2023/08/14

「決勝タイヤがカギ」と、ハースF1代表

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport 拡大します 今シーズン、カナダGPでフロントロウを勝ち取るなど予選パフォーマンスの改善が著しいハースF1チームだが、いずれもレース結果に結び付かないなど期待に応えられていないのが現状だ。
実際、グリッド好位置からスタートしても、スタート後周回を重ねると共にズルズル順位を落とすレースが多く、今年最も良いフィニッシュでも7位でしかない。

 

これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は「タイヤのデグラデーション(性能劣化)に問題がある」と指摘している。
このため予選のアタックラップではパフォーマンスを発揮できてもレースのロングランになるとタイヤのグリップ不足でペースが上げられないという。

 

同代表は、「症状はマシンの根幹に関わるもので、簡単な特効薬はない」と、頭を抱えているという。

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2023/06/21

ハースF1、マグヌッセン&ヒュルケンバーグの残留有力に

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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このところ進境著しい活躍をみせるハースF1チームでは、早くもマグヌッセン&ヒュルケンバーグ両ドライバーの残留が確実になっているとの見方が強まっているようだ。

同チームにとって大きな誤算になったのは2021年にシューマッハ&マゼピンというフレッシュな若手ドライバーどうしの組み合わせを選択したこと。
残念ながらマシン開発が思うように進めることができず、戦績も低迷した。

一方、現在のベテランコンビに切り換えてからは戦績も好転、首脳陣を満足させているものだ。
ギュンター・シュタイナー代表は「ドライバーを変更する理由が見つからない」として残留を示唆している。

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2023/06/14

フェラーリがシュタイナー代表に高い評価

A.Komatsu & G.Steiner (C)Haas F1 Team
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2016年の初挑戦以来、苦戦が続いてきたハースF1チームだが、マグヌッセン&ヒュルケンバーグのベテランコンビで戦う今シーズン、しばしば変身の兆しを感じさせている。

これについて同チームとの深い技術関係を維持し続けてきたフェラーリ・グループの幹部からハースを率いるギュンター・シュタイナー代表(58歳:イタリア)に高い評価を与えていることが報じられている。

一方、本家であるフェラーリ・チームのほうは今シーズン期待された戦績を残しておらず、早くもフレデリック・バッサー代表への風当たりがきつくなっているようだ。
果たして跳ね馬チーム得意のお家騒動がまた勃発しないか懸念されるところだ。

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2023/06/07

ハースF1チーム代表に譴責処分

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナー(58歳:イタリア)がFIA(国際自動車連盟)から譴責処分を受けたことがわかった。

それによれば同代表は先のモナコGPの際、オープニングラップで起きた接触事故について同チームのニコ・ヒュルケンバーグだけがペナルティを科せられたことに不満を吐露。
判断を下した同レースのスチュワードについて『素人』と表現して侮辱したことが処分の対象になったというもの。

シュタイナー代表は「侮蔑する意図はなかった」と釈明したものの、誤解を招いた責任を認めていることを表明している。

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2022/11/15

ハースF1代表、「来季ドライバーは決定済み」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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すでにほとんどのチームが来季のドライバー・ラインナップを発表している中で、ハースF1チームはまだケビン・マグヌッセンのチームメイトについて公表していない。

これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表はすでにドライバーは決定していることを明かしている。
それによれば予定より時期は遅れたものの、すでにジーン・ハース代表の承認を受けたということだ。
まだ正式発表されていないものの、おそらく今週行われる今季最終戦アブダビGPの会場で発表されることを示唆した。

伝えられるところでは、ミック・シューマッハの残留か、ベテランのニコ・ヒュルケンバーグの獲得の二つに絞られたとの見方が強い。

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2022/09/08

シュタイナー代表(ハースF1)、「来季ドライバー急がない」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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今シーズン、昨季とは打って変わって高いパフォーマンスをみせるハースF1チームだが、来季のドライバー・ラインナップについてはマグヌッセンの残留は発表されたもののシューマッハの去就についてはまだ伝えられていない。

というのもこれまで密接なサポートを続けてきたシューマッハとフェラーリの関係が、解消されると噂になっているからだ。
あたかもジュニア・チームのごとくフェラーリのサポーを受けてきたハースF1も、解消となればシューマッハの起用という制約を考慮しないで済むことになる。

そうした背景を受け、同チームのギュンター・シュタイナー代表は「マグヌッセンの来季チームメイトはまったく白紙」と強調したもの。
その場合の後任候補には、フェラーリとの関係が深く、昨季までアルファロメオをドライブしたアントニオ・ジョビナッツィ(29歳:イタリア)の名前が挙がっている。
そのジョビナッツィは今週のイタリアと10月のアメリカGPのフリー走行でハースF1のマシンを走らせる見込みだ。

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2022/08/09

シューマッハ&ハースF1、来季の契約交渉進展なし

Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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以前、来季ドライバーとの契約交渉について夏休みを目途としていることを示唆したハースF1チームだが、ミック・シューマッハとの交渉は現在進捗がないことがドイツのテレビ局『RTL』の報道でわかった。

これは同チームのギュンター・シュタイナー代表が明らかにしたものという。
それによればケビン・マグヌッセンとの契約は2023年までの2年間であるとして残留が確定。
一方単年契約とされるミック・シューマッハのシートについては、同選手の残留を軸とはしているものの、まだ流動的であるとのこと。
これにはベッテルの引退をきっかけにアロンソが移籍を決めたことや、マクラーレンでもリカルド放出などが噂になるなどまだ不確定な要素が多いためとみられる。

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2022/07/31

ハースF1代表、「ホイト・フェラーリ」指摘にも動ぜず

Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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今季躍進を続けるハースF1チームでは、さらなる前進を図るべく、今回のハンガリーGPからまずマグヌッセンのマシンに今季初となる大幅進化させたアップデートを投入させた。
しかし本家のマシン『F1-75』に酷似していることから『ホイト・フェラーリ』とライバネチームから揶揄される始末となっている。

同チームでは昨年からフェラーリと同じくイタリアのマラネロにファクトリーを建設、PU(パワーユニット)供給元であるフェラーリと密接な関係を維持しながらの開発になったことは知られていることだ。

こうした指摘についてハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、「自分より優れたマシンがあればそれを踏襲するのはこの世界では当然のこと。
自分より後ろのマシンを真似する愚か者はいないからね。
われわれとフェラーリは同じPU(パワーユニット)だけでなく、様々な空力コンポーネンツも共有しているのだから外観も似てくるのはルール違反でも何でもない」と、動じない姿勢をみせている。

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2022/07/27

ハースF1、次戦アップデート予定も内情は「火のクルマ」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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昨年の大不振とは打って変わり、今季はすでに中団グループの上位を争って複数の入賞を果たすなど健闘を続けているハースF1チームだが、さらに今週のハンガリーGPでは、今季最初となるアップデートが予定されていることがわかった。

ただしギュンター・シュタイナー代表によれば、アップデートされるのはマグヌッセンのマシンだけになるという。

「今シーズンは確かに成績も上向いているが、同時にアクシデントヤトラブルも増している。
そのためスペアパーツが足りないだけでなく、新しいものを作るソースやファクトリーの能力も欠如しているんだ。
そのためアップデートが予定より遅れているのが実状ということ。
内部は火のクルマで、とても2台分同時に投入できる状況じゃない」と、チロル生まれのイタリア人。

しかしそれでも一時は8月のベルギーGPあたりとしていた予定よりかなり前倒しにできそうということだ。

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2022/05/03

ハースF1代表、「マグヌッセンはシューマッハのお手本」

Kevin Magnussen (C)Haas F1 Team
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フェラーリからF1ビッグネームであるミック・シューマッハ育成を託された形のハースF1チームだが、ギュンター・シュタイナー代表は「シューマッハにとって今年のチームメイトであるケビン・マグヌッセンはF1を学習する上で良いお手本になっている」との見解を示した。

「昨シーズン、何かとぶつかっていた若いニキータ・マゼピンと異なり、経験を積んだマグヌッセンは自らに課せられた仕事を良く理解しているようだ。
あらゆる面で彼の存在・行動はシューマッハにとってお手本になっているし、またすでに一定の評価を得ているマグヌッセンとの比較により、シューマッハ自身も自分の実力を測るベンチマークにすることができている。
あとはミスをなくして信頼性を上げ、早くこのチームメイトに追い付くことだね」

血気盛んだった以前に比べ、チームリーダーとなったマグヌッセンは率先して「フォア・ザ・チーム」に徹するようになったようだ。

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