進路妨害でルクレールにグリッド降格ペナルティ
Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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モナコGPのレーススチュワード(審査委員)は、27日(土)に行われた予選中、フェラーリ・チームのシャルル・ルクレールに進路妨害の違反があったとして3グリッド降格のペナルティを科したことを明らかにした。
それによれば予選Q3終盤、クールダウンしていたルクレールのマシンにアタックラップ中だったノリス(マクラーレン)がトンネル内で追い付いたもののほぼ中央にいたルクレールを交わすことができずに急減速、予選をフイにしたというもの。
関連映像やデータ等を検証した結果、主な原因は状況を適切に無線連絡しなかったチーム側(フェラーリ)にあり、ドライバーにはないと判断したがペナルティは避けられないとした。
これにより予選3番手だったルクレールは6番手に後退、代わってオコン(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、そしてハミルトン(メルセデス)らがそれぞれ繰り上がる。
なお被害者であるノリスは10番手のままに据え置かれ、無関係の3人だけがメリットを享受するという皮肉な裁定となった。
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