2023/05/28

進路妨害でルクレールにグリッド降格ペナルティ

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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モナコGPのレーススチュワード(審査委員)は、27日(土)に行われた予選中、フェラーリ・チームのシャルル・ルクレールに進路妨害の違反があったとして3グリッド降格のペナルティを科したことを明らかにした。

それによれば予選Q3終盤、クールダウンしていたルクレールのマシンにアタックラップ中だったノリス(マクラーレン)がトンネル内で追い付いたもののほぼ中央にいたルクレールを交わすことができずに急減速、予選をフイにしたというもの。

関連映像やデータ等を検証した結果、主な原因は状況を適切に無線連絡しなかったチーム側(フェラーリ)にあり、ドライバーにはないと判断したがペナルティは避けられないとした。
これにより予選3番手だったルクレールは6番手に後退、代わってオコン(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、そしてハミルトン(メルセデス)らがそれぞれ繰り上がる。
なお被害者であるノリスは10番手のままに据え置かれ、無関係の3人だけがメリットを享受するという皮肉な裁定となった。

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2023/04/29

角田裕毅とランド・ノリス、タイヤ使用規定で独自戦略

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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今回から導入された新形式のスプリントレース方式で、角田裕毅(アルファタウリ)とノリス(マクラーレン)の二人が早くもその洗礼を浴びることになった。

というのも二人は28日(金)行われた公式予選で規定数以上のソフトタイヤを使用。
そのため土曜日に行われるスプリント・シュートアウトのSQ3に規定のタイヤセットが準備できないことになったもの。
規定でSQ1とSQ2では新品のミディアムタイヤが、またSQ3では新品のソフトタイヤでの走行が義務付けられているからだ。

二人は最悪SQ3には出走できない見込みだが、あえて日曜日の決勝レースを優先させ、土曜日のスプリント・シュートアウトを犠牲にした形だ。
なお角田は予選8位、ノリスも同7位を獲得している。

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2023/04/12

ノリス(マクラーレン)、「ピアストリはリカルドより強敵」

Lando Norris (C)McLaren Group
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今シーズン、ランド・ノリス(マクラーレン)のチームメイトは、過去8回の優勝を誇るベテランのダニエル・リカルド(33歳:オーストラリア)からF1ルーキーであるオスカー・ピアストリ(21歳:オーストラリア)へと代わったが、ノリスはこの新人のほうが強敵と感じているようだ。

これはオランダの『フォーミュレ1』が報じたもので、その背景にはプレッシャーに動じないピアストリのメンタルがあると分析している。

「F1ルーキーの初年度としてはよくやっているのは間違いない。
どのポジションであれ、F1にはすごいプレッシャーが掛かるものだけど、少なくともこれまでのところ彼はそんなものに動じていないようだ。
厳しい場面でも彼は冷静だし、よく自分をコントロールしているようにみえる。
チームメイトとして考えるなら、彼はリカルドより強敵かも知れないな」

そのピアストリは今季3戦ですでに4ポイントを稼いでいる。

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2023/03/30

不振のマクラーレンでノリスが移籍を模索か

Lando Norris (C)McLaren Group
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今季思わぬ不振でここまでまさかのノーポイントが続いているマクラーレン・レーシングだが、同チームのランド・ノリスが早くも移籍を考えているとの噂が広がっている。

ただしノリスとマクラーレンとの現在の契約は2025年末までの長期のものとされ、通常早期の移籍は考えられない。
そこで、ノリスの契約には成績条項があり、一定以下の成績の場合には解約できるとみられているものだ。

これについて聞かれたノリスはもちろん移籍を否定したということだが、噂については「F1には付きもの。
パドックにはあることないこと、無責任な噂がいつも飛び回っているよ」と交わしている。

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2022/12/26

アウディのドライバー候補にノリス浮上

Lando Norris (C)McLaren Group
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2026年からF1への新規参戦が決まっているアウディだが、そのドライバー候補に現マクラーレン・レーシングのランド・ノリス(23歳:イギリス)が挙げられていることがわかった。

マクラーレンでは優勝経験を持つベテランのダニエル・リカルドをも放出に追い込む活躍を演じたノリスだが、延長された現在の契約は2025年までということでアウディの体制に支障はない。

マクラーレンで代表を務めていたアンドレアス・ザイドル代表がアウディF1の母体となるザウバー・モータースポーツに移籍したことも噂に拍車を掛けているようだ。
ただマクラーレンのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターはこれを否定しているという。

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2022/11/11

ノリス(マクラーレン)、食中毒でダウン

Lando Norris (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングのランド・ノリス(22歳:イギリス)が、ブラジルGPの木曜日に予定されていたすべてのイベント等への出席をキャンセルした。

同チームによれば、ノリスは今週サンパウロ入りしたあと体調不良を訴えていて、診察の結果食中毒とみられることがわかったもの。
現在入院はしておらず、ホテルで安静に務めていて、回復を目指しているとのこと。
なお金曜日からは現場に復帰し、グランプリの公式セッションには予定通り出席するとしている。

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2022/08/29

ノリス(マクラーレン)、「明日はわが身の世界」

Lando Norris (C)McLaren Group
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ダニエル・リカルドとの契約は2023年まであった筈のマクラーレン・レーシングだが、ベルギーGPを前に突如1年早い打ち切りを発表した。

これを受け、ここまで約1年半をチームメイトとして共に過ごしたランド・ノリスは、「明日はわが身の世界」と、引き締めた。

「F1が厳しい世界だというのは理解しているから特に驚いてはいないし、彼に同情することもない。
そもそもそんな立場にはないしね。
僕らは互いにチームから与えられたマシンを少しでも速くすべく情報を共有し戦ってきた。
それでもその先は自分自身でやらなければならないことだし、チームメイトを助けるというのは僕の仕事じゃないんだ」と、説明。

いまのところ後任についてチームから言及はないが、ルノー育ちのオスカー・ピアストリの抜擢が有力とみられている。

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2022/08/20

ノリス(マクラーレン)、「誰がチームメイトでも関係ない」

McLaren Team Pit Gantry (C)McLaren Group
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アストンマーティンのベッテル離脱に端を発した『真夏のストーブリーグ』は、自身の長期契約にも関わらずマクラーレン・レーシングのランド・ノリスにも影響を及ぼしている。
来季まで有効な契約を持つ筈のチームメイト、リカルドのポジションが不透明なものになってきたからだ。

そのシートにいま最も近いとみられているのがルノー育ちのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)とされるが、これが実現した場合、22歳のノリスと21歳の新人ピアストリの組み合わせという他チームにないF1随一のフレッシュなドライバー・ラインナップが実現することになる。

これについてノリス本人は「僕は僕の契約で走るだけ。
誰がチームメイトになっても関係ないよ」と、冷静さをみせている。

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2022/08/13

ノリス(マクラーレン)、チーム内騒動に困惑顔

McLaren Team Pit Gantry (C)McLaren Group
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ベッテルのアストンマーティン離脱により発生したF1の2023年ドライバー市場で、混乱に直面している一人がマクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドだ。

騒動の第一当事者であるアルピーヌF1育成ドライバーのオスカー・ピアストリは、チームの契約発表に異を唱え、マクラーレン・レーシングへの移籍を主張しているが、その重要な要素になっているのがリカルドとの契約解消にあるからだ。
さらにその煽りを喰らっているのがチームメイトのランド・ノリス(22歳:イギリス)といしうことになる。

ノリスは「僕に聞かれてもリカルドの契約の問題はわからない。
ただ僕は平穏にコトが片付いて欲しいと願うだけだよ。
騒動がチームの戦力に影響したんじゃ叶わないからね」と、困惑。

皮肉なことにノリスの活躍がリカルドの契約に影響を及ぼしているのも間違いないところだ。

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2022/05/04

レッドブル首脳、「ノリスはトップ3ドライバーの一人」

Lando Norris (C)McLaren Group
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昨シーズン、マックス・フェルスタッペンを初のチャンピオンに押し上げたレッドブルの首脳であるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、今年のタイトル争いを演じるドライバーとして、フェルスタッペン、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の二人に加えマクラーレン・レーシングのランド・ノリスの名前を挙げた。

「今年のタイトルをルクレールとフェルスタッペンの二人が争っているのは間違いないが、これに加わる者がいるとすればそれはノリスだろう。
いまこの二人に匹敵する力を持っているのは彼だけだからね。
ただノリスには現状、最高レベルの道具が与えられていない」と、分析。

今年絶好調のルクレールと昨季の王者であるフェルスタッペンはここまで4戦を終え順当にランキング1-2位であるが、ノリスはまだ第6位。
ただ前回のロマーニャGPでは3位表彰台を獲得するなど上り調子にある。

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