2015/01/11

フォーミュラEで鈴木亜久里氏率いるチームが初勝利

鈴木 亜久里 (C)Ex.Super Aguri F1
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10日(土)、アルゼンチンのブエノスアイレスで行われた「フォーミュラE」レース第4戦で、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(23歳:ポルトガル)が荒れたレースを制してみごと優勝、所属するアムリン・アグリ・チームにうれしい初勝利をプレゼントした。

アムリン・アグリはその名の通り、元F1ドライバーで鈴鹿の表彰台にも上がったことがある鈴木亜久里氏が率いるチーム。
同氏はかつてF1チーム「スーパー・アグリ」の代表だったことでも知られる。

このレースの2位はニコラ・プロスト(33歳:スイス)、3位にもネルソン・アンジェロ・ピケ(29歳:ブラジル)と、いずれもビッグ・ドライバーの子息が続いた。
なおアムリン・アグリのもう一人のドライバーであるサルバドール・デュランも8位でフィニッシュ、チームはW入賞を果たしている。

ブエノスアイレス戦のレース結果はこちら

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2009/05/07

鈴木亜久里氏、再びF1参戦に関心示す?

フランスの『AFP通信』が、元『スーパー・アグリ・F1』代表である鈴木亜久里氏が再びF1参戦に意欲をみせていると報じて注目されている。
鈴木 亜久里 (C)Super Aguri F1
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FIAはいま2010年シーズンを前に新規参戦のチームに対し大幅な優遇策を提案していて、かつて新規参戦したスーパー・アグリがいじめられ抜いたのとは隔世の感。

亜久里氏の発言はこうした状況を見据えてのものとみられるが、以前「50歳にはすべてのモータースポーツ活動から引退する」と語った亜久里氏も現在48歳。
F1撤退時には、「F1はピラニアクラブ。誰かにF1をやりたいと相談されたなら、止めた方がいいと言う」と語った亜久里氏に、いま具体的にF1参戦の計画があるということではないようだ。

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2008/05/09

鈴木亜久里代表、「F1相談されたら勧めない」

志半ばでF1から撤退することになった『スーパー・アグリ・F1』の鈴木亜久里代表だが、F1での戦いを振り返り、さすがに無念の思いを吐露している。

それが象徴的に表れたのが、「もしもこれからF1をやりたい、と相談されたなら、僕は勧めない。
やめたほうがいいとアドバイスするだろう」と語ったこと。

鈴木亜久里代表にとって、F1レギュレーションにも、スポンサーにも、また他チームや交渉相手にも裏切られ続けた形の2年4か月だった。

なお、同氏が国内で行っているARTA(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)の活動は今回の問題とは関係ないものとなっている。
ARTA NSX (C)Honda Racing
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2008/05/07

鈴木亜久里代表、N.フライについて微妙な対応

結果的にホンダの最終決断によりその命脈が絶たれた形の『スーパー・アグリ・F1』だが、ホンダに対して鈴木亜久里代表からは感謝の言葉こそあれ、恨み辛みになるような言葉は一切なかった。
ただし、ホンダF1チームのニック・フライCEOについては微妙な対応をみせている。
Nick Fry (C)Honda Racing
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フライCEOは、スーパー・アグリがインド資本の支援を受けようとしてペイ・ドライバー(資金持ち込みドライバー)にインドのナレイン・カーティケヤンを起用しようとしたことに対し強力に反対してこれを破談に。
また今回のワイグル・グループによる救済話に対しても金額的に不十分として当初からメディアに対して不同意の姿勢を明確にしていた。

さらに今週イスタンブールのパドックにスーパー・アグリのトランスポーターが入場を拒否されたことについても、これはフライCEOが一方的にFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に同チームの不参加を通知したことによるものと海外メディアから報道されていた。

鈴木亜久里代表は、「ホンダは終始われわれの支援者だったが、しかしニック・フライはホンダのCEOではない」とだけ指摘して会見を終えている。
フライ氏のポジションはF1チームのCEO(最高経営責任者)であって、もちろんホンダ本社の役員ではない。

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2008/05/06

ホンダリリース:スーパーアグリF1チームの発表を受けて

Honda_logo
2008年5月6日

「スーパーアグリF1チームの発表を受けて」

 Hondaは、2005年スーパーアグリF1チーム設立以来、その趣旨に賛同し、エンジン提供をはじめ経済的支援を行ってきました。特に2007年以降、チームの財政状況が厳しさを増した中で、スポンサー、パートナー獲得にむけてチームと共に様々な話し合いを続けてきました。
 2008年シーズン開始にあたり、チームの中期的かつ安定した運営を実現する為に、有力なパートナー候補であった英国 Magma Groupとの交渉をスーパーアグリF1チームが開始する中で、Hondaとしても様々なサポートを提案し3者間で合意にいたる段階まで達していましたが、Magma Group及びその資金提供者から突然、計画を中止する通告がありました。
 その後も引き続き、最善の努力を重ねてまいりましたが、この度、鈴木亜久里代表から、チームが自立した運営基盤を確立する見通しが立たずF1活動から撤退するという説明を受けました。

 スーパーアグリF1チームのF1活動撤退は誠に残念な決定ではありますが、SAF1が自立し将来的にも安定した運営基盤が確保できない状況ではチームの決定はやむを得ないものと受け止めました。

                    2008年5月6日
                    本田技研工業株式会社
                    執行役員 広報・モータースポーツ担当
                    大島 裕志

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スーパーアグリ F1撤退を発表

Superagurif1_logo_2


スーパーアグリF1チームからの声明
スーパーアグリF1チーム(SAF1)は、本日、F1世界選手権から撤退することを決定した。2006年からプライベーターチームとしてF1に参戦し、昨年はチーム結成22戦目(スペインGP)で初ポイントを獲得、2007年のランキング9位という成績を残したSAF1のF1における活動は本日、その幕を閉じることになる。

鈴木亜久里 チーム代表
「F1チームオーナーになるという私の昔からの夢を実現すべく、2005年11月にF1にエントリー申請をし、2006年よりスーパーアグリF1チームとして、2年と4ヶ月にわたりF1の世界で戦ってきたが、本日その活動に終止符をうつことになった。

多くの自動車メーカーが参戦しているこの世界でプライベーターとして戦いを挑み、昨年はチーム参戦から、わずか22戦目にして初ポイントを獲得しランキング9位となる快挙を達成することができた。しかし、昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSS United Group Company Limitedの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた。また、カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境変化もあり、チームは新たなパートナー探しを精力的に続けてきたが、その活動は難航した。

その間、ホンダから支援を受けながら、なんとか今日まで持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く環境の中で、今後も安定的に活動を継続していく目処が立たず、本日、F1から撤退するという苦渋の決断をくだすこととなった。

ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポンサーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッフ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい」

TOKYO, Japan/ LEAFIELD, UK
6 May 2008

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スーパー・アグリ、本日都内で記者会見へ

イスタンブールのパドック入場を拒否されるなど、トルコGP参戦に暗雲が立ちこめた感のある『スーパー・アグリ・F1』だが、こうした状況を受けチームでは今日6日(火)都内で緊急記者会見を行うことを明らかにした。
鈴木亜久里 & 佐藤琢磨 (C)Super Aguri F1
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会見には現在日本にいる鈴木亜久里代表自らが臨むものとみられるが、ここに至ってもホンダから何ら意思表示がされていないことを考えると、その内容には悲観的な見方が強まっている。
またF1においてはもし1戦でも欠場に追い込まれた場合、結果的にチーム消滅に追い込まれる可能性が高い。

同チームの中心的存在でもある佐藤琢磨は自身のサイトで「いまこそホンダの支援を強く必要としている」との姿勢をみせているが、現実の状況は極めて厳しいものと言わざるを得ない。

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2008/04/25

スーパー・アグリ、なおも参戦は不透明

スペインGPへの参戦が危ぶまれている『スーパー・アグリ・F1』はすでに現地バルセロナ・サーキットに到着しているが、チームから「依然参戦は不透明」との鈴木亜久里代表名のリリースが出された。
鈴木 亜久里 (C)Super Aguri F1
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それによれば、現在もなお資金提供に関する交渉を続けているものの、法的な問題によりその詳細を明らかにすることはできないとのこと。

今日25日(金)にはフリー走行がスタートするため、事態はいよいよ緊迫した段階に差し掛かっている。

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2008/03/05

スーパー・アグリ、ドイツですでに売却合意の報

深刻な資金難から、一部に開幕戦のグリッドに並べるのか疑問視する声もある『スーパー・アグリ・F1』だが、独『オートモーター・ウント・スポルト』誌は「すでに売却で合意に達した」と、衝撃的なニュースを報じた。
Super Aguri Factory (C)Super Aguri F1
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それによれば運営はイギリスの企業が行い、中東からのスポンサーといくつかのドイツの投資会社が支援するというもので今週中には合意されるというもの。

ただしホンダとの関係は継続される見込みで、エンジンは引き続きホンダのものが搭載され、注目のドライバーについても今季はこのまま佐藤琢磨&アンソニー・デビッドソン、佐藤については2009年も継続されるという。

またチーム代表も引き続き鈴木亜久里氏が就き、チーム名も今季は変わらない(変えられない)で参戦することになる。

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