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2024年12月

2024/12/31

アロンソ(アストン)、「不振の原因一つは風洞」

Fernando Alonso
F_alonso_astonmartin_l_202412301055012024年シーズン、思わぬ不振に見舞われたアストンマーティンF1だが、その要因の一つに風洞の問題があると同チームのフェルナンド・アロンソが指摘している。

アストンマーティンF1は自前の風洞設備はなく、エンジン・サプライヤーであるメルセデスのものを借用して開発を行っているが、そこで得られたデータとの関連性がうまく相関できていないのだという。
アロンソによれば根本的な解決は容易ではなく、メルセデス側とも連携を取りながら問題解消に向けて作業を進めているとのこと。

2024年のコンストラクターズ・チャンピオンシップで、アストンマーティンは同じランキング5位ながらポイント数を前年の280ポイントから今季はわずか94ポイントへと大幅に減少させている。

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2024/12/30

ローソン(レッドブル)、「役目理解している」

Liam Lawson
L_lawson_redbull_l2025年シーズン、現役チャンピオンであるフェルスタッペンのチームメイトに抜擢されたレッドブル・レーシングのリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)には、その困難な使命から様々なアドバイスが周辺から寄せられているが、これに対し本人は殊勝な受け止めかたをみせている。

「アドバイスは僕への期待の表れだと思っているよ。
自分の成すべきことはわかっているつもりさ。
なにしろ相手は偉大な歴史的ドライバーだからね。
彼と張り合うのではなく、専らチームのために働きたいと思っている。
チームにとって最も重要なタスクがコンストラクターズ・タイトルの奪還にあるのは間違いないことだからね」

ただこれまで何人ものチームメイトがそのプレッシャーに押し潰されてきたのは歴史的事実ではある。

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2024/12/29

レッドブル、来年1月末に新型車お披露目方針

2023 Scene
Redbull_rb19_l来シーズン、コンストラクターズ・タイトル奪還を目指すレッドブル・レーシングは、来年1月末に新型車『RB21』(仮称)をお披露目する方針を明らかにした。
これは英国のスポーツ・チャンネル『スカイ』が同チームのクリスチャン・ホーナー代表の意向として伝えたもの。

来季のシーズン前テストは2月26日(水)からバーレーン・サーキットを舞台に3日間の日程で行われることになっていて、事実であれば極めて早い異例の発表スケジュールということになる。

これについてはホーナー代表自身も「どのチームより早いだろう」と自負しているとのことだ。
同チームによるタイトル奪還がなれば2023年以来の快挙ということになる
ドライバーは既報のようにフェルスタッペン&ローソンという顔ぶれが発表されている。

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2024/12/28

フランツ・トスト前代表、ローソンにアドバイス

Franz Tost
F_tost_l元トロ・ロッソ(現レーシング・ブルズ)のチーム代表だったフランツ・トスト氏が、同チームから来季レッドブル・レーシングに抜擢されたリアム・ローソンにアドバイスを送っている。

それによればチームメイトとなるマックス・フェルスタッペンは4度のチャンピオンとして大きな自信を持っているだけでなく、まだその能力は上限に達していないというもの。
従って彼と対等に戦おうというのは愚かなことと指摘している。

これには同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーも同意見で、「ペレスと同じ過ちを繰り返すな」と共にエールを贈っている。

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2024/12/27

ハジャー(RB)は来季カーナンバー6に

Nico Rosberg
N_rosberg_turn_lレーシング・ブルズは、来季角田裕毅のチームメイトとなることが決まっているアイザック・ハジャーのカーナンバーが『6』になることを明らかにした。
これまではテストの際に装着していた『37』になるとみられていた。

『カーナンバー6』は過去に2016年のチャンピオン、ニコ・ロズベルグ(メルセデス:ドイツ)が付けていたことで知られる。
『6』は今シーズン末までは使用制限があったが、2025年からは解除されることになっている。
なおロズベルグはチャンピオン獲得の年に引退したため王者の勲章である栄光の『カーナンバー1』を生涯付けることはなかった。

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2024/12/26

ペレス、ルマン24時間レースに関心か

2012 Scene
Lm24_2012_l新たな2年延長契約を結びながらも成績不振を理由にレッドブルから契約解除の憂き目に遭ったセルジオ・ペレスだが、来季の新天地についてはまだ聞こえていない。
そんな中、スペインの有力紙『マルカ』は、ルマン24時間レースへの挑戦に関心を持っていると報じて注目を集めている。

ルマン24時間レースは言うまでもなくスポーツカーレースの最高峰で、F1のモナコGP、インディカー・シリーズのインディアナポリス500と並んで世界三大レースに挙げられているビッグイベント。
ちなみにペレスはすでにモナコGPで勝利を記録している。
WEC(世界耐久選手権)の来季シートはほぼ埋まりつつあるが、スポット参戦なら有力チームのレースシート獲得も不可能ではないだろう。

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2024/12/25

2025年のチームエントリー料計40億円に

Federation International Automobile
Fia_logo_m4_202411041000012025年シーズンにF1チーム゛支払うエントリー料が史上最多の計40億円にも達することがわかった。

これは前年のコンストラクターズ・ランキングに応じて算出されるものだが、2024年の覇者であるマクラーレン・レーシングは1チームでなんと480万ポンド(約7億5千万円)もの巨額エントリー料が通知されたということだ。

ただもちろんそれを上廻る商業的収入が見込まれる訳で、とりあえずはチームもFIA(国際自動車連盟)もF1ではウィンウィンの関係にあると言えそうだ。

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2024/12/24

フェラーリ、ハミルトンにテスト機会提供へ

Ferrari 2023
Ferrari_2023_m伝えられるところでは、フェラーリ・チームが来季メルセデスAMGから移籍が決まっているルイス・ハミルトン(39歳:イギリス)に特別テストの機会を提供するということだ。

それによれは2025年は2月19日(水)に本拠地マラネロで新型車発表、フィオラノ・サーキットでシェイクダウン・テストを行った後、バーレーン・サーキットで合同テストに臨むことになっているが、それらを前にして旧型車を用いてハミルトンのためにプライベートテストを行うというもの。

2024年、チームメイト(ラッセル)との予選勝負で勝率2割に留まった世界チャンピオンにとって一日も早く新チーム・マシンに馴染みたいところだろう。

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2024/12/23

リカルド(元レッドブル)、「F1に未練なし」

Daniel Ricciardo
D_ricciardo_shoes_l2011年に当時のHRTからデビュー、トロ・ロッソ、レッドブル、ルノー、マクラーレンそしてアルファタウリ&レーシング・ブルズと計14年に渡るF1生活を終えたダニエル・リカルド(35歳:オーストラリア)はしかし、もう十分にやりきったとして同じ境遇のボタス(ザウバー)とは異なりF1キャリアの継続に未練はないことを示した。

F1通算8勝を記録したリカルドは、伝説のシューイ(レーシング・シューズにシャンパンを入れて飲むオーストラリアの風習)を表彰台で実践して人気を博したが、もうそれも見られなくなった。

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2024/12/22

サインツ(フェラーリ)に餞別・優勝マシン

Carlos Sainz
C_sainz_ferrari_win_l_20240625081601今シーズン限りで4年間在籍した跳ね馬チームを去ることになったカルロス・サインツ(29歳:スペイン)にビッグな餞別が贈られるようだ。

これはイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたもので、それによればサインツがF1初勝利を記録した2022年イギリスGP優勝マシン『F1-75』がブレゼントされるというもの。

ハミルトンの加入により意に反してチームを去ることになったサインツだが、同チームのフレデリック・バッサー代表は「サインツは最終戦の最終周・最終コーナーまでチームのためプロフェッショナルであり続けた」とこのスペイン人を称えている。

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2024/12/21

2025年F1エントリーリスト(12月20日)

【2025年F1エントリーリスト】(12月20日)

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
McLaren Foumula 1 Team McLaren Mercedes 81 オスカー・ピアストリ AUS 4 ランド・ノリス GBR
Oracle Red Bull Racing Red Bull Honda RBPT 1 マックス・フェルスタッペン HOL 30 リアム・ローソン NZL
Scuderia Ferrari HP Ferrari 16 シャルル・ルクレール MON 44 ルイス・ハミルトン GBR
Mercedes-AMG Petronas Foumula one Team Mercedes 63 ジョージ・ラッセル GBR 12 キミ・アントネッリ ITA
Aston Martin Aramco Foumula one Team Aston Martin Aramco Mercedes 18 ランス・ストロール CAN 14 フェルナンド・アロンソ ESP
BWT Alpine F1 Team Alpine Renault 10 ピエール・ガスリー FRA 7 ジャック・ドゥーハン AUS
Visa Cash App Racing Bulls Foumula one Team Racing Bulls Honda RBPT 6 アイザック・ハジャー FRA 22 角田 裕毅 JPN
MoneyGram Haas F1 Team Haas Ferrari 31 エステバン・オコン FRA 87 オリバー・ベアマン GBR
Williams Racing Williams Mercedes 23 アレクサンダー・アルボン THA 55 カルロス・サインツ ESP
Stake F1 Team Kick Sauber Kick Sauber Ferrari 27 ニコ・ヒュルケンバーグ GER 5 ガブリエル・ボルトレト BRA

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角田裕毅(RB)の来季チームメイトにハジャー

Isack Hadjar
I_hadjar_l12月20日(金)、レーシング・ブルズは2025年の同チームレースドライバーとしてフランス出身のアイザック・ハジャー(20歳)を起用することを正式発表した。
5年目を迎える角田裕毅のチームメイトということになる。

レッドブルの育成ドライバーであるハジャーは2024年のF2シリーズでランキング2位。
まだ若いがF1マシンのテスト経験も豊富だ。
「尊敬する角田は自分の目標」と社交辞令を語るが、先輩角田にとって来季の強敵になりそうだ。

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ボタス、メルセデスのリザーブに復帰

Valterri Bottas
V_bottas_mercedes_l2025年シーズン、F1タイトル奪還を期すメルセデスAMGチームは、現ザウバー・チームのバルテリ・ボタス(35歳:フィンランド)をリザーブドライバーとしてチームに復帰させることを明らかにした。

ボタスは2013年にウィリアムズ・チームからF1デビュー、2017年から2021年までルイス・ハミルトンのチームメイトとしてポールポジション20回、優勝10回を記録してメルセデスの黄金時代を支えたが、2025年のレースシートを見つけられないでいた。
しかしその経験を古巣が再び高く評価したものといえる。

なお2025年の同チームはラッセル&アントネッリというフレッシュなラインナップになることが決まっている。

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2024/12/20

レッドブル、ペレスの後任にローソン起用

Liam Lawson
L_lawson_garage_l_2024100207330119日(木)、レッドブル・レーシングは前日に契約解除を発表したセルジオ・ペレスの後任にレーシング・ブルズのリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)を起用することを明らかにした。
2025年シーズン、同陣営のエースであるマックス・フェルスタッペンのチームメイトということになる。

残念ながらローソンと並ぶ後継候とされていた角田裕毅は選に漏れた。

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ペレス、望みは2026年のキャデラックF1か

Sergio Perez
S_perez_win_m_20240925094301数か月に渡る騒動の末、2025年・2026年2年間のレッドブルのレースシートを失うこととなったセルジオ・ペレス(34歳:メキシコ)だが、本人はまだF1キャリアを終わらせるつもりはないようだ。

しかし現実にはすでに2025年のレースシートはほぼ確定していて他チームへ移籍の可能性はない。
ただ2026年に目を向けてみると、GM(ゼネラルモーターズ)がキャデラック・ブランドにより新規参戦が予定されていることからペレスにもシート獲得のチャンスはありそうだ。
商業的にも北米大陸で高い人気を持つペレスにとっては有利に働くことが考えられる。

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2024/12/19

レッドブル、ペレスとの契約解除

Sergio Perez
S_perez_shadow_l_2024111108270118日(水)、レッドブル・レーシングは同チームのレースドライバーであるセルジオ・ペレス(34歳:メキシコ)との契約を解除したことを明らかにした。

同選手との契約は2026年までの2年間延長されたばかりだったが、コンストラクターズ・タイトルを失うなどパフォーマンス不足の責任を問われた形となった。

しかし注目の後任ドライバーについては現在のところアナウンスされていない。

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角田裕毅(RB)にJAF(日本自動車連盟)から表彰

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_staff_l2024年のF1ドライバーズ・ランキングを12位で終えたレーシング・ブルズの角田裕毅に、新たな顕彰が加わった。

これは日本のACN(モータースポーツ権能団体)であるJAF(日本自動車連盟)が発表したもので、その年のモータースポーツで最も輝いたドライバーを業界の立場から選出する『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』というもの。

受賞の記念品は東京青山のウェルカムプラザで開かれた『ホンダ・レーシング 2024 シーズン・ファイナル』の席上、HRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長を通じて角田裕毅選手に手渡されたという。

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2024/12/18

ハミルトン、跳ね馬加入に向け積極姿勢

Ferrari Prancing Horse
Prancing_horse_l_20240710080401来シーズンから念願の跳ね馬チーム入りを果たすルイス・ハミルトン(現メルセデス)だが、移籍を前にすでにフェラーリ・チームのファクトリー訪問を繰り返していることがわかった。
これはイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じたもので、それによればすでにこのところだけでも5回はマラネロ入りした事実が判明しているということだ。

これにより契約上支障のない範囲で、新天地の学習や新しいスタッフとの交流に務めると共に、イタリア語の学習もスタートさせていると伝えられている。
またメルセデスでは繰り返しコクピットの不具合を訴えていたことからそうした対策への準備もあるようだ。

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2024/12/17

新人の特定カーナンバー取得に異論

Car Number 1
S_vettel_no1_l現在F1ではカーナンバーが各ドライバー毎の登録制となっていてレースシートから外れた場合、その番号は2年が経つと自由市場に開放されることになっている。

今回、ザウバー・モータースポーツの新人ガブリエル・ボルトレトが以前セバスチャン・ベッテルが付けていたカーナンバー5を選択、登録されたが、これに異論が沸いているという。
なお同様のケースでドゥーハン(アルピーヌ)のカーナンバー7も以前キミ・ライコネンが付けていたものだ。

異論は主にかつてのファンによるものとみられるが、今後制度改定への検討課題となるかも知れない。

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2024/12/16

ハミルトン、メルセデススタッフに別れ

Lewis Hamilton
L_hamilton_mercedes_factory_l今シーズン、コンストラクターズ・ランキング4位で終えたメルセデスAMGチームは、英国ブラックリーにあるチームのファクトリーでシーズン報告会を行った。

スタッフだけでなくその家族も招待された報告会には当然のことながらハミルトン&ラッセルらドライバー陣も出席したが、これがメルセデスのラストイヤーとなるハミルトンは、長年に渡るサポートに感謝の気持ちを表した。

2025年、この7回の世界チャンピオンは少年時代からの憧れでもあったライバル・フェラーリ・チームへと移籍することが決まっている。

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ルワンダでさらにグランプリ開催気運高まる

South Africa Demo
Ferrari_s_africa_demo_l_20241215093901今年もFIA(国際自動車連盟)は年間表彰式を開催したが、その会場に名乗りを挙げたのがアフリカのルワンダ共和国だったことに注目が集まっている。
ルワンダは決して豊かな国ではないし、中部アフリカは治安にも不安が拭えない地域だからだ。

しかし同国政府はかねてF1誘致に熱心で、F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが当地を訪問、現地のプロモーターと視察や契約についての協議を行ったと伝えられている。
アフリカで最後にグランプリか開催されたのは1993年の南アフリカGP(キャラミ・サーキット)ということになる。

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2024/12/15

フェルスタッペン、FIA年間表彰受ける

Max Verstappen
M_verstappen_prize_m2FIA(国際自動車連盟)はルワンダの首都キガリで2024年のモータースポーツ年間表彰式を開催、4度目のF1ドライバーズ・チャンピオンとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も正装で栄えある世界チャンピオン・トロフィーを受領した。

また今季レッドブル・レーシングが取り逃がしたコンストラクターズ・タイトルは26年ぶりにマクラーレン・レーシングが獲得、同じく表彰を受けた。

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エディ・ジョーダン氏、闘病生活に

Eddie Jordan
E_jordan_l2元F1ジョーダン・チームのオーナーだったエディ・ジョーダン氏(76歳:アイルランド)が、自身のガンを公表、闘病生活を送っていることを明らかにした。

それによればジョーダン氏は今年初めに受けた健康診断で前立腺と膀胱にガンが発見され、さらに脊椎や骨盤にも転移しているのが分かったことから闘病生活に入ったという。

ミハエル・シューマッハを見出したことで知られる同チームは日本との関係も深く、鈴木亜久里や佐藤琢磨も在籍、ヤマハ製エンジンを搭載した時期もあった。

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2024/12/14

2025年F1エントリーリスト(12月13日)

【2025年F1エントリーリスト】(12月13日)

12月13日(金)、FIA(国際自動車連盟)は現時点での2025年F1エントリーリストを発表した。
それによればレーシング・ブルズの1シートだけが空欄となっている。

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
McLaren Foumula 1 Team McLaren Mercedes 81 オスカー・ピアストリ AUS 4 ランド・ノリス GBR
Oracle Red Bull Racing Red Bull Honda RBPT 1 マックス・フェルスタッペン HOL 11 セルジオ・ペレス MEX
Scuderia Ferrari HP Ferrari 16 シャルル・ルクレール MON 44 ルイス・ハミルトン GBR
Mercedes-AMG Petronas Foumula one Team Mercedes 63 ジョージ・ラッセル GBR 12 キミ・アントネッリ ITA
Aston Martin Aramco Foumula one Team Aston Martin Aramco Mercedes 18 ランス・ストロール CAN 14 フェルナンド・アロンソ ESP
BWT Alpine F1 Team Alpine Renault 10 ピエール・ガスリー FRA 7 ジャック・ドゥーハン AUS
Visa Cash App Racing Bulls Foumula one Team Racing Bulls Honda RBPT TBC 22 角田 裕毅 JPN
MoneyGram Haas F1 Team Haas Ferrari 31 エステバン・オコン FRA 87 オリバー・ベアマン GBR
Williams Racing Williams Mercedes 23 アレクサンダー・アルボン THA 55 カルロス・サインツ ESP
Stake F1 Team Kick Sauber Kick Sauber Ferrari 27 ニコ・ヒュルケンバーグ GER 5 ガブリエル・ボルトレト BRA

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マクラーレン、アブダビ政府も株主に

Abu Dhabi GP
Abdgp_201_202412132006012024年シーズン、実に26年ぶりにコンストラクターズ・タイトルを奪還して歓喜に沸くマクラーレン・レーシングだが、その母体となるマクラーレン・グループにはさらにアラビア資本が流入するようだ。

これはアブダビ政府のシェイク・ハリード・ビン・モハメド・ビン・ザイード・アル・ナヒヤン皇太子が明らかにしたもので、それよれば現在のほぼ全株所有者であるバーレーン政府から一部株式の譲渡を受けるというもの。
これによりアブダビがまずはマクラーレンのロードカー事業を手中に収めることになるという。

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2024/12/13

ピレリ、短命C6タイヤに困惑

Abu Dhabi Test
Y_tsunoda_redbull_car_lアブダビGP終了後にヤス・マリーナ・サーキットで開催された合同テストでピレリは来シーズンを見据えた新タイヤ『C6』を投入、各チームによりテストを行った。

しかし現行のものよりさらに柔らかいコンパウンドのこのタイヤは耐久性に欠け、すぐにグラデーションが生じ1周のアタックラップも最後まで持たないことが発覚、苦情が続出。

ピレリのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば『C6』は特定の市街地コース向けに開発された最も柔らかいコンパウンドのものであり、いずれも特設コースであるモナコGPやカナダGP、シンガポールGPそしてラスベガスGP等での投入を想定していたという。

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2024/12/12

フェラーリ、キャデラックF1にエンジン供給

Ferrari engine
Ferrari_engine_m_20241127075001かねて噂になっていた通り、フェラーリは2026年から新規参戦予定のゼネラルモーターズ(キャデラックF1)にエンジン供給するこを正式発表した。
それによれば契約は複数年で、併せてギヤボックスの供給も含まれるという。

現在フェラーリは自身のチームの他にハースF1とザウバー・モータースポーツにもエンジン供給しているが、ザウバーは2026年からアウディF1のワークスチームに衣替えとなることから供給体制には余裕がある。

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2024/12/11

アブダビ合同テストタイム(12/10)

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 C.ルクレール MON Ferrari 1'23.510 134
2 C.サインツ ESP Williams 1'23.635 146
3 G.ラッセル GBR Mercedes 1'23.789 134
4 N.ヒュルケンバーグ GER Kick Sauber Ferrari 1'23.859 113
5 K.アントネッリ ITA Mercedes 1'23.873 62
6 岩佐 歩夢 JPN RB Honda RBPT 1'24.100 110
7 P.オワード MEX McLaren Mercedes 1'24.222 116
8 J.ドゥーハン AUS Alpine Renault 1'24.268 137
9 P.アーロン EST Alpine Renault 1'24.275 121
10 E.オコン FRA Haas Ferrri 1'24.305 119
11 L.ブラウニング GBR Williams Mercedes 1'24.375 105
12 平川 亮 JPN Haas Ferrari 1'24.435 133
13 L.ローソン NZL RB Honda RBPT 1'24.440 159
14 A.ルクレール MON Ferrari 1'24.576 68
15 I.ハジャー FRA Redbull Hond RBPT 1'24.632 125
16 L.ノリス GBR McLaren Mercedes 1'24.678 84
17 角田 裕毅 JPN Redbull Honda RBPT 1'24.689 127
18 G.ボルトレト POR Kick Sauber Ferrari 1'24.738 130
19 O.ピアストリ AUS McLaren Mercedes 1'24.838 72
20 J.クロフォード USA Aston Martin Mercedes 1'24.997 109
21 F.ドラゴビッチ BRA Aston Martin Mercedes 1'25.010 146
22 F.ベスティ DEN Mercedes 1'25.159 55

   * 2024 PP-Time:1'22.595 L.ノリス(McLaren Mercedes)
   * 2023 Test-Time:1'24.393 E.オコン(Alpine Renault)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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角田裕毅(レッドブル)は17番手タイム

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cokpit_redbull_l12月10日(火)、アブダビGPを終えたばかりのヤス・マリーナ・サーキットか舞台にアブダビ合同テストが行われた。

全チームは共に各2台の今季マシンを用意、このうち1台は有効なスーパーライセンスを所持するドライバーがピレリの来季用タイヤテスト、もう1台はグランプリの出走回数が2回以下のヤングドライバーを走らせるもの。

テスト内容がそれぞれ異なるのでタイムの比較に意味はないがレッドブルを走らせた注目の角田裕毅のタイムは17番手というものだった。

テストタイムはこちら

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レッドブルの昇格問題、結論は10日(火)以降に

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l3_20241210092301かねて話題になってきたレッドブル・レーシングの2025年シートだが、結論は9日(月)ではなく、10日(火)以降に持ち越されるようだ。

これは同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが示唆したもので、9日の役員会では結論を出さず、角田裕毅(RB)のアブダビテスト内容を評価した上で結論を出す見込みになったという。

同チームではペレス(レッドブル)の残留が危ぶまれていて、後継候補に角田やリアム・ローソンらの名前が挙げられていたが、最終戦では共に期待された成果が出なかった。

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2024/12/10

ウィリアムズ、『サンタンデル』と契約

Williams/Santander
Williams_santander_lウィリアムズ・レーシングはスペインに本拠を置く世界有数の銀行である『サンタンデル』とスポンサー契約を結んだことを発表した。
契約は2025年からの複数年とされる。
これにより同社ないしオープンのブランドがウィリアムズのマシンやドライバーのスーツ&ヘルメット、チームスタッフのウェア等に表示されるという。

サンタンデルはこれまでもアロンソなどスペイン出身ドライバーの支援を積極的にしてきたが、今回はサインツ(フェラーリ)の移籍も契約の一因になったと思われる。

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ノリス、マクラーレン・ファクトリーを称賛

Lando Norris
Abdgp_206ドライバーズ・チャンピオンシップこそ届かなかったものの、チームに26年ぶりとなるコンストラクターズ・タイトルをもたらせたマクラーレン・レーシングのランド・ノリスは、タイトル獲得に貢献できたことを喜ぶと共にファクトリーの仕事を称えた。

「マクラーレンのような伝統あるチームがそんなに長い間タイトルから遠ざかっていたなんて驚いたけれど、復活の一翼を担えて誇りに思うよ。
とりわけファクトリーは今年信じられないほど良い仕事をして戦闘力あるクルマを用意してくれたんだ、素晴らしいことだよ。
来年は僕たちももっと頑張らなくっちゃね」

26年前のタイトル獲得はミカ・ハッキネン&デビッド・クルサードによってもたらされたものだ。

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2024/12/09

角田裕毅(RB)、「スタートですべて終わった」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_garage_l_20241202132401最終戦アブダビGPを、入賞目前にした11番グリッドからスタートしながら発進に失敗、オープニングラップで大きく出遅れ、結局12位フィニッシュとポイント圏外に終わったレーシング・ブルズの角田裕毅は、「スタートですべて終わった」と悔やんだ。

「残念ながら今日のレースはスタートですべてが終わってしまった。
何が起きたのかまだ正確には究明されていないけれど、クラッチが引っかかったように感じた。
その後できるだけ全力で走って、ポジションをいくつか挽回できもののピットストップの時にはきちんと止めるのにかなり苦労したし、残念ながらポイントには届かなかった。
チーム全員に感謝の気持ちを表すような良い結果が残せずにシーズン最後のレースを終えるのは残念だよ」

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2024/12/08

最終戦アブダビはノリスが有終の美

Lando Norris
Abdgp_101_2024120800180112月08日(日)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGP決勝レースが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度33度、コースはドライコンディションとなっている。

オープニングラップ1コーナーでピアストリとフェルスタッペンが接触。
後方でも接触がありデブリ(破片)回収のためバーチャル・セーフティカーに。
ボタスと接触したペレスがリタイヤに。
フェルスタッペンとボタスには10秒のタイムペナルティ。
24周目、タイヤ交換てトラブルに見舞われたローソン(RB)が再度ピットインする羽目に。
危険なリリースとして10秒のストップ&ゴーのペナルティが科せられる。
30周目、ボタスとマグヌッセンが接触、ボタスはリタイヤに。

58周目のレースを制したのはポールシッターのノリス(マクラーレン)、シンガポールGP以来の4勝目を記録した。
2位にサインツ(フェラーリ)、3位は19番手から追い上げたルクレール(フェラーリ)、ただコンストラクターズ・タイトルはマクラーレンの獲得が決まった。
4位ハミルトン(メルセデス)、5位ラッセル(メルセデス)、6位フェルスタッペン(レッドブル)、7位ガスリー(アルピーヌ)、8位ヒュルケンバーグ(ハース)、9位アロンソ(アストンマーティン)、10位ピアストリ(マクラーレン)までがポイント獲得。
以下アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)、周冠宇(ザウバー)、ストロール(アストンマーティン)、ドゥーハン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)までが完走。
リタイヤとなったのはローソン(RB)、ボタス(ザウバー)、コラピント(ウィリアムズ)そしてペレス(レッドブル)の4台となった。

2025年のF1は来年3月14日(金)オーストラリアGPからスタートする。

アブダビGP決勝レースの結果はこちら
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アブダビGPスターティンググリッド(修正版)

アブダビGPのスターティンググリッドは予選4位のヒュルケンバーグ(ハース)が追い越し違反で3グリッド降格、また予選14位のルクレール(フェラーリ)がES(バッテリー)の規定数量超過で10グリッド降格、ウィリアムズの2台も16位のアルボン、19位のコラピントかいずれもクラッシュによるギヤボックス交換で5グリッド降格となったため、下記のように変更された。

【スターティンググリッド】(修正版)

1. ノリス(マクラーレン)
2. ピアストリ(マクラーレン)
3. サインツ(フェラーリ)
4. フェルスタッペン(レッドブル) *
5. ガスリー(アルピーヌ) *
6. ラッセル(メルセデス) *
7. ヒュルケンバーグ(ハース) *
8. アロンソ(アストンマーティン)
9. ボタス(ザウバー)
10. ペレス(レッドブル)
11. 角田裕毅(レーシング・ブルズ)
12. ローソン(レーシング・ブルズ)
13. ストロール(アストンマーティン)
14. マグヌッセン(ハース) *
15. 周冠宇(ザウバー) *
16. ハミルトン(メルセデス) *
17. ドゥーハン(アルピーヌ) *
18. アルボン(ウィリアムズ) *
19. ルクレール(フェラーリ) *
20. コラピント(ウィリアムズ) *

【註】*印は変更になったドライバー

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ヒュルケンバーグ(ハース)3グリッド降格

Nico Hulkenberg
Abdgp_106_20241208123901最終戦アブダビGP公式予選で4番グリッドを獲得と健闘したハースF1チームのニコ・ヒュルケンバーグだが、同グランプリのレーススチュワード(審査委員)は規定に反したオーバーテイクがあったとして予選グリッド3番降格のペナルティを科したことを明らかにした。

それによればヒュルケンバーグはアタックのための時間が残り少なくなったことからピットレーン出口で禁止されていた他車のオーバーテイクを敢行、これが違反行為に問われたもの。

これにより、予選4番手だったヒュルケンベルグは7番グリッドからスタートすることになり、コンストラクターズ・チャンピオンシップで6位争いをしているアルピーヌのガスリーが5番グリッドへ、メルセデスのラッセルが6番グリッドへ上がることになった。

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アブダビGP公式予選、ノリスがポール

Lando Norris
Abdgp_101_2024120800180112月08日(土)18時(日本時間:23時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGP公式予選がナイトセッションで行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は26度、路面温度30度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
なお既報のようにルクレール(フェラーリ)が10番、そしてアルボン(ウィリアムズ)とコラピント(ウィリアムズ)はそれぞれ5番のグリッド降格が決まっている。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
トップタイムはそのルクレール(フェラーリ)。
ここでの敗退はドゥーハン(アルピーヌ)、コラピント(ウィリアムズ)、ハミルトン(メルセデス)、周冠宇(ザウバー)、そしてアルボン(ウィリアムズ)の5台となった。
ハミルトンは他車が弾いたボラードがフロントウィングに挟まる不運に見舞われた。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ここでの敗退はマグヌッセン(ハース)、ルクレール(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)、ローソン(RB)そして角田裕毅(RB)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションはノリス(マクラーレン)の手に。
ブラジルGP以来の今季8回目、自身通算9回目の快挙となった。
2番手はチームメイトのピアストリ(マクラーレン)、3番手サインツ(フェラーリ)、4番手ヒュルケンバーグ(ハース)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ガスリー(アルピーヌ)、7番手ラッセル(メルセデス)、8番手アロンソ(アストンマーティン)、9番手ボタス(ザウバー)、10番手ペレス(レッドブル)となった。

アブダビGP決勝レースは明日08日(日)17時(日本時間:22時)から全58周で行われる。

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2024/12/07

アブダビGPフリー3回目もマクラーレン勢

Oscar Piastri
Abdgp_10512月07日(土)14時半(日本時間:19時半)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度41度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

ここでも好調なのはマクラーレンの2台でピアストリ&ノリスの順。
これにハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)、ルクレール(フェラーリ)、そしてペレス(レッドブル)が続いた。
レーシング・ブルズは角田裕毅11番手、ローソン17番手だった。

この後注目の公式予選が行われる予定になっている。

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フリー初走行の平川亮にマクラーレン高評価

Ryo Hirakawa
R_hirakawa_mclaren_mマクラーレン・レーシングは、6日(金)行われたアブダビGPのフリー走行1回目セッションに出走した平川亮に高い評価を与えた。

これは同チームのアンドレア・ステラ代表が語ったもの。
それによれば平川はチームが与えたミッションをすべて指示通りに着実にこなしたとのこと。
タイムもただ一度のアタックラップで新人中の2番手タイム、なによりマシンを少しも痛めることなくピアストリに返却したことが評価されたという。
これはこの最終戦でコンストラクターズ・チャンピオンシップ争いに結着を付けるマクラーレン・レーシングとしては重要なことだ。

なお平川はアブダビGP終了後に行われる合同テストで今度はハースF1のマシンを走らせる予定になっている。

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オコン(アルピーヌ)、惜別のヘルメット

Esteban Ocon
E_ocon_helmet_mシーズン終了を待たず最終戦を前にアルピーヌF1チームを電撃解雇されたエステバン・オコン(28歳:フランス)が、アブダビGPで装着する筈だった特別カラーリングのヘルメットを自身のSNSで披露している。

 

そこにはルノー時代から5年間在籍したアルピーヌのロコや、2021年にハンガリーで果たした初優勝の時のシーンがプリントされていて、感謝の言葉と共に「こんな形で終わりたくなかった」と無念さも添えられていた。

 

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オランダGP、2026年で開催終了へ

Orange Army
Orange_army_l_20241206233601現役チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の母国オランダGPが、2026年を最後に開催を終えることがわかった。
同グランプリの契約は本来2025年までとなっていて、これまで延長が交渉されていたが、結局1年だけの延長となったもの。

歴史あるザンドフールト・サーキットで1952年にスタートしたオランダGPは、一旦中断の後フェルスタッペンの活躍を背景に2021年に復活。
オレンジ・アーミーと呼ばれる同選手の熱狂的な応援団が話題を呼んでいた。
今後はヨーロッパ地域内部での交互開催も俎上に上がっているという。

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2024/12/06

アブダビGPフリー2回目、マクラーレン勢1-2

Yas Marina Circuit
Abdgp_00212月06日(金)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は27度、路面温度33度、コースはドライコンディション。
なおルクレール(フェラーリ)がES(バッテリー)の交換で10グリッド降格のペナルティを受けることが伝えられている。

 

コラピント(ウィリアムズ)が縁石でフロアパネルを痛め、ガレージで作業が続けられる。
アルボン(ウィリアムズ)のほうも駆動系のトラブルかスローダウン。
なおウィリアムズの2台はギヤボックス交換で5グリッド降格が決まっている。

 

好調マクラーレンのノリス&ピアストリが1-2タイム。
これにヒュルケンバーグ(ハース)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ボタス(ザウバー)、マグヌッセン(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)と続いた。
ローソン(RB)は11番手、レッドブルはペレス14番手、フェルスタッペン17番手だった。

 

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定になっている。

 

アブダビGPフリー走行2回目の結果はこちら
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アブダビGPフリー1回目、ルクレールが最速

Yas Marina Circuit
Abdgp_00112月06日(金)13時半(日本時間:18時半)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2024年F1最終第24戦アブダビGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度42度、コースはドライコンディション。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なお今回のフリー走行セッションではマクラーレンがピアストリに替えて平川亮、フェラーリがサインツに替えてアーサー・ルクレール、レッドブルがフェルスタッペンに替えてアイザック・ハジャー、アストンマーティンがストロールに替えてフェリペ・ドラゴビッチ、レーシング・ブルズが角田裕毅に替えて岩佐歩夢そしてウィリアムズがアルボンに替えてルーク・ブラウニングをそれぞれ起用している。

新人が多いにも関わらず、特段のクラッシュなどもなくセッションは終了。
トップはルクレール(フェラーリ)、これにノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ラッセル(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、コラピント(ウィリアムズ)と続いた。
タイムを比べる意味はないが、新人の中のトップタイムはドラゴビッチ(アストンマーティン)がアロンソを凌いで記録した。

このあと17時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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グレーム・ロードン氏、キャデラックF1に参画

Grame Lowdon
G_lowdon_m2026年シーズンからのF1新規参戦を計画するゼネラルモーターズは、キャデラックF1のスポーティング・ディレクターにグレーム・ロードン氏を指名したことを明らかにした。

ロードン氏は旧マルシアF1チームでもスポーティング・ディレクターを務めていて、実に10年ぶりの現場復帰ということになる。

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ルクレール、兄弟で公式セッション参加へ

Arthur Leclerc
A_leclerc_mフェラーリ・チームのシャルル&アーサー・ルクレールが、史上初兄弟でF1公式セッションに参加することになりそうだ。

同チームによれば、シャルル・ルクレールの弟でFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)メンバーのアーサー・ルクレールを今週末行われるアブダビGPのフリー走行1回目セッションに起用する方針とのこと。
マシンはサインツのものが予定されることから、実現すればF1史上初・兄弟が同じセッションに出走するという記録が生まれることになる。

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アブダビGPの週末、3日間共に雨の心配はなし

今週ヤス・マリーナ・サーキットを舞台に行われる2024年F1最終第24戦アブダビGPの天気について、地元アラブ首長国連邦の気象台はフリー走行が行われる金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日の3日間いずれも晴れであるとして、前戦とおなじく雨になる可能性を否定している。

なお当地ではグランプリ終了後、一日おいてアブダビ合同テストが行われるが、こちらも晴れと予想されている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
12月06日(金) フリー走行 晴れ 24- 27度 0%
12月07日(土) 公式予選 晴れ 23- 27度 0%
12月08日(日) 決勝レース 晴れ 21- 27度 0%

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2024/12/05

アブダビGPのスチュワードにワーウィック氏指名

Derek Warwick
D_warwick_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われる今季最終戦アブダビGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(70歳:イギリス)を指名した。

ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)で世界スポーツカー王者でもあるワーウィック氏のスチュワード就任は前戦カタールGPに続くもので、自身通算53回目の就任。
これはエマニュエル・ピロ氏の43回を大きく上廻るもので引き続き単独首位ということになる。

BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里選手とチームメイトだったことでも知られる。

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オランダGP、2026年で開催終了へ

Orange Army
Orange_army_l現役チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の母国オランダGPが、2026年を最後に開催を終えることがわかった。
同グランプリの契約は本来2025年までとなっていて、これまで延長が交渉されていたが、結局1年だけの延長となったもの。

 

歴史あるザンドフールト・サーキットで1952年にスタートしたオランダGPは、一旦中断の後フェルスタッペンの活躍を背景に2021年に復活。
オレンジ・アーミーと呼ばれる同選手の熱狂的な応援団が話題を呼んでいた。
今後はヨーロッパ地域内部での交互開催も俎上に上がっているという。

 

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平川亮はマクラーレンからアブダビGPフリー出走へ

Ryo Hirakawa
R_hirakawa_mclaren_mマクラーレン・レーシングは、今週末行われる今季最終戦アブダビGPのフリー走行1回目セッションに、同チームのリザーブドライバーである平川亮(30歳)を起用することを明らかにした。
平川のF1公式セッション出走はこれが初、またマクラーレンが日本人ドライバーを起用するのもこれが初ということになる。

平川は2012年の全日本F3チャンピオン、2013年はスーパー・フォーミュラにステップアップして優勝4回、その後GTレースやスポーツカーレースでも活躍、GTチャンピオンやルマン24時間ウィナーにも輝いた実績の持ち主だ。

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2024/12/04

岩佐歩夢、アブダビGPフリーにRBから出走へ

Ayumu Iwasa
A_iwasa_cockpit_lホンダ&レッドブルは、今週末行われる今季最終戦アブダビGPのフリー走行1回目セッションに、両陣営の育成ドライバーである岩佐歩夢(23歳:日本)を起用することを明らかにした。
岩佐の出走は今年の日本GP以来ということになる。
角田裕毅&ローソンどちらのマシンになるかは未定。

岩佐歩夢は2022年と2023年の2年間FIA・F2シリーズに参戦、それぞれランキング5位と4位を獲得。
2024年は日本のトップカテゴリーであるスーパー・フォーミュラに参戦してランキング5位になっている。

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周冠宇、「復帰に繋がるポイント獲得」

Zhou Guanyu
Z_guanyu_alfaromeo_l2カタールGP決勝レースでみごと自己最高位に並ぶ8位入賞を果たしたザウバー・モータースポーツの周冠宇は、「F1復帰に繋がるポイント獲得になった」と誇った。

2022年に当時のアルファロメオからF1デビューを果たした周冠宇は今季はザウバーから参戦、しかしここまでノーポイントと苦戦が続いていた。
そこで果した今回の『快挙』に、この上海出身の中国人ドライバーは「狙っている2026年のF1復帰に大きな後押しになった」と、うれしさを隠せないでいる。

ちなみにやはりここまでノーポイントのチームメイト・ボタスは11位フィニッシュ、惜しくも今季初ポイント獲得はならなかった。

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2024/12/03

ドゥーハン(アルピーヌ)の最終戦デビュー確定

Jack Doohan
J_doohan_m_202412021041012日(火)アルピーヌF1チームは今週末行われる最終戦アブダビGPで同チームのリザーブ&テストドライバーであるジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)がF1デビューするこを明らかにした。

同時に今季のレースドライバーであるエステバン・オコンとの契約をひとあし早く解消することで合意したことも合わせて発表された。
ドゥーハンは来季残留のピエール・ガスリーとコンビを組むことになっている。

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角田裕毅(RB)、「今後の糧にしたい」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_garage_l_202412021324011日(日)行われたカタールGP決勝レースでオープニングラップの混乱を切り抜け、いきなりポイント圏内の9位までポジションを上げた角田裕毅だったが、残念ながらレーシング・ブルズのマシンに十分なレースペースはなく、周回を重ねると共に順位を落とすばかりでソフトタイヤを投入するという奇策も功を奏すことはなかった。

これについて角田は「スタートこそうまくいったけれど、僕たちのマシンにライバルと渡り合うだけの速さはなく、厳しいレースになってしまった。
まだ最終戦も残しているし、今後のためにすべてのデータを検証し、ペースが上がらなかった原因を究明して今後の糧にしなくてはいけない思っている」とコメントした。

残された最終の一戦で、目標としたコンストラクターズ・ランキング6位を奪取するのは難しい状況になっている。

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2024/12/02

ドゥーハン(アルピーヌ)、最終戦でF1デビューか

Jack Doohan
J_doohan_m_202412021041012025年シーズン、アルピーヌF1チームのレースシートが決まっているジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)だが、そのF1デビューが早まるかも知れない。

これは同チームのオリバー・オークス代表が示唆したもので、それによれば今週末行われる最終戦アブダビGPで、エステバン・オコンと交代する可能性があるというもの。
ただしまだ最終的な結論には至っていないということだ。

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カタールGPはフェルスタッペンが制す

Max Verstappen
M_verstappen_car_l212月01日(日)19時(日本時間:翌1時)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGP決勝レースが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は19度、路面温度23度、コースはドライコンディションとなっている。
なお既報のようにポールポジションだったフェルスタッペンはペナルティにより1グリッド降格となっている。

オープニングラップで最終グループのオコン(アルピーヌ)とコラピント(ウィリアムズ)が接触、ストップしためイエローコーション、セーフティカーが導入された。
この時点で1位はフェルスタッペン、2番手ノリス、ポールポジションのラッセルは3番手。
角田裕毅(RB)は10番手までポジションを上げている。
5周目にレース再開。
ストロール(アストンマーティン)がガレージに戻ってリタイヤに。
ローソン(RB)に他車を押し出したとして10秒のタイムペナルティ。
スタート違反のハミルトンらが相次いでパンク、再度セーフティカーに。
39周目にレース再開もアクシデントで再びセーフティカー投入、ペレスが戦線離脱。
42周目、レース再開。
ノリスにイエローコーション下での速度違反として10秒のストップ&ゴー・ペナルティ。
ハミルトンにはドライブスルー・ペナルティー。

57周のレースを制したのはチャンピオンのフェルスタッペンでブラジルGP以来の今季9勝目、自身通算63勝目を記録した。
2位ルクレール(フェラーリ)、3位ピアストリ(マクラーレン)、4位ラッセル(メルセデス)、5位ガスリー(アルピーヌ)、6位サインツ(フェラーリ)、7位アロンソ(アストンマーティン)、8位F1初入賞の周冠宇(ザウバー)で、このレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』にも選出された。
9位マグヌッセン(ハース)、10位ファステストラップ記録のノリス(マクラーレン)でここまでがポイント獲得。
以下、ボタス(ザウバー)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、ローソン(RB)、アルボン(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤとなったのはヒュルケンバーグ(ハース)、ペレス(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、コラピント(ウィリアムズ)そしてオコン(アルピーヌ)。

F1次戦は連続開催で12月08日(日)今季最終戦アブダビGPが予定されている。

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2024/12/01

フェルスタッペンのポールは幻に

Max Verstappen
Qatgp_106カタールGPレーススチュワード(審査委員)は、公式予選Q3セッションで起きたフェルスタッペン(レッドブル)とラッセル(メルセデス)とのニアミス事件について審議。
その結果、フェルスタッペンの側に責任があるとして予選グリッド1ポジション降格、つまりポールポジションの剥奪を決定、通知した。

この時フェルスタッペンはすでにアタックを終了、またラッセルのほうは次のラップのアタックを控えて加速中という特異なシチュエーションだったがスチュワードの裁定は厳しいものだった。

なおこれを聞いたフェルスタッペンは「シーズンも終盤だけど、繰り返されるF1のこういう裁定にはうんざりだ」と吐き捨てたとのことだ。

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カタール予選はフェルスタッペンがポール獲得

Max Verstappen
Qatgp_10611月30日(土)21時(日本時間:翌3時)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGP公式予選が行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は19度、路面温度22度まで低下、コースはドライコンディションとなっている。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
トップタイムはラッセル(メルセデス)が記録。
角田裕毅(RB)は15番手でからくも通過。
ここでの敗退はオコン(アルピーヌ)、コラピント(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ローソン(RB)、アルボン(ウィリアムズ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)。
ここでの敗退はストロール(アストンマーティン)、角田裕毅(RB)、ボタス(ザウバー)、周冠宇(ザウバー)、そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
その結果ポールポジションは最終盤に逆転で記録したフェルスタッペン(レッドブル)の手に。
今季オーストリアGP以来となる9回目で自身通算41回目となった。
しかし後続ラッセルの進路を妨害した可能性があるとしてセッション終了後の審議対象になった模様

2番手にラッセル(メルセデス)、さらにノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)そしてマグヌッセン(ハース)となった。

カタールGP決勝レースは明日1日(日)19時(日本時間:翌1時)から全57周で行われる。

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カタールGPスプリントはピアストリ優勝

Oscar Piastri
O_piastri_car_l_2024120106030111月30日(土)17時(日本時間:23時)からルサイル・サーキットを舞台に2024年F1第23戦カタールGPスプリントレースが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は21度、路面温度26度、コースはドライコンディションとなっている。

セットアップ優先のためかピットレーンスタートを選択したペレス(レッドブル)がスターでもたつきコラピント(ウィリアムズ)に先行されるという失態を演じてしまう。
レースはポールスタートのノリス(マクラーレン)が終始コントロールして最終周わ迎えたが、フィニッシュライン直前にスローダウンしてチームメイトのピアストリが優勝。
ブラジルGPでの借りを返した形となり、マクラーレン勢が余裕の1-2勝利を遂げた。

2位ノリス(マクラーレン)、3位ラッセル(メルセデス)、4位サインツ(フェラーリ)、5位ルクレール(フェラーリ)、6位ハミルトン(メルセデス)、7位ヒュルケンバーグ(ハース)、8位フェルスタッペン(レッドブル)までがポイント獲得となった。
レーシング・ブルズはローソン16位、角田裕毅17位、またペレス(レッドブル)は20位といずれも低迷した。

この後カタールGPは日曜日の決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行われる。

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