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2024年6月

2024/06/30

オーストリアGPは、ラッセル(メルセデス)優勝

Redbull Ring
Autgp_002_202406302358016月30日(日)15時(日本時間:22時)からレッドブルリンクトを舞台に2024年F1第11戦オーストリアGP決勝レースが全71周で行われた。
レーススタート時の天候は曇り、気温は29度、路面温度46度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップからフェルスタッペンが終始レースをコントロール。
しかし63周目、攻防を続けていたフェルスタッペンとノリス(マクラーレン)が接触。
共にマシンにダメージを負って後退、レースはバーチャル・セーフティカーに。
67周目、5位まて後退していたフェルスタッペンに10秒のタイムペナルティが通告される。

結局優勝は漁夫の利でラッセル(メルセデス)の手に。
2022年ブラジルGP以来の自身通算2勝目となった。
2位ピアストリ(マクラーレン)、3位サインツ(フェラーリ)、4位ハミルトン(メルセデス)、5位フェルスタッペン、6位ヒュルケンバーグ(ハース)、7位ペレス(レッドブル)ね8位マグヌッセン(ハース)、9位リカルド(RB)、10位ガスリー(アルピーヌ)までが入賞。
以下、ルクレール(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、角田裕毅(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、ボタス(ザウバー)、周冠宇(ザウバー)、アロンソ(アストンマーティン)、サージェント(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤとなったのはノリス(マクラーレン)の1台となった。
なお今後ペナルティの追加により順位の変動も考えられる。

次戦は連続開催で第12戦イギリスGPが予定されている。

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角田裕毅(RB)、不適切発言で罰金640万円

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_garage_l_20240630094501オーストリアGPのレーススチュワード(審査委員)は、29日行われた公式予選中、レーシング・ブルズの角田裕毅に障がい者を侮蔑するような不適切な発言があったとして罰金4万ユーロ(約640万円)を科したことを明らかにした。
ただしその半額2万ユーロは執行猶予として、2024年末まで同様の再犯がなければ免除するとしている。

角田は公式予選Q1の終盤、ピット前のファストレーンに並んでいるところをクルーに誘導された周冠宇(ザウバー)に前に入られ、その際無線で暴言を口にしたということだ。
暴言について角田は、英語が母国語ではないため誤解を招く不注意な発言になってしまったと釈明、謝罪している。

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角田裕毅(RB)、暴言でペナルティも

Yuki Tsunoda
Autgp_006_2024063005040129日行われたオーストリアGP公式予選中、レーシング・ブルズの角田裕毅が暴言を吐いたとしてFIA(国際自動車連盟)が調査に入っていることがわかった。

それによれば角田は公式予選Q1の終盤、ピット前のファストレーンに並んでいるところをクルーに誘導された周冠宇(ザウバー)に前に入られたとみられる。
その際無線で暴言を口にしたということだ。

無線での暴言について角田には前科があり、レーススチュワード(審査委員)の判断によってはペナルティが科せられる可能性がある。

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オーストリアGP予選、フェルスタッペンがPP

Max Verstappen
Autgp_101_202406300017016月29日(土)16時(日本時間:23時)からレッドブルリンクを舞台に2024年F1第11戦オーストリアGP公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は37度、路面温度41度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
サインツ(フェラーリ)がトップタイム。
レーシング・ブルズは角田裕毅8番手、リカルド9番手で突破。
ここで敗退となったのはアルボン(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ボタス(ザウバー)、サージェント(ウィリアムズ)、周冠宇(ザウバー)の5台。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
ここで敗退となったのはリカルド(RB)、マグヌッセン(ハース)、ガスリー(アルピーヌ)、角田裕毅(RB)そしてアロンソ(アストンマーティン)の5台。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
ポールシッターはここでもフェルスタッペン(レッドブル)で、今季ロマーニャGP以来となる8回目、自身通算40回目の快挙。
2位はノリス(マクラーレン)、3位ラッセル(メルセデス)、4位サインツ(フェラーリ)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位はベストタイムをトラックリミットで取り消されたピアストリ(マクラーレン)、8位ペレス(レッドブル)、9位ヒュルケンバーグ(ハース)、10位にオコン(アルピーヌ)というグリッドになった。

オーストリアGP決勝レースは30日(日)15時(日本時間:22時)から全71周で行われる。

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2024/06/29

フェルスタッペンがスプリント優勝

Max Verstappen
Autgp_1016月29日(土)12時(日本時間:19時)からレッドブルリンクを舞台に2024年F1第11戦オーストリアGPのスプリントレースが行われた。
その名の通り、本番より短い100キロ24周となっている。
天候は曇り、レース開始時の気温は28度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。

スタートがシグナルの不調かやり直しで1周減算に。
レース序盤、マクラーレン・デュオが激しくフェルスタッペンを追いたてる。
優勝はフェルスタッペン(レッドブル)。
2位にピアストリ(マクラーレン)、3位ノリス(マクラーレン)。
以下、ラッセル(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)までが入賞。

さらにマグヌッセン(ハース)、ストロール(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、ガスリー(アルピーヌ)、角田裕毅(RB)、ヒュルケンバーグ(ハース)、リカルド(RB)、アロンソ(アストンマーティン)、サージェント(ウィリアムズ)、アルボン(ウィリアムズ)、ボタス(ザウバー)そして周冠宇(ザウバー)の順で全車完走となった。

この後オーストリアGPは日曜日の決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行われる。

オーストリアGPスプリントレースの結果はこちら
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角田裕毅(RB)、「SQ2敗退は自分のミス」

Yuki Tsunoda
Autgp_006_20240629084101今年2度目となるスプリント予選を14番手で終えたレーシング・ブルズの角田裕毅はしかしSQ2で敗退したことを悔やんだ。

「正直、この予選結果には満足しいない。
なぜならSQ2を突破できなかったのは SQ1で最後にコースアウトしてしまったせいでマシンが完全な状態にはなかったから。
だから今回SQ3に進出できなかったのは僕自身に責任があること」として、フロアパネルあたりを損傷させたことを示唆した。

それでも予選結果はチームメイトを上廻っていて、そのリカルドのほうは「まだアップデートした部分を自分のものにできていない」と、前戦に続き苦戦していることを隠していない。

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スプリント予選、角田裕毅(RB)SQ2敗退

Redbull ring
Autgp_005_202406290024016月28日(金)16時30分(日本時間:23時30分)からレッドブルリンクを舞台に2024年F1第11戦オーストリアGPのスプリントレース予選が行われた。
全20台中、下位5台がノックアウトとなるSQ1は12分間、さらに下位5台がノックアウトとなるSQ2は10分間、最後のSQ3は8分間と、いずれも本来の公式予選より短くなっている。
天候は曇り、セッション開始時の気温は27度、路面温度43度、コースはドライコンディションとなっている。

最初のSQ1、トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)。
2日目のアタックでコースオフした角田裕毅(RB)はそれでも15番手で突破。
ここでの敗退はリカルド(RB)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ボタス(ザウバー)、アルボン(ウィリアムズ)そして周冠宇(ザウバー)の5台となった。

続くSQ2ではマグヌッセン(ハース)、ストロール(アストンマーティン)、アロンソ(アストンマーティン)、角田裕毅(RB)、サージェント(ウィリアムズ)の5台が敗退。

残り10台で争われたSQ3の結果、明日のスプリントレースはフェルスタッペン(レッドブル)がポールポジション。
以下、ノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、オコン(アルピーヌ)、ガスリー(アルピーヌ)そしてルクレール(フェラーリ)というトップ10になった。
ルクレールはマシントラブルでチェッカーフラッグに間に合わずノータイムというドタバタだった。

明日・土曜日はスプリント決勝レースと日曜日に行われる本番決勝レースのグリッドを決める公式予選が行われる予定となっている。

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2024/06/28

角田裕毅(RB)、オーストリアGPフリー走行9番手

Redbull ring
Autgp_0016月28日(金)12時半(日本時間:19時半)からレッドブルリンクを舞台に2024年F1第11戦オーストリアGPフリー走行セッションが行われた。
新しいスプリントレース・レギュレーションによりフリー走行はこの1回だけになっている。
天候は曇り、セッション開始時の気温は22度、路面温度32度、コースはドライコンディションとなっている。

ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお昨年騒動の種になったトラックリミット問題をクリアにするため、コーナーのクリップ部分に人為的にグラベル箇所を設け、カットするメリットを取り除く対策が採られている。

トップタイムはチームのホームコースであるレッドブルのフェルスタッペンの1'05.685。
以下、ピアストリ(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(RB)、アルボン(ウィリアムズ)と続いた。
ペレス(レッドブル)は12番手、リカルド(RB)は16番手。
この後16時半(日本時間:23時半)から土曜日に行われるスプリントレースのスターティンググリッドを決めるシュートアウトが行われる。

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ガスリー&ストロール残留発表される

オーストリアGPのフリー走行を前に、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)とランス・ストロール(アストンマーティン)の残留がそれぞれ発表された。

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オーストリアGPのスチュワードにジョニー・ハーバート氏

Johny Herbert(Center)
J_herbert_sauber_duo_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われる第11戦オーストリアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーであるジョニー・ハーバート氏(60歳:イギリス)を指名したことを明らかにした。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のオーストラリアGP以来で、自身通算3回目ということになる。

1989年にベネトンでF1デビューを果たしたハーバート氏は通算3勝を記録、日本では全日本F3000への参戦や1991年マツダ787Bによるルマン24時間レース総合優勝等で馴染み深い。

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オーストリアGPの週末、3日間とも雨の懸念

今週レッドブルリンクを舞台に行われる2024年F1第11戦オーストリアGPの天気について、地元スピールベルク州の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日そして決勝レースが行われる日曜日の3日間いずれもにわか雨に見舞われる怖れがあると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
6月28日(金) フリー走行 曇りないし小雨 14- 27度 10%
6月29日(土) 公式予選 曇りないし小雨 15- 27度 5%
6月30日(日) 決勝レース 曇りないし小雨 15- 26度 5%

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2024/06/27

シューマッハ、F1復帰へ起死回生のチャンス

Mick Schumacher
M_schumacher_pitgantry_l_202406270817012022年シーズンを以ってF1シートを喪失した元ハースF1チームのミック・シューマッハ(25歳:ドイツ)だが、ここに来て悲願のF1復帰に向け絶好のチャンスを掴んだようだ。

これは来週の第12戦イギリスGPを前にアルピーヌF1チームがポールリカール・サーキットで行われるプライベートテストへの参加が決まっているため。
テスト自体はジャック・ドゥーハンと共に2日間の予定で行われるもので以前から予定されていたものだが、ルノー・チームのかつてのボスであるフラビオ・ブリアトーレ氏の現場復帰が情勢を一変させるとみられるからだ。

来シーズン少なくともエステバン・オコンのシートが空く同チームでは、後任のレースドライバー候補としてカルロス・サインツ(フェラーリ)やバルテリ・ボタス(ザウバー)らベテランの名前が挙げられていたが、ブリアトーレ氏の復帰で選考はすべて白紙に戻ったとみられているものだ。

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メルセデス会長、フェルスタッペンに食指

Ola Kallenius
O_kallenius_lマックス・フェルスタッペンといえば、常勝軍団だったメルセデスAMGチームの牙城を打ち崩した張本人だが、そのメルセデスの会長であるオラ・ケレニウス/CEOにとっては愛しいラブコールの対象であるようだ。

これについて同会長は「2026年にF1はすべてが再スタートとなる。
そうなれば再び一番速いPU(パワーユニット)やマシンを用意できるのはわれわれということになる。
最高のドライバーは最高のマシンを求める。
フェルスタッペンといえども、われわれが第一の選択肢になること間違いないんだ」と、自信満々。

フェルスタッペンはレッドブルとの間に異例の長期契約を結んでいるが、2026年にはそこに栄光を支えたエイドリアン・ニューイ氏もホンダ・パワーもないのが現実となる。

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2024/06/26

サージェント(ウィリアムズ)にインディカー転向の噂

Logan Sargeant
L_sargeant_cockpit_l_20240626074301ウィリアムズ・レーシングはまだ2025年のドライバー・ラインナップを正式発表していないが、今年ルーキーとして抜擢されたローガン・サージェント(23歳:アメリカ)がレースシートを喪失するのは確実の状勢になっている。

そのサージェントに、北米で人気のインディカー・シリーズ挑戦の噂が広まってきた。
F1ドライバーからインディカーへの挑戦は珍しくないが、まだ23歳という若さでの転向は極めて少数のケースと言えるだろう。

今シーズン、同チームは開幕から苦戦が続いているが、とりわけサージェントの方はいまだノーポイントと低迷に苦しんでいる。
残念ながら急速に高まるアメリカでのF1人気の高まりに貢献できていないのが現実だ。

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ハースF1の「ロシア問題」が結着か

Nikita Mazepin
N_mazepin_l_20240625100101長年F1界を悩ませてきたロシアのウクライナ侵攻を巡るロシア企業への制裁問題にやっと結論が出たと報じられている。

伝えられるところによればスイスのSAC(スイス仲裁センター)は、ハースF1チームに対し、同チームのタイトル・スポンサーでニキータ・マゼピン(ロシア)を送り込んでいたロシアの巨大企業『ウラルカリ』に相応の補償金を支払うよう命じたというもの。

しかしこれについて対立する両者はいずれも自らに有利な解釈を主張していて、世間を納得させる結論には至らず依然として沼状態が続いている。

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2024/06/25

サインツ父、アルピーヌF1と交渉開始か

Carlos Sainz Jr.
C_sainz_ferrari_win_l_202406250816012025年のシートがまだ確定していないフェラーリ・チームのカルロス・サインツが、これまで話題に上がっていなかったアルピーヌF1との間で交渉を開始したとのニュースが流れて注目を集めている。

それによれば、先週行われたスペインGPの現場で、同選手の父親で元WRC(世界ラリー選手権)チャンピオンでもあるサインツ・シニア氏がアルピーヌF1チームのモーターホームに入るところを目撃されたというもの。

同チームはこれまでサインツの移籍先候補には挙げられていなかったが、かつてルノー時代に同チームを率いた辣腕監督であるフラビオ・ブリアトーレ氏の復帰が影響していると憶測さているようだ。

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ハミルトン、「久々の表彰台は格別」

Lewis Hamilton
Spngp_104_20240624143101スペインGP決勝レースで、今季初となる3位表彰台を獲得したメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン(39歳:イギリス)は、「久々の表彰台は格別」と、その感触を表した。

「もちろん真ん中がいけれど、やっとここまで辿り着いたんだ、気分は格別だよ。
よくここまで戻って来たものだね、これは大きな前進よ。
テッペンはまた次の機会に取っておこう。
今日はこれで最高さ」

ハミルトンが最後に表彰台に上がったのは2023年のメキシコGP以来、真ん中は2021年まで遡ることになる。

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2024/06/24

リカルド(RB)「問題点が見えない」

Racing Bulls
Spngp_106今回のスペインGPでレーシング・ブルズでは角田裕毅のチームメイトであるダニエル・リカルドも同様に原因不明の不調に頭を悩ませた。

それによればリカルドは、特にマシンの不調もなくレース戦略にも誤りはみられなかったにも関わらず、レースでは18位スタートの15位フィニッシュという平凡なリザルトに留まったことに首を傾げているという。

「結果はともかくチームの戦いには満足している。
ただ今回アップデートした部分についてはまだ理解が十分とはいえず、これから究明しなくてはならない」と優勝8回のベテラン。

見解は角田と同様だが、ただ不調の発生が重要な3連戦の初戦というのはチームにとっても最悪のタイミングと言えよう。

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スペインGPはフェルスタッペン優勝

Max Verstappen
Spngp_107_202406240011016月23日(日)16時(日本時間:23時)からバルセロナ・サーキットを舞台に2024年F1第10戦スペインGP決勝レースが行われた。
レーススタート時の天候は晴れ、気温は24度、路面温度41oZ、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップでラッセル(メルセデス)が首位に出るが、まもなくフェルスタッペン(レッドブル)に交わされる。
その後ノリス(マクラーレン)とメルセデスAMG勢の3台による厳しい2位争いが繰り広げられる。
48周目、ヒュルケンバーグ(ハース)にピットレーン速度違反で5秒のタイムペナルティが科せられる。
52周目、角田裕毅(RB)にも同じペナルティが科せられた模様。
優勝はフェルスタッペンで前戦カナダGPに続く今季7勝目で自身通算61勝目。
2位ノリス(マクラーレン)、3位ハミルトン(メルセデス)てハミルトンは今季初の表彰台。
以下、ラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ペレス(レッドブル)、ガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)までがポイント獲得。
続いてヒュルケンバーグ(ハース)、アロンソ(アストンマーティン)、周冠宇(ザウバー)、ストロール、リカルド(RB)、ボタス(ザウバー)、マグヌッセン(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)、サージェント(ウィリアムズ)が完走、リタイヤはゼロだった。

次戦は連続でスプリントレースのオーストリアGPになる。

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2024/06/23

「コースかマシンか」悩む角田裕毅(RB)

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l3_20240623132001スペインGP公式予選で17番手に留まったレーシング・ブルズの角田裕毅は、「何が原因かまだ掴めていない」と、悩める胸中を明かした・

角田によれば、Q1最後のアタックラップは上手く行き確かな手応えが感じられたのだという。
しかしチームから無線で17番手と教えられ、耳を疑ったとのことだ。
本人としては、アップデートした箇所も正常に機能していてタイムが上がらない理由が思い当たらないのだという。
時間はないが決勝レースでどこまで挽回できるか注目だ。

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ストロール(アストンマーティン)に戒告処分

FIA
Fia_logo_m3_20240623100201スペインGPのレーススチュワード(審査委員)は、アストンマーティンF1のランス・ストロールに対し厳重注意の戒告処分を科したことを明らかにした。

それによればストロールは、フリー走行3回目セッション中、アタックラップを行った際にスロー走行していたハミルトン(メルセデス)に邪魔をされたと誤解、仕返しの幅寄せという危険行為を行ったというもの。

セッション後の検証の結果、ハミルトンからは謝罪の行為があった一方で、ストロールには故意にマシンを接触させた痕跡が確認されたということだ。

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スペインGP公式予選、ノリス(マクラーレン)PP

Barcelona Circuit
Spngp_001_202406230017016月22日(土)16時(日本時間:23時)からバルセロナ・サーキットを舞台に2024年F1第10戦スペインGP公式予選が行われた。

天候は晴れ 、セッション開始時の気温は24度、路面温度37度 、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
トップはハミルトン(メルセデス)。
ここで脱落したのはマグヌッセン(ハース)、角田裕毅(RB)、リカルド(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、そしてサージェント(ウィリアムズ)の5台。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
トップはフェルスタッペン(レッドブル)。゜
ここで脱落したのはームのアロンソ(アストンマーティン)、ボタス(ザウバー)、ヒュルケンバーグ、ストロール(アストンマーティン)そして周冠宇(ザウバー)の5台。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションはマクラーレン・レーシングのランド・ノリスが獲得.
2021年のロシアGP以来となる自身通算2度目の快挙となった。
2番手フェルスタッペン(レッドブル)、3番手ハミルトン(メルセデス)、以下ラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルピーヌ)、ペレス(レッドブル)、オコン(アルピーヌ)そしてピアストリ(マクラーレン)という結果になった。

スペインGP決勝レースは23日(日)15時(日本時間:22時)から全66周で行われる。

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2024/06/22

スペインGPフリー3回目、レーシング・ブルズ勢不調

Racing Bulls
Spngp_1066月22日(土)12時半(日本時間:19時半)からバルセロナ・サーキットを舞台に2024年F1第10戦スペインGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は27度、路面温度41度、コースはドライコンディションとなっている。

ここでも前半はハードタイヤでのロングラン、終盤にこの後の公式予選を見据えてのアタックラップとなった。
トップタイムはサインツ(フェラーリ)だが、ここから13台が1秒以内という接近戦になっている。
心配なのはレーシング・ブルズ勢で、リカルド16番手、角田18番手に留まった。

このあと注目の公式予選が行われる予定となっている。

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角田裕毅(RB)、「アップデート機能せず」

Yuki Tsunoda
Spngp_106スペインGP初日セッションをそれぞれ20番手&15番手と不本意な順位で終えた角田裕毅(レーシング・ブルズ)は、今回投入のアップデートがまだ期待に応えていないと説明した。

それによれば1回目セッションでは新設計のリヤウィングに異常な振動がみられたため、残りの走行ではDRS(可変リヤウィング)を閉じたままでの走行を強いられたという。
また別途冷却系にも不具合が確認されたとのこと。

いみじくも走行前のインタビューで本人が語ったとおり、アップデートが期待に応えていない状況に陥ってしまったようだ。

これについて角田は「アップグレードはそれぞれ機能しているが、しかし望んでいたペースには達していない。今日は何が足りなかったのか、すべてのデータをこれから見直してみなければならない」と語っている。

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スペインGPフリー2回目、ハミルトン最速タイム

Barcelona Circuit
Spngp_005_202406220502016月21日(金)17時(日本時間:24時)からバルセロナ・サーキットを舞台に2024年F1第10戦スペインGPフリー走行2回目セッションが行われた。
引き続き天候は晴れ 、セッション開始時の気温は25度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。

多くのチームで序盤はフリー走行1回目で得られたデータやシステムの確認を行い、その後ソフトタイヤでアタック,最後にハードタイヤでのロングランというプログラムで行われた。

ここで最速タイムを記録したのはハミルトン(メルセデス)。
続いてサインツ(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(ザウバー)。
ペレス(レッドブル)は13番手、レーシング・ブルズは角田裕毅15番手、リカルド16番手と低迷した。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。

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2024/06/21

スペインGPフリー1回目、ノリスが最速

Barcelona Circuit
Spngp_0046月21日(金)13時半(日本時間:20時半)からバルセロナ・サーキットを舞台に2024年F1第10戦スペインGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度46度、コースはドライコンディションとなっている。

ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なおこのセッションでハースF1はヒュルケンバーグに替えリザーブドライバーであるオリバー・ベアマン(18歳:イギリス)を起用している。

最初の走行で2番手と好タイムをマークした角田裕毅(RB)たが、その後ガレージで内容不明の作業が続いて気掛かりだ。
約40分経過、アロンソ(アストンマーティン)のマシンからダクトとみられるパーツが脱落、デブリ(破片)回収のためセッションは約2分間赤旗中断に。

ここでトップとなったのはノリス(マクラーレン)。
これにフェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)と続いた。
レーシング・ブルズはリカルド15番手、角田は20番手だった。

このあと17時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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ラッセル(メルセデス)にレッドブル移籍の可能性

George Russell
G_russell_mask_l常勝だったメルセデスAMGチームに移籍して3シーズン目を迎えるジョージ・ラッセル(26歳:イギリス)だが、未だ1勝に留まる一方で2025年にレッドブル・レーシング移籍という仰天話がささやかれてきた。

だしこれに条件があり、まずすでに来季フェラーリ・チームへの移籍が決まったハミルトンの後任に現レッドブル・レーシングのチャンピオンであるフェルスタッペンが就くということ。
そしてそのチームメイトにかねて噂の新アンドレア・キミ・アントネッリ(17歳:イタリア)が抜擢された場合ということだ。

居場所を失う形となるラッセルだが、クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)からの評価は高いのだという。
いくつもの契約の制約を乗り越えなければ実現しない噂話だが、ここは何でも起こり得るF1である。

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スペインGPの週末、日曜日に小雨も

今週バルセロナ・サーキットを舞台に行われる2024年F1第10戦スペインGPの天気について、地元カタロニア州の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日はいずれも曇りであるものの決勝レースが行われる日曜日は軽い雨になる怖れがあると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
6月21日(金) フリー走行 曇り 17- 24度 5%
6月22日(土) 公式予選 曇り 14- 24度 5%
6月23日(日) 決勝レース 小雨 19- 22度 25%

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2024/06/20

スペインGPのスチュワードにリウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi
V_liuzzi_redbull_lFIA(国際自動車連盟)は今週行われる今季第10戦スペインGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(43歳:イタリア)を指名したことを明らかにした。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のロマーニャGP以来となるもので自身通算19度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーとなっている。

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アルピーヌF1、参戦体制見直しも

Alpine Renault
Alpine_a521_rear_l事実上ルノー社のワークスチームして参戦するアルピーヌF1に大きな体制変化が訪れるかも知れない。

これは同社のルカ・デメオ/CEOが示唆したもので、それによればF1変革の2026年、ルノーも他陣営と同様に現在開発が進められている新PU(パワーユニット)計画の打ち切りも含めて本社で再検討が始まっているというもの。

現実にプロジェクト打ち切りとなれば、F1のエンジン・サプライヤーが1社減少することになるが、その場合アルピーヌF1自体の供給元にはメルセデスやレッドブルなど意外な名前が挙げられているとのことだ。

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2024/06/19

ハースF1、ベアマンを金曜フリーに起用へ

Oliver Bearman
O_bearman_car_l_20240611123601ハースF1チームは、今週行われるスペインGPのフリー走行1回目セッションにリザーブドライバーであるオリバー・ベアマン(18歳:イギリス)を起用する方針を明らかにした。
マシンはヒュルケンバーグのものになる。

FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の一員でもあるベアマンは、今年のサウジアラビアGPで体調不良となったサインツの代役して急きょフェラーリ・チームから出走、みごと7位入賞を果たしてみせた期待の新人。

ベアマンはまた今年のロマーニャGPでもハースF1チームでフリー走行を担当しており、2025年の有力なレースドライバー候補として着々と実績を重ねている。

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バルテリ・ボタス、自転車レースで優勝

Valterri Bottas
V_bottas_bycycle_m現ザウバー・チームのレースドライバーであるバルテリ・ボタス(34歳:フィンランド)が、自らが主唱して設立された自転車レースに参戦、見事優勝したことが報告された。

それによればコースはフィンランドの約114キロになるグラベルロード。
優勝タイムでも3時間半という苛酷なものだ。

217人もの参加者の頂点に立ったボタスはF1ドライバーがアスリートとしても一流であるところを自ら証明してみせた。

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2024/06/18

2025年、角田裕毅(RB)の僚友候補にオコン浮上

Esteban Ocon
E_ocon_car_l_20240617101001レッドブル・グループのレーシング・ブルズは2025年のドライバーとしてすでに角田裕毅の契約延長を発表しているが、そのチームメイトについてはまだ未定のままだ。

これについて最有力なのはダニエル・リカルドの残留とみられているが、そのパフォーマンスについてはまだ首脳陣を納得させられたとは言い難い面もある。
その場合にはリザーブドライバーであるニック・デ・フリースの昇格も有力とみられている。

しかしここに来て浮上してきたのがアルピーヌF1から放出が決まったエステバン・オコン。
戦闘力不足が指摘される今季マシンでもその健闘ぶりは評価されているという。
ただそのアグレッシブ過ぎるドライビング・スタイルには賛否両論があり、角田の新たなチームメイトとしてはファンの立場から悩ましいところだ。

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2024/06/17

フェルスタッペン親子、オーストリアGPで初競演へ

Max & Jos Verstappen
M_j_verstappen_l現チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは父親のヨス氏も元F1ドライバーであることが知られているが、その二人の初競演が実現することがわかった。

それによれば来たる第11戦のオーストリアGP、レッドブル・グループのホームコースでもあるレッドブルリンクで、ヨス氏はグランプリのサポートイベントであるヒストリックカーによるデモンストレーションランで往時のレッドブル『RB8』マシンのドライバーを務めることになったとのことだ。

同じくヒストリックカーのドライバーには他にもゲルハルト・ベルガー氏やエマーソン・フィティパルディ氏、デビッド・クルサード氏らの参加が予定されているという。

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スーパーライセンスの年令制限改定へ

Andrea Kimi Antonelli
A_antonelli_mercedes_l_20240616152201FIA(国際自動車連盟)は、F1参戦に必要なスーパーライセンス発給の最低年令について見直しを行う方針を明らかにした。

現行のF1レギュレーションではスーパーライセンス発給の最低年令は満18歳以上と規定されているが、過去には18歳以下でデビューした例があり、現チャンピオンのマックス・フェルスタッペンもその一人だ。

現実的には、すでに発給ポイントの要件を満たしながらもまだ17歳であるメルセデスの秘蔵っ子アンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)の救済措置ということになりそうだ。
これによりアントネッリが偉大なるチャンピオン、ルイス・ハミルトン移籍の穴を埋める後継者になるかも知れない。

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2024/06/16

フェラーリ、ムジェロ・サーキットでタイヤテスト

Mugello Circuit
Mugello_circuit_lフェラーリ・チームはピレリタイヤと共に2025年仕様のタイヤテストをイタリアのムジェロ・サーキットを舞台に2日間の日程で行った。

マシンはフェラーリの『SF-24』で担当したのは初日がルクレール、2日目がサインツ。
今年、タイヤテストはバルセロナ、ヘレス、鈴鹿、そしてポールリカールに続く5回目。
当地でF1の公式プログラムが行われるのは2020年のトスカーナGP以来ということになる。

なお本来ドライタイヤ開発が主眼のテストだが、一時雨に見舞われたためその条件下ではインターミディエイトタイヤが使われた。

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2024/06/15

A.ニューイ氏フェラーリ移籍合意の報

Adrian Newey
A_newey_astonmartin_l_20240615092001かねて話題になっていたエイドリアン・ニューイ氏(65歳:イギリス、現レッドブル・レーシング)の移籍先がフェラーリ・チームに決まったと英ビジネス紙が報じた。

それによれば契約は2025年から2027年までの3年間で契約金は1億5千万ドル(約235億円)というとてつもないもの。
ただまだ公式発表はない。

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FIA、6月中に2026年F1技術規則最終決定へ

FIA
Fia_logo_m3_20240614123101F1は2026年シーズンから大きくレギュレーションの変更を予定しているが、その内容が6月中に最終決定、正式発表される見通しだ。

これについては暫定的に内容が示されていたものだが、準備の遅れている一部チームから10月まで延期が申し入れられていたとされる。
しかしメルセデスAMGチームがこれに反対する姿勢をみせたため、FIA(国際自動車連盟)は当初の通り最終決定を6月末までに決定することになった。

F1の大変革を前に、舞台裏では早くもチーム間による熾烈な駆け引きが始まっているようだ。

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2024/06/14

マグヌッセン(ハース)、F1残留に全力も

Kevin Magnussen
K_magnussen_car_lハースF1チームはまだ2025年シーズンのドライバー・ラインナップを明らかにしていないが、レースドライバーの一人であるケビン・マグヌッセンにとって厳しい状況になりそうだ。

というのも同チームではチームメイトだったニコ・ヒュルケンバーグのザウバー・チーム移籍が決まっているものの後任にはすでに現アルピーヌF1のエステバン・オコンの加入が有力となっている。
さらにもう一つのシートには新人起用の可能性が強く、フェラーリ・チームの秘蔵っ子であるオリバー・ベアマンの抜擢が噂されているからだ。

そうしたことから行き過ぎたアグレッシブなパフォーマンスにより問題児となっているマグヌッセンにとってハースに居場所はなくなりつつある。
本人は来季も残留を主張するが、残念ながら希望する継続には否定的な流れになっているようだ。

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2024/06/13

FIA、「2026年アクティブ・エアロ自動化せず」

DRS Image
Drs_ferrari_l2026年から行われるF1レギュレーション変更で、FIA(国際自動車連盟)はアクティブ・エアロと呼ばれる新エアロダイナミックスを導入する方針を示しているが、この作動について、自動化はしないことを表明した。

これは、F1マシンの前後ウイングのフラップを可動式とし、フラップを閉じてダウンフォースが最大限発揮されるZモードと、フラップが開いてダウンフォースと空気抵抗が削減されるXモードを切り替えるとされる、現行のDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の進化型といえる。

ただその作動がドライバー制御なのか、それとも自動制御なのかはこれまで不明だったため、チーム側から明確にするよう求められていたものだ。
これについてFIA技術部門は「まだ流動的ではあるものの、手動式を想定している」と回答したという。

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2024/06/12

観客乱入でカナダGP主催者に戒告処分

Image
Cangp_101_20240612102001カナダGPの主催者がFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)から戒告処分を受けていたことがわかった。

それによればレース後、まだ全車がパルクフェルメまで帰還していない段階で一部観客によるコース侵入を許したというもの。
幸い事故は起きなかったものの、大事に繋がりかねない危機を招いたと指摘した。
なお今回は戒告だけで罰金等は科されていない。

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ベアマン、来季ハースF1候補に浮上

Oliver Bearman
O_bearman_car_l_20240611123601今シーズン、ヒュルケンバーグ&マグヌッセンというラインナップで戦っているハースF1チームだが、来季のレースドライバーについてまだ明確でない。

少なくともヒュルケンバーグはザウバー・チームへの移籍が決まっているので一つ、またモナコGPでの失態でマグヌッセンも放出となれば二つレースシートが空くことになる。
その候補として挙げられているのが現アルピーヌF1のエステバン・オコンだが、ここに来てオリバー・ベアマン(18歳:イギリス)の名前も浮上しているようだ。

ベアマンは今年のサウジアラビアGPで体調不良となったサインツ(フェラーリ)の代役として跳ね馬チームから出走、みごと7位入賞を果たしてみせたFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の逸材。
またロマーニャGPでは金曜日のフリー走行1回目セッションでハースのマシンをすでに経験しているのも強みだ。

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2024/06/11

国歌斉唱の遅刻でレーシング・ブルズに罰金

FIA
Fia_logo_m4_20240611082501カナダGPのレーススチュワード(審査委員)は、レーシング・ブルズの角田裕毅が決勝レース前のセレモニーに遅刻したとして同チームに罰金1万ユーロ(約157万円)を科したことを明らかにした。

それによれば同選手はすべてのドライバーに義務付けられている主催国の国歌斉唱に遅刻したためという。
スチュワードは、国歌斉唱への参加はF1においてレース前の重要な手続きの一部であり、開催国への敬意を示すものであるとしている。

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ペレス(レッドブル)に次戦降格ペナルティ

FIA
Fia_logo_m3_20240610160601カナダGPのレーススチュワード(審査委員)はレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス
対し、次戦スペインGPで3グリッド降格のペナルティを科すことを明らかにした。

それによればペレスは決勝レース終盤の53周目、単独スピンしてタイヤバリアにクラッシュ、マシンにかなりのダメージを負ったにも関わらず、そのまま走行を続けコース路面にデブリ(破片)を散乱させて危険な状況を造り出した、というもの。

またレッドブル・レーシングに対して2万5000ユーロ(約393万円)の罰金を科すということだ。

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2024/06/10

角田裕毅(RB)、「痛恨のミス」

Yuki Tsunoda
Visa_vcarb01_m2_20240610125501カナダGP決勝レースで8番グリッドからスタート、ほとんどの周回をポイント圏内を走っていたレーシング・ブルズの角田裕毅だったが、ゴールまであと数周のところで痛恨のスピンアウトでを落としていき、70周のレースの65周目には9番手を走っていたが、スピン。14番手に後退した角田はその位置でレースを終えた。

これについてチームは「戦略は正しいものだったし判断も間違ってはいなかった」と説明した。
角田自身も「チームに申し訳ない」と自らのミスだったことを認めている。

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波乱のカナダGPはフェルスタッペン勝利

Max Verstappen
Cangp_105_202406100516016月9日(日)14時(日本時間:翌3時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2024年F1第9戦カナダGPの決勝レースが全70周で行われた。
レーススタート時の天候は曇り/小雨、気温は16度、路面温度21度、路面はウェットコンディションとなっている。

なおオコン(アルピーヌ)は前戦からの5グリッド降格ペナルティでグリッド最後尾に。
またボタス&周のザウバー勢はピットレーンスタートを選択している。

5周目サージェント(ウィリアムズ)がスピン、コースアウトしてひやり。
24周目、周冠宇(ザウバー)がストップ、セーフティカーが入る。
ノリスが3位に転落。
角田裕毅(RB)だけがまだタイヤ交換をせず、現在7位。
ペレス(レッドブル)がクラッシュでマシンを痛める。
続いてアルボン(ウィリアムズ)とサインツ(フェラーリ)が接触事故でセーフティカーに。
角田はペースが上がらず9位まで後退。
さらに67周目、コースオフした角田が14位まで落ちる。

優勝したのはフェルスタッペン(レッドブル)でロマーニャGP以来の今季6勝目自身通算60勝目を飾った。
2位ノリス(マクラーレン)、3位ラッセル(メルセデス)、4位ハミルトン(メルセデス)、5位ピアストリ(マクラーレン)、6位アロンソ(アストンマーティン)、7位ストロール(アストンマーティン)、8位リカルド(RB)、9位ガスリー(アルピーヌ)、そして10位オコン(アルピーヌ)までが入賞となった。
角田裕毅(RB)は14位だった。

カナダGP決勝レースの結果はこちら
カナダGPの画像はこちら

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レーシング・ブルズ、角田裕毅を絶賛

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l3_20240610024501角田裕毅との契約の1年延長を発表したレーシング・ブルズのローレン・メキーズ代表は、
「裕毅とは長いこと仕事をしてきたが、彼は間違いなく天性のスピードを備えている。
その上で年々みせる彼の向上はまさに驚異的でレースごとに私たち全員を驚かせ続けているよ」と賞讃。

一方、角田裕毅本人も「こうして早い時期に結論が得られて安堵している。
今後はレースに集中したいと、意欲をみせている。

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2024/06/09

カナダGP予選はラッセル(メルセデス)

Cangp_005_202406090650016月8日(土)16時(日本時間:翌5時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2024年F1第9戦カナダGPの公式予選が行われた。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

天候は曇り、セッション開始時の気温は20度、路面温度39度のドライコンディション。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
角田はフェルスタッペンに続く2番手。
ここで脱落したのはペレス(レッドブル)、ボタス(ザウバー)、オコン(アルピーヌ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、そして周冠宇(ザウバー)5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
雨の懸念もありコースは大混雑。
ここで脱落はルクレール&サインツのフェラーリ勢、サージェント(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、そしてガスリー(アルピーヌ)の5台。
角田は4番手で通過。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションはラッセル(メルセデス)が獲得。
2022年ハンガリーGP以来2度目の快挙となった。
2番手には千分の一まで同タイムでフェルスタッペン、3番手ノリス(マクラーレン)、4番手ピアストリ(マクラーレン)、5番手リカルド(RB)、6番手アロンソ(アストンマーティン)、7番手ハミルトン(メルセデス)、8番手角田裕毅(RB)、
9番手ストロール(アストンマーティン)そしてアルボン(ウィリアムズ)という結果に。

カナダGP決勝レースは9日(日)14時(日本時間:翌3時)から全70周で行われる。

カナダGP公式予選の結果はこちら
カナダGPの画像はこちら

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角田裕毅(RB)、来季の残留契約延長

レーシング・ブルズは同チームのレースドライバーである角田裕毅との契約の1年延長を正式発表した。
角田はこれにより5年間同じチームで戦うことになる。

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フリー3回目はハミルトン(メルセデス)最速

Gilles Villeneuve Circuit
Cangp_102_202406090351016月8日(土)12時半(日本時間:翌1時半)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2024年F1第9戦カナダGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り、、セッション開始時の気温は20度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。

開始早々約5分で周冠宇(ザウバー)がスピン、コースアウトして前日に続いて赤旗中断となった。
各車精力的に走りこんだ結果、トップタイムはハミルトン(メルセデス)。
続いてフェルスタッペン(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、ストロール(アストンマーティン)、ピアストリ(マクラーレン)、リカルド(RB)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)、そしてルクレール(フェラーリ)となった。
角田裕毅(RB)は15番手となっている。

この後注目の公式予選が行われる予定となっている。

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2024/06/08

カナダGPフリー2回目、角田裕毅(RB)8番手

Gilles Villeneuve Circuit
Cangp_0016月07日(金)17時(日本時間:翌6時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2024年F1第9戦カナダGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は20度、路面温度27度、コースはまだウェットコンディションとなっている。

再びウェット宣言と共にセッション開始、それでも各車積極的に周回を重ねる。
難しいコンディションの中、トップタイムを記録したのはアロンソ(アストンマーティン)む。
これにラッセル(メルセデス)、ストロール(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、リカルド(RB)、マグヌッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(RB)、アルボン(ウィリアムズ)、ペレス(レッドブル)と続いた。
フェルスタッペン(レッドブル)は18番手と低迷した。

明日はフリー走行3回目セッションと公式予選が行われる予定となっている。


カナダGPフリー走行2回目の結果はこちら
カナダGPの画像はこちら

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カナダGPフリー1回目はウェットコンディション

Gilles Villeneuve Circuit
Cangp_0016月07日(金)13時半(日本時間:翌2時半)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2024年F1第9戦カナダGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は17度、路面温度28度しかしセッション前に降った雨により、コースはウェットコンディションとなっている。

ピレリは5種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお既報のようにアルピーヌF1はオコンに替えリザーブドライバーのジャック・ドゥーハンを起用している。

路面コンディションを考慮し約20分遅れてセッション開始。
開始約10分、周冠宇(ザウバー)が5コーナーでクラッシュ、赤旗中断に。
残り約5分、一部のドライバーがドライタイヤに履き替えてタイム更新したがセッションは終了となった。

トップタイムはノリス(マクラーレン)、これにサインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)と続いた。
レーシング・ブルズはリカルド11番手、角田12番手だった。

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2024/06/07

アルピーヌ、ドゥーハンをフリーに起用へ

Jack Doohan
J_doohan_mアルピーヌF1チームは今週行われるカナダGPのフリー走行1回目セッションに、同チームのリザーブドライバーてあるジャック・ドゥーハン(21歳:オーストラリア)を起用することを明らかにした。
マシンは渦中の人エステバン・オコンのものになる。

昨季までF2シリーズを戦っていたドゥーハンだが、今シーズンはリザーブドライバーに専念すると共にグランプリ全戦でチームに帯同している。

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カナダGPの週末、金・土に一時にわか雨も

ジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に今週行われる2024年F1第9戦カナダGPの天気について、地元ケベック州の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日はいずれも曇りないし軽いにわか雨の心配があるものの決勝レースが行われる日曜日は曇りでコンディションに問題ないと予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
6月 7日(金) フリー走行 曇り一時雨 14- 24度 10%
6月 8日(土) 公式予選 曇り一時雨 14- 20度 25%
6月 9日(日) 決勝レース 曇り 13- 21度 0%

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2024/06/06

カナダGPのスチュワードにワーウィック氏指名

Derek Warwick
D_warwick_lFIA(国際自動車連盟)は今週末行われるカナダGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(69歳:イギリス)を指名した。
ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)であるワーウィック氏のスチュワード就任は今季前戦モナコGPに続くもので、自身通算50回目の就任。
これはエマニュエル・ピロ氏の43回を上廻るもので引き続き単独首位ということになる。

BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里選手とチームメイトだったことでも知られる。

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カナダGP、路面再舗装で懸念の声も

Gilles Villeneuve Circuit
G_villeneuve_circuit_l今週F1は本格的なヨーロッパ・ラウンドを前に北米に移動、カナダGPを迎えるが、そのタイヤについて懸念する声が聞かれている。

それによればカナダGPの舞台地ジル・ビルニューブはグランプリを前にサーキット全体に渡って路面の再舗装を行ったとのこと。
これについてF1にタイヤを独占供給するピレリタイヤのエンジニアは、持ち込まれたタイヤと路面のサーフェイス(表面)との相性は、実際にマシンを走らせてみなければわからないと慎重な見解をみせている。

持ち込むタイヤの仕様はすでに数か月も前に決まっていて、ピレリタイヤとしても難しいグランプリウィーク対応を迫られているのは事実だ。。

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レッドブル代表、「継続性と安定性が重要」

Christian Horner
C_horner_press_l_20240605154901大方の噂に反してセルジオ・ペレスの2年間の契約延長を決めたレッドブル・レーシングではクリスチャン・ホーナー代表が「チームにとって継続性と安定性が重要なこと」と、その背景を説明した。

「来年以降に向け、重要な状況となったこの時期に来年のラインナップを発表できるというのは幸いなことだ。
チャンピオンシップというのは継続性と安定性が何より重要なことになる。
その意味でペレスと合意できたのは素晴らしいこと。
彼の才能についてはまったく心配していないよ」

なおフェルスタッペンのほうは2028年まで長期契約を交わしているとのことだ。

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2024/06/05

ペレス(レッドブル)、契約2年延長

Redbull Duo
Redbull_duo_lレッドブル・レーシングは同チームのレースドライバーであるセルジオ・ペレス(32歳:メキシコ)について2年間契約を延長したことを正式発表した。
これにより同チームは2026年まで同じドライバー・ラインナップが継続されることになる。

チームメイトであるフェルスタッペンとの比較で難しい判断をチームは強いられたとみられるが、大事な2年間を引き続き現在の二人に託すこととなった。

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それでもリカルド(RB)残留の報道

Daniel Ricciardo
Romgp_106_202406050818018回の優勝など豊富なレース経験を評価されてレーシング・ブルズ入りしたダニエル・リカルド(34歳:オーストラリア)だったが、期待に反して不振が連続、今季中のシート喪失まで報じられる状況となった。
しかしここに来て来季の残留を報じるメディアが登場、注目を集めている。

これを報じたのはイタリアの専門メディア『フォーミュラ・ウノ』で、兄弟チームであるレッドブル・レーシングてチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナー氏がリカルドの残留を決定したと伝えている。
ちなみにレッドブルではこれまでヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーがグループ内のドライバー人事に強い影響力を及ぼしてきたと理解されている。

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混迷のサインツ、来季はウィリアムズ入りか

Carlos Sainz
C_sainz_ferrari_win_l_20240604095501ハミルトン(現メルセデス)が来季フェラーリ入りすることによりシートを失うことが確実になっているカルロス・サインツ(29歳:スペイン)の去就について、ウィリアムズ・レーシングと交渉していることが報じられ注目を集めている。

これはイタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えたもので、それによればウィリアムズに在籍するのは2025年の1年限りで、F1が大きく変動する2026年にはフェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシング入りを窺うというもの。
ただしまだこれを裏付ける具体的なものはない。

サインツには新規参戦予定のアウディF1が長期契約で接触したとされるが合意に至っていないとみられている。

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2024/06/04

アルピーヌF1、オコン今季で契約終了

Esteban Ocon
E_ocon_car_l_20240604085501アルピーヌF1チームは、同チームのレースドライバーであるエステバン・オコン(27歳:フランス)について、今季限りで契約を終了することを正式発表した。

2016年に当時のマノー・レーシングからF1デビューを果たしたオコンは2020年以来5シーズンに渡ってアルピーヌF1(ルノー)と共に戦ってきたが、モナコGPでのアクシデントの責任を問われるなど関係が急速に悪化していた。

来季の去就については近く発表されるとしている。
なおチームメイトであるピエール・ガスリーについては来季も残留の見込みとなっているが、『オールフランス』の体制は崩れそうだ。

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マクラーレン、戦闘力アップも疑心暗鬼

Lando Norris
Miagp_201_20240603090301マクラーレン・レーシングは、マイアミGPで『MCL38』に大幅なアップデートを投入、いきなりランド・ノリスの初優勝に貢献すると続くロマーニャGPやモナコGPでも連続して表彰台を獲得してみせている。
しかしこれについて同チームのアンドレア・ステラ代表は「手離しでは喜べない」と、慎重な姿勢を崩していない。

「間違いなくアップデートは功を奏している。
それは予選やレース結果に如実に表れているからね。
とりわけ低速域でのパフォーマンス向上は予想以上だが、しかしその原因は残念ながら良く分かってはいない。
アップデートにより得た利益を今後のレースで確実なものとするために因果関係を明確なものにしなければならないよ」

首脳陣は一様にこのところの好調を一過性のものにしてはならないと警戒を強めている。

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2024/06/03

ルクレール(フェラーリ)、モナコ初勝利でパリピ

Charles Leclerc
Mongp_202_20240603082801ホームグランプリであるモナコGPで念願の初勝利を遂げたフェラーリ・チームのシャルル・ルクレール(25歳:モナコ)は、早々にモナコから帰国の途に就いたライバルたちを尻目に夜通し祝賀パーティで盛り上がった。

「子どもの頃からF1レースは見ていたよ。
僕がスクールバスで通った道を、まさかF1マシンで走るとは思っていなかったけれどね」と笑うモナコっ子は、バッサー代表らと共にマリーナの水面に飛び込んだという。

ルクレールにとって2022年のオーストリアGP以来となる勝利で、これまで39戦連続で表彰台の高嶺を逃してきた記録にビリオドを打ったことになる。

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リバティ・メディアCEO、東南アジアを後押し

C.Carey/CEO & M.Verstappen
C_carey_m_verstappen_lF1の保有者であるリバティ・メディアは、今後東南アジア地域での開催を増やす方針を確認、かねて噂になっているタイGP開催の後押しを示唆した。

これは同社のグレッグ・マフェイCEOが次のように語ったもの。
「F1は世界的な関心の高まりを受けかつてない盛り上がりをみせている。
いまそれが最も顕著なのはアメリカだが、今後それは東南アジアへと移ってくるだろう。
F1人気が高まるにはその国出身のドライバーやチームがあることが必要だ。
周冠宇(ザウバー)擁する中国がまさにそうだし、アルボン(ウィリアムズ)のいるタイもまさに同じ状況だ」

同氏はさらにインドネシアや韓国にも期待していることを明らかにした。

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2024/06/02

アストンマーティン、ライバルチーム技術者に食指

Aston Martin Honda
Honda_aston_press_l2026年シーズンからホンダとパートナーシップを結んで戦うことが決まっているアストンマーティンF1が、技術部門の強化に力を入れているようだ。

噂になっているその筆頭はレッドブルの頭脳と讃えられたエアロダイナミックスの天才エイドリアン・ニューイ氏(65歳:イギリス)だが、こちらは本人が難色を示していると伝えられている。

新たに名前が挙げられたのはフェラーリ・チームで生え抜きのテクニカル・ディレクターを務めるエンリコ・カルディレ氏(49歳:イタリア)。
モナコGPで優勝した『SF-24』は同氏が手掛けたものと言われる。
ただまだ正式な発表はない。

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FIA会長、アンドレッティに「チーム買収」助言

Andretti Factory
Andretti_factory_l_20240601101401F1への新規参戦を目論むアンドレッティ・グローバルだが、チーム側の反対により計画は進捗をみせないままの状況が続いている。
こうした状況を受け、かねて同チームの新規参戦に理解を示してきたFIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長は新たな戦術への方針転換を模索しているようだ。

イギリスの大手通信社『ロイター』によれば、スライエム会長は次善の策として既存チームの買収をアドバイスしているとのこと。
しかし買収に応じる具体的なチーム名は明らかにされていない。

また新規参戦を拒否するF1の姿勢について、米国下院司法委員会が調査を開始するとしているがこうしたことがさらなるF1側の反発を招きかねない不安もあるようだ。

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2024/06/01

レッドブル、ペレスの去就スペインGPまでに

Sergio Perez
S_perez_car_lエースであるフェルスタッペンとの比較から、これまでもしばしばその足元の揺らぎが指摘されるセルジオ・ペレスの来季契約について、レッドブル・グループのドライバー人事に大きな影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、「スペインGP(6月23日決勝)までに目途」を着ける意向を示した。

ペレスは前戦、得意とされるモナコGPに臨んだが、期待に反して予選Q1敗退という結果に留まった。
こうしたことから早くもペレス更迭の声が高まったものだが、サインツ(フェラーリ)との交渉は合意に至らないなど後任選びは進んでいないとみられる。

2022年、ペレスはモナコGPを制している。

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スローペースのモナコGPに改善案

Monaco GP Image
Mongp_204_20240531132401今年のモナコGPはポールポジションからスタートした地元のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が念願の初勝利を果たし、跳ね馬ファンを大いに喜ばせた。
しかしその結果についてはともかく、ポジションをキープし、タイヤを温存する目的とみられる極端なスローペースには、多くの関係者も辟易としたようだ。

元レッドブル等のF1ドライバーで現在はテレビ解説者を務めるクリスチャン・クリエン氏(41歳:オーストリア)は、「モナコGPがF1でも特別なものであるのは今も変わらないが、時代と共にその有り様は自ずと変化していく筈」と、問題提起する。

実際、今年のペースは1周あたり10秒近くも遅く、「途中で昼寝しようかと思った」と後方のドライバーから揶揄されたほどだった。

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