フェリッペ・ナスル、厳しい来季の状況認める
Felipe Nasr (C)Sauber Motorsport
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2015-16年とザウバー・チームで2年間F1を戦ったフェリッペ・ナスル(24歳:ブラジル)だが、来季の契約については白紙。
チームメイトだったマーカス・エリクソンのほうが早々と残留を正式発表したのに対し、スポンサー問題もあり今季限りでの放出が確実とみられる。
こうした現在の状況についてナスルは母国ブラジルで大きなシェアを持つ『グローボ・ニュース』に次のように語っている。
「もちろん僕は来シーズンもF1の舞台にいたいと思うし、その資格があると思っているよ。
ただ、正直言って現在の状況には厳しいものがあるね。
でももしも僕がシートを見い出すことができないのであれば、来年このF1にはブラジル人ドライバーが一人もいなくなることになるんだ。
ブラジルにはF1で長い歴史があるのだし、常に人気もある。
そのF1にブラジル人ドライバーがいなくなることのないよう、頑張らなくては」
F1の歴史でブラジル人ドライバーは累計31人。
これはアメリカ&イギリスの157人、さらにイタリア(98人)、フランス(70人)、ドイツ(57人)に次ぐ6番目。
ちなみに日本はトータル20人で10番目にランクされている。
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