2023/03/29

「メルセデスのほうが強かった」と、元幹部

Paddy Lowe (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、ここまでの2戦を連続1-2フィニッシュで飾りその強さをみせつけるレッドブル・レーシングだが、2021年シーズンまでタイトルを独占したメルセデスAMGチームでは、かつての技術責任者が「自分たちのほうがもっと強かった」と、強弁している。

そう主張するのは以前同チームの技術部門を束ねるテクニカル・エクゼクティブ・ディレクターを務めたパディ・ロウ氏だ。
ドイツの『フォーミュラ1』の取材に、この60歳のイギリス人は「かつて常勝を誇ったメルセデスAMGチームは他の追従を許さない強さを誇った。
その戦績は、今のレッドブル勢の追従をも許さない希有のものだった」と誇った。

ただし2022年から同チームのレースドライバーに就いたジョージ・ラッセルは「今のレッドブルのほうが強い」と舌を巻いている。

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2019/06/26

パディ・ロウ氏、ウィリアムズ・チームから離脱

Paddy Lowe (C)Mercedes Motorsports
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ウィリアムズ・チームは、同チームでテクニカル・エグゼクティブディレクターを務めたパディ・ロウ氏(55歳:イギリス)がチームから離脱したことを明らかにした。
これは2019年新型車『FW42』完成の遅れについて、責任を取らされる形になったもの。

今シーズン開幕から戦闘力不足が露呈し、3月には「プライベートな理由」から休職が続いていたがこれはこの業界で常とする『ガーデニング休暇』であるとみられていた。
同氏の今後についてはまだ明らかにされていない。

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2019/03/08

パディ・ロウT/D、「休暇」でウィリアムズ離脱

Paddy Lowe (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは、同チームでテクニカル・エグゼクティブディレクターを務めるパディ・ロウ氏(55歳:イギリス)が『休暇』を名目にチームから離脱することを明らかにした。
これは2019年新型車『FW42』完成の遅れから、責任を取らされる形になったもの。

2月18日(月)からスケジュール通りにスタートした2019年のシーズン前テストだったが、新型車開発の遅れから唯一3日目まで参加できなかったのがウィリアムズ・チームだった。
このため同チーム・マシン開発の責任者であるパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターの責任を問う声が挙がっていたもの。

離脱理由は「個人的な理由から休暇で仕事から離れる」というものだが、開幕直前のこの時期の離脱について「責任を取らされたもので事実上の解雇処分」との見方がF1パドックでは常識とされている。

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2019/02/20

パディ・ロウ、テストに間に合わず進退問題にも

Williams Mercedes 『FW42』(C)ROKiT Williams Racing
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予定通り18日(月)からスタートしたシーズン前テストだが、新型車開発の遅れから唯一参加できなかったのがウィリアムズ・チームだ。

同チームの新型車『FW42』は、11日(月)一応のお披露目は行われたものの、実質的にはカラーリングのみの旧型車だったとのこと。
その後シェイクダウン・テストもキャンセルする有り様だった。
同チームのクレア・ウィリアムズ副代表によれば火曜日のテスト2日目も間に合わない可能性が高いとのこと。

このため同チーム・マシン開発の責任者であるパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターの責任を問う声が挙がっているという。
もしも新型車のパフォーマンスが期待したほどのものでなかった場合には、ロウ氏の進退問題にもなりかねないとの見方が広まりつつある。

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2018/04/24

「ドライバーの責任」をウィリアムズ首脳が否定

Paddy Lowe (C)Williams F1
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今シーズンここまで大不振となっているウィリアムズ・チームだが、周囲から指摘される「ドライバーの経験不足」について、これを否定した。

そう語るのは同チームでテクニカル・エグゼクティブディレクターを務めるパディ・ロウ氏(55歳:イギリス)で、「われわれが苦戦している原因を、すべてドライバーの経験不足にするつもりはない。
彼らにはF1ドライバーとして求められるスキルを擁しているし、パフォーマンスが発揮できていないとも思っていない。
彼らは一生懸命やっているが、われわれが期待に応えるだけのクルマを用意できていないといことも正直ある。
いま改善のためチーム全員が総力を挙げている。
近いうちに確かな進歩が図られると確信しているよ」と、前向き姿勢を崩さなかった。

とはいえ名門プライベートチームとして、近年にない大不振にあるのは確かだ。

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2018/04/04

ウィリアムズ、「パーティモードは架空の産物」

Paddy Lowe (C)Williams F1
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メルセデスAMGチームが公式予選で速いのは、いわゆる『パーティモード』と言われる隠れた予選専用のプログラムがあるからだと噂されているが、これについて同じメルセデス製パワーユニットを使うウィリアムズ・チームが否定している。

否定したのは同チームでテクニカル・エグゼクティブディレクターを務めるベテランのパディ・ロウ氏で、次のように語ったもの。

「われわれはメルセデスAMGチームと同じエンジンを使用しているが、そんな特定の状況時にエキストラ・パワーが得られるようなシステムは存在しない。
そんな魔法があったらいいとは思うがね。
もちろん彼らがカスタマー・チームとは異なる特別なエンジンを使用しているという事実もない筈だ。
つまりこれはライバルチームに疑念を抱かせるためのブラフなんだ。
みんなはありもしない虚像に怯えているだけ。
それがメルセデスの狙いでもあり、実際に成功しているとも言えるんだろうけれどね」

確かにパーティモードが事実であれば、ハミルトンが無線でことさらこれを口にするのはある意味不自然でもある。

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2017/12/04

ウィリアムズ、「まだドライバー決定の情報揃っていない」

Robert Kubica (C)Williams F1
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ヤス・マリーナ・サーキットで行われたアブダビ合同テストで14台中、7番手とまずまずの好タイムを記録したロバート・クビサ(32歳:ポーランド)だったが、ウィリアムズ・チームはまだ来季レースドライバーとして起用するかどうかについては言及していない。

その後、来季のドライバー・ラインナップについて聞かれたパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターは、次のように説明した。

「今回のテストはあくまでも2018年のピレリタイヤの評価が主眼だ。
ドライバーを選ぶために行ったものではない。
来季のドライバーについては広く門戸を拡げていて、今回のテストに参加した者だけが候補という訳ではないからね。
最終決定にはまだ情報を揃える必要があるんだ」

それでも一部には「クビサがチームに約2億円もの資金を持ち込み、2年契約を結ぶことで合意した」との憶測も流れている。

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2017/11/06

ウィリアムズ・チーム、「チーム間格差の解消が先決問題」

Paddy Lowe (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)とリバティ・メディアが示した2021年からの新エンジン規格に対し、早くもフェラーリやメルセデス等が異を唱えているが、こうした動きに対しウィリアムズ・チームのパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターが冷ややかな視線を送っている。

それによればロウ氏は、「エンジン・レギュレーションよりも先に解決すべき問題がF1にはある」と、主張した。

「いまF1というスポーツで解決すべき問題は、あーだこーだというエンジンの形態なんかではない。
トップチームとそれ以下のチームとの決定的な格差が問題なのだ。
本来ならパワーユニットは完全に規格を統一するか、あるいはみんな同じエンジンでもいい。
エンジンが戦うのではなく、チームが争うのがF1のコンストラクターズ・チャンピオンシップである筈だからね」と、このイギリス人。

フェラーリ・チームが過去のF1における功績という建前から、常に他チームより多くの分配金を手にしているのは衆知のことだ。

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2017/08/21

ウィリアムズ、後半挽回の課題はダウンフォース

Felipe Massa Grid (C)Williams F1
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現在コンストラクターズ・ランキングで5位に位置するウィリアムズ・チームだが、目標だった4位の座はフォース・インディアに大量60ポイントもの差を付けられて逆転は困難な状況。
一方、背後からはトロ・ロッソがわずか2ポイント差で肉薄していて後半戦の戦いが注目されている。

これについて同チームのテクニカル・エグゼクティブディレクターであるパディ・ロウ氏は、次のように課題を挙げた。

「シーズン前の段階からいえば、ここまでの前半戦でわれわれの戦績が予想を下回っているのは明らかだ。
実際には表れた数字よりももっと戦闘力があると考えているが、現実は受け止めなければならないし、そのつもりだ。
後半に向けての課題はわれわれのマシンがダウンフォースを発揮すべきサーキットでそれを成し遂げていないことだろう」と、分析。

その上でフェリッペ・マッサ&ランス・ストロール二人のドライバーについては、チームの期待に良く応えているとこれを擁護した。

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2017/08/04

ディ・レスタ、早くも来季ウィリアムズのドライバー候補に

Paul Di Resta (C)Williams F1
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先のハンガリーGPで、レギュラードライバーであるマッサの体調不良により突然の参戦となったウィリアムズ・チームのリザーブドライバー、ポール・ディ・レスタ(30歳:イギリス)が、早くも来季のレースドライバー候補に挙げられていることがわかった。

これは同チームでテクニカル・エグゼクティブディレクターの要職を務めるパディ・ロウ氏(55歳:イギリス)が示唆したもの。

同氏はディ・レスタについて「誰も予期しないまったくの突発事にもかかわらず、彼は完璧にリザーブドライバーとしての役目を果たしたよ。
1ラップもしていない状態でいきなりの公式予選。
さらにタイヤのウォームアップや決勝レースのスタートの手順まで、心配されたすべての仕事を見事にこなしてみせたんだ」と、高く評価。

その上で来季の起用について聞かれると、「われわれの選択肢は広くオープンになっているが、同じ考えを(本来の所属である)メルセデスAMGからも打診があったと聞いている」と、煙に巻いた。

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