2016/02/10

メルヒ(前マノー)、狙いはルノーのテストドライバー

Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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昨シーズン、マノー・マルシア・チームからF1参戦を果たしたロベルト・メルヒ(24歳)だが、地元スペインの『マルカ』紙が伝えるところによれば、今季は新生ルノー・チームのテストドライバーのポジションを窺っているようだ。

2015年は開幕戦に間に合わず第2戦のマレーシアGPから参戦した同チームだが、その中でもメルヒは途中5戦を欠場、シートをアレクサンダー・ロッシに譲る場面がみられた。
これについてチームの関係者はメルヒの持ち込み資金が途絶えたため、と説明していた。

そうしたこともあり、今シーズン同チームのドライバー・リストからはすでに外れている模様で、メルヒ自身も他チームに活路を求めているとみられている。
ただ今後の飛躍が期待されるルノー・チームには同様の売り込みが多く、メルヒにとっても予断を許さない状況のようだ。

なおメルヒの最高位は第9戦イギリスGPの12位というもので入賞はない。

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2015/10/21

メルヒ(マノー)、アロンソの暴言にも大人の対応

Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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今季すっかり最後尾が定位置となっているマノー・マルシア・チームだが、来季はチャンピオン・エンジンであるメルセデス製のパワーユニット搭載が決まり、意気が上がっている。
これで不振のマクラーレン・ホンダを凌ぎ、マノーのほうが上位に行くだろうとの観測もみられたくらいだ。

これについてマクラーレンのフェルナンド・アロンソの「マノーについては評価しているけれど、でもあのクルマじゃ飛行機のエンジン載せたってそうはいかないさ」との『不穏な発言』が伝えられ、マノー・チームを不機嫌に陥れた。

しかしコメントを聞かれた同チームのロベルト・メルヒは、20歳という若さにもかかわらず、すこぶる大人の対応をみせ評価を高めている。

「確かに僕らのクルマにメカニカルグリップが欠けているのは事実だね。
だから、(アロンソが言うように)飛行機のエンジンを載せるというのは良い考えかも知れないな。
ただ、メルセデスのエンジンを載せてもマノーに効果がないかどうかは、来年隣同士のガレージになった時に彼と話そうと思うよ」と、臆せぬところをみせた。

ちなみに来年「隣同士のガレージ」ということは、このままマクラーレン・ホンダがマノーと最下位を争った結果ということを意味するものだ。

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2015/10/11

メルヒ(マノー・マルシア)もエンジン交換でペナルティ

Ferrari V6 Engine (C)Ferrari S.p.A
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シンガポールGP、そして日本GPとマノー・マルシアのシートをアレクサンダー・ロッシに譲り渡し、3戦ぶりにF1の現場に戻ってきたロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)だったが、このロシアGPではエンジン交換によるペナルティを受けることとなった。

これはフリー走行前の点検でフェラーリ製のパワーユニットに支障があることが確認されたためだが、チームによればICE(エンジン)本体とターボチャージャーが交換される見通しという。
その場合、予選グリッド20番降格のペナルティが科せられるが、マノー・マルシアはグリッド最後尾のため事実上「被害」は少ない見込み。

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2015/09/19

メルヒ(マノー・マルシア)、「チームの事情は理解」

Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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今回のシンガポールGPに出場できないことを、現地に到着してから知ったというマノー・マルシア・チームのロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)だが、チームの決断は理解していると冷静に語った。

「今シーズン当初は、僕が使われてもほんの数戦になると思ってた。
それを考えればこれまで実に12戦、チームが僕を走らせてくれたことをほんとうに感謝しているよ。
ウチのチームもご多分にもれず財政事情が苦しいのは知ってる。
そうしたことからロッシを起用することになったのは良くわかる。
僕もまだ残りのシーズンでソチとアブダビの2戦は戦えるというから、全力を傾注してその期待に応えたいと思っているんだ」

シーズン当初は1戦ごとの契約と伝えられていたメルヒだったが、実際にはここまで12戦連続で出場を果たしている。

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2015/09/18

メルヒ(マノー)、欠場なのに記者会見

FIA Press Meeting (C)Lotus F1 Team
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マノー・マルシア・チームはシンガポールGP直前にアレクサンダー・ロッシ(22歳:アメリカ)の起用を発表したが、今回シートを譲ることになったロベルト・メルヒに通知があったのは現地シンガポールに到着してからだったという。

これはFIA(国際自動車連盟)のほうも同様で、このためすでに木曜日の恒例記者会見メンバーに氏名されていたメルヒはやむなく会見に出席。
本来なら名誉である筈の記者会見だが、前例のないこの事態に本人には針のむしろに感じられたかも知れない。

なおメルヒがシートを譲るのは残り7戦のうち、ロシアとアブダビ両GPを除く、シンガポール、日本、アメリカ、メキシコ、そしてブラジルの5グランプリで、これらのレースではリザーブドライバーに留まることになる。

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2015/06/02

メルヒ(マノー)、カナダGPも継続参戦へ

Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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シーズン当初から「数戦のみ」の暫定契約とされたマノー・マルシアのロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)だが、第6戦のモナコGPまで連続参戦。
さらに今週行われるカナダGPでも引き続き起用されることが明らかとなった。

先のモナコGPでは初めてチームメイトであるウィル・スティーブンスを上廻る16位でフィニッシュ。
そのポテンシャルの高さを見せ始めているメルヒは、「当初予想されなかったこの時期までF1で走れているのは逆の意味で驚いている。
レースを重ねるごとにF1やチーム、マシンへの理解も進んでいるので今後さらに良いリザルトを残したい。
カナダのレースもこれまで走ったことがないコースだけれど、データで見る限りロングストレートと低速コーナーが組み合わさったとても興味深いところ。
今のウチのパッケージでは限りがあるが、最大限のものを引き出して臨みたい」と、意欲をみせている。

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2015/05/20

メルヒ(マノー)、モナコでもシート確保

Roberto Merhi (C)Renault Sport
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1戦ごとの契約とされながらも、ここまで全戦マノー・マルシアから参戦を続けて来たロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)だが、今週行われるモナコGPでも同チームから出場することがわかった。

メルヒはF1に参戦する一方でフォーミュラ・ルノー3.5シリーズに出場してきたが、この週末は第2戦のスケジュールが初めてバッティングするためその判断が注目されていたもの。
(フォーミュラ・ルノー3.5での現ランキングは11位)

フォーミュラ・ルノーのほうのチームであるボンズ・レーシングでは、次戦スパフランコルシャン(5月31日決勝)ではチームに復帰するとしている。

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2015/04/13

連続完走メルヒ(マノー)にもペナルティ

Roberto Merhi (C)Mnanor Marussia F1 Team
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中国GPのレーススチュワード(競技審査委員)はまた今回マノー・マルシアのロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)に対してもレース結果への5秒加算と2点のペナルティ・ポイントを科したことを明らかにした。

前戦マレーシアGPに続いて連続完走を果たしたメルヒだったが、レース終盤フェルスタッペン(トロ・ロッソ)がマシントラブルによりコース上にストップしてセーフティカーが導入された際、規定のタイムを下回ったと判定されたもの。
なお2周遅れでフィニッシュしたメルヒの順位はもともと最下位となる16位で変更はない。
こちらもやはりペナルティ・ポイントは累計12ポイントで1戦の出場停止となる。

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2015/04/08

メルヒ(マノー・マルシア)、綱渡り続くF1参戦

Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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先のマレーシアGPでついてF1デビューを果たしたマノー・マルシアのロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)だが、相変わらず同チームからの参戦は1戦毎のものであり、今週の中国GPについてもまだ正式な通知は受け取っていないという。

「今週の中国GPについて、まだチームからは何も聞いていない。
ということは、まだ参戦出来ないことが決まった訳でもないんだよ。
もちろん僕は今週もチームに帯同するし、いつ『行け』と言われても対応できるようにしている。
できれば次のバーレーンGPにも出られればいいと期待しているんだけどね」と、スペインの有力紙『マルカ』に語る若者。

ただメルヒはすでに今シーズン、フォーミュラ・ルノー3.5シリーズへのフル参戦を契約していて、このままいけば両者のスケジュールがバッティングする障害も待ち受けている。

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2015/04/01

メルヒ(マノー・マルシア)、「中国については未定」

Roberto Merhi (C)Manor Marussia F1 Team
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先のマレーシアGPでついてF1デビューを果たしたマノー・マルシアのロベルト・メルヒ(20歳:スペイン)だが、伝えられたように契約は1戦だけのもので次戦・中国GP(4月12日決勝)についてはまだ何も決まっていないとのことだ。

他方、メルヒ自身はフォーミュラ・ルノー3.5へのフル参戦契約を結んでいて、いくつかのイベントではF1と日程がバッテイングすることもわかっている。

結局3ラップ遅れでチェッカーフラッグを受けたメルヒは「何回ブルーフラッグを降られたかわからない」とこぼしながらも、「ぜひまた中国でも走りたい」と意欲をみせている。

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