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2024年4月

2024/04/30

ノリス(マクラーレン)、大事に至らず

Lando Norris
Chigp_103_20240430051201顔を負傷したとの写真がSNS上で拡散、その真偽が話題を呼んでいたマクラーレン・レーシングのランド・ノリス(24歳:イギリス)だが、顔面を負傷したのは事実だが大事には至らず今週末アメリカで行われるマイアミGPへの出走も問題ないことが確認された。

それによれば事故はオランダ国王の誕生日を祝う『キングス・デイ』のイベントに参加した際に船上パーティで起きたという。
その際に割れたグラスで鼻などを負傷してしまったとのことだ。

先の中国GPでは2位表彰台を獲得するなどノリスは絶好調なだけにチームも胸をなで下ろしていることだろう。

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ドイツGP復活に向け、投資家動く

Hockenheimring
Hockenheimring_lかつてドイツGPの開催地として定着、しかし2019年を最後にカレンダーから外れているホッケンハイムリンクが、新たな投資家グループ参画による復活への動きをみせている。

これは地元ドイツの『DPA通信』が伝えたもので、それによれば投資家グループは複数の地元企業により構成されていてすでにホッケンハイム市が保有する同サーキットの株式の4分の3を購入することで市議会の承認を得ているとのことだ。
計画ではサーキットだけでなく、現地にホテルなどの関連施設も併設される『モーターワールド』なる一大プロジェクト構想が青写真に載っているそうだ。

ドイツではいまアウディF1の新規参戦もあり、復活への足掛かりとなるF1ブームの再来が期待されている。

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2024/04/29

ノリス(マクラーレン)、顔を負傷か

Lando Norris
Chigp_306_20240429074001先の中国GPで2位表彰台を獲得したばかり絶好調のランド・ノリス(マクラーレン)だが、顔を負傷したとの写真がSNS上で拡散、その真偽が話題を呼んでいる。

それによれば「事故」はオランダ国王の誕生日を祝う『キングス・デイ』に参加した際に船上パーティで起きたとされるが、チームからも本人からも公式コメントはなく実態は不明のまま。
今週末には第6戦マイアミGPが迫っている。

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ドメニカリ/CEO、それでも「スプリント礼賛」

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Chigp_203_202404281051012021年に初導入、今年4シーズン目を迎えるF1のスプリントレース方式だが、このプロジェクトの牽引者であるステファーノ・ドメニカリ/CEOは、交錯する評価をものともせずさらなるレース数の拡大に意欲をみせている。

それによれば昨シーズンと同じく今年計6戦が予定されているスプリントレースを来季以降順次拡大していこうというもの。
そのためには障害となるシステムの不具合への不満に対し積極的に対応していくと、柔軟な姿勢を強調した。
その一例として挙げられたのが、昨年はマシンに触れることができなかった予選後のパルクフェルメでのマシン保管規則。
今年はタイムスケジュールの変更によりこれが可能とされ現場の評判を上げてみせた。

こうしたことからハミルトン(メルセデスAMG)などスプリントレース擁護派も実際に増えつつある。

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2024/04/28

小松礼雄代表(ハース)、「ニコの貢献に感謝」

Ayao Komatsu
A_komatsu_lハースF1チームの小松礼雄代表は、アウディF1チームとの長期契約締結に伴い今季限りで同チームからの離脱が決まったニコ・ヒュルケンバーグ(36歳:ドイツ)について「ハースでの貢献に感謝する」と、笑顔をみせている。

「2023年にハースからF1に復帰したヒュルケンバーグはその豊富な経験と技術力により間違いなくチームの戦闘力を引き上げた。
それはチャンピオンシップ・ポイントの獲得、そしてコンストラクターズ・ランキングの上昇という数字に如実に表れている。
彼は素晴らしいチームプレーヤーであり、一緒に仕事をすることがとても楽しい人だった。
これから過ごす新天地においても必ずや成功することをわれわれ全員が願っている」と、エールを贈っている。

今シーズン,ヒュルケンバーグはここまでの5戦で3回の入賞を果たしている。

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フランスGP主催者、強制清算に

Paul Ricard HTTT
Paulricard_httt_l2022年のポールリカール・サーキットを最後に開催が途絶えたフランスGPだが、当時の主催者である旧法人に地元の検察当局が強制清算に入っていることがわかった。

それによれば同団体には総額3,200万ユーロ(約51億円)もの不明瞭な負債が指摘されているのだという。
その中には公金横領の疑いのあるものがかなり含まれているとのこと。
長く続いたマニクールから2018年に復活したポールリカールだったが、この不祥事により当面のフランスGP開催は見込めないようだ。

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2024/04/27

『マスターカード』にもF1参入の動き

Master Card
Mastercard_logo_m今シーズンから旧スクーデリア・アルファタウリのタイトル・スポンサーとして『ビザ』がF1参入を果たしているが、クレジットカード界の最大のライバルである『マスターカード』にも同じ動きが噂に上がっている。

これを伝えたアメリカの『スポーツ・ビジネス』によれば、複数のトップチームと交渉中であるものの有力なのはマクラーレン・レーシングであるとのことだ。

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フェラーリ代表、チーム内バトルを懸念

Ferrari Duo
Ferrari_duo_mask_lフェラーリ・チームのフレデリック・バッサー代表がチーム内バトルの激化を懸念している。

同チームでは早々と現メルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン加入が発表されていて、これに伴いまだ2025年以降の去就が確定していなかったカルロス・サインツのフェラーリ離脱が既成の事実になっている。

それでも当初は両者による温和なチームプレーが続いていて関係者をほっとさせたが、オーストラリアGPでサインツが優勝するなど一方的な展開になると雲行きが怪しくなってきたようだ。

チームメイト同士の接触事故が起きていることについて同代表は「この先禍根を残さぬよう成り行きを心配している」として、今後コントロールの必要性を示唆している。

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2024/04/26

アウディ、ヒュルケンバーグと3年契約の動き

Nico Hulkenberg
N_hulkenberg_findia_l2026年シーズンからのF1新規参戦を予定しているアウディF1が、現ハースF1のニコ・ヒュルケンバーグ(36歳:ドイツ)との契約で合意の見込みとドイツのテレビ局『シュポルト1』によって報じられた。

それによれば契約は最低でも2025年からの3年間ということで、事実であればこのドイツ人のベテランに事実上新チームのマシン開発の一端を託すことになる。
なおもう一人のドライバー候補には現フェラーリ・チームのカルロス・サインツの起用が有力視されている。

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タイ、グランプリ開催に名乗り

Stefano Domenicali
S_domenicali_ferrari_l東南アジアのタイ王国がF1グランプリ開催に名乗りを挙げることになるようだ。

これは世界的な経済専門誌『ブルームバーグ』が伝えたもの。
それによれば日本GP終了後、F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOがタイを訪れ同国のスレッタ・タビシン首相と会談、タイGP開催について前向きに協議したというもの。
同国政府の報道官によれば、場所は首都バンコクでの公道コースを念頭に置いているとのことだ。
ただ現在でも全24戦は多過ぎるとの声もあり、実現までの道のりは遠そうだ。

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2024/04/25

『HP』、フェラーリの冠スポンサーに決定

Ferrari/HP
Ferrari_hp_m24日(水)、噂通りフェラーリ・チームはコンピュータ大手の『HP』(ヒューレット・パッカード)が同チームのタイトル・スポンサーに就くことを正式発表した。

これにより公式チーム名は『スクーデリア・フェラーリ HP』となり、次戦マイアミGP以降同社のロゴが各所に掲出されることになる。
またこのブランド契約はFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)やeスポーツにも適用される。
なお契約の期間や金額は不明だが、状況から考えて相当程度長期で高額になるのは間違いないところ。

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フェラーリ、マイアミGPで特別カラーリングに

Ferrari
Prancing_horse_l_20240425090801フェラーリ・チームは北米で行われる次戦マイアミGPを、特別カラーリングで戦うことを明らかにした。

これはフェラーリ社の北米上陸75周年を記念したもので、同社伝統の真紅に濃薄2種類の青色(アズーロ・ラ・プラタ&アズーロ・ディーノ)を配したものになる。
この特別カラーリングはマシンだけでなくドライバーやスタッフのスーツにも導入されるということだ。

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アウディF1、サインツに大型契約呈示か

Carlos Sainz
C_sainz_ferrari_cockpit_l2_20240424102601ハミルトン(現メルセデスAMG)の電撃移籍発表により今季限りでフェラーリ・チームのシートを失うことが確定したカルロス・サインツ(29歳:スペイン)だが、2026年からのF1新規参戦が予定されるアウディF1から大型契約を呈示されていると伝えられた。

それによれば契約の期間は2027年までの3年間という長期のもので、さらに詳細は明らかにされていないもののさらに魅力的なオブションが付帯しているとのことだ。

これに歩調を合わせるようにサインツはいま絶好調。
あるいは跳ね馬チームが悔しがるような驚きの展開が待っているかも知れない。

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2024/04/24

『HP』、フェラーリの冠スポンサーに浮上

Ferrari
Ferrari_sf24_logo_m_20240424101901フェラーリ・チームのタイトル・スポンサーにコンピュータ大手の『HP』(ヒューレット・パッカード)が就くとのニュースが広がっている。

かねてモータースポーツ支援に熱心なHPはかつて2010年代にルノー・チームのタイトル・スポンサーを務めた歴史がある。

なお呈示された金額は相当高額なものと推測されているが、ドライバーの報酬はバジェットキャップ(予算制限)にはカウントされないため、ハミルトン(現メルセデスAMG)を迎え入れるにあたっての懸念はないことになる。

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「角田不調の究明が必要」と、RB幹部

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l3_20240424045301最後はアクシデントに巻き込まれてのリタイヤとはいえ、決して好調とは言えない週末を送ったレーシング・ブルズの角田裕毅について、同チームのアラン・パーメイン(レーシングディレクター)は「ファクトリーに戻って不調の原因を究明する必要がある」と、中国GPを総括した。

「ここ数戦角田は調子が良かったのでこの結末は予想していなかった。
この週末、残念ながら本来のパフォーマンスを十分に発揮することができたとは言えない。
ファエンツァに戻ってデータを分析し、不調の原因を見つけなければならない。
今回2台とも完走できず、ポイントも獲得できなかったのは残念だが、マイアミGPにはさらに強くなって戻って来る」と、次戦に意欲をみせた。

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2024/04/23

来季に向け、新ポイント・システムの動き

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Start_signal_現在、上位10名までに与えられているF1のポイント・システムだが、これを拡大しようとする動きが拡大していることがわかった。

それによれば入賞圏内を上位の5チーム10台が独占する傾向が強まっていて、レースの盛り上がりを欠くだけでなく、下位チームの運営を脅かすまでに至っているのだという。

そうしたことから新たな改定案ではポイントは上位10位から12位までへと拡大、1位から順に25-18-15-12-10-8-6-5-4-3-2-1というポイントとするものだ。

ただ変更するためにはFIA(国際自動車連盟)のWMSC(世界モータースポーツ評議会)だけでなく、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)やF1チームの過半数の同意が必要となる。

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周冠宇(ザウバー)、「生涯で特別なレース」

Guanyu Zhou
Chigp_102_20240422123601F1参戦3年目にして初体験となるホームグランプリを体験したザウバー・チームの周冠宇は、この体験を「自身の生涯でも特別なレース」と,その感慨を表した。

「F1を走り始めてからずっとこの日が来るのを夢見て来たんだ。
そしてそれはほんとうに特別なものだったよ。
僕がコースインするとスタンドが動くのがわかる。
応援してくれる声もちゃんと聞こえるんだ」

そして「史上初の中国人F1ドライバーとしてこの栄誉に預かれた光栄に満足している」と、締め括った。

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2024/04/22

リカルド(RB)に次戦3グリッド降格ペナルティ

Daniel Ricciardo
Chigp_104_20240422091901中国GPのレーススチュワード(競技審査委員)は、レーシング・ブルズのダニエル・リカルドに対し、次戦マイアミGPで3グリッド降格のペナルティを科すことを明らかにした。

それによればリカルドは、中国GP決勝レースで2度目のセーフティカーが導入された際、誤って前方を走行していたヒュルケンバーグ(ハース)をオーバーテイクしてしまったというもの。
リカルドはこれにより不当な利益を得たと判定されたが、ペナルティは次戦に持ち越しとなった。

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波紋呼んだストロールの『開き直り』

Lans Stroll
L_stroll_l_2024042208550121日(日)行われた中国GP決勝レースでは数多くのアクシデントか繰り返されたがその一つ、ストロール(アストンマーティン)によるリカルド(レーシング・ブルズ)への追突事故が波紋を呼んでいる。

これはセーフティカー先導中だった27周目、各車の間隔が詰まったところ不用意にブレーキングが遅れたストロールは前方のリカルドの後部にまともに追突。
リカルドは結局リタイヤに追い込まれた。

まるで絵に描いたような追突事故でレーススチュワード(審査委員)は直ちにストロールに非があるとしてペナルティを科したが、本人は「リカルドが突然ブレーキを踏んだ」と被害者面。
さすがにこのお坊ちゃんの言い分にはチーム内からも呆れる声が聞かれたという。

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2024/04/21

中国GPもフェルスタッペン(レッドブル)優勝

Max Verstappen/PP
Chigp_2064月21日(日)15時(日本時間:16時)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPの決勝レースが全56周で行われた。
レーススタート時の天候は繰り、気温は19度、路面温度31度、路面はドライコンディションとなっている。
なお20番グリッドのサージェント(ウィリアムズ)はセッティングのへんこうに伴いピットレーンスタートを選択している。

オープニングラップでアロンソが2番手に上がるが6周目に取り返す。
21周目、ボタス(ザウバー)がマシントラブルでストップ、イエローコーションからセーフティカーに。
27周目に再開。
角田裕毅(RB)がマグヌッセン(ハース)に当てられ多重事故に。
セッションは再びセーフティカーに。
33周目に再開。
リカルド(RB)に追突したストロール(アストンマーティン)と上記マグヌッセン(ハース)とセーフティカー中にオーバーテイクしたサージェント(ウィリアムズ)に10秒のタイムペナルティ。

56周を1位で制したのはまたしてもフェルスタッペン(レッドブル)で今季4勝目、自身通算58勝目を記録した。
2位この日の『ドライバー・オブ・ザ・デー』獲得のノリス(マクラーレン)、3位ペレス(レッドブル)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位サインツ(フェラーリ)、6位ラッセル(メルセデス)、7位ピアストリ(マクラーレン)、8位ハミルトン(メルセデスAMG)、9位ヒュルケンバーグ(ハース)、10位オコン(アルピーヌ)までがポイント獲得。

リタイヤはリカルド&角田裕毅のレーシング・ブルズ勢、そしてボタス(ザウバー)。

中国GP決勝レースの結果はこちら
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Q1敗退ハミルトン、セットアップ変更が仇

Lewis Hamilton
L_hamilton_garage_m_20240421072601土曜日午前に行われたスプリントレースでは素晴らしいドライビングでみごと2位に輝きながら、午後の予選では一転Q1敗退という屈辱に見舞われたルイス・ハミルトン(メルセデス)は、直前に行ったセットアップの変更が不振の原因になったとの見方を示した。

「予選に向けてセットアップを大きく変更したんだ。
場所によってはうまくいった所もあったけれど、14コーナーでは止まることができなかった。
それがすべてさ、話にならないよね。
ラッセルのほうはうまくいっているのだから、僕がセットアップを誤ったとしか言えないだろう」と、7回の王者。
ハミルトンがQ1敗退となるのは実に2年ぶりのことになる。

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アロンソ(アストンマーティン)にペナルティ

FIA
Fia_logo_m4_20240420201901中国GPのレーススチュワード(競技審査委員)は、20日(土)に行われたスプリントレースで、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)に危険なドライビングがあったとして10秒加算のタイムペナルティと3点のペナルティ・ポイントを科したことを明らかにした。

それによればアロンソはサインツ(フェラーリ)とのバトルの際、接触事故の原因を作ったと判定されたもの。
しかしアロンソはこのレースをリタイヤしていて実害はないという皮肉な処分となっている。

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2024/04/20

中国GP予選PPはフェルスタッペン(レッドブル)

Max Verstappen
Chigp_1014月20日(土)15時(日本時間:16時)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPの公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は21度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
ここで最速はフェルスタッペン(レッドブル)。
脱落となったのは周冠宇(ザウバー)、マグヌッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデスAMG)、角田裕毅(RB)、そしてイエローコーションの原因を作ったサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
サインツ(フェラーリ)が最終コーナーの立ち上がりでコースアウト・クラッシュ。
セッションは約7分を残して赤旗中断に。
マシンはフロントウィングを失ったが自力でガレージに戻った。
トップタイムは再びフェルスタッペン。
ここで脱落となったのはストロール(アストンマーティン)、リカルド(RB)、オコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
熾烈なタイム争いの結果、ポールポジションは今季開幕から5戦連続の快挙となったフェルスタッペン(レッドブル)。
自身通算37回目となった。
2番手も僚友のペレス(レッドブル)。
以下、アロンソ(アストンマーティン)、ノリス&ピアストリのマクラーレン勢、ルクレール&サインツのフェラーリ勢、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ハース)、そしてボタス(ザウバー)というトップ10になった。

中国GP決勝レースは20日(日)15時(日本時間:16時)から全56周で行われる。

中国GP公式予選の結果はこちら
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中国GPスプリント、フェルスタッペン優勝

Max Verstappen
Chigp_1014月19日(金)11時(日本時間:12時)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPのスプリントレースが全19周で行われた。

この結果が日曜日に行われる決勝レースのグリッド等に影響を及ぼすことはない。
スプリントでのポイント配分は上位8名が対象となり、1位から順に8-7-6-5-4-3-2-1の得点となっている。
天候は曇り、レース開始時の気温は20度、路面温度27度、コースはドライコンディションとなっている。

スタートでポールのノリス(マクラーレン)が順位を落とす。
その後4位スタートのフェルスタッペン(レッドブル)が首位に立ち、そのまま優勝。
2位ハミルトン(メルセデスAMG)、3位ペレス(レッドブル)、ルクレール&サインツのフェラーリ勢、ノリス&ピアストリマクラーレン勢、そして8位ラッセル(メルセデス)までが入賞。レーシング・ブルズはリカルド11位、角田裕毅16位、アロンソ(アストンマーティン)はマシントラブルでリタイヤだった。

明日日曜日は15時(日本時間:16時)より56周で本番の決勝レースが行われる。

中国GPスプリントレースの結果はこちら
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角田裕毅(RB)、「バランスとグリップに苦戦」

Yuki Tsunoda
Y_tsunoda_cockpit_l319日(金)に行われた中国GPスプリント予選で19番手と思わぬ苦戦を強いられたレーシング・ブルズの角田裕毅は次のように苦境ぶりを説明した。

「何が起きたのか自分でもわからない。
とにかくフリー走行の時からマシンのバランスとグリップ不足に苦戦している。
スプリント予選でもいろいろと試したけれど、うまくまとめることができなかった。
今年一番苦戦を強いられているかもしれないよ。
まだ大事な公式予選も残っているので、データの収集と分析を行って何か解決策をみつけなくては」

角田は数少ない『上海サーキット初体験組』の一人てもある。

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FIA、芝生火災に不満示す

Shanghai Circuit
Chigp_004_202404200740015年ぶりに戻ってきた中国GPだが、FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)はいささか不満顔のようだ。
というのも初日フリー走行で赤旗中断のきっかけとなった芝生火災。
最初は7コーナー内側だったが、午後のスプリント予選でも今度は5コーナーで繰り返された。

いずれもすぐ消火され大事には至らなかったものの詳しい出火原因は不明のまま。
伝えられるところではコース路面にはアスファルトが塗られたり、芝生には見栄えを良くするため化学塗料が散布されたという噂があり、そこにマシンから飛んだ火花が出火の原因とする説もあって波紋を呼んでいるところだ。

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2024/04/19

雨で大混乱のスプリント予選はノリスの手に

Shanghai Circuit
Chigp_0034月19日(金)15時30分(日本時間:16時30分)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPのスプリント予選(シュートアウト)が行われた。
全20台中、下位5台がノックアウトとなるSQ1は12分間、さらに下位5台がノックアウトとなるSQ2は10分間、最後のSQ3は8分間と、いずれも本来の公式予選より短くなっている。
天候は曇りから小雨、セッション開始時の気温は20度、路面温度29度、コースはまだドライコンディションとなっている。

 

スプリント予選最初のSQ1での敗退はガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(RB)、そしてサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。
ここで再び芝生が火災となる。

 

続くSQ2ではラッセル(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ヒュルケンバーグ(ハース)、リカルド(RB)、そしてストロール(アストンマーティン)の5台が敗退。

 

残り10台で争われたウェットコンディションのSQ3ではコースオフでタイム取り消しが相次いだ。
その結果、明日のスプリントレースはポールポジションがノリス(マクラーレン)。
続いてミルトン(メルセデスAMG)、アロンソ(アストンマーティン)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、ボタス(ザウバー)そしてホームの周冠宇(ザウバー)というトップ10グリッドになった。

 

明日・土曜日はスプリントレースと日曜日に行われる決勝レースのグリッドを決める公式予選行われる予定となっている。

 

中国GPスプリント予選の結果はこちら
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フリーはストロール(アストンマーティン)最速

Shanghai Circuit
Chigp_0014月19日(金)11時30分(日本時間:12時30分)から上海サーキットを舞台に2024年F1第5戦中国GPのフリー走行1回目セッションが行われた。
スプリントレース・レギュレーションによりフリー走行は今週この1回だけになっている。
天候は曇り、セッション開始時の気温は22度、路面温度38度、コースはドライコンディションとなっている。

フリー走行はこのセッションだけとあって各車ロングランに加えソフトでのタイムアタックと多忙な60分を精力的にこなした。
15分ほど経過したところで7コーナーの内側で芝生が燃えてセッションは赤旗中断。

結局トップタイムは契約交渉間近とみられるストロール(アストンマーティン)。
2番手にピアストリ(マクラーレン)という珍しい顔ぶれ。
これにフェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)と続いた。
フェラーリは13-14番手にルクレール&サインツ、レーシング・ブルズはリカルド9番手、角田裕毅12番手だった。

このあと15時30分(日本時間:16時30分)から土曜日に行われるスプリントレースのスターティンググリッドを決めるシュートアウトが行われる予定となっている。

中国GPフリー走行の結果はこちら
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ストロール、アストンマーティンF1と残留交渉

Lans Stroll
L_stroll_lエースのフェルナンド・アロンソとの残留契約を早々と正式発表したアストンマーティンF1チームが、今度はチームメイトであるランス・ストロールと交渉中であることを認めた。

二人は共に2024年末までで現契約は満了とされるが、アロンソのほうはホンダとのエンジン供給がスタートする2026年まで延長を果たしている。

一方ストロールもアストンマーティンの大株主でF1チームオーナーでもあるローレンス・ストロール氏が父親であることから絶対的有利ともみられるが、角田裕毅(現レーシング・ブルズ)の有力な移籍先ということもあって交渉の行方が注目される。

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メルセデスAMG、アントネッリをプライベートテストに

Andrea Antonelli
A_antonelli_mercedes_lメルセデスAMGチームのジュニア育成ドライバーの一員で将来を嘱望されるF2ドライバーのアンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)が、中国GPを前に 同チームのプライベートテストに起用された。
場所はオーストリアGPのコースであるレッドブルリンクで、マシンは規定により2021年仕様の旧型『W12』が使用され、トラブルやアクシデントもなく無事プログラムを終えたということだ。

まだ17歳のアントネッリだが、2025年には同チームのハミルトンのフェラーリ移籍が決まったことにより、若手の大抜擢も急速に現実味を増してきている。

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2024/04/18

中国GPのスチュワードにビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi
V_liuzzi_redbull_lFIA(国際自動車連盟)は今週行われる今季第5戦中国GPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(43歳:イタリア)を指名したことを明らかにした。
同氏がスチュワードを務めるのは今季第2戦サウジアラビアGP以来で自身通算16度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーとなっている。

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中国GPの週末、金曜日わずかに雨の予報

Shanghai Circuit
Shanghai-_-circuit_m_20240417153501上海サーキットを舞台に今週行われる2024年F1第5戦中国GPの天気について、地元の気象台はフリー走行&スプリント・シュートアウトの金曜日はわずかに雨、スプリントレース&公式予選の土曜日そして決勝レースが行われる日曜日共に曇りの見込みであると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
4月19日(金) フリー走行&シュートアウト 曇り一時にわか雨 17- 22度 60%
4月20日(土) スプリントレース&公式予選 曇り 14- 22度 5%
4月21日(日) 決勝レース 曇り 13- 19度 0%

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2024/04/17

ミック・シューマッハ、来季インディカー挑戦か

Mick Schumacher
M_schumacher_pitgantry_l2年間在籍したハースF1チームから離脱した後、F1レースシートを得られないでいるミック・シューマッハ(25歳:ドイツ)だが、2025年はアメリカ大陸でインディカー・シリーズに参戦することを決めたようだ。

それによれば所属チームはイタリアの実績あるF2チームの名門プレマ・レーシング。
来季から2台体制でインディカー・シリーズへの挑戦に起用されるというものだ。
同チームのルネ・ロジン代表は、シューマッハの起用は数合わせなどでなく、重要な戦力として期待していることを強調している。

なおシューマッハは今シーズン、アルピーヌからWEC(世界耐久選手権)に参戦すると共にメルセデスAMGチームでリザーブドライバーを務めている。

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ウィリアムズ、ファクトリーは火のクルマ

Williams Factory
Williams_factory_l開幕から大きなクラッシュが続いたウィリアムズ・レーシングでは、レース活動を支えるファクトリーが悲鳴を挙げているようだ。

元々大きなモノコックスペアパーツはなしで臨んだシーズン序盤、なんとか遠征を乗り切る予定でいたものの、アルボン&サージェントらの相次ぐ大クラッシュでファクトリーはスペアパーツの製作に追われ、アップデートに携わる余裕も見出せないでいるとのこと。

同チームのジェームズ・ボウルズ代表は「シーズン序盤にわれわれはフロントウィング、リヤウィング、フロアパネルに加えサスペンションやギヤボックスらを立て続けに失った。
もうファクトリーはタイヘンな状況だよ」と、嘆いた。

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2024/04/16

アストンマーティン、2030年までF1活動継続

Aston Martin
Astonmarin_safetycar_l_20240416100201今シーズン、エースであるフェルナンド・アロンソの活躍もあり、目下コンストラクターズ・ランキング5位と健闘するアストンマーティンF1が、現在2026年までとされるタイトル・スポンサーを延長、2030年までとすることを明らかにした。
なお現行のメルセデスに替え、2026年以降の搭載PU(パワーユニット)はHRC(ホンダ・レーシング)製となることが決まっている。

英国ウォリックシャーに本拠を置くこの高級ブランドはランス・ストロールの父親である大株主カナダの富豪ローレンス・ストロール氏の強い支配下にあることが知られているが、レースドライバーのうちアロンソについてはすでに2026年までの契約延長が発表されている。

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シュタイナー代表(前ハース)、狙いはチームオーナー

Gunther Steiner
G_steiner_l22024年シーズン開幕を(木)目前にハースF1チーム代表の座から更迭されたギュンター・シュタイナー氏(58歳:イタリア)だが、その後もグランプリの現場に欠かさず登場、表彰台獲得選手へのインタビューを行うなどしているが、真の目的は別にあるとの見方が伝えられて関心を呼んでいる。

それによればチーム代表のポジションを失ったシュタイナー氏の次の目標は、なんと自身がオーナーになってF1チームを運営するという仰天なもの。
もちろんこれにはとんでもない巨額資金が必要とされるが、同氏に近い筋のリークとしてすでに具体的な投資家の名前を挙げているのだという。

アンドレッティの例をみてもF1新規参戦の門は極めて狭いため、既存チームの買収のほうが現実的とみられるが、それでも必要な資金はいち投資家のレベルを越えたものになる筈だ。

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2024/04/15

5年ぶりの中国GP、路面状況に懸念の声

Shanghai Circuit
Shanghai-_-circuit_m新型コロナウイルス騒動の影響で2019年以来の開催となる中国GPだが、カレンダー復帰を前に行われたFIA(国際自動車連盟)の検査で一部路面の改修を指示されていたことがわかった。

それによれはサーキット建設地とされたこの辺りは元々湿地帯であったため、地盤の沈下で路面にギャップが生じているとのこと。
しかし現在のF1マシンはレギュレーションの変更でほぼグランドエフェクトカーとなっていて路面のデコボコには神経質になっているのが実状。
このため上海サーキット側は復活を前に路面の改修を行いバンプを取り除いたとのこと。

改修工事が成功したかは19日(金)行われるフリー走行1回目セッションでの実車走行が待たれるところだ。

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アルピーヌF1、チーム売却を否定

Alpine F1
Alpine_a524_l_20240414124801思わぬ不振が続くアルピーヌF1チームは、巷でささやかれるチーム売却の噂を重ねて否定している。

今季は先の日本GPを含め最高がオーストラリアGPの13位と入賞圏外に留まっているが、同チームを実際に運営しているルノー・スポールはフランスの大手自動車メーカーであるルノー社のいち機関で事実上のワークスチーム。
それだけ今シーズンの不振は本社の経営陣にとって到底容認し難いもの。

ガスリー&オコンらのドライバー陣を含め、オールフランスのこのチームは国の威信も掛けて戦っているのだ。

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2024/04/14

フェルスタッペンにメルセデスAMG移籍の可能性

Max Verstappen
M_verstappen_car_l_202404140837013度の世界チャンピオンで、今季もこまで圧倒する強さをみせているレッドブルのマックス・フェルスタッペンに、再びメルセデスAMGチームへの移籍話が流れている。
ドイツの専門誌によれば、すでに両者は仮契約を交わしたと伝えられているもの。

 

そもそもフェルスタッペンの契約にはヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーの在籍が条件になっているとされていて、同アドバイザーとクリスチャン・ホーナー代表との確執をまるで想定していたかのよう。

 

ディートリッヒ・マテシス/オーナー死去に端を発するチャンピオンチーム内の主導権争いは株主らをも巻き込みながら依然として結着をみせていない。

 

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2025年のF1日程にラマダンの影

FIA
Fia_logo_m3_20240413123501FIA(国際自動車連盟)により例年になく早期に発表された2025年のF1のカレンダーでは、、複数の変更が加えられている。

まずかつて開幕戦が定位置だったオーストラリアGPがオープニングイベントとして復活、これに伴いこのところ開幕戦に定着していたバーレーンGPは第4戦へと変更になる。
また第5戦だった中国GPが第2戦に、さらに第4戦の日本GPも第3戦へと移動となっている。

一方このところ開幕2連戦を組んでいたバーレーンGPとサウジアラビアGPの中東組はアジアの後へと変更された。
こうした背景にはイスラム教の重要行事『ラマダン』との絡みがあるとみられる。
来年のラマダンは2月28日から3月29日であるとのことだ。

なおF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによれば、1950年にスタートした現行のF1世界選手権は来年75周年の節目を迎えることからこれを祝う特別な記念式典も計画されているという。

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2024/04/13

来季の日本GPも4月開催に

Suzuka Circuit
Suzuka_circuit_l_202404130507012024年の日本GPはこれまでとは一転、史上初の春開催が実現したが、来季の日本GPも同じく4月に行われることが明らかにされた。

これは例年になく早期に発表されたFIA(国際自動車連盟)のカレンダーで判明したもの。
それによれば来季の日本GPは全24戦中の第3戦として、2025年4月6日(日)決勝レースという日程が組まれているとのことだ。

2025年F1暫定カレンダーはこちら

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トールマンF1チーム創設者、死去

Toleman TG184
Toleman_mトールマンF1チームの創設者であるテッド・トールマン氏(イギリス)が死去したことが家族から発表された。享年86歳。

1981年から1985年にかけて全70戦に参戦したトールマンF1は1984年に伝説のヒーローである故アイルトン・セナ選手をF1デビューさせたことで知られる。
非力なハート・エンジン搭載のプライベートチームだった同チームはその後主要スポンサーだったベネトンに買収され、ミハエル・シューマッハによりタイトルを獲得するなど大成功、ルノーやロータス等を経て現在はアルピーヌF1チームへと続いている。

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2024/04/12

アストンマーティン、アロンソとの契約延長

Fernando Alonso
F_alonso_kart_l_2024041205090111日(木)アストンマーティンF1チームはフェルナンド・アロンソ(42歳:スペイン)との契約を複数年延長、ホンダとの新たなパートナーシップがスタートする2026年まで継続されることを発表した。

ベテランのアロンソにはハミルトン離脱後のメルセデスAMG加入の噂もあったが、早々とアストンマーティン残留を決めたことになる。
ただアロンソとホンダとはマクラーレン時代に最悪だった経緯があり関係を懸念する向きもある。

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アンドレッティ、英国内に新工場建設

Andretti New Factory
Andretti_factory_lかねてF1に新規参戦の意向をみせているアメリカレース界の名門アンドレッティ・グローバルが、英国のモータースポーツ聖地シルバーストーン・サーキット近くのシルバーストーパーク内のファクトリー建設が終了したことをアナウンスした。

広大な敷地を持つ新ファクトリーは今後同チームによるF1活動の拠点となるもので、ゼネラルモーターズによるキャデラック・ブランドなど計画は進捗があるようだが、まだFIA(国際自動車連盟)からの正式な参戦許可は得られていない。

遅れる背景には分配金の減少を懸念する現行チームの抵抗もあるとみられ、既存チームの買収という荒療治の噂も消えていない。

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2024/04/11

ペレス(レッドブル)にアストンマーティン移籍の噂

Sergio Perez
S_perez_car_l今季末でレッドブル・レーシングとの契約が終了、まだ来季の去就が決まっていないセルジオ・ペレスについて、アストンマーティンF1チーム移籍の可能性が報じられている。

これはイギリスの大手紙『テレグラフ』が伝えたもので、同時にフェルナンド・アロンソ(現アストンマーティン)がハミルトンが離脱した後のメルセデスAMGに移籍するとも報じている。

2026年からアストンマーティンF1はホンダとパートナーシップを組むことがすでに発表されていて、角田裕毅(RB)の去就も合わせその体制に注目が集まるところだ。

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2026年の『アクティブエアロ』に難題

DRS Image
Ferrari_drs_lF1は2026年シーズンから大幅なテクニカル・レギュレーションの変更を予定しているが、その一つであるエアロダイナミックス面の改善に難題が出ていると伝えられた。

それによればラップタイムの低下を補うためリヤウィングをDRSの発展型である『アクティブエアロ』装置導入とする案が検討されていたが、シミュレーションの結果リヤタイヤのグリップが低くてパワーを受け止めきれずにマシンは容易にコントロール不能に陥る可能性が心配が生じたのだという。

このためFIA(国際自動車連盟)の関係者によれば、フロントウィングも可動式にするなどの見直しが検討されているようだ。
周知の通り2026年からF1のパワーユニットは内燃エンジンとモーターの出力割合を50対50にするなど大変革が予定されている。

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2024/04/10

ハース&レーシング・ブルズに身売り騒動

Haas F1
Haas_saugp_l_20240410064401トップ5チーム以外の中団グループの中で健闘良く鎬を削っているハースF1とレーシング・ブルズ2チームだが、いずれにもチーム売却の噂が出ているということだ。

それによればチーム創立以来、尻すぼみに低迷が続くハースF1では創立者であるチームオーナーのジーン・ハース氏がすでにF1への関心を失いつつあると伝えられる。
また今季からレーシング・ブルズへと名称変更した旧アルファタウリではチームの母体であるレッドブル・グループのお家騒動の波を受け運営が安定していないと報じられた。

いずれのチームも戦闘力には上昇の兆しをみせているだけに運営の行方に対し関心が集まっている。

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ウィリアムズ、ファクトリーでマシン修復へ

Alexander Albon
A_albon_williams_lウィリアムズ・レーシングは、日本GP決勝レースでアクシデントにより損傷したアレクサンダー・アルボンのマシンを英国のファクトリーに送り、完全な修復にあたることを明らかにした。

アルボンはオープニングラップでオーバーテイクを試みたリカルド(レーシング・ブルズ)のマシンと交錯、共にバリアにクラッシュして赤旗中断の原因を作った。
マシンは大きな損傷を受けていて次戦中国GP前にファクトリーでの修復作業が必要と判断されたもの。

今季これまでもアクシデントでマシンを失ったアルボンはチームメイトであるローガン・サージェントのマシンを『召し上げ』るなどしていて、皮肉なことに繰り返しチームの戦力を削ぐ原因になってしまっている。

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2024/04/09

サインツ(フェラーリ)、「複数チームと交渉中」

Carlos Sainz
Jpngp_203_20240409051001虫垂炎の緊急手術により欠場を余儀なくされたサウジアラビアGPを除き、ここまで全戦で表彰台を獲得しているカルロス・サインツ(フェラーリ)は、注目される来季のシートについて「複数チームと交渉中であることを明らかにした。

それによれば来季ハミルトン(現メルセデスAMG)の加入によりフェラーリ離脱が確実のこのスペイン人は、レッドブルを始めとしてメルセデスAMG、アストンマーティン等と交渉中であるとされる。
さらに2026年については新規参戦予定のアウディF1の名前も聞かれている。

サインツは「契約についてはマネージメント・チームに任せてある」とし、今シーズンは所属するフェラーリのために全力を尽くしているとした。

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「タイヤ戦略誤った」と、メルセデスAMG代表

Suzuka Circuit
Jpngp_003_20240408171601日本GP決勝レースで想定外の4-9位に留まったメルセデスAMGチームは、「タイヤ戦略を誤った」と、トト・ウォルフ代表が説明した。

「決勝レースでは最低限表彰台の一角に食い込む作戦でいたが、実質最初のスティントになった部分で期待したハードタイヤが機能しなかった。
結果的に1ストップでレースを戦わざるを得ず、想定したレース展開にはならなかった」

予定した休暇を返上して来日したチーム代表だったが、フェラーリどころかマクラーレンやアストンマーティンにも先行される無念の結果となった。

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2024/04/08

「角田裕毅の1ポイント獲得は貴重」と、RB代表

Racing Bulls
Jpngp_305前戦に続き連続入賞でポイント獲得を果たした角田裕毅について、ビザ・キャッシュアップRBチームのローレン・メキーズ代表は次のように評価した。

「スタートでは混乱を避け慎重になって順位を落としたが、チームのピット戦略の妙もあってよく挽回してくれた。
今回のポイントはわずか1点に過ぎないが、シーズン全体を考えるととても貴重な1点になる筈だ。
特に今回のように上位5チームの10人すべてが感想したような場合には、ね。
実にクレバーで落ち着いたレースをしてくれた。
ユーキにとってはホームグランプリということもあり、さらに格別なものになったことだろう。
この勢いを次戦中国GPにも繋げたい」と、讃えた。

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日本GP、序盤の事故はお咎めなしに

FIA
Fia_logo_m4_20240408050201FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)は、7日(日)に行われた日本GP決勝レースのオープニングラップで起きたリカルド(RB)とアルボン(ウィリアムズ)がコースアウト・クラッシュしたアクシデントについて検証、通常のレーシング・インシデント(出来事)としていずれにもこの件で処分することはないと結論づけた。

このアクシデントのためレースはまだ1周もしない段階で赤旗となり、損傷したバリア修復のため30分近くの中断を止むなくされた。

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2024/04/07

荒れた日本GP、フェルスタッペン(レッドブル)制す

Jpngp_2014月07日(日)14時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2024年F1第4戦日本GPの決勝レースが全53周で行われた。
レーススタート時の天候は晴れ、気温は22度、路面温度40度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップの2コーナー先でリカルド(RB)とアルボン(ウィリアムズ)が接触して共にクラッシュ、ストップ。
マシン回収とバリア修復のため赤旗中断に。

30分ほどの中断を経てスタンディングスタートでレース再開
42周目、サージェント(ウィリアムズ)がS字でコースアウトしてイエローコーションとなったが自力で復帰。
45周目、サインツ(フェラーリ)がルクレールをオーバーテイクして3位に上がる。
結局トップでチェッカーフラッグを受けたのはフェルスタッペン(レッドブル)で得意のポールTOウィンで自身通算57勝目を記録した。
2位もチームメイトのペレスが入り、レッドブルの1-2フィニッシュ。
3位はレース終盤チームメイトを抜いたサインツ(フェラーリ)、表彰台を獲得して意地をみせた。

以下、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、ピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデスAMG)、そして角田裕毅(RB)が10位で連続ポイント獲得を果たした。

リタイヤとなったのは周冠宇(ザウバー)、リカルド(RB)、そしてアルボン(ウィリアムズ)の3台となった。

日本GP決勝レースの結果はこちら
日本GPの画像はこちら

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危険リリースでラッセル(メルセデス)に罰金

Oscar Piastri
Jpngp_104_20240407070901FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(審査委員)は、6日(土)行われた日本GP公式予選中に危険な行為があったとしてジョージ・ラッセル(メルセデス)に罰金5千ユーロ(約76万円)を科したことを明らかにした。

それによればラッセルはガレージからピット前の走行レーンに出る際に安全をよく確認せず、後方から接近していたピアストリ(マクラーレン)とあわやの危険なシーンを演じたというもの。

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2024/04/06

角田裕毅(RB)、「決勝レースで返したい」

Yuki Tsunoda
Jpngp_1056日(土)行われたホームグランプリの日本GP公式予選でみごとQ3進出を果たしたビザ・キャッシュアップRBチームの角田裕毅は、次のように喜びを語った。

「予選は期待していたほど簡単なものではなかったけれど、チームとしては素晴らしい仕事ができたと思っている。
マシンからはそのポテンシャルを最大限に引き出す方法を学び続けているし、現場だけでなくファクトリーのみんなも僕らをサポートしてくれた。
そうでなければ、この結果は出せなかっただろうから、彼ら全員に感謝している。
何より母国のファンの応援が力になったよ」

そして「日曜日に結果で返したい」と、決勝レースへの意欲をみせた。

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日本GP予選、フェルスタッペンが連続PP獲得

Max Verstappen
Jpngp_1014月06日(土)15時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2024年F1第4戦日本GPの公式予選が行われた。
天候は曇りだが雨の心配はなし 、セッション開始時の気温は18度、路面温度28度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうちホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という最も堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
まず下位の5台がノックアウトとなる18分間のQ1が行われた。
フェルスタッペン(レッドブル)がいきなり昨年のポールタイムを上廻る28秒台。

レーシング・ブルズはリカルド11番手、角田裕毅12番手でQ2進出。
ここで脱落したのはストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、サージェント(ウィリアムズ)そして周冠宇(ザウバー)の5台となった。

続いて15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
角田裕毅(RB)は10番手で突破、リカルド(RB)は惜しくも11番手。
ここで脱落はリカルド(RB)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ボタス(ザウバー)、アルボン(ウィリアムズ)、オコン(アルピーヌ)の5台に。

最後の12分間によるQ3では残った10台により明日行われる決勝レースのトップ10グリッドが確定となる。
ルクレールを除いて各車2回のアタックの結果、フェルスタッペン(レッドブル)が今季開幕から4戦連続のポールポジション獲得、自身通算36回目の快挙となった。
2番手も僚友ペレスがけ、レッドブルのフロントロウ独占。
3番手ノリス(マクラーレン)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手アロンソ(アストンマーティン)、6番手ピアストリ(マクラーレン)、7番手ハミルトン(メルセデスAMG)、8番手ルクレール(フェラーリ)、9番手ラッセル(メルセデス)、10番手角田裕毅(RB)というトップ10グリッドとなった。

日本GP決勝レースは7日(日)14時(日本時間:同)から全53周で行われる。

日本GP公式予選の結果はこちら
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フリー3回目、レッドブル勢が1-2タイム

Suzuka Circuit
Jpngp_003_202404061241014月06日(土)11時半(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2024年F1第4戦日本GPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は17度、路面温度25度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という最も堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

真っ先にコースインしたのは本命フェルスタッペン(レッドブル)。
雨に見舞われた前日の遅れを取り戻すように各車積極的に周回を重ねていく。
ここでも最速はフェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢、これにラッセル&ハミルトンのメルセデスAMG勢、アロンソ(アストンマーティン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、角田裕毅(レーシング・ブルズ)、ルクレール(フェラーリ)の順。
リカルド(レーシング・ブルズ)は13番手。

この後15時から注目の公式予選が行われる予定となっている。

日本GPフリー走行3回目の結果はこちら
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岩佐歩夢(RB)に「完璧な仕事」と、高評価

RB Cockpit
A_iwasa_cockpit_l日本GPフリー走行1回目セッションでリカルドに替わって走行を託されたレッドブル育成ドライバーの岩佐歩夢(22歳:日本)に、RB(レーシング・ブルズ)のアラン・パーメイン(レーシングディレクター)は「完璧な仕事」と高い評価を与えた。

同氏は「アユムはチームのためにすべてのプログラムをこなしてくれた。
速く安定した走りで優れたフィードバック、まさに完璧な仕事をしてくれたよ」と絶賛。
レースドライバーの角田裕毅とは新旧のフロアパネルの評価という重要な役割を担ったということだ。

公式セッションでは初のF1体験となった岩佐は「鈴鹿は何度も走ったことがあるけれど、F1マシンでの走行は全く異なるもので素晴らしいフィーリングだった」と、F1の感想を語った。

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2024/04/05

日本GPフリー2回目、ウェットコンディションに

4月05日(金)15時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2024年F1第4戦日本GPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は小雨 、セッション開始時の気温は13度、路面温度17度、コースは残念ながらウェットコンディションとなってしまった。

スローながらもタイムを計測したのは5台のみだった。
明日は注目の公式予選が行われる。

日本GPフリー走行2回目の結果はこちら

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日本GPフリー1回目、角田裕毅(RB)9番手

4月05日(金)11時半(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2024年F1第4戦日本GPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は16度、路面温度25度、コースはドライコンディションとなっている。

ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という最も堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお既報の通りこのセッション、レーシング・ブルズはリカルドに替えてレッドブル育成ドライバーの岩佐歩夢を起用している。

約30分経過、サージェント(ウィリアムズ)がS字先でコースアウト・クラッシュ、赤旗中断となった。
11分後、セッション再開。
各車ロングランからソフトタイヤに履き替えての走行に。

結局トップタイムはレッドブル勢のフェルスタッペン&ペレス、これにサインツ(フェラーリ)、ラッセル&ハミルトンのメルセデスAMG勢、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ピアストリ(マクラーレン)、角田裕毅(ビザRB)と続き、岩佐歩夢は15番手だった。

このあと15時(日本時間:同)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

日本GPフリー走行1回目の結果はこちら

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サージェント、マシンはアルボンのお下がり

Logan Sargeant
L_sargeant-_williams_l_20240405051201前戦オーストラリアGPでは、マシンをクラッシュさせたチームメイトのアレクサンダー・アルボンにマシンを召し上げられ欠場を余儀なくされたウィリアムズ・レーシングのローガン・サージェントだったが、今週の日本GPでもアルボンは引き続きサージェントから召し上げたマシンを使用、修復された元々アルボンの事故車をサージェントがドライブすることがわかった。

これについてサージェントは「これはF1だ。
統計学のような数字を持ち出しても話にならない。
チームを信頼して100%の走りをするだけ」と、言葉少なに意味深なコメントをするに留めた。

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ハース、『メルカリ』とスポンサー契約

Mercari
Mercari_l今週末の日本GPを前に、ハースF1チームは『メルカリ』とスポンサー契約を結んだことを明らかにした。

メルカリは日本でも人気のオンライン・フリマアプリ・サービスだが、今回契約を結んだのはアメリカの『メルカリUS』で、日本GP以外にもマイアミやオースティンそしてラスベガスの各グランプリで同チームのマシンにロコが掲出される予定という。

アメリカに本拠を置くハースF1だが、今季から小松礼雄/前チーフ・エンジニアがチーム代表を務めて実績を挙げていることから日本でも急速に人気を集めている。

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2024/04/04

日本GPのスチュワードにエンリケ・ベルノルディ氏

Enrique Bernoldi
E_bernoldi_mFIA(国際自動車連盟)は今週末行われる日本GPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(45歳:ブラジル)を指名した。

ベルノルディ氏のスチュワード就任は昨季第18戦のカタールGP以来となるもので、これが自身通算15度目ということになる。

同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。

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アンドレア・アントネッリ、メルセデスF1テストへ

Andrea Antonelli
A_antonelli_mercedes_lメルセデスAMGチームのジュニア育成ドライバーの一員で将来を嘱望されるF2ドライバーのアンドレア・キミ・アントネッリ(イタリア)が、同チームのプライベートテストに起用されることがわかった。

日程は現在のアジア遠征が終わる4月後半で、場所はオーストリアGPのコースであるレッドブルリンクが予定されているとのこと。
マシンは規定により旧型のものが使用される。

まだ17歳のアントネッリだが、2025年には同チームのハミルトンのフェラーリ移籍が決まったことにより、若手の大抜擢も急速に現実味を増してきている。

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2024/04/03

ピレリ、日本GP後にタイヤテスト実施へ

Pirelli Tyre
Tyre_work_lF1にタイヤを独占供給するピレリは、今週の日本GP終了後に開催地・鈴鹿サーキットを舞台にタイヤテストを行う予定を明らかにした。
テストは今シーズン後半から2025年シーズンのタイヤ開発を見据えて実施されるもので、各チームが交替で年間複数回行われる。

それによれば日程は4月9日(火)と4月10日(水)の2日間。
今回担当するのはビザ・キャッシュアップRBとキック・ザウバー2チームの予定。
鈴鹿サーキットはF1の中でも屈指のテクニカルコースで路面グリップも高く、ハイレベルな性能のタイヤが求められるという。

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日本GPの週末、日曜日一時雨の可能性も

Suzuka Circuit
Suzuka_circuit_l鈴鹿サーキットを舞台に今週行われる2024年F1第4戦日本GPの天気について、地元の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日は共に曇りであるものの、決勝レースが行われる日曜日は一時雨になる可能性があると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
4月05日(金) フリー走行 曇り 7- 17度 40%
4月06日(土) 公式予選 曇り 8- 19度 40%
4月07日(日) 決勝レース 曇り一時雨 12- 17度 60%

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2024/04/02

リバティ・メディア、2輪モトGPも傘下に

Liberty Media F1
Liberty_media_logo_m現在F1グランプリの保有者であるアメリカのリバティ・メディアが、2輪モトGPの商法権を所持する国際マネージング会社であるドルナスポーツを買収したことが報じられた。

事実であればモーターレーシング界は2輪も4輪もその頂点をリバティ・メディアが支配することになる。

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アルピーヌF1、日本GPで大幅アップデート計画

Alpine 『A524』
Alpine_a524_l今季ここまでノーポイントと苦戦のアルピーヌF1が、今週鈴鹿サーキットで行われる日本GPに、大規模なアップデートを計画していることが明らかにされた。

それによればここまで使われたモノコック本体から一新、軽量化を図ると共にエアロダイナミックスにおいてもフロントウィングを全面変更するなど大掛かりなものになるという。

噂では、開幕前に『A524』のモノコックが小さすぎることが発覚。
しかしFIA(国際自動車連盟)の新車クラッシュテストに間に合わせるため暫定シャシーでの参戦を余儀なくされたという。
ちなみに同チームのエステバン・オコンは身長186cmということで、これは角田裕毅の161cmより25cmも大きいことになり、その結果車体重量も10kgは重くなったとのこと。

アップデートが施されれば『A524』は1周あたり0.3秒は短縮されると試算している。

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2024/04/01

メルセデスAMG、『アディダス』獲得の噂

adidas
Adidas_logo_mメルセデスAMGチームが2025年から『アディダス』との間で大型のパートナーシップ契約を結ぶと報じられ、波紋を呼んでいる。

同チームは現在同業の『プーマ』と2018年以来、密接な関係を築いて来ているが、これが2014年一杯で契約の終了が見込まれているからだ。
その背景には世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンのメルセデス離脱が関係しているとの憶測が広がっている。

噂によればメルセデスはプーマの後継として一転ライバルで同じくスポーツ用品の世界的ブランドであるアディダスと契約するというもの。
しかもこれを契機にさらに契約金額を倍増させると伝えられている。

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フェラーリ代表、「製造者タイトルならいける」

Frederic Vasseur
F_vasseur_ferrari_l_20240331124201今シーズンもレッドブル・レーシングのリード様相で展開されているF1だが、ライバルの一角であるフェラーリのフレデリック・バッサー代表は「コンストラクターズ・タイトルならいける」と、強気な見方を披露した。

それによればフェルスタッペンが独走を続けるドライバーズ・ランキングはおそらく太刀打ちできないものの、肉薄するコンストラクターズ・タイトルでは逆転の可能性があるとした。
現に先に行われた第3戦でフェラーリはみごとな1-2勝利を飾り首位とのポイント差を4ポイントと詰め寄ってみせた。

これについてはレッドブル・レーシングのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーも「警戒すべきはメルセデスAMGよりもフェラーリになる」と陣営を引き締めている。

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