2020/03/04

フェラーリ新型車不振なら来季に戦術変更も

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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シーズン前テストを終え、新型車『SF1000』の戦闘力不足が指摘されたフェラーリ・チーム、表向きは否定するものの事実であれば戦術変更の可能性もあることを首脳陣が示唆している。

これは同チームを率いるマッティア・ビノット代表が明らかにしたもので、次のように語ったとのことだ。
「残念ながらテストではわれわれが期待したレベルにはなかったのが事実だ。
しかしもちろん開幕まで全力を挙げて対応しているところでもあるし、シーズンに入ってからも改良は続けられる。
ただ状況によってはいつまでも今年のマシンに関わってばかりもいられない事情もある。
大幅にルールが変わる2021年にはまったく新しいマシンを用意しなければならないからだ。
そのため必要であれば戦術を変更することもない訳ではない」

今年のフェラーリ製パワーユニットはライバルほどのパワーが出ていないとみられ、その原因が疑惑を呼んだ燃料システムの変更にあると指摘する向きもある。

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2020/02/23

フェラーリ・チーム代表、新型車『SF1000』のペースに懸念

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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3日間に渡ったシーズン前テスト前半を終え、11番手-6番手-13番手となったフェラーリ・チームの新型車『SF1000』のペースに懸念の声が聞かれている。
これは同チームのマッティア・ビノット代表自身が明らかにしたで、テスト後の記者会見で次のように語ったもの。

「まだ2020年シーズン最初の3日間が終わっただけだが、今の時点であまり楽観的には捉えていない。
もちろんチームによってテスト内容は様々で、いまタイムだけ比べることに意味はない。
しかし正直なフィーリングとして、他チームのマシンのほうがわれわれよりペースが速いのではないかという感触があるのは正直なところ。
まだ評価を下すには早すぎるのが事実だが、だからといってわれわれが何の懸念も持っていないとも言いかねる」

この発言もこの時期の常套手段である『三味線』なのか、あるいはこのイタリア人が正直過ぎるのか、答はやがて示される。

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2020/02/12

フェラーリ、「『SF1000』は大幅にコンセプト変更」

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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12日(水)、タイトル奪還を狙うフェラーリ・チームは2020年シーズンを戦う新型車『SF1000』を発表したが、今回のモデルは昨年までとはその開発コンセプトを大きく変更したものであるとした。
これは同チームのマッティア・ビノット代表が発表会の席上で次のように明らかにしたもの。

「2020年は前年とほとんどレギュレーションに変更がないので革新的な変化は望むことはできない。
しかしわれわれはその中で大胆にコンセプトの変更に取り組んだ。
モノコック本体だけでなくパワーユニットを始め関連する機器やギヤボックスなどすべてのコンポーネンツをスリム化しボデイワークの改善に寄与させ、それによりエアロダイナミックスが間違いなく進化したことがわかるだろう。
さらにこれに合わせてサスペンションの見直しも図られている。
見た目以上に進化したこのマシンでわれわれは今年タイトルを獲りに行く」と、自信をみせている。

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2020/01/05

フェラーリ・チーム、2020年マシンもベッテル中心に

Ferrari 『P671』 (C)Gazzetta dello Sport
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昨季も悲願のタイトル奪取には至らなかったフェラーリ・チームだが、2020年シーズンもマシン開発はセバスチャン・ベッテル中心に行われていることがわかった。

昨季、同チームではシーズン前テストから好調で、十分王者メルセデスAMGチームに立ち向かえるものと期待が高まった。
しかし先にポールポジションを獲得したのも、また先に勝利を記録したのもまだF1で2シーズン目の新人であるシャルル・ルクレールのほうで、エースのベッテルはその陰に霞むばかりだった。
口さがないイタリア・メディアの中には「もうチームの中心はベッテルからルクレールに移った」と書き立てられる有り様となった。

こうした中、同チームのマッティア・ビノット代表は2020年マシンもベッテルのドライビング・スタイルに合わせてデザインされたと認めるもので、引き続きチームがベッテル中心に戦う姿勢であることを示した形となったものだ。
逆にベッテルにとってはまさに今シーズンがF1キャリアの正念場となりそうだ。

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2019/12/20

フェラーリ、艶消しカラーリングの効用を強調

2019 Scene (C)Ferrari S.p.A
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先に2020年新型車の発表スケジュールを明らかにしたフェラーリ・チームだが、そのカラーリングが2019年マシンと同様艶消し(マット)なものになることがわかった。
同チームのマッティア・ビノット代表はその理由を「純粋に勝利のため」として戦術上の方策であることを強調している。

それによれば艶消し塗装にした場合、通常のもの(グロス塗装)よりクリア塗料が省けるなどの理由から全体で1台あたり約2キロもの重量が軽減できるとのこと。
さらにスポンサー・ロゴも塗装の上から貼るステッカータイプのものでなく、それ自体も塗装として表面の抵抗を無くすという。
同代表は、これらの効果を看過できないレベルのものとして強調した。
なお同様の手法はレッドブル・レーシングやルノーなどでもトライされている。

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2019/12/18

フェラーリ代表、「F1に足りないのは女性ドライバー」

Susie Wolff (C)Williams F1
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フェラーリ・チームのマッティア・ビノット代表は、英『ロイター』の取材に応え、若手ドライバーの育成について次のように言及した。

「F1チームの責任として、常に新しい若手ドライバーの発掘、育成がある。
われわれもFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)を通じて幾多の有能なドライバーを育ててきた実績がある。
今のシャルル・ルクレールもその一人。
私はFDAドライバーの選抜に関与することはないが、毎年新しい有能なドライバーが複数加入してプログラムを継続させている。
いまシューマッハやアレジなど2世ドライバーの名前も聞かれているようだね。
しかし一つだけ今のF1に足りないのは、そう女性ドライバーの存在だ。
F1がモータースポーツのトップとして認められるには、女性ドライバーは欠かせないと個人的には思っているよ」

近年ではスージー・ウォルフさんがウィリアムズ・チームで開発ドライバーを務めたが、レース出走には至らなかった。

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2019/12/16

フェルスタッペン(レッドブル)のほうからも「フェラーリは願い下げ」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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フェラーリ・チームのマッティア・ビノット代表はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンについて、「ウチのドライバー・リスト外」と移籍の可能性を否定したが、これに呼応するようにフェルスタッペンのほうからも「ルクレールのチームメイトになることはない」との見方を返し、注目を集めている。

ビノット代表の発言は、以前フェルスタッペンが同チームの燃料疑惑について言及したことを理由にしたものだが、2020年の戦績次第ではメルセデスかフェラーリの上位チーム移籍を匂わせていたフェルスタッペンにとって両者の関係がこじれた場合、移籍の可能性が一つ消えることになる。
もっともこれはホンダにとって『良いニュース』になるのかも知れない。

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2019/12/15

フェラーリ・チーム代表、「フェルスタッペンはリスト外」

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのマッティア・ビノット代表は、どうやら以前マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が行った発言に遺恨を持っているようだ。

同チームではエースのベッテルとの契約が2020年末までであることからその後任となるドライバーについて複数のドライバーの名前が囁かれている。
しかしフェルスタッペンについてその可能性を聞かれたビノット代表は次のようにこれを否定した。

「彼とは話をしたことがあるよ。
しかし残念ながら彼がわれわれのチームで走ることはないだろう。
なぜなら彼の不用意な発言がわれわれにいろいろな問題をもたらせているからだ。
口は災いの元と言うが、時には沈黙のほうにより価値があることもある」と、FIA(国際自動車連盟)が燃料疑惑の調査に入ったことを示唆。
「フェラーリが不正を働いたと非難するようなドライバーがわれわれと一緒にやるなど到底受け入れられない」と、断じた。

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2019/12/04

燃料規定違反のフェラーリ、「通常の手順踏んだ筈」

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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先のアブダビGPの際、申告した燃料の量と実際の搭載量との間に4.89kgもの食い違いがあったとして罰金処分を受けたフェラーリ・チームだが、同チームのマッティア・ビノット代表は「故意による行為ではなかった」と強調した。

それによればアブダビGPの際も通常の手順を踏んで燃料を給油しており、元より数字を誤魔化すなどの意図はまったくなかったという。
「今シーズンは計10回目の燃料チェックだったと思う。
いつものようにやっていた筈なのに、なぜ今回だけこのような差異が生じたのか、詳しく究明する必要がある」と、ビノット代表。

その上で、同チームの燃料に疑惑の目が注がれていた時期にこれが重なったことで、「なんともタイミングが悪すぎる」と嘆いた。

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2019/11/25

フェラーリ代表、それでも「ドライバーを制限しない」

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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ブラジルGPで同士討ちを演じたフェラーリ・チームのレースドライバー、ベッテル&ルクレールに対してはチームの母体であるフィアット/クライスラー・グループ総帥からも非難の声が上がるなど大きな騒動になっているが、それでもチームはバトルを制限するような管理はしないことを明らかにした。

これは同チームのマッティア・ビノット代表が語ったもので、過去ハミルトンとニコ・ロズベルグとの間でやはり同様の緊張状態があったことを引き合いに次のように語っている。

「当時、トト・ウォルフ氏(メルセデス)がどのような対応を取ったのか、私は知らない。
われわれはわれわれの方法を採るが、それはドライバーどうしのバトルを制限するようなものではない。
どこまでリスクを取るかはドライバー自身の判断であり、彼らにはこれまで通り戦わせるだろう。
ただ今回は誤りがあったということだ」と、ビノット代表。

過去メルセデスでは騒動後、スタート時や追い抜き時のルールを定め、ドライバーに言い渡したとされる。
結果的にロズベルグがチームを去ることで騒動は落ち着いた。

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