2019/06/12

ヒュルケンバーグ(ルノー)、「チームオーダー」に不機嫌

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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カナダGPではリカルドが6位、ヒュルケンバーグが7位と今季初のW入賞を決めるなど戦闘力アップが実感されたルノー・チームだが、レース後のピットガレージの雰囲気はただならないものだったようだ。

今回、予選こそ後塵を拝したものの決勝レースでチームメイトよりペースが良かったのはむしろヒュルケンバーグのほうだったとされる。
しかしチームは無線でそのままポジションをキープするよう指示を出したということで、実際ヒュルケンバーグのゴールタイムは6位リカルドのわずか0.402秒後方という「際どいもの」だった。
チーム関係者によれば、ゴール後のヒュルケンバーグは明らかに不機嫌で、怒りを押し隠しているようだったという。

これについて同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「ヒュルケンバーグの気持ちはわかるが、優先すべきはまずチームとしての成績。
われわれの判断に誤りはない」と、胸を張った。

ただ、先にはガスリー(レッドブル)との入れ替え話も浮上したヒュルケンバーグのこと、騒動はこの後も尾を引きそうだ。

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2019/05/25

ルノー・スポール首脳、「信頼性の問題は解決」

Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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かねてMGU-K(運動エネルギー回生システム)に問題があるとされてきた今季のルノー製パワーユニットだったが、実はコンロッドというエンジン本体の中枢部に関わる部分でも信頼性に問題を抱えていたことが明かされた。
しかしこれについて、ルノーは解決したと強調している。

そう語るのはルノーとマクラーレン両チームにPU(パワーユニット)を供給するルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクター。
「コンロッドのトラブルは第2戦のバーレーンでルノーの2台が揃ってリタイヤしたときに発覚した。
ヒュルケンバーグのエンジントラブルが本体に関わるものであることがわかったからだ。
直ちに対策に傾注したが、完全に解決するまではエンジンのパフォーマンスを制限せざるを得なかった。
しかしスペインでもう問題がないことが確認されたので、今回のモナコではフルパワーで行ける」と、自信をみせた。

土曜日の午後にはそのルノー製パワーユニットの実力の程度が衆目に晒される。

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2019/05/05

ルノー・スポール、「レッドブルの成功にはルノーが貢献」

Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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昨シーズン限りで12年間に渡ったパートナーシップを解消したルノーとレッドブルの両者だが、かつての蜜月時代を忘れたかのように、今は冷たい応酬を続けている。

かつて2010年からの4年間、タイトル獲得を欲しいままにしたルノーとレッドブルは、しかし現行のハイブリッド・システムになってからは明らかに出遅れタイトルから遠ざかったままの状況が続き、昨年ついにその関係にピリオドを打った。

ルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「正直に彼らを讃えたいのは、彼らがこの世界でのコミュニケーション戦略に長けていることだよ。
これは現代のメデイア社会ではに少なからず報道に影響を与える重要なものだからね。
ただ忘れてならないのは彼らが成長し、成功を掴んだ陰にはルノーの果たした役割が大きいということだ。
どこの世界においても評価は正しくなされなくてはいけないよ」と、皮肉。

ただルノーと決別したレッドブルがそれでも今年ランキング3位を維持しているのに比べ、ルノー自身は7位という後方に甘んじているというのは承服できかねることだろう。

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2019/04/26

ルノー・スポール、「パフォーマンス第一」が優先

Renault Duo (C)Renault Sport F1
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今季F1に参戦する4つのエンジン・マニュファクチャラーズの中で、これまでのところ最も信頼性に欠けているのはルノー製パワーユニットのようだ。
カスタマー・チームであるマクラーレンはサインツのマシンが今季全車のトップを切ってMGU-K(運動エネルギー回生システム)のトラブルによりリタイヤ。
また本家を含めここまで計6回に渡るスタートのうち、実に3回は信頼性の問題からリタイヤを余儀なくされている。

しかしこうした状況についてルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「今季われわれに課せられた最大の責務はミッドフィールドの集団からの明確な脱却というもの。
そのためには信頼性をある程度犠牲にしても、パワーアップしパフォーマンスを上げることが求められているんだ。
この目標が変わらない限り、リザルトに妥協することがあってもわれわれの姿勢は変わらない」と強調した。

確かに先の中国GP予選でもルノーは2台共Q3進出を果たしているが、アビテブール氏のこうした「強がり」がシーズン最後まで上層部を納得させられるかは疑問だ。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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ルノー・スポール、昨季の「レッドブル問題点」指摘

『Mobil』 (C)Redbull Racing
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数々のタイトル獲得を果たしてきたレッドブル&ルノー・パワーだったが、このところの不振を理由に昨季で袂を分かつ結果となった。
その原因には様々な憶測が繰り広げられたが、エンジン供給元であるルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは次のように『motorsport.com』に語っている。

「昨年われわれはカナダGPで、満を保持してパワーアップされた改良型パワーユニットを投入した。
しかしエンジンパワーにとって最も重要な要素である燃料及びオイルについて、残念ながらわれわれとレッドブルでは供給元が異なっていた。
(ルノーはBPカストロール、レッドブルはエクソンモービル)
このためレッドブルがウチのエンジン性能を最大限引き出せなかった可能性がある。
少なくともベンチテストを再度行うためにタイムラグが障害になったことが考えられる。
彼らがせっかくの性能を生かし切れなかったことは、われわれにとっても返す返す残念なことだった」と、述懐。

なお現在BPカストロールを使用するマクラーレンも来季は自身のスポンサーでもあるペトロブラスへの切替が予定されていて、再び同様の問題が生じる可能性がある。

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2019/02/18

ルノー・スポール首脳、「大幅前進」に自信

メルセデス&フェラーリの2強エンジンをホンダと共に追う立場のルノーが、2019年の同社製パワーユニットについて「大幅に進歩したものになる」と自信をみせた。

Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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これは同陣営のシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターがファクトリーのある本拠地エンストンで語ったもの。
「具体的な数字については明かせないが、昨年仕様のものより大幅に進化したものになるということは間違いない。
もちろんメルセデスやフェラーリもそれなりに前進している訳だから、軽々に追い付いたなどとは言えないが、これまでのギャップを縮めるものになったことは確かな筈。
少なくとも2014年シーズンに現在の1.6リッターV型6気筒ターボになって以降、今回は最大の進化を果たしたということにはなるだろう」

具体的な改良点については明かさなかったが、「昨年はレッドブルのものにだけ投入した新機軸をさらに推し進めた」ということのようだ。

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2018/12/10

ルノー・スポール首脳、「予選モードで上位とパワー差」

Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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ワークスチームとしていよいよその真価が問われるルノー・チームだが、重要な要素となるPU(パワーユニット)について、供給元であるルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは次のように説明した。

「現状、メルセデスやフェラーリのものと比べ、その差はレース時で15から20KW(20馬力から27馬力)だと考えている。
これはコースによってはシャシーでカバーできる範囲と考えられるもので、実際レッドブルがそれを示してみせたいると言える。
一方、予選モードに関して上位との差は大きい。
おそらく彼らと比べて40KW(約54馬力)ほどもあるのではないか。
来年はなんとかこの差が縮まっていることを願うね」と、41歳になるフランス人エンジニア。

また来季ホンダ・エンジンへのスイッチが決まっているレッドブルについては「お手並み拝見」と、ライバル心をみせた。

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2018/10/18

ホンダの進歩は巨額投資の賜物」と、ルノー・スポール首脳

Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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ホンダがこのほど導入した『スペック3』と呼ばれる改良バージョンは、推定約35馬力のパワーアップを果たし、すでにルノーのものと同レベルかこれを凌いだとみられている。
これについてルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、僻みともとれる発言で話題を呼んでいる。

「確かにホンダはそれなりのパワーアップを果たしたと思うが、別に驚くことではない。
彼らはそれに巨額の資金を投じている。
しかしそれは現代のF1エンジン競争の悪い面だ。
こうしたことが続けば、再び開発コストが上昇し、財政問題によりF1からエンジン・メーカーが失われることになるよ」と、警告した。

F1では2021年にレギュレーションの大幅変更が予定されていて、それでなくとも各メーカー共大規模な投資を迫られている。

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2018/09/24

ルノー、ロシアGPでもアップデート投入の構え

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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例年この時期はすでに来季用マシンの開発がスタートしているのが通例だが、ルノー・チームでは今週行われるロシアGPにも新たなエアロダイナミックスを投入すべくファクトリーで懸命な作業が続けられていることを明らかにした。

これはこれまで確保してきたコンストラクターズ・ランキング4位の座が、このところ調子を上げたハースF1チームの猛烈な追い上げにさらされているからだ。
幸いシンガポールGPではW入賞を果たしてポイント差を開いたが、その裏にはイタリアGPでハースF1チームに肉薄されたという状況が背景にあったとされる。

同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「ランキング4位をキープするのはわれわれにとって絶対に死守しなければならない課題」と、現在の厳しい状況に言及した。
ルノー・チームはグロージャンが6位入賞を果たしたイタリアGPについて、レギュレーション違反を指摘してハースF1のポイントを帳消しにするという政治的な「工作」の成果も行った。
なおこの件についてはFIA(国際自動車連盟)により目下審査中となっている。

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