2020/07/02

フェラーリ、アップデート版は第3戦からの投入へ

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンこそ2007年以来となるタイトル奪還を期すフェラーリ・チームだが、開幕戦となるオーストリアGPに持ち込むのは最後の実走となったシーズン前テスト(バルセロナ)と基本的に同じスペックのものになることがわかった。

これは同チームのマッティア・ビノット代表が明らかにしたもの。
同代表によれば、同チームの今季マシン『SF1000』はエアロダイナミックス等に懸念される部分があるものの、ファクトリー閉鎖の期間もあってまだその解決には至っておらず、開幕2戦はこのままの仕様で臨まざるを得ないとのこと。

バージョンアップされた『SF1000』は早ければ第3戦のハンガリーGPには投入したいとのことで、開幕2戦は跳ね馬ファンにとっては我慢のしどころということになりそうだ。

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2020/06/18

フェラーリ、実は着々とバージョンアップか

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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今シーズンは開幕直前にファクトリーでの作業にもストップが掛かったため、各チームとも開発が中断するという影響が出た。
とりわけ感染序盤の時期のイタリア北部は企業活動への影響が大きく、中でもシーズン前テストで出遅れた感のあったフェラーリは深刻と伝えられた。

しかしイタリア・メディアが最近伝えるところでは、エアロダイナミックスこそ開発がまだ不十分であるものの、同じく課題とされたパワーユニット本体やギヤボックスなどは当時のものから数段バージョンアップが図られているということだ。

同チームのマッティア・ビノット代表は相変わらず開幕オーストリアGPの2連戦での苦戦を口では予想するものの、本心はスピード改善に自信を持っているとの見方が強い。
それが事実かどうかは7月4日(土)に行われる予選結果で明白になることだろう。

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2020/06/10

フェラーリ首脳、「開幕時での活躍は無理」

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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新型コロナウイルスに翻弄された2020年のF1もいよいよ7月のオーストリアGPを皮切りにスタートするが、シーズン前テストで戦闘力不足を指摘されたフェラーリ・チームはここでも弱気のようだ。
同チームを率いるマッティア・ビノット代表は次のようにスペインの『マルカ紙』に語っている。

「われわれが初戦のオーストリアからチャンピオンシップをリードする戦いを演じるというのは正直難しい。
なぜならここまで長くファクトリーが閉鎖されていたのでその間風洞実験などの作業ができていないからだ。
つまり開幕時の遅れを取り戻すのはこれからということにならざるを得ない。
いま全力で今年のマシンを見直しているところで、改善の効果がみられるのはまだ数戦先ということになるだろう」と、控え目。

また同代表は開幕で戦闘力を発揮しそうなのはやはり王者メルセデスで、これにレッドブルが肉薄すると予想。
その上で「レッドブルが初戦から連勝を続けても驚くことはない」と付け加えた。

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2020/06/09

フェラーリ代表、ベッテルの今後の活躍に期待示す

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン限りでセバスチャン・ベッテルとの袂を分かつ決断を下したフェラーリ・チームだが、同チームのマッティア・ビノット代表はスペイン・マドリードの日刊スポーツ紙『マルカ』で今後の活躍への期待に言及した。

「ベッテルとは様々な理由があって互いに異なる道を歩むこととなった。
その理由については契約の期間であるとか、年棒の多寡だとか言われているがそんな単純なものではない。
ただ将来に掛けるビジョンについて一致した夢を描くことができなかったのだ。
喧嘩別れする訳でもなし、われわれは彼が今後もF1で活躍することを願っている」

同代表はただ一部にメルセデスAMGチームの候補としてベッテルの名前が挙げられていることについて、「そうなればうれしいことだし、移籍先での健闘を祈りたいが、しかしわれわれより速くは走って欲しくないね」と、和ませた。

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2020/05/15

フェラーリ、「F1コスト削減強行ならインディカー参戦も」

Indycar Image (C)Honda Racing
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ベッテルの離脱に加えサインツを獲得してF1で注目を集めたフェラーリ・チームだが、今度はさらにインディカー・シリーズ参戦という新たな話題で関心を呼びそうだ。
これは同チームのマッティア・ビノット代表が地元イタリアのテレビ局『スカイ・イタリア』で明らかにしたもの。
それによればこれにはF1がいま進めているコスト削減が関係しているとのこと。

「かねてコスト削減を進めているF1は、現在コストキャップの上限を年間1億7500万ドル(約187億円)までの低下で合意されているが、今回の新型コロナウイルスの影響によるF1の財政悪化でさらに大きく削減しようとしている。
われわれには企業として従業員の雇用を維持する社会的責務があるが、しかしそれほど縮小となればファクトリーの人員を維持できなくなってしまう。
従って余剰人員対策として考えているのがインディカー・シリーズへの参戦だ。
幸い、アンドレッティ(F1王座にも輝いたマリオ氏)からは熱心に誘われていたしね」と、前向き姿勢。

インディカー・シリーズの主戦場である米国はフェラーリにとっても重要な市場であるが、ただインディカーはF1に比べ制約が多いのが少々難点か。

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2020/04/25

新F1コスト削減案、依然フェラーリは反対

 Image
新型コロナウイルスの影響で2021年から翌年まで延期された大幅ルール改定に合わせ、F1はバジェットキャップ(予算制限)をさらに強化しようとしている。
各チーム総額1億7500万ドル(約187億円)とされていた限度額はとりあえず1億5000万ドル(約160億円)まで減額することで合意が図られているが、大勢はこれよりさらに減額する必要があるというもの。

しかし、依然としてフェラーリはこれに頑強に抵抗、一時は「減額が強行されるならF1撤退」とまで報じられた。
さすがにこれについてはチームのスポークスマンが「行き過ぎた報道」として公式に否定したが、抵抗の姿勢は変わっていないようだ。

同チームのマッティア・ビノット代表は、「これ以上減額となるなら人員を含めて大幅な犠牲を払わなくてはならない。
フェラーリとしては設立以来のモーターレーシングのDNAを考え直す必要に迫られる」と強硬な構えを維持した。
なおこの上限額にはドライバーの給与、マーケティング費用、法務および財務費用、そしてFIAが認めた非F1活動等の費用は含まれない。

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2020/04/11

フェラーリ代表、「チームには個別の事情」と釈明

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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以前から膨大な活動費が負担になっていたところ、今回の新型コロナウイルスの影響でF1チームはさらに財政面が逼迫に追い込まれていて、かねて議論されてはたバジェットキャップ(予算制限)が喫緊の課題として挙げられている。
しかし先に行われたFIA(国際自動車連盟)やF1、それに各チーム代表らによるテレビ会議では、フェラーリやレッドブルの反対により合意を得ることができなかったことがわかっている。

これは、2022年からの大幅レギュレーション改定を機に、1チーム総額1億7500万ドル(約191億円)とされた限度額をさらに総額1億ドル(約109億円)まで減額しようとするもの。
しかしこれに反対したことについてフェラーリ・チームのマッティア・ビノット代表は、「基本的には減額する方向に賛成だが、チームの活動はそれぞれみんな取り巻く事情が異なるもので、単に一律に減額するというのには賛同しかねる」と、個別の金額を設定するよう主張した。

残念ながらいまのところ全チームが同意するような環境には至っていないが、昨今のF1を取り巻く状況はさらに悪化していると言わざるを得ないものだ。

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2020/03/04

フェラーリ新型車不振なら来季に戦術変更も

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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シーズン前テストを終え、新型車『SF1000』の戦闘力不足が指摘されたフェラーリ・チーム、表向きは否定するものの事実であれば戦術変更の可能性もあることを首脳陣が示唆している。

これは同チームを率いるマッティア・ビノット代表が明らかにしたもので、次のように語ったとのことだ。
「残念ながらテストではわれわれが期待したレベルにはなかったのが事実だ。
しかしもちろん開幕まで全力を挙げて対応しているところでもあるし、シーズンに入ってからも改良は続けられる。
ただ状況によってはいつまでも今年のマシンに関わってばかりもいられない事情もある。
大幅にルールが変わる2021年にはまったく新しいマシンを用意しなければならないからだ。
そのため必要であれば戦術を変更することもない訳ではない」

今年のフェラーリ製パワーユニットはライバルほどのパワーが出ていないとみられ、その原因が疑惑を呼んだ燃料システムの変更にあると指摘する向きもある。

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2020/02/23

フェラーリ・チーム代表、新型車『SF1000』のペースに懸念

Ferrari 『SF1000』 (C)Ferrari S.p.A
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3日間に渡ったシーズン前テスト前半を終え、11番手-6番手-13番手となったフェラーリ・チームの新型車『SF1000』のペースに懸念の声が聞かれている。
これは同チームのマッティア・ビノット代表自身が明らかにしたで、テスト後の記者会見で次のように語ったもの。

「まだ2020年シーズン最初の3日間が終わっただけだが、今の時点であまり楽観的には捉えていない。
もちろんチームによってテスト内容は様々で、いまタイムだけ比べることに意味はない。
しかし正直なフィーリングとして、他チームのマシンのほうがわれわれよりペースが速いのではないかという感触があるのは正直なところ。
まだ評価を下すには早すぎるのが事実だが、だからといってわれわれが何の懸念も持っていないとも言いかねる」

この発言もこの時期の常套手段である『三味線』なのか、あるいはこのイタリア人が正直過ぎるのか、答はやがて示される。

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2020/02/12

フェラーリ、「『SF1000』は大幅にコンセプト変更」

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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12日(水)、タイトル奪還を狙うフェラーリ・チームは2020年シーズンを戦う新型車『SF1000』を発表したが、今回のモデルは昨年までとはその開発コンセプトを大きく変更したものであるとした。
これは同チームのマッティア・ビノット代表が発表会の席上で次のように明らかにしたもの。

「2020年は前年とほとんどレギュレーションに変更がないので革新的な変化は望むことはできない。
しかしわれわれはその中で大胆にコンセプトの変更に取り組んだ。
モノコック本体だけでなくパワーユニットを始め関連する機器やギヤボックスなどすべてのコンポーネンツをスリム化しボデイワークの改善に寄与させ、それによりエアロダイナミックスが間違いなく進化したことがわかるだろう。
さらにこれに合わせてサスペンションの見直しも図られている。
見た目以上に進化したこのマシンでわれわれは今年タイトルを獲りに行く」と、自信をみせている。

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