2022/01/18

マシ/レースディレクター更迭説に疑問の声

Race Scene (C)Redbull Racing
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メルセデスAMGチームは昨季最終戦アブダビGPで起きたセーフティカー導入時のレースディレクターの判断について抗議を提出、却下されるとさらに上告の構えをみせていたが、その後これを取り下げたとされている。
その背景にはマイケル・マシ/レースディレクターの更迭をFIA側が示したとの憶測が飛んで話題になっている。

しかしこの対応に、各方面から疑問の声が上げられているようだ。
元F1最高責任者だったバーニー・エクレストン氏は、「レースディレクターの措置に不満があるからといって、マシをスケープゴートにするのは間違っている。
彼はその場で最善と思う判断を下したのであって、違うことをすればまた異なる不満が湧いてくるだけ。
不満解消のためマシがその立場を追われるべきではないと私は思うね」と、擁護。
また現役当時はエクレストン氏と対立する場面もあったマーティン・ブランドル氏(現テレビ解説者)も、「誰かを追放して解決するようなものではない」と、元ドライバーの立場からエクレストン氏、の意見に同調した。

FIAによる再調査の結果は3月の開幕戦バーレーンGPの場で報告されることになっているが、その時のマシ氏の立場が注目される。

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2020/03/24

マクラーレン、フェラーリのサインツ獲得の動きを警戒

>Carlos Sainz (C)McLaren Group
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昨シーズン、カルロス・サインツ&ランド・ノリスというフレッシュな若手コンビの活躍により前年の6位から4位にまでランキングを上げたマクラーレン・チームだが、フェラーリ・チームによるサインツ獲得の動きがあることに警戒感を持っていることがわかった。

これは1990年代にミカ・ハッキネンのチームメイトとして同チームで走った英国人のマーティン・ブランドル氏(60歳)で、母国のタブロイド紙『デイリー・エキスプレス』に次のように語ったもの。

「彼には間違いなく才能がある。
それはマクラーレンが彼についての評価を測りかねていた時、すでに私は確信していたものだ。
彼はテクニックだけでなく(ラリーの)世界チャンピオンだった彼の父親のように勝利へのスピリットを持っているんだ。
将来間違いなく彼は大物になる。
ただ、今はまだ跳ね馬チームに移ることなくマクラーレンで走ったほうがいいんだ」と、現在F1コメンテーターを務めるプランドル氏。

その背景には、2020年末でフェラーリとの契約が満了するセバスチャン・ベッテルとサインツが入れ替えになるという噂があるからだ。

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2017/11/06

M.ブランドル氏、「フェルスタッペン(レッドブル)はナンバーワン」

Martin Brundle (C)Ex.Super Aguri F1
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ここ4戦で3度の表彰台、そしてこのうち2度の優勝という快進撃を演じているレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(20歳:オランダ)について、元マクラーレン等のF1ドライバーで、現在は英『スカイ・スポーツ』でF1コメンテーターを務めるマーティン・ブランドル氏(58歳:イギリス)は、「ナンバーワンだ」との太鼓判を押した。

「間違いなくフェルスタッペンは類い稀な才能を持つドライバーだ。
レッドブルは中途であるにもかかわらずこのほどわざわざ彼との契約を延長したというがそれも理解できる。
彼はまだ若く、これから先の将来は限りなく広いのだからね。
おそらく契約にあたって彼のマネージメント・グループはチームからナンバーワン待遇を取り付けたに違いない。
いや仮にそうでなければ、私は彼らの能力を疑うよ」と、讃えてみせた。

フェルスタッペンが記録した17歳と165日という史上最年少デビュー記録は規則変更でもう破られることはなくなった。

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2015/07/01

多発エンジン交換ペナルティに不満の声

Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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レッドブル・レーシング(ルノー)やマクラーレン(ホンダ)勢に相次ぐエンジン交換ペナルティに不満の声が高まっている。
これは昨シーズンから導入された新たなレギュレーションによるものだが、順調なメルセデスやフェラーリに比べ、上記両陣営が受けるペナルティは著しく、スポーツとしてのF1の魅力を損なっているというものだ。

実際、20台で争われる今年のF1で予選グリッド25番降格のペナルティというのは観客にとっても面白かろう筈もない。
これについてFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技審査委員)を務める元F1ドライバー、マーティン・ブランドル氏(56歳:イギリス)も次のように語っている。

「年間の使用エンジン台数に制限を設けたのは長く叫ばれるF1のコスト削減を狙ったものだろうが、いまや悪効果でしかない。
外から見えもしないパーツの交換で、贔屓のドライバーが最後尾グリッドになったりレース中にドライブスルー・ペナルティーを受けたりするのでは、応援のし甲斐もないというものだ。
私は早急にこのペナルティを見直すべきだと思っている」

F1は今再びコスト削減とスポーツとしての魅力との板挟みに立たされているようだ。

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2014/01/13

M.ブランドル氏、ペイ・ドライバー増加を憂慮

Martin Brundle (C)Ex.Super Aguri F1
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元ベネトン等のF1ドライバーであるマーティン・ブランドル氏(54歳:イギリス)が、現在開催されている英『オートスポーツ・インターナショナルショー』で会見、近年F1で増加しつつある「ペイ・ドライバー」について言及した。

「ここ数年、確実に増えつつあるペイ・ドライバーについては正直憂えている。
例えばロータスのような戦闘力あるチームで起用されたマルドナドですらベネズエラ資金が期待されていることは間違いないんだ。
常勝レッドブルに最後まで立ち向かったロータスに置いてさえだよ。
ましてや有力な母体を持たない弱小チームにあっては、だ。
しかしそうしたことの主な原因は、現代のF1が高コストであるからに他ならない。
勝つためにはお金が必要で、そのためにスポンサーを持つドライバーが優先される。
しかしこんなことは明らかに間違っているよ」

1984年に当時のティレル・チームからF1デビューしたブランドル氏は通算158戦に出走、1992年のイタリアと1994年モナコの2位が最高位。

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2013/01/13

M.ブランドル氏、「ハミルトン(メルセデス)必ず優勝する」

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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長年親しんだマクラーレン・チームから、今シーズン初めて移籍。
ルイス・ハミルトンの新天地メルセデスAMGチームはこれまで苦しい戦いが続いているが、元F1ドライバーで現在はF1解説者として知られるマーティン・ブランドル氏が「ハミルトンは必ず優勝する」と、英『オートスポーツ・モーターショー』の会場で太鼓判を押した。

「彼にとってこの決断はギャンブルだったろう。
しかしこのチームは間違いなく飛躍的な進歩を遂げる筈だ。
そしてハミルトンは必ず優勝するだろう、断言するよ」と、元マクラーレン・ドライバー。

ただ、ハミルトン自身は「2013年中の僕の優勝はない」と、控え目な予想に終始している。

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2012/08/24

「ヒーローはアロンソ(フェラーリ)」と、ブランドル氏絶賛

Martin Brundle (C)Super Aguri F1
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元マクラーレン当のF1ドライバーで、引退後は英国内放送のF1コメンテーターとして馴染みが深いマーティン・ブランドル氏(53歳:イギリス)が、ここまでの今シーズンを振り返り「盛り上がりの主役はアロンソ(フェラーリ)である」とその戦いぶりを讃えた。

「ヒーローは間違いないアロンソだろう。
彼は与えられたマシンが最速でもなく、チームメイトの助けもなし、オッズでも散々な評価を受けているのにこれだけの成績を挙げてみせた。
まさに孤軍奮闘の体制でありながらここまで勝利とポイントを積み重ねているのだからね。
もしも彼がいなかったら、今シーズンのF1はずいぶんとつまらないものになっていたことだろう」

1984年ティレルからF1デビューを果たしたブランドル氏はブラバムやマクラーレン、ジョーダン等で活躍、優勝こそなかったものの最高位2位、通算9回の表彰台を獲得するなど玄人受けするドライバーとして高い評価を得た。

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2011/02/09

ニコ・ヒュルケンバーグ、ポスト・クビサに浮上?

Nico Hulkenberg (C)Force India F1
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少なくともシーズン前半の出場が不可能とみられるロータス・ルノーGPのロバート・クビサの代替についてすでに様々な名前が挙げられているが、ここに来て前ウィリアムズ・チームのニコ・ヒュルケンバーグ(23歳:ドイツ)の名前が浮上しているようだ。

そう語るのは自身元F1ドライバーで、現在は英国でF1コメンテーターを務めるマーティン・ブランドル氏。
「私ならヒュルケンバーグを推薦するね。
伸び盛りの彼なら、大きく化ける可能性があるよ」と、ブランドル氏。

しかしこれについて同選手のマネージメント・チームの一員であるティモ・ガンス氏は、「本人がクビサのポジションに関心を持つのは確実だろう。
しかしわれわれはすでにフォース・インディアとの契約(第3ドライバー)を有していて、こちらからルノーに働き掛けることはない。
ただ、もし先方から打診があればもちろん前向きに考えるがね」、いまのところは静観の構えだ。

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2010/04/21

M.ブランドル氏、「審査委員悪しき前例作った」

Martin Brundle (C)Ex.Super Aguri F1
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元マクラーレンなどのドライバーで、引退後は英『BBCスポーツ』でF1コメンテーターを務めるなど依然として深いF1との関わりを持つマーティン・ブランドル氏が、中国GPでのレーススチュワード(競技審査委員)の対応に疑問を投げ掛けている。

これは決勝レース中にピットレーンで起きたベッテル(レッドブル)&ハミルトン(マクラーレン)の危険なバトルについて、レース後審査委員会が実質的なペナルティを科さなかったことに対してのもの。
ハミルトンはストレートにおける過度な蛇行でも非難を受けている。

ブランドル氏は、「彼らは僕がレーススチュワードの時でなくてラッキーだった。
なぜなら自分なら、こんな危険な走法を決して許したりはしなかっただろうからね」と、両ドライバーのマナーの悪さを指摘した。
またFIAの処分についても「戒告って、いったい何なんだ?
いつまでとか、繰り返したらどうなるのかとか、まったくわからない不可解な処分だ」とも語っている。

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