2022/05/14

フェラーリ、モンツァで非公開テスト敢行

Ferrari Test
今シーズン戦闘力を回復、目下レッドブル・レーシングと激しい首位争いを演じているフェラーリ・チームが、非公開でプライベートテストを行ったことがわかった。
シーズン中のテストは禁じられているため、例によってプロモーション活動の一環である『フィルミングデー』を使用してのもの。

表向きはウクライナ騒動の影響によるロシア・スポンサーの排除で『カスペルスキー』ブランドのロゴを外したものの撮影とされているが、その警備状況からも今シーズンの戦いを想定したものであるのは明らか。

スペインGPに向けたバージョンアップをテストしたとみられ、シャルル・ルクレールの手により規定上限の17ラップ、100キロ以内を走破したとされる。

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2022/01/13

ファンが選んだ『2021年ベストレース』はイタリアGP

2021 Italia GP Scene (C)McLaren Racing
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F1公式サイトが実施したファン投票による『2021年ベストレース』は、モンツァ・サーキットで行われた第14戦のイタリアGPになったことが公表された。
投票総数は約52,000人とのこと。

2021年イタリアGPはスプリントレース予選方式が導入された3戦中の第2戦目。
決勝レースではタイトルを争っていたハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペン(レッドブル)が接触して両車リタイヤに追い込まれるという荒れたレース。
優勝したのはリカルド(マクラーレン)で2018年以来の8勝目。
2位にもチームメイトのノリスが入り、2010年以来となるマクラーレンの1-2フィニッシュ劇となった。

なお第2位にはタイトルに結着が付いた最終戦のアブダビGP。
以下、ブラジル、アゼルバイジャン、ハンガリーと続いている。

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2021/09/16

F1、トゥ奪い合いの激化に懸念の声

Monza Image (C)Pirelli Motorsport
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F1サーキットの中でも随一の高速コースであるモンツァのイタリアGPでは、各ドライバーとも前車のスリップストリームを使うべく、戦略が展開された。
伝えられるところによれば、モンツァ・サーキットの場合前車のスリップストリームが使えた場合には単独でのラップに比べ、1周約0.7秒の短縮になる計算という。

しかしこれが激化すると、有利なポジションの奪い合いのため熾烈なバトルが引き起こされて危険なシーンも現れているのが事実だ。
そのためチーム関係者からはこれ以上過剰なバトルになるのを防ぐため、早急にルール作りを進める必要があると指摘されている。

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2021/09/10

イタリアGPの週末、3日間共に雨の心配はなし

Monza/Bank (C)Williams F1
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今週、伝統のモンツァ・サーキットで開催される2021年第14戦イタリアGPの開催地である北部モンツァ地方の天候について、地元気象台はフリー走行&公式予選の金曜日、フリー走行&スプリント予選レースの行われる土曜日はいずれも曇り、決勝レースの日曜日は晴れとの予報を出している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月10日(金) フリー走行・公式予選 曇り 17- 29度 10%
9月11日(土) フリー走行・予選レース 曇り 17- 29度 10%
9月12日(日) 決勝レース 晴れ 17- 29度 10%

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2020/11/23

イタリア自動車クラブ会長、国内複数GP開催に意欲

Tifosi (C)Pirelli Motorsport
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イタリアでは1950年の現代グランプリ発祥以来、モンツァ・サーキットでのイタリアGP開催が定着しているが、かつてはイモラ・サーキットを舞台にしたサンマリノGPの名称で、1981年から2006年まで複数開催が行われていた時期があった。
また今年は新型コロナウイルスの影響で、例外ながらもムジェロ・サーキットも加えたF1史上例のない1か国3回開催が成功を収めている。

これを踏まえ、再び複数開催を望む声がイタリア国内で持ち上がっているという。
そうした気運を引っ張っているのがイタリアのACN(各国のモータースポーツ権能団体)であるACI(イタリア自動車クラブ)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長だ。

同氏は「2021年には二つのグランプリ開催をしたいと考えているし、その準備はできている」と注目発言。
同年のF1カレンダーはすでに暫定スケジュール案が示されていて、可能性があるとすれば当初ベトナムGPが予定されていた4月25日の週末ということになりそうだ。
実現すれば4月のイモラ、9月のモンツァということで時期的に問題はなさそうに受け止められている。

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2020/09/07

角田裕毅(F2)、スーパーライセンス決定は先送り

角田 裕毅 (C)Redbull Racing
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9月6日(日)、F1イタリアGPのサポートレースとして行われた『F2モンツァ戦第2レース』で、期待された日本の角田裕毅はリタイヤでノーポイントに終わった。

それでもシリーズ・ランキングは発給の最低ラインである4位を死守したものの、これが最終戦ではなく次週のトスカーナGPでも2戦がカレンダーに追加されたためライセンス発給の結論は先送りとなった。

なおこのレースでは同じくF1候補生であるダニエル・ティクトゥムが優勝したが、レース後燃料規定にルール違反が見つかり失格となっている。
『F2モンツァ戦第2レース』の結果はこちら

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2020/09/06

F2の角田裕毅、スーパーライセンス獲得に正念場

角田 裕毅 (C)Redbull Racing
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F1スーパーライセンス獲得を狙うカーリン・モータースポーツの角田裕毅だが、5日(土)行われたF2モンツァ戦第1レースでフロントロウからのスタートながら出遅れ、結果4位に留まった。
一方、シリーズ・ランキングで角田の直後に位置していたライバルのミック・シューマッハがこのレース今季初勝利し、ランク3位にアップ。
逆に角田は再びランキング4位に後退することとなった。

角田にとってF2ランキング4位はF1スーパーライセンス発給への最低ライン。
もしも日曜日の最終戦でこれ以上ランクを落とせば来季のF1ステップアップは夢と消えることになる。
角田にとってはまさに一番負けてはいけないランク4位の相手に勝利を持って行かれたことになる。
なおこのレース、日本の松下信治は15位、佐藤万璃音は20位でフィニッシュしている。

F2モンツァ戦第1レースの結果はこちら
今季最終戦までラストあと1戦だけとなる。

【参考】(Rd.15/16)

1. ロバート・シュバルツマン(RUS) 134ポイント
2. カラム・アイロット(GBR) 134ポイント
3. ミック・シューマッハ(GER) 131ポイント
4. 角田 裕毅(JPN) 123ポイント
5. クリスチャン・ルンガー(DEN) 104ポイント
6. チョウ・グアンユー(CHI) 102ポイント
7. ニキータ・マゼピン(RUS) 101ポイント
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12. 松下 信治(JPN) 42ポイント
       ・

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2020/07/31

イタリアGPも『無観客レース』が確定に

Tifosi (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン、9月6日に第8戦としての開催が決まっているイタリアGP(モンツァ・サーキット)だが、新型コロナウイルスの影響でこちらも『無観客レース』となることが正式に発表された。
同グランプリではこれまで通常のチケット販売を行ってきたが、これらはすべて全額払い戻しの手続きが取られるという。

イタリアGPはフェラーリの熱心な支持者であるティフォシの地元ということもあって、例年レース後コースやパドックが紅に染まるのが定例だったが、今年は静かな表彰式ということになりそうだ。

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2020/06/04

イタリアGP、2025年まで1年間契約延長

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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モンツァ・サーキットで行われている伝統のイタリアGPが、2025年まで1年間開催契約を延長したことがわかった。
これは同サーキットがあるモンツァ市のダリオ・アレヴィ氏が明らかにしたもの。

契約更改としてはあまりに早く、またそれも1年間のみという中途半端なものだが、これは今シーズンのF1を襲っている新型コロナウイルスの影響であるようだ。
イタリアGPはすでに地元ACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)が2024年までの新たな5年契約をリバティ・メディアとの間で結んでいるが、今年のイベントが想定外の無観客レースとなったため、特例を設けたことが考えられる。

こうした契約上の措置が明るみに出るのは稀なことだが、これが今後他のグランプリの契約にも影響を及ぼすことが考えられる。

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2020/05/03

伝統のイタリアGP、「今季開催中止」報道に反論

Tifosi (C)Ferrari S.p.A
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イギリスと並んで1950年からの連続開催が続く伝統のイタリアGPだが、今年のスケジュール(9月6日決勝)から除外されるとのニュースが流れ、猛烈に反論している。
これは、F1を運営するリバティ・メディアが作成したとされる改訂カレンダーにイタリアGPがないという情報に基づくもの。

イタリアGP主催者であるACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長は、次のようにイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』に語った。

「イタリアGPが中止になるなんていうのはまったくのフェイクニュースだ。
われわれは全然聞いていない。
あるいは現在の状況から『延期』ないし『無観客レース』になることはあるかも知れないが、開催そのものがなくなることなど考えてもいない。
できればウイルス騒動が劇的に終息するという奇跡を期待しているがね」と、会長。

何よりも開催を信じているのは毎年スタンドを真紅に染めるティフォシだろう。

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