マシ/レースディレクター更迭説に疑問の声
Race Scene (C)Redbull Racing
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メルセデスAMGチームは昨季最終戦アブダビGPで起きたセーフティカー導入時のレースディレクターの判断について抗議を提出、却下されるとさらに上告の構えをみせていたが、その後これを取り下げたとされている。
その背景にはマイケル・マシ/レースディレクターの更迭をFIA側が示したとの憶測が飛んで話題になっている。
しかしこの対応に、各方面から疑問の声が上げられているようだ。
元F1最高責任者だったバーニー・エクレストン氏は、「レースディレクターの措置に不満があるからといって、マシをスケープゴートにするのは間違っている。
彼はその場で最善と思う判断を下したのであって、違うことをすればまた異なる不満が湧いてくるだけ。
不満解消のためマシがその立場を追われるべきではないと私は思うね」と、擁護。
また現役当時はエクレストン氏と対立する場面もあったマーティン・ブランドル氏(現テレビ解説者)も、「誰かを追放して解決するようなものではない」と、元ドライバーの立場からエクレストン氏、の意見に同調した。
FIAによる再調査の結果は3月の開幕戦バーレーンGPの場で報告されることになっているが、その時のマシ氏の立場が注目される。
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