フランスGP開催成功も、来年以降の先行きは不明
Image (C)Pirelli Motorsport
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結果的にはフェルスタッペン(レッドブル)のポールTOウィンで終わったフランスGPだったが、その内容はスリリングなもので、関係者からも名レースの一つと高い評価を得たようだ。
しかしながら同グランプリの開催責任者である元マクラーレン・チーム代表のエリック・ブイユ氏は、来年以降の開催について現時点で目途は付いていないことを明かした。
「確かに今年のレースは面白いもので成功だったといえるが、それはスポーツとしてであって、興行的には成り立っていない。
なぜなら観客は一日当たりわずか15,000人に制限されたものだったからね。
来年以降も続けるのであれば、誰もが制限されることなく観客としてここに来られるようにならなくては駄目だ」と、悲観的。
地元フランスの『ウエスト・フランス』紙が伝えるところによれば、こうした窮状を踏まえ、フランスGPはリバティ・メディアに開催権料の減額を求めているとのこと。
ただ開催候補地は軒を連ねていて、要望通り認められるかどうかは不明だ。
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