2023/04/13

ダニール・クビアト、フォーミュラEに活路求める

Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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元レッドブル等のレースドライバーだったダニール・クビアト(29歳:ロシア)が、いま世界的趨勢である電気自動車『フォーミュラE』のテストを受けることがわかった。

それよれば4月22-23日の第7-8戦のベルリン・ラウンド参戦を目途に『NIO 333』チームによるテストの機会を得たということだ。
同チームによれば、問題がなければ残りのシーズンすべてに参加させる予定という。

2014年に当時のトロ・ロッソからF1デビューを果たしたクビアトは、その後スピードを買われてレッドブル・レーシングに抜擢されるなどしたが、2017年のアメリカGPを最後にシートを失い、さらに母国ロシアによるウクライナ侵攻もあって他のロシア人ドライバー同様に不遇を託っていた。

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2022/07/28

クビアト(元アルファタウリ)、NASCARシリーズデビューへ

Daniil Kvyat (C)Ex.Scuderia Toro Rosso
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元レッドブル等のレースドライバーだったダニール・クビアト(28歳:ロシア)が、今週末インディアナポリス・ロードコースで行われる『NSCARカップシリーズ』第22戦でNASCARデビューを果たすことがわかった。

2014年に当時のトロ・ロッソからF1デビューしたクビアトは、翌年フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングに抜擢されるなどしたが、2016年シーズン半ばに再びトロ・ロッソに更迭されるなどし、チームがアルファタウリとなった2020年を最後にF1から離脱していた。

NASCARでの所属はオランダのチーム・ヘゼバーグで、マシンはフォード・ムスタング。
さらにワトキンスグレンやシャーロットMSWへの参戦が予定されているという。

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2022/03/03

英国のMS連盟、ロシア人ドライバーの参加禁止を決定

Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、ウクライナ自動車連盟はロシア人ドライバーの資格停止をFIA(国際自動車連盟)に要請していることが明らかとなったが、これとは別に英国の四輪モータースポーツの運営組織である『モータースポーツUK』は「ロシアからライセンスを発給されたドライバーとチームは、イギリス国内で行われるすべてのモータースポーツ・イベントへの参加を認めない」という厳しい方針を決めた。
同連盟では、この決定は英国政府の了承の元に決められたとしている。

F1においてはニキータ・マゼピン(ハース)がこれに該当することになるが、同選手の先輩格である元レッドブル等のダニール・クビアト(ロシア)は「スポーツと政治を区別しない愚かな判断だ」と、糾弾しているという。

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2021/10/30

ダニール・クビアト、米NASCAR転向も視野のうちか

NASCAR Image (C)Nascar Media
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角田裕毅の起用で、アルファタウリ・ホンダのシートを失った形となったダニール・クビアト(27歳:ロシア)が、アメリカの人気シリーズ『NASCAR』への転向を視野に入れているようだ。
クビアトはF1のレースシート喪失後、アルピーヌF1のテスト&リザーブドライバーを務めながら2022年のF1復帰を目指すとしていたが、現実には叶わない様相。

これはこうした状況を受け、ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表が示唆したもの。
本来ハースはアメリカ系チームで、オーナーのジーン・ハース氏はこのNASCARでもスチュワート・ハース・レーシングの共同オーナーを務めていてその可能性は十分にあると言えそうだ。
これを裏付けるように、実際クビアトはNASCARのレースを視察したとみられている。

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2021/03/04

アルピーヌF1、ダニール・クビアトをリザーブドライバーに

Daiil Kvyat (C)Alpine F1
新型車『A521』をお披露目したアルピーヌF1(前ルノー)が、2021年のリザーブドライバーとして前アルファタウリのダニール・クビアト(26歳:ロシア)と契約したことを明らかにした。

2014年に当時のトロ・ロッソからF1デビューを果たしたクビアトは、本家レッドブル・レーシングに抜擢されるなど健闘したが、しかし角田裕毅のアルファタウリ・ホンダ加入により昨季限りで同チームのレースシートを失っていた。

一方アルピーヌF1ではフェルナンド・アロンソの2006年以来となる復帰が決まっているが、先に自転車事故で負傷、顎の手術を受けたことが報じられていて、その後の体調が懸念されている。
今季は新型コロナウイルスの懸念もあるが、万一アロンソ欠場となった場合、いきなりリザーブドライバーとしての職務がクビアトに巡って来る可能性もある。

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2021/01/02

レッドブル・グループ、クビアトとの関係終了

Daniil Kvyat (C)Honda Racing
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角田裕毅の加入により、アルファタウリ・ホンダのレースシートを失うことになったダニール・クビアトだが、これによりレッドブル・グループとの関係を最終的に終了させることがわかった。
これは同グループでドライバー起用に影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが明らかにしたもの。

それによれば期待されたパフォーマンスをみせることができなかったクビアトはこれによりレッドブル・グループとの関係を完全に終了。
2021年は雌伏の年とし、2022年のF1復帰を模索するということだ。

これは同じようにレッドブル・レーシングのレースシートを失うこととなったアレクサンダー・アルボンが2021年もリザーブ&テストドライバーとして同グループに籍を残し、いつでも再起用に備えるのとは対照的なものとなる。

同グループがドライバー起用に厳格なのは衆知のことで、新加入の角田裕毅もシーズン前半のうちに実績を残す必要がありそうだ。

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2020/12/23

シート喪失のクビアト(アルファタウリ)、「1年間は休息」

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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日本の角田裕毅の起用により、来季のシートを失うこととなったアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトだが、1年間は休養に充て、2022年のF1復帰を狙う方針であることを明かした。

「このままキャリアを終えることなんかまっくた考えていない。
まだF1でやれる自信はあるからね。
もう一度適切な環境で戦わせてくれれば間違いなくイケルと思っているよ。
ただ来シーズン1年は休養したいね。
2022年のことはそれから考えるつもりだよ」と、26歳のロシア人ドライバー。

2014年に当時のトロ・ロッソからF1デビュー。
以来、レッドブル・レーシングへの昇格や降格といった波乱を繰り返す、6年間のF1生活だった。

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2020/11/30

クビアト(アルファタウリ)、事故でペナルティ・ポイント

FIA
29日(日)行われたバーレーンGP決勝レース中に起きたストロール(レーシング・ポイント)とクビアト(アルファタウリ)との接触事故について、同GPのレーススチュワード(審査委員)は関連したビデオやテレメトリーのデータ等を検証した結果、クビアトにその大きな原因があるとして、ペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
今回の処分でクビアトは過去12か月で計4点のペナルティ・ポイントということになった。

なおクビアトにはレース中、すでに10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられているが、結果11位でゴールしたことを考えるとこのタイムペナルティがなければポイントを獲得できたかも知れない。

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2020/11/24

「契約駄目なら引退も覚悟」と、クビアト(アルファタウリ)

Daniil Kvyat (C)Honda Racing
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レッドブル・グループ傘下のアルファタウリでは、ピエール・ガスリーの残留がいち早く発表されたのに対し、ダニール・クビアトの来季は依然不透明なままとなっている。

パドック雀の間では、現在F2ドライバーでアルファタウリ&ホンダ双方の育成プログラムの一員でもある角田裕毅のステップアップが噂となっていて、こちらが決まらないとクビアトの去就も決まらないというのが真相とみられているようだ。

これについてクビアトは、「もちろん僕の希望はアルファタウリに残留するのが一番。
正直言って、いつ言い渡されるのか一日千秋の思いで待っているのが真情だ。
でも、もう考えるのは止めた。
今は今シーズンの戦いに集中すべきだからね。
将来の選択肢はいっぱいあるけれど、ただ怖れていた最悪のケースになった場合、まったく走らないという覚悟もできているよ」と、モーターレーシングの世界からの引退すらも示唆した。
クビアトは今年まだ26歳の若さだ。

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2020/09/05

クビアト(アルファタウリ)、ピットレーン速度違反で罰金

FIA
イタリアGPのレーススチュワード(審査委員)は、4日(金)行われたフリー走行1回目セッション中、ダニール・クビアトにピットレーン速度違反があったとして、アルファタウリ・チームに対し200ユーロ(約2万5千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればクビアトは制限80キロのところを81.1キロで走行したとのこと。
レギュレーションでは、制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額(端数繰り上げ)の罰金が科せられることが決まっている。
ただし1000ユーロが上限。

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