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2025年1月

2025/01/31

ルワンダ、隣国コンゴの内戦に苦慮

South Africa Demo
Ferrari_s_africa_demo_l_20241215093901FIA(国際自動車連盟)による年間表彰式会場に名乗りを挙げて注目を集めたアフリカのルワンダ共和国だが、かねて推進させていたグランプリ開催に不安要素が表れたようだ。

ルワンダは2027年ないし2028年にグランプリを開催すべくFIA(国際自動車連盟)に正式申請を行っていたとされる。
しかしこのほど勃発した隣国コンゴの内戦にルワンダが関与していたとして騒動になっているもの。
ことが国際問題だけにFIAも当惑を隠せないようだ。
アフリカで最後にグランプリか開催されたのは1993年の南アフリカGP(キャラミ・サーキット)ということになる。

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2025/01/30

周冠宇(前ザウバー)、跳ね馬リザーブ窺う

Zhou Guanyu
Z_guanyu_alfaromeo_l2昨季限りでF1のレギュラー・シートを失った前ザウバーの周冠宇だが、近くビッグチャンスをモノにするかも知れない。
それは誰もが憧れる跳ね馬チームの2025年リザーブドライバーというもの。

フェラーリ・チームは今季ハミルトン&ルクレールという強力コンビで戦うが、全24戦のうちにはWEC(世界耐久選手権)なと他のカテゴリーとしバッティングしている週末も多く、有事の場合でも正規のリザーブドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィやケビン・マグヌッセンらの都合がつかないケースが考えられる。

その場合、有効なスーパーライセンスを持ち、かつ今シーズンは現状完全フリーである周冠宇とはお互い好都合な関係にあると言えそうだ。
中国人唯一の存在である周冠宇の期待は高まる。

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2025/01/29

メルセデスAMGの2025年新型車発表は2月25日に

2023 Scene
Mercedes_2023_lメルセデスAMGチームは2025年シーズンを戦う新型車『W16』(仮称)を来たる2月24日(月)に行うことを明らかにした。

場所は明確にされていないが、翌日からシーズン前合同テストがバーレーン・サーキットで始まることから当地でオンラインによりお披露目されるものとみられる。
またこうしたことから2月18日(火)にロンドンで行われる合同新型車発表会で同チームは実質2025年のカラーリングのみの発表になるようだ。

偉大なチャンピオンがフェラーリに移籍した2025年、メルセデスは残留のジョージ・ラッセルと新人のキミ・アントネッリというドライバー・ラインナップになる。

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2025/01/28

ピレリ、2026年仕様タイヤのテストへ

Pirelli Tyre
Tyre_work_lF1にタイヤを独占供給するピレリは、今シーズンの開幕を前に早くも2026年仕様タイヤのテストをスタートさせるスケジュールを明らかにした。

それによれば期日は2025年のマシン合同テストに先駈けた来たる2月4日(火)・5日(水)の2日間、場所はスペインのバルセロナ・サーキットで、今回はマクラーレン・レーシングとフェラーリの2チームが担当する。

なお2026年はタイヤだけでなくマシン規定も大きく変更されるため、ダウンフォースを考慮してテストには2023年型車を改造した専用のミュールカーが準備されることになっている。

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2025/01/27

ハースF1、合同新型車発表会チケットプレゼント

Haas VF24
Haas_vf24_lF1は2025年の新型車発表を来たる2月18日(火)に、F1の75周年を記念してかつてミレニアム・ドームと呼ばれていたロンドンのイベントホール『O2アリーナ』を舞台に全チーム合同で行うことが決まっている。

ハースF1チームではその合同発表会への参加チケットを、公式サイトから応募したファン1名に抽選でプレゼントすることを明らかにした。

F1の合同新型車発表会はこれまで例を見ない画期的イベント。
チケットはすでに販売開始と共に完売しており、極めて入手困難な状況になっているプレミアものという。

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2025/01/26

コラピント、アルピーヌ・ファクトリー訪問

Franco Colapinto
F_colapinto_alpine_m2025年シーズン、アルピーヌF1チームのリザーブドライバーに指名された全ウィリアムズ・レーシングのフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)が、英国エンストンにある同チームのファクトリーを訪問したことが報じられた。
コラピントがファクトリーを訪ねるのはこれか初めてになる。

今季の同チームのドライバー・ラインナップはすでに残留のピエール・ガスリーと新人のジャック・ドゥーハンで確定済みだが、コラピントがその後にこのフランスチームに返り咲いたフラビオ・ブリアトーレ/エクゼクティブ・アドバイザーの肝煎りということで、いつ交代があってもおかしくない状況。

「チームのためいつでもレース参戦の準備はできている」と胸を張るコラピント。
シートが危うくなったドゥーハンにとって、大きなプレッシャーになる訪問と言えそうだ。

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2025/01/25

ドゥーハン(アルピーヌ)に掛かるプレッシャー

Jack Doohan
J_doohan_m_202412021041012025年シーズン、アルピーヌF1チームはエステバン・オコンに替えて新人のジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)の起用を決めているが、まだ1戦もしないうちから騒動が伝えられている。

偉大な2輪モトGP王者を父に持つドゥーハンとの契約は昨年9月という比較的早い時期に結ばれたが、その後同チームにルノー時代から辣腕マネージャーで知られたフラビオ・ブリアトーレ氏がエクゼクティブ・アドバイザーとしてカムバックしたことから雲行きが一変したもの。

同氏はウィリアムズ・レーシングのレースドライバーから外れたフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)の才能に惚れ込み、両者の入れ替えを画策していると報じられた。

このためやっとF1デビューに漕ぎ着けたドゥーハンは開幕5-6戦のうちに結果を出さなければならない状況に追い込まれているという。

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2025/01/24

キャデラックの負担金「安すぎる」の声

General Motors
Gm_logoアメリカの大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズは、2026年シーズンからキャデラック・ブランドでF1に新規参戦することが決まっているが、その際に既存チームに支払う『分配金補填料』が安すぎるとの声が聞かれている。

ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』によれば、声を挙げたのはメルセデスAMGのトト・ウォルフ代表で、現在提案されているとされる推定4億5000万ドル(約706億円)では既存のチームが被る損失を相殺するのには不十分と主張しているとのこと。

大チームといえど求める運営資金には際限がなく、すべてのチームが納得するのには困難がありそうだ。

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2025/01/23

フィオラノ、ハミルトン人気に沸く

Lewis Hamilton
L_hamilton_ferrari_cockpit_m今週、いよいよ新天地であるフェラーリ・チームの本拠地に乗り込んだルイス・ハミルトンが、地元のファンから熱烈歓迎を受けている。

彼らはハミルトンの初テストの模様をひと目見ようとフィオラノ・サーキットに集結、真紅のレーシングスーツを着込んだ元チャンピオンの一挙手一投足に目を凝らした。
規定により旧型車の『SF-23』に収まったハミルトンが装着したヘルメットは、これまでにない黄色をベースに赤色を配したもので、跳ね馬チームの一員となった心機一転ぶりが窺えるものだった。

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『レノボ』、2025年日本GPの冠スポンサーか

Lenovo/2023
Jpngp_lenovo_l2023年の日本GPでタイトル・スポンサーを務めたIT大手の『レノボ』が、今シーズン再び脚光を浴びることになるようだ。

それによればレノボは2025年4月に今季第3戦として行われる日本GPで再度イベントのタイトル・スポンサーを務めるというもの。
まだ正式発表はない。

中国生まれのレノボは香港を通じて世界的コンピュータ・ブランドに成長、米国大手のIBM社のPC部門をも傘下に収めている。

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2025/01/22

レーシング・ブルズ、特別カラーリングでテスト

Test Scene
Rb_imola_m2025年新型車発表を前にレーシング・ブルズは本拠地に近いイタリアのイモラ・サーキットでプライベートテストをスタートさせたが、使われた旧型の『AT04』は意表を突くカラーリングだった。

本来のカラーリングから一転、2023年のラスベガスでも使われた白黒のまるでゼブラのような印象深い変貌を遂げたマシンは、今回角田&ハジャーの今季レースドライバーだけでなく、先のアブダビ合同テストでも起用された岩佐歩夢も参加予定という。

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ハミルトン、フェラーリ本拠地を初訪問

Lewis Hamilton
L_hamilton_ferrari_visit_m2025年シーズンから跳ね馬チームのドライバーとして戦うルイス・ハミルトンが、念願のマラネロ初訪問を果たした。

マラネロはフェラーリ本社があるだけでなくF1フェラーリ・チームのファクトリー所在地でもある。
子どもの頃から跳ね馬のファンだったとするハミルトンは、真紅のレーシングスーツが憧れだったと感慨を隠せない様子。
この後ハミルトンは最終的なシート合わせやシミュレーターを操作、1月22日(水)にはフィオラノ・サーキットを舞台に2022年マシンF1-75で初テストを行う予定になっている。

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2025/01/21

ノリス、フェラーリで単独事故の噂

Ferrari F40
Ferrari_f40_m昨シーズン、フェルスタッペン(レッドブル)のタイトル獲得を最後まで脅かしたマクラーレン・レーシングのランド・ノリスが、フェラーリのマシンで単独事故を起こしたとの噂が流れて波紋を呼んでいる。

といってもこれはF1のことではなくマイカーの話。
それによればあるSNS上に、単独で事故を起こしたフェラーリF40を目撃したという書き込みが掲載、そのクルマのナンバーがノリスの持つF40と一致したとのことだ。
ただ現場でノリスの姿が目撃されたとの情報は確認されてなく、またこれに関する本人のコメントも現在のところ発表されていない。

シーズンオフとはいえ、ノリスにとってF1キャリアにおいて重要な時期でもあり、高い関心を集めている。

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2025/01/20

アウディ、ザウバー株式買収完了の報

Audi F1 Image
Audi_f1_l_202409091015012026年からのF1新規参入を目途に母体となるザウバー・モータースポーツの株式買収を進めてきたアウディが、買収がすべて終了したことを明らかにした。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、それによればこれまで段階的に少数の買収が行われてきたものを、計画より前倒しで一気に進められたとのことだ。
株式購入の金額は開示されていないが、総額6億ユーロ(約940億円)に達するとみられている。
これによりドイツの雄によるF1参入は実現に向け後戻りのできない最後の一歩を踏み出したと言えそうだ。


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2025/01/19

レーシング・ブルズ、プライベートテストへ

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l2_202501190924012025年シーズン、残留の角田裕毅に加え、新人のアイザック・ハジャー(19歳:フランス)を擁して戦うレーシング・ブルズが、2025年の新型車発表を前にプライベートテストを敢行することを明らかにした。

それによれば期日は1月21日(火)から23日(木)に掛けての3日間で場所はチームの本拠地から近いイタリアのイモラ・サーキットが予定されている。
規定によりマシンは旧型車の2023年仕様であるアルファタウリ『AT04』が使われる予定。

なお同チームの2025年新型車は合同発表会前日である2月17日(月)、やはりイモラ・サーキットでのフィルミングデーお披露目が計画されているという。

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フェルスタッペンに仰天アストン移籍説

Aston Martin F1 Team
Astonmartin_amr24_m_202410251010012024年、自身4度目となるドライバーズ・タイトル獲得を果たしたフェルスタッペン(レッドブル)に仰天移籍話が伝えられてパドック雀を驚かせている。

これはイギリスのタブロイド紙『デイリーメール』が報じたもので、それによれば潤沢な資金で知られるアストンマーティンF1が、なんと最大10億ポンド(約1,600億円)という巨額契約金を呈示してチャンピオン獲得を持ち掛けているというもの。

実現すれば史上例を見ない高額の契約となるが、アストンマーティンF1のスポークスパーソンは「根拠のない与太話」と、報道を一蹴しているという。

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2025/01/18

アントネッリ(メルセデス)、今季初テスト

Andrea Kimi Antonelli
A_antonelli-test_m今シーズン、フェラーリへ移籍したルイス・ハミルトンの後任としてメルセデスAMGチームからF1デビューが決まっているアンドレア・キミ・アントネッリ(18歳:イタリア)が、プライベートテストを敢行した。

場所はスペインのヘレス・サーキットで、マシンは規定により旧型車の『W11』が使用された。
スポンサーとの兼ね合いもあってか、そのカラーリングは逆に目立つ軍用車のような迷彩模様だったということだ。
注目の2025年新型車は2月に入ってから初走行が見込まれている。

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シンガポール航空、同GPの冠スポンサー契約延長

Singapore GP
Singp_2022_l東南アジアの雄シンガポールのフラッグキャリアであるシンガポール航空は、F1シンガポールGPのタイトルスポンサー契約をさらに複数年延長することで合意したことを明らかにした。

2014年にシンガポールGPが初開催されてからシンガポール航空は、終始一貫してタイトルスポンサーを務めてきた。
今回このタイトルスポンサー契約をさらに延長、2028年のイベントまでサポートすることが確定したことになる

なお2025年のシンガポールGPは、全24戦中の第18戦としてマリーナ・ベイ特設コースを舞台に10月5日(日)決勝レースが行われる予定になっている。

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2025/01/17

ウィリアムズ、2025年新型車エンジン始動

Image
Williams_fw47_logo_mウィリアムズ・レーシングは、期待の2025年新型車『FW47』搭載フェラーリ製パワーユニットの火入れ(エンジン始動)が無事成功したことを明らかにした。

マシンは来たる2月14日(金)にシルバーストーンでお披露目を終えた後、2月18日(火)にロンドンで行われる全チーム合同の新型車発表会に参加。
さらに2月26日(水)から3日間、バーレーン・サーキットで行われるシーズン前テストに臨む予定になっている。

2025年シーズン、同チームは残留のアルボンとフェラーリから移籍のサインツという強力なドライバー・ラインナップで名門復活を期す。

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2025/01/16

アストンマーティン、T/Dドルゴビッチ留任へ

Felipe Drugovich
F_drugovich_mアストンマーティンF1は、同チームのテスト&リサーブドライバーとしてフェリペ・ドラゴビッチ(24歳:ブラジル)を起用することを明らかにした。

同選手の起用は昨季に引き続きで計3年目、これまでもテストやシミュレーターにグランプリウィークの金曜日フリー走行1回目セッションなど豊富な経験を持つ。

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2025/01/15

宮田莉朋、ハースF1のプライベートテスト参加へ

Ritomo Miyata
R_miyata_art_mハースF1チームは今週2日間の予定でペインのヘレス・サーキットを舞台にプライベートテストを行うとしているが、オコン&ベアマンの両レースドライバーに加え、F2ドライバーである日本の宮田莉朋(25歳)もこれに参加することを明らかにした。

2025年、宮田は名門『ARTグランプリ』から2年目のF2に参戦予定。
元々トヨタ系のドライバーであることから今回提携先であるハースF1から声が掛かったものとみられるが、自身F1マシンをドライブするのはこれが初となる。
なお規定によりマシンは2年落ちの2023年仕様『VF-23』が使われる予定。

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2025/01/14

ペレス(前レッドブル)、「半年間は休暇」

Sergio Perez
S_perez_l22年の契約更新を得ながらも、成績不振により契約解除となったレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスだが、「半年間は何もしない」と、事実上の休暇生活に入るつもりであることを示唆した。

これは母国メキシコのグアナファト州で行われたイベント『フェリア・デ・レオン』に出席した際の記者会見で語ったもの。
その中でこのメキシコのヒーローは「半年はゆっくり休んで、その後の去就についてはそれからおいおい考える」として、当面はF1などモータースポーツを含め何も具体的に計画していないことを明らかにした。

ちなみに今回レッドブル側からペレスに支払われる契約解除金は24億円以上とも伝えられていて、当面お金に困ることはなさそうだ。

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2025/01/13

ハミルトン担当に前サインツのエンジニア

Riccardo Adami
R_adami_mフェラーリ・チームは今季新加入となるルイス・ハミルトン(前メルセデスAMG)の担当エンジニアに、これまでカルロス・サインツとコンビを組んでいたリカルド・アダミ氏(51歳:イタリア)を起用する方針を明らかにした。

当初ハミルトンの担当にはこれまでのパートナーであるピーター・ボニントン氏が共にフェラーリ入りして務めるものとみられていたが、イギリスを離れることに難色を示す家族の説得に失敗した模様。

年間24戦というこれまで例を見ないF1のハードスケジュールは、この偉大なチャンピオンの戦略にも影を落としているようだ。

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2025/01/12

コラピント(アルピーヌ)は『ブリアトーレ氏推し』

Franco Colapinto
F_colapinto_car_lアルピーヌF1チームは2025年のリザーブ&開発ドライバーとして前ウィリアムズ・レーシングのレースドライバーであるフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)の起用を発表したが、その背景には同チームに復帰したエクゼクティブ・アドバイザー、フラビオ・ブリアトーレ氏の意向が働いていたようだ。

コラピントのF1での実績はわずか9戦、そのうち入賞が2回(8位&10位)というもので大きなクラッシュも演じているが、それでもブリアトーレ氏は「われわれは将来最も有望な若手ドライバーを手に入れた」と、自讃。
ただ大化けするかも知れない注目株をいち早く押さえたその手腕には流石の声も聞かれる。

2025年のアルピーヌF1はベテランのピエール・ガスリーと新人ジャック・ドゥーハンというラインナップがすでに確定している。

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2025/01/11

平川亮、短期間に3社のパワーユニット体験

Ryo Hirakawa
R_hirakawa_mclaren_m2024年の最終戦アブダビGPのフリー走行1回目セッションにマクラーレン・レーシングから出走した平川亮(30歳)が、今度は2025年日本GPのフリー走行でアルピーヌF1のマシンをドライブすることがわかった。

これは同選手がアルピーヌF1のリザーブドライバーにコラピントと並んで就いたことによるものだが、平川はアブダビ合同テストではトヨタとの関係からハースF1チームのテストも行っていて、わずかな期間にメルセデス、フェラーリそしてルノーと3社のパワーユニットを走らせるという希有な経験が実現することになりそうだ。

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ウィリアムズ、2月14日に2025年新型車発表

Image
Williams_fw47_logo_m古豪復活に向けてこのところ進境著しいウィリアムズ・レーシングは、期待の2025年新型車を来たる2月14日(金)のバレンタインデーに発表することを明らかにした。

F1は2月18日(火)にロンドンで全チーム合同の新型車発表会を行うが、同チームはその会場で2025年のカラーリングをお披露目するとしていることからここで新たなスポンサー契約が発表になるかも知れない。

2025年のシーズン前テストはその後2月26日(水)から3日間、バーレーン・サーキットで行われる予定になっている。

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2025/01/10

コラピント、アルピーヌF1のリザーブに

Franco Colapinto
F_colapinto_l_20241108113201昨シーズン途中、不振だったサージェントに替わりウィリアムズ・レーシングからF1デビューを果たしながらも2025年のシートを見出せないでいたフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)が、2025年からアルピーヌF1チームのリザーブ&開発ドライバーを務めることがわかった。
契約は複数年とされる。

契約はウィリアムズ・レーシング同意の下、ということでコラピント自身の保有権は引き続き同チームにあるものとみられる。

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ベルギーGP、変則日程で開催契約延長へ

Spa-Francorchamps
Belgp_2019_lF1の中でもチャレンジなサーキットとして人気が高いスパフランコルシャンを舞台とするベルギーGPに、開催契約延長のニュースが伝えられた。
しかしそれは極めて変則的なものだった。

というのもベルギーGPは2026年から6年間の延長とされるものの、実際に行われるのは2026、2027、2029、2031年の4回で、間の2028、2030年の開催については言及されていないからた。
これについてまだ発表はないものの、同じヨーロッパ地域のいずれかのグランプリと交互開催になるのでは、と推察されている。

近年、オイルマネーなどを背景にした中東地域などで新規開催が増えた一方で、旧き伝統のグランプリが消滅の危機に追いやられるケースが目立っている。

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2025/01/09

メルセデスAMG、プーマからアディダスへ

adidas
Adidas_logo_mメルセデスAMGチームが2025年から『アディダス』との間で大型のパートナーシップ契約を結んだことが報じられた。
これによりアディダスは同チームの公式ウェアやアクセサリーの開発や販売を行うと共にグランプリの現場でチームスタッフが着用するユニフォームの供給を行うことになる。

同チームはこれまで同業の『プーマ』と2018年以来、密接な関係を築いて来ていたが、これが2014年一杯で契約終了となったもの。
その背景には世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンのメルセデス離脱が関係しているとの憶測が広がっている。

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2025/01/08

タグホイヤー、公式タイムキーパーに復帰

TAG Heuer
Tag_heuer_logo_mすでに一部で報じられたように、2025年からF1は世界的な高級ブランドグループである『モエヘネシー・ルイヴィトン』(LVMH)との間に期間10年・契約金総額10億ドル(約1,470億円)という大型のスポンサー契約を結んだ。

その一環としてF1の公式計時は現在のロレックスに替わり、LVMH傘下のタグホイヤーに再び戻ることになる。
また表彰台でのシャンパン・ファイトに提供されるシャンパンも長年親しまれたモエ・エ・シャンドンが復活するとのことだ。

1985年、タグホイヤーはマクラーレンとのパートナーシップを開始。この関係はF1史上最長のひとつとなり、アイルトン・セナ、ミカ・ハッキネン、ルイス・ハミルトンら著名ドライバーたちが活躍した。
2025年はF1の75周年と、LVMHとの10年間の新パートナーシップが始まる節目の年となる。

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2025/01/07

マクラーレン、インディカー挑戦に本腰

Image
FIndy_longbeach_l1選手権と併行してインディカー・シリーズにも参戦するマクラーレン・レーシングが既存チームを完全買収、さらに本腰を入れて挑戦する姿勢を明らかにした。

それによればマクラーレンは、共同オーナーだったサム・シュミットとリック・ピーターソンからアロー・マクラーレン・インディカーチームを完全に買い取ったとのこと。
これまでは75%の所有権と報じられていた。

マクラーレン・グループを率いるザク・ブロウン代表は商業的観点から、かねてフェラーリにもインディカー・シリーズ参戦を進言している。

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2025/01/06

パット・シモンズ氏、キャデラックF1で業務開始

Pat Symonds
P_symonds_gantry_lアンドレッティ・グローバルによるF1新規参戦プロジェクトに関与してきたパット・シモンズ氏(71歳:イギリス)が、計画を引き継いだ後身のキャデラックF1でいよいよ業務を開始したことがわかった。

イングランド出身の技術者である同氏はルノーやウィリアムズなどでエンジニアリング部門の責任者を務め、アイルトン・セナやミハエル・シューマッハらチャンピオンを輩出、近年はFIA(国際自動車連盟)でF1チーフ・テクニカルオフィサーの要職を務めていた。

マイケル・アンドレッティ氏による計画は頓挫したが、GM(ゼネラルモーターズ)が引き継ぎキャデラック・ブランドにより11番目のチームとして2026年からの新規参戦を目指している。

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2025/01/05

「タイトル獲得の挑戦準備OK」と、ピアストリ

Oscar Piastri
Mongp_203_20240528104801まだF1生活2年目のルーキーながら、2024年は2勝を挙げるなど非凡な才能を見せているマクラーレン・レーシングのオスカー・ピアストリ(23歳:オーストラリア)が、新しいシーズンに向けて言及、初制覇への挑戦に意欲をみせた。

「新しいシーズンは、去年よりももっと充実したものになること間違いないよ。
何しろタイトル獲得に必要なツールがすべて揃っているんだから。
だから今年はシーズン最初の勢いが重要なものになると思うな。
そうして流れを自分のものにしてしまえば途は切り開けるものなのさ」

昨シーズンは最終的にランキング4位へと後退、中盤から逆に流れをチームメイト(ノリス)に持って行かれたことへの反省があるようだ。

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2025/01/04

フェラーリ、期待のカーナンバー44を公開

Car Number 44
Carnumber_44_m2025年シーズン、7回のドライバーズ・タイトルに輝くルイス・ハミルトン(39歳:イギリス)をレースドライバーに迎え入れて戦うことが決まっているフェラーリ・チームが、ハミルトンが付けるカーナンバー44をいち早くお披露目した。

提供された画像は2024年仕様のフロントノーズに44番を表記したもの。
ちなみにハミルトンはカートドライバーだった少年時代から44番を装着、F1王者になってもチャンピオン・ナンバーの『1』を付けることはなかった。

史上最高額とされる同選手の契約金、チームも盛り上げるのに必死のようだ。

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2025/01/03

フェラーリ新型車にクラッシュテスト合格の報

2023 Scene
Ferrari_2023_m2025年のF1は2月26日(水)からのシーズン前テスト(バーレーン・サーキット)で幕が開けられるが、早くも新型車クラッシュテスト合格のニュースが伝わってきた。

それによれば合格したのはフェラーリ・チームの開発コードネーム『677』と呼ばれる2025年新型車で、シャシー本体の静的・動的テストだけでなく、各コンポーネンツについてもそれぞれの単体テストをクリスマス前にクリアしたとのことだ。

同チームのスポークスパーソンによれば新型車は前年のものを全面的に見直したものになるという。
来季7回のチャンピオンであるルイス・ハミルトンを迎え入れる跳ね馬チームは、2月19日
(水)にホームのフィオラノ・サーキットでのシェイクダウンを予定している。

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2025/01/02

フェルスタッペンに粋なX'マスプレゼント

Max Verstappen/SNS
M_verstappen_present_m2024年シーズン、通算4度目のドライバーズ・タイトルを獲得したマックス・フェルスタッペンに、所属するレッドブル・レーシングから粋なクリスマスプレゼントを贈られたことがSNSで明らかにされた。

それによればプレゼントは複数で、苦戦した2024年シーズンの戦いにちなんだ象徴的な品々だったという。
例えばブレーキトラブルで出火したオーストラリアGPの紙包みでは小型の消火器。
またマイアミGPではピットインする時に弾き飛ばしてしまったことからボラードが入っていたとか。

趣向を凝らしたプレゼントの数々だったが、しかし本人は「紙包みの形から開ける前にすでに察しはついていたよ」と一枚上であるところを誇示した。

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2025/01/01

ノリス(マクラーレン)、年棒ランク3位に躍進

Lando Norris
Abdgp_2062024年シーズン、進境著しい成長によりドライバーズ・ランキング2位にアップ、王者フェルスタッペンを追い詰めたランド・ノリス(マクラーレン)が、年棒でも昨季の6位から3位に躍進したことかわかった。

これは経済誌『フォーブス』が推計したもので、それによれば2024年の1位はフェルスタッペン(レッドブル)の約7500万ドル(約118億円)、2位ハミルトン(メルセデス)、3位のノリスは約3500万ドル(約55億円)に増加したとのこと。
昨季は2位ハミルトン(メルセデス)、3位アロンソ(アストンマーティン)、4位ペレス(レッドブル)5位ルクレール(フェラーリ)に次ぐ6位で約1500万ドル(約24億円)だったと報じられている。

ちなみに角田裕毅(レーシング・ブルズ)は100万ドル(約1億5700万円)の19位と激安だ。

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