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2024年8月

2024/08/31

イタリアGPフリー3回目はメルセデス勢席巻

Lewis Hamilton
Itagp_1048月31日(土)12時半(日本時間:19時半)からモンツァ・サーキットを舞台に2024年F1第16戦イタリアGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は31度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。
なおこのセッションを前に、メルセデスAMGチームは来季ハミルトン(メルセデス)の後任として同チーム期待の新人であるアンドレア・キミ・アントネッリ(18歳:イタリア)の起用を正式発表した。

特にアクシデント等もなくセッションは終了。
最速はハミルトン(メルセデス)で1'20.117。
これにラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、アルボン(ウィリアムズ)、コラピント(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)順。
レーシング・ブルズはリカルド12番手、角田裕毅13番手、ペレス(レッドブル)は18番手だった。

このあと注目の公式予選が行われる予定となっている。

イタリアGPフリー走行3回目の結果はこちら
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メルセデス、アントネッリと2025年契約

Andrea Kimi Antonelli
A_antonelli_mercedes_l_20240530092701イタリアGP?日目のセッションを前に、メルセデスAMGチームは2025年のレースドライバーとしてアカデミードライバーであるアンドレア・キミ・アントネッリ(18歳:イタリア)と契約したことを正式発表した。

来季フェラーリに移籍するハミルトン(メルセデス)の後任で、ジョージ・ラッセルのチームメイトということになる。

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レーシング・ブルズ、角田裕毅に謝罪

Yuki Tsunoda
Itagp_105レーシング・ブルズの幹部がイタリアGP初日のセッティングミスを認め、角田裕毅に謝罪していることがわかった。
この日、レーシング・ブルズではリカルドが8番手と好走したのに対し、角田のほうは16番手と大きく出遅れている。

明らかにしたのは同チームのアラン・パーメイン(レーシングディレクター)で、次のように説明している。
「全体に難しいコンディションだったが、リカルドのほうはそれでもまずまずのバランスが得られたので満足している。
一方、角田のほうはセットアップにミスがあり、良い走りができずに終えた。
チーム全体としては悪くなかったが、彼には謝らなくてはならない。
さらにソフトタイヤを履いて出たタイミングで赤旗が出るなどツキにも恵まれなかった。
問題点を解決すべく今夜は作業が必要だ」

昨年、ここで角田は予選11番手を得ている。

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イタリアGPフリー2回目、レッドブル勢苦戦

Monza Circuit
Monza_stand_l_202408310717018月30日(金)17時(日本時間:24時)からモンツァ・サーキットを舞台に2024年F1第16戦イタリアGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は34度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。

セッション半ば、マグヌッセン(ハース)が7コーナーの進入でコースアウト・クラッシュ、赤旗中断に。
最速はハミルトン(メルセデス)がノリス(マクラーレン)を僅差で押さえ記録したが、相変わらずコクピット内部の不調を訴えている。
以下、サインツ(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ハース)、リカルド(RB)、アロンソ(アストンマーティン)そしてストロール(アストンマーティン)と続いた。
なおレッドブル勢はフェルスタッペン14位、ペレス15位と苦戦、またレーシング・ブルズの角田は16番手に留まった。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。

イタリアGPフリー走行2回目の結果はこちら
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2024/08/30

フリー1回目、アントネッリがクラッシュ

Monza Circuit
Monza_stand_l8月30日(金)13時半(日本時間:20時半)からモンツァ・サーキットを舞台に2024年F1第16戦イタリアGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は32度、路面温度50度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なおメルセデスAMGチームはこのセッションでアカデミードライバーのアンドレア・キミ・アントネッリ(18歳:イタリア)を走らせる。
マシンはラッセルのものになる。
また既報のように今回からウィリアムズ・レーシングはサージェントに替えて新人のフランコ・コラピント(19歳:アルゼンチン)を正式起用している。

約10分過ぎ、11コーナーでアントネッリ(メルセデス)がコースアウト・クラッシュ、赤旗中断となった。
13分後、セッション再開。
トップはフェルスタッペン(レッドブル)の1'21.676。
これにルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ボタス(ザウバー)、ピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、アルボン(ウィリアムズ)、ペレス(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)と続いた。
レーシング・ブルズはリカルド12番手、角田裕毅13番手だった。

このあと17時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

イタリアGPフリー走行1回目の結果はこちら

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開発終了のルノー、抗議デモの動きも

Alpine Renault
Renault_alpine_logo_m_20240830094401F1エンジン・サプライヤーのひとつであるルノー・スポールは、2026年に新レギュレーションになるのを機にエンジン製作の終了を判断したと伝えられるが、これに抗議するストライキが計画されているとのニュースが報じられた。

それによれは計画通りなら現在独占供給を受けるアルピーヌF1は2026年以降メルセデスからエンジン供給を受けることになり、ヴィリーでは数百人が職を失うということだ。

抗議しているのはフランス・ヴィリーにあるルノー・スポールのエンジン開発拠点に所属する従業員たちで、イタリアGPの会場で平和的な活動を計画しているとのこと。
この機を逃がせば、ルノー本社の役員会で最終決定が下されてしまうと主張しているという。

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イタリアGPの週末、雨の心配はなし

今週モンツァ・サーキットを舞台に行われる2024年F1第15戦イタリアGPの天気について、地元モンツァ地方の気象台は、フリー走行の金曜日から公式予選の土曜日そして決勝レースが行われる日曜日に掛けての3日間共に晴れないし雲りで雨の心配はないと予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
8月30日(金) フリー走行 晴れ 22- 34度 0%
8月31日(土) 公式予選 晴れないし曇り 22- 34度 0%
9月01日(日) 決勝レース 晴れないし曇り 21- 33度 10%

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2024/08/29

イタリアGPのスチュワードにジョニー・ハーバート氏

Johny Herbert(Center)
J_herbert_sauber_duo_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われる第16戦イタリアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーであるジョニー・ハーバート氏(60歳:イギリス)を指名したことを明らかにした。
同氏がスチュワードを務めるのは前戦オランダGPに続くもので自身通算5回目ということになる。

1989年にベネトンでF1デビューを果たしたハーバート氏は通算3勝を記録、日本では全日本F3000への参戦や1991年マツダ787Bによるルマン24時間レース総合優勝等で馴染み深い。

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ウィリアムズ、今後もサージェントをサポート

Logan Sargeant
L_sargeant_cockpit_l2_20240828101501シーズン半ばに突然ウィリアムズ・レーシングのレースシートを失うこととなったローガン・サージェント(23歳:アメリカ)だが、同チームはドライバー交替のリリースの中で今後も同選手の活動を支えていくことを明言している。

2023年からウィリアムズ・レーシングのレギュラードライバーとなったサージェントは、近年F1人気が隆盛するアメリカ人F1ドライバーとして期待されたが、チームメイトであるアルボンには大差を付けられ苦戦を強いられていた。
直前のオランダGPではウェット路面に足を掬われてスピン・クラッシュ、マシンを大破させたことも印象強い。

それでも昨年のアメリカGPては10位入賞、アメリカ人ドライバーとしてマイケル・アンドレッティ氏以来、実に30年ぶりとなるポイント獲得を果たしてみせている。

なお同選手の契約内容、また今後の具体的な活動については現時点でまだ明確でない。

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2024/08/28

ウィリアムズ、伊GPからフランコ・コラピントを起用へ

Franco Colapinto
F_colapinto_williams_lウィリアムズ・レーシングは、今週行われるイタリアGPからフランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)を起用することを発表した。

コラピントは同チームのドライバー・アカデミー・プログラムのメンバーで、F1傘下のF3やF2に参戦するだけでなく、10代のうちからスポーツカーレースのルマン24時間レースに挑戦するなど経験豊富。
また今年のイギリスGPではフリー走行1回目セッションにも出走している。
チームメイトはアルボンで、これにより同チームではローガン・サージェントがレースドライバーから離脱することになる。

なおカーナンバーは『43』になるということだ。

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ハース、「ウラルカリ問題」結着

Nikita Mazepin
N_mazepin_l_20240827123001ハースF1チームが抱えていた、かねて係争中だったかつての主要スポンサー『ウラルカリ』との騒動が解決したことがわかった。

これはいわゆるロシアによるウクライナ侵攻事件による国際制裁で、同チームがウラルカリとのスポンサー契約や当時のレースドライバーだったニキータ・マゼピン(ロシア)との契約解除を一方的に行ったもの。
しかし前払いされていたスポンサー資金の返却を巡り裁判に持ち込まれていた。

スイスの裁判所は資金の返却を命じたがハースF1側がこれを履行しなかったためオランダではマシン等の差し押さえにまで発展したが、今回イタリアGPを前に支払いが確認されたということで、やっと最終結着が図られたことになる。

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2024/08/27

ローソン(レッドブル)、ウィリアムズ移籍の報

Liam Lawson
L_lawson_garage_l_20240827050901レッドブル・グループでリザーブドライバーを務めるリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)が、ウィリアムズ・レーシングにレンタル移籍する可能性が出て来た。

これは英『ミラー』紙らが報じもので、クラッシュなど不本意なレースが続いているローガン・サージェントの後任として早ければ次戦イタリアGPにもウィリアムズ・デビューすることで合意したとも報じている。

ローソンはリカルドの代役としてスポット参戦、印象を残していた。

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マクラーレン、「タイトル獲得夢じゃない」

Lando Norris
Holgp_206_20240826141001今回のオランダGPで2-6位に留まった王者レッドブル勢に対し、1-4位と勢いに乗ったマクラーレン・レーシングは「コンストラクターズ・チャンピオンシップで逆転も夢じゃない」と気を吐いている。

事実、首位のレッドブルが合計26ポイントを獲得したのに対し、今回マクラーレンは38ポイントを稼ぎ、その差は一気に30ポイントにまで縮小していて、今の調子であれば十分に逆転の可能性はありそうだ。

これについて打倒レッドブルの旗手であるノリス(マクラーレン)は「レッドブルは確かに強いけれど、ペレスが調子を落としている。
その点マクラーレンは僕もピアストリも同じような戦闘力を持っているのが強みだ」と、自信をみせている。

夏休みか空けてもペレスを取り巻く状況は相変わらずで不穏な空気が収まらないようだ。

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2024/08/26

「タイヤ戦略誤った」、角田裕毅(RB)

Yuki Tsunoda
Holgp_205_2024082608420111番グリッドからのスタートということで10位以内の入賞が期待されたレーシング・ブルズの角田裕毅だったが、結果は裏目に出たようだ。

決勝レースでは多くのドライバーがミディアムタイヤからハードへと繋ぐ1ストップ作戦を採った中、角田裕毅の戦略担当者はソフトタイヤでスタートするいう2ストップ作戦を選択するという奇手に出た。

結果は、通常作戦を採ったリカルドが14位から12位に順位を上げフィニッシュしたのに対し、11位スタートだった角田は17位に留まったことを見ても明らか。
同チームのローレン・メキーズ代表は「想像以上にトラフィックがひどかった」と、釈明。
これについて当の角田も「ピットインのタイミングも遅すぎたし、完全に作戦ミスだった」と唇を噛んだ。

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オランダGPはノリス(マクラーレン)の圧勝劇

Lando Norris
Holgp_201_202408260043018月25日(日)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGP決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は曇り、気温は19度、路面温度29度、路面はドライコンディションとなっている。

一時は首位バトルで譲る場面はあったものの、最終的には2位に大量22秒もの差を付けて完勝を演じたのはマクラーレン・レーシングのランド・ノリスだった。
最終周にファステストラップを記録してのポールTOウィン。
当然のこと『ドライバー・オブ・ザ・デー』にも選出されるみごとな2勝目だった。

2位はこれがホームグランプリのフェルスタッペン(レッドブル)。
以下、ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、アロンソ(アストンマーティン)までが入賞。
さらに全車完走という素晴らしいレースとなった。
レーシング・ブルズはリカルド12位、角田裕毅17位とノーポイントに終わった。

F1次戦は9月01日(日)第16戦イタリアGPが予定されている。

オランダGP決勝レースの結果はこちら
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2024/08/25

PPノリス(マクラーレン)、「マシンは強力」

Lando Norris
Holgp_201自身通算4度目となるポールポジションを獲得したマクラーレン・レーシングのランド・ノリスは、「マシンは強力」と決勝レースに向け、自信をみせた。

「マクラーレンは慎重かつ着実にアップグレードを重ねてきたんだ。
今回の予選ではそれか確実に効果を発揮したね。
チームの働きも素晴らしかったしこの予選結果にはほんとうに感謝しているよ。
でもフェルスタッペンにとってここはホームレースだし、今夜は懸命に働くことだろう。
僕らも明日に備えて準備しなくては」と、陣営を引き締めた。

優勝すればノリスにとって今年のマイアミGP以来、2度目の快挙ということになる。

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角田裕毅(RB)、Q2敗退も入賞に意欲

Yuki Tsunoda
Holgp_205期待されたオランダGP公式予選でQ2敗退、13番グリッドに留まったレーシング・ブルズの角田裕毅だったが、その後他車の降格もあり結局11番グリッドからのスタートとなった。

「マシンは好感触だったので予選ではもっと上に行ける自信があったからとても残念だ。
何が原因なのかは今のところまだ良くわからないけれど。
これについては今夜究明する必要があるね」

それでも「11番手からのスタートになったのはラッキー。
ポイント獲得が望めない位置じゃないからね。
レースでは何が起きるかわからないから精一杯頑張るよ」と入賞に意欲をみせた。

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オランダGPスターティンググリッド(修正版)

Start_signal__20240825091301オランダGPのスターティンググリッドは予選8位のアルボン(ウィリアムズ)が車両重量違反によりグリッド最後尾のペナルティ。
また予選12位のハミルトン(メルセデス)が他車のアタック妨害で3グリッド降格のペナルティを受けたため下記のように変更された。

【スターティンググリッド】(修正版)

1. ノリス(マクラーレン)
2. フェルスタッペン(レッドブル)
3. ピアストリ(マクラーレン)
4. ラッセル(メルセデス)
5. ペレス(レッドブル)
6. ルクレール(フェラーリ)
7. アロンソ(アストンマーティン)
8. ストロール(アストンマーティン) *
9. ガスリー(アルピーヌ) *
10. サインツ(フェラーリ) *
11. 角田裕毅(レーシング・ブルズ) *
12. ヒュルケンバーグ(ハース) *
13. マグヌッセン(ハース) *
14. ハミルトン(メルセデス) *
15. リカルド(レーシング・ブルズ) *
16. オコン(アルピーヌ) *
17. ボタス(ザウバー) *
18. 周冠宇(ザウバー) *
19. サージェント(ウィリアムズ) *
20. アルボン(ウィリアムズ) *

【註】*印は変更になったドライバー

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アルボン(ウィリアムズ)予選失格に

24日(土)行われたオランダGP公式予選で8位となったウィリアムズ・レーシングのアルボンは、セッション後の検査で車両重量違反が発覚、予選失格が通知され最後尾に。
また予選12番手のメルセデスAMGチームのハミルトンはペレス(レッドブル)のアタックを妨害したとされ、3グリッド降格のペナルティが科せられた。

 

予選13番手の角田裕毅(RB)はこれらにより11番手に繰り上がる。

 

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2024/08/24

オランダGP公式予選、ノリス(マクラーレン)がPP

Lando Norris
L_norris_mclaren_m_202408250002018月24日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGP公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は25度、路面温度31度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
フリー走行でクラッシュしたサージェント(ウィリアムズ)のマシンはまだガレージで修復中だ。
トップタイムはペレス(レッドブル)が記録、角田裕毅(RB)は12番手で通過。
ここでの敗退はリカルド(RB)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(ザウバー)、周冠宇(ザウバー)、そしてノータイムのサージェントの5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ノリス(マクラーレン)がトップタイム。
ここでの敗退はサインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、ヒュルケンバーグ(ハース)、そしてマグヌッセン(ハース)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが決まる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションはノリス(マクラーレン)の手に。
今季ハンガリーGP以来となる自身通算4回の快挙となった。
2番手にオランダがホームグランプリのフェルスタッペン(レッドブル)、3番手ピアストリ(マクラーレン)、以下ラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)そしてガスリー(アルピーヌ)というトップ10になった。

オランダGP決勝レースは明日25日(日)15時(日本時間:22時)から全72周で行われる。

オランダGP公式予選の結果はこちら
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雨のフリー3回目、クラッシュ・赤旗中断

Logan Sargeant
R_sargeant_fire_m8月24日(土)11時半(日本時間:18時半)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は小雨 、セッション開始時の気温は18度、路面温度19度、危惧されたとおり再びコースはウェットコンディションとなっている。

セッション序盤、またもブレーキトラブルかヒュルケンバーグ(ハース)がコースアウトしてフロントノーズを大きく損傷させた。
さらにサージェント(ウィリアムズ)がクラッシュ、出火もあってセッションは赤旗中断に。
なおヒュルケンバーグは損傷させたままガレージまで無理に走行したため危険走行ということで審議対象とされた。

バリヤ修復のため長い中断のあと残りわずか2分で再開。
一部がタイム計測出来ないままセッションは終了となった。

このあと注目の予選が手探りのまま行われる予定となっている。

オランダGPフリー走行3回目の結果はこちら
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角田裕毅(RB)、「難コースだけど楽しい」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_press_l_20240824101001オランダGPフリー走行初日を7番手と好位置からの発進をみせたレーシング・ブルズの角田裕毅は「ザンドフールトは難コースだけど走っていてとても楽しい」とその感想を口にした。

「ここは風が強いしアップダウンがきつく、バンクまであって難しいコース。
だから午前のセッションでは少し慎重に走らせた。
でも走り出しからマシンのバランスは良かったし、安定していて楽しかったよ。
チームの雰囲気も悪くないし、このままの調子で明日の予選に臨めればいいね」

ただチームメイトであるリカルドのほうはリヤエンドの挙動に不安定さを訴えているようだ。

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オランダGPフリー初日、角田裕毅7番手タイム

Zandvoort Circuit
Holgp_002_202408240747018月23日(金)16時(日本時間:23時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は21度、路面温度31度、コースはドライコンディションとなっている。

ドライになると各車強風に悩まされ、セッション序盤にはヒュルケンバーグ(ハース)が1コーナーでウォールにクラッシュ、赤旗中断となった。
またサインツ(フェラーリ)はギヤボックスのトラブルで以降の走行断念を強いられている。

初日トップタイムを記録したのはベルギーGPで失格の失意を味わったラッセル(メルセデス)。
これにピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)と続き、7番手に角田裕毅(RB)が食い込んだ。
ペレス(レッドブル)は12番手、リカルド(RB)は13番手だった。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。

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2024/08/23

オランダGPフリー1回目、ノリス(マクラーレン)最速

Zandvoort Circuit
Holgp_0018月23日(金)12時半(日本時間:19時半)からザンドフールト・サーキットを舞台に2024年F1第15戦オランダGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は小雨 、セッション開始時の気温は20度、路面温度21度、危惧されたとおりコースはウェットコンディションとなっている。

ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお、ザウバーはボタスに替えてロバート・シュワルツマンを起用している。

セッション序盤は強い風雨に見舞われたものの、その後回復、最後はドライタイヤでの走行に。
最速はノリス(マクラーレン)の1'12.322。
これにフェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、アルボン(ウィリアムズ)、ピアストリ(マクラーレン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)、周冠宇(ザウバー)と続いた。
レーシング・ブルズは角田裕毅14番手、リカルド19番手、ペレス(レッドブル)は12番手だった。

このあと16時(日本時間:23時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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アルピーヌF1、ドゥーハンとの契約発表

Jack Doohan
J_doohan_m_20240823193701夏休み明けの緒戦オランダGPを前に、アルピーヌF1チームは2025年のレースドライバーとしてジュニア育成ドライバーの一員であるジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)と契約したことを正式発表した。

エステバン・オコンの後任で、残留となるピエール・ガスリーのチームメイトということになる。
なおジャックの父親であるミック氏は2輪モトGPの偉大なるチャンピオンだ。

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オランダGPの週末、金・土曜日に雨の懸念

今週ザンドフールト・サーキットを舞台に行われる2024年F1第15戦オランダGPの天気について、地元ホラント州の気象台は決勝レースが行われる日曜日は問題ないものの、フリー走行の金曜日から公式予選の土曜日に掛けて一時雨に見舞われる怖れがあると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
8月23日(金) フリー走行 曇り一時雨 15- 21度 5%
8月24日(土) 公式予選 曇り一時雨 14- 23度 60%
8月25日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 15- 18度 0%

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オランダGPのスチュワードにジョニー・ハーバート氏

Johny Herbert(Center)
J_herbert_sauber_duo_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われる第15戦オランダGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーであるジョニー・ハーバート氏(60歳:イギリス)を指名したことを明らかにした。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のオーストリアGP以来で、自身通算4回目ということになる。

1989年にベネトンでF1デビューを果たしたハーバート氏は通算3勝を記録、日本では全日本F3000への参戦や1991年マツダ787Bによるルマン24時間レース総合優勝等で馴染み深い。

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ハミルトン、担当エンジニアは移籍せず

Lewis Hamilton
L_hamilton_car_no1_m_202408220802012013年から2年の長きに渡って在籍したメルセデスAMGチームを離れ、来季はフェラーリ・チーム入りすることが決まっているルイス・ハミルトン(39歳:イギリス)だが、その間担当レースエンジニアとしてレース生活を支えたピーター・ボニントン氏は帯同せず、チームに残ることが確認された。

『ボノ』の愛称で親しまれた同エンジニアはハミルトンが獲得した7回のタイトルのうちメルセデスで得た6回のすべてに貢献、名コンビと称えられていた。
来季はメルセデスでエンジニアリングの責任者を務める予定ということだ。

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2024/08/22

ウィリアムズ、2年分の開発を集約へ

Williams Racing Motorhome
Williams_motorhome_l今シーズン、ここまでわずかに4ポイント、コンストラクターズ・ランキング9位と想定外の苦戦を強いられているウィリアムズ・レーシングでは、今年の残りと2025年マシンの開発とをまとめて一つのプロジェクトとして進行させる方針を明らかにした。

これは同チームのデイブ・ロブソン/パフォーマンス・リーダーが明らかにしたものだが、事実上今シーズン残りの大きなアップデートを断念したものと受け止められている。

同チームの2024年マシン『FW46』は基本的に昨年の好調だった『FW45』を承継したということで期待されたが、重量増など問題点を解決できないままシーズンを戦う羽目に陥ってきた。
来年には大幅にレギュレーションが変更される2026年マシの準備もあるため各チームとも開発陣は相当追い込まれているのが実状だ。

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2024/08/21

ボタス、ザウバー残留の可能性

Valterri Bottas
V_bottas_williams_car_lいまだ2025年の去就が決まっていないドライバーの一人であるザウバー・チームのベテラン、バルテリ・ボタス(34歳:フィンランド)だが、結局来季も同チーム残留の可能性が高まっているようだ。

噂を高めているのはボタス本人が自身のSNSでザウバー・チーム残留を示唆する画像を掲載したためというもの。
まだ正式発表等はないものの、時期が時期なだけにこれが波紋を呼んでいるとのこと。

同チームは2026年からアウディF1として活動することが決まっているが、ボタス残留が事実であれば、すでに加入が確定しているニコ・ヒュルケンバーグ(36歳:ドイツ)と合わせ超ベテラン・コンビの実現ということになる。

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2024/08/20

ライコネン子息、国際カートレースで優勝

Kimi Raikkonen
K_raikkonen_gantry_l北欧フィンランドの雄・ライコネンが、国際カートレースで優勝を飾ったことがわかった。

といってもこれは元フェラーリ等のF1チャンピオン、キミ・ライコネン氏(44歳)の話ではなく、その子息ロビン君(9歳)の殊勲。

伝えられるところによれば、ロビン君はイタリア・サルノで行われたカートの国際レースシリーズ『RMC』(ロータックス・マックス・チャレンジ)ナポリ戦に出場、みごと優勝を飾ったということだ。
偉大な父親の英才教育により未来のF1ドライバーに成長するかも知れない。

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2024/08/19

アルピーヌF1、来季も見据えアップデートへ

Alpine A524
E_ocon_car_l_20240818082401今シーズン、思わぬ不振でここまでの前半戦をランキング8位と低迷して折り返したアルピーヌF1チームだが、来週行われる夏休み明けの後半初戦オランダGPからさっそく大幅なアップデートを『A524』に施して臨むようだ。

期待に背く成績不振から、チームの身売り説まで報じられた元ルノー・スポールのワークスチームだが、首脳陣の入れ替えに伴いかつての辣腕マネージャーであるフラビオ・ブリアトーレ氏の現場復帰など名門復活に向け期待を持たせる動きもみせている。

なおルノー経営陣の判断により2026年からはルノー製パワーユニットからメルセデス・パワーに変更される予定になっている。

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2024/08/18

メルセデス首脳、「ハミルトン移籍後に新時代」

Andrea Kimi Antonelli
A_antonelli_mercedes_l_202405300927012021年までF1を支配したメルセデスAMGチームは、来年さらに王者として君臨したルイス・ハミルトンを失うことが決まっているが、それでも同チームのトト・ウォルフ代表はチームのパフォーマンス維持に強い自信を持っているようだ。

「われわれの成功の裏には偉大なチャンピオンであるハミルトンの貢献があったことは間違いないところだ。
彼はまた単なるドライバーとしてだけでなく、様々な分野でチームの活動をリードしてきたからね。
正直言って彼ほどのレベルの穴を埋めるのは容易なことではない」と、ウォルフ氏。

しかしその上で「われわれのリストには現在複数の将来有望な若者の名前が記載されている。
従って2025年にはメルセデスはこれまでとは異なった形でのアプローチになるが、それでも再びF1の世界で新時代をアピールすることになるだろう」と、復活に自信をみせている。

まだ発表のないハミルトンの後任だが、ドイツ国内メディアでは注目の新人であるアンドレア・キミ・アントネッリ(17歳:イタリア)の名前が挙げられているようだ。

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2024/08/17

ハンガロリンク、施設大規模改修へ

Hungaroring
Hungp_001_20240816073801F1ハンガリーGPの開催地であるハンガロリンクが、施設の全面的な改修工事を開始したことがわかった。

1986年初開催からハンガリーGPを担ったハンガロリンクはこれまで複数回に渡って改修が行われてきたが、今回のものはピットファシリティを全面的に建て直すという大掛かりなもの。
今年のハンガリーGP終了後すでに解体工事は始められていて、来年の春までにリニューアルは完了する予定という。

2025年のハンガリーGPは全24戦中の第14戦・前半の最終戦として8月3日(日)に決勝レースが行われる。

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2024/08/16

フェラーリ会長、「ハミルトン移籍は王座奪還のため」

John Elkann
J_elkann_mフェラーリのジョン・エルカーン会長が、来年実現する元王者ルイス・ハミルトン(39歳:イギリス)の跳ね馬チーム電撃加入について言及した。

これはイタリアの専門紙『コリエーレ・デロ・スポルト』に語ったもので、その中で創業家の血を引く同会長は「ハミルトンの移籍は王座奪還のため」であると主張したとのことだ。

ハミルトン前人未踏の7回のタイトル獲得、通算105勝はいずれも歴代1位の大記録。
しかし強敵フェルスタッペン(レッドブル)が台頭してからは勝利へのモチベーションが若干失われたように感じられる。
そこでフェラーリ移籍は偉大なF1ドライバーの最後の隠退生活と揶揄する向きもあるほどで、今回同選手の庇護者である会長が擁護した形。

まだ22歳でF1初勝利を飾ったハミルトンも来年は40歳。
ほんとうに王座奪還となればフェルスタッペンも脱帽の大チャレンジということになる。

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2024/08/15

ウォルフ代表(メルセデス)、「両選手権3位狙う」

Toto Wolff
T_wolff_l2_202408141038012024年後半戦を前に、メルセデスAMGチームを率いるトト・ウォルフ代表は今シーズンの最終目標は「ドライバー&コンストラクターズ両選手権共に3位以内を獲得すること」と、宣言した。

前半戦終盤、急速にパフォーマンスを上げたとはいえ、現在ドライバーズ・チャンピオンシップではハミルトンが6位、ラッセル8位、またコンストラクターズ・チャンピオンシップでは4位で、しかも目標とするランキング3位とはかなりのギャップがあるのが実状だ。

それでも同代表は、「シーズン序盤に『W15』がみせた不安定な挙動の問題はすでに大部分で解決、今は開発の進化に伴う新たな不具合に対処している際中で、これも解決の目途は立っている」と、豪語。
さらに「今年、前半のうちに3勝というのは事前の想定以上の成果。
後半戦では流れが変わりわれわれが表彰台の常連になる」と、胸を張っている。

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2024/08/14

骨折してたピアストリ(マクラーレン)

O_piastri_car_l_20240813092201Oscar Piastri
今年のハンガリーGPで悲願のF1初勝利、前半戦を終え目下ドライバーズ・ランキング4位に位置するマクラーレン・レーシングのオスカー・ピアストリ(23歳:オーストラリア)だがなんと前半戦終盤、肋骨を骨折したまま戦っていたことがわかった。

これはピアストリ自らが自身のSNSで明かしたもの。
それによれば怪我をした原因や時期は明らかにされていなものの、少なくとも前半戦の最後数戦は骨折したままコクピットに収まりF1の苛酷な重力に耐えていたことになるようだ。
にわかには信じがたい話ではあるが、本人は「夏休みがちょうど良い休養期間になる」と、笑い飛ばしているという。

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2024/08/13

ドメニカリ/CEO、市街地レース増加批判に反論

Image
Mongp_204_20240812085401年々開催数が増加するグランプリだが、その中で数を増しているのが市街地特設コースでのもの。
そのためかつてはモナコなど一部に限って珍しかった市街地レースもシンガポールやアゼルバイジャンと増加、さらにはマイアミやラスベガス、マドリッドと増加の一歩を辿りそうな有り様だ。

このためこうした傾向がF1の歴史を変えてしまうのでは、と懸念する声が増しているのも事実。
これに対しF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは次のように反論している。

「批判的な声があることは承知している。
しかし歴史的なグランプリが消滅することはないし、またその逆もない。
グランプリの形態についてはバランスを取って行うよう配慮してやっているつもりだ。
ただ重要なのは、常にファンに受け入れられるものが望まれる、ということだ」と、自信を覗かせた。

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2024/08/12

シューマッハ、「最優先はF1レギュラー」

Mick Schumacher
M_schumacher_pitgantry_l_202408110921012022年限りでF1レギュラードライバーの座を失った元ハースF1チームのミック・シューマッハ(25歳:ドイツ)は、厳しい状況の中現在も「F1レースシート獲得が最優先事項」との信念を曲げていないところを強調した。

「まだ最終的に2025年のシートが確定していないところが複数ある。
たとえ難しい状況でも可能性がある限り最大限の努力を惜しまないつもりだ」と偉大なチャンピオンを父に持つミック。
この1年、シューマッハはメルセデスAMGチームのリザーブドライバーを務めながらWEC(世界耐久選手権)に参戦するなどパフォーマンスの維持に努めたという。

なおまだ来季シートが発表されていないのはメルセデスAMG、アルピーヌF1、レーシング・ブルズそしてザウバーらとされるが、シューマッハの狙いは先にドゥーハンと共にテストに起用されたアルピーヌF1にあるようだ。

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2024/08/11

ルワンダにF1グランプリ開催気運

South Africa Demo
Ferrari_s_africa_demo_lF1ではキャラミ・サーキットで1993年まで行われた南アフリカGPで馴染みのアフリカだが、今度は大陸東部に位置するルワンダ共和国でグランプリ開催の動きが伝えられている。

それによれば来月中にもF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが当地を訪問、現地のプロモーターと視察や契約についての協議を開始するという。
人気上昇中のF1では復活を含め新規開催を希望する国が後を絶たないが、アフリカでは治安に問題があると懸念を抱く関係者も多いようだ。

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2024/08/10

ハイテックGP、アルピーヌF1チーム買収の噂

Hitec GP
O_oakes_m_20240810094601アルピーヌF1はチームの母体であるルノーの方針転換によりワークスチームからメルセデス・パワーのカスタマー・チーム化される方針だが、ここにきてチーム売却の可能性が報じられている。

それによれば有力なのはかねてF1進出に関心を示しているF2チームのハイテックGPで、すでに水面下で交渉が行われているとのこと。
買収にはアンドレッティ・オートスポーツも意欲的とみられるが、アルピーヌの背後には辣腕マネージャーのフラビオ・ブリアトーレ氏らも構えていることから交渉は難航が予想されている。

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ドメニカリ/CEO、ルノー・スポールのF1撤退に言及

Stefano Domenicali
S_domenicali_ferrari_l_20240809104401長年F1の舞台で活躍してきた名門ルノー・スポールの看板が、2026年の規則改定を機に撤退するとの噂が流れているが、これについてF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが次のように言及している。

これはルノー・スポールがエンジン・サプライヤーとしての立場を捨てるのは自動車メーカーとしての経営上の事情が真の理由であって、規則変更に責任があるとするのは誤っているというもの。
F1隆盛傾向に水を差しかねないルノーの決断にドメニカリ氏が当惑していることが窺われる。

いずれにせよ、アルピーヌF1チームがルノーのワークスチームからメルセデス・パワーのいちカスタマー・チームへと移行するのはもう避けられない流れのようだ。

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2024/08/09

レッドブル、ローソンの去就9月に発表

Liam Lawson
L_lawson_garage_l_20240809084601レッドブルは、現在レッドブル・レーシングでリザーブドライバーを務めるリアム・ローソン(22歳:ニュージーランド)の去就について言及した。

これは同グループでドライバー人事に強い影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが示唆したもので、それによればローソンのポジションについては9月に明らかにされる見通しとのこと。

それによわればレッドブル・レーシングではペレスが、またレーシング・ブルズではリカルドの継続がそれぞれ確定したことからローソンのシーズン内のレギュラー復帰は見送られる可能性が高いこと。
有力なのは2025年に角田裕毅のチームメイトとしてレーシング・ブルズに戻るというもののようだ。

ローソンは2023年にリカルドの代役として当時のアルファタウリから参戦、シンガポールでは9位入賞を果たすなど強い印象を残している。

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アウディF1巡り、アディダスvsプーマ

Audi F1 Image
Audi_f1_l_20240808104901F1では2026年から新規参入予定であるドイツの雄アウディの話題が絶えないが、同チームとのテクニカル・パートナーシップ契約を巡り、共に世界的スポーツ用品メーカーである『アディダス』と『プーマ』両社が熾烈な戦いを繰り広げていると報じられている。

 

伝えられているところによれば、アディダスはメルセデスAMGチームと、またプーマはフェラーリ・チームと提携していることで知られている。

 

急成長のアメリカ市場をはじめ世界的な注目を集めるF1だけに、両社ともに譲れないところだ。

 

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2024/08/08

デ・フリース、スーパー・フォーミュラ参戦

Nyck de Vries
N_de_vries_press_l元アルファタウリ等のF1ドライバーであるニック・デ・フリース(29歳:オランダ)が、日本のスーパー・フォーミュラに電撃参戦することがわかった。

デ・フリースは2017年にFIA・F2シリーズでチャンピオンを獲得、フォーミュラEやWEC(世界耐久選手権)に参戦したあと2022年にウィリアムズ・レーシングからF1デビュー、翌2023年にはアルファタウリからF1フル参戦を果たした。
しかし第10戦イギリスGPを最後にシートを失っていた。

スーパー・フォーミュラでの所属チームは名門の「TEAM IMPUL」で、参戦は第5戦「モビリティリゾートもてぎ」と第6戦/第7戦「富士スピードウェイ」になる。

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レッドブル、「大宮アルディージャ」買収

Redbull Drink
Redbull_drink_lF1レッドブル・レーシングの母体である世界的エネルギードリンク会社レッドブルは、2024年9月付で日本のプロサッカー・チームである「大宮アルディージャ」の全株式を買収することでNTT東日本と合意したことを正式発表した。

1969年、旧大宮市(現さいたま市)をホームに当時の「日本電信電話公社」を母体に設立された同チームは、「電電埼玉」から「NTT関東サッカー部」等を経て現在の「大宮アルディージャ」へと変遷したが、終始続いたNTTの手から完全に離れることになる。

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2024/08/07

ルノー・スポール、失職の危機にスト敢行も

Renault RS16 Engine
Renault_rs16_engine_l現在傘下のF1チームであるアルピーヌF1にPU(パワーユニット)独占供給するルノー・スポールだが、エンジン規定が大きく変更される2026年にはF1エンジンの開発・供給をすべて終了するとの報道が流れている。
その場合、アルピーヌF1チームはメルセデスから新PU(パワーユニット)の供給を受ける見通しとみられる。

しかしこれを受けフランス・ヴィリーにあるルノー製パワーユニット開発拠点のファクトリー・スタッフらが失職の危機を訴えて集団ストライキの構えをみせているという。
フランスでは伝統的に労働者の権利保護が強い国で、約350人と言われるスタッフの今後の去就に関心が集まっている。

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2024/08/06

メルセデス、それでも新フロアパネル投入へ

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Belgp_104_20240729004401失格騒動はあったものの、前戦ベルギーGPで実質的に1-2勝利を記録したメルセデスAMGチームは、再び不評だった新開発のフロアパネル投入を予定していることを明らかにした。

前回のベルギーGPに満を持して投入した自慢のアップデート版だったが、しかしドライバーからのフィーリングは思わしいものでなく、とりわけポーポシング(波動的な縦揺れ)を嫌うハミルトンからの反応は期待に反するものということで、?日目以降は従来のものに戻されたという。

しかし同チームの開発陣は、初日の不振はフロアパネルとは関係ないとして夏休み以降再び投入する計画を立てているとのことだ。

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2024/08/05

FIA、新規則用『ミュールカー』導入へ

Federation International Automobile
Fia_logo_m3_20240804095601FIA(国際自動車連盟)は2026年新型車開発のためテスト専用車両である『ミュールカー』の導入を各チームに許可する方針を明らかにした。

F1は現在2026年シーズンから変更される新レギュレーションに備え各チームともにニューマシンの開発に余念がないが、新規定では現行のDRS(ドラッグ・リダクション・システム)に替わり複雑なアクティブ・エアロ・システムが導入されるなど大きな変更があるため、実車でのテストが不可欠と判断されたもの。

これにより各チームは2024年度中に年間10日間、2025年には年間40日間に増える予定。
なお抽選で最初のテストはアストンマーティンF1から行うことが決まったと伝えられる。

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2024/08/04

マクラーレン、ステラ代表との契約延長

Andrea Stella
A_stella_pit_mマクラーレン・レーシングは同チームのアンドレア・ステラ代表との契約を複数年延長したことを明らかにした。

夏休み中に発表というのは珍しいが、いま同チームは王者レッドブル・レーシングを凌駕するほど絶好調の只中にあることから、少なくともステラ代表にとっては好機と言えそうだ。

2023年シーズンを前にチーム代表に就いた同代表は、着実に戦闘力をアップ。
計18回の表彰台を獲得すると共に今季すでに2勝をも記録している。

ステラ代表は「リーダーとしての私を信頼してくれたザク・ブロウン/CEOを始め、チーム・スタッフ全員の継続的な協力とサポートに感謝している。
これに結果という形で応えたい」と、意欲をみせた。

なお同チームではノリス&ピアストリという今最も勢いのあるフレッシュなドライバー・ラインナップも継続が確定している。

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2024/08/03

オランダGPに2025年限りの危機

Zandvoort Circuit
Zandvoort_l2021年に復活開催を果たしたザンドフールト・サーキットでのオランダGPだが、現在の開催契約が2025年で満了することから再び消滅の危機が伝えられている。

オランダはフェルスタッペン(レッドブル)の母国で、元々F1人気は高いところ。
しかし商業面での成功となると話は別で、契約金の高騰もあって交渉は難航している模様だ。

国内メディアの中にはベルギーGPとの交互開催の可能性を報じるところもあるという。

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HRC(ホンダ・レーシング)も夏休みに

Sakura Factory
Honda_sakura_factory_lF1はいま、次戦8月25日(日)の第15戦オランダGPまで束の間の夏休み休暇に入っている。

これは年々開催数が増えてハードスケジュールになる現場を救済するため制度化されたもので、この間全チームのファクトリーは完全クローズドとされ、一切の作業やメインテナンス、開発などもすべて禁止とされる。

これはエンジン・サプライヤーについても同様で、レッドブル・レーシング&レーシング・ブルズ両チームにエンジン供給するホンダ・パワーの開発拠点である栃木県さくら市のファクトリー『HRC SAKURA』も静かな眠りについたとのことだ。

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2024/08/02

アルピーヌF1、オリバー・オークス新代表任命

Oliver Oakes
O_oakes_mアルピーヌF1は新チーム代表にまだ36歳の英国人実業家オリバー・オークス氏を任命したことを明らかにした。

同氏は自身、元レーシングドライバーで、現役引退後はハイテックGPを創設するなどチーム運営の経験も豊富。
アルピーヌF1は早ければ来シーズンにもメルセデス・パワーへの変更が噂されていて、この1年で3人目の代表となるオークス氏がどのような手腕を発揮するのか注目される。

なお前任者のブルーノ・ファミン氏はベルギーGP限りでF1チーム代表から辞任するもののルノー・グループの他モータースポーツ部門に異動。
次戦オランダGPからオークス氏がバトンを受け継ぐことになる。

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2024/08/01

F1、ラスベガス観光局とパートナーシップ契約

LasVegas GP Image
Lasvegasgp2023_lF1は、ラスベガスGPの開催地であるラスベガス市の観光局『ラスベガス・コンベンション&ビジターズ・オーソリティ』(LVCVA()との間で新たなパートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。

同局は昨年のグランプリ開催時にも創設メンバーの一員として加わっていたが、その成功を受け、今回さらに関係を強化したもの。
報告によれば、昨年のラスベガスでは総観客数約32万人を記録、イベントが地元にもたらせた経済効果は実に15億ドル(約2,280億円)にも達したとのことだ。

新たなパートナーシップは、2024年のベルギーGPを皮切りに、2025年末まで続けられることになっている。

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