2015/03/29

マノー・マルシアの2台に決勝レース出走許可

Manor Marussia
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28日(土)行われた公式予選でいずれも予選突破に必要な107%タイムをクリアできなかったマノー・マルシアF1チーム(旧マルシア)のウィル・スティーブンスとロベルト・メルヒ2人のドライバーについて、マレーシアGPのレーススチュワードは決勝レースへの出走許可を与えたことを明らかにした。

今回予選Q1でスティーブンスはマシントラブル(燃料系)が原因で走れずにノータイム。
またメルヒのベストタイムも107%タイムにわずか0.4秒及ばないものだった。

しかしスチュワードは、2人がいずれもそれ以前のフリー走行で107%タイムをクリアしていたとして特別に出走許可を与えたもの。
これにより第2戦マレーシアGPは今季初めて全20台によるバトルということになった。

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2015/03/20

マノー・マルシア代表、「復活はビアンキのお陰」

John Booth (C)Marussia F1 Team
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オーストラリアGPでは結局コースに出ることが叶わなかったものの、昨季ロシアGP以来となるF1復活を果たしたマノー・マルシアF1チーム(旧マルシア)、同チームのジョン・ブース代表は「われわれが復活できたのはビアンキのお陰」と、かつてのレースドライバーに言及した。
これは今なお母国フランスの病院で療養を続けるジュール・ビアンキ(25歳:フランス)にエールを贈ったものだ。

「私はマルシアF1が2015年にまた復活できたのはジュール・ビアンキの貢献が大きかったと確信しているんだ。
言うまでもなく彼がモナコGPで獲得してくれた貴重な2ポイントのお陰で、チームは大きな報酬を手にすることが確約された。
もしこれがなければ、チームはおそらく2014年限りで消滅していたことだろう」

噂では、この2ポイント獲得によりチームが今季FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)から得る分配金は3千万ポンド(当時約56億円)にも上がったとみられている。

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2015/03/12

ビアンキ(マルシア)の父親、関係者提訴も辞さず

Jules Bianchi/Flag (C)Marussia F1 Team
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昨年の日本GP(鈴鹿サーキット)でのクラッシュで重傷を負い、その後もなお昏睡状態が続くジュール・ビアンキ(前マルシア)だが、療養を支える家族はいまだに事故に納得していないことを示した。

これを伝えたのはイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』で、その中でジュール・ビアンキの父親であるフィリップ氏は次のように語ったという。

「ジュールは相変わらず意識がなく、辛い状況が続いている。
いかいわれわれ家族は決して希望を失っていないし、彼が目覚めるのをひたすら待っている状態だ。
われわれに出来るのは、ただそれだけだからね。
息子がこんな状態なのに、また新しいシーズンが始まるニュースを聞くのは辛いものだよ」

その一方で、家族は事故原因に納得はしてなく、今後何ができるか相談するために弁護士と話し合っているのだという。
「いったい何があったのか。場合によっては関係者を提訴することも辞さない」としている。

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2015/02/13

「マルシアの旧型車参戦、賛成だった」とウィリアムズ

Claire Williams (C)Williams F1
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フォース・インディアの反対により挫折したと言われるマノー・レーシング(旧マルシアF1)の旧型車による暫定参戦だったが、プライベートの先輩であるウィリアムズ・チームは「正式に提案されれば賛成する方針」だったことを明かした。

そう語るのはウィリアムズ・チームの創始者であるフランク・ウィリアムズ氏の令嬢であるクレア・ウィリアムズさん(37歳:イギリス)で、イギリスの『スカイスポーツ』に対し、次のように説明した。

「この件について、私たちの立場は明確なものでした。
もしそうすること(2014年型車)でマルシアF1チームのF1参戦が可能になるというのであれば、これに反対する理由はありません。
これによって多くのグリッドが埋まり、グランプリはよりコンペティティブなものになって観客のかたの関心も盛り上がる筈でしたから。
したがって私たちはこれからもこうした小規模なチームの参戦を後押ししたいと考えています」

ただ満場一致が必要だったこの件でフォース・インディアがいち早く反対を表明したため、ウィリアムズ・チームが意思表示するまでもなかったとのことだ。

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2015/02/08

フォース・インディア、「マノーの申請には中身がなかった」

Bob Fernley (C)Sahara Force India F1
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マノー・レーシング(旧マルシアF1)が暫定的に2014年型マシンでの参戦を打診したことについて、F1ストラテジーグループはこれを受け入れないことを決めたが、その先鋒だったとされるフォース・インディア・チームのボブ・ファーンリー/副代表は、「彼らの提案には安全に対する具体的な中身がなかった」と、その理由を明らかにした。

「われわれは真摯に彼らの窮状に理解を示そうとしたが、2014年型マシンを走らせるというその前提にはその後の2015年型新型車について明確なビジョンがなければならない筈だ。
しかし彼らの提案にはそうした具体的なものがみられなかった。
残念ながら、それではわれわれはこれを受け入れることができないということ。
モーターレーシングにおいては、何より安全が優先されるのだからね」

こうした特例を認めるには全会一致が必要。
なお関係者の見方は、「一つでも新たなライバルの出現を阻みたい」という、F1チームのエゴが背景にあるということで一致しているようだ。

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2015/02/07

マノー(マルシア)、中国GPからの参戦を窺う

Marussia Ferrari 『MR03』 (C)Marussia F1 Team
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2014年型マシンでの参戦をF1ストラテジーグループの反対により断念に追い込まれたマノー・レーシング(旧マルシアF1)だが、2015年のレギュレーションに合致させた新型車の製作を急ぎ、早ければ第3戦の中国GP(4月12日決勝)に間に合わせたい考えのようだ。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、日程的に3月の第1戦・第2戦に間に合わせるのは事実上不可能として、2戦欠場を前提として2015年シーズンの参戦を計画するというもの。

もちろんF1は全戦の参加を前提としているが、2014年終盤にもマルシアとケータハム2チームについては終盤2戦の欠場がFIA(国際自動車連盟)から認められた経緯がある。

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2015/02/06

マルシアF1の復活、ライバルチームが妨害か

Marussia Cosworth 『MR02』 (C)Marussia F1 Team
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今シーズン、「マノー・レーシング」の名前でエントリーされている旧マルシアF1チームではFIA(国際自動車連盟)へ支払う所定のエントリー料の目途がついたことで今季参戦に向けて希望が湧いているが、その直後、これに水を差すニュースが伝えられている。

これは、F1ストラテジーグループが「F1の安全性を確保するため旧型車での出走を認めないこと」を申し合わせたというもの。
財政破綻後、開発がストップしているマルシアF1チームは、今季参戦が認められた場合でも昨季型マシンでの出走となるため、事実上復活参戦の道が閉ざされることになるからだ。

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マノー(マルシア)、F1復活参戦に望み

Monor MS logo
ケータハムF1と同じく財政破綻から管財人の管理下に置かれたマルシアF1チームだが、伝えられるところによれば同チームは2015年のF1参戦に必要なエントリー料を調達、参戦に目途を付けたのではないか、ということだ。

ただ当然のことながらエントリー料が支払われただけでF1参戦が可能になる訳ではなく、実際の参戦に向けてはまだ多くの高いハードルが待ち受けているのは間違いないところ。
残された時間は限りなく少ない。

なお先に発表されたFIA(国際自動車連盟)による2015年のF1エントリーリストでは、マルシアF1チームは『マノー・レーシング』として登録されていた。
「マノー・モータースポーツ」はジョン・ブース氏が始めたイギリスのプライベート・チーム。

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2015/01/28

ハースF1、旧マルシアのファクトリーの買収を発表

 Haas F1 Logo (C)Haas F1 Team
2016年シーズンからの新規参戦が決まっている『ハースF1チーム』は、イギリス・バンブリーにある旧マルシアF1チームのファクトリーを管財人から買収したことを明らかにした。

元々アメリカで活動していたハース・レーシングを母体とするハースF1チームはアメリカに本拠を置くことを明らかにしていたが、現実のF1活動にはヨーロッパでの拠点も必要ということでこのファクトリー買収に照準を合わせていたもの。

2015年の復活参戦に向け意欲をみせていたマルシア(今季のエントリー名はマノー)だが、これにより実現したとしても新たな拠点を探す必要に迫られることになった。

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2015/01/23

ケータハム消滅も、マルシアは生き残りか

 Marussia F1 Logo (C)Marussia F1 Team

すでに2015年の新型車発表が始まる中、チーム消滅の危機が伝えられるケータハムF1とマルシアF1の両チームについては依然として展望が見えないままだ。
ただマルシアF1の存続について、イギリスの『スカイスポーツ』がその可能性を示して注目を集めている。

これは、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表でF1チームの参戦に大きな影響力を持つバーニー・エクレストン氏の言葉として、「もし存続があるとすれば、ケータハムはともかくマルシアにはまだその可能性がある」との見解を紹介したもの。

なおFIA(国際自動車連盟)の2015年のエントリーリストでは同チームは「マノー」の名称で掲載されている。
(マルシアの前身はヴァージン・レーシングだが、当初はマノー・グランプリを称していた)
また同チームの資産については2016年に新規参戦予定のハースF1チームが買収に意欲をみせているとも伝えられている。

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