2022/12/03

アルボン(ウィリアムズ)、母国の孤児院にチャリティ収益寄付

Alexander Albon (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングのアレクサンダー・アルボン(26歳)が、母国のタイの孤児院に8万4千ポンド(約1400万円)もの金額を寄付したことが伝えられた。

それによればこれは母国に近いシンガポールGPの際に用意した、子どもたちによるデザインのスペシャル・ヘルメットをレース後にチャリティ・オークションで落札した収益であるという。
アルボンは、「こうした活動ができるのも僕がF1ドライバーであることによるというのは理解している。
だから現役のうちに少しでもたくさん貢献したいと思っているよ」と、説明している。

ちなみに体育館の修繕費に使われたというこれ以前のアルボンの寄付では、その建物は『アレックス・アルボン・ホール』と命名されているという。

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2022/12/01

アルボン(ウィリアムズ)、「過密日程で体調管理困難」

Alexander Albon (C)Williams Racing
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今年、イタリアGPの週末に体調を崩し、急きょ代役(ニック・デ・フリース)を立てざるを得なかったウィリアムズ・レーシングのアレクサンダー・アルボンは、F1の過密日程が体調の管理に支障をきたしていると語った。

当時、検査で急な虫垂炎と診断されたアルボンだが、さらに手術中の合併症を併発したことで入院生活を余儀なくされイタリアGPを欠場、次のシンガポールGPで復帰した。

しかしこれについてアルボンは「復帰はしたけれど、その後もフィジカル面ではなかなか元に戻らなかったんだ。
シンガポールでの僕の調子といえばせいぜい75%がいいところだったろう。
シーズン中に体調を万全にするにはこの過密スケジュールでは無理だ。
完全に治すには、シーズンオフまで待たなければならなかったんだから」と、訴えた。

ただし来年は今年よりさらにハードな日程が組まれている。

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2022/09/15

アルボン(ウィリアムズ)、無事退院・帰国

Alexander Albon (C)Williams Racing
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イタリアGPの週末、虫垂炎発症より緊急入院して手術、その後さらに麻酔による合併症を起こして一時はICU(集中治療室)に入るなどして心配されたウィリアムズ・レーシングのアレクサンダー・アルボン(26歳:タイ)だが、無事回復して自宅のあるモナコに帰国したことがチームから伝えられた。

急きょ代役を務めた新人のニック・デ・フリースがいきなり入賞・ポイント獲得を果たすなど大活躍を演じていて、病床でゆっくり休んでもいられなかったとの穿った見方もあるようだが、医師によれば回復は順調であるとのことで、本人は母国に近い2週間後のシンガポールGP参戦に意欲をみせているという。
2019年、アルボンはこのシンガポールGPで6位入賞(レッドブル・ホンダ)を果たしている。

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2022/09/14

深刻だった、アルボン(ウィリアムズ)の体調

Alexander Albon (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングは先のイタリアGPを体調不良で欠場した同チームのレースドライバーであるアレクサンダー・アルボン(26歳:タイ)のその後の症状について次のように説明した。

それによれば土曜日になってアルボンは腹痛を訴え医師の診察を受けたところ虫垂炎であることが判明、入院先の地元病院で緊急の腹腔鏡手術を受けた。
しかし術後、麻酔の合併症に見舞われ呼吸不全に陥ったため、集中治療室に移され。アルボンは一時人工呼吸器が付けられるなど緊張する事態となったが、日曜日にはめざましい回復をみせたという。
幸い今週半ばには退院できるとの見通しが報告されていて、今のところ次戦シンガポールGP(10月2日:決勝)には無事復帰できるとのことだ。

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2022/09/10

アルボン(ウィリアムズ)、体調不良で欠場へ

ウィリアムズ・レーシングはアレクサンダー・アルボンのイタリアGP欠場と、その代役としてニック・デ・フリース(27歳:オランダ)を起用することを発表した。

それによれば、二日目のセッション直前になってアルボン(ウィリアムズ)が体調不良(盲腸?)で欠場、急きょ代役に昨日フリー走行1回目セッションでアストンマーティンをドライブしたニック・デ・フリース(27歳:オランダ)がウィリアムズから起用されることが発表されたもの。

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2022/08/04

ウィリアムズ、アレクサンダー・アルボンと複数年契約

Alexander Albon (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングは、今季レースドライバーとして起用している元レッドブルのアレクサンダー・アルボン(26歳:タイ)について、複数年で契約更新したことを正式発表した。

アルボンは2019年に当時のトロ・ロッソからF1デビュー、その後本家レッドブルに昇格したものの、2020年にシートを失っていた。
2022年にウィリアムズで復帰したが、そこでの優れたパフォーマンスは関係者から高く評価されていた。
なおウィリアムズとの現行の契約は2022年限りの単年契約だったとのことだ。

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2022/06/25

アルボン(ウィリアムズ)、アロンソに「嘆き節」

Fernando Alonso (C)Alpine F1 Team
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ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、予選で故意にコースオフなどを行い、黄色信号や赤旗中断を誘発した者について、当該ドライバーのベストタイムを取り消すなど有効なペナルティを与えるべき、と主張した。
名指しこそ避けたものの、これはアゼルバイジャンGPでのアロンソ(アルピーヌ)を念頭に置いたものであるのは明白。

アゼルバイジャンでは予選Q1終了間際、各車が最後のアタックに出たタイミングでアロンソが15コーナーでコースアウト、セッションが黄色信号となったため多くがタイム更新できなかった一方で、黄旗の張本人であるアロンソ自身は直前に出したタイムでQ2進出に成功したもの。
アルボンは「こうしたやりかたは、このスポーツを台無しにするものだ」と厳しく糾弾した。

F1レギュレーションではこうしたケースでペナルティを科すような条項はあるが、適用されたのはモナコGPでの有名なミハエル・シューマッハ事件くらいのものとなっている。

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2022/06/21

アルボン(ウィリアムズ)、カナダGPの最速ピットストップ

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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19日(日)行われたカナダGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、伏兵ウィリアムズ・レーシングのクルーだった。

それによれば最速はアレクサンダー・アルボンを2.38秒の作業でコースに復帰させた際に記録されたのもの。
今回の2位は、アルファタウリで角田裕毅の2.39秒、3位はアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルの2.46秒だった。

なおこのレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのは、PU(パワーユニット)交換によるグリッド最後列から追い上げたルクレール(フェラーリ)。

またボーナスの1ポイントが与えられるこのレースの『ファステストラップ・アワード』は、レース終盤首位のフェルスタッペン(レッドブル)を激しく追い上げたフェラーリのサインツが63周目に記録した1'15.749で獲得した。
なお2番目はそのフェルスタッペン(レッドブル)の1'15.839だった。

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2022/05/08

アルボン(ウィリアムズ)、ピットレーン速度違反

 FIA
マイアミGPのレーススチュワード(審査委員)は、フリー走行セッション中、アレクサンダー・アルボンにピットレーン速度違反があったとして、ウィリアムズ・レーシングに800ユーロ(約11万円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによれば、ピットレーン速度は制限80キロのところ今回アルボンは87.6キロで走行したとのこと。
なおレギュレーションでは制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額の罰金が科せられることが決まっているが、最大1,000ユーロを上限としている。

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2022/04/23

アルボン(ウィリアムズ)の火災は「スイッチの問題」

Image
ウィリアムズ・レーシングは、22日(金)行われたロマーニャGPの予選Q1で、同チームのアレクサンダー・アルボンのマシンに起きた火災について、詳しい状況については明かさなかったものの、タイヤを交換した際に操作するブレーキのスイッチに問題があったと説明した。

ウィリアムズ・レーシングでビークル・パフォーマンス責任者を務めるデイブ・ロブソン氏は、「ウェットタイヤからスリックタイヤに履き替えた際に操作するブレーキのコントロール・スイッチの位置が正しくなく、ブレーキに障害をもたらせた。
ブレーキ内部で出火し、最終的に爆発してパーツは全損した」と、説明している。

一歩間違えば大きな事故に繋がりかねないトラブルに、アルボンは胸をなで下ろしていた。

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