フェルスタッペン、マルコ氏離脱なら同行も
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Lando Norris (C)McLaren Group
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レッドブル・グループでドライバー起用に大きな影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが、マクラーレン・レーシングで表彰台に上がる活躍をみせているランド・ノリス(23歳:イギリス)に秋波を送っている。
これは、オーストリアのテレビ『サーヴァスTV』の番組で語ったもの。
その中で同氏は「ノリスは特筆すべき才能を持っていると確信している。
ぜひともウチのクルマで走らせたいと思っているが残念なことに彼はマクラーレンとの間で長期の契約を結んでいる。
フェルスタッペンと同じ土俵で戦わせてみたいのだがね」と、無念さを語っている。
ノリスの契約は2026年末までという長期のものと伝えられている。
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M.Verstappen & H.Marko (C)Redbull Racing
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目下、F1をリードする存在になったマックス・フェルスタッペン(25歳:オランダ)について、レッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーはその類い稀な資質について次のように言及した。
「言うまでもなくフェルスタッペンには他を圧倒する能力とスキルを併せ持っているが、凄いのは今もさらに進化を続けていることにある。
数年前の彼と現在の彼とでは比べものにならないのだから」と、称賛。
パドックでは「フェルスタッペンを除いてレースをやればちょうど良い」とのジョークが囁かれる始末だ。
なおフェルスタッペンがまだ17歳の時その才能を見抜いて抜擢したのはマルコ氏自身だ。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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アルファタウリでレースドライバーを務めていたデ・フリースの電撃解雇は周囲に衝撃を与えたが、そのプレッシャーはレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスにも影響を及ぼすことになるかも知れない。
これについて同グループでドライバー起用に強い影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは次のように語っている。
「リカルドの起用とペレスの問題とはまったく別で両者に関係はない。
ましてやペレスのシートが脅かされるなんてフェイクニュースに過ぎない。
ただペレスには予選のパフォーマンス改善が必要だとは伝えてあるがね」
ペレスは今回のイギリスGPで5戦連続となるQ2までの敗退を喫していて、チームのレース戦略にも少なからず影響を与えている。
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Marek Reichman & Adrian Newey (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは同チームのチーフ・テクニカル・オフィサーであるエイドリアン・ニューイとの契約延長について次のように語っている。
「ニューイはレッドブル・レーシングに残留すると確信しているよ。
期間がどのくらいのものになるかはわからないが、おそらく長期のものになる。
ま、終身とは言わないが、それに近いものになるのではないか。
いずれにせよ彼がわれわれと袂を分かつことは考えられない。
だから彼を獲得しようという他チームの目論見は無駄なことになる筈だ」
それでもライバルチームからの熱い誘惑は途絶えることがないとみられる。
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Alphatauri 『AT04』 (C)Scuderia Alphatauri
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レッドブル・グループの一員ででレッドブル・レーシングの弟分として戦うスクーデリア・アルファタウリだが、2020年から使われてきたその名称が、再び変更になるかも知れない。
これは同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが示唆したもので、その背景には同チームの戦績不振があるとされる。
アルファタウリはイタリア製ファッション・ブランドで、F1での活躍を舞台にファッション界での市場拡大を狙ってプロモーション活動を大きく展開してきた。
しかし2021年のコンストラクターズ・ランキング6位が最高で、今季はまだ1ポイントすら稼げず最後尾というのが現実。
同じくファッションのほうでも期待した拡大には至っていないという。
マルコ氏は「大きなテコ入れをしなくてはならない」と、改革の必要性を口にしている。
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Helmut Marko (C)RedBull Racing
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レッドブル・グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が開幕戦バーレーンGPの結果について言及、「レッドブルが表彰台を独占した」と、皮肉った。
同氏によれば、今回アロンソ(アストンマーティン)の手により3位に入った『AMR23』はレッドブルのマシンに酷似していて、「緑に塗られたレッドブル」と揶揄したものだ。
それを裏付けるように、レッドブルで空力責任者を務めたダン・ファローズ氏が、昨年の4月にアストンマーティン陣営に移籍したことが挙げられている。
F1ではこうした騒動は以前から繰り返されてきたことではある。
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