2017/12/27

マックス・チルトン、「F1はスポーツとして成立しない」

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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かつて2013年から2014年に掛け、当時のマルシアでF1を戦ったイギリスのマックス・チルトン(26歳)がF1について言及、「スポーツとして成り立っていない」と、酷評して注目されている。

「F1はモーターレーシングの最高峰というけれど、上位チームと下位チームトの戦力に差がありすぎて、いつだって走る前からもう序列が予想されてしまっている。
こんなのはスポーツとは言えないよね。
スポーツというのは同じレベルの戦いでできるだけ接戦になるべきものなんじゃないのかな。
もちろんマシンやエンジンという『道具』を使うモーターレーシングではある程度止むを得ないことだけど、それでもF1に比べてインディカーなんかいつだって大接戦で誰が勝つのかわからないようになっている。
F1もそうしたワンメイクのようになれとは思わないけれど、インディカーから学ぶべき点は少なからずあると思うよ」

マルシアはヴァージン・レーシングらの系譜を引くプライベートチームだが、2015年シーズンを最後に消滅した。

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2014/11/18

ケータハムF1、小林可夢偉のチームメイトはチルトン?

今週末行われる最終戦アブダビGPへの復帰参戦を決めたケータハムF1チームでは、小林可夢偉の起用を明らかにしたもののもう一人のドライバーについては依然明確にしていない。

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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すでに小林可夢偉のチームメイトだったマーカス・エリクソンは自らケータハムF1との訣別を発表していて、復帰は考えられない状況。
また今年のベルギーGPでスポット参戦したアンドレ・ロッテラーも再度の参戦はないと明言している。
そして今季同チームのリザーブ&テストドライバーとしてバーレーンとイギリスGPでフリー走行を走ったロビン・フラインスも「チームからの要求はお金だけだから」と、パーソナル・マネージャーがその可能性を否定している。

そこで急浮上したのがマックス・チルトン。
チルトンはライバルであるマルシアF1チームのレースドライバーだが、ケータハム同様アメリカ&ブラジル両GPを欠場したマルシアにはまだ最終戦復活の可能性が残されている。
ただ、事実上実現は望み薄とみられているようだ。

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2014/10/13

チルトン(マルシア)、「とても辛い週末だった」

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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先週行われた日本GPでのアクシデントを受けジュール・ビアンキが欠場、ロシアGPはマックス・チルトン1台だけの参戦となったマルシアF1チームだが、その舞台裏は簡単なものではなかったようだ。

レースを終えたチルトンは、「今回はチームの誰にとってもとても厳しく辛い1週間だった。
レースの結果は最下位というものだったけど、それ以上のものを今日は得られたと思っている。
あんな事故のあと、翌週にまたレースをするというのはチームの誰にとっても簡単決断ではなかったよ。
レースのスタートを前にグリッドに着いたときも、ビアンキのことを思ってみんな感傷的になっていたからね。
いまF1の誰もがビアンキのことを思っていてくれる。
われわれは全員が彼の一時も早い回復を祈っているよ」と、チームメイトに心を馳せた。

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2014/08/23

F1裏事情に振り回されたアレクサンダー・ロッシ(マルシア)

Alexander Rossi (C)Marussia F1 Team
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一度はこの週末のベルギーGPでアレクサンダー・ロッシ(22歳:アメリカ)がF1デビューと発表されながら、結局金曜日・午前のフリー走行出走のみに留まるなどマルシアF1チームの対応は混乱を極めた。

そもそも今回のドライバー交代については当のマックス・チルトンが「チームの資金獲得のためシートを譲った」としていたにも関わらず、結局自分自身が復帰したことで今回の事情が単純でないことを露呈させることになった。

周囲の見方では、チームへのスポンサー資金の持ち込みが遅れたため、いったんシート喪失。
その後相当額の支払いが確約されたため急きょ復帰したというのが大方の一致するところだ。
ちなみにチルトンの持ち込みスポンサーは父親が運営する保険会社で、年間5千万ポンド(約8億6千万円)に達するものとみられている。

この騒動に振り回されたのが先月リザーブドライバーとして契約したばかりのロッシだろう。
念願のF1デビューは突然目の前に現れ、そして消えていった。

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2014/08/22

チルトン(マルシア)のマネージメント、「シート売却で資金得た」

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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マルシアF1での突然のドライバー交代について、チーム側はその背景を明確にしていないが、当のマックス・チルトン(23歳:イギリス)のマネージメントが本人に代わり、その背景を明らかにした。

それによればマルシアF1チームは資金難のためチルトンが持つベルギーGPドライブの権利を売却、これにより資金を得て今後の活動に充てるというもの。
ドライバー本人にとっては理不尽な措置だが、チルトンはチームのためこれを受け入れたとしている。
ケータハムに続き、マルシアでもチーム身売りの噂があり、現場は不安なままでレースを迎えることになる。

なおチルトンはベルギーGPでもチームに帯同し、全力で協力するという。

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2014/07/26

火災事故のチルトン(マルシア)はギヤボックス交換に

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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金曜日に行われたハンガリーGPフリー走行早々マシン後部からの火災事故に見舞われ、このセッションの走行をほとんどフイにしてしまったマルシアF1のマックス・チルトンだが、この影響でさらにギヤボックス交換を強いられたことがわかった。

「火災そのものは洩れたオイルに引火したものということで大事ではなかったんだけれど、そのためにギヤボックスを交換しなくてはならなくなりセッションのほとんどの時間を費やしたのは残念だった。
走行できたのはたった5ラップだけだった。
でもそのお陰でFP2との比較が出来たのは良かったけれどね。
まだ望んでいた場所(ケータハムより前)には来られていないので、明日もっと頑張らなくっちゃならないよ」

残念ながらチルトンはこのギヤボックス交換によりグリッド5番降格のペナルティが科せられる筈だ。

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2014/06/09

チルトン(マルシア)には次戦グリッド3番降格ペナルティ

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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カナダGPのレーススチュワード(競技審査委員)はまたオープニングラップで起きたマルシアF1チームどうしのアクシデントについて、最初にマシンのコントロールを失って事故の引き金となったマックス・チルトンに対し、次戦グリッド3番降格のペナルティを科すことを明らかにした。

2013年のF1デビュー以来、ここまで全戦完走を果たしてきたチルトンにとって、ペナルティよりもリタイヤに終わって連続完走記録が途絶えたことのほうがショックかも知れない。
これによりチルトンの記録は25で潰えることとなった。

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2014/01/15

チルトン(マルシアF1)は固定カーナンバー『4』を選択

FIA(国際自動車連盟)による今シーズンの固定カーナンバー発表に一歩遅れたマルシアF1チームのマックス・チルトン(22歳:イギリス)だが、その後カーナンバー『4』を申請して認められたことを明らかにした。
チームメイトのジュール・ビアンキ(24歳:フランス)のほうはカーナンバー『17』が決まっている。

本人のツイッターによれば、自分の名前である「MAX」を「M4X」に見立てて、ということのようだ
なおこれでまだカーナンバーが決まらないのはケータハムF1の2台だけとなった。

【2014年カーナンバーリスト】(1/14)

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
Infiniti Red Bull Racing(AUT) Red Bull Renault 1 セバスチャン・ベッテル GER 3 ダニエル・リカルド AUS
Mercedes AMG Petronas(GER) Mercedes 44 ルイス・ハミルトン GBR 6 ニコ・ロズベルグ GER
Scuderia Ferrari(ITA) Ferrari 14 フェルナンド・アロンソ ESP 7 キミ・ライコネン FIN
Lotus F1 Team(GBR) Lotus Renault 8 ロマン・グロージャン FRA 13 パストール・マルドナド VEN
McLaren Racing(GBR) McLaren Mercedes 22 ジェンソン・バトン GBR 20 ケビン・マグヌッセン GBR
Sahara Force India(IND) Force India Mercedes 27 ニコ・ヒュルケンバーグ GER 11 セルジオ・ペレス MEX
Sauber F1 Team(SUI) Sauber Ferrari 99 エイドリアン・スーティル GER 21 エステバン・グティエレス VEN
Scuderia Toro Rosso(ITA) STR Ferrari 25 ジャン・エリック・ベルニュ FRA 26 ダニール・クビアト RUS
Williams F1 Team(GBR) Williams Mercedes 19 フェリッペ・マッサ BRA 77 バルテリ・ボタス FIN
Murussia F1 Team(RUS) Murussia Cosworth 17 ジュール・ビアンキ FRA 4 マックス・チルトン GBR
Caterham F1 Team(MAL) Caterham Renault TBA TBA TBA TBA TBA TBA

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2014/01/12

マルシアF1、マックス・チルトンの残留を正式発表

Max Chilton (C)Marussia F1 Team
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11日(土)、マルシアF1チームは同チームの昨季のレースドライバーだったマックス・チルトン(22歳:イギリス)について、2014年も引き続き正ドライバーライバーとして残留することを正式発表した。
同チームではすでにジュール・ビアンキ(24歳:フランス)の残留が決まっており、これで昨季と同じドライバー・ラインナップで戦うことが確定した。

2013年のチルトンは予選最高位が16位(ベルギーGP)、決勝レースはモナコGPの14位が最高、ポイント獲得には至っていない。

なおこれで10チームの2014年すべてのシートが確定、決まっていないのはケータハムF1の二つだけとなった。

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2013/11/24

グティエレス(ザウバー)とチルトン(マルシアF1)に戒告

Esteban Gutierrez (C)Sauber Motorsport
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ブラジルGPのレーススチュワード(競技審査委員)は、ザウバー・チームのエステバン・グティエレスとマルシアF1チームのマックス・チルトンの二人について、いずれも23日(土)午前に行われたフリー走行3回目セッション中ピットレーン入口のホワイトラインをオーバーしたとして戒告処分とした。

戒告処分はシーズン中にトータル3回になるとグリッド降格のペナルティが科せられるが、グティエレスはこれが今季初、またチルトンは2度目となっている。

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