オランダGP、2026年で開催終了へ
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Yuki Tsunoda
11番グリッドからのスタートということで10位以内の入賞が期待されたレーシング・ブルズの角田裕毅だったが、結果は裏目に出たようだ。
決勝レースでは多くのドライバーがミディアムタイヤからハードへと繋ぐ1ストップ作戦を採った中、角田裕毅の戦略担当者はソフトタイヤでスタートするいう2ストップ作戦を選択するという奇手に出た。
結果は、通常作戦を採ったリカルドが14位から12位に順位を上げフィニッシュしたのに対し、11位スタートだった角田は17位に留まったことを見ても明らか。
同チームのローレン・メキーズ代表は「想像以上にトラフィックがひどかった」と、釈明。
これについて当の角田も「ピットインのタイミングも遅すぎたし、完全に作戦ミスだった」と唇を噛んだ。
オランダGPのスターティンググリッドは予選8位のアルボン(ウィリアムズ)が車両重量違反によりグリッド最後尾のペナルティ。
また予選12位のハミルトン(メルセデス)が他車のアタック妨害で3グリッド降格のペナルティを受けたため下記のように変更された。
【スターティンググリッド】(修正版)
1. ノリス(マクラーレン)
2. フェルスタッペン(レッドブル)
3. ピアストリ(マクラーレン)
4. ラッセル(メルセデス)
5. ペレス(レッドブル)
6. ルクレール(フェラーリ)
7. アロンソ(アストンマーティン)
8. ストロール(アストンマーティン) *
9. ガスリー(アルピーヌ) *
10. サインツ(フェラーリ) *
11. 角田裕毅(レーシング・ブルズ) *
12. ヒュルケンバーグ(ハース) *
13. マグヌッセン(ハース) *
14. ハミルトン(メルセデス) *
15. リカルド(レーシング・ブルズ) *
16. オコン(アルピーヌ) *
17. ボタス(ザウバー) *
18. 周冠宇(ザウバー) *
19. サージェント(ウィリアムズ) *
20. アルボン(ウィリアムズ) *
【註】*印は変更になったドライバー
Lando Norris
8月24日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGP公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は25度、路面温度31度、コースはドライコンディションとなっている。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
フリー走行でクラッシュしたサージェント(ウィリアムズ)のマシンはまだガレージで修復中だ。
トップタイムはペレス(レッドブル)が記録、角田裕毅(RB)は12番手で通過。
ここでの敗退はリカルド(RB)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(ザウバー)、周冠宇(ザウバー)、そしてノータイムのサージェントの5台となった。
続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ノリス(マクラーレン)がトップタイム。
ここでの敗退はサインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、ヒュルケンバーグ(ハース)、そしてマグヌッセン(ハース)の5台となった。
最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが決まる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションはノリス(マクラーレン)の手に。
今季ハンガリーGP以来となる自身通算4回の快挙となった。
2番手にオランダがホームグランプリのフェルスタッペン(レッドブル)、3番手ピアストリ(マクラーレン)、以下ラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)そしてガスリー(アルピーヌ)というトップ10になった。
オランダGP決勝レースは明日25日(日)15時(日本時間:22時)から全72周で行われる。
Logan Sargeant
8月24日(土)11時半(日本時間:18時半)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は小雨 、セッション開始時の気温は18度、路面温度19度、危惧されたとおり再びコースはウェットコンディションとなっている。
セッション序盤、またもブレーキトラブルかヒュルケンバーグ(ハース)がコースアウトしてフロントノーズを大きく損傷させた。
さらにサージェント(ウィリアムズ)がクラッシュ、出火もあってセッションは赤旗中断に。
なおヒュルケンバーグは損傷させたままガレージまで無理に走行したため危険走行ということで審議対象とされた。
バリヤ修復のため長い中断のあと残りわずか2分で再開。
一部がタイム計測出来ないままセッションは終了となった。
このあと注目の予選が手探りのまま行われる予定となっている。
Zandvoort Circuit
8月23日(金)16時(日本時間:23時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は21度、路面温度31度、コースはドライコンディションとなっている。
ドライになると各車強風に悩まされ、セッション序盤にはヒュルケンバーグ(ハース)が1コーナーでウォールにクラッシュ、赤旗中断となった。
またサインツ(フェラーリ)はギヤボックスのトラブルで以降の走行断念を強いられている。
初日トップタイムを記録したのはベルギーGPで失格の失意を味わったラッセル(メルセデス)。
これにピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)と続き、7番手に角田裕毅(RB)が食い込んだ。
ペレス(レッドブル)は12番手、リカルド(RB)は13番手だった。
明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。
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