« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »

2024年7月

2024/07/31

ペレス&リカルド、共に後半残留確定

Sergio Perez
S_perez_shadow_l_20240731082001まだチームから正式発表はないものの、ベルギーGP終了後レッドブルは親会社の役員を含めグループ幹部らによる緊急会議を開催したとのことだ。
それによればその席で渦中のセルジオ・ペレスやダニエル・リカルドら同チームのドライバー人事が話し合われたとみられる。

とりわけこれまで再三俎上に上がってきたペレスは、今回のレースで2位スタートしながら8位フィニッシュというリザルトは厳しい状況だった筈だ。
しかし報道によればレッドブル・レーシング&レーシング・ブルズ両チーム共にレースドライバーは現状維持が確認されたという。

なおペレスの残留には僚友フェルスタッペンの意向も働いたと伝えられている。

| | コメント (0)

サインツ、「新たな挑戦の始まり」

Carlos Sainz
C_sainz_redbull_garage_l2015年に当時のトロ・ロッソからF1デビュー、以来ルノー、マクラーレン、フェラーリと名門チームを渡って来たベテランが新天地に選んだのは新規参戦のアウディではなくプライベートチームの古豪ウィリアムズだった。

「決断までに時間が掛かったことは申し訳ないと思っているけれど、出した結論には自信があるよ。
ウィリアムズは僕がF1の旅を続けるのに最適な居場所なんだ。
この伝統ある名門チームを再びグリッド最前線に戻すというのはドライバーにとってもやり甲斐のあるミッションだからね」

偉大なチャンピオンを父に持つこのスペイン人ドライバーは「僕が新たな歴史を創ってみせる」と、豪語している。

| | コメント (0)

2024/07/30

ウィリアムズ、来季サインツの加入正式発表

Carlos Sainz
C_sainz_ferrari_cockpit_l2_2024073008250129日(月)ウィリアムズ・レーシングは2025年シーズンから現在フェラーリ・チームのカルロス・サインツ(29歳:スペイン)が加入することを正式発表した。
契約は複数年とみられ、チームメイトはすでに残留が確定しているアレクサンダー・アルボン(28歳:タイ)になる。

ハミルトン(メルセデス)の移籍でフェラーリ・チーム離脱が決まったサインツにはこれまでアウディF1をはじめアルピーヌF1などからも獲得の声か掛かっていたが、古豪の復活にキャリアの後半を託したようだ。

なおこれにより現レースドライバーのローガン・サージェント(23歳:アメリカ)は放出となる。

| | コメント (0)

ウォルフ代表(メルセデス)、「ミスから学ぶ必要」

Toto Wolff
T_wolff_gantry_m_202407291033011-2勝利を遂げた筈のベルギーGPで、優勝したラッセルが重量違反で失格という不名誉に見舞われたメルセデスAMGチームでは、トト・ウォルフ代表が失態を詫びた。

「事態は全くのチームミス。
失格になってしまったラッセルにはただ詫びるだけだ。
今回何が起こったのか、原因を究明する必要がある。
そこからわれわれは学び、後半戦に活かすことが重要だ」

失格は別にしても、この週末に同チームがみせたパフォーマンスには力づけられたようだ。

| | コメント (0)

2024/07/29

角田裕毅(RB)、「難しいレースだった」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_press_lPU交換等によるペナルティでグリッド最後尾スタートとなったベルギーGP決勝レースで17位フィニッシュと思うような追い上げがならなかったレーシング・ブルズの角田裕毅は「難しいレースだった」と振り返った。

「この週末は思うようにペースが上がらず、今日のレース中も同じだった。
エンジニアから聞いた話では、なにか問題があったようなので、これからデータを解析してみる予定だ。
今日は戦略がうまく機能しなかったけれど、最後尾スタートだったからね。
それを考えると難しいレースになるのは分かっていたよ」

F1はこのあと8月25日のオランダGPまで夏休みに入る。

| | コメント (0)

1.5キロの重量不足だったメルセデス

George Russell
Belgp_104_20240729004401既報のようにベルギーGPを制したメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセルは、レース後行われた重量測定でマシンの重量不足が判明。
規定により失格となり、すべての選手が一つづつ繰り上がることになった。
優勝はチームメイトのルイス・ハミルトンが獲得する。

ベルギーGPのスチュワードによれば、F1規定で最低重量は798キロ以上と定められているところ、ラッセルのマシンは796.5キロで1.5キロ軽いことが判明したという。
なおチーム関係者立ち会いの下、別の測定機器でも再測定が行われたが、結果は変わらなかったということだ。

| | コメント (0)

ラッセル、重量不足で失格に

ベルギーGPを制したメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセルだったが、レース後にマシンの重量不足が判明して失格となり、チームメイトのルイス・ハミルトンが繰り上がりで優勝となった。

| | コメント (0)

2024/07/28

ベルギーGPはラッセル(メルセデス)優勝

George Russell
Belgp_104_202407290044017月28日(日)15時(日本時間:22時)からスパフランコルシャンを舞台に2024年F1第14戦ベルギーGP決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は晴れ、気温は21度、路面温度42度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップでルクレール(フェラーリ)に続いてハミルトン(メルセデス)か続く。
さらに3周目には首位に上がる。
周冠宇(ザウバー)がパワーロスを訴えてスローダウン。
ガレージに戻って結局リタイヤに。

メルセデスの2台とピアストリ(マクラーレン)がなだれ込むようにゴール。
優勝はオーストリア以来の3勝目となるラッセル(メルセデス)がワンストップ作戦で記録。
2位ハミルトン(メルセデス)、3位ピアストリ、4位ルクレール(フェラーリ)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位ノリス(マクラーレン)、7位サインツ(フェラーリ)、8位へペレス(レッドブル)、9位アロンソ(アストンマーティン)、10位オコン(アルピーヌ)となった。
レーシング・ブルズはリカルド11位、角田17位に終わった。

F1次戦は束の間の夏休みを挟み、8月25日(日)第15戦オランダGPから再開される。

ベルギーGP決勝レースの結果はこちら
ベルギーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

レッドブル、ペレスの去就、月曜日に会議か

Sergio Perez
S_perez_shadow_lベルギーGP決勝レースを前に、スパのパドックにはセルジオ・ペレス(レッドブル)についの噂が駆け巡っている。

それによれば、渦中のペレスの去就について月曜日にもレッドブル幹部が緊急会議を行うというもの。
事実であれば、日曜日に行われるベルギーGPのリザルトが極めて大きな影響を及ぼすことになりそうだ。
なおペレスはチームメイト降格による繰り上げで、フロントロウ(2番グリッド)からのスタートになる。

| | コメント (0)

ベルギーGPスターティンググリッド(修正版)

Signal_m_20240728154801ベルギーGPのスターティンググリッドは予選1位のフェルスタッペン(レッドブル)がICE(エンジン)交換により10グリッド降格、また角田裕毅(RB)がICE(エンジン)及びン連コンポーネンツの交換でグリッド最後尾のペナルティにより、下記のように変更された。

【スターティンググリッド】(修正版)

1. ルクレール(フェラーリ) *
2. ペレス(レッドブル) *
3. ハミルトン(メルセデス) *
4. ノリス(マクラーレン) *
5. ピアストリ(マクラーレン) *
6. ラッセル(メルセデス) *
7. サインツ(フェラーリ) *
8. アロンソ(アストンマーティン) *
9. オコン(アルピーヌ) *
10. アルボン(ウィリアムズ) *
11. フェルスタッペン(レッドブル) *
12. ガスリー(アルピーヌ)
13. リカルド(レーシング・ブルズ)
14. ボタス(ザウバー)
15. ストロール(アストンマーティン)
16. ヒュルケンバーグ(ハース)
17. マグヌッセン(ハース)
18. サージェント(ウィリアムズ) *
19. 周冠宇(ザウバー) *
20. 角田裕毅(レーシング・ブルズ) *

【註】*印は変更になったドライバー

| | コメント (0)

メルセデス、改良型フロアパネル投入断念か

Mercedes AMG
Belgp_104_20240728095801メルセデスAMGチームは高速パワー・サーキットであるスパフランコルシャンに合わせて改良型フロアパネルを投入したものの、期待した効果が確認できず本番での投入を断念した模様だ。

改良型フロアパネルは満を持して金曜日のフリー走行から投入されたとのこと。
しかし初日10番手に留まったエースのハミルトンによればライバルに1周で1秒も置いて行かれることに強い不満を示したという。

元に戻した公式予選では4番手に食い込んだことから、結局新フロアパネルは無念のお蔵入りということになりそうだ。

| | コメント (0)

フェルスタッペン圧巻!ベルギーGP公式予選

Max Verstappen
Belgp_106_202407280056017月27日(土)16時(日本時間:23時)からスパフランコルシャンを舞台に2024年F1第14戦ベルギーGP公式予選が行われた。

天候は曇り一時雨 、セッション開始時の気温は18度、路面温度22度、コースはウェットコンディションだが走行ラインは乾きつつあるようだ。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
なお既報のようにフェルスタッペン(レッドブル)がPU(パワーユニット)交換で10グリッド降格、角田裕毅(RB)モム同様にエンジン交換、さらに合わせて関連コンポーネンツも一新したためグリッド最後尾のペナルティが報告されている。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
熾烈なタイム争いの結果、ピアストリ(マクラーレン)がトップ、ガスリー(アルピーヌ)2番手。
ここでの敗退はヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)、角田裕毅(RB)、サージェント(ウィリアムズ)、そして周冠宇(ザウバー)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)が記録。
ここでの敗退はアルボン(ウィリアムズ)、ガスリー(アルピーヌ)、リカルド(RB)、ボタス(ザウバー)、そしてストロール(アストンマーティン)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
難しいコンディションの中、みごとポールポジションを獲得したのはもはや『スパ・マイスター』のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。
オーストリアGP以来の今季9回目、自身通算41回目の快挙となった。
2位はルクレール(フェラーリ)、3位ペレス(レッドブル)、4位ハミルトン(メルセデス)、5位ノリス(マクラーレン)、6位ピアストリ(マクラーレン)、7位ラッセル(メルセデス)、8位サインツ(フェラーリ)、9位アロンソ(アストンマーティン)、10位オコン(アルピーヌ)となった。

ベルギーGP決勝レースは明日28日(日)15時(日本時間:23時)から全44周で行われる。

ベルギーGP公式予選の結果はこちら
ベルギーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

2024/07/27

フリー3回目はウェットコンディション

Spa-Francorchamps
Belgp_005_202407272139017月27日(土)12時半(日本時間:19時半)からスパフランコルシャンを舞台に2024年F1第14戦ベルギーGPフリー走行3回目セッションが行われた。
残念ながら懸念されたように天候は雨 、コースはウェットコンディションとなっている。

開始約12分、ストロール(アストンマーティン)がコースアウト・クラッシュして早くも赤旗中断となる。
ここでも最速はフェルスタッペン(レッドブル)。
以下、ピアストリ(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)、ノリス&ピアストリ、オコン(アルピーヌ)、ルクレール&サインツ、ストロール(アストンマーティン)、ボタス(ザウバー)、ハミルトン(メルセデス)そしてペレス(レッドブル)と続いた。
レーシング・ブルズのリカルド&角田裕毅は14-15番手だった。

このあと注目の公式予選が行われる予定となっている。

ベルギーGPフリー走行3回目の結果はこちら
ベルギーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

角田裕毅(RB)、グリッド最後尾も前向き姿勢

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_press_l2今週のベルギーGPでエンジン交換によりグリッド最後尾が確定したレーシング・ブルズの角田裕毅はそれでも決勝レースに向けて前向き姿勢を崩さないでいる。

角田のマシンは今回、5基目となるICE(エンジン)交換に加え、TC(ターボチャージャー)、MGU-K(運動エネルギー回生システム)、MGU-H(熱エネルギー回生システム)ES(バッテリー)、CE(コントロール・エレクトロニクス)など関連コンポーネンツを一新、グリッド最後尾というこの場合の最大ペナルティが確定しているもの。
このためフリー走行ではひたすらロングランに焦点をあててセットアップを進めたようだ

「今日はいろいろなセットアップにトライして得るものか多かった。
路面を修正したということで走りやすくて助かったよ。
ここは天候が変わりやすいのでまだ何が起きるかわからないからね」

| | コメント (0)

ベルギーGPフリー2回目、マクラーレン勢最速

Spa-Francorchamps
Belgp_002_202407270740017月26日(金)17時(日本時間:24時)からスパフランコルシャンを舞台に2024年F1第14戦ベルギーGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り、コースはドライコンディションとなっている。
既報のようにPU(パワーユニット)等交換のためフェルスタッペン(レッドブル)は10グリッド降格、角田裕毅(RB)はグリッド最後尾が決まっている。

トップに並んだのは好調マクラーレン勢でノリス&ピアストリの順。
以下フェルスタッペン、ルクレール&サインツのフェラーリ勢、ラッセル(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ペレス(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)と続いた。
レーシング・ブルズはリカルド14番手、ロングランに終始した角田は20番手だった。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。

ベルギーGPフリー走行2回目の結果はこちら
ベルギーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

2024/07/26

ベルギーGPフリー1回目、フェルスタッペン最速

Spa-Francorchamps
Belgp_0017月26日(金)13時半(日本時間:20時半)からスパフランコルシャンを舞台に2024年F1第14戦ベルギーGPフリー走行1回目セッションが行われた。
ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なお既報のようにフェルスタッペン(レッドブル)がPU(パワーユニット)交換で10グリッド降格のペナルティが伝えられているが、角田裕毅(RB)モム同様にエンジン交換、さらに合わせて関連コンポーネンツも一新したため、グリッド最後尾のペナルティが報告されている。

来季ハースF1への移籍が決まったばかりのオコン(アルピーヌ)が水漏れを訴えてガレージに帰還、再走できずに走行時間を失った。
またハミルトン(メルセデス)は再びポーポシング(波動的な縦揺れ)を訴えている。
トップタイムはフェルスタッペンで1'43.372。
以下、ピアストリ(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)と続いた。

このあと17時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

ベルギーGPフリー走行1回目の結果はこちら
ベルギーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

ハースF1、オコン(現アルピーヌ)の加入発表

Esteban Ocon
E_ocon_car_l_2024072605090125日(木)ハースF1チームは現アルピーヌF1チームのエステバン・オコン(27歳:フランス)と2025年のレースドライバー契約を結んだことを正式発表した。
契約は複数年とされる。

2016年に19歳の若さで当時のマノー・レーシングからF1デビューを果たしたオコンは2019年にルノーF1チーム(現在アルピーヌ)に加入、優勝経験(2021年ハンガリーGP)もあるベテランだが、このところは同士討ちなどもありチームと折り合いが悪かった。

ハースF1の小松礼雄代表とはロータス・チーム時代に共に仕事をした旧知の仲でもある。

| | コメント (0)

ベルギーGPの週末、金・土曜日に雨の懸念

今週スパフランコルシャンを舞台に行われる2024年F1第14戦ベルギーGPの天気について、地元ベルギーの気象台は決勝レースが行われる日曜日は問題ないものの、フリー走行の金曜日には一時雨、そして公式予選の土曜日にも雨に見舞われる怖れがあると予報している。
なお同サーキットは標高400mほどの山間部にあり、天候の急変は珍しくない。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
7月26日(金) フリー走行 曇り一時雨 14- 20度 50%
7月27日(土) 公式予選 12- 17度 90%
7月28日(日) 決勝レース 曇り 12- 22度 20%

| | コメント (0)

2024/07/25

フェルスタッペン、戦略的エンジン交換か

Max Verstappen
M_verstappen_car_l_20240725112501レッドブル・レーシングは今週末迎えるベルギーGPで、マックス・フェルスタッペンのマシンのPU(パワーユニット)を交換して臨むようだ。

現在のレギュレーションではICE(エンジン)本体は年間3基までとされているためこれで全24戦を戦わなければならないが、当然のことながらシーズンが進むに連れてやり繰りが難しくなる。
そこで有力チームの中には戦略的に意図したエンジン交換が行われる場合がある。

4基目のICEを投入した場合、グリッド10番降格ペナルティが科せられるが、ベルギー、イタリアとパワー・サーキットが続くことやスパフランコルシャンは比較的オーバーテイクが容易であることから白羽の矢が立てられたようだ

なお同チームでは僚友ペレスがイギリスGPですでに各コンポーネンツ交換と合わせてグリッド降格ペナルティを受けている。

| | コメント (0)

ベルギーGPのスチュワードにエンリケ・ベルノルディ氏

Enrique Bernoldi
E_bernoldi_m
FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるベルギーGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(45歳:ブラジル)を指名した。

ベルノルディ氏のスチュワード就任は今季第12戦イギリスGP以来となるもので今季3度目、自身通算17度目ということになる。

同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。
なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。

| | コメント (0)

アルピーヌ、メルセデス・パワー搭載前倒しか

Alpine Renault
Renault_alpine_logo_m_202407241045012026年のレギュレーション変更に伴い、新PU(パワーユニット)計画の打ち切りも懸念されるアルピーヌF1チーム(ルノー・スポール)だが、噂されるメルセデス・パワーへの切り替えがさらに早くなるかも知れない。

これはチームの母体であるルノー社のルカ・デメオ/CEOを始めとする経営陣が、開発に掛かる巨額資金への費用対効果に強い疑問を抱いているためだ。

またさらに、英国大手の石油会社『BPカストロール』が先にザウバー(2026年からアウディF1)との独占テクニカル・パートナーシップ契約を発表したが、BPはこれまでルノーのパートナーだったことも噂に追い打ちを掛けている。

| | コメント (0)

2024/07/24

アウディF1、M.ビノット氏(前フェラーリ)獲得

Mattia Binotto
M_binotto_m2026年に現在のザウバー・モータースポーツを母体としてF1新規参入を計画しているアウディF1が、元フェラーリ・チーム代表だったマッティア・ビノット氏(54歳:イタリア)の獲得を発表した。
ポジションはザウバー・モータースポーツの最高執行責任者兼最高技術責任者(COO兼CTO)。

1995年にフェラーリ入りした同氏は、長くエンジン部門で開発責任者として活躍、2019年から2022年まではチーム代表を務めた。
すでにガーデニング休暇の対象外であるため、8月1日(木)からさっそく新天地で仕事をスタートさせるとのことだ。

| | コメント (0)

チームオーダー発揮か、マクラーレン

McLaren Racing
Hungp_206_20240723084801ハンガリーGP決勝レースでみごとな1-2勝利を果たしたマクラーレン・レーシングだが、ゴール直前に突然ノリスが1位のポジションを僚友のピアストリに譲ったことについて、チームオーダーが発動されたのではないか、と話題になっている。

これについて同チームのアンドレア・ステラ代表は、表向きチームオーダーの存在は否定したものの「勝利のためチームにはあらゆる作戦が存在する」と取材陣を煙に巻いた。

他チームの分析では、レース終盤に行われたWピットストップの際、2位だったノリスが順位を入れ替え想定外に首位に立ってしまったため、無線でポジションを戻すよう再三指示があったと推察されている。
それでもウィナーよりもスピードがあるところを見せつけたノリスは2位でも誇らしげだった。

| | コメント (0)

2024/07/23

FIA、F1用エアコン実車テストへ

Image
Hungp_205_20240723092901年々世界的な熱波が地球を襲っているが、F1マシンにもエアコン導入すべくその実車テストがこの夏休み明けにも行われる見通しであることがわかった。

これは昨年のカタールGPなど苛酷なコンディションでドライバーが体調不良になる例がみられたことからFIA(国際自動車連盟)がその対策の一環として開発を進めているもの。
テストはまず夏休み明けのオランダが予定されているとのことだ。

ただこの計画を聞いて、ハミルトン(メルセデス)など「F1にエアコンなどナンセンス」と一笑に付すベテランも多いようだ。

| | コメント (0)

ピアストリ(マクラーレン)、「優勝は優勝」

Podium Scene
Hungp_20621日(日)行われたハンガリーGP決勝レースで、みごとF1初優勝を遂げたオスカー・ピアストリ(22歳:オーストラリア)は、次のようにその喜びを爆発させた。

「レースドライバーなら誰でも夢見るグランプリ初優勝だもの、うれしくない筈がない。
それもF1デビューしてわずか18か月だよ。
こんなチャンスを与えてくれたメルセデスにはほんとうに感謝しかない。
最高の素晴らしいマンを用意してくれたチーム全員にお礼を言うよ」

チームの戦略から最後は勝利をノリスに譲られる形になったことについては、「優勝は優勝。チームにはいろいろ複雑な事情があるものさ」と、一蹴した。

| | コメント (0)

2024/07/22

角田裕毅のクラッシュは路面のせい

Image
Hungp_202ハンガリーGP公式予選でアタック中だった角田裕毅(RB)がコースアウト・クラッシュした原因は、どうやら縁石外側のグラベル部分に問題があったようだ。

これは、アクシデントを受け現場を調査したFIA(国際自動車連盟)のオフィシャルが示唆したもの。
それによれば5コーナー外側の芝生帯が通常より沈んでいて、あたかもソーセージ縁石のように小さな段差となっていたとのこと。
そのためコーナーで膨らみ、たまたま該当部分を通過した角田のマシンは大きく跳ね上がりコントロールを失って大クラッシュに繋がったと推測されたという。

これを受け現場は決勝レースを前に段差部の修正が図られたと報告されるが、しかしマシンが被った損害はあまりにも甚大なものとなった。

| | コメント (0)

角田裕毅(RB)の1ストップ成功に称賛の声

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_grid_l様々なタイヤ戦略が錯綜したハンガリーGP決勝レースで、唯一1ストップ作戦を敢行、みごと9位入賞を果たした角田裕毅を同チームのローレン・メキーズ代表が称賛した。

「ユウキは困難な1ストップ作戦を成功させ、アストンマーティンらライバルに競り勝ってみせた。
とりわけレース終盤の彼のタイヤ・マネージメントは誰にも引けを取らない素晴らしいものだった」

一方、「絶望的な損傷を受けたマシンをわずか24時間で完全に修復してくれた」とスタッフに感謝する角田裕毅に対し、同代表は「この入賞でユウキは十分な恩返しを果たしたよ」と、讃えた。

| | コメント (0)

2024/07/21

ハンガリーGPはマクラーレン勢が1-2勝利

Oscar Piastri
Hungp_106_202407220037017月21日(日)15時(日本時間:22時)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGP決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は曇り、気温は27度、路面温度47度、路面はドライコンディション、雨の心配はないとされる。
なおガスリー(アルピーヌ)はピットレーンスタートとなっている。

オープニングラップでピアストリがトップに。
34周目、ガスリー(アルピーヌ)がガレージに戻ってリタイヤに。
ハミルトンvsフェルスタッペンの3位争いが熾烈に。
これにルクレール(フェラーリ)が追い付く。
その後ハミルトンとルクレール(フェラーリ)がタイヤ交換に入る作戦でフェルスタッペンは順位を落とす結果に。
46周目、タイヤ交換のタイミングでノリスがピアストリを逆転、首位に戻る。
63周目、3位のハミルトンとフェルスタッペンが接触。
68周目、ノリスがチームの指示でピアストリを前に出す。

そのままピアストリが初優勝、マクラーレン勢が1-2フィニッシュ。
3位ハミルトン、4位ルクレール、5位フェルスタッペン、6位サインツ(フェラーリ)、7位ペレス(レッドブル)、8位ラッセル(メルセデス)、9位ワンストップ作戦で走りきった角田裕毅(RB)そして10位ストロール(アストンマーティン)までが入賞。

F1次戦は連続開催で7月28日(日)、第14戦ベルギーGPが行われる。

ハンガリーGP決勝レースの結果はこちら
ハンガリーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

「燃料不足だった」、ラッセル(メルセデス)

George Russell
Autgp_206_20240721150201第11戦オーストリアGPで優勝を遂げたばかりのジョージ・ラッセル(メルセデス)は20日(土)行われたハンガリーGP予選でなんとQ1で敗退。
その一因が搭載燃料の不足にあったことを明かした。

「赤旗中断のあと、最も路面が乾いたところでアタックに出た。
とてもいいペースだったのに、途中でアタックラップを走り切るだけの燃料が足りないことがわかったんだ。
ほんとうに悔しいよ。
こんなポジション(17番手)は僕らが予選でいるところじゃないからね。
それでもポイント獲得するだけの速さはある筈だから、明日は頑張らなければ」

なお僚友ハミルトンの方はQ3進出、5番グリッドを獲得している。

| | コメント (0)

角田裕毅(RB)、「チームに申し訳ない」

Yuki Tsunoda
Hungp_104_20240721091401今季8度目の進出となったハンガリーGP予選Q3、しかし2度目のアタックで痛恨のコースアウト・クラッシュを演じてしまったレーシング・ブルズの角田裕毅は、「チームに申し訳ない」と、自身のドライビングにミスがあったことを認めた。

「予選ではマシンのフィーリングが良く、あのラップでも手応え良く走れていて、おそらくはタイムアップもできると思っていた。
あの時、濡れた路面でわずかに膨らんでしまい、コースアウトしてしまったんだ。
そこまでは速かっただけにほんとうに悔やまれる。
一生懸命マシンを準備してくれたチームのみんなに申し訳ない」

それでもチームはカナダGP以来のWQ3進出を果たしていて、日曜日のポイント獲得に期待が掛かる。

| | コメント (0)

ハンガリーGP予選、角田裕毅(RB)クラッシュ

McLaren Racing
Hungp_106_202407210523017月20日(土)16時(日本時間:23時)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGP公式予選が行われた。

残念ながら天候はわずかに小雨、セッション開始時の気温は24度、路面温度29度、コースは軽いウェット部分のあるドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
各車ドライタイヤでのアタックに。
サージェント(ウィリアムズ)がブレーキングでコースオフ。
続いてペレス(レッドブル)がコースアウト・クラッシュ、赤旗中断に。
セッション再開後リカルド(RB)がトップタイムを記録。。
ここでの敗退はペレス(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、周冠宇(ザウバー)、オコン(アルピーヌ)、そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
コンディションはさらに良くなっている。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
レーシング・ブルズ勢は共にQ3進出。
ここでの敗退はヒュルケンバーグ(ハース)、ボタス(ザウバー)、アルボン(ウィリアムズ)、サージェント(ウィリアムズ)、そしてマグヌッセン(ハース)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
各車2度目のアタックに出たその時、なんと角田裕毅(RB)が大クラッシュ。
赤旗中断となり再開も残り2分13秒でリカルド(RB)以外はタイムアップならず。

ノリス(マクラーレン)か自身通算3回目のポールポジション獲得。
2番手ピアストリが続きマクラーレンが12年ぶりとなるフロントロウ独占の快挙となった。
3番手フェルスタッペン(レッドブル)、以下サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、リカルド(RB)、そして角田裕毅(RB)となった。

ハンガリーGP決勝レースは明日21日(日)15時(日本時間:223時)から全70周で行われる。

ハンガリーGP公式予選の結果はこちら
ハンガリーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

2024/07/20

フリー3回目、マクラーレン勢が席巻

McLaren Racing
Hungp_1067月20日(土)12時半(日本時間:19時半)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は26度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。

残り約37分、角田裕毅(RB)がノリス&ピアストリのマクラーレン勢に割って入る2番手タイムを記録、さらに僚友リカルド(RB)が2番手に飛び込む。
フェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢はひたすらロングランに務めているようだ。
残り5分、ハミルトン(メルセデス)が9コーナーでコースオフしてイエローフラッグに。

トップ争いはマクラーレン勢が席巻、ノリス1位、ピアストリ2位と気を吐いた。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、リカルド(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、角田裕毅(RB)、ハミルトン(メルセデス)というトップ10になった。

このあと16時(日本時間:23時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。

ハンガリーGPフリー走行3回目の結果はこちら
ハンガリーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

角田裕毅(RB)、サストラブルで時間失う

Yuki Tsunoda
Hungp_104ハンガリーGP初日、午前のフリー走行1回目セッションでは8番手発進と順当な滑り出しをみせたレーシング・ブルズの角田裕毅だったが、午後の2回目に入るとアップデート図ったサスペンションに問題が発生したということで20台中の19番手に留まった。

担当エンジニアによればトラブルはフロント・サスペンションのセットアップ中に生じたもので、問題点は判明しているものの時間内に解消には至らず予定したプログラムを消化することができなかったということだ。

多いチームでは25周ほどを周回した中で、角田はわずか13周に留まった。
明日午後の公式予選までには遅れを取り戻したいところだ。

| | コメント (0)

フリー2回目、ルクレールがクラッシュ

Hungaroring
Hungp_003_202407200709017月19日(金)17時(日本時間:24時)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は31度、路面温度49度、コースはドライコンディションとなっている。

残り約44分でルクレール(フェラーリ)が4コーナーの縁石に乗り上げてコースアウト・クラッシュ。
セッションは赤旗中断に。
残り約30分でセッション再開、ここからソフトタイヤでのアタックが一斉に開始される。
好調の周冠宇(ザウバー)がペレス(レッドブル)とあわやの場面を演じて緊張が走った。

ここでのトップタイムはノリス(マクラーレン)で1'17.788を記録、これにフェルスタッペン、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、リカルド(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、アロンソ(アストンマーティン)と続いた。
角田裕毅(RB)はサスペンションの不調で交換作業に入り、19番手に留まった。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる。

ハンガリーGPフリー走行2回目の結果はこちら
ハンガリーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

2024/07/19

フリー1回目、サインツ(フェラーリ)最速

Hungaroring
Hungp_0017月19日(金)13時半(日本時間:20時半)からハンガロリンクを舞台に2024年F1第13戦ハンガリーGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は30度、路面温度58度、コースはドライコンディションとなっている。

ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なおハースF1はヒュルケンバーグに替えて来季契約のオリバー・ベアマン(18歳:イギリス)を起用している。

特にアクシデント等もなく60分間のセッションは終了、トップタイムはサインツ(フェラーリ)1'18.713、これに0.276秒差でフェルスタッペン(レッドブル)が続いた。
以下、ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、周冠宇(ザウバー)、ノリス&ピアストリのマクラーレン勢、8番手に角田裕毅(RB)、ストロール(アストンマーティン)、ハミルトン(メルセデス)の順。
ペレス(レッドブル)は11番手、リカルド(RB)1番手だった

このあと17時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

ハンガリーGPフリー走行1回目の結果はこちら
ハンガリーGPの画像はこちら

| | コメント (0)

ハンガリーGPの週末、土曜日に一時雨の懸念も

今週ハンガロリンクを舞台に行われる2024年F1第13戦ハンガリーGPの天気について、地元ブダペストの気象台はフリー走行の金曜日、そして決勝レースが行われる日曜日は問題ないものの、公式予選の土曜日には一時にわか雨に見舞われる怖れがあると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
7月19日(金) フリー走行 曇り 21- 33度 5%
7月20日(土) 公式予選 曇り一時雨 20- 29度 40%
7月21日(日) 決勝レース 曇り 21- 32度 20%

| | コメント (0)

ハースF1、マグヌッセンとの契約終了を発表

Kevin Magnussen
K_magnussen_garage_lハンガリーGPを前にハースF1は今シーズン限りで同チームのレースドライバーであるケビン・マグヌッセン(31歳:デンマーク)がチームを離脱することを正式発表した。

マグヌッセンは2016年のチーム設立時からのメンバーだが、昨今はチームメイトであるヒュルケンバーグに競り負けるシーンが多く、放出が噂されていた。

同チームではすでにヒュルケンバーグのアウディF1移籍とフェラーリ主導によるオリバー・ベアマン(18歳:イギリス)の加入が決まっていて、これによりエステバン・オコン(アルピーヌ)の獲得が確実になったと思われる。

チーム史上最も長く在籍したドライバーであるマグヌッセンに対し、小松礼雄代表は「長年の貢献に感謝したい。
また、今後も何らかの形で共に働く方法を見つけたい」と苦しい胸の内を偲ばせた。

| | コメント (0)

ハースF1、2028年までフェラーリとの提携延長

Haas F1 Factory
Haas_factory_lハースF1チームは2026年までとされてきたフェラーリとのテクニカル・パートナーシップ契約をさらに2年間延長、2028年までとしたことを明らかにした。

同チームはマラネロのフェラーリ本社ファクトリー内に開発拠点を建設するなど密接な関係を深めてきたが、今回の延長により新PU(パワーユニット)の搭載、共通コンポーネンツの開発や運営のノーハウにドライバー人事斡旋まで新規約の次世代F1でも運命を共にすることになる。

2016年からF1新規参入を果たしたハースF1は当初からフェラーリ製パワーユニットを搭載、これまでコンストラクターズ最高ランキングは2018年(マグヌッセン&グロージャン)の5位となっている。

| | コメント (0)

2024/07/18

ハンガリーGPのスチュワードにリウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi
V_liuzzi_redbull_lFIA(国際自動車連盟)は今週行われる今季第13戦ハンガリーGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(43歳:イタリア)を指名したことを明らかにした。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のスペインGP以来となるもので自身通算20度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーとなっている。

| | コメント (0)

フェルスタッペン、不安は「視界障害」にも

Max Verstappen
Chigp_206_20240501103201昨シーズンと異なり、ここ2戦かつての王者メルセデスAMGチームに連勝を許すなど厳しい戦いを余儀なくされているレッドブル・レーシングだが、エースのマックス・フェルスタッペンにはまだ不安材料があるようだ。

それによればフェルスタッペンは2021年のイギリスGPで大クラッシュした際に見舞われた「視界障害」の問題にいまだ悩まされているのだという。
この時ハミルトン(メルセデス)と繰り広げた壮絶なバトル中、マシンはバリアにクラッシュ、そのとき受けた衝撃は実に50G以上にも達したとみられている。

それ以来フェルスタッペンは特に起伏が多いコースや広告看板が多いコースで視界に影響を受けていると説明している。
今シーズンはまだ半分を残しているが、引き続き厳しい戦いが続きそうだ。

| | コメント (0)

2024/07/17

ピレリ、2025年向け6番目のタイヤ用意

Pirelli Tyre
Pirelli_tyre_l現在F1にタイヤを独占供給するピレリタイヤでは、2025年シーズンの向け第6のドライタイヤの開発を進めていることを明らかにした。

同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングが示唆した所ではまだ正式決定はされていないものの、該当部分のタイヤ・レギュレーションの変更は間違いないところだという。

それによれば今年のドライタイヤはいずれも耐久性が高く、事実モナコGPなどではレース序盤に赤旗中断になったため、各車ワンストップ作戦で走破、ルールの空洞化をみせつけた経緯がある。

同氏によれば追加されるのは現行のC5よりさらに柔らかいC6(仮称)になるもので、このタイヤの場合スタートからレース距離を走り切ることは考え難いとのことだ。
なお実現に向けては年内に数回はテストで使われる必要がある。

| | コメント (0)

ザウバー、『BP』とテクニカル・パートナーシップ

BP
Bp_logo_mザウバー・モータースポーツは英国のエネルギー関連多国籍企業である『BP』とスポンサーシップ&テクニカル・パートナーシップ契約を締結したことを発表した。
これによりザウバーはBPと共同で次世代のオイルや持続可能な先進燃料等を開発していくことになる。

なお同チームはF1レギュレーションが大きく変更される2026年シーズンから新規参入を図るアウディF1の実働部隊になることが決まっていて、そのための重要な布石の一歩になるとみられている。

| | コメント (0)

2024/07/16

リアム・ローソン、今度はRBでテストへ

Liam Lawson
L_lawson_garage_l先にレッドブル・レーシングのマシンでフィルミングデー・テストを敢行したリザーブドライバーのリアム・ローソン(22歳:ニュージーランド)が、今度はRB(レーシング・ブルズ)のマシン(2年落ちのアルファタウリ)で再テストを行うことがわかった。

契約延長を発表したペレスの不調もあり、2025年のシートを巡って騒がしいレッドブル・グループだが、同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「一連のテストは以前から予定されていたもの」として、ドライバー人事に関わる噂の火消しに躍起だ。

なおローソンは来季、角田裕毅のチームメイト候補にも名前が挙げらグループグループ期待の新人だ。

| | コメント (0)

角田裕毅(RB)の2025年僚友にアイザック・ハジャー浮上

Isack Hadjar
I_hadjar_l来シーズンもレーシング・ブルズへの残留が決まっている角田裕毅だが、そのチームメイト候補にアイザック・ハジャーの名前が浮上してきたようだ。

まだ19歳のフランス人であるハジャー(ハジャル)はレッドブル期待のF2ドライバー。
先のイギリスGPフリー走行1回目セッションではペレスに替わってチャンピオン・チームの『RB20』を走らせる機会を与えられた。

しかもそれから1時間もしないうちに行われたF2予選でポールポジションを獲得すると、スプリントレースでは優勝、ランキングでも首位に躍り出る活躍をみせ、レッドブル首脳陣にその名を印象づけた。

もしも19歳の新人をリカルド(35歳)の後任に迎え入れることになれば、チームリーダーとして角田の責任は一気に重くなることだろう。

| | コメント (0)

2024/07/15

レッドブルのハイパーカー、価格10億円也

『RB17』
Redbull_rb17_lレッドブルは超高速のハイパーカー『RB17』を折りから開催のモータースポーツ・イベント『グッドウッド・フェスティバル』で正式発表した。

 

同チームの天才デザイナーであるエイドリアン・ニューイ氏(65歳:イギリス)が中心となって開発・製作された『RB17』はサーキット専用仕様で、自然吸気15,000rpmまで達するV10エンジンを搭載、最高速度350km/hに達するという。

 

2025年から生産を開始、年15台のペースで計世界限定50台とされるが、その顧客リストには驚くべき人物の名前があるとクリスチャン・ホーナー代表。
同代表によればその価格はなんと600万ポンド弱(約10億円)に達するとのことだ。

 

| | コメント (0)

2024/07/14

レッドブル、2026年仕様PUのプロトタイプお披露目

『RBPT00』
Redbull_rbpt00_mレッドブルが2026年仕様のF1PU(パワーユニット)のプロトタイプをお披露目した。

F1のレギュレーションは環境保護の観点から2026年より大きく変更されるこが決まっていて、ホンダ・パワーでタイトルを獲得したレッドブルはホンダのF1撤退表明を受けRBPT(レッドブル・パワートレインズ)を設立、かねて自社開発に取り組んでいたもの。

今回発表された『RBPT00』はそのプロトタイプになるもので、提携するフォードやドイツの大手電気関連会社『シーメンス』の最新エンジニアリング開発システムの協力を得て、大規模かつ短期間で開発が進められたという。

| | コメント (0)

フェラーリT/Dの離脱は「ニューイ氏就任の布石」説

Adrian Newey & C.Horner
A_newey_c_horner_l約20年間の長きに渡って跳ね馬チームの技術部門を支えたテクニカル・ディレクターのエンリコ・カルディーレ氏の離脱、さらには翌日行われたアストンマーティンF1への電撃加入発表はティフォシならずとも関係者を驚かせたが、その一方で空席となったフェラーリの技術部門責任者のポジションについては情報がないままだ。

そこで急速に高まっているのがエイドリアン・ニューイ氏(現レッドブル)獲得説の再燃。
つまりフェラーリ・チーム/テクニカル・ディレクターの座はニューイ氏のために空けてあるというもの。

フェラーリ移籍の噂について本人は終始これを否定してきたものの、関係が冷え込んだとされるクリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)は警戒心を解いていない。
そのニューイ氏の去就については遅くとも今年の9月には明確にされる筈だ。

| | コメント (0)

2024/07/13

レッドブル、ハンガリーで大幅アップデート投入へ

Max Verstappen
Gbrgp_104_20240713081301王者レッドブル・レーシングは、来週末ハンガロリンクで行われる第13戦ハンガリーGPに、規模の大きいアップデートを投入する方針を明らかにした。

今シーズンも両ランキングで首位を走る同チームだが、マクラーレンなど進境著しい他チームの追撃を受け明らかに昨シーズンまでのような戦力差は失われているのが実状。
とりわけフェルスタッペンはその傾向に強く警告を鳴らしている。

それによればアップデートは前戦フェルスタッペンのマシンにだけ使用された新設計のフロアパネルを始め、複数のエアロダイナミックスなどで構成されるもので、コース距離の短いハンガロリンクでも1周あたりコンマ1秒からコンマ2秒のタイムアップを目論むと豪語している。
ちなみに昨年のハンガリーGPでレッドブル・レーシング・デュオは1-3位を獲得している。

| | コメント (0)

ベルギーGP、2025年はスプリントレース方式に

Chinese GP Image
Chigp_302_20240712104301F1は2025年に行われるスプリントレース方式の対象レースを明らかにした。

それによれば2025年は中国GP、マイアミGP、オーストリアGP、アメリカGP(オースティン)、ブラジルGP(サンパウロ)そしてカタールGPという全6戦。
レース数は2024年と同じ6レースだが、今年対象だったオーストリアGPが外れてベルギーGPと入れ替わることになる。

なお2025年フォーマットの詳細については今後協議のうえ発表される。

| | コメント (0)

2024/07/12

ウィリアムズ、結局ボタスの古巣復帰か

Valterri Bottas
いまだアレクサンダー・アルボンに並ぶもう一人の2025年レースドライバーが確定していないウィリアムズ・レーシングだが、結局2013年から201V_bottas_mercedes_l2_202407120818016年に掛けて在籍したバルテリ・ボタスの古巣復帰という可能性が高まってきたようだ。

同チームではこの2年間、アメリカでのF1人気上昇もありアメリカ人ドライバーのローガン・サージェントを起用してきたが、成績面ではいまいち首脳陣を納得させられずにいた。

そのため後任としてフェラーリを離脱するカルロス・サインツに焦点を絞って交渉を続けてきたとされるが、サインツ側の回答が遅れ結局決裂したと報じられている。
ボタスの復帰が実現すれば実に9年ぶりということになる。

| | コメント (0)

アストンマーティン、次戦アップデートに期待

Astonmartin
F_alonso_car_l_20240711110501前戦イギリスGPで7-8位とひさしぶりのW入賞を果たしたアストンマーティンF1だが、次戦ハンガリーGPにはさらなるアップデートを投入、再びコンストラクターズ5強の座を確固たるものにしたいとしている。

同チームのフェルナンド・アロンソによれば、開幕からここまで成績はマシンのポテンシャルやコンディション、レース戦略そしてライバルたちによって得られたもので、ドライバーの立場からは常に全力を尽くしてきたものとのこと。
ハンガリーGPで予定されるアップデートが功を奏するならば必ずや結果に結び付けてみせると自信を漲らせている。

目下ランキング上位のチームとはポイント差が開いており、また後方からはこのところ急速に力をつけてきたハースF1の足音が迫っている。

| | コメント (0)

2024/07/11

『ロレックス』、F1スポンサー撤退か

Rolex/B.Ecclestone
Rolex_f1_lF1のグローバル・スポンサーを務めるスイスの高級腕時計メーカー『ロレックス』だが、その座から撤退するというニュースが流れて注目を集めている。

広くモータースポーツの計時部門で貢献してきたロレックスはF1がバーニー・エクレストン氏時代にジャッキー・スチュワート卿の計らいによりF1とスポンサー契約を結んでいたもの。

今回の報道はスイス『ブリック』紙が報じたもので後任候補には『タグホイヤー』等で知られるフランスの多国籍企業『LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)』が浮上、F1の計時業務も引き継がれる見通しということだ。

| | コメント (0)

ハースF1、2026年トヨタと提携の仰天噂

Toyota Factory Germany
Toyota_factory_germany_m今シーズン、躍進著しいハースF1チームに驚くべき噂が伝えられた、
これはハンガリーの一部専門メディアが報じたもので、2026年トヨタが同チームにエンジン供給するというもの

当初両者の関係は小規模の技術提携程度とみられていたが、最新の報道によればトヨタが2026年仕様の新PU(パワーユニット)を開発、これをこのアメリカチームに独占供給するというものにエスカレートしているという。

ホンダと時を同じくしてF1から撤退したトヨタはその後WRC(世界ラリー選手権)やWEC(世界耐久選手権)等でタイトル獲得を果たしているが、F1と比べインパクトを欠いているのが事実。

なおF1時代にトヨタが本拠地として設立したドイツケルンには現在も大型の風洞設備等を誇っていて、アンドレッティら一部プライベートチームに貸し出されている。

| | コメント (0)

2024/07/10

フェラーリの技術首脳、アストンマーティンF1へ

Prancing Horse
Prancing_horse_l_20240710080401イギリスGP直後、フェラーリ・チームで約20年間技術部門で貢献してきた技術首脳が離脱、翌日にはアストンマーティンF1への加入が発表された。

移籍が明らかとなったのはフェラーリで約20年に渡り勤続、エアロダイナミックスやシャシー部門でテクニカル・ディレクターを務めたエンリコ・カルディーレ氏(49歳:イタリア)。
フェラーリの今季マシンである『SF-24』の開発にも携わったとされるが、戦績不振となると直ちに犯人捜しに繋がるのがこのチームの特色でもある。

一方、2026年に向け体制強化を図るアストンマーティンF1では強力な手駒を手にしたことになるが、ガーデニング休暇の慣習もあり、実際の稼働開始は2025年になってからになるとみられる。
なお新天地でのポジションは新設の(CTO)チーフ・テクニカル・オフィサーになるということだ。

| | コメント (0)

感涙の価値あったハミルトンの英GP勝利

Lewis Hamilton
Gbrgp_206_202407091049012021年以来、実に3年ぶりとなる勝利を決め、レース後の感涙に咽ぶシーンが印象的だったメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだったが、この勝利にはそれだけの価値があったようだ。

まず母国グランプリは誰にとってもうれしい華の舞台だが、ハミルトンはここシルバーストーンで段トツの1位となる通算9勝目を記録、地元ファンの歓声を浴びた。
ちなみにこの勝利はレース連続無勝利記録にも終止符を打つもので、また現役最年長のF1レース優勝者にもなった。

さらにここシルバーストーンでの表彰台獲得は12回連続、同サーキットでの表彰台獲得は通算15回目となり、単一サーキットでの新記録を更新。
表彰台獲得回数は通算199回目、メルセデスでは150回目となった。

また2023年の優勝者は計3人だったのに対し、2024年のF1はここまで半分の12レースで6人目を記録した。
さらにハミルトンが初優勝から今回の優勝まで17年1か月で、キミ・ライコネンの15年を更新してみせた。

| | コメント (0)

2024/07/09

再び高まるペレス(レッドブル)更迭の声

Sergio Perez
S_perez_win_m_20240709090301収まることを知らないセルジオ・ペレス更迭の噂に、いち早く残留契約の延長を発表したレッドブル・レーシングだったが、今回のイギリスGPでも繰り返された大不振に交替の声はさらに勢いを増すばかりだ。

こうした動きを受け、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーはイギリスGP終了後もいち早くにペレス擁護の見解を『スポーツ1』に展開した。

しかしそれでも後退の可能性を伝える報道は収まらず、メディアはリザーブドライバー゛あるリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)の昇格など後任探しに躍起なっているようだ。
なおチームとの新しい契約ではフェルスタッペンとのポイント差が100点以内(現在すでに137点)という成績条項があると一部に伝えられている。

| | コメント (0)

ハースF1、オコン(アルピーヌ)と来季契約の噂

Esteban Ocon
E_ocon_car_l_20240708140201まだ正式発表はないものの、イギリスGPの週末、シルバーストーンのパドックにはハースF1チームが現アルピーヌF1であるエステバン・オコン(27歳:フランス)と来季のレースドライバー契約を結んだという噂が流れた。

今季ピエール・ガスリーとのコンビでオール・フランスチームを組んだオコンだが、思わぬ同士討ちなどもありアルピーヌからの更迭が報じられていたもの

なおハースF1ではニコ・ヒュルケンバーグの来季ザウバー移籍が確定しているが、その後任にはすでにFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の逸材オリバー・ベアマンの起用が決定している。

| | コメント (0)

2024/07/08

角田裕毅(RB)、「入賞は雨のおかげ」

Image
Gbrgp_201イギリスGP決勝レースを10位入賞で飾ったレーシング・ブルズの角田裕毅陣営は「入賞できたのは雨のおかげ」と振り返った。

これは同チームのジョディ・エジントン/テクニカルディレクターが次のように語ったもの。
「今回のイギリスGPは良くも悪くも雨に振り回された週末だった。
フリー走行では赤旗中断の原因を作ったりもしたけれど、決勝レースでは角田はインターミディエイトタイヤを上手く使い切ったと思う。
パフォーマンスの落ちたタイヤでよく辛抱して貴重な1ポイントを稼いでくれたよ。
次のハンガリーでは今回得られたデータを解析して活かしたい」

| | コメント (0)

イギリスGPは、ハミルトンが通算9勝目

Lewis Hamilton
Gbrgp_2067月07日(日)15時(日本時間:23時)からシルバーストーン・サーキットを舞台に2024年F1第12戦イギリスGP決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は曇り、気温は18度、路面温度37度、路面はドライコンディションとなっている。
なおペレス(レッドブル)かPU交換によりグリッド最後尾になることからピットレーンスタートを選択している。

オープニングラップでフェルスタッペンがマクラーレン勢を交わして順位を上げる。
一方ガスリー(アルピーヌ)はギヤボックストラブルでガレージに戻りそのままリタイヤに。
16周目、雨が降り出す。
ハミルトンが首位に立つがマクラーレン勢にポジションを明け渡す。
34周目、ポールスタートのラッセル(メルセデス)が冷却系のトラブルにより無念の戦線離脱。
角田裕毅(RB)はこれで9位にアップ。
40周目、ノリスがピットストップでもたつく間にハミルトンが首位に。

フェルスタッペンらの猛追を退け、ハミルトンが久々の優勝。
2021年のサウジアラビアGP以来となる自身通算104勝目、ここイギリスGPでは9回の優勝となった。
2位フェルスタッペン(レッドブル)、3位ノリス(マクラーレン)、4位ピアストリ(マクラーレン)、5位サインツ(フェラーリ)、6位ヒュルケンバーグ(ハース)、7位ストロール(アストンマーティン)、8位アロンソ(アストンマーティン)、9位アルボン(ウィリアムズ)、10位角田裕毅(RB)までがポイント獲得。
以下、サージェント(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、リカルド(RB)、ルクレール(フェラーリ)、ボタス(ザウバー)、オコン(アルピーヌ)、ペレス(レッドブル)、周冠宇(ザウバー)までが完走。
ラッセル(メルセデス)とガスリー(アルピーヌ)がリタイヤとなった。

F1次戦は7月21日(日)、第13戦ハンガリーGPとなっている。

イギリスGP決勝レースの結果はこちら
イギリスGPの画像はこちら
15

| | コメント (0)

2024/07/07

ハミルトン(メルセデス)、「最前列は想定外」

Mercedes AMG
Gbrgp_105イギリスGP公式予選で実に丸1年ぶりとなるフロントロウを獲得したメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、「最前列は想定外だった」と、喜びを表した。

「マシンの感触に手応えはあったけれど、まさかウチがフロントロウ独占するなんて思っていなかったよ。
ラッセルの果たした仕事を祝福したい。
明日はさらに素晴らしい結果を得るために、全力でサポートしたいと思っているよ」

イギリスGPでは段トツの8勝を誇るハミルトンはさらにイギリス人ドライバーがこのモータースポーツの聖地で上位を独占したことにも感慨を感じているとした。

| | コメント (0)

イギリスGP公式予選、メルセデス1-2!

Silverstone Circuit
Gbrgp_1067月06日(土)15時(日本時間:23時)からシルバーストーン・サーキットを舞台に2024年F1第12戦イギリスGP公式予選が行われた。
天候は回復、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
ここでの敗退はボタス(ザウバー)、マグヌッセン(ハース)、オコン(アルピーヌ)、ペレス(レッドブル)そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ここでの敗退はルクレール(フェラーリ)、サージェント(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)、周冠宇(ザウバー)そしてリカルド(RB)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
ポール争いはフェルスタッペンが脱落、イギリス人ドライバー同士の争いとなり結局ラッセル(メルセデス)がポールポジション獲得。
2022年ハンガリーGP以来、自身通算3回目の快挙となった。
2位はハミルトン(メルセデス)、以下ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、アロンソ(アストンマーティン)の順になった。

イギリスGP決勝レースは7日(日)15時(日本時間:23時)から全52周で行われる。

イギリスGP公式予選の結果はこちら
イギリスGPの画像はこちら

| | コメント (0)

2024/07/06

フリー3回目はラッセル(メルセデス)最速

Silverstone Circuit
Gbrgp_002_202407062143017月06日(土)11時半(日本時間:19時半)からシルバーストーン・サーキットを舞台に2024年F1第12戦イギリスGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇りだが、このセッション中にも雨が降る可能性がある。
開始時の気温は14度、路面温度16度、コースはダンプコンディションとなっている。

開始約8分、ガスリー(アルピーヌ)がコースオフグラベルベッドにはまって赤旗中断となった。
なおガスリーは複数のPU(パワーユニット)関連コンポーネンツの交換で決勝レースはグリッド最後尾のペナルティが決まっている。

ここでのトップタイムラッセル(メルセデス)が記録。
以下ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)と続いた。
レーシング・ブルズは角田裕毅14番手、リカルド18番手だった。

このあと注目の公式予選が行われる予定となっている。

イギリスGPフリー走行3回目の結果はこちら
イギリスGPの画像はこちら

| | コメント (0)

初日16番手の角田裕毅(RB)、「明日の準備」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_garage_l_20240706131701レーシング・ブルズの角田裕毅は、イギリスGP初日のフリー走行を午前のセッションはコースオフにより自ら招いた赤旗中断でほとんど走れず20番手。
午後はコースに復帰したものの、16番手に留まった。

これについて角田は次のように語っている。
「今日のフリー走行では予定していたプログラムが消化できず理想的なスタートが切れなかった。
それでも、FP2では多くのデータを収集することができ、今の自分たちの立ち位置が理解できていると思っている。
まだマシンは進化する余地があるし、明日の公式予選ではQ3進出を目指してさらにタイムは削られると思っている」

| | コメント (0)

イギリスGPフリー2回目もノリス(マクラーレン)

Silverstone Circuit
Gbrgp_006_202407060735017月05日(金)16時(日本時間:24時)からシルバーストーン・サーキットを舞台に2024年F1第12戦イギリスGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は18度、路面温度28度、コースはドライコンディションとなっている。

セッション中に雨に見舞われる心配があることから各車積極的に周回を重ねる。
事実、最後はウェットコンディションとなって終えた。
トップタイムは午前に引き続いて好調ノリス(マクラーレン)が記録、2番手も僚友ピアストリ(マクラーレン)。
続いてペレス(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ルクレール(フェラーリ)。
角田裕毅(レーシング・ブルズ)は16番手で初日の走行を終えた。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。

イギリスGPフリー走行2回目の結果はこちら
イギリスGPの画像はこちら

| | コメント (0)

2024/07/05

イギリスGPフリー1回目、角田裕毅(RB)ストップ

Silverstone Circuit
Gbrgp_0057月05日(金)12時半(日本時間:20時半)からシルバーストーン・サーキットを舞台に2024年F1第12戦イギリスGPフリー走行1回目セッションが行われた。

ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なおこのセッションではハースF1ではマグヌッセンに替えてオリバー・ベアマンが、アルピーヌF1がアルボンに替わってジャック・ドゥーハンが、レッドブルではペレスに替えてアイザック・ハジャルが、そしてウィリアムズではサージェントに替えてフランコ・コラピントがそれぞれ起用と報告されている。

開始約9分、角田裕毅(RB)がコースオフしてグラベルベッドにはまりセッションは赤旗中断に。
セッション終盤にはピアストリ(マクラーレン)かハイドロリック系のトラブルによりピットエントリーでストップ。

トップタイムはソフトタイヤを履いたノリス(マクラーレン)、。
以下ストロール(アストンマーティン)、ピアストリ(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)と続いた。

このあと16時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

イギリスGPフリー走行1回目の結果はこちら
イギリスGPの画像はこちら

| | コメント (0)

ガスリー(アルピーヌ)、PU交換でグリッド降格

Jack Doohan
J_doohan_m_20240705100801アルピーヌF1チームは、今週金曜日に行われるイギリスGPのフリー走行1回目セッションに、ジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)を起用することを発表した。

同チームのリザーブドライバーであるドゥーハンはアルボンに替わって『A524』をドライブすることになる。
なおアルボンによれば、同選手のマシンは今回PU(パワーユニット)の主要コンポーネンツを交換したということで、規定により別途グリッド降格のペナルティを受けるということだ。

| | コメント (0)

レッドブル、ハジャルをフリー1回目に

Isack Hadjar
I_hadjar_lレッドブル・レーシングは今週金曜日に行われるイギリスGPのフリー走行1回目セッションに、アイザック・ハジャル(19歳:フランス)を起用することを発表した。

レッドブル育成ドライバーの一員で昨年もメキシコとアブダビでフリー走行セッションに参加した経験を持つハジャルは現在F1傘下のF2シリーズに参戦、ランキング2位に位置する若手有望株の一人。
なおマシンはペレスのものになる予定ということだ。

| | コメント (0)

イギリスGPの週末、3日間とも雨の懸念

今週シルバーストーン・サーキットを舞台に行われる2024年F1第12戦イギリスGPの天気について、地元ノーサンプトンシャー州の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日そして決勝レースが行われる日曜日の3日間いずれもにわか雨に見舞われる怖れがあると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
7月05日(金) フリー走行 曇りないし雨 10- 18度 60%
7月06日(土) 公式予選 曇りないし雨 9- 17度 60%
7月07日(日) 決勝レース 曇りないし雨 9- 17度 60%

| | コメント (0)

2024/07/04

ハースF1、オリバー・ベアマンとの契約発表

7月4日(木)、ハースF1チームはリザーブドライバーであるオリバー・ベアマン(18歳:イギリス)と2025年のレースドライバー契約を結んだことを正式発表した。
契約は複数年。

| | コメント (0)

英GPのスチュワードにエンリケ・ベルノルディ氏

Enrique Bernoldi
E_bernoldi_mFIA(国際自動車連盟)は今週末行われるイギリスGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(45歳:ブラジル)を指名した。

ベルノルディ氏のスチュワード就任は第4戦日本GP以来となるもので今季2度目、自身通算16度目ということになる。

同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。

| | コメント (0)

レッドブル、英GPで『RB20』に特別カラーリング

『Redbull RB20』
Gbrgp_001レッドブル・レーシングは今週行われるイギリスGPに投入する特別カラーリングを施した『RB20』をお披露目した。

この特別カラーリングは、レッドブルのファンサイトである『REBL CUSTMS』を通じて昨年に続きファンが作成したカラーリングを使用することになったもの。

イギリスGPで採用されたのは、タイのファンであるチャラジ・スバニッシュさんがデザインしたもので、全体に赤みが強調されたものになっている。

| | コメント (0)

ニキータ・マゼピン(ロシア)、GTカーで復活へ

Nikita Mazepin
N_mazepin_l_20240703122601ロシアによるウクライナ侵攻によるEU(欧州連合)の制裁でレース生活の断念を強いられていたニキータ・マゼピン(25歳:ロシア)が、悲願だった現場復帰を果たすことになりそうだ。

マゼピンへの制裁は当時主要スポンサーだったウラルカリにも影響することでハースF1チームとの訴訟問題にも波及する大きな事態となったが、今年3月に一応の結着をみていたもの。

制裁当時、現役のF1ドライバーだったマゼピンだが、復帰はGTレースということでテストはLMGT3マシンで行われ、マゼピンは数年ぶりにEU圏に入りハンガリー国内で実施されたということだ。

| | コメント (0)

2024/07/03

ウィリアムズ、コラピントを英GPフリーに起用へ

Franco Colapinto
F_colapinto_williams_lウィリアムズ・レーシングは、今週金曜日に行われるイギリスGPのフリー走行1回目セッションに、フランコ・コラピント(21歳:アルゼンチン)を起用することを発表した。

コラピントは同チームのドライバー・アカデミー・プログラムのメンバーで、F1傘下のF3やF2に参戦するだけでなく、10代のうちからスポーツカーレースのルマン24時間レースに挑戦するなど経験豊富。

なおこれにより同チームではローガン・サージェントが待機することになる。

| | コメント (0)

フェルスタッペン、ノリスの動きに「納得できない」

Battle Image
Autgp_205_20240702103601オーストリアGPの勝敗を左右した決勝レース終盤のバトルについて、最大の「被害者」であるフェルスタッペン(レッドブル)は、ノリス(マクラーレン)の動きに「納得できない」と、不満げな姿勢をみせている。

それによればフェルスタッペンはコース形状の特性もあるとしたものの、ノリスのマシンとタイヤどうしが接触したのにはノリスの無理なライン取りが原因にあったと指摘しているもの。

この接触事故でダメージを負ったフェルスタッペンはそれでもなんとか復帰して5位でフィニッシュできたが、一度は首位に躍り出たノリスのほうは結局リタイヤを余儀なくされている。
ただ周囲の反応は必ずしもフェルスタッペン擁護とは言えないようだ。

| | コメント (0)

2024/07/02

ピアストリ(マクラーレン)、「次は真ん中に」

Oscar Piastri
Spngp_205_20240702090001波乱の結末をかいくぐり、オーストリアGP決勝レースで2位表彰台を獲得したマクラーレン・レーシング期待の新星オスカー・ピアストリ(23歳:オーストラリア)だったが、当然のことながら一番高い真ん中への意欲を隠さなかった。

F1におけるピアストリの表彰台は今回が通算4度目のことになるが、内容は3位1回、2位が3回で、スプリントレースでは1度あるものの本番レースでの優勝はまだ未経験。
今回は「これまでで最も初勝利に近付いた」と口にするほど、逸勝を惜しんだ。

次戦イギリスGPの舞台シルバーストーン・サーキットは最も走り込んでいて、最も好きだと広言するコース。
F1初優勝の夢は意外に早く訪れるかも知れない。

| | コメント (0)

ステラ代表(マクラーレン)、「対処が後手」

Image
Autgp_205王者フェルスタッペンをあと一歩のところまで追い詰めながら、オーストリアGP勝利に届かなかったマクラーレン・レーシングのアンドレア・ステラ代表は、アクシデントの遠因として過去に「対処が後手になったこと」があるとの独自見解を披露した。

それによればフェルスタッペンは若い時期から類い稀な闘争心を有していてこれまでにもしばしばそれが問題を起こす原因になってきたと分析。
「少なくとも3年前にはわれわれは彼を指導すべきだった。
しかし誰もがそれを放置してきたことが、今回の接触事故にも繋がっている。
明らかに、われわれ全員が反省すべきところだ」

流石に過去、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネンらチャンピオンを育てた名エンジニアだけのことはある大局的な見解だ。

| | コメント (0)

2024/07/01

角田裕毅(RB)、ペース上がらず戦略も不発

Image
Spngp_106_20240701141601オーストリアGP決勝レースを14位と期待外れの結果に終わった角田裕毅、レーシング・ブルズ)陣営では、「ペースが上がらず戦略も不発だった」とエンジニアがレースを振り返った。

それによればチームは二人のレース戦略を分け、リカルドを10周目にタイヤ交換した一方で角田の最初のスティントを21周目まで引っ張る作戦を採ったという。
その後、角田はハードタイヤで44周目まで走行し、最終スティントて新品のハードタイヤを投入したものの時すでに遅く、挽回は叶わずポイント圏外に留まる結果に。

チームでは入賞を果たしたリカルドのデータと比較分析を行い、次戦に活かすとしている。

| | コメント (0)

ハースF1代表、「実力で得た結果」

小松礼雄
A_komatsu_l_20240701074301オーストリアGP決勝レースを6-8位のW入賞という今季最高の成績で飾ったハースF1チームでは、今年から就いた小松礼雄代表が「実力で得た結果」であると喜びを表した。

「今回の結果はチームの全員にとってとても喜ばしいものだ。
実力でレッドブル(ペレス)に勝ったんだからね。
シーズンを送っていると時には不運に見舞われることもあるけれど、こうして素晴らしい瞬間に巡り会えることもある。
今日はすべてがうまくいったよ。
この喜びをチーム全員で分かち合いたい」と、現在日本人唯一のF1チーム代表。

今回のW入賞によりハースF1が中団グループから抜け出すきっかけになるか期待が集まる。

| | コメント (0)

« 2024年6月 | トップページ | 2024年8月 »