2022/01/22

2022年シーズンもタイヤ配分はすべて同数に

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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かつてはいずれのグランプリにもドライバー毎に異なったコンパウンドのタイヤを選択することが可能だったF1タイヤだが、新型コロナウイルスの影響もあり現在はすべてピレリ側が準備した同じコンパウンド数で臨む方式になっている。
これについてピレリタイヤでは、今シーズンも引き続き同じ方式を採ることを明らかにした。

マリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは「新型コロナウイルスの影響で混乱するのを最小限に抑えるため、タイヤを統一する必要があった。
標準的なグランプリではハード2セット、ミディアムが3セット、ソフト8セットというのが基本的な配分数となる。
これは今シーズンも変わらない予定になっている」とし、このほうが公正な戦いになると自信をみせている。

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2021/12/23

ピレリ、「2022年仕様も年末には今年とほぼ同タイム」

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2022年は今年と違って広い部分でF1レギュレーションが変更されねことになっているが、外観で最も大きな変更といえば、タイヤが13インチ径から18インチ径のものに変更されることだろう。

引き続きF1にタイヤを独占供給するピレリはこれまで2シーズンに渡り各地でテストを繰り返してきたが、マリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは次のように自信をみせている。
「アブダビでのテストでは1.5秒ほどのタイム差があったが、新レギュレーションではエアロダイナミックスやブレーキにも変更があることから実質的には0.5秒ほどの差がタイヤによるものと考えている。
しかしそれもシーズン当初のことで2022年シーズン中にはその差が詰められ、ほとんど同タイムになる筈だ」

タイムはともかく、F1は18インチ径タイヤの採用でよりレーシングカーらしい面構えになるのは確実なことだろう。

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2021/12/13

フェルスタッペン、ファイナルラップでソフトタイヤのスピードを最大限に活かしタイトル獲得 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 アブダビグランプリ 決勝
2021年12月12日、ヤス・マリーナ

キーポイント
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、3ストップ戦略で劇的なアブダビグランプリを制し、自身初のドライバーズタイトルを獲得しました。フェルスタッペンは、セーフティーカー導入周回中にP Zeroレッド・ソフトタイヤへ交換し、ファイナルラップでトップに立ちました。
• ソフトタイヤを装着してポールポジションからスタートしたフェルスタッペンは、P Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしたライバルのルイス・ハミルトン(メルセデス)に、スタート直後オーバーテイクされました。フェルスタッペンが13周目にP Zeroホワイト・ハードへ交換すると、ハミルトンはその1周後にミディアムからハードへ交換しました。その後、バーチャルセーフティーカー導入周回中の36周目、フェルスタッペンは再度ハードタイヤへの交換を行い、セーフティーカー導入周回中の残り5周時点でソフトタイヤへ交換する最終ピットストップを行いました。
• セーフティーカーの影響もあり、トップ5が異なる戦略を使用するなど、レースを通して広範囲に渡る戦略が展開されました。
• ポールシッターを含む8名のドライバーがソフトで、9名がミディアムで、そして2名がハードタイヤでスタートしました。ハードでスタートしたアルファタウリのピエール・ガスリーとアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、ともにポイントを獲得しました。
• 予選時同様、気温25℃、路面温度28℃の温暖なドライコンディションがレースを通して継続しました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C3: 長いスティントで一貫した良好な性能を示し、レースの鍵となりました。フェルスタッペンは、ハードでファステストラップを記録しました。摩耗とデグラデーションは低く、ハードでスタートした2名のドライバーは、燃料満タンの下で36周のオープニングスティントを走行し、ハミルトンは44周のファイナルスティントを走行しました。
• ミディアム C4: 約半数のドライバーがスタート時に装着し、ハミルトンはこのコンパウンドでスタート直後にトップに立ちました。チームメイトのバルテリ・ボッタスは、30周のオープニングスティントを走行しました。(予選での5周と合わせて、トータル35周をミディアムで走行したことになります。)
• ソフト C5: フェルスタッペンのタイトル獲得に貢献しました。フェルスタッペンは、セーフティーカー終了後にソフトのスピードを活かしてトップに立ちました。ソフトは期待通りの性能を示しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「バーチャルセーフティーカーとセーフティーカーの導入が2つの重要な機会となり、チャンピオンシップを懸けた緊迫した戦略的闘いが繰り広げられました。マックス・フェルスタッペンは、両方の機会で新品タイヤに交換してハミルトンを捉えようとしました。ハミルトンはステイアウトしてフィニッシュまでタイヤをマネージしましたが、ファイナルラップでフェルスタッペンのフレッシュなタイヤの前に屈しました。タイトル争いを演じた2人は異なるコンパウンドでスタートし、このレ
ースが予測不能な展開となったこともあり、最後まで異なる戦略を使用しました。全3種類のコンパウンドは重要な役割を演じ、新しいトラックレイアウトの厳しさにも良く対応してスリリングなフィナーレに貢献しました。自身初のドライバーズタイトルを獲得したマックス・フェルスタッペン、コンストラーズタイトルを勝ち取ったメルセデスを祝福します。記憶に残る緊迫したレースが見られた非常に素晴らしいシーズンでした。13インチタイヤの章を締めくくるにふさわしいシーズンを終え、新しい18インチタイヤの時代が幕を開けます」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/12/06

ハミルトン、ミディアムとハードを使用して劇的なレースを制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 サウジアラビアグランプリ 決勝
2021 年 12 月 5 日、ジェッダ

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが劇的なレースを制しました。2回の赤旗、セーフティーカーおよびバーチャルセーフティーカーの導入がレースをたびたび中断させ、戦略を混乱させました。ミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、1回目の赤旗中断前の10周目にハードタイヤへ交換し、フィニッシュまでこのタイヤで走行しました。
• ハミルトンとタイトル争いをしているレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、1回目の赤旗中断中にハードタイヤへ、2回目の赤旗中断中にミディアムタイヤへ交換し、ハミルトンより1回多いタイヤ交換を行いました。
• 1回目の赤旗中断は、ハースのミック・シューマッハのウォールへの衝突に伴い発生しました。各チームは、中断中にタイヤ交換やその他のメンテナンスを行うことができました。2回目の赤旗中断後の再スタートにおいて、ミディアムを装着したフェルスタッペンは、ミディアムのスピードを活かして、ハードを装着したハミルトンをオーバーテイクすることができました。
• ハミルトン以外のドライバーでは、9名が2セットのタイヤを使用しました。また、7名が3セットのタイヤを、2名のドライバーが4セットのタイヤを使用しました。
• レース週末を通して一貫した天候状態が続きました。約2時間30分に及んだレースは、気温は29℃、路面温度は31℃の下でスタートしました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: レースの鍵となりました。非常に低いデグラデーションレベルを示したハードタイヤは、赤旗中断後の長い最終スティントにおいて、一貫した性能による走行を可能にしました。ハミルトンは、最終ラップ直前にハードタイヤでファステストラップを記録しました。
• ミディアム C3: トップ10グリッド中の9名を含む16名がスタート時に装着し、スタートタイヤの主流となりました。ミディアムは良好な機能を示しましたが、レース終盤のスティントではハードよりも高いデグラデーションを示し、タイヤマネジメントの必要性が高くなりました。
• ソフト C4: 予測通り、マクラーレンのランド・ノリスのみが、50周で争われるレースのスタートでソフトを使用しました。他のコンパウンドよりもタイヤマネジメントが必要なソフトは、長いスティントには不向きでした。アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、ソフトで最後の5周を走行しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「インシデントやセーフティーカー導入が発生した、劇的でアクション満載のレースでした。このような状況下では、発生するイベントに迅速に対応する戦略や、プレッシャーの下で保有するタイヤを考慮した正しい決断が課題となります。予測不可能な状況に加えて、数多くの未知の要素やインシデントに伴う多くのデブリによる極めてダーティーな路面ということもありました。最終的には、タイトル争いを演じる2人のドライバーによる、異なるタイヤでの見応えある全力での闘いが展開されました。ハードタイヤは、最後まで低いデグラデーションレベルと一貫した性能を示し、レースの鍵を握るタイヤとなりました。13インチタイヤでの最後のレースとなるアブダビで、スリリングなチャンピオンシップのフィナーレを期待しています」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/11/22

ハミルトン、厳しいサーキットでのレースを2ストップ戦略で制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 カタールグランプリ 決勝
2021年11月21日、ロサイル

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが、初開催となるカタールグランプリで優勝しました。ポールポジションからC2コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、C1コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換し、その後再度ミディアムタイヤへと繋ぎました。 この戦略は、最速戦略として予測されていたものでした。
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2位でフィニッシュしました。ハミルトンと同様の戦略を採っていたフェルスタッペンは、バーチャルセーフティーカーが導入された終盤にC3コンパウンドのP Zeroレッド・ソフトタイヤへ交換し、ファステストラップポイントを獲得しました。
• 30秒以上差がついた3位には、アルピーヌのフェルナンド・アロンソが入りました。3番グリッドからソフトタイヤでスタートしたアロンソは、ハードへ交換する1ストップ戦略で表彰台を獲得しました。トップ3ドライバーが、それぞれ異なる戦略を実行しました。
• スタート時の装着タイヤはミディアムとソフトが入り混じり、タイヤ戦略は1ストップから3ストップまでが展開されました。スタート時の気温27℃、路面温度30℃前後のコンディションは、レースを通して継続しました。
• 4名のドライバー(バルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、ニコラス・ラティフィ)が、左フロントタイヤのパンクに見舞われました。この問題は、激しい摩耗に加え、非常にアグレッシブなロサイルサーキットの縁石へ高速で接触したことによって発生した可能性があります。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1: 多くのドライバーが第2スティントで使用しました。デグラデーションは低く、予測通りの性能を発揮し、1ストッパーの戦略に貢献しました。
• ミディアム C2: ハミルトンとフェルスタッペンを含むトップ10グリッド中の4名がミディアムでスタートしました。ミディアムでのスタートはベストな戦略を可能にしました。一方、1ストッパーにとっては、予測よりも長いスティントの走行を必要としました。
• ソフト C3: 予測通り、ロサイルの厳しいコンディションにおいて、高いデグラデーションと摩耗が見られました。しかしながら、タイヤ選択が自由な11番グリッド以降のドライバー中の半数が、序盤でのアドバンテージを狙ってソフトでスタートしました。特に、共にトップ5に入賞したアルピーヌの両ドライバーは、ソフトタイヤをマネージして長いオープニングスティントを走行しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「高負荷のコーナーが存在するロサイルサーキットは、初開催で未知の要素も多いことから、各チームは、レースと同条件のフリー走行を一度経験したのみで、理想的な情報が不足する状態でレースに臨みました。しかし、1ストッパーは摩耗に関してぎりぎりの戦略であり、高いレベルのマネジメントを要することがレース中に明確になりました。終盤、数名のドライバーがタイヤの問題に遭遇しました。この問題は、長いスティントに伴う高い摩耗と、アグレッシブな縁石への高速での接触によって発生した可能性がありますが、詳細はミラノの研究所で分析を行い
ます。ハミルトンとフェルスタッペンは、選択した戦略で限界までプッシュし、1ストップ戦略で3位を獲得したアロンソに30秒以上の差をつけてフィニッシュしました」

ピレリジャパンプレスリリース

 

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2021/11/15

10番グリッドからスタートしたハミルトン、ミディアム – ハード – ハードと繋ぐ2ストップ戦略で優勝 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 ブラジルグランプリ 決勝
2021 年 11 月 14 日、インテルラゴス

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミディアム – ハード – ハードの2ストップ戦略でブラジルグランプリを制しました。トップ3のドライバーが同じ戦略を採りました。
• 10番グリッドからスタートしたハミルトンは、トップを走行していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンよりも1周早く1回目のピットストップを、3周遅く2回目のピットストップを行い、ポジションを上げていきました。最終的には、フェルスタッペンを抜いて優勝し、チャンピオンシップにおける彼との差を縮めました。
• 多くのドライバーが2ストッパーだった中、3名が1ストップを、2名が3ストップ戦略を実行し、7種類の異なるタイヤの組み合わせが見られました。この点は、戦略の多様性を示しています。
• スプリント予選が行われる際のレギュレーションにより、スタート時のタイヤ選択が自由な中、アルファタウリの角田裕毅を除く全ドライバーがC3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしました。角田は、P Zeroレッド・ソフトタイヤを装着してスタートしました。第2スティント以降でソフトを使用したドライバーは、レッドブルのセルジオ・ペレスのみでした。ペレスは、残り2周時点でソフトへ交換し、ファイナルラップでファステストラップポイントを獲得しました。
• スタート時の気温は24℃で、路面温度は昨日よりも20℃近く高い50℃でした。このコンディションはレースを通して継続しました。
• 序盤の15周までにセーフティーカー導入が発生し、前半に2回のバーチャルセーフティーカーが導入されたことから、燃料満タン時のタイヤ摩耗が軽減されました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : 全ドライバーが使用し、レースでの鍵を握りました。レース週末中、ハードの使用機会が無かった中、上位勢は2セットの新品ハードタイヤで走行しました。高温のコンディション下、ハードは最大限の性能を発揮し、一貫したスピードを示しました。また、柔軟なピットストップウィンドウを提供しました。
• ミディアム C3 : ほぼ全員がミディアムでスタートしました。セーフティーカーと2回のバーチャルセーフティーカー導入が、ミディアムによる長いオープニングスティントを可能にし、その後のスティントにおけるより多くの選択肢を提供しました。
• ソフト C4 : スプリント予選では積極的に使用されましたが、ソフトでの長い走行が適さない高温のコンディションだったことから、レースでの使用は限定的となりました。ペレスは、ソフトタイヤでファステストラップを記録し、4位を獲得しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「上位勢の性能が拮抗し、多くの予測戦略が実行されたグランプリにおいて、戦略が主役となりました。昨日のスプリント予選時よりも20℃近く高くなった路面温度が、戦略に最も大きな影響を及ぼし、より硬いコンパウンドの使用を促進しました。このチャレンジングなコンディション下、メインのレースタイヤとなったハードは、素晴らしいラップタイムを刻み、非常に良好な性能を発揮しました。セーフティーカーの導入によってオープニングスティントが伸びたことから、ドライバーたちは、以降のスティントにおいてより多くの柔軟性を得ることができました。特に上位勢では、「アンダーカット」に関して戦術的な戦いが繰り広げられました。このため、上位勢の中で、ハードを使用した第2スティントが短くなったドライバーが見られました。ルイス・ハミルトンは、スプリント予選の最後尾から決勝での優勝を果たし、この週末を通して素晴らしい仕事をしました」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/11/08

フェルスタッペン、主流となったミディアム – ハードの1ストップ戦略で優勝 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 メキシコグランプリ 決勝
2021 年 11 月 7 日、メキシコシティ

キーポイント
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、P Zeroイエロー・ミディアムからP Zeroホワイト・ハードへ繋ぐ1ストップ戦略でメキシコグランプリを制しました。ピレリが最速と予測したこの戦略は、71周で争われるレースでの主流となりました。
• メルセデスのルイス・ハミルトンは、30周目にハードタイヤへ交換して2位を獲得しました。レッドブルのセルジオ・ペレスは、ハミルトンより11周フレッシュなハードタイヤを活かし、終盤にハミルトンとの2位争いを演じました。
• アルピーヌのエステバン・オコンとアルファタウリの角田裕毅を除く全ドライバーがミディアムタイヤでスタートしました。オコンと角田は、P Zeroレッド・ソフトタイヤを装着してグリッド後方からスタートしました。
• マクラーレンのダニエル・リカルドとポールポジションからスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタスは、セーフティーカーが導入された1周目にハードタイヤへ交換しました。両ドライバーは、ともに再度ミディアムタイヤへ交換しました。ボッタスは、レース終盤にファステストラップを狙い、ソフトタイヤへ交換するピットストップをさらに2回行いました。
• スタート時の路面温度は、今シーズン中最高の48℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : レースでの鍵を握りました。大半のドライバーが、ハードで第2スティントを走行し、低い摩耗とデグラデーションのメリットを享受しました。
• ミディアム C3 : 最適な柔軟性とワイドなピットストップウィンドウを提供しました。後方グリッドからスタートしたマクラーレンのランド・ノリスは、ミディアムで最長となる44周を走行し、10位でフィニッシュしました。
• ソフト C4 : オコンは、ただ一人、ソフト – ハードと繋ぐ戦略を実行しました。ボッタスは、残り5周時点でソフトへ交換し、フェルスタッペンからファステストラップを奪い、ラップレコードを更新しました。今日の高い路面温度がソフトタイヤのオーバーヒートを促進したことから、予測通り、ソフトタイヤの使用は限定的でした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「多くのドライバーにとって、比較的シンプルな1ストップのレースとなりました。高い路面温度の下、ミディアムとハードは素晴らしい結果をもたらしました。ミディアムは、スタート直後4周のセーフティーカー導入周回の助けもあり、長いオープニングスティントに見事に対応し、性能と一貫性の強力なバランスを示しました。ハードタイヤは、低いデグラデーションで良好なレースペースを発揮し、今日のレースでの主役となりました。その結果、マックス・フェルスタッペンは、かなりダスティーな路面において、ユーズドのハードタイヤで2019年(前回のメキシコGP)の最速レースラップを破った最初のドライバーとなりました」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/10/25

フェルスタッペン、ハミルトンとの見応えある闘いを 2 ストップ戦略で制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 アメリカグランプリ 決勝
2021年10月24日、オースティン

キーポイント

• ポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、2ストップ戦略で緊迫した戦術的レースを制しました。フェルスタッペンは、オープニングラップでメルセデスのルイス・ハミルトンにトップを奪われた後、11周目に P Zeroイエロー・ミディアムから P Zeroホワイト・ハードへ交換し、3周後にピットストップを行なったハミルトンに対する「アンダーカット」に成功してトップの座を奪還しました。
• フェルスタッペンは、2回目のピットストップもハミルトンより先に行いました。フェルスタッペンより 8周遅くピットストップを行なったハミルトンは、フレッシュなハードタイヤでフェルスタッペンを猛追し、フィニッシュ時には1秒以内に詰め寄っていました。
• フェルスタッペンとハミルトンが、ともにミディアム – ハード – ハードと繋ぐ戦略を採った一方、3位を獲得したレッドブルのセルジオ・ペレスは、新品のハードタイヤを1セットのみ保有していたことから、ミディアム – ミディアム – ハードの2ストップ戦略を実行しました。
• バンプの存在、粗い路面、高速の第1セクターなどを特徴とするタイヤに厳しいCOTAのトラックでは、摩耗とデグラデーションが極めて高いレベルであることが金曜日のフリー走行で確認されていました。
• 午前中に雨がぱらついたものの、レース中は温暖なドライコンディションが継続しました。ただ、強い風が吹いていました。レース中の気温は31℃、路面温度は39℃前後でした。
• フェラーリのカルロス・サインツとアルファタウリの角田裕毅以外の全ドライバーは、P Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしました。サインツと角田は、予選Q2でベストタイムを記録した P Zeroレッド・ソフトでスタートしました。
• 予測通り、2ストップが主流のレースとなりました。2名のドライバーのみが3ストッパーでした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : レースでのメインタイヤとなりました。大半のドライバーが、ハードで 2スティントを走行し、厳しいコンディションの下で比較的デグラデーションの小さいハードをマネージしました。フェルスタッペンは、ハードで27周のファイナルスティントを走行しました。ハミルトンは、ハードでファステストラップポイントを獲得しました。
• ミディアム C3 : 大半のドライバーがスタート時に装着しました。アストンマーティンのランス・ストロールは、ミディアムでは最長となる18周のオープニングスティントを走行しました。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは、ミディアムでは最長の21周の第2スティントを走行しました。予測通り、今日のコンディション下、ミディアムは、より多くのマネジメントを必要としました。
• ソフト C4 : フェラーリのカルロス・サインツは、ソフトで11周のオープニングスティントを走行しました。ソフトでスタートしたサインツと角田は、短いオープニングスティントとハードによる長い2つのスティントを走行して、ともにポイントを獲得しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「気温が高く路面が粗いサーキットにおいて、予測通りタイヤの摩耗率が高くなったことで、ほぼ全ドライバーがミディアムでスタートし、メインタイヤとしてハードを使用する戦略が主流となりました。この戦略は、厳しい要求に見事に対応していました。また、いくつか見られたロングスティントが、チャンピオンシップ争いの主役たちによるスリリングなフィナーレを演出しました。マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、レース前のタイヤアロケーションは同じでしたが、レースでのタイヤの使い方は異なりました。ハミルトンが終盤によりフレッシュなタイヤを最大限に活用した一方、フェルスタッペンは「アンダーカット」によって得たトラックポジションのアドバンテージを活かしました。その結果、完璧なタイヤマネジメントを行なった2人のドライバーによるスリリングなフィナーレへと導く見応えある戦略的な戦いとなりました」


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2021/10/20

ピレリ、18インチ径タイヤのテストを完了

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1タイヤの独占サプライヤーであるピレリタイヤは、2019年からF1各チームとの協力で行ってきた18インチ径タイヤのテストがすべて終了したことを明らかにした。

18インチ径タイヤは当初2021年から導入される見通しだったが、新型コロナウイルスの影響でテストも一時ストップ。
結局1年延期され2022年からの導入することで落ち着いたもの。
テストは総計2万キロにも達し、地球を約半分廻った計算になるという。

新タイヤは実車テストによるデータを分析すると共にファクトリーでのシミュレーションと合わせて最終スペックが決定されるとのことだ。
新タイヤが正式にお披露目されるのは2022年3月20日決勝のバーレーンGPとなる。

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2021/10/13

ピレリ首脳、「ハミルトンのタイヤ無交換は無理」

Mercedes Team (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンが、今回のトルコGP決勝レースのタイヤ戦略について不満を持っているとの報道について、ピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングが次のように言及した。

「オコン(アルピーヌ)がタイヤ無交換で走りきったのは事実だが、ハミルトンの場合は交換したタイヤの状況を見る限り、最後まで持たせるには無理があり、あの時点でのピットストップは適切なものだったと考えている」とした。

今回のレース、ハミルトンは予選でポールポジションを獲得したものの、ICE(エンジン)交換によるペナルティでレースは11番手からのスタート。
一時は3位まで順位を上げたが、結局レース終盤に自身もタイヤ交換に入ったため最終的には5位フィニッシュに留まった。

なおチーム側は「あの時点でピットインする戦略にはハミルトンも同意していた」としてチーム内に不協和音が発生との報道を否定している。

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