第2の琢磨誕生だ! マカオGP優勝の国本京佑に高まる期待
狭くミスの許されない市街地特設コースで争われる2008年のマカオGP・F3レースを制したのは、日本から遠征したトムスの新星・国本京佑(19歳)だった。
国本 京佑 (C)Macau Grand Prix
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日本人ドライバーがこのマカオで優勝したのは2001年の佐藤琢磨に続く史上2人目。
このマカオを得意とするトムスにとっては昨年に続く4回目のマカオ制覇ということになる。
ヨーロッパで揉まれ、国内にはないこうしたコースで強さを発揮した佐藤琢磨はこれまでの日本人にはないタイプのドライバーとして、実際F1にステップアップした後も素晴らしい活躍をみせたが、この国本京佑にも今後同じ期待が高まりそうだ。
レース後も国本は「レース中は走っていてとても楽しかったし、特にプレッシャーなどは感じなかった」と、冷静だったが、「チームの人が金網によじ登って喜びを表しているのを見て、やっと実感が湧いてきた」と、次第にその影響の大きさを感じ取ってきたようだ。
F3で世界一であることを証明した国本京佑、次に見据えるのはさらに上の舞台だ。
マカオGPレース結果こちら。
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