2023/03/03

スージー・ウォルフさん、F1アカデミー・シリーズの要職に

Susie Wolff (C)Williams F1
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女性レーシング・ドライバーの先駆者の一人であるスージー・ウォルフさんが、このほど『F1アカデミー・シリーズ』のマネージング・ディレクターに就くことがわかった。

F1アカデミー・シリーズはFIA(国際自動車連盟)の肝煎りで、女性によるシングルシーター・モータースポーツの上位クラスの普及を目指すもので、2023年から全7戦が予定されている。
マシンはF4クラスのワンメイクで、全15台の枠が設けられているとのこと。

F1メルセデスAMGチームの代表であるトト・ウォルフ氏の妻であるスージーさんは、かつてウィリアムズF1チームのリザーブドライバーを務めたこともある実力者だ。

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2019/02/28

合同テスト後半2日目、ベッテル(フェラーリ)クラッシュ

Carlos Sainz (C)McLaren Group
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2月27日(水)、バルセロナ・サーキットを舞台に行われているシーズン前テスト後半は第2日目を迎えた。

トップタイムはこの日もマクラーレンでカルロス・サインツの記録した1'17.144、これは今年のテストでは全体のベストになるものだ。
130ラップの多きを数えたが、コース入口でストップ、赤旗中断の原因も作っている。

2番手はペレス(レーシング・ポイント)、3番手はベッテル(フェラーリ)。
この日のビッグニュースはなんといってもこのベッテルのクラッシュだろう。
新しい僚友であるルクレールとこの日もマシンをシェアしたベッテルは午前のセッションで40周を周回、この日の3番手となる1'18.193のベストタイムを記録したもののその後3コーナーでコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断、ドライバーは直ちにメディカルセンターに運ばれて検査を受けたが幸い身体に問題ないとして解放された。
マシンは修復に当てられたもののルクレールのほうは結局インストレーションラップだけに留まりノータイムで終えている。

4番手ライコネン(アルファロメオ)、5番手グロージャン(ハース)、6-7番手には共にホンダ・パワーのフェルスタッペン(レッドブル)とクビアト(トロ・ロッソ)が並び合わせて229周を走り込んだ。
前日ハイドロリック系のトラブルに見舞われたメルセデスは遅れを取り戻すべくボタス&ハミルトン合わせて176周を周回した。
シーズン前テストで出遅れたウィリアムズは、クビサが最多の130周を周回、初めて本格的なテスト・プログラムを消化して追い上げの姿勢をみせた。

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2018/06/28

スージー・ウォルフさん、フォーミュラEチーム代表に

Susie Wolff (C)Williams F1
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メルセデス・モータースポーツの役員であるトト・ウォルフ氏の夫人で元ウィリアムズ・チームの開発ドライバーだったスージー・ウォルフさん(35歳:イギリス)が、フォーミュラEチームの代表に就くことがわかった。

それによればスージーさんはベンチュリ・フォーミュラEチームの株主として経営にも参画する一方、同チームの代表も兼ねるとのこと。
2006年から2012年までメルセデスからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦、その後F1では2015年までウィリアムズ・チームでテスト兼開発ドライバーを務めた。
一時は女性F1ドライバーへの期待も掛かったスージーさんは、「自らドライブすることは断念したが、異なる形でまたモーターレーシングへのチャレンジ・スピリットが湧いてきた」と、新たな意欲をみせている。

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2017/03/20

スージー・ウォルフさん、スピード違反で免停に

Susie Wolff (C)Williams F1
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メルセデス・モータースポーツの役員であるトト・ウォルフ氏の夫人で元ウィリアムズ・チームの開発ドライバーだったスージー・ウォルフさん(34歳:イギリス)が、公道でのスピード違反で免停処分を受けることになったという。

報道によれば、スージーさんは2015年6月にイギリスのオックスフォードシャーで制限速度48キロのところを56キロで走行、警察に検挙されたとのこと。
彼女はこれまでに2回スピード違反を犯していて免許の点数が12点が残り3点になっており、今回の違反により免停処分を科されることになった。

これに対してスージーさんは「免停は自身が行っている慈善事業に影響が出る」として処分の猶予を願い出ていたが、これが認められなかったということだ。
処分は6か月の免停と500ポンド(約7万円)の罰金になるという。

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2017/01/02

スージー・ウォルフさん(ウィリアムズ)に『大英帝国勲章』

Susie Wolff (C)Williams F1
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2015年末までウィリアムズ・チームの公式テストドライバーを務めたスージー・ウォルフさん(34歳:イギリス)に、この新年『大英帝国勲章』が贈られることがわかった。
これはこれまでスージーさんが長年モーターレーシング分野における女性の地位向上に貢献したことが評価されたもので、今回贈られるのは第5位に相当する『MBE』というもの。

大英帝国勲章には「GBE:大十字騎士」、「KBE:司令官騎士」、上記「CBE:司令官」、さらに「OBE:将校」、「MBE:団員」等の序列がある。
F1関連ではこれまで「CBE」にジョン・サーティーズ氏やフランク・ウィリアムズ氏、「OBE」にエディ・ジョーダン氏やエイドリアン・ニューイ氏、トニー・フェルナンデス氏やクリスチャン・ホーナー氏、そして女性ではクレア・ウィリアムズさんが受賞している。

なおスージーさんの夫君はメルセデス・モータースポーツの実力者トト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターである。

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2016/04/24

エクレストン氏、「女性のF1進出に尽力惜しまない」

Susie Wolff (C)Williams F1
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これまでの言動から、女性F1ドライバーの実現には否定的とみられるバーニー・エクレストン氏だが、このほど実現したスージー・ウォルフさん(32歳:イギリス)との会談でこれを全面否定して注目を集めている。

「これまでも私は女性F1ドライバーを否定したつもりはない。
報道というのはしばしばいくつかの言葉だけを採り上げて誤った方向に導こうとするものだからね。
私が女性を蔑視するというシチュエーションのほうが面白いんだろう。
女性が進出するのに何の問題もないさ。
いや、モーターレーシングというスポーツはそうあるべきものだよ。
だから私は彼女が推進するプログラムも積極的に応援していくつもりだがね」

これまでウィリアムズ・チームで開発ドライバーを務め、実際のグランプリでも金曜日のフリー走行セッションに出走した経験を持つスージーさんは『デア・トゥ・ビー・ディファレント』という女性支援のプログラムを立ち上げている。
なお、スージーさんの夫君はメルセデス・モータースポーツの実力者トト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターだ。

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2015/11/05

ウィリアムズ、スージー・ウォルフの現役引退発表

Susie Wolff (C)Williams F1
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4日(水)、ウィリアムズ・チームは同チームの公式テストドライバーを務めるスージー・ウォルフ(32歳:イギリス)が現役を引退することを正式発表した。

2012年に同チームの開発ドライバーとして職務をスタートさせたウォルフさんは、2014年末には公式真テストドライバーへの昇格を果たしたが、地元イギリスGPでフリー走行に出走した他はあまり走行のチャンスに恵まれなかった。

女性ドライバーとしては間違いなく出色の才能を持っていて、一時は女性だけのカテゴリー設立に奔走するなどしたが、結局夢を叶えることはできなかった。
最後のイベントは今シーズン終了後に行われる『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』参加になる見込み。

なおウォルフさんの夫君はメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターである。

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2015/07/04

スージー(ウィリアムズ)、好走に手応え

Susie Wolff (C)Williams F1
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イギリスGPフリー走行1回目セッションで、バルテリ・ボタスの代わりに出走したウィリアムズ・チームのテストドライバー、スージー・ウォルフ(31歳:イギリス)はフェリッペ・マッサから0.8秒遅れの13番手と好走した。

「間隔が空いてのコクピットなので感覚を取り戻すのに苦労した。
でもまだ余裕があったし、マッサとのタイム差は小さなものだったので悪くないと思う。
サポートしてくれたスタッフに感謝したい」

またロブ・スメドリー/エンジニアリング責任者も、「スージーがとても良い仕事をしてくれた。
彼女が有益なデータを収集してくれたのでボタスも午後順調にセットアップを進めることができたよ」と、評価した。

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2015/03/05

スージー(ウィリアムズ)、スペイン&イギリスのフリー出走へ

Susie Wolff (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは、今季同チームのテストドライバーに就いたスージー・ウォルフ(31歳:イギリス)を二つのグランプリでフリー走行セッションに起用することを明らかにした。

それによればスージーが担当するのは5月8日のスペインGPと7月3日のイギリスGPのそれぞれ金曜日午前のフリー走行1回目セッション。
同嬢はすでに先のバルセロナ合同テストで2015年仕様の『FW37』をドライブした経験がある。

冬の間にフィジカル・トレーニングで身体を鍛えてきたというスージーは、「準備はできている。シーズンに入ってマシンがどれだけ進化したか確認するのを楽しみたい」と、意欲をみせているという。

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2015/02/20

ウォルフ(ウィリアムズ)、接触事故のナスル非難

Susie Wolff (C)Williams F1
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バルセロナ合同テスト初日を担当したウィリアムズ・チームのテストドライバー、スージー・ウォルフは、午後のセッションで接触事故を起こしたフェリッペ・ナスル(ザウバー)について、「不必要なアクシデント」とそのドライビングを非難した。

この日ウォルフは午前のセッションでロングランを通じレース・シミュレーションを行い、チームに貴重なデータをもたらせた。
さらに午後は燃料を減らし、予選も想定したクィックラップに挑もうとした矢先、ナスルにラインを邪魔されて接触、マシンを損傷し修復のため走行時間を失ったもの。

「こうしたテストではとにかく1ラップでも多くの周回を重ねてインフォメーションを収拾することが重要。
レースではないのだから無意味なバトルは不必要だわ」と、不満を露わにした。

なおナスルは午前の時点でトップタイム。
ルーキーが功を急いだのも理解はできる。
ちなみにナスルは去年ウィリアムズ・チームのテストドライバーで、ウォルフの前任者だったのは皮肉なことだ。

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