2020/08/05

『ピンク・メルセデス』の命運、5日(水)に

Racing Point 『RP20』 (C)Racing Point F1
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FIA(国際自動車連盟)は、今年のパドックで他チームから『ピンク・メルセデス』と揶揄されているレーシング・ポイント・チームの2020年型マシン『RP20』について、今週の5日(水)にあらためて合法かどうかの審査を行う構えという。

この問題についてはこれまでも審議の対象とされているが、現在に至るまではレギュレーション違反とはされていない。
しかしイギリスGPを受けての週末に再びルノー・チームから異議申し立てが行われたため開かれるもののようだ。
今回の焦点は、フロントのブレーキダクト内部の構造にあるのではないかと言われている。
ただ結論が出るまでには1週間程度掛かる見通しという。

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2020/08/04

ヒュルケンバーグ(R.ポイント)のトラブルはクラッチのボルト

Nico Hulkenberg (C)Pirelli Motorsport
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正規ドライバーであるセルジオ・ペレスの新型コロナウイルス陽性反応により、急きょ代役に抜擢された前ルノーのニコ・ヒュルケンバーグ(32歳:ドイツ)だったが、期待された決勝レースではエンジンが始動できないというトラブルによりグリッドにすら着くことなくリタイヤという不完全燃焼でイギリスGPを終えた。

同チームのオットマー・サフナウアー代表が説明したところによれば、クラッチハウジング内部のボルトが折れて引っ掛かったためにエンジンが始動できなくなったものとのこと。
部品そのものに問題があったのか、または規定トルクを外れるなど作業上の問題だったかは今後究明にあたるという。
いずれにせよ、これらコンポーネンツはメルセデス・モータースポーツから供給されたパッケージの一部ということで、ここまで功を奏した大活躍の裏返しという皮肉な結末のようだ。

なおヒュルケンバーグは引き続き今週末の『70thアニバーサリーGP』にも同チームから出走の予定になっている。

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2020/08/02

ペレス陽性は私的行動が原因もチームは擁護

Sergio Perez (C)Racing Point
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今回のイギリスGPを新型コロナウイルス検査の陽性反応により欠場を余儀なくされたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス(29歳:メキシコ)だが、その感染は一時帰国という私的行動が原因だったことがわかった。

それによればペレスは第3戦のハンガリーGP終了後、チームから離れて母国メキシコに帰国、その際に感染したとみられている。
この帰国は最近事故に遭ったとされる母親の見舞いのためだったとのことだ。
この時期にヨーロッパ地域からアメリカ大陸への移動には感染リスクがあったのは事実で、FIA(国際自動車連盟)が示した行動規範に反していたことも事実だが、同チームのオットマー・サフナウアーは次のように語っている。

「ペレスが感染してしまったという現実は残念に思うが、しかし彼はチームとの契約に反した行動を取った訳ではない。
チームのために走るという仕事は完璧にこなしていたし、プライベートで家族と会ってはいけないという契約条項もなかったのだから」と擁護。

さらにペレスは帰国するにあたってチームと事前に連絡を取り、民間の便を使わずプライベート機を利用するなど感染防止に万全の措置を採っていたというが、代償は大きいものになった。

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2020/08/01

「信じられない24時間」とヒュルケンバーグ(R.ポイント)

Nico Hulkenberg (C)Pirelli Motorsport
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わずか一日で再びF1ドライバーの座を取り戻した前ルノー・チームのニコ・ヒュルケンバーグは、「予想もしなかった24時間だった」と、本人曰わく『クレイジーな体験』を振り返った。

「昨日の夕方には僕はまだドイツの自宅にいたんだ。
そしたらチームから電話を受け、その日のうちに飛行機に飛び乗ってチームに合流し真夜中までシート合わせをしていたよ。
でも僕はまだ今年のスーパーライセンス発給を受けていなかったので、ほんとうに乗れるまでFIA(国際自動車連盟)との掛け合いが大変だった。
幸い彼らも素晴らしい対応をしてくれて、普通じゃ考えられない迅速な処理をしてくれた。
でもまったく初めてのマシンに乗り込んで、僕が覚えたのはまだ複雑な操作の一部だけ。
8か月のブランクはとても大きいものだったと痛感させられたよ」

まだチームメイトのストロールには劣るとしても、ヒュルケンバーグは午前の走行では9番手、午後はさらに7番手まで順位を上げてみせた。
そして今日(土曜日)は注目の公式予選が行われる。

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コロナ検査陽性のペレス、最悪3戦欠場の危機

Sergio Perez (C)Racing Point
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イギリスGP開幕を目前に、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が確認されたレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスたが、欠場は今週末だけに留まらないようだ。

というのも現在ペレスが滞在するイギリスでは陽性だった場合の隔離期間が最低10日間とされていて、これで同じく来週シルバーストーンで行われる『70thアニバーサリーGP』も自動的に欠場。
さらに翌週スペインへの入国が許可されなかった場合、続くスペインGPへの出場も叶わず最悪3戦連続欠場ということになりかねない。

ペレスにとってタイミングが悪いことに、レーシング・ポイントは先のハンガリーGPで予選2列目を独占するなど近年にない高い戦闘力をみせつけたばかり。
今回のフリー走行でも僚友ストロール(レーシング・ポイント)がトップタイムをマークするなど絶好調。
2021年シーズンに向けてペレス自身に課せられたパフォーマンス発揮にも痛恨の支障が生じそうだ。

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2020/07/28

ペレス(R.ポイント)、仰天フェラーリ入りの可能性も

Sergio Perez (C)Ferrari S.p.A
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急浮上したフェラーリによるセバスチャン・ベッテルの放出で、来季アストンマーティンのワークス体制となる現レーシング・ポイント入りが噂になっているが、その場合すでにレーシング・ポイントとの契約を持つセルジオ・ペレスかランス・ストロールいずれかの契約解除が現実となる。

一般的にはオーナーで父親でもあるローレンス・ストロール氏との関係からランスのほうが残留、複数のスポンサーと共にペレスがチームを離れるとの見方が強い。
ペレスはおそらくアルファロメオ・レーシング入りが有力とみられるがハースという可能性もある。

他方、レーシング・ポイント内部ではランスのほうの離脱を示唆する動きがない訳でもない。
ランスはまだ若い(21歳)ので、いったん他チームで経験を積まそうというアイデアだ。
またチームにリザーブドライバーとして残る可能性もあるという。

ところがここに来てペレスがフェラーリ入りするという仰天アイデアも伝えられた。
その背景にはペレスの強力な後ろ盾でもある『テルメックス』グループを率いるメキシコの富豪カルロス・スリム・ドミット氏の存在があるようだ。
同氏は近年フェラーリとの間で強い絆を有している。

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2020/07/24

「最高のマシン真似ないほうがアホ」と、レーシング・ポイント

Racing Point 『RP20』 (C)Racing Point F1
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シーズン前テストの快走で予想された通り、ハンガリーGP予選ではグリッド第2列を独占するなど高い戦闘力をみせたレーシング・ポイント『RP20』には『ピンク・メルセデス』との揶揄が絶えない。
こうした批判についてレーシング・ポイントのオットマー・サフナウアー代表は、「最高のマシンを真似ないほうがアホ」と断じて波紋を呼んでいる。

「確かにわれわれのマシンは昨年のメルセデスに似ているかも知れないが、同じレギュレーションの中で速さを追求していけば似てくるのは当然のこと。
われわれに言わせれば、逆にどうして合法的に真似しないの、ということだ。
まして本家と同じパワーユニットを搭載しているのだし、こうしたアプローチは非難されるべきものではないよ」と、同代表。

しかし同チームメイトの場合には設計図が流出という噂もあり、こうした手法に反発した他チーム(ルノー)からはFIA(国際自動車連盟)に正式抗議が提出される騒動になっている。

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2020/07/23

ペレス(レーシング・ポイント)、「移籍の覚悟出来てる」

Sergio Perez (C)Racing Point
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いま急速に高まっているセバスチャン・ベッテル(現フェラーリ)レーシング・ポイント移籍の話題だが、その場合にシートを失うのはエース格であるセルジオ・ペレスのほうというのが専らの見方だ。

これについて当のペレスは次のようにスペインのテレビ局『モビスター』に語っている。
「もしも噂のようにベッテルがウチのチームに加入ということになれば、そりゃ放出されるのは僕のほうになるんだろうね。
だってランス・ストロール(チームメイト)はオーナーの息子なんだからさ。
誰だってまさか自分の息子を追い出すなんてことしないものね。
僕とは来年の契約もあるけれど、でもF1の契約なんてそういうものだからこちらの覚悟はとうに出来ているよ。
ただチームは僕と共にメキシコから多くのスポンサー契約を結んでいるからそっちの処理はたいへんだろうけどね」

そのペレスにはアルファロメオ・レーシングからすでにコンタクトがあるとも伝えられている。

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2020/07/22

レーシング・ポイント、来季ベッテル獲得に意欲

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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今季限りでのフェラーリ・チーム離脱が決まっているセバスチャン・ベッテル(33歳:ドイツ)たが、まだ来シーズンの去就については不明のままだ。
これについてハンガロリンクのパドックではレーシング・ポイントが興味を示しているとの噂が専らだった。

同チームのオットマー・サフナウアー代表は「いま不調とされるベッテルだが、それでも最高レベルにあるのは間違いない。
誰だって獲得に関心を持たないところはないよ」と、熱い。

同チームは来季アストンマーティンに名称変更すると共にワークス体制になることが決まっていて、ドライバーについても基本現在のセルジオ・ペレス&ランス・ストロールというラインナップが継続されるものとみられていた。
もしベッテル獲得となった場合には、違約金を払ってペレス放出になる可能性が高いようだ。
アストンマーティンの大株主でもあるローレンス・ストロール/オーナーの子息であるランス・ストロールは残留の見込みで、これを後押しするように今回のハンガリーGP予選でランスは先輩を凌ぐ3番グリッドを獲得するスピードをみせている。

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2020/07/21

『ピンク・メルセデス』に他チームから異論続出

Image (C)Racing Point
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シーズン前テストに登場したレーシング・ポイントの新型車『RP20』に対し、昨年のチャンピオン・マシンであるメルセデスAMGチームの『W10』に酷似していることから『ピンク・メルセデス』と揶揄する声が上がっていたが、今回のハンガリーGP予選で同車がチーム史上最高位となるグリッド3-4位を占めたことからなお一層反発の声が固まっている。

レッドブル・レーシングのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「こんな行為が許されるのであれば、われわれもアルファタウリとの間で同様のことをするが、しかしそれは本来のF1ではない」と、非難。
またルノー・チームにおいてはシュタイヤーマルクGP時に続き今季2度目となる正式抗議をFIA(国際自動車連盟)に申し立てたことを明らかにした。

このためレース結果は暫定となるが、しかし正式に裁定が下されるには数か月の時間が掛かるとみられ、関係チームに起きた波紋は依然収まるところを知らない状況が続くことになる。

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