2023/06/13

ルクレール、フェラーリのルマン制覇に刺激受ける

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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先週末、フランスで行われたスポーツカーレース伝統のルマン24時間レースで、今季WEC(世界耐久選手権)の最高峰クラスに復帰したばかりのフェラーリ・チームがみごと100周年の記念大会を制してみせた。

この快挙を現地で見届けたというフェラーリF1チームのシャルル・ルクレール(25歳:モナコ)は、同じ跳ね馬チームのドライバーとして大いなる刺激を受けたようだ。

ルクレールは「同じフェラーリのレーシングチームとしてF1でもできない筈がない。
全員がこの素晴らしいモチベーションを持って戦えばきっとF1でも成し遂げられる」と、陣営を鼓舞しているという。
復活の狼煙、その緒戦は今週の第9戦カナダGPだ。

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2023/04/18

クビアト(元レッドブル)、ルマン24時間レース参戦へ

Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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元レッドブル等のレースドライバーだったダニール・クビアト(29歳:ロシア)が、今年のルマン24時間レースにランボルギーニを駆って参戦することがわかった。
今年の同レースは6月10-11日に掛けて行われる。

同選手は先にフォーミュラEのテストに参加するなど現場復帰に動き出していたが、ロシアのライセンスは活動制限が行われていてその詳細に関心が集まっていた。
今回わかったのは、クビアトがイタリアのライセンスを取得していたということ。

イタリアのACN(モータースポーツ権能団体)であるACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長は、「スポーツとしてのモーターレーシングは政治的な事柄から切り離されるべきだ」と、主張している。

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2021/11/30

フェルスタッペン、「親子でルマン24時間参戦が夢」

Max & Jos Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 目下初めてのF1チャンピオンに向け、精力を集中しているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、将来の夢として親子でのルマン24時間レース参戦を挙げた。

 

マックスの父親であるヨス・フェルスタッペン氏(49歳:オランダ)が元ベネトン等のF1ドライバーであることはよく知られていることだが、F1引退後はスポーツカーレースに挑戦、アストンマーティンでルマン24時間レースにも参戦した経験を持っている。
(総合10位:LMP2クラス優勝)

 

マックスは「もちろん今はF1に集中しているけれど、将来のこととしてルマンははっきり頭の中にある。
それが親子での参戦とあれば、素晴らしいことだよね」と、意欲的。
親子参戦ということでは、ヤン&ケビン・マグヌッセン親子も同様にF1とルマン24時間レース参戦の記録がある。

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2021/08/21

アルピーヌF1勢、ルマン24時間レースでデモランへ

Fernando Alonso (C)Alpine F1 Team
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今週、フランスが誇る伝統の『ルマン24時間レース』が当地で行われていて、19日(木)までに行われた公式予選では地元フランスのアルピーヌのマシンがトヨタWECチーム勢に肉薄して3番グリッドを獲得している。

このレースに同じくフランスを本拠のアルピーヌF1チームのアロンソ&オコンがそれぞれエールのデモンストレーションランを行うことがわかった。
それによれば、オコンがアルピーヌの最新仕様GTカー『A110 GT4』を、またアロンソはアルピーヌ・カラーにペイントされた旧型の『ルノーRS20』をドライブする予定とのことだ。
なお世界三大レース制覇を狙うアロンソは、2019年にトヨタでルマン制覇を果たしている。

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2021/04/27

マグヌッセン、親子で『ルマン24時間レース』挑戦へ

Kevin Magnussen (C)Renault Sport
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F1親子鷹のひと組であるデンマークのヤン&ケビン・マグヌッセン両選手が、スポーツカーレースの頂点である『ルマン24時間レース』への挑戦を計画していることがわかった。

父親のヤン氏(47歳)は1990年代、22歳の時にパシフィックGP(TIサーキット英田)でマクラーレンからF1デビュー、全25戦に参戦して最高位6位。
子息のケビンは21歳でやはりマクラーレンからF1参戦、こちらはいきなり2位表彰台というセンセーショナルなデビューを飾ったが、昨季限りでハースF1のシートを喪失。
今季はチップ・ガナッシ・レーシングから『IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権』に参戦している。

マグヌッセン親子のマシンはLMP2クラスのオレカ、新型コロナウイルスの影響で今年のルマンは8月21日~22日に行われる予定になっている。

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2020/09/22

トッドFIA会長、「来季はルマンとF1の日程を調整」

Toyota WEC Team (C)Toyota Motorsports
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新型コロナウイルスの影響によるカレンダー変更で、結果的には別々のスケジュールとなった今年のルマン24時間レースとF1だが、本来であれば6月の13-14日の同じ週末に開催がバッティングする筈になっていた。

これについてFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、「2021年においては開催日程の重複を回避させたい」との見通しを明らかにした。
ただルマン24時間レースのほうは伝統的に6月の同じ週末が開催日程として定着していて、来季もすでに6月の12-13日が他のWEC(世界耐久選手権)スケジュールと共に正式発表されている。
このためバッティング回避にはF1のほうで行われる見込みだが、関係者によればF1の日程も例年ある程度固定されつつあって、調整はトッド会長が口にするほど必ずしも容易ではないとみられる。

ちなみに今年の優勝者であるトヨタWECチームの8号車は、中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートリーといういずれも元F1ドライバーによるものだった。

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2018/06/18

今度は表彰台に上がった小林可夢偉(トヨタ)

Toyota WEC Team (C)Toyota Motorsports
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今季開幕戦のスパ6時間ではトヨタWECチームの小林可夢偉が表彰式に遅刻。
その裏にはアロンソを優遇するチームの姿勢に反発したのではないか、との憶測が流れた。
しかし今回、同様に2位に甘んじたものの、ドライバー全員が表彰台に顔を揃えた。

当の小林可夢偉も「もちろんわれわれも勝利を望んでいたが、8号車は本当に強かった」とチームメイトを素直に讃えた。
ただ終盤まで小林可夢偉の7号車がリードする場面が続き、もしこのままレースが終了となればアロンソ優勝のため最後にチームオーダーが発せられたかも知れず、パドックには異様な雰囲気が流れていた。

幸い(?)、7号車には終盤燃料使用量の上限超過違反により後退。
アロンソの8号車は後ろ指を指されることもなく堂々とトップでチェッカーフラッグをかいくぐってみせた。

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2018/05/07

アロンソ(トヨタ)、開幕戦勝利でルマン制覇に意欲

Fernando Alonso (C)Toyota Motorsports
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今シーズン、かねての念願であるルマン24時間レース制覇を狙うトヨタWECチームのフェルナンド・アロンソが、その前哨戦となるスパフランコルシャン6時間レースをポールTOウィンという最高の形で終え、あらためてルマン挑戦に強い意欲をみせた。

「マシンもチームも完璧だった。
WEC(世界耐久選手権)初挑戦でいきなり優勝は素晴らしい。
最高の条件を用意してくれたトヨタ東富士研究所とTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)、そして共に戦ったブエミと中嶋一貴に感謝している。
次はもちろんルマンでの勝利だ」とアロンソ。

すべてのレースを通じてアロンソが表彰台の一番高い所に上がるのは2013年のF1スペインGP以来、実に5年ぶり。
世界三大レース制覇のため、次のルマン24時間レースはいよいよアロンソにとって正念場だ。
(F1モナコGPは優勝済み、インディ500レースは昨季挑戦したが優勝はできなかった)

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2018/04/28

ジェンソン・バトン、ルマン24時間でアロンソと対決へ

McLaren Duo (C)McLaren Group
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2015年から3シーズンに渡り、マクラーレン・チームでチームメイトだったジェンソン・バトンとフェルナンド・アロンソが、今年のルマン24時間レースで今度はライバルとして相まみえることが確実となった。

これは現在日本のスーパーGTに参戦するバトンが、その合間を縫ってWEC(世界耐久選手権)の一戦である今年6月のルマン24時間レースにSMPレーシングの11号車を駆って参戦することが決まったもの。

一方のアロンソはすでにトヨタWECチームからルマンへの参戦が決まっていて、今回は敵同士ということになる。

なお世界三大レース制覇を狙うアロンソだが、バトンもF1モナコGPは制しているのでその意味での立場は同等ということになる。

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2018/03/31

モントーヤ、今年のルマン24時間レースに参戦へ

Juan Montoya (C)Chevy Racing
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元ウィリアムズ・チーム等のF1ドライバーであるファン・モントーヤ(42歳:コロンビア)が、今年の『ルマン24時間レース』に出場することがわかった。
それによればモントーヤは、現マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブロウン氏が共同保有するユナイテッド・オートスポーツからの参戦になるとのこと。

昨シーズン、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がインディ500レースへの参戦を果たしたことで注目を集めた『世界三大レース制覇』を同じく目標にしたもの。
アロンソの場合はまだF1モナコGPを制したのみだが、モントーヤの場合はすでにF1モナコGP(2003年:ウィリアムズ・BMW)に加えインディ500も2回制していて(2000年:チップガナッシ・レーシング、2015年:チーム・ペンスキー)、残すはこのルマン24時間レースだけとなっている。

ちなみにこの世界三大レース制覇をすでに果たしているのは元ロータスF1等の故グラハム・ヒル氏のみ、3レース中二つを制しているのが6名でこのうち現役はモントーヤだけとなっている。

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