2020/07/30

「F1でもスクリーン方式に」と、マーカス・エリクソン

Image (C)INDYCAR Media
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元ザウバー・チーム等のF1ドライバーで、現在はインディカー・シリーズに参戦するマーカス・エリクソン(29歳:スウェーデン)が、「F1でもインディカー方式のコクピット保護デバイスを導入すべき」と進言している。

現在F1では『ハロー・システム』と呼ばれるTバー方式のピラーでドライバー頭部を護っている。
一方、インディカー・シリーズでは透明な強化プラスティックによる『エアロスクリーン』方式を採用している。
これについてエリクソンは、「僕はF1のものもインディカーのものも両方経験しているけれど、間違いなくエアロスクリーンのほうが優れていると思う。
ハロー並みの強度を持ち合わせた上で、ドライバーからの視野は格段にいいからね。
細かいデブリ(破片)などからの安全も担保されているし。
僕は将来F1だけでなくヨーロッパ地域のレースでもみんなエアロスクリーンになっていくと思うな」と、持論を展開している。

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2019/06/28

エリクソン(前ザウバー)、ピレリのF1タイヤテストへ

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリでは、シーズン中にも複数回のタイヤテストを各チームの持ち回りで行っているが、これに前ザウバー・チームのレースドライバーであるマーカス・エリクソン(28歳:スウェーデン)が参加する方向であることがわかった。

それによればエリクソンは、オーストリアGP終了後に当地レッドブルリンクでザウバー・チームの後継であるアルファロメオ・レーシングから参加するとのこと。
エリクソンのF1マシン・ドライブは昨年11月以来のことになる。

2014年に日本の小林可夢偉のチームメイトとして当時のケータハムからF1デビューを果たしたエリクソンは、翌年ザウバー・チームに移籍すると昨シーズン末までフル参戦。
今季はインディカー・シリーズに転向し、デビューシーズンからベテランらしい活躍をみせている。

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2019/06/08

サインツ(マクラーレン)、エリクソンを引き合いにF1改革提言

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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マクラーレン・チームのカルロス・サインツ(スペイン)は、昨季までザウバー・チームに在籍、今季はインディカー・シリーズに新天地を求めて渡米したマーカス・エリクソン(スウェーデン)を引き合いに、F1の構造改革を提言した。

「F1はマシン・チームによって戦闘力に差がありすぎるんだ。
僕を含め、ほとんどのドライバーは最高でもただ7番手を争っているような始末だもの。
でもインディカーは全然違う。
それは昨年までF1を戦っていたエリクソンが、いきなり初年度で優勝争いをしていることでもわかるよね。
F1をほんとうに魅力あるものにしたいなら、緊急に何かを変えていかなければならない筈だ」

F1時代には戦闘力に欠けるチームでグリッド後方を埋めるのが常だったエリクソンだが、先週末行われたデトロイト戦ではベテランのスコット・ディクソンと最後まで勝利を争い、わずか2秒足らずのタイム差で2位フィニッシュする活躍をみせている。

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2018/12/07

F1離脱のエリクソン、「インディカーのほうがレースらしい」

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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2014年に小林可夢偉のチームメイトとして当時のケータハムからF1デビュー、翌年からはザウバー・チームで戦い続けたマーカス・エリクソン(28歳:スウェーデン)だが、今季でF1シートを失うこととなった。

2019年はインディカー・シリーズへの転向が決まったエリクソンは、今週渡米して初のテストを行ったあと次のようにその感想を語っている。

「インディカーのマシンに乗ってみると、今のF1が少し人工的になっていることが再確認される。
正直、インディカーのほうが情熱的でレースらしい魅力を持っていると思うね。
F1はスタートする前にほぼ完成されているけれど、ここではマシンと語り合うことが必要なんだ。
レースをやってみようという所期の意欲を、ここではあらためて感じさせてくれるんだよ」と、スウェーデン人。

F1からインディカー・シリーズに転向したドライバーは多いが、近年タイトル獲得まで至ったケースはなく、期待が寄せられる。

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2018/11/01

エリクソン、来季ザウバー・チームのリザーブも兼任

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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今シーズンで5年間走ったザウバー・チームを離脱、来季はインディカー・シリーズに転向が決まっているマーカス・エリクソン(28歳:スウェーデン)だが、来季もザウバー・チームのリザーブドライバーを務めることが明らかにされた。
これはエリクソン自身が語ったもので、それによればリザーブドライバーと共にチームのアンバサダーも務めるということだ。

「F1で5年間経験を積んだあと、SPM(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)のような有力チームでインディカーを戦えるのはとても光栄なことだと思っている。
オーバルは初体験になるけれど、みんなの期待に応えられるように頑張りたい。
でも、これでF1と縁が切れる訳ではなく、引き続きザウバー・チームとも関係を維持することになっているんだ。
今度は逆にインディカーでの経験が活かされるよう、ザウバー・チームにも貢献したいと思っているよ」と、エリクソン。

ただインディカー・シリーズの日程は過密で、双方でフルに活動するのは難しそうだ。

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2018/10/31

エリクソン(ザウバー)、来季はインディカー・シリーズ参戦へ

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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今シーズンでザウバー・チームのレースシートを失うことになるマーカス・エリクソン(28歳:スウェーデン)が、来季はインディカー・シリーズにフル参戦することが確実となった。
インディカーでの所属チームはSPM(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)で、チームメイトはジェームズ・ヒンチクリフになるとのことだ。

2014年に当時のケータハムからF1デビューを果たしたエリクソンは翌2015年からザウバー・チームに移籍、これまで最高位8位(2015年オーストラリアGP)を記録するなどしたが、来季は契約が延長されないこととなっていた。
なお、来季のザウバー・チームはキミ・ライコネン(現フェラーリ)とアントニオ・ジョビナッツィ(元ザウバー)というドライバー・ラインナップになる。

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2018/09/26

エリクソン、来季はザウバー・チームの第3ドライバーに

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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来季のレースドライバーとして新たにアントニオ・ジョビナッツィの起用を決めたザウバー・チームは、これによりレースシートを失うことになったマーカス・エリクソン(28歳:スウェーデン)について、2019年は第3ドライバー&アンバサダーとして同チームに残ることを明らかにした。

2014年に当時のケータハムF1チームからF1デビューを果たしたエリクソンは、シーズン終盤までの16戦に出走、最高位はモナコGPの11位というものでポイント獲得はならなかった。
2015年からはザウバー・チームよりフル参戦。
こちらではこれまでの4年間で9回の入賞、最高位は2015年開幕戦オーストラリアGPの8位。
ただ今季は大物新人シャルル・ルクレール(20歳:モナコ)に後れを取ることが目立った。

エリクソンは今後第3ドライバーとしてF1全戦に帯同する一方、アンバサダー(大使)としてアルファロメオ・ザウバー・チームのプロモーション活動に従事するとのことだ。

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2018/09/02

エンジン交換でエリクソン(ザウバー)10グリッド降格

FIA
イタリアGPのレーススチュワード(審査委員)は、フリー走行セッションでクラッシュしたザウバー・チームのマーカス・エリクソンについて、ICE(エンジン本体)を交換したため決勝レースでグリッド降格のペナルティが科されることを明らかにした。

それによればエリクソンはクラッシュしたシャシー全体を交換する他、新しいICE(エンジン本体)を投入、これが今シーズン4基目となるため規定により予選グリッド10番降格のペナルティを受けることになったもの。

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2018/07/28

ザウバー・チームに危険リリースで罰金

FIA
ハンガリーGPのレーススチュワード(審査委員)は、27日(金)に行われたフリー走行2回目セッション中、マーカス・エリクソンのマシンのピット作業に危険なリリースがあったとしてザウバー・チームに罰金5千ユーロ(約65万円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによれば同車はタイヤ交換の際に締め付けが不良のままピットアウトしたが、気づいたチームの指示により直後にマシンを停止させたため、実害はなかった。
スチュワードは危険リリースはあったものの採りうる措置はなされたためレギュレーションにあるグリッド降格のペナルティまでは科さないものとしたという。

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2018/07/11

エリクソン(ザウバー)、「DRSのミス」認める

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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イギリスGPの決勝レース終盤、1コーナーで単独クラッシュを演じたザウバー・チームのマーカス・エリクソンが、自身の操作ミスが原因であったことを認めた。

「あの時僕は他のマシンとバトルを繰り広げていたから、ドライバーとして当然のことDRS(ドラッグ・リダクション・システム)を制限一杯に使いたかったんだ。
DRSゾーンに入る時にはできるだけ早く、そして終わる時にはできるだけ遅く、ね。
そしてあの時、おそらくボタンをきちんと押せなかったんだと思う。
路面のバンプが激しい所だから、指が滑ったのかも知れない。
少なくともデータを見る限り、ボタンが押されていなかったのは事実だよ」

今シーズン、チームメイトである新人のルクレールが5回の入賞を果たしているのに対し、先輩であるエリクソンはわずか2回に留まっている。

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