2025/01/28

ピレリ、2026年仕様タイヤのテストへ

Pirelli Tyre
Tyre_work_lF1にタイヤを独占供給するピレリは、今シーズンの開幕を前に早くも2026年仕様タイヤのテストをスタートさせるスケジュールを明らかにした。

それによれば期日は2025年のマシン合同テストに先駈けた来たる2月4日(火)・5日(水)の2日間、場所はスペインのバルセロナ・サーキットで、今回はマクラーレン・レーシングとフェラーリの2チームが担当する。

なお2026年はタイヤだけでなくマシン規定も大きく変更されるため、ダウンフォースを考慮してテストには2023年型車を改造した専用のミュールカーが準備されることになっている。

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2024/12/13

ピレリ、短命C6タイヤに困惑

Abu Dhabi Test
Y_tsunoda_redbull_car_lアブダビGP終了後にヤス・マリーナ・サーキットで開催された合同テストでピレリは来シーズンを見据えた新タイヤ『C6』を投入、各チームによりテストを行った。

しかし現行のものよりさらに柔らかいコンパウンドのこのタイヤは耐久性に欠け、すぐにグラデーションが生じ1周のアタックラップも最後まで持たないことが発覚、苦情が続出。

ピレリのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば『C6』は特定の市街地コース向けに開発された最も柔らかいコンパウンドのものであり、いずれも特設コースであるモナコGPやカナダGP、シンガポールGPそしてラスベガスGP等での投入を想定していたという。

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2024/10/04

ピレリタイヤ、雨のテストで苦戦

Pirelli Wet Tyre
Pirelli_wettyre_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤだが、このほど行われたマニクール・サーキットでのテストが2日間とも雨に見舞われスケジュールの遅れに苦慮していることがわかった。

元々ウェットコンディションにも対応する同サーキットだが雨天をドライコンディションにするというのは想定外。
このため招集されたメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセル&ミック・シューマッハにも為す術がなかったという。

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2024/07/17

ピレリ、2025年向け6番目のタイヤ用意

Pirelli Tyre
Pirelli_tyre_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤでは、2025年シーズンの向け第6のドライタイヤの開発を進めていることを明らかにした。

同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングが示唆した所ではまだ正式決定はされていないものの、該当部分のタイヤ・レギュレーションの変更は間違いないところだという。

それによれば今年のドライタイヤはいずれも耐久性が高く、事実モナコGPなどではレース序盤に赤旗中断になったため、各車ワンストップ作戦で走破、ルールの空洞化をみせつけた経緯がある。

同氏によれば追加されるのは現行のC5よりさらに柔らかいC6(仮称)になるもので、このタイヤの場合スタートからレース距離を走り切ることは考え難いとのことだ。
なお実現に向けては年内に数回はテストで使われる必要がある。

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2024/05/31

ピレリ、新開発ウェットタイヤをテストへ

Wet Image
Ferrari_wet_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤは、シーズン中にも来季に向けたタイヤの開発を進めているが、次回は雨天用のフルウェットタイヤのテストを行う予定であることを明らかにした。

それによれば担当はフェラーリ・チームで、場所はフランスGPの開催地でもあったポールリカール・サーキット。
2日間の日程のうち一日をウェットテストに充てるという。
ちなみに同サーキットは全天候仕様であるため、当日の天候を危惧する必要はない。

なお昨シーズン、タイヤウォーマー不必要を謳い文句に投入したウェットタイヤは残念ながらドライバーからの評判が芳しくなかった経緯がある。

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2024/04/03

ピレリ、日本GP後にタイヤテスト実施へ

Pirelli Tyre
Tyre_work_lF1にタイヤを独占供給するピレリは、今週の日本GP終了後に開催地・鈴鹿サーキットを舞台にタイヤテストを行う予定を明らかにした。
テストは今シーズン後半から2025年シーズンのタイヤ開発を見据えて実施されるもので、各チームが交替で年間複数回行われる。

それによれば日程は4月9日(火)と4月10日(水)の2日間。
今回担当するのはビザ・キャッシュアップRBとキック・ザウバー2チームの予定。
鈴鹿サーキットはF1の中でも屈指のテクニカルコースで路面グリップも高く、ハイレベルな性能のタイヤが求められるという。

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2023/12/24

2023年シーズン総走行距離は地球を8周分

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2023年も全22戦にタイヤを独占供給したピレリタイヤは、全マシンの総走行距離が合わせて30万8千キロとなり、これは地球8周分に相当するものになったということだ。
今季は実質22戦だったが、2024年は全24戦が予定されているので記録更新は必須。
このほとんどがドライ用のスリックタイヤでのもので、ウェットタイヤ(フルウェット&インターミディエイト)は全体の6.3%に留まったという。

また同じタイヤで最も長く走行したのは新人オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の302.5キロ。
オープニングラップでのアクシデントで2周目にピットイン、交換したタイヤで最後まで走り切るという異例の産物となったものだ。

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2023/12/13

F1委員会、ピレリにタイヤの熱対策求める

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)のF1委員会は、タイヤウォーマーの廃止が棚上げになったことも踏まえ、ドライバーから要求の強いタイヤのオーバーヒート問題の解決策を2027年までの独占サプライヤーであるピレリタイヤに要望した。

それによれば現在供給されているものは温度の上昇に伴い急速にタイヤのデグラデーション(劣化)が進行、激しいグリップダウンを起こしてラップタイムが低下、レースの華であるバトルの障害になっているというもの。

タイヤ自体の構造面に問題があるのでは、とのチーム側からの指摘に対し、ピレリではコンパウンドの改善で対処できると楽観的な姿勢を崩していない。

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2023/12/04

ピレリ、来季開幕3戦のタイヤを発表

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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来シーズンも引き続きF1にタイヤを独占供給することが決まっているイタリアのピレリタイヤは、開幕3戦に使用されるコンパウンドを早くも発表した。

それによれば3戦それぞれで、第1戦のバーレーンGPにはハード寄りの3種類を、第2戦サウジアラビアGPには中間の部類の3種類を、そして市街地コースである第3戦オーストラリアGPには柔らかい部類の3種類が供給されるとのこと。
加えてピレリの担当者は、来年前半は実績のある今季のスペックを流用することで安定を図りたいとしている。

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2023/11/22

ピレリ、2024年シーズンは『Q0タイヤ』廃止

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリ・モータースポーツは、現在6種類あるコンパウンドのうち最もハードの部類に位置付けられている『Q0タイヤ』を廃止することを明らかにした。
なおコンパウンド年々変更されていて、2022年のC1は実質C0となっている。
これにより2024年のラインナップはC1が最も硬く、C5が最も柔らかい5種類のコンパウンドに戻ることになる。

識別のためのカラーリングは最もソフトなタイヤが赤、ミディアムは黄色、ハードタイヤには白のラインがこれまで同様サイドウォールにマーキングされる。
これについて同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「より実態に即したものになる」と、自信をみせている。

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