2020/09/09

「入賞贈りたかった」と、ウィリアムズ・デュオ

Claire Williams & Frank Williams (C)Williams F1
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1975年の初参戦以来、プライベートチームの雄としてF1に燦然たる記録を残して来たウィリアムズ・チームだが、先週のイタリアGPを以って創始者であるフランク・ウィリアムズ氏、そして令嬢であるクレア・ウィリアムズ副代表らウィリアムズ・ファミリーによるチーム運営に最後の別れを告げることなった。

同チームのレースドライバーであるニコラス・ラティフィは11位、ジョージ・ラッセルも14位と、惜しくも今回も入賞とはならなかった。
二人は、「今日はクレアにとって最後のレースだったからなんとか入賞してポイントを獲得、副代表にプレゼントしたかった」と、悔やむ胸の内を吐露した。
なおここまで8戦を終え、ノーポイントはウィリアムズ・チームだけだ。

チーム運営は今後、約190億円を掛けて買収したとされるアメリカの大手投資会社『ドリルトン・キャピタル』の手に委ねられることになる。

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2020/09/04

ウィリアムズ、イタリアGPを最後に家族経営と訣別

Claire Williams & Frank Williams (C)Williams F1
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3日(木)、ウィリアムズ・チームは公式リリースを発表、クレア・ウィリアムズ副代表らチーム運営にみあたっていたウィリアムズ・ファミリーが今週のイタリアGPを最後にチーム運営から手を引き、チームは新しい体制に移行することを明らかにした。

それによれば来週からのチーム運営は新たにオーナーとなった『ドリルトン・キャピタル』の手に委ねられることとなり、そのための新しい3人のメンバーが同時に発表されている。
先週、チームの株式売却が明らかとなった際には、当面これまでのチーム運営が継続されるとしていたが、早くもこれが覆されたこととなり、いみじくもF1の冷徹な力学が露呈された形となった。

チームの創始者フランク・ウィリアムズ氏の令嬢でもあるクレアさんはリリースの中で、あらためてチームの役職から退くことを告げたうえで、「できることであれば将来に至るまで長く在職し、ウィリアムズファミリーのレガシーを次の世代まで守りたいと思っていた」と、無念の胸の内を吐露した。

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2020/06/01

ウィリアムズ副代表、「チーム株式売却は従業員のため」

Claire Williams & Frank Williams (C)Williams F1
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1975年から1シーズンも欠かさず参戦を続ける名門プライベーターのウィリアムズ・チームが、身売りも含めたチーム株式売却へのステップを発表したことは関係者に少なからず衝撃を与えることとなった。
しかしこれについて同チームの創始者であるフランク・ウィリアムズ氏の令嬢で現在チームの副代表を務めるクレア・ウィリアムズさんは次のように語っている。

「(父)フランクは今でも常に取締役会が下すすべての事項を把握、支持しています。
今回の決定ももちろん彼の承認があってのことということになります。
彼がこの時期にこうした重要な決定をしたのは、あくまでもチームが抱える多くの従業員のためなのです。
今シーズン参戦するだけの資金はすでに手当がついているので問題はありません。
すべては彼らの今後の雇用を護るためになされることなのです」

売却リストの中には、おそらくは取り返しが付かない歴代チャンピオン・マシンも含まれているとされる。

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2020/05/31

ウィリアムズ『FW43』、早急にカラーリング変更へ

Williams Mercedes 『FW43』 (C)Williams F1
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深刻な不振劇から主要スポンサーである『ロキット』との契約まで終了したウィリアムズ・チームは、タイトル・スポンサーを失ったことで2020年仕様マシン『FW43』のカラーリングも全面的に変更することとなった。
同チームのスポークスマンは、今季の初戦と目されるオーストリアGP(7月5日決勝)に向けそれまでには新しいカラーリングを正式にお披露目する方針を明らかにしている。

現在のカラーリングはウィリアムズ・チームの伝統であるホワイト・ベースにブルーのラインをあしらい、そこに冠スポンサー『ロキット』のコーポレイテッドカラーである赤が大きく描かれているが、おそらくこの辺りの変更がなされるものとみられる。

なお『ロキット』との具体的な契約終了の経緯について、同チームのクレア・ウィリアムズ副代表は「双方共に義務違反等の事実はない」と強調したものの、詳細については明らかにすることはなかった。

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2020/03/01

クレア・ウィリアムズ副代表、「昨年の轍は踏まない」

Williams Mercedes 『FW43』 (C)Williams F1
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昨年のテストでは初日にマシンの準備が間に合わずに欠場を余儀なくされるという躓きをみせたウィリアムズ・チームだったが、今年のシーズン前テストは順調な走行で締め括った。

ベストタイムも昨年の最終日トップと1周で1.9秒も大きく引き離されていたものを今年はトップのボタス(メルセデス)からわずか0.675秒という差まで詰めている。
最終日ステアリングを握ったジョージ・ラッセルも、「去年のスペインGP予選では1分19秒を切ることができなかったのに、今日のベストタイムは1分16秒台だもの、大違いさ。
今年はきっといいレースができるよ」と、自信ありげ。

これについて同チームの創始者令嬢でもあるクレア・ウィリアムズ副代表も次のように手応えを語っている。
「新しいシーズンはまだ始まったばかりですが、間違いなく昨年よりも良い感触を得ています。
今年はこのまま順調に開幕戦が迎えられることを願っています。
昨年の轍は踏みませんよ」と、前向き。
今年のウィリアムズ・チームはひと味違うようだが、それだけにここに来て懸念されるメルセデス製パワーユニットの信頼性が気掛かりなところだろう。

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2020/01/20

大不振のウィリアムズ・チーム、それでも今季予算確保の報

Williams Factory (C)Williams F1
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昨シーズン、チーム創設以来となる大不振に見舞われたウィリアムズ・チームは、ランキング最下位となる成績に加えスポンサーを失うなど苦境に立たされた。
しかしそれでも同チームは今シーズンを戦うだけの予算は確保したとのことだ。

これは同チームの創設者フランク・ウィリアムズ氏の長女でもあるクレア・ウィリアムズ副代表(43歳:イギリス)が明かしたもの。
それによればロバート・クビサの離脱と共にポートランドからのスポンサー複数を失ったものの、タイトル・スポンサーである『ロキット』の継続やいくつかの新スポンサーを獲得。
さらにフォーミュラEシリーズにバッテリーを供給するなどした関連会社の『WAE』(ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング)の株式を売却するなどして予算を工面したとのこと。

わずか4年前の2015年には257ポイントを獲得、ランキング3位だったプライベートの名門も昨季はわずか1ポイントのみという屈辱を味わった。

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2020/01/09

J.チャドウィック、2020年もウィリアムズ開発ドライバーに

Jamie Chadwick (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは同チームの開発ドライバーであるジェイミー・チャドウィック(21歳:イギリス)が2020年シーズンも引き続きその職務を継続することを明らかにした。

チャドウィックは女性だけのシリーズである『Wシリーズ』の初代チャンピオン。
これにより2020年もファクトリーでシミュレーターによるマシン開発を行うと共に複数のグランプリでチームに帯同しプロモーション活動などにあたることになる。

同チームのクレア・ウィリアムズ副代表は「これからもチャドウィックと共に女性ドライバーのモータースポーツ界進出とその定着に力を尽くしたい」と、女性らしい立場で語った。

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2019/12/25

ウィリアムズ・チーム首脳、ラッセルを高評価

George Russell (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン走った20日のF1ドライバーの中で、唯一ノーポイントに終わったのがウィリアムズ・チームの新人ジョージ・ラッセル(21歳:イギリス)だった。
しかし同チームのクレア・ウィリアムズ副代表はラッセルのパフォーマンスを高く評価している。

「デビュー・シーズンだったラッセルの新人らしからぬ高いパフォーマンスには満足しています。
残念ながらマシンに戦闘力がなく結果的に入賞こそなかったものの、予選ではすべて指標となるクビサを凌駕してみせました。
彼がどのくらい凄かったのか、チームの外からはなかなかわかりにくいと思いますが、私たちにはよくわかります。
彼に、もし望むような戦闘力あるマシンを手にしていれば彼への評価は檄時に違ったものになったことでしょう」

チーム代表の投票による『F1ベスト・ドライバー』では、今年『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』を受賞したノリス(マクラーレン)よりも上位の評価をラッセルは受けている。

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2019/11/15

クレア・ウィリアムズ氏、F1GP数の拡大を懸念

Claire Williams & Frank Williams (C)Williams F1
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数年前までは年間19戦で戦われていたF1グランプリは現在21戦まで増加、さらに2020年には全22戦まで拡大することがすでに固まっている。
こうして増加の一途を辿る趨勢に、ウィリアムズ・チームのクレア・ウィリアムズ副代表が懸念を示している。

「現状でももう現場は限界。
それなのに来年は22戦、近い将来にはさらにアメリカや中国で新たなグランプリの計画が噂になっている上、サウジアラビアという話もある。
それらがみんな実現すればF1は年間25戦以上になってしまう。
そうなればどのチームでも現在の体制ではやっていけず、大幅な改編と莫大な人件費の支出が必須になることだろう。
チームに支払われる賞金に関しては増額されるので金銭的な面ではこの世の終わりにはならないとしても、人的な面ではすでに限界に達しているのが事実」と、憂えた。

ウィリアムズ・チームが初参戦した1975年当時、F1は年間14戦で行われていた。

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2019/11/09

ウィリアムズ、来季ドライバー決定はシーズン終了後

Claire Williams (C)Williams F1
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まだ来季のドライバー・ラインナップが確定していないウィリアムズ・チームのシートには多くのドライバーが関心を寄せているが、同チームでは決定はシーズン終了後になるとの見解を示した。
これは同チームのクレア・ウィリアムズ副代表が明らかにしたもので、「まだドライバーは白紙、決定はアブダビGPが終わってから」と明らかにした。

同チームではジョージ・ラッセル(21歳:イギリス)の残留は決まっているものの、ロバート・クビサの後任はまだ明確にされていない。
これまで複数回金曜日のフリー走行に起用されてきたニコラス・ラティフィ(23歳:カナダ)の起用が確実とみられていたが、同チームでは来季シートとフリー走行起用とは別問題としている。

今季ここまでわずか1ポイントという大不振に見舞われている同チームだが、名門プライベートチームとして復活に熱い期待が掛かっている。

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