タン状態において、レースの重要な要素であるペースを低下させる効果を生みました。また、このセーフティーカー導入周回は、ピットストップウィンドウを延長し、ソフトタイヤを装着していたドライバーに有利に作用しました。1 周目の事故に巻き込まれたペレスは、1 回目のセーフティーカー導入周回中に、ただ一人ピットストップを行いました。一方、チームメイトのランス・ストロールは、ソフトタイヤで 42 周のオープニングスティントを走行しました。
・スタート時の路面温度 23℃のコンディション下、突風が砂漠の砂をトラックに運び、グリップに影響を及ぼしました。
・1 ストップから 3 ストップまで、広範囲に渡る戦略が見られました。ルノーのエステバン・オコンとレーシング・ポイントのランス・ストロールの 2 名のみが 1 ストップ戦略を実行しました。

各コンパウンドのパフォーマンス
・ハード C2 : 1 ストッパーにとって重要な要素となりました。メルセデスも当初は 1 ストップ戦略を狙っていました。オコンが実行したミディアムからハードへ繋ぐ 1 ストップ戦略に代表されるように、ハードタイヤはロングスティントを走行可能な耐久性を示しました。
・ミディアム C3 : 約半数のドライバーが、スタート時にミディアムを装着しました。また、ストロールは、長いファイナルスティントをミディアムで走行しました。チームメイトのペレスは、ミディアムで 46 周の第 2 スティントを走行しました。
・ソフト C4 : 一時 2 位を走行したマクラーレンのカルロス・サインツに代表されるように、ソフトタイヤはオープニングスティントで有効に機能しました。ラッセルは、ソフトタイヤで短いファイナルスティントを走行しました。また、トップ 10 グリッド以外の数名のドライバーがスタート時にソフトタイヤを装着しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「3 回目のセーフティーカー導入周回が、62 周目までのレースの様相を一変させました。ピットレーンでの混乱が、その時点でワンツーを走行していたメルセデスに影響を及ぼしました。冷涼なコンディションが全てのコンパウンド、特に C4 ソフトタイヤのデグラデーションを抑制したものと思います。その結果、オープニングスティントを延長する効果が生み出され、特にミディアムタイヤでスタートしたドライバーたちの 1 ストップ戦略が可能になりました。しかし、2 ストッパーも非常に効果的でした。1 セットずつのミディアムとハードしか残っていなかったセルジオ・ペレスは、1 回目のピットストップ後は後方に沈みながらも、全 3 種類のコンパウンドを活かして劇的な優勝を手にしました。複数回のセーフティーカー導入が戦略に大きな影響を及ぼし、終盤には、シーズン中最短のトラックで見応えある 20 周のスプリントレースが展開されました。
F2 のタイトルを獲得し、F2 チャンピオンが F1 に挑戦するチャンスを得る伝統を実践したミック・シューマッハを祝福します。タイヤマネジメントを含め、F2 が F1 ドライバーを養成する優れたカテゴリーであることが証明されました。これまでに、スリリングでハードな闘いが幾度も見られ、今日もその例外ではありませんでした。また、レース後、メディアが選ぶ F2 年間最優秀ドライバーを獲得した角田裕毅の表彰と、来シーズンの F2 挑戦に向けて 30 万ユーロの奨学金を F3 チャンピオンのオスカー・ピアストリに授与できたことを嬉しく思います」

ピレリジャパンプレスリリース

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タイヤ誤装着でメルセデスAMGチームに罰金のペナルティ

FIA
同GPのレーススチュワード(審査委員)は、6日(日)行われたサクヒールGP決勝レースで、メルセデスAMGチームが同チームのジョージ・ラッセルのマシンに対し規定に外れたタイヤを装着したとして、2万ユーロ(約252万円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによれば同チームでは2台が同時にピットインすることとなり、現場の連絡が混乱したため本来ボタスのマシン用であったフロントタイヤを誤ってラッセルのマシンに装着するミスを犯したものという。
過ちに気付いた同チームでは直ちにタイヤ交換を再度行ったが、結果的にこのレースの勝利を逸している。

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ルクレール(フェラーリ)に次戦グリッド降格ペナルティ

FIA
6日(日)行われたサクヒールGP決勝レースのオープニングラップで起きたアクシデントについて、同GPのレーススチュワード(審査委員)は関連したビデオやテレメトリーのデータ等を検証した結果、ルクレール(フェラーリ)にその大きな原因があるとして、次戦アブダビGPでグリッド3番降格、さらにペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ルクレールはこれでトータル3点ということになった。

それによればルクレールは、ペレス(レーシング・ポイント)、フェルスタッペン(レッドブル)らに続いて4コーナーに進入、インに飛び込んだもののペレスと接触、さらに接触を避けようとしたフェルスタッペンをクラッシュに追い込んだとされたもの。
これでフェルスタッペンはリタイヤを喫したものの、皮肉にもペレスのほうは挽回して初優勝を遂げている。

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ペレス(レーシング・ポイント)初優勝劇のサクヒールGP

Sergio Perez (C)Racing Point
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12月6日(日)20時10分(日本時間:翌2時10分)から今季F1第16戦サクヒールGPの決勝レースがバーレーン国際サーキットを舞台に全87周というF1史上最多の周回で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は22度、路面温度24度、路面はドライコンディションと報告されている。
既報のようにこのレースでは、ハミルトン(メルセデス)はジョージ・ラッセルに、そのラッセル(ウィリアムズ)はジャック・エイトケンに、またグロージャン(ハース)のシートにはピエトロ・フィッティパルディが収まっている。

オープニングラップでいきなり複数の事故がありイエローコーション、セーフティカー導入となった。
ペレス(レーシング・ポイント)がルクレール(フェラーリ)に接触、これを避けたフェルスタッペン(レッドブル)もバリヤにクラッシュ。
フェルスタッペンとルクレールはその場でストップ、またペレスはタイヤ交換のためピットイン、18位まで順位を下げる羽目となった。

7周目にレース再開、トップは初体験のラッセル(ウィリアムズ)だ。
2番手ボタス(メルセデス)、3番手サインツ(マクラーレン)。
マクラーレンはノリスも後方から追い上げている。
55周目、ラティフィ(ウィリアムズ)がストップしてバーチャル・セーフティカーとなり各車再びピットストップへ。
62周目にもエイトケン(ウィリアムズ)クラッシュによるコース上のデブリ(破片)回収のためセーフティカーに。
ラッセルに続いてタイヤ交換に入ったボタスが大幅にタイムロス。
しかしラッセルはタイヤのミスで再度ピットインする羽目に。
これで首位はペレスに、2番手オコン、3番手ストロール、4番手ボタス、5番手ラッセルの順に。

69周目にレース再開。
目覚ましいスピードで2位まで追い上げたラッセルがスローパンクチャーのため79周目に緊急ピットインでトップのペレスは命拾い。
タイヤが厳しいボタスも順位を落としている。
結局トップでチェッカーフラッグを受けたのはレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。
もちろん初優勝で、またメキシコ人ドライバーとしても1967年のペドロ・ロドリゲス(クーパー・マセラティ)以来53年ぶり、2人目の快挙となった。
まだ来季のシートが決まっていないドライバーの優勝というのも異例のことだ。

2位はオコン(ルノー)でこちらも初表彰台の自己最高位、3位に表彰台2度目となるストロールでレーシング・ポイントはW表彰台でコンストラクターズ・ランキングの躍進に大きく寄与した。
4位サインツ(マクラーレン)、5位リカルド(ルノー)、6位アルボン(レッドブル)、7位クビアト(アルファタウリ)、8位ボタス(メルセデス)、9位ラッセル(メルセデス)、10位のノリス(マクラーレン)までが入賞。

以下、11位ガスリー(アルファタウリ)、12位ベッテル(フェラーリ)、13位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、14位ライコネン(アルファロメオ)、15位マグヌッセン(ハース)、16位エイトケン(ウィリアムズ)、17位フィティパルディ(ハース)までが完走。
リタイヤはラティフィ(ウィリアムズ)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてルクレール(フェラーリ)の3台となった。

次戦はいよいよ今季最終の第15戦アブダビGPが来週、12月13(日)17時10分(日本時間:22時10分)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に全55周で行われる。

サクヒールGP決勝レースの結果はこちら
サクヒールGPの画像はこちら

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2020/12/06

ホンダ系チーム、公式予選コメント(12/05)

Daniil Kvyat (C)Scuderia Alfatauri
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サヒールGPの予選は、Aston Martin Red Bull Racingのマックス・フェルスタッペンがポールポジションと0.056秒差の3番手を筆頭にトップ9に3台のHondaパワーユニット勢が入る結果となりました。

初日のフリー走行では4台ともに好調な滑り出しを見せたことから、この日さらなる向上を狙ったHondaパワーユニット勢は、全車がQ2へ進出。
しかし、アレクサンダー・アルボンは、プラクティスで得たいい感触を予選につなげることができず、Q2で12番手となり敗退。
トップ10までの差は約0.08秒でした。

アルボンは明日のスタートタイヤを自由に選択可能となり、前方のマシンはほとんどがソフトタイヤとなることから、ミディアムタイヤでアドバンテージを得る作戦を採ることも可能です。

フェルスタッペンのほか、ダニール・クビアト、ピエール・ガスリーがQ3へ進出。
フェルスタッペンは1回目のアタックを終えた時点で3番手。
2回目のアタックでトップのバルテリ・ボッタス(メルセデス)がタイムを伸ばせなかったこともあり、逆転を狙います。
最後のアタックでも上位3台は非常に僅差となり、フェルスタッペンは首位から0.056秒差、2番手から0.03秒差で3番グリッドとなりました。
このサーキットでは奇数グリッドのラインがよりクリーンで、2番グリッドのジョージ・ラッセル(メルセデス)に対してのアドバンテージになるはずです。

クビアトは最終アタックで大きくタイムを伸ばし、6番手に。
ポールポジションに約0.5秒差まで迫りました。
また、ガスリーはマシンにダメージを負いながらも、9番手で予選を終えました。

明日の決勝は、現地時間20時10分(日本時間翌2時10分)にスタート。
F1史上最多周回数となる87周でのレースが行われます。

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「僅差でしたが、近づいただけでは十分とは言えません。
常にもっといい結果をと思ってしまいますが、このコースで3番手というのは、なかなかいい結果だと考えています。
差はかなり小さかったので、わずかの差で(ポールポジションを)逃したのは少し残念でもあります。
こうした短いサーキットでは常に僅差の戦いとなるものですが、全力を出すことができました。

明日は、メルセデスのマシンが2台とも速いはずですし、ジョージ(ラッセル)はいいドライバーなので、2台を相手に勝利に挑みます。
彼らとは異なるタイヤでスタートするので、それがどんな影響を与えるのか面白くなりそうです。
また、スタートがとても重要になります。
以前も言ったように、僕らに失うものはないわけですから、明日は少し楽しみながら全力でレースに臨み、どのような結果になるのか見てみたいと思います。
いい戦いができることを楽しみにしています」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(予選12位)

「FP3ではマシンに満足していていい結果が出せそうだと感じていただけに、予選のパフォーマンスには驚きましたし、12番手という結果にはフラストレーションが溜まります。
何がよくなかったのかを理解しなければなりません。
今日のフリー走行では、予選に向けてソフトタイヤを温存し、ミディアムタイヤで走るようにしましたが、マシンの感触が予選ではかなり違っていたので、これがいけなかったのかもしれません。
明日はずっとタフな戦いになると思いますが、ここはオーバーテイクのできるコースですし、ほかのマシンよりもややダウンフォースを多くして走っているので、それがタイヤマネジメントにいい影響を及ぼせばと思います。
金曜の走行で、僕らのレースペースはなかなかよさそうでしたし、スタートタイヤも選択可能なので、今夜は時間をかけて検討して、何ができるかを見ていきます。
スタートでトラブルに巻き込まれないようにして、追い上げを図ります」

【ダニール・クビアト(アルファタウリ)】(予選 6位)

「今日は素晴らしいセッションができたので満足しています。
僕にとって今季最高の予選でした。
予選開始時はトラフィックが激しく、難しい部分がありましたが、Q3ではクリアな周回をすることができましたし、今日のようなドライビングができたことを誇りに思っています。
結果として、明日はいいポジションからレースをスタートすることができます。
ここまで、昨日のセッションは順調で、今朝は少し感触が悪かったものの、セッティングを戻してからはいい予選を戦うことができました。
明日も確実なレースをしたいですし、そのためにはトラフィックとタイヤマネジメントにうまく対応していかなくてはいけません。
レースペースはよさそうなので、この勢いを明日にも継続できればと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 9位)

「今日は難しい予選になりました。
Q1でフロアにダメージを負ってしまい、そこからはうまくまとまらないセッションになりました。
何とかQ3には進出したものの、フロントのコントロールに苦しみ、あらゆるところでアンダーステアになってしまいました。
FP3でのパフォーマンスがよかっただけに、予選9番手という結果は残念に思っています。
週末を通していいペースを見せていたものの、今日のダメージの状況を考えると、あれ以上できることはなかったと考えています。
全体としては競争力のあるパッケージだと思うので、レースでもマシンを傷めやすいこのサーキットで、これ以上ダメージを負わないことを願っています。
その点を除けば明日はいいレースができる自信があります」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のサヒールGP予選は、非常に僅差となった戦いの中でAston Martin Red Bull Racingのフェルスタッペン選手がポールに0.05秒差の3番手と、残念ではありますがまずまずの結果になりました。

Scuderia AlphaTauri Hondaの2台もクビアト選手が6番手、昨日今日と速さを見せていたガスリー選手もマシンにダメージを負いながら9番手と、レースに向けていいポジションを獲得できました。

コース距離が短く、1分を切るラップタイム、非常に接近したタイム争いの中で、アルボン選手は残念ながらQ3進出を逃しましたが、スタートタイヤを選択できる12番手からのスタートですので、明日はできる限りのポイントを獲得してほしいと思っています。

明日のレースは87周と多くのラップを重ねるため、いつもとは少し異なるレースになるのではと思っています。
レース中に発生する状況変化に対して、迅速に対応していけるよう、さらなる準備を進めていきます」

提供:本田技研工業(株)

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サクヒールGP予選、ボタス(メルセデス)がポール獲得

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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12月05日(土)20時(日本時間:翌2時)からバーレーン・サーキットを舞台に2020年F1第16戦サクヒールGPの公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

予選Q3、コースコンディションの改善はあったものの、最後のアタックでは意外にタイムが伸びず、ボタス(メルセデス)が前半に記録したタイム53.377でそのままポールポジションを獲得した。
今回チームメイトがハミルトンからラッセルに替わったものの、なんとか先輩として面目を保った形だ。
ボタスのポールはロマーニャGP以来で今季5回目、自身通算16回目となるもの。
2位もメルセデスAMGのラッセルで、残念ながら大金星はならず。
またこれまでウィリアムズ・チームでチームメイトに予選で負けたことがなかったが、今回はボタスの走りに初めて涙を飲んだ。

3位はメルセデスAMG勢の前に出るという思惑が外れたフェルスタッペン(レッドブル)、タイヤでもQ2でソフトタイヤを使ってしまったハンディがある。
パドックを驚かせたのは4位のルクレール(フェラーリ)、最後は装着すべきタイヤがなくピット・ギャントリーで他車のアタックを見守ったが、みごとグリッド第2列を確保してみせた。
またQ2で敗退したベッテルとの対比をみせた。
以下、5位ペレス(レーシング・ポイント)、クビアト(アルファタウリ)は大健闘の6位で、これは今季最高位になるものだ。
7位リカルド(ルノー)、8位サインツ(マクラーレン)、9位ガスリー(アルファタウリ)、10位ストロール(レーシング・ポイント)となった。
サクヒールGP決勝レースは6日(日)20時10分(日本時間:翌2時10分)から全87周で行われる。

サクヒールGP公式予選の結果はこちら
サクヒールGPの画像はこちら

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予選Q2、アルボン(レッドブル)突破ならず

引き続きサクヒールGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなるため上位にはミディアムタイヤ装着車が多くみられる。

前半の走行で早くもメルセデスAMG勢は53秒台にベストタイムを入れる。
トップはやむなくソフトタイヤに履き替えたフェルスタッペン(レッドブル)で53.647を記録。
2番手ペレス(レーシング・ポイント)、3番手ボタス(メルセデス)、4番手サインツ(マクラーレン)、5番手ラッセル(メルセデス)、6番手ルクレール(フェラーリ)、7番手ストロール(レーシング・ポイント)、8番手クビアト(アルファタウリ)、9番手リカルド(ルノー)、10番手ガスリー(アルファタウリ)までがQ3進出。

ここでの敗退はオコン(ルノー)、アルボン(レッドブル)、ベッテル(フェラーリ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そしてノリス(マクラーレン)の5台となった。

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