2022/11/15

ハースF1代表、「来季ドライバーは決定済み」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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すでにほとんどのチームが来季のドライバー・ラインナップを発表している中で、ハースF1チームはまだケビン・マグヌッセンのチームメイトについて公表していない。

これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表はすでにドライバーは決定していることを明かしている。
それによれば予定より時期は遅れたものの、すでにジーン・ハース代表の承認を受けたということだ。
まだ正式発表されていないものの、おそらく今週行われる今季最終戦アブダビGPの会場で発表されることを示唆した。

伝えられるところでは、ミック・シューマッハの残留か、ベテランのニコ・ヒュルケンバーグの獲得の二つに絞られたとの見方が強い。

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2022/09/08

シュタイナー代表(ハースF1)、「来季ドライバー急がない」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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今シーズン、昨季とは打って変わって高いパフォーマンスをみせるハースF1チームだが、来季のドライバー・ラインナップについてはマグヌッセンの残留は発表されたもののシューマッハの去就についてはまだ伝えられていない。

というのもこれまで密接なサポートを続けてきたシューマッハとフェラーリの関係が、解消されると噂になっているからだ。
あたかもジュニア・チームのごとくフェラーリのサポーを受けてきたハースF1も、解消となればシューマッハの起用という制約を考慮しないで済むことになる。

そうした背景を受け、同チームのギュンター・シュタイナー代表は「マグヌッセンの来季チームメイトはまったく白紙」と強調したもの。
その場合の後任候補には、フェラーリとの関係が深く、昨季までアルファロメオをドライブしたアントニオ・ジョビナッツィ(29歳:イタリア)の名前が挙がっている。
そのジョビナッツィは今週のイタリアと10月のアメリカGPのフリー走行でハースF1のマシンを走らせる見込みだ。

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2022/08/09

シューマッハ&ハースF1、来季の契約交渉進展なし

Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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以前、来季ドライバーとの契約交渉について夏休みを目途としていることを示唆したハースF1チームだが、ミック・シューマッハとの交渉は現在進捗がないことがドイツのテレビ局『RTL』の報道でわかった。

これは同チームのギュンター・シュタイナー代表が明らかにしたものという。
それによればケビン・マグヌッセンとの契約は2023年までの2年間であるとして残留が確定。
一方単年契約とされるミック・シューマッハのシートについては、同選手の残留を軸とはしているものの、まだ流動的であるとのこと。
これにはベッテルの引退をきっかけにアロンソが移籍を決めたことや、マクラーレンでもリカルド放出などが噂になるなどまだ不確定な要素が多いためとみられる。

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2022/07/31

ハースF1代表、「ホイト・フェラーリ」指摘にも動ぜず

Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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今季躍進を続けるハースF1チームでは、さらなる前進を図るべく、今回のハンガリーGPからまずマグヌッセンのマシンに今季初となる大幅進化させたアップデートを投入させた。
しかし本家のマシン『F1-75』に酷似していることから『ホイト・フェラーリ』とライバネチームから揶揄される始末となっている。

同チームでは昨年からフェラーリと同じくイタリアのマラネロにファクトリーを建設、PU(パワーユニット)供給元であるフェラーリと密接な関係を維持しながらの開発になったことは知られていることだ。

こうした指摘についてハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、「自分より優れたマシンがあればそれを踏襲するのはこの世界では当然のこと。
自分より後ろのマシンを真似する愚か者はいないからね。
われわれとフェラーリは同じPU(パワーユニット)だけでなく、様々な空力コンポーネンツも共有しているのだから外観も似てくるのはルール違反でも何でもない」と、動じない姿勢をみせている。

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2022/07/27

ハースF1、次戦アップデート予定も内情は「火のクルマ」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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昨年の大不振とは打って変わり、今季はすでに中団グループの上位を争って複数の入賞を果たすなど健闘を続けているハースF1チームだが、さらに今週のハンガリーGPでは、今季最初となるアップデートが予定されていることがわかった。

ただしギュンター・シュタイナー代表によれば、アップデートされるのはマグヌッセンのマシンだけになるという。

「今シーズンは確かに成績も上向いているが、同時にアクシデントヤトラブルも増している。
そのためスペアパーツが足りないだけでなく、新しいものを作るソースやファクトリーの能力も欠如しているんだ。
そのためアップデートが予定より遅れているのが実状ということ。
内部は火のクルマで、とても2台分同時に投入できる状況じゃない」と、チロル生まれのイタリア人。

しかしそれでも一時は8月のベルギーGPあたりとしていた予定よりかなり前倒しにできそうということだ。

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2022/05/03

ハースF1代表、「マグヌッセンはシューマッハのお手本」

Kevin Magnussen (C)Haas F1 Team
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フェラーリからF1ビッグネームであるミック・シューマッハ育成を託された形のハースF1チームだが、ギュンター・シュタイナー代表は「シューマッハにとって今年のチームメイトであるケビン・マグヌッセンはF1を学習する上で良いお手本になっている」との見解を示した。

「昨シーズン、何かとぶつかっていた若いニキータ・マゼピンと異なり、経験を積んだマグヌッセンは自らに課せられた仕事を良く理解しているようだ。
あらゆる面で彼の存在・行動はシューマッハにとってお手本になっているし、またすでに一定の評価を得ているマグヌッセンとの比較により、シューマッハ自身も自分の実力を測るベンチマークにすることができている。
あとはミスをなくして信頼性を上げ、早くこのチームメイトに追い付くことだね」

血気盛んだった以前に比べ、チームリーダーとなったマグヌッセンは率先して「フォア・ザ・チーム」に徹するようになったようだ。

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2022/04/05

ハースF1代表、「今年は高いレベルで戦える」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team 拡大します 昨年はシーズン中のマシン開発もなく終始グリッド後方に沈んでノーポイントだったハースF1だが、今季は2戦共に入賞するなど大健闘をみせている。
これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は「昨年のハースとは違う」と自身をみせた。


 


「われわれのマシンは昨年とはまったく異なるものだ。
間違いなく全体のレベルが上がっているので様々なタイプのサーキットで入賞が狙えることだろう」とも、意気軒高なところをみせている。


 


ただ前戦サウジアラビアGPで大クラッシュしたミック・シューマッハのマシンは損傷が激しく懸念が示されている。
しかし信じにくいところだが、大破したマシンは修復して今週のオーストラリアGPで走らせるとのことだ。

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2022/03/24

ハース代表、2年ぶりのポイント獲得に手応え

Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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昨シーズン、一度も10位以内に入れず、10チーム中唯一のノーポイントに終わったハースF1チームだが、今シーズンは開幕戦でいきなり5位入賞、ランキングも現時点で5位という素晴らしいスタートを切った。

これを受け、同チームのギュンター・シュタイナー代表は次のように語っている。
「われわれが入賞したのは2020年のアイフェルGP以来のこと、ひさびさのポイント獲得は格別なものだね。
チーム全員が喜びを分かち合ったよ。
若いスタッフにはF1の夢を愉しんで欲しいと思っている。
今回マグヌッセンが予選で7位を得たことで、マシンにポテンシャルがあることを感じ取っていたと思う。
そして決勝では運も味方に付けて5位という素晴らしいリザルトを勝ち取ったんだ」

ハースF1の最高成績は2018年オーストリアGPの4位というもので今回はこれに次ぐものとなった。

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2021/12/09

ハースF1にピンチ、「次戦のスペアパーツなし」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表が今季最終戦を前にSOSを出している。
それによれば、アブダビGP用のスペアパーツが足りないという危機に陥っているとのこと。

これは先週行われたサウジアラビアGPで、同チームのシューマッハ&マゼピン両車が共にクラッシュして終えたことによる。
シューマッハはわずか10周目に赤旗中断を招く大きな単独クラッシュを。
またマゼピンのほうも15周目に起きた別の事故でラッセル(ウィリアムズ)が急減速、真後ろにいたマゼピンは避けきれずに追突してマシンを大破させたもの。

同代表によればアブダビGPで走るだけの準備は出来たものの、さらなるスペアパーツが不足していて、レース前に再びクラッシュがあった場合には走行不能の事態に陥る怖れがあると説明、「もしもフリー走行1回目セッションでクラッシュするようなことになれば最悪」と、懸念を示している。

なおアブダビGP終了後には若手ドライバー対象の合同テストも当地で予定されていて、その準備も必要だ。

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2021/11/10

フィティパルディのテスト&リザーブ継続に期待の声

Pietro Fittipaldi (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、同チームでテスト&リザーブドライバーを務めているピエトロ・フィッティパルディ(25歳:ブラジル)について、来シーズンも継続に期待をみせた。

元2回のF1チャンピオンであるエマーソン・フィティパルディ氏を祖父に持ち、元ミナルディ等のクリスチャン・フィティパルディ氏も親族になるピエトロは、2018年からハースF1のテストドライバーとして経験、昨年のサクヒールGPとアブダビGPでは負傷したR・グロージャンの代わりにレースに出走した。
ただ同チームでは来季も若いシューマッハ&マゼピン体制の継続が決まっていてレースドライバーへの昇格の可能性は低いとみられる。

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