2021/06/03

ムジェロ・サーキット、今年も代替開催に名乗り

Mugello Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン、ここまで開幕から順当にカレンダー通りの開催が続いているF1だが、シーズン後半に予定される南米やアジア、豪州などのグランプリについては依然として新型コロナウイルスの影響が懸念されている状況だ。

これについて昨年トスカーナGPとしてイタリア3グランプリの一翼を担ったムジェロ・サーキットでは、今年も代替開催を引き受ける用意のあることを地元市長が強調した。
さらにこうした動きを裏付けるように、先に当地で行われた2輪のモトGPの視察にF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが訪れたことが発覚、噂に拍車を掛けている。

2020年はイタリアGP(モンツァ)、ロマーニャGP(イモラ)と合わせ、17戦中の3戦をイタリアでの開催が占めた。

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2020/09/20

メルセデスAMGチーム代表、「人為的な勝者見たくない」

Grid Image (C)Pirelli Motorsport
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多重事故が繰り返されるなど、波乱を呼んだ初開催トスカーナGPだったが、結果だけみればこれまで何回も見慣れたメルセデスAMGチームの1-2フィニッシュ・シーンだった。

これを受け、再び聞かれるのが下位カテゴリーで採用されている『リバースグリッド方式』をF1でも採用しようとする動き。
これは例えば第1レースでフィニッシュした上位10台の順位を反対に入れ替えて第2レースをスタートさせるというもの。
これによりレース内容に変化をもたらせると共に一部のマシン、ドライバーだけが勝ち続けてしまうことをなくす効果が期待できる。
F1を含むモータースポーツ・ディレクターのポジションにあるロス・ブラウン氏はとりわけここのリバースグリッド方式採用に熱心だ。

しかしメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターはこれについて「F1レースはショーではなく真剣な戦いの筈。
まるで勝つことが悪いことであるようなとらえ方は間違いだ。
レース結果は完全な実力によってもたらせられるべき。
人為的に生み出された勝者など見たくない」」と、斬って捨てた。

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2020/09/19

トスカーナGP(ムジェロ)は1年限りで打ち切りか

Race Image (C)Mercedes Motorsports
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新型コロナウイルスの影響により変則なスケジュールとなった2020年シーズンのF1だが、緊急開催された一つ、ムジェロ・サーキットでのトスカーナGPは今年限りということになりそうだ。

同サーキットはこれまで2輪モトGPのグランプリ開催地として知られているが、コース幅が狭いことなどからF1には向いていないとされてきた。
それでも最近のグランプリ・コースとは異なるチャレンジングなレイアウトやコースオフすると脱出が難しいグラベルな゛逆に新鮮な魅力にドライバーの反応自体は悪くなかった模様。

ただなんといっても肝心の決勝レースで多重クラッシュが相次ぎ、レースの行方をも左右したことは結果としてマイナスポイントとして受け止められたようだ。
またそもそもイタリア国内で来年も3戦というのはやはり困難なことと思われる。

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2020/09/17

ボタス、「リーダーだった自分に事故の責任ない」

Image (C)Mercedes Motorsports
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FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/FIAレースディレクターは、トスカーナGP決勝レースの再スタート時に起きた多重クラッシュの一因にセーフティカーのライトを消すタイミングが指摘されていることについて反論した。

「誰にでも批判する権利はあるのだから、それについては構わない。
しかしそれが間違っているのであれば、それを正すのはわれわれの当然の権利だ。
今回の事故はセーフティカーの側にあるのでなく、コースの特性とドライバーの対応が関係した可能性を考えている。
というのもこのコースでは再スタート後、オーバーテイクができるコントロールラインが通常よりもピットレーン出口側にあるという他にはない珍しいケースになっていているからだ。
だがそうしたことは事前のドライバーズ・ブリーフィングで説明してあるし、何より彼らは世界でただの20人だけという選ばれし人間たちなのだからね」とチクリ。

また今後の安全対策についても施設や手順に特段の瑕疵はなかったとして当面見直すことはないとした。

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2020/09/16

FIA、事故のセーフティカー原因説を否定

Safetycar Image (C)Mercedes Motorsports
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FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/FIAレースディレクターは、トスカーナGP決勝レースの再スタート時に起きた多重クラッシュの一因にセーフティカーのライトを消すタイミングが指摘されていることについて反論した。

「誰にでも批判する権利はあるのだから、それについては構わない。
しかしそれが間違っているのであれば、それを正すのはわれわれの当然の権利だ。
今回の事故はセーフティカーの側にあるのでなく、コースの特性とドライバーの対応が関係した可能性を考えている。
というのもこのコースでは再スタート後、オーバーテイクができるコントロールラインが通常よりもピットレーン出口側にあるという他にはない珍しいケースになっていているからだ。
だがそうしたことは事前のドライバーズ・ブリーフィングで説明してあるし、何より彼らは世界でただの20人だけという選ばれし人間たちなのだからね」とチクリ。

また今後の安全対策についても施設や手順に特段の瑕疵はなかったとして当面見直すことはないとした。

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2020/09/15

メルセデスのハミルトン、全3種類のコンパウンドを活用して見事な優勝を飾る (ピレリ)

(C)Pirelli Motorspotrs
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ピレリ・トスカーナ・フェラーリ1000グランプリ 2020 決勝
2020年9月13日、スカルペリーア

キーポイント
• トスカーナグランプリは、複数回のセーフティーカー導入と2回の赤旗中断の影響を受け、アクション満載のエキサイティングなレースとなりました。このため、各チームは、変化する状況に迅速に対応し、保有するタイヤを使用してレース展開に応じた戦略を実行する必要がありました。
• 赤旗に関するレギュレーションによって、各チームは、タイヤ交換や特定のマシン補修を行うことができました。メルセデスがレースを席巻し、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスがトップを奪い合いました。両ドライバーは、全3種類のコンパウンドを使用した全く同一の戦略を採りました。
• レッドブルのアレックス・アルボンが、アンダーカットによってトラックポジションを上げていたルノーのダニエル・リカルドをオーバーテイクして初の表彰台獲得を達成しました。リカルドは、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれました。また、ウィリアムズのジョージ・ラッセルは、キャリアベストの11位でフィニッシュしました。
• ピレリがタイトルスポンサーを務めたトスカーナ・フェラーリ1000グランプリでの完走車は、わずか12台でした。このグランプリは、フェラーリにとっての1000レース目を記念するものでした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1: 最初の再スタート後、上位チームでハードを使用したのはメルセデスとフェラーリのみでした。ハードタイヤは、高速なムジェロ・サーキットの厳しさに適応していました。
• ミディアム C2: ミディアムでスタートしてポイント圏内でフィニッシュしたドライバーは、ダニール・クビアトとキミ・ライコネンのみでした。クビアトは7位を、ライコネンは9位を獲得しました。
• ソフト C3: トップ10グリッドの全ドライバーが、ソフトを装着してスタートしました。また、2回目の再スタート後、全ドライバーがソフトでファイナルスティントを走行しました。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「ムジェロでの初開催グランプリは、長く人々の記憶に留まるレースとなりました。このレースは、3回のスタート、3回のセーフティーカー導入、全3種類のコンパウンド登場などによって終始アクション満載となりました。メルセデスが、高温のコンディション下、非常にタイヤに厳しいサーキットで行われたレースをスタートからフィニッシュまで席巻しましたが、普通でない出来事の発生が戦略に明らかな影響を及ぼしました。また、数多くの接触事故が、トラック上に大量のカーボンファイバーのデブリを残しました。再スタートのマネージと、長い午後を通したタイヤのケアが重要になりました。強烈なプレッシャーの下、全てのドライバーが素晴らしい仕事をし、2週連続開催のイタリアでのグランプリで、予測不可能でスリリングなレースを見せてくれました」

ピレリジャパンプレスリリース

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ライコネン(アルファロメオ)、うれしい「初ポイント」

Kimi Raikkonen (C)Pirelli Motorsport
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信じにくいことだが、2007年のF1チャンピオンであるキミ・ライコネン(アルファロメオ)が、9戦目となるトスカーナGPで今季初となる入賞、ポイント獲得を果たした。

2018年にはフェラーリで優勝も飾ったライコネン、それでも移籍初年度の昨シーズンは開幕9戦で6回もの入賞を果たしていたが、今季はなんとここまでノーポイントを重ねていたもの。
度重なる赤旗中断など混乱したこのトスカーナGPでは9位フィニッシュ、貴重な2ポイントをチームにもたらせた。

「平穏なレースじゃなかったことは確かだけれど、それでもやっとポイントを持ち帰ることができて満足している。
レースでは何が起きたのかはわからなかったけれど、ひどい事故だった。
僕のマシンもダメージを受けたけれど、なんとか再スタートに加われて良かったよ」と、現役最年長になる40歳のベテラン

なおこれで今季まだ無得点なのはハースのグロージャンとウィリアムズのラッセル&ラティフィの3人だけとなった。

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再スタート時の多重事故で前例のない大量処分

FIA
トスカーナGPのレーススチュワード(審査委員)は、13日行われた決勝レースの再スタート時に起きた多重事故について調査と審議を行った結果、前例のない総計12名ものドライバーに対し警告処分を行ったことを明らかにした。

これは1周目に起きた事故で投入されたセーフティカーの先導により、7周目にローリングスタートの形で行われた際に起きたもの。
その際中団グループがコントロールラインを通過する前に一部マシン(ジョビナッツィとされる)が加速、まだウェービングを行っていた他のマシンに追突したことから多重事故に至ったとされた。
クラッシュしたマグヌッセンやラティフィ、サインツら4台はコース上に散乱することとなり、レースは赤旗中断となった。
この件でスチュワードは個々のドライバーではなく集団の全体に瑕疵があったとして、12名という異例の大量警告処分とした。

処分を科せられたドライバーは予選グリッド順に以下の通り。

・アルボン(レッドブル)
・ペレス(レーシング・ポイント)
・ストロール(レーシング・ポイント)
・リカルド(ルノー)
・サインツ(マクラーレン)
・オコン(ルノー)
・ノリス(マクラーレン)
・クビアト(アルファタウリ)
・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
・ラッセル(ウィリアムズ)
・ラティフィ(ウィリアムズ)
・マグヌッセン(ハース)

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2020/09/14

ホンダ系チーム、決勝レースコメント(9/13)

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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イタリアのムジェロ・サーキットで行われたトスカーナGPの決勝で、Aston Martin Red Bull Racingのアレクサンダー・アルボンが3位に入り、自身初のF1表彰台登壇を果たしました。

レースは、2度の赤旗中断により3回のスタンディングスタートが行われるという荒れた展開になりましたが、アルボンは力強い走りで3位を守りきり、F1におけるタイ人ドライバーの最高成績を更新しました。

マックス・フェルスタッペンは、スタートで素晴らしい蹴りだしを見せましたが、その直後にパワーユニット(PU)に問題が発生して後方へポジションを下げると、キミ・ライコネン(アルファロメオ)とロマン・グロージャン(ハース)に挟まれる形となったScuderia AlphaTauri Hondaのピエール・ガスリーのクラッシュに巻き込まれ、コースアウトしてグラベルへ。
これによって、フェルスタッペン、ガスリーともにリタイアとなりました。
今回発生したPUの問題に関してはすでに分析を開始しており、原因追求と再発防止を徹底していきます。

このスタート直後のアクシデントにより、セーフティカーが出動し、レースは7周目に再開されます。
しかし、このリスタートでまたも複数のマシンが絡むクラッシュが起き、レースは赤旗中断となります。

この時点でアルボンは4番手、クビアトが7番手。両者ともに中断中にタイヤ交換を行い、アルボン、クビアトともにソフトタイヤを履いてリスタートへ臨みます。

レースは10周目からスタンディングスタートで再開されましたが、ここでアルボンは7番手までポジションダウン。
ここからすぐさま挽回し、5番手まで順位を取り戻しました。
クビアトはスムーズなリスタートを迎えると、29周目にピットインしてミディアムタイヤに交換。アルボンは32周目に同じくミディアムタイヤへと交換しました。

ここから、アルボンは、前を行くダニエル・リカルド(ルノー)とランス・ストロール(レーシングポイント)を追いかける展開となります。
3台の差が2秒に迫ろうかという中、ストロールが激しいクラッシュを喫し、レースは再び赤旗中断に。
この時点で13周を残しており、チェッカーフラッグまでのスプリントレースとなりました。

この中断で全車がソフトタイヤに交換。
アルボンが4番手、クビアトは7番手からリスタートします。
残り8周となったターン1で、アルボンはリカルドをアウト側から豪快にオーバーテイクし、3番手にポジションを上げます。
その後は前方のバルテリ・ボッタス(メルセデス)へプレッシャーをかけながら、チェッカーフラッグを迎えました。

クビアトは7番手を守りきり、今季自己ベストリザルトでフィニッシュしました

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝リタイヤ)

「今日はとてもいいマシンを手にしているという実感があったので、本当に残念です。
好スタートを切って、ルイス(ハミルトン)に並びかけようかというところでしたが、そこで急に加速しなくなり、パワーを失って減速してしまいました。
これによって中団までポジションを落とし、後ろから追突されました。
スタート直後に中団に落ちてしまえば、こうしたクラッシュに巻き込まれやすくなります。
とても残念ですし、こうした位置にいるべきではありませんでした。
今日はこれ以上言うべきことはありませんが、またもリタイアすることになってチームもがっかりしていると思いますし、競争力を発揮できると見込んでいただけになおさらです。
ただ、アレックスがいい結果を出して表彰台に上がれたのはよかったと思います」

【アレクサンダー・アルボン(レッドブル)】(決勝 3位)

「ここまで来るのは長い道のりでしたが、とてもうれしいです。
常に目指してきたことでしたが、いろいろなことがあってたどり着けなかったので、今日表彰台に立てたことは特別な思いです。
このチームに来てからずっとサポートしてくれたことへの恩返しになったのもいいことですし、僕の力を示すことができたと思います。
タフなレースで、簡単ではありませんでした。
このコースは厳しく、特にセクター2では高速コーナーが続きますし、何度もリスタートがあり、多くのことに対応しなければなりませんでした。
グリッドからの発進に苦戦していたので、アグレッシブにオーバーテイクしていかなければならないと思っていましたが、マシンは本当によかったですし、ブレーキングもよかったので、それをアドバンテージとして活かしました。
最後のリスタートではポジションを2つ落としましたが、表彰台に立てるチャンスを逃してなるものかと火がつき、3位を目指して激しくプッシュしました。今日の結果はとてもうれしいです」

【ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)】(決勝 7位)

「今日は、体力的にもメンタル面でもとても難しいレースだったので、チーム全体でミスをせずに素晴らしい仕事ができたことを誇らしく思います。
僕らにはポイント獲得が重要ですし、今日の結果と自分の走りに満足しています。
チームは、2度の赤旗中断という難しい状況でも、素晴らしい仕事ぶりで、戦略も正しく機能しました。
僕らの後方では多くの混乱がありましたが、逆に前の方は落ち着いていました。
7位というのはとてもいい結果で、ランキングでも前との差を詰めることができました」

【ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)】(決勝リタイヤ)

「今日は最初の1コーナーの後でレースが終わってしまったことを残念に思っています。
1コーナーの進入では多くのマシンがサイド・バイ・サイドの状態で、かなり混雑した状況でした。
2コーナーでキミ(・ライコネン)とロマン(・グロージャン)の間にスペースを見つけたのですが、最終的には挟まれる形でどこにも逃げ場がなく、接触してしまいました。
それで僕のレースは終わってしまいました。
だれも責めることができない状況でしたが、大きなチャンスを逃したという意味では残念に思っています。
予選では結果につながりませんでしたが、週末を通してペースは良く、今日は順位を上げられる自信がありました。
もちろんライバルとポイントをかけてレースができればよかったのですが、パフォーマンスがよかった部分をポジティブにとらえ、この勢いをソチに繋げられればと考えています」

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のトスカーナGP決勝は、2度の赤旗という大荒れの展開の中、力強い走行を続けたAston Martin Red Bull Racingのアルボン選手が3位でフィニッシュし、キャリア初の表彰台を獲得しました。
最後は赤旗での再開から残り13周のスプリントレースのような形になりましたが、見事に前のマシンを捉えて結果に繋げたアルボン選手には、お祝いの言葉を贈りたいと思います。

Scuderia AlphaTauriのクビアト選手も周囲でクラッシュが多発する中でクリーンにレースを進め、7位入賞といいレースをしてくれました。
一方で、フェルスタッペン選手がスタート直後のPUトラブルによりポジションを落とし、そのすぐ後に他車との接触によりリタイアすることとなりました。
ガスリー選手もそのクラッシュに巻き込まれ、スタート周回で2台のマシンを失うことになったことは非常に残念に思っています。
アルボン選手の表彰台についてはうれしく感じていますが、速さを見せていた週末にPUのトラブルを抱えることになり、れわれにとっては厳しいレースになりました。
すでにファクトリーでの分析を開始していますが、徹底的に原因究明と対策を行い、次戦からのシーズン後半戦に臨みます」

提供:本田技研工業(株)

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トスカーナGP決勝、アルボン(レッドブル)3位に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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9月13日(日)15時10分(日本時間:22時10分)から今季F1第9戦トスカーナGPの決勝レースがムジェロ・サーキットを舞台に一部観客を入れて行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は30度、路面温度45度、路面はドライコンディションで決勝レース中に雨が降る心配はないとされている。

スタート前、3番グリッドのフェルスタッペン(レッドブル)のマシンにメカニックがカウルを外して作業を続けていて気掛かりだ。
オープニングラップでいきなりアクシデント、イエローコーションそしてセーフティカーとなった。
失速して追突された模様のフェルスタッペン(追突された)とガスリー(アルファタウリ)が早くもリタイヤとなった。
この時点のトップはボタス、以下ハミルトン、ルクレール、アルボン、ストロール、リカルド、ペレス、ノリス、クビアト、オコンの順。

7周目にレース再開。
直後に後方でまたアクシデント。
ストレートで起きたため再投入のセーフティカーはピットロードに誘導。
サインツ、ジョビナッツィ、マグヌッセン、ラティフィらがストップした模様、レースは8周したところで赤旗中断となった。
オコンはマシントラブル(ブレーキか)があるとしてレース離脱が通知された。
この時点で戦列に残っているのは13台のみ、事故の件については審議対象とされた。

再々スタートはフォーメーションラップのあとグリッドからのスタンディングスタートに。
ハミルトンがボタスを抜いてトップに、一方アルボンが7番手まで順位を落とす。
43周目、5位のストロールがコースアウト・クラッシュ、再度セーフティカーに。
ドライバーは左リヤタイヤがパンクしたと訴えている。
レースは再び赤旗中断に。
ピットインする際、規定の進路を外れたライコネンに対し、5秒ストップ・ペナルティのタイム・ペナルティが科せられた。
スタートからほぼ2時間経ってレース再開。
今度はハミルトンがポジションをキープ、最終周の1周前には満を持してファステストラップを記録しながら今季ベルギーGP以来の6勝目、自身通算90勝目を記録した。

2位にボタス(メルセデス)でメルセデスAMG勢の1-2。
3位アルボン(レッドブル)が自身初の表彰台を獲得、タイ人ドライバーとしても史上初を記録した。
以下、4位リカルド(ルノー)、5位ペレス(レーシング・ポイント)、6位ノリス(マクラーレン)、7位クビアト(アルファタウリ)、8位ライコネン(アルファロメオ)、9位ルクレール(フェラーリ)、10位ベッテル(フェラーリ)までが入賞。
11位ラッセル(ウィリアムズ)、12位グロージャン(ハース)までが完走。
リタイヤはストロール(レーシング・ポイント)、オコン(ルノー)、ラティフィ(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、サインツ(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてガスリー(アルファタウリ)の8台となった。

F1第10戦ロシアGPは再来週、9月27(日)14時10分(日本時間:20時10分)からソチ・サーキットを舞台に全53周で行われる。

トスカーナGP決勝レースの結果はこちら
トスカーナGPの画像はこちら

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