ポール・ストゥダート氏、リカルド失格問題に「懐柔策」
Paul Stoddart (C)Ex.Minardi S.p.A
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開幕戦オーストラリアGPで2位入賞しながらリカルド(レッドブル)が燃料流量違反で失格となった騒動は、同チームによる正式抗議により、本格化する見通しだ。
レッドブル・レーシング側によれば、そもそもFIA(国際自動車連盟)支給の流量センサーに不具合があったことが問題で、そのためリカルドのマシンには独自のメーターを装着。
レース中に燃料流量で規定に反したことはないと主張する。
一方FIAによれば、支給のもの以外の装置やメーターを使用するのは規定違反で、実際同チームにはレース中規定を上廻る流量が流れていて警告をしていたという。
過去のケースでは、こうした状況の問題は解決が困難になると予想されるが、元ミナルディ・チーム代表のポール・ストゥダート氏はこんな妙案を示している。
それは、リカルドの失格裁定は覆らないものの、選手個人に責任はないという観点から2位入賞というレース順位については復活させる、なる「懐柔策」ということだが、果たしてどんな結末になるのか注目だ。
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