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2024年10月

2024/10/11

アストンマーティン、米GPフリーにドルゴビッチ起用

Felipe Drugovich
F_drugovich_mアストンマーティンF1チームは、来週末テキサス州オースティンで行われるアメリカGP(US-GP)の金曜フリー走行1回目セッションに、同チームのリザーブ&テストドライバーであるフェリペ・ドラゴビッチ(24歳:ブラジル)を起用する方針を明らかにした。
マシンはフェルナンド・アロンソの14号車になる。

ドラゴビッチは昨年の最終戦アブダビGPフリー走行でも起用されるなど経験豊富だが、今季マシンの『AMR24』をドライブするのは今回が初ということになる。

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2024/10/10

アメリカGPでトラックリミット再発防止策

America GP Image
Usagp2023_l来週末行われるアメリカGP(US-GP)の開催地であるオースティン・サーキット(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で、コース路面の再舗装に合わせ、特定コーナーで縁石部分の改修が行われていることがわかった。

昨シーズン、同サーキットではトラックリミット違反が続出、チーム側からは審査を要求するなど不満の声が多発していたもの。
このためFIA(国際自動車連盟)から、問題のコーナーで縁石を越えたフィールドのアスファルト部分を芝生に置き換えると共に、走行状況が正確に判断できるよう外部の監視カメラの設置を指示されたということだ。

これについて同グランプリのプロモーターは「作業は極めて困難なもの」と説明している。

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2024/10/09

リカルド解任でアメリカGP人気に翳りも

Daniel Ricciardo
D_ricciardo_shoes_lイギリスの大手通信社『ロイター』によれば、来週末オースティンで行われる予定のアメリカGP(US-GP)がのチケット販売が伸び悩んでいるとのことだ。

それによればフェルスタッペン&レッドブルの独走劇とは逆に近年同グランプリの人気は下降傾向にあり、興行成功に沸く同じアメリカのラスベガスGPらとの対照をみせていたとのこと。

それでもレッドブルが不振に陥ると人気は逆に回復傾向にあったというが、しかしそこに水を掛けたのがアメリカのファンに人気だったダニエル・リカルドの解任劇。
アメリカGPのプロモーターは、「なんとか会場に顔を見せて欲しい」と、リカルドに秋波を送っているという。

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2024/10/08

ウィリアムズ、赤字計上も投資と説明

Williams Racing Motorhome
Williams_motorhome_lウィリアムズ・レーシングは昨季の財務報告を公開、それによれば約8,400万ポンド(125億円)の赤字だったことを明らかにした。

それによれば損失額は2022年度に比べ大幅に増加したが、その大きな原因はコンストラクターズ・ランキング゛8位から10位にダウン、分配金が大幅減少したこと。
また戦績不振によりスポンサー契約も減ったことなどによるという。

ただジェームズ・ボウルズ代表によれば、戦闘力アップに向けファクトリー等施設やハードウェアへの投資も行っていて、これはすでに今季結果を出し始めていると自負している。

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2024/10/07

アルゼンチン、グランプリ復活に熱気

Franco Colapinto
F_colapinto_l1998年のブエノスアイレスを最後に開催が途絶えている南米アルゼンチンGPだが、ここに来てF1人気が爆発、ハビエル・ミレイ大統領を先頭に復活開催の機運が盛り上がっている。

これは今シーズン半ばからウィリアムズ・レーシングより参戦を果たしたフランコ・コラピント(アルゼンチン)の活躍がきっかけだ。
不振だったローガン・サージェント(アメリカ)の後任に抜擢されたまだ21歳のF2ドライバーは、ここまでわずか3戦で早くもポイント獲得。
他の2戦も入賞目前の11位・12位と、エースであるアルボンに劣らないパフォーマンスを演じて見せている。

ただ懸念は破綻状況が続くアルゼンチンの国家財政で、グランプリ復活まで前途は多難だ。

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2024/10/06

2026年シーズン前テストは3倍の規模へ

Bahrain Circuit
Bahgp_002_20240917073601F1レギュレーションが大きく変更になる2026年に先駈け行われるシーズン前テストについて、F1委員会は3日間のセットを3回、計9日間という日程を計画していることを明らかにした。

これは2025年に比べ3倍の規模になるがマシンやPU(パワーユニット)が一新されることや新規参入するチームがハンディにならないよう考慮したものという。
開催場所は未定だが、2025年はこの時期気候温暖なバーレーン・サーキットが選ばれている。

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2024/10/05

ルーキーのスプリントレース開催は断念へ

Image
Itagp_204_20240910085601シーズン終了後に行われるF1ルーキードライバーによるスプリントレースを開催しようとする計画が結局ボツになったことがわかった。

これはシーズン中のテストが禁じられている現在のレギュレーションで、各チーム共にルーキードライバーの走行機会がほとんど見出せないため、その救済措置として検討されていたもの。
グランプリでのフリー走行1回目セッションで最低2回、若手を走らせるチャンスはあるものの、公式セッションでもあり走行の内容は限定的なものになっているのが実状だ。

しかしこの計画が明るみに出たのがシーズン半ばと遅かったため、チーム側は前向きであるとされたものの準備期間が足りず最終合意には至らなかったという。
なお今年は実施されないものの、来季以降の実現に向け継続検討とされている。

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『モエヘネシー・ルイヴィトン』、F1と大型契約

Champagne Fight
Champagne_fight_lF1は世界的な高級ブランドグループである『モエヘネシー・ルイヴィトン』(LVMH)との間に期間10年・契約金総額10億ドル(約1,470億円)という大型のスポンサー契約を結んだことを明らかにした。

その一環でF1の公式計時は現在のロレックスに替わり、LVMH傘下のタグホイヤーに再び戻ることになる。
また表彰台でのシャンパン・ファイトに提供されるシャンパンも再びモエ・エ・シャンドンが復活するとのことだ。

主にアメリカでの人気隆盛によりF1の市場価値は高騰、ミニバブルの気配をみせつつある。

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2024/10/04

ピレリタイヤ、雨のテストで苦戦

Pirelli Wet Tyre
Pirelli_wettyre_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤだが、このほど行われたマニクール・サーキットでのテストが2日間とも雨に見舞われスケジュールの遅れに苦慮していることがわかった。

元々ウェットコンディションにも対応する同サーキットだが雨天をドライコンディションにするというのは想定外。
このため招集されたメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセル&ミック・シューマッハにも為す術がなかったという。

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「戦犯はメルセデス」と、エクレストン氏見解

Hockenheimring
Hockenheimring_l2過去ミハエル・シューマッハやセバスチャン・ベッテルなど歴史に残るチャンピオンを複数輩出する黄金時代を築いたドイツだが、近年はF1人気が低迷。
隆盛を誇ったドイツGPも完全消滅の危機にさらされている始末だ。

これについてかつてF1を率いた元FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表のバーニー・エクレストン氏は、「責任はメルセデスにある」と、ヨーロッパ地域最大のメデイァ・グループである『RTL』(ラジオ・テレビジョン・ルクセンブルグ)で語っている。

それよれば財政面でもかつてF1に協力的だったメルセデスは、人気に陰りを見せ始めてきてもF1と危機感を共有することなく、現在の深刻な状況を招いてしまったのだという。
エクレストン氏はまた「今のF1はアメリカの顔色を向きすぎている」とも、指摘している。

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2024/10/03

マイケル・アンドレッティ氏、グローバルの運営から離れる

Andretti Global F1 Image
Andretti_global_car_m_20240210115101F1に新規参戦すべく米国モーターレーシング界の雄・マイケル・アンドレッティ氏(61歳:アメリカ)が設立したアンドレッティ・グローバルだが、同氏がチームの運営から離れることがわかった。

参戦計画はFIA(国際自動車連盟)の支持は得られたものの、F1チームの集まりであるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の抵抗に遭いほぼ計画は挫折に追いやられていた。
さらにPU(パワーユニット)の供給元と目されていたルノー・スポールのF1撤退も後押ししたとみられる。
今後は戦略アドバイザーないしアンバサダーとして協力を続けるということだ。

チャンピオンになった父マリオ氏とは異なり、マイケル氏は自身のF1参戦(マクラーレン)の際に続いて(同氏から見て)F1では不当な扱いを受けてきたという思いが拭えないことだろう。

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2024/10/02

ローソン(RB)、いきなりグリッド降格ペナルティ

Liam Lawson
L_lawson_garage_l_20241002073301次戦アメリカGPよりレーシング・ブルズからF1本格デビューとなったリアム・ローソンだがその出鼻を挫くようにレギュラー初戦のアメリカGPでグリッド降格のペナルティを科されることがわかった。

それによればリカルドから引き継いだマシンは今回規定数以上のPU(パワーユニット)関連コンポーネンツの交換があるためとのこと。
ペナルティはドライバーに対してではなく、マシンに対してカウントされることとなっている。

なおまだ交換か所が判明していないため、具体的なペナルティ内容は確定していない。

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アストンマーティンもフェルスタッペン獲得に意欲

Max Verstappen
M_verstappen_garage_lレッドブル・レーシングとの間で長期契約がありながらも離脱の噂が収まらないマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の去就について、メルセデスAMGチームに続いて今度はアストンマーティンF1チームからも獲得の意欲が示されている。

フェルスタッペンのレッドブルとの契約は2028年末までという長期のものだが、契約には特別な条項があるとされており、早期にチームを離脱できるとみられているからだ。

事実、父親のヨス・フェルスタッペン氏がマネージャーと共にこの件でローレンス・ストロール/オーナーと話し合いの場を持ったことも確認されている。
さらに噂に拍車を掛けたのがこれまで同選手のタイトル獲得に大きな貢献を果たしてきた恩師エイドリアン・ニューイ氏のアストンマーティン移籍のニュースだ。
ニューイ効果が実際に表れるのはまだ先になるとみられるが、間違いなくチームの士気は高まってきている。

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2024/10/01

ルノー・スポール、F1パワーユニット開発終了へ

Renault 『RS16』
Renault_rs16_engine_l_20241001125601現在アルピーヌF1チームにPU(パワーユニット)を独占供給するルノー・スポールは、噂通り2025年シーズンを最後にF1エンジン開発を終了することを正式決定した。

これによりアルピーヌF1チームは2026年からメルセデス製パワーユニットのカスタマー供給を受けることになる。

またこれまでF1エンジンの開発製作に当たってきたフランス・ヴィリーのファクトリーは生産車の先端技術開発拠点に生まれ変わる予定という。

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シュタイナー氏、古巣ハース相手に勝訴

Gunther Steiner
G_steiner_l2_20241001072001元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナー氏(59歳:イタリア)が、古巣チームとの裁判に勝訴したことがわかった。

同代表がチーム離脱後に執筆した著書『Surviving To Drive』の中で、ハースF1が所有のブランドやイメージを違法に使用したとして、同チームはアメリカ国内で訴訟を起こしていた。
このほどこれについてカリフォルニア州中部地区連邦地方裁判所は、この訴えを「商標の使用は本の内容と芸術的に関連している」として擁護、却下したもの。

現在シュタイナー氏はF1のテレビ解説者として辛口評論を展開している。
ちなみに今シーズンの躍進は「自分が基礎を築いた成果」と、自讃しているそうだ。

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新規開催マドリッドGPに懸念の声

Madrid Demo
Redbull_madrid_demo_m2026年からの新規開催が決まっているスペインのマドリッド州のスポークスパーソンは計画される新たなF1プロジェクトについて、イサベル・ディアス・アユソ首相が資金的な懸念を持っていることを明らかにした。
これについてはマドリッド州議会の財務担当者も同様の見解を示しているという。

同グランプリはマドリッド国際見本市も加わって都市型サーキットの建設まで、すべて民間企業によって行われるこれまでにない開催の形態とされ、すべての資金を民間で賄うと発表されている。
しかし主要な民間投資に応える企業はまだ現れていないと伝えられることから州政府の中にも心配の声が広がりつつあるという。

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