2021/09/27

ハミルトン、ミディアム – ハード – インターミディエイトを使用して優勝: FORMULA 1 通算100勝を達成 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorspotr
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2021 ロシアグランプリ 決勝
2021 年 9 月 26 日、ソチ

キーポイント
• 4番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンが、Formula 1 通算100勝目を挙げ、チャンピオンシップ首位の座を奪還しました。多くのドライバー同様、2ストップ戦略を採ったハミルトンは、C4コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムでスタートして、27周目にC3のP Zeroホワイト・ハードへ交換し、雨が降った終盤にCinturatoグリーン・インターミディエイトを使用しました。その結果、マクラーレンのランド・ノリスを抜いてトップに立ちました。ノリスは、ポールポジションからスタート後、レースの大半でトップを走行していましたが、インターミディエイトへ交換するタイミングが遅くなり、順位を落として7位でフィニッシュしました。
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、20番グリッドからスタートして2位を獲得しました。ミディアム - ハードと繋いだフェルスタッペンは、雨の終盤にインターミディエイトへ交換しました。• 7名のドライバーがハードで、他のドライバーはミディアムでスタートしました。雨が降り出す前まで、ドライバーたちは理論的に最速の戦略である「ミディアム – ハード」もしくは「ハード – ミディアム」の戦略を採っていました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C3 : グリッド後方の多くのドライバーがオープニングスティントで使用しました。また、6番グリッドからスタートしたアルピーヌのフェルナンド・アロンソは6位でフィニッシュしました。最後方からスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ハードでオープニングスティントを走行して2位を獲得しました。セルジオ・ペレス、アントニオ・ジョヴィナッツィ、アロンソの3名がハードで36周のオープニングスティントを走行しました。ハードは、レースを通して良好なウォームアップと確固たる一貫性を示しました。
• ミディアム C4: トップ5グリッドのドライバーを始めとして、多くのドライバーがミディアムでスタートしました。数台の左フロントタイヤにグレイニングが発生したものの、ミディアムは良好な耐久性を示しました。ノリスは、ミディアムで28周を走行してハードへ交換しました。
• ソフト C5: グレイニングが発生しやすい冷涼で「グリーン」な路面は、ソフトには不向きなコンディションでした。ソフトを使用したドライバーは、アルファタウリの角田裕毅のみで、角田はインターミディエイトへ交換する前の2周をソフトで走行しました。
• インターミディエイト: レース結果の鍵を握りました。ハミルトンに代表されるように、降雨開始後すぐにインターミディエイトへ交換したドライバーたちは、最終数ラップで決定的なアドバンテージを得ました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「昨日のウェットコンディション後は、今日の最終数ラップまで雨は降りませんでしたが、その雨がレースを決定付けました。ドライバーたちは、スタート時のタイヤを自由に選択でき、未使用のスリックタイヤをフルに保有していたので、雨が降るまで最大限にタイヤを活用してドライコンディション下で走行することができました。スタート時、雨で「リセット」された路面はスライディングを誘発し、グレイニングを発生させましたが、後にグレイニングは解消されました。ハードタイヤの耐摩耗性能は、今日のコンディションに適しており、35周以上の長いスティントがいくつか見られました。また、ランド・ノリスは、ミディアムで28周を走行しました。しかしながら、勝敗を分けたのは、インターミディエイトタイヤでした。最後の重要な局面で、ウェット予選での経験を活かしたチームがインターミディエイトの性能を最大限に引き出すことができました」

ピレリジャパンプレスリリース

 

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2021/09/17

ピレリの18インチ径タイヤテストに暗雲

18inch Tyre Image (C)Pirelli Motorsport
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F1では2022年シーズンから大きくレギュレーションが変更されるが、その一つである18インチ径タイヤの導入に備え、独占サプライヤーであるピレリではウィリアムズ・レーシングを除く全チームと共同でこれまで各地で開発テストを重ねてきた。

その最終として、今週は2日間に渡りフランスのマニクール・サーキットを舞台にアルピーヌF1チームのテスト&リザーブドライバーのダニール・クビアトによるテストの予定が組まれていた。
しかし初日は順調だったものの、2日目はマシンにトラブルが発生し、予定したテストプログラムが消化できなかったという。
そのためピレリではプログラムを完遂させるため、再度のテスト日程を組むべくFIA(国際自動車連盟)と交渉中とのことだ。

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2021/09/13

マクラーレン、ミディアム – ハードの 1ストップ戦略でワンツーフィニッシュを飾る (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorspotr
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2021 イタリアグランプリ 決勝
2021年9月12日、モンツァ

キーポイント
• マクラーレンのダニエル・リカルドが劇的なイタリアグランプリを制し、チームメイトのランド・ノリスが2位でフィニッシュしました。レースでは、タイトル争いを演じているレッドブルのマックス・フェルスタッペンとメルセデスのルイス・ハミルトンが、26周目に接触事故でコースアウトし、セーフティーカーが導入されました。
• マクラーレンの両ドライバーは、C3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムからC2のP Zeroホワイト・ハードへ繋ぐ1ストップ戦略を採りました。
• マクラーレンと異なる戦略による最上位ドライバーは、メルセデスのバルテリ・ボッタスでした。ボッタスは、土曜日のスプリント予選でポールポジションを獲得しましたが、パワーユニット交換によるペナルティで後方グリッドからハードでスタートし、ミディアムへ交換しました。トップ10ドライバー中でただ一人、ファイナルスティントをミディアムで走行したボッタスは、スピードのアドバンテージを活かして3位を獲得しました。ハミルトンも、リタイアするまで同様の戦略を採っていました。
• スプリント予選のフォーマットに従い、全ドライバーはスタート時に装着するタイヤを自由に選択することができました。メルセデスの両ドライバー、アルファロメオのロバート・クビサ、アルファタウリのピエール・ガスリーはC2コンパウンドのハードを選択しました。その他のドライバーは、C3のミディアムを装着してスタートしました。
• 53周のレース終了まで、気温30℃前後で路面温度が40℃を超える温暖なコンディションが継続しました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : 大半のドライバーがファイナルスティントで使用し、レースの鍵を握るコンパウンドとなりました。注目すべき例外であるボッタスは、ハードでスタートし、最終的に3位でフィニッシュしました。温暖な天候がハードの使用を促進しました。ドライバーたちは、ほとんどデグラデーションが無いハードを使用して、最大限までプッシュすることができました。リカルドは、ハードでファステストラップポイントを獲得しました。
• ミディアムC3: 多くのドライバーがスタート時に装着したミディアムタイヤは、レースのもう一つの重要なコンパウンドとなりました。ミディアムは、デグラデーションと性能間の良好なバランスを示しました。
• ソフト C4: ソフトを使用した唯一のドライバーは、ハースのニキータ・マゼピンでした。マゼピンは、3回のピットストップを行いました。今日の気温は、ソフトを最大限に活用するには高過ぎるものでした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「マクラーレンの両ドライバーが使用したミディアム – ハードと繋ぐ戦略は、他の多くのドライバーも採用しました。しかし、メルセデスのバルテリ・ボッタスは、リバースストラテジーが機能することを示しました。ここでのハードタイヤの性能は、ダニエル・リカルドがファイナルラップでファステストラップを記録したことからも裏付けられました。リカルドは、リスタート以後のレースを完璧にマネージしていました。今日の温暖な天候は、ハードとミディアムの使用を促進しました。
ソフトタイヤがそのスピードのアドバンテージを発揮するには少し暖か過ぎましたが、ミディアムとハードは最小限のデグラデーションを示していました」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/09/06

フェルスタッペン、全3種類のコンパウンドを使用してホームグランプリを制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorspotr
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2021 オランダグランプリ 決勝
2021 年 9 月 5 日、ザントフォールト

キーポイント
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、全3種類のコンパウンドを使用する2ストップ戦略で、自身のホームグランプリで完勝しました。C3コンパウンドのP Zeroレッド・ソフトでスタートしたフェルスタッペンは、C2のP Zeroイエロー・ミディアムで第2スティントを走行し、C1のP Zeroホワイト・ハードでフィニッシュしました。
• 2位を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンは、フェルスタッペンと異なる戦略を採りました。ソフトでスタートしたハミルトンは、その後の2スティントをミディアムで走行し、レース終盤で、ソフトへ交換してファステストラップポイントを獲得しました。
• トップ5の順位は、スターティンググリッドの順位通りでした。しかし、トップ6で5種類の異なる戦略が展開され、各チームによる戦略の多様性を示していました。
• レッドブルのセルジオ・ペレスは、ただ一人ハードコンパウンドを装着してピットレーンからスタートしました。その後、ミディアム – ソフトと繋ぐ戦略で8位入賞を果たし、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれました。
• 1ストッパーと2ストッパーが混在した中、7名が2ストッパーでした。3ストッパーは、ハミルトンただ一人でした。
• 昨日までよりも高温のコンディションとなり、最高路面温度は32℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1 : フェルスタッペン優勝の鍵となりました。また、多くのドライバーがファイナルスティントでハードを使用しました。数名のドライバーがハードで40周以上を走行した中、ウィリアムズのニコラス・ラティフィは47周を走行しました。
• ミディアムC2: マクラーレンのランド・ノリスが、42周のオープニングスティントをミディアムで走行しました。また、トップ3が第2スティントでミディアムを使用しました。ハミルトンは、終盤までミディアムで記録したファステストラップを維持していましたが、終了間際、ソフトを使用してファステストラップを更新しました。
• ソフト C3: 大半のドライバーがソフトでスタートしました。メルセデスの両ドライバーは、ファステストラップポイントを確保すべく、終盤にソフトへ交換しました。ソフトのデグラデーションは想定内でしたが、摩耗率は予測よりも高いものでした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「我々が選択した全3種類のコンパウンドは、卓越した役割を演じ、改装されたエキサイティングなこのサーキットで数多くの戦略が有効であることを示しました。また、ドライバーたちは終始最大限にプッシュしていました。昨日までよりも高温のコンディションになったことで、タイヤへの負荷が大きくなりました。したがって、最も硬い組み合わせを選択して正解だったと思います。レース前のロングラン機会が不足していたこともあり、摩耗率は予測よりも高くなりましたが、デグラデーションは想定内でした。終了間際にメルセデスがソフトへ交換する前まで、中古のミディアムタイヤはファステストラップを記録できる性能を示していました。熱狂のホームグランプリで優勝したマックス・フェルスタッペンとレッドブルを祝福します」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/08/31

雨の影響により、FORMULA 1 史上最短のレースとなる (ピレリ)

マックス・フェルスタッペン (C)Pirelli Motorspotr
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2021 ベルギーグランプリ 決勝
2021年8月29日、スパ・フランコルシャン

キーポイント
• 悪天候のため、ベルギーグランプリは Formula 1 史上最短のレースとして成立し、ハーフポイントが適用されました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝し、ウィリアムズのジョージ・ラッセル、メルセデスのルイス・ハミルトンが続きました。
• 当初のスタートから3時間以上遅延後、全ドライバーがCinturatoブルー・フルウェットタイヤを装着してピットレーンから再スタートしました。気温14℃、路面温度15℃の豪雨のコンディション下、セーフティーカー先導で3周を走行した時点で赤旗中断となり、レースはそのまま終了しました。
• レース週末の大半で雨天用タイヤが使用されました。土曜日のフリー走行および予選もウェットコンディション下で行われました。レース週末を通して、Cinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤは、確かな耐アクアプレーニング性能とともに、力強いパフォーマンスを示していました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「残念ながら、雨が弱まることはなく、グリーンフラッグの下でレースを行うことができませんでした。主たる問題は視界の悪さです。フルウェットタイヤは、時速300kmでの走行時、毎秒85リッターの排水を可能にします。排水された水は後方へ飛ばされます。その結果、セーフティーカーの後方で見られたような水しぶきが上り、ドライバーの視界が失われるような明らかに危険な状態が生じていました。また、今回のように高低差があるサーキットでは、アクアプレーニングの危険性を増大させる水溜りが、特定の場所に生じるリスクもあります。連戦となるオランダグランプリでは、天候の回復を祈りたいと思います」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/08/02

オコン、インターミディエイト – ミディアム – ハードと繋ぐ戦略で初優勝 (ピレリ)

エステバン・オコン (C)Pirelli Motorspotr
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2021 ハンガリーグランプリ 決勝
2021年8月1日、ブダペスト

キーポイント
• アルピーヌのエステバン・オコンが、劇的なハンガリーグランプリを制し、Formula 1 初優勝を飾りました。ウェットコンディションの下、アルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィ以外の全ドライバーが、Cinturatoグリーン・インターミディエイトを装着してスタートしました。第一コーナーでの多重事故により、レースは赤旗中断となりました。この中断中、各チームはタイヤ交換とマシンの補修を行うことができました。
• リスタート時のトップグリッドに位置したメルセデスのルイス・ハミルトンのみが、インターミディエイトでグリッドからスタートし、他のドライバーはミディアムタイヤへ交換してピットレーンからスタートしました。ハミルトンは、リスタート後の1周目にミディアムへ交換するピットストップを行い、最後尾まで後退したものの、その後、ハード – ミディアムと繋いで猛追し、最終的には3位でフィニッシュしました。
• オコンは、2回目のフォーメーションラップ後、C3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤで効果的なスタートを切り、37周目にC2コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換しました。オコンと同様の戦略で僅差の2位を獲得したアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、オコンより1周早い36周目にピットストップを行いました。
• 記録的な高い気温の金曜日、引き続き暑いコンディションの昨日を経て、今日のスタート時は、雨混じりの気温28℃、路面温度32℃のコンディションでした。その後、路面温度は40℃まで上昇しました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: 大半のドライバーがレースの後半で使用し、ハードでの50周近いスティントも見られました。
• ミディアムC3: 最初にミディアムを使用したドライバーは、フォーメーションラップ後にタイヤ交換を行ったジョヴィナッツィでした。リスタート後、全ドライバーがミディアムを使用しました。ハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ファイナルスティントでもミディアムを使用しました。アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、36周の長いスティントをミディアムで走行しました。
• ソフト C4: アルファロメオのキミ・ライコネンとアルファタウリのピエール・ガスリーのみが、ファイナルスティントでソフトタイヤを使用しました。ガスリーは、ファイナルスティントでファステストラップポイントを獲得しました。不安定な天候が、耐グレイニング性能の高い、硬めのコンパウンド使用を促進しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「スタート前においてもレースの予測は難しい状況でした。今日のコンディションの参考になる材料を誰も持ち合わせていなかったことから、レースは全くの未知の領域で始まりました。スタート時の路面状況ではインターミディエイトの選択が適切でした。しかし、赤旗中断中に急速に路面が乾いたことによって、リスタート後はドライレースのコンディションとなりました。リスタート後を”実質的な“レースとすると、ミディアム – ハードの1ストッパーが見られた一方、ハミルトンやフェルスタッペンのように、異例のレース状況によって後退を強いられたドライバーたちは、2ストップのスプリント戦略を採りました。初優勝を飾ったエステバン・オコンとアルピーヌを祝福します」

ピレリジャパンプレスリリース

 

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2021/07/19

ハミルトン、ミディアムとハードを使用した完璧な戦略でスリリングなレースを制す (ピレリ)

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorspotrs
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2021 イギリスグランプリ 決勝
2021 年 7 月 18 日、シルバーストン

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが、2回のタイヤ交換を行い、劇的なイギリスグランプリを制しました。スタート直後に発生したハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンの接触により、レースは赤旗中断となりました。C2コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムでスタートしたハミルトンは、2周目の赤旗中断中にミディアムへ交換し、その後、C1コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードへ交換してチェッカーフラッグを受けました。
ファイナルラップ直前までトップを走行していたフェラーリのシャルル・ルクレールは、ハミルトンにオーバーテイクされ、2位でフィニッシュしました。ハミルトンは、10秒ペナルティーを課された後、目覚ましい追い上げを見せました。
• パンクによるタイヤ交換を余儀なくされたアルファタウリのピエール・ガスリーとレッドブルのセルジオ・ペレスを除く全ドライバーが、ハミルトンと同様の戦略を採りました。
• 赤旗中断中のレギュレーションによって、各チームは、タイヤ交換とマシンダメージ補修が許され、ハミルトンを含む13名のドライバーが、フレッシュなミディアムタイヤへの交換を行いました
• スプリント予選フォーマットにより、ドライバーはスタート時に装着するタイヤを自由に選択できました。ピットレーンからC1コンパウンドでスタートしたペレスを除き、全ドライバーがC2コンパウンドでスタートしました。
• レースを通して、気温32℃、路面温度49℃前後の高温の天候状態が継続しました。このようなチャレンジングなコンディション下においても、タイヤは良好な性能を示していました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1 : 長いスティントを通して一貫した性能を示し、戦略において最終スティントでの重要な要素となりました。数名のドライバーが、ハードで33周のスティントを走行しました。
• ミディアムC2: ペレスを除く全ドライバーがミディアムでスタートしました。ハミルトンとルクレールは、ミディアムで25周以上走行しました。ハードよりもブリスターが発生しやすい軟らかいコンパウンドであるにもかかわらず、性能に影響を及ぼすことはありませんでした。
• ソフト C3: 今日の高温のコンディション下、ソフトでのロングランは難しい状況でした。ペレスとガスリーがファイナルスティントでソフトを使用しました。ペレスは、ファステストラップを記録したものの、トップ10に入れなかったことから、ファステストラップポイントは獲得できませんでした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「スプリント予選で導入された新しいタイヤルールが、レース戦略に影響を及ぼしました。このルールの下、全ドライバーが自由にスタートタイヤを選択し、理論的に最速な戦略を採用することが可能になりました。その結果、大半のドライバーが、ミディアムからハードへ繋ぐ戦略を実行しました。トップを争う2人のドライバーによる素晴らしいレースが見られました。彼らは、タイヤを完璧にマネージし、最後までスリリングな闘いを繰り広げました。我々は、アストンマーティン、ハース、レッドブルとともにシルバーストンに留まり、2022年用18インチタイヤテストを火曜日と水曜日に行う予定です」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/07/11

ピレリ、イギリスGPで改良タイヤ投入へ

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリは、次週行われるイギリスGP(シルバーストーン)にコンパウンドや構造(コンストラクション)を見直した改良タイヤを投入することを明らかにした。

これはアゼルバイジャンGPで立て続けに起きたストロール(アストンマーティン)とフェルスタッペン(レッドブル)らのタイヤ・バーストを受けて開発したもの。
先週のオーストリアGP(レッドブルリンク)ではフリー走行時にブラックタイヤとして先行供給され事前テストが行われていたもの。
幸いドライバーからのフィードバックも良く、WMSC(世界モータースポーツ評議会)の承認を経て今回の投入が実現した。

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2021/07/05

フェルスタッペン、2ストップ戦略で先週に続きレッドブルリンクで完勝 (ピレリ)

マックス・フェルスタッペン (C)Pirelli Motorspotrs
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2021 オーストリアグランプリ 決勝
2021年7月4日、シュピールベルク

キーポイント
• マックス・フェルスタッペンが、2ストップ戦略を使用して2週連続でレッドブルリンクでのレースを制し、自身の3連勝を達成しました。P Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしたフェルスタッペンは、P Zeroホワイト・ハードへ交換後、終盤に再度ハードタイヤへ交換しました。2位のバリテリ・ボッタス(メルセデス)、3位のランド・ノリス(マクラーレン)は、ともにミディアム – ハードと繋ぐ1ストップ戦略を採りました。
• 多くのドライバーがミディアムタイヤでスタートしました。4名のドライバー(アストンマーティンとアルフタウリの両ドライバー)は、P Zeroレッド・ソフトタイヤでスタートしました。一方、ハードタイヤでスタートした2名のドライバーは、フェラーリのカルロス・サインツ、アルファロメオのキミ・ライコネンでした。
• レースを通して、1ストップ戦略と2ストップ戦略が展開されました。19名の完走者中の8名が2ストッパーで、その中の2名がトップ4に入りました。
• 昨日よりも冷涼なコンディションとなり、曇り空の下で迎えたスタート時の気温は24℃、路面温度は32℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス

• ハード C3 : 2名のドライバーがハードでスタートしました。10番グリッドからハードでスタートしたサインツは、48周目にミディアムへ交換し、5位を獲得しました。ハードでスタートした2名を除く全ドライバーが、ファイナルスティントでハードを使用しました。フェルスタッペンは、ハードを使用して、ファイナルスティントでファステストラップポイントを獲得しました。
• ミディアムC4: 多くのドライバーがスタート時に装着したミディアムタイヤは、レースの中で重要な役割を演じました。ハードでスタートしたサインツとライコネンは、ファイナルスティントでミディアムを使用しました。
• ソフト C5: ソフトでスタートした4名のドライバーは、予測通り2ストップ戦略を採りました。彼らは、第2、第3スティントでハードを使用しました。冷涼なコンディションによって、ソフトタイヤのベストなパフォーマンスが引き出されました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「先週と比較して速いペースのレースが見られ、先週とは異なるタイヤ選択を行なった決断に満足しています。昨日の予選時よりも低い路面温度がタイヤの摩耗とデグラデーションに影響を及ぼし、軟らかいコンパウンドの使用と長いスティントを促進しました。その結果、1ストップと2ストップ戦略が混在することになりました。1ストッパーは、各スティントでの性能を維持するため、ある程度のタイヤマネジメントを行う必要がありました。一方で、2ストップが勝利戦略となりました。リードを失うことなく、2回のピットストップを行うことを可能にした完璧な戦略で優勝したマックス・フェルスタッペンとレッドブルを祝福します。
我々は、アルファタウリとともにレッドブルリンクに留まり、2022年用18インチタイヤテストを火曜日と水曜日に行う予定です」

ピレリジャパンプレスリリース

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2021/07/04

フェルスタッペン、改善タイヤのピレリに皮肉

F1 Tyre Image (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリは、今回のオーストリアGPフリー走行セッションに新設計のタイヤを投入、全ドライバーにテストを義務付けた。
問題がなければ次戦イギリスGPにも正式に投入する構えとされるが、これに目下ポイントリーダーであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が次のようなコメントを口にしている。

「なんでこんなシーズン途中に突然新型タイヤを投入する訳?
アゼルバイジャンで僕やストロール(アストンマーティン)のリヤタイヤが突然バーストしたから?
それはおかしいよね。
だってピレリはあの事故の原因を最初はコース上のデブリ(破片)、そしてその次には内圧の不足だって言ってたんだから。
自分たちのタイヤに何も問題がないのなら、何もあわてて対策などする必要はない筈だと思うけどね」と、皮肉。

ただ独占供給故に、ドライバーやチームの側にF1タイヤ供給メーカーを選択する余地は与えられていない。

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