2021/09/17

マクラーレン代表、「イタリアGP完勝は実力じゃない」

McLaren Team (C)McLaren Racing
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先のイタリアGPで実に2010年以来となる1-2勝利を収めたマクラーレン・チームは、その後ウォーキングのファクトリーに関係者を集めて祝勝会を開き勝利に酔いしれた。
しかし同チームのアンドレアス・ザイドル代表は「勝利はわれわれの実力じゃない」と、陣営を戒めた。

「確かにこの勝利は感動すべきもので、今われわれのモチベーションは最高に盛り上がっているが、しかしこれがほんとうの実力というものではない。
喜ぶのはこれで終わり、いつまでも夢中になるのは誤りだ。
今回はたまたま勝てたが、まだ上位チームとわれわれとの間には間違いなく大きなギャップがある。
彼らのように毎週、どのレースでも勝てるマシンを持って初めてトップ争いができるというものだ」

今回の勝利でコンストラクターズ・チャンピオンシップ3位争いでは大きなポイント差をつけたが、伝統チームの指揮官の目はさらに上位を見据えているようだ。

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2021/08/21

マクラーレン、タイトル獲得に向け最新風洞設備新設へ

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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かつてのチャンピオン・チームであるマクラーレン・レーシングが、タイトル獲得に向けて本格的に稼働する意欲をみせている。

これは同チームの指揮を執るアンドレアス・ザイドル代表が明らかにしたもので、2024年までにイギリス・ウォーキングにある同チームのテクノロジー・センターに最新仕様の風洞設備を新設しようとするもの。
現代のモーターレーシングでは実車を使わずコンピュータによるCFD(計算流体力学)を用いた開発が主流になりつつあるが、それでも風洞設備によるデータ収集はエアロダイナミックスの設計に欠かせない要素。

F1ではコスト削減のため使用制限も案じられる中、マクラーレン・レーシングは巨費を掛けて設置に動く模様だ。
なお現在同チームでは、かつてトヨタF1のベースだったドイツ・ケルンのTGR-E(トヨタ・ガズーレーシング・ヨーロッパ GmbH)の風洞設備を使用しているとのことだ。

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2021/07/28

マクラーレン、ランキング3位死守に向け全力投入

Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
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目下フェラーリ・チームとの間で激しくコンストラクターズ・ランキングを争っているマクラーレン・レーシングは、今週のハンガリーGPで新たなアップデートを投入、3位の座を死守したい考えだ。

これは同チームのアンドレアス・ザイドル代表が明らかにしたもので、次のように意欲をみせたもの。
「シーズン前から混戦になることが予想された中団グループの争いだが、ここまできてどうやらウチとフェラーリとのバトルになることが見えてきた。
彼らにはこれまでの経験あるうえに強力なドライバーが揃っているという武器がある。
これに対抗するため、シーズンが終わるまでわれわれは死力を尽くさなければならない」

フェラーリのルクレール&サインツがそれぞれランク6位&7位と拮抗しているのに対し、マクラーレンのほうはノリス3位に比べ適応に苦しむリカルドが8位と出遅れているのが気掛かりなことだ。

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2021/05/29

大好評だったガルフ・カラーのマクラーレン『MCL35M』

Lando Norris (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングは今回のモナコGPで長い歴史を持つスポンサーである『ガルフ・オイル』とのパートナーシップを讃えるため、両者のかつての栄光を彷彿とさせる黄色と白をベースとした特別カラーリングで臨んだが、これがすこぶる好評価を得たことを明らかにした。
これにはカラーリングのみならずモナコGPではランド・ノリスが3位表彰台を獲得するなど実力が伴ったことも大きかったようだ。

しかし同チームのアンドレアス・ザイドル代表は「あくまでもこのカラーリングはモナコ一戦限りの特別措置」として継続する予定のないことを明らかにしている。

今回の特別カラーリングはマシンだけではなく、スタッフやドライバーらのウェアなどにも使われた他、両ドライバーのヘルメットはレース後チャリティ・オークションに供される予定とのことだ。

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2021/05/28

苦渋が続くダニエル・リカルド(マクラーレン)

Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
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満を持してこれまでのルノー・チームから移籍したマクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドだが、今回得意としている筈のモナコGPでもチームメイトのランド・ノリスから予選・決勝ともに後塵を拝す結果となった。

これについて同チームのアンドレアス・ザイドル代表は、「リカルドは『MCL35M』の性格にまだ馴染めないでいる」と、擁護する姿勢をみせている。

「ウチの『MCL35M』を速く走らせるには独特のドライビング・スタイルが必要だ。
その意味でノリスのほうは昨シーズンからの経験もありうまく対応ができているが、残念ながら現時点でリカルドはまだ苦しんでいるようだ。
それでもシーズン当初から比べれば、彼は成長していると思う。
課題はあるが、解決に向けてまたアゼルバイジャンに向かうことになる。
次はもっと成長しているものと期待しているよ」

これまでの5戦でノリスが3位表彰台2回を含め、全戦入賞を遂げているのに対し、リカルドは最高が6位に留まっている。

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2021/01/09

マクラーレン首脳、テスト制限の影響を懸念

Daniel Ricciardo (C)Renault Sport F1
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2021年シーズン、ルノー・チームからベテランのダニエル・リカルド(31歳:オーストラリア)をエースとして迎え入れるマクラーレン・チームだが、テスト日数削減の影響を懸念していることを明らかにした。
これは同チームのアンドレアス・ザイドル代表が『ザ・レース』で次のように語ったもの。

「リカルドはとてもフレンドリーで、このチームにすでに何年もいるような親しみをみせているよ。
彼の持つ豊富な経験はきっとわれわれの戦いを引っ張っていく筈。
彼と一緒に新しいシーズンを迎えるのをみんな楽しみにしているんだ。
しかし心配なこともある。
それは開幕まであまりにテストの機会が少ないことで、これは移籍組にとって不利になる。
シミュレーターである程度カバーできるとしても、実際にドライビングする価値は計り知れないからね」

F1のシーズン前テストは一昨年が8日間、昨年が6日間、今年はわずか3日間にまで削減されている。

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2020/11/12

ザイドル代表(マクラーレン)は2日間日程に好意的

Image (C)Mercedes Motorsports
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大幅なスケジュール変更を強いられた今年のF1では、イモラ・サーキットでのロマーニャGPで初めての試みとしてグランプリウィークが土・日2日間の日程で行われた。
これは将来的に現在の3日間から2日間での開催の可能性を探る意味もあったとされる。

ただこれまでとは異なるルーティンに多くのドライバーやチーム関係者からはタイヤの評価やマシン・セッティングの時間が足りないなど否定的な意見が支配したようだ。
またデータ不足は多くのデータやリソースを持つ大規模チームにより有利に働くという危惧を持つ声もあった他、日程短縮による収入減という現実も指摘されている。

そんな中、マクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は次のように前向きの見解を明らかにした。
「確かにマイナスの部分も考えられるが、それはみんな同じこと。
しかしF1全体の将来を考えれば、個々のグランプリウィークを短縮し、イベント数を拡大するというのも一つの案だろう。
現場だけでなくイベント主催者やテレビ局などの意見もよく聞いて採り入れるべきこと」と、BMWやポルシェで要職を務めた大物らしい度量の広いところをみせた。

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2020/05/28

マクラーレン・チーム代表、「リカルド優遇のつもりはない」

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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今季で離脱が決まったサインツの後任に、ベテランのリカルド(30歳:オーストラリア)加入を正式発表したマクラーレン・チームだが、特別扱いするつもりはないことを明言した。

これは同チームのアンドレアス・ザイドル代表がイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で明らかにしたもの。
その中でこのドイツ出身の指揮官は次のように語っている。

「30歳で9シーズンもの経験があるリカルドは、まだ20歳で経験1年の若者と組むことになるが、われわれはリカルドとノリス二人の対応に差を付けるつもりはない。
つまり、二人のドライバーは互いに対等な立場ということになる。
ただこれはサインツとノリスという共に若手ドライバー二人を擁した現在のものとは意味合いが違ってくることだろう。
なにせ、リカルドは7回という優勝経験があるのだからね。
われわれはそのリカルドの経験を活かしながらも二人を同条件で競わせてチームを活性化させていくつもりだ」

折りしも1200名という大量リストラが表面化したマクラーレンで、これまでポルシェという大所帯で指揮を執ってきた同代表にとって、新たな立場での繊細な能力が問われるのは間違いないところだ。

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2020/05/19

マクラーレン代表、「リカルドはチャンピオン候補」

McLaren 『MCL35』 (C)McLaren Group
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フェラーリにカルロス・サインツを送り出す前、すでにいち早くその後任に現ルノーのエースドライバーであるダニエル・リカルド(30歳:オーストラリア)を据えたマクラーレン・チームのアンドレアス・ザイドル代表は、そのポテンシャルを高く評価した。

「リカルドのことは、実は以前から追っていたんだ。
まるで彼のファンのように、ね。
しかし惜しいところで思惑は一致せず、彼と契約するところまでは至らなかった。
サインツもノリスも間違いなく良いドライバーだが、まだ優勝経験はない。
その点リカルドはすでに7回もの優勝に輝いたベテランだ。
彼がわれわれのチームで果たす役割は実に大きいものとなるに違いない。
2021年のわがチームのドライバー・ラインナップは理想的なものとなったよ。
チャンピオンだって夢じゃない。
これによりわれわれは急速に復活への道を歩むことになるだろう」

マクラーレン・チームの最後の優勝は、実に8年前の最終戦ブラジルGP(ジェンソン・バトン)まで遡る。

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2020/03/15

ザイドル代表(マクラーレン)、「スタッフの安全が最優先事項」

Albert Park Circuit (C)Pirelli Motorsport
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他チームがいち早く撤収を終える中、オーストラリアGPキャンセルのきっかけを作ったマクラーレン・チームでは検査で陽性と判定されたスタッフら15名のメンバーが観察のため隔離措置となりメルボルンに居残りを余儀なくされている。

そしてその後、同チーム代表であるアンドレアス・ザイドル氏も現地に残っていることがわかった。
ドイツの専門誌『アウト・ビルド』によればこれは『チーム連帯』のためなのだという。

「元よりわれわれは何よりもメンバーの安全を最優先にしている。
今回は急な出来事だったが、参戦辞退の判断を下すのに何の躊躇もなかった。
14名はまだ感染がクロと判定された訳ではなかったが、一人でも陽性者が出た以上、迷う余地はなかったよ」と、ザイドル氏。

かつて母国の自動車メーカーであるBMWやポルシェで幹部として豊富な経験を持つ同氏は、また今回自身の判断がオーナーによって100%支持されていたことも強調した。

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