2024/09/03

フェルスタッペン(レッドブル)、「厳しい事態」

Max Verstappen
Itagp_106_2024090214250116戦イタリアGPを6位と不満の残る成績で終えた王者フェルスタッペン(レッドブル)は、次のように振り返った。

「今回のイタリアGPは、予選も決勝もとても難しい週末になった。
それでも、コースの特性や今のマシンのパフォーマンスを考えれば上出来のポジションだったと言えるかも。
いま望み得る最高のリザルトだったかも知れないね」

その上でこのチャンピオンは、「でもこのままではタイトルは防衛できない。
早急に問題点を究明する必要がある」と、陣営を鼓舞した。
フェルスタッペン自身も、6月のスペインGP以来もう6戦も優勝から遠ざかったままだ。

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2024/07/25

フェルスタッペン、戦略的エンジン交換か

Max Verstappen
M_verstappen_car_l_20240725112501レッドブル・レーシングは今週末迎えるベルギーGPで、マックス・フェルスタッペンのマシンのPU(パワーユニット)を交換して臨むようだ。

現在のレギュレーションではICE(エンジン)本体は年間3基までとされているためこれで全24戦を戦わなければならないが、当然のことながらシーズンが進むに連れてやり繰りが難しくなる。
そこで有力チームの中には戦略的に意図したエンジン交換が行われる場合がある。

4基目のICEを投入した場合、グリッド10番降格ペナルティが科せられるが、ベルギー、イタリアとパワー・サーキットが続くことやスパフランコルシャンは比較的オーバーテイクが容易であることから白羽の矢が立てられたようだ

なお同チームでは僚友ペレスがイギリスGPですでに各コンポーネンツ交換と合わせてグリッド降格ペナルティを受けている。

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2024/07/18

フェルスタッペン、不安は「視界障害」にも

Max Verstappen
Chigp_206_20240501103201昨シーズンと異なり、ここ2戦かつての王者メルセデスAMGチームに連勝を許すなど厳しい戦いを余儀なくされているレッドブル・レーシングだが、エースのマックス・フェルスタッペンにはまだ不安材料があるようだ。

それによればフェルスタッペンは2021年のイギリスGPで大クラッシュした際に見舞われた「視界障害」の問題にいまだ悩まされているのだという。
この時ハミルトン(メルセデス)と繰り広げた壮絶なバトル中、マシンはバリアにクラッシュ、そのとき受けた衝撃は実に50G以上にも達したとみられている。

それ以来フェルスタッペンは特に起伏が多いコースや広告看板が多いコースで視界に影響を受けていると説明している。
今シーズンはまだ半分を残しているが、引き続き厳しい戦いが続きそうだ。

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2024/07/03

フェルスタッペン、ノリスの動きに「納得できない」

Battle Image
Autgp_205_20240702103601オーストリアGPの勝敗を左右した決勝レース終盤のバトルについて、最大の「被害者」であるフェルスタッペン(レッドブル)は、ノリス(マクラーレン)の動きに「納得できない」と、不満げな姿勢をみせている。

それによればフェルスタッペンはコース形状の特性もあるとしたものの、ノリスのマシンとタイヤどうしが接触したのにはノリスの無理なライン取りが原因にあったと指摘しているもの。

この接触事故でダメージを負ったフェルスタッペンはそれでもなんとか復帰して5位でフィニッシュできたが、一度は首位に躍り出たノリスのほうは結局リタイヤを余儀なくされている。
ただ周囲の反応は必ずしもフェルスタッペン擁護とは言えないようだ。

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2024/07/02

ステラ代表(マクラーレン)、「対処が後手」

Image
Autgp_205王者フェルスタッペンをあと一歩のところまで追い詰めながら、オーストリアGP勝利に届かなかったマクラーレン・レーシングのアンドレア・ステラ代表は、アクシデントの遠因として過去に「対処が後手になったこと」があるとの独自見解を披露した。

それによればフェルスタッペンは若い時期から類い稀な闘争心を有していてこれまでにもしばしばそれが問題を起こす原因になってきたと分析。
「少なくとも3年前にはわれわれは彼を指導すべきだった。
しかし誰もがそれを放置してきたことが、今回の接触事故にも繋がっている。
明らかに、われわれ全員が反省すべきところだ」

流石に過去、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネンらチャンピオンを育てた名エンジニアだけのことはある大局的な見解だ。

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2024/06/17

フェルスタッペン親子、オーストリアGPで初競演へ

Max & Jos Verstappen
M_j_verstappen_l現チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは父親のヨス氏も元F1ドライバーであることが知られているが、その二人の初競演が実現することがわかった。

それによれば来たる第11戦のオーストリアGP、レッドブル・グループのホームコースでもあるレッドブルリンクで、ヨス氏はグランプリのサポートイベントであるヒストリックカーによるデモンストレーションランで往時のレッドブル『RB8』マシンのドライバーを務めることになったとのことだ。

同じくヒストリックカーのドライバーには他にもゲルハルト・ベルガー氏やエマーソン・フィティパルディ氏、デビッド・クルサード氏らの参加が予定されているという。

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2024/05/21

「辛勝だった」と、フェルスタッペン

Max Verstappen
Romgp_204結果的には今回のロマーニャGPでもみごとなポールTOウィンを飾ったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだったが、その内情は「辛勝だった」と、レース後明らかにしている。

それによればミディアムタイヤでスタートしたレース序盤は良かったもののハードタイヤで逃げ切りを図ったレース最終盤はグリップ不足に悩まされ、最後までノリスを押さえきる自信がなかったという。

「トサでは危うくクラッシュするかと思ったよ」と3年連続F1チャンピオン。
王者フェルスタッペンがこうした弱音を吐くのは極めて珍しいことだ。
次戦モナコGPが注目される。

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2024/05/08

マシントラブルだったフェルスタッペン

Max Verstappen
Miagp_102_20240508071701セーフティカー導入時の戦術の綾と理解されたフェルスタッペン(レッドブル)の『逸勝』だが、チームはレース後マシンが深刻なダメージを負っていたと明らかにした。

それによれば同選手のマシンはフロアパネルに損傷が確認されたというもの。
このせいでマシンはバランスが崩れペースが上がらなかったと推理している。
フェルスタッペンはレース中盤に差し掛かった22周目、シケインに進入する際にコース脇に設置されたボラードを粉砕していて、この時にフロアパネルを痛めたとみられている。

ただ不思議なことにこれについて当のフェルスタッペンは「ドライブしていてマシンに「異常は感じられなかった」と語っていることだ。
担当エンジニアは「フェルスタッペンのような繊細な感覚のドライバーが損傷に気付かないのは不思議なこと」と、首を傾げているという。

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2024/05/02

メルセデス、フェルスタッペンと接触へ

Max Verstappen
Chigp_206_20240501103201ハミルトンのフェラーリ移籍発表に伴い、空席となるメルセデスAMGチームのレースシートにレッドブル・レーシングのフェルスタッペンの名前が浮上している。

連続チャンピオンに輝く同チームでは今クリスチャン・ホーナー代表のハラスメント・スキャンダルを巡って内部抗争が勃発しているとされ、安定を求めるフェルスタッペン親子の不興を買っていると伝えられている。

さらに同チームの頭脳であるエイドリアン・ニューイ氏の離脱も伝えられている中、フェルスタッペン獲得に名乗りを挙げるとみられるのがトト・ウォルフ代表率いるメルセデスAMGチームだ。
噂では今週末のマイアミGP終了後にも両者の会談が行われる予定とのこと。
あるいは2025年は近年にないドライバー大移籍のシーズンになるかも知れない。

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2024/04/14

フェルスタッペンにメルセデスAMG移籍の可能性

Max Verstappen
M_verstappen_car_l_202404140837013度の世界チャンピオンで、今季もこまで圧倒する強さをみせているレッドブルのマックス・フェルスタッペンに、再びメルセデスAMGチームへの移籍話が流れている。
ドイツの専門誌によれば、すでに両者は仮契約を交わしたと伝えられているもの。

 

そもそもフェルスタッペンの契約にはヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーの在籍が条件になっているとされていて、同アドバイザーとクリスチャン・ホーナー代表との確執をまるで想定していたかのよう。

 

ディートリッヒ・マテシス/オーナー死去に端を発するチャンピオンチーム内の主導権争いは株主らをも巻き込みながら依然として結着をみせていない。

 

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