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2023年12月

2023/12/31

『ブレンボ』、F1で通算500勝を記録

Brembo Brake
ブレーキシステムで世界トップのメーカーである『ブレンボ』はF1通算500勝を記録したことを明らかにした。

過去には日本のメーカーも参戦したF1だが、現在はワンメイクとなっていてレッドブル『RB19』と同じブレーキシステムが全チームのマシンに採用されていて、2023年最後の勝利を記録したマックス・フェルスタッペンもその例外ではない。

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メルセデス&マクラーレンは2月14日に新型車発表か

Mercedes 『W14』 (C)Mercedes Motorsports
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これまでのところ、2024年シーズンを戦う新型車は2月5日のウィリアムズとザウバーを皮切りに2月13日のフェラーリまで3チームが発表予定を公開しているが、さらにメルセデス&マクラーレンの2チームがスケジュールを決めたと報じられた。

複数のイタリア・メディアによれば両チームはいずれも2月14日(水)のバレンタインデーにそれぞれ正式発表するとのこと。
打倒レッドブルを掲げる上位3チームにとって、号砲はまもなくだ。

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2023/12/30

フェラーリの来季新型車は95%がブランニュー

Frederic Vasseur (C)Ferrari S.p.A
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2023年シーズン、コンストラクターズ・チャンピオンシップでランキングで3位に後退した名門フェラーリ・チームは、2024年を戦う新型車が今シーズンから大きく進化したものになることを明かした。

そう語るのは前アルファロメオ代表で、今季から同陣営を率いるフレデリック・バッサー代表。
タイトル奪還を目標に臨んだ今シーズンだったが、レッドブル・レーシングは言うに及ばずメルセデスAMGのパフォーマンスに対しても後塵を拝する結果となった。

成果が出なければすぐさま糾弾が待ち受ける跳ね馬チームのこと、自身のためにも来シーズン前半のうちに好成績で乗り切りたいところだ。

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2023/12/29

フェラーリ、2026年PU(パワーユニット)始動の報

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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F1は地球環境の将来を見据え、2026年から大幅なレギュレーション変更を予定していて、このため各エンジン・マニュファクチャラーは現行のグランプリと併行しながら新PU(パワーユニット)の開発に追われている。

そんな中、フェラーリが他チームに先駈けいち早く2026年仕様のパワーユニット第一号の火入れ(始動)に成功したとのニュースがイタリアの専門紙から報じられた。
まだベンチテストの段階とみられるが、遠くない時期にプロトタイプマシンに搭載されて実車走行テストが行われる筈で、跳ね馬チームがとりあえず開発競争のアドバンテージを得たのは間違いないようだ。

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ペナルティ・ポイント年間1位はペレス

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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F1はレギュレーションに違反したりアクシデントの原因を作った場合にペナルティ・ポイントが科せられることになっている。
ペナルティ・ポイントは最大12か月を限度として集計され、累積12ポイントに達するとスーパーライセンスが停止され次のレースに参加できないことになる。

2023年シーズン終了時点でペナルティ・ポイント最上位はドライバーズ・ランキング2位のペレス(レッドブル)で、計7点となっている。
以下、2位はサージェント(ウィリアムズ)で計6点、3位ストロール(アストンマーティン)で計5点、4位は共に計4点のハミルトン(メルセデス)とラッセル(メルセデス)、6位は共に計3点の角田裕毅(アルファタウリ)とヒュルケンバーグ(ハース)、8位に共に計2点のフェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)とボタス(アルファロメオ)、デ・フリース(アルファタウリ)そして周冠宇(アルファロメオ)と続いている。

2022年に比べて大きく減少を果たした角田のものは、スペインGPで周冠宇を、またオランダGPではラッセルをそれぞれコース外に押し出した行為がペナルティに問われたものとなっている。

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2023/12/28

2024年のプレシーズンテストは2月21日~23日に

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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2024年のプレシーズンテストは、今シーズンと同じく開幕戦バーレーンGPの舞台であるバーレーン国際サーキットで行われることがFIA(国際自動車連盟)からアナウンスされている。

期日は2024年2月21日~23日とされていて時間は各日10時(日本時間:16時)から19時(日本時間:25時)まで。
これは2023年のテストより1時間短いもので、さらにタイトなものとなる。
そしてこの1週間後に新たなF1シーズンが幕を開ける。

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2023/12/27

FIA、バジェットキャップ(予算制限)の効果自讃

FIA
近年、F1チーム間の財政規模の格差が拡大、潤沢な資金を持つチームと財政が困難に陥っているチームとの戦闘力に開きが出ているとして、FIA(国際自動車連盟)は2021年から年間予算の上限を設けるいわゆるバジェットキャップ(予算制限)を導入している。
しかし多くのプライベートチームやワークスチームの一部からも効果がみられないと指摘を受けている。

これについてFIAは、「チーム間の格差は間違いなく縮まっている」と主張、方針の正しいところを自讃している。
それによれば予算上限に達したチームはそれ以上アップデートができないことから他チームの開発を許すことになり、結果的に戦力の平均化を招いているというものだ。

しかし格差が縮まったとしても、実際に勝利できるチームはごく限られているのが現実だ。

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2023/12/26

ルクレール弟、フェラーリ・アカデミーから外れる

Jock Clear & Takuma Sato (C)Honda Media
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ベネトンを皮切りにロータスやウィリアムズ等多くのF1チームを渡り、日本では佐藤琢磨(当時B.A.R・ホンダ)のレースエンジニアを務めたことで馴染みが深いジョック・クレア氏(60歳;イギリス)が、現在所属するフェラーリ・チームでFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の責任者に就くことが決まった。

実際に業務がスタートするのは2024年からだが、これを前に「悲しい」ニュースが伝えられてショックが広まっている。
それは同チームのレースドライバーであるシャルル・ルクレールの弟でF2ドライバーのアーサー・ルクレール(23歳:モナコ)がFDAのメンバーから外されたことだ。
残念ながらアーサーは今年の『FIA・F2選手権』で15位に留まり期待に応えることができなかった。

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アルファタウリのスポンサーに『VISA』の名前

Alphatauri 『AT04』 (C)Scuderia Alphatauri
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先にFIA(国際自動車連盟)が発表した。2024年のF1エントリーリストではまだ『スクーデリア・アルファタウリRB』のチーム名で記載されたアルファタウリだが新たなタイトル・スポンサー獲得に動いているのは衆知の事実だ。

そこで今、話題になっているのがアメリカの大手決済会社である『VISA』。
伝えられるところによれば母体であるレッドブルの意向でチーム名に『レーシング・ブルズ』を組み合わせるとしていることから『VISAレーシング・ブルズ』などになるかも知れない。

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2023/12/25

スティーブ・ニールセン、FIA(国際自動車連盟)退任へ

Steve Nielsen (C)Scuderia Toro Rosso
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FIA(国際自動車連盟)でスポーティング・ディレクターを務めるスティーブ・ニールセン氏(58歳)が、今季限りで同職から退任することがわかった。

1964年、イギリス・ブリストルで生まれたニールセン氏がF1に関わるきっかけになったのはF1にケータリングのサービスを提供する会社に勤めたのが最初という変わりタネ。
モータースポーツの現場に関わってからはB.A.R・ホンダやティレル、アロウズ、ルノー、ウィリアムズなどの活動にも関与した。
現職には今年初めに就いたばかりだった。

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ザウバーの新型車発表も2月5日(月)に

Alfaromeo 『C43』 (C)Alfa Romeo F1
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スイス・ヒンヴィルに本拠を置くザウバー・モータースポーツも2024年の新型車『C44』(仮称)をウィリアムズ・レーシングと同じく来たる2月5日(月)に発表する方針をアナウンスした。
発表スケジュールが確定したのはこれで3チーム目になった。

これまでパートナーシップを組んで来たアルファロメオとの関係は今季末で終了となるためザウバー名でのエントリーになる。
なおドライバーは引き続きバルテリ・ボタス&周冠宇というラインナップになる。

【2024年新型車発表予定】

日時 チーム マシン名 場所
2月05日(月) ウィリアムズ 『FW46』 オンライン
2月05日(月) ザウバー 『C43』 オンライン
2月13日(火) フェラーリ 『SF-24』 マラネロ本社
*マシン・場所等は非公式です。

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2023/12/24

ウィリアムズ・レーシングの新型車は2月5日に発表へ

Wiliams 『FW45』 (C)Williams Racing
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今シーズン、目覚ましい挽回を見せたウィリアムズ・レーシングがさらなる復活が期待される2024年新型車の発表を来たる2月5日(月)に行うことを明らかにした。
順当であればマシン名は『FW46』になる見込みだ。
*『FW』はチームの設立者であるフランク・ウィリアムズ氏の頭文字

ドライバーは今季と同じアレクサンダー・アルボンとローガン・サージェントという顔ぶれが継続される。

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2023年シーズン総走行距離は地球を8周分

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2023年も全22戦にタイヤを独占供給したピレリタイヤは、全マシンの総走行距離が合わせて30万8千キロとなり、これは地球8周分に相当するものになったということだ。
今季は実質22戦だったが、2024年は全24戦が予定されているので記録更新は必須。
このほとんどがドライ用のスリックタイヤでのもので、ウェットタイヤ(フルウェット&インターミディエイト)は全体の6.3%に留まったという。

また同じタイヤで最も長く走行したのは新人オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の302.5キロ。
オープニングラップでのアクシデントで2周目にピットイン、交換したタイヤで最後まで走り切るという異例の産物となったものだ。

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2023/12/23

ルノー・パワー、アンドレッティにエンジン供給も

Bruno famin (C)Alpine F1
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以前、その関係性が噂になったアンドレッティ・フォーミュラ・レーシングとルノー・スポールにまた復活の可能性が出て来たようだ。

これはルノーのワークスチームであるアルピーヌF1のブルーノ・ファミン代表が語ったもの。
それによればアンドレッティ・フォーミュラはキャデラック・ブランドでGM(ゼネラルモーターズ)からPU(パワーユニット)供給を受けることになっているが、開発の遅れが懸念される状況になっている。

そこで早ければ2025年にも新規参戦を目指す同チームに、ルノーがPU(パワーユニット)をカスタマー供給するというのがその筋書き。
復活が見込まれる両者の関係に注目が集まっている。

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2023/12/22

FIA、発煙筒類の使用を禁止へ

Orange Army (C)Redbull Racing 拡大します FIA(国際自動車連盟)は近年エスカレートが懸念されているサーキットでの発煙筒や花火等を使用した応援を禁じる方向であることを明らかにした。

 

とりわけ目立つのはマックス・フェルスタッペン(オランダ)の私設応援団で、母国のナショナルカラーであるオレンジ色の煙はコースまで覆い尽くすほど。
この熱狂的な応援団は『オレンジ・アーミー』と呼ばれている。
これまでサーキット側の警備に任されてきたが、今後はFIA自らが主体となり全グランプリの警備を統一させるとのことだ.

 

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フェルスタッペン(レッドブル)の年収100億円

Max Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 2023年の王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の年収がボーナスも含め約7千万ドル(約100億円)に達することが伝えられた。
通常ドライバーの年収は公表されていないが、これはアメリカの大手経済誌『フォーブス』が推計・公表したもので、他の個人的なスポンサー料などは含まれていない。
また現在のところチームのコストキャップの金額にも計上されていない。

 

それによれば2番手は前チャンピオンであるハミルトン(メルセデス)で5千5百万ドル(約79億円)、3番手アロンソ(アストンマーティン)の3千4百万ドル(約49億円)とチャンピオン経験者が続いた。
なお角田裕毅(アルファタウリ)の名前はトップ10圏外で今回のリストには入っていなかった。

 

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2023/12/21

フェラーリ代表、サインツとの契約延長示唆

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのフレデリック・バッサー代表が、同チームのカルロス・サインツ(29歳:スペイン)との交渉について言及、新たに3年の契約延長を呈示したことが゜わかった。

同チームのルクレール&サインツ二人のドライバーについて、いずれも2024年末に満了と理解されているが、ルクレールのほうはすでに2030年までという6年に渡る長期契約締結にと報じられている。

一方、サインツのほうは当初2年だけの延長が示されたものの、合意には至らなかったと伝えられていた。
今回さらに1年の上積みが行われた形だが、イコールとされた二人のドライバーの間に明確な格差が生じているようだ。

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FIA、F1ファクトリーの抜き打ち検査も

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)はF1各チームに対して行われているファクトリーへの立ち入り検査について、2024年シーズンは前触れなく抜き打ちで行う方針を通知した。

F1レギュレーションは複雑で、ルールの解釈を巡りFIAとチーム側とのせめぎ合いが繰り返し行われている。
そのためチームが規則を遵守しているかの検査が随時行われているが、これまではすべて事前に期日を通知して行われてきたとのこと。
FIAのシングルシーター担当者である元フェラーリのニコラス・トムバジス氏は「抜き打ちでなければ検査の効果が薄い」と指摘しているものだ。
ただ実現にはチーム側との交渉が難航することだろう。

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2023/12/20

『2024年F1日本GP』に新タイトル・スポンサー

2024日本GPロゴ (C)Honda Racing
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2024年のF1日本GPは大会の正式名が『MSC クルーズ日本GP』になることが発表された。
MSCは主にエーゲ海などヨーロッパ地域を中心に発展した大手客船会社。
日本でもMSCクルーズ・ジャパンが窓口になってツァーを展開している。

2024年の日本GPではタイトル・スポンサーを務めることなり、サーキット内には多くの看板が設置される予定という。

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角田裕毅(アルファタウリ)、来季に向けシート合わせ

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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苦戦を強いられた2023年シーズンから脱し、コンストラクターズ・ランキング上位復帰を目指すスクーデリア・アルファタウリがイタリア・ファエンツァのファクトリーで来シーズンに向けシート合わせを行ったことがわかった。

ただ先にFIA(国際自動車連盟)が発表した2024年のエントリーリストに記載されたチーム名の『スクーデリア・アルファタウリRB』は暫定のもので、開幕までに新たな名称を届け出る、というあまり例を見ないものになっている。

な同チームは昨季と同じダニエル・リカルド&角田裕毅というドライバー・ラインナップの継続が決まっている。

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2023/12/19

フェラーリの2024年新型車は2月13日に発表予定

Ferrari 『SF-23』(C)Ferrari S.p.A
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来季、悲願のタイトル奪還を狙うスクーデリア・フェラーリは、期待の2024年新型車『676』を来年2月の13日(火)に発表予定であることを明らかにした。
発表の場所などの詳細はまだ未定とされる。
なお『676』は開発コード名で、正式名称は例により改めてお披露目されることになっている。

ちなみに2023年は『SF-23』だったので順当なら来季マシンは『SF-24』ということになるがこのチームは脈絡なく変更される場合が多いので現段階では不明だ。
来季のレースドライバーは引き続きルクレール&サインツというラインナップが継続されることが決まっている。

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2023/12/18

ギド・ヴァン・デル・ガルデ、現役生活引退を決断

Giedo van der Garde (C)Sauber Motorsport
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元ケータハムのF1ドライバーであるギド・ヴァン・デル・ガルデ(38歳:オランダ)が、今シーズン限りで現役生活を終えることを決めたことがわかった。

わずか1シーズンで終えたケータハムでのF1生活はマシンの戦闘力を欠いたこともあり最高14位(2013年ハンガリーGP)というものだったが、その後はザウバー・チームでテスト&リザーブドライバーを務めた。
F1離脱後はスポーツカーレースに転向、主にLMP2クラスのマシンを操り、多くのレースで活躍、富士スピードウェイで行われた『富士6時間レース』でクラス優勝したことも記憶される。

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アウディ新首脳、F1撤退の噂を否定

Audi F1 (C)Audi Motorsport
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2026年からのF1新規参入が予定されているアウディ・モータースポーツだが、これを白紙撤回するという信じがたい噂が伝えられ波紋を呼んでいる。
これは、同社のCEO(最高経営責任者)が交替したためのようだ。

ドイツに本拠を置くフォルクスワーゲン・グループのアウディは、ザウバー・チームむわ引き継ぐ形で2026年からF1参入する計画を発表している。
しかし新たにCEOに付いた財務畑の出身であるゲルノット・ドルナー氏はこの計画に難色を示していると報じられたもの。

しかし取材に対し同社の広報は「2026年の参入は経営委員会や監査役会の決定であり、CEOひとりの思惑で覆せるものではない」と一蹴している。
またこの話には「計画をポルシェが引き継ぐ」というものや、「トヨタがまるごと買い取る」という憤飯ものまで尾ひれが付いて、一人歩きを始めている。

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2023/12/17

アルファタウリのエントリー名は暫定

Alphatauri (C)Scuderia Alphatauri
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FIA(国際自動車連盟)は2024年のエントリーリストを発表したが、『Scuderia Alpha Tauri RB』(スクーデリア・アルファタウリRB)の名前で記載されたアルファタウリは、開幕までに変更になる見通しを明らかにしている。

これについて一部メディアが報じるところによれば、新しい名称は『Racing Bulls』(レーシング・ブルズ)を中心にし、その前か後ろに今後発表される予定のタイトル・スポンサーの名前が入れられるとのことだ。
なお同チームの来季レースドライバーは引き続きダニエル・リカルドと角田裕毅の二人が務めることで確定している。

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2023/12/16

2024年F1エントリーリスト、ザウバー復活

Start Signal (C)Pirelli Motorsport
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12月15日、FIA(国際自動車連盟)は2024年シーズンのF1カレンダーを発表した。
ドライバーの変更はなく全体に前年の体制を踏襲しているが、エントリー・チーム名ではアルファロメオが消えて、ザウバーの名前が復活しているのが目を引くところ。

【2024年F1エントリーリスト】(12月15日)

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
Oracle Red Bull Racing Red Bull Honda RBPT 1 マックス・フェルスタッペン HOL 11 セルジオ・ペレス MEX
Mercedes-AMG Petronas Foumula one Team Mercedes 63 ジョージ・ラッセル GBR 44 ルイス・ハミルトン GBR
Scuderia Ferrari Ferrari 16 シャルル・ルクレール MON 55 カルロス・サインツ ESP
McLaren Foumula one Team McLaren Mercedes 81 オスカー・ピアストリ AUS 4 ランド・ノリス GBR
Aston Martin Aramco F1 Team Aston Martin Mercedes 18 ランス・ストロール CAN 14 フェルナンド・アロンソ ESP
BWT Alpine F1 Team Alpine Renault 31 エステバン・オコン FRA 10 ピエール・ガスリー FRA
Williams Racing Williams Mercedes 23 アレクサンダー・アルボン THA 2 ローガン・サージェント USA
Scuderia Alpha Tauri RB Alpha Tauri Honda RBPT 3 ダニエル・リカルド AUS 22 角田 裕毅 JPN
Stake F1 Team Kick Sauber Alfa Romeo Ferrari 77 バルテリ・ボタス FIN 24 周冠宇(チョウ・グアンユー) CHI
MoneyGram Haas F1 Team Haas Ferrari 20 ケビン・マグヌッセン DEN 27 ニコ・ヒュルケンバーグ GER

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アストンマーティンF1、アラムコとの契約延長

Aston Martin 『AMR23 (C)Aston Martin F1 Team
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アストンマーティンF1は、同チームの共同タイトル・スポンサーでもある『アラムコ』とのテクニカル・パートナーシップ契約を2028年末まで延長することを正式発表した。
これにより2023年『アストンマーチン・アラムコ・コグニザントF1チーム』だったエントリー名は2024年は『アストンマーチン・アラムコF1チーム』となる。

アラムコは中東サウジアラビアの国営石油会社だが、今季前半の活躍をみてもその技術レベルは一流であることが窺われる。
なおアストンマーティンF1チームはレギュレーションが大幅変更となる2026年からホンダ製パワーユニットを搭載しして戦うことが決まっているが、これによりホンダもアラムコ製の燃料や油脂等を使うことになるようだ。

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2023/12/15

「米国での認知度上げたい」、サージェント(ウィリアムズ)

Logan Sargeant (C)Williams Racing
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アメリカでも盛り上がるF1人気を背景にウィリアムズ・レーシングから現状アメリカ人唯一のF1ドライバーとしてデビューを果たしたローガン・サージェント(22歳:フロリダ)だが、ホームグランプリと言えるマイアミGPですら母国ファンの熱闘的な声援を受けたとは言い難い状況だった。

これについてサージェントは「ジュニア時代をヨーロッパ地域で過ごしたからアメリカの観客には馴染みがない」と、自らを分析してみせた。
事実、サージェントがF1スーパーライセンスを獲得したのはヨーロッパ地域を主な戦場とする『FIA・F2選手権』での戦績で、北米のレースによるものではなかった。

それでも本人は「来シーズン、僕が活躍すれば大丈夫」と、すこぶる楽観的だ。

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2023/12/14

2024年はペレス(レッドブル)にとって「勝負の年」

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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チャンピオン・チームのドライバーとしてドライバーズ・ランキング2位は立派な成績である筈だがレッドブル・レーシングの2023年セルジオ・ペレスに対しては厳しい評価が絶えないようだ。

というのもタイトルを獲得したマックス・フェルスタッペンが1シーズンで実に19勝を挙げ575ポイントを記録したのに対し、ペレスのほうはわずか2勝止まりでポイントも285点に留まるという明らかな差を付けられたからだ。

同チームのクリスチャン・ホーナー代表はそのペレスについて「まずは土曜日の仕事をレベルアップさせる必要がある」とし、スターティンググリッドの改善を求めた。
今年序盤こそ2回のポールポジション獲得で存在感を示したものの、終盤に掛けては失速が目立ちエースの座を脅かす存在ではなくなっていた。
現在の契約が満了するとされる2024年、ペレスにとってはまさに正念場を迎えることになる。

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2023/12/13

ホンダ・レーシング、インディカー撤退の噂

佐藤 琢磨 (C)Honda Racing
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アメリカを代表するシングルシーター・レースの最高峰インディカー・シリーズだが、これを支えるエンジン・サプライヤーの一つであるHRC(ホンダ・レーシング)が、2026年以降の参戦についてインディ500を含め撤退も検討中であることが伝えられた。

同シリーズはF1に先駈けて地球環境に配慮した対策を採っているが、今後エンジン・レギュレーションのさらなる改定により開発費用がもっと高騰することが懸念されているところだ。
事実、北米ホンダのモータースポーツ担当マネージャーであるチャック・シフスキー氏はコスト増大が理由の一つであることを否定していない。

ただインディカー撤退が想定される2026年はマニュファクチャラーとしてのホンダF1復帰の時期と重なることが、周囲に要らぬ憶測を呼んでいる部分もあるようだ。

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F1委員会、ピレリにタイヤの熱対策求める

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)のF1委員会は、タイヤウォーマーの廃止が棚上げになったことも踏まえ、ドライバーから要求の強いタイヤのオーバーヒート問題の解決策を2027年までの独占サプライヤーであるピレリタイヤに要望した。

それによれば現在供給されているものは温度の上昇に伴い急速にタイヤのデグラデーション(劣化)が進行、激しいグリップダウンを起こしてラップタイムが低下、レースの華であるバトルの障害になっているというもの。

タイヤ自体の構造面に問題があるのでは、とのチーム側からの指摘に対し、ピレリではコンパウンドの改善で対処できると楽観的な姿勢を崩していない。

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2023/12/12

角田裕毅、米ESPNでトップ10に選出される

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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今季最終戦アブダビGPで8位に入賞した角田裕毅(アルファタウリ)の走りに対し、アメリカのスポーツ専用チャンネル『ESPN』が2023年の『F1ドライバー・トップ10』を選定、その一人として発表した。

角田はこのレースで少数派(20台中3台)のワンストップ作戦を選択、一時は首位を走行、またレース終盤にはハミルトン(メルセデス)らとの壮絶バトルを演じて印象を残し、観客が選ぶ『ドライバー・オブ・ザ・デー』に初選出されている。

ESPNは今回の選出理由について「今年のグリッドで最も遅いマシンにも関わらず、チームにとって貴重な17ポイントを獲得した」と高く評価、また「今年最も成長した若手ドライバーの一人」と、讃えた。

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オコン(アルピーヌ)、「1年間無駄にした」

Esteban Ocon (C)Alpine F1 Team
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アルピーヌF1から参戦して3年目のシーズンを昨年のランキング8位から12位に後退して終えたエステバン・オコン(27歳:フランス)は、リタイヤが多かったことを挙げ、来シーズンの挽回を誓った。

「ポイントを獲得するためにはとにかく最後まで走り切らなければならない。
でも今シーズンはリタイヤが多すぎた。
マシントラブルに加え僕自身のミスやアクシデントもあったしね。
来シーズンは慎重かつアグレッシブなドライビングに徹して、また表彰台に上がれるように心掛けたいと思っているよ」

昨年、2回のみだったリタイヤは今年6回まで急増、完走率も2022年の91%から73%まで低下、結果的にポイント獲得の機会を多く失っていた。

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2023/12/11

2024日本GPの観戦チケット販売開始

Image (C)Suzuka Circuit
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12月10日、2024年日本GP観戦チケットの前売り販売が開始された。
来年の日本GPはFIA(国際自動車連盟)の意向でこれまでの秋開催から春の開催へ変更。
その影響で2024年はわずか4か月のインターバルをおいての開催となる。

それでもホンダ製パワーユニットによるタイトル獲得への貢献や角田裕毅(アルファタウリ)の活躍もあって人気は上々。
ホームスタンドや1-2コーナなど人気の席は早くも完売になるなど順調な滑り出しをみせたものの、その一方でチケット代金が大幅値上げになっているとの悲鳴も聞かれた。
これは世界的なF1ブームの広がりによる影響で開催権料が高騰するなどのためとみられるが、日本の熱心なF1ファンにとっては不都合な流れか。

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角田裕毅(アルファタウリ)、ラップリード8位に

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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今年の最終戦アブダビGP決勝レース中、5周に渡ってラップリードを記録した角田裕毅(アルファタウリ)だが、これが2023年シーズンとして全体の8位に相当するものであることがわかった。
日本人ドライバーとしてこれは2004年のヨーロッパGP(ニュルブルクリンク)で佐藤琢磨(B.A.R・ホンダ)が2周を記録して以来、史上2人目の快挙となるもの。

ちなみに今シーズンもラップリード数1位はチャンピオンを獲得したフェルスタッペンで計1,003周という圧倒的な新記録となった。
大きく離れた2位はペレス(レッドブル)の146周、3位サインツ(フェラーリ)の77周、4位ルクレール(フェラーリ)41周、5位ノリス(マクラーレン)30周、6位ハミルトン(メルセデス)13周、7位ラッセル(メルセデス)6周、8位角田裕毅(アルファタウリ)5周、9位アロンソ(アストンマーティン)3周、そして10位ピアストリ(マクラーレン)の1周と続いた。

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2023/12/10

ピアストリ、FIA『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』に

Oscar Piastri (C)FIA Formula 2
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今年マクラーレン・レーシングからF1デビューを果たしたオーストラリア期待の新人オスカー・ピアストリ(22歳)が、FIA(国際自動車連盟)が選出する2023年の『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』に輝いた。

賞の対象はF1だけでなく全カテゴリーの中から関係者の投票で決められたもの。
ピアストリは2007年のルイス・ハミルトン(当時マクラーレン)以来となるデビューイヤー表彰台を獲得して非凡なところをみせた。

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アストンマーティン代表、アロンソに高評価

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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今シーズン、アストンマーティンF1チームに移籍、ランキング4位と好成績を残したフェルナンド・アロンソについて同チームのマイク・クラック代表が高い評価を与えている。

それによればアロンソの起用にあたり、チーム内で当初は不安があったとのことだ。
それは、アロンソがドライバーとしての能力には定評があったものの、過去に所属したチーム内で不和を起こすなど人間性に問題を指摘する声があったからという。
とりわけアストンマーティンはランス・ストロールの父親がオーナーのチームということもあったからだ。

しかし2023年のアロンソはチームメイトとの関係も良好でチーム内に波紋を起こすことも皆無だったという。
クラック代表は2024年で契約が満了するアロンソにさらなる契約延長を持ち掛けていると明かしている。

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2023/12/09

F1、2026年マシン開発を2025年まで禁止に

FIA
F1の技術的な取り決めを検討するF1委員会での合意を受け、FIA(国際自動車連盟)は大きく仕様が変更される2026年以降のF1マシンについて、開発作業開始時期を2025年1月まで禁止することを決定、各チームに通達した。

衆知のように2026年からF1は地球環境保護の観点から主にパワーユニットに関する規定が大幅に変更される他、エアロダイナミックス面においても改定の方向が示されているが、これによりCFD(計算流体力学)や風洞実験等の開発が2024年末まで出来ないことになるようだ。

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FIA、コクピットの酷暑対策を検討開始

Nikolas Tombazis (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)は、一部のグランプリでコクピット内部が耐えられないレベルの高温になるとして、その対策に乗り出す意向を明らかにした。

今年のカタールGPではとりわけ苛酷なコンディションとなり、レース後脱水症状を訴えるドライバーが相次いだことがその背景にある。

FIAでシングルシーターの技術責任者を務めるニコラス・トムバジス氏(元フェラーリ/チーフ・デザイナー)は、新開発のドライバー冷却装置を念頭に置いていることを示唆した。

ただ安全規則や車両重量に関わるケースが考えられるため、その場合にはレギュレーションの改定が必要になりそうだ。

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2023/12/08

ブリヂストン、フォーミュラEへの供給決定

Formula-E Image (C)Mercedes Motorsport
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イギリスの一部メディアが伝えたように、先に行われた入札の結果、現在供給している韓国のハンコックに代わって日本のブリヂストンがフォーミュラEへのタイヤ供給単独サプライヤー資格を獲得したことがFIA(国際自動車連盟)のWMSC(世界モータースポーツ評議会)から正式発表された。

これによりブリヂストンは来たる2026-2027シーズンから2029-2030年シーズンまでの4年間、フォーミュラEタイヤの単独サプライヤーを務めることになる。

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ビン・スライエム会長(FIA)、マドリッドGP計画を認める

Madrid demo (C)RedBull Racing
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スペインの地方紙『デアリオ』が報じて話題になっているF1マドリッドGP計画だが、FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ビン・スライエム会長も非公式ながらこれを認めていることがわかった。
さらに
会長のその口ぶりからは、FIA自身が積極的に関わっていることが窺われるという。

それを裏付けるように、まだ計画が表面化する前から『F1マドリッドGP』のロゴとその名称がFIAにより商標登録されたことがわかっている。
マドリッドGPはバラハスの市街地特設コースとして計画されているが、さらに2輪モトGPも同時併催という話も聞こえてきて注目を高めている。

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2023/12/07

ブリヂストン、フォーミュラEにタイヤ供給か

Formula-E Image (C)Mercedes Motorsport
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日本のブリヂストンタイヤが、次シーズンからFIA(国際自動車連盟)肝煎りのカテゴリーである『フォーミュラE』にタイヤを独占供給することになりそうだ。

これはイギリスの一部メディアが伝えたもので、先に行われた入札の結果、現在供給している韓国のハンコックに代わって供給資格を獲得したとのこと。
間もなく正式発表される見通しという。
なおフォーミュラEのタイヤは溝付きのもので、軽い雨でも使用できる全天候型となっている。

1997年から2010年までF1にタイヤを供給してきたブリヂストンは、F1復帰に向けても入札に参加したが、こちらはイタリアのピレリが獲得している。

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中国とマイアミも来季スプリント方式導入

Shanghai Circuit (C)Pirelli Motorsport
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2024年シーズン、新たに中国の上海とアメリカのマイアミ両グランプリでスプリントレース方式が導入されることになった。

これはFIA(国際自動車連盟)が今週発表したもの。
それによれば、他にすでに実績を持つオーストリア、アメリカ(US-GP)、ブラジル(サンパウロGP) そしカタールの4戦と合わせた全6戦が行われる。

なお肝心の具体的な週末のフォーマットについてはまだ最終的な合意が得られていない。

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2023/12/06

スペインで再びマドリッドGP開催の噂

Madrid demo (C)RedBull Racing
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スペインの首都マドリッドで、再びグランプリ開催の噂が広がっている。
これは同国の地方紙『ディアリオ』らが報じているもの。

それによればマドリッドGPは2026年初開催を目途にカレンダー入りを果たすというもので、場所はマドリッド市内のスペイン最大の空港があるバラハスに設営される特設コースが念頭に置かれているという。

ただし今年7月に報じられたようにFIA(国際自動車連盟)は『マドリッドGP』を商標登録していて、現行のスペインGP(バルセロナ)を脅かすものではなく共存させる方向を模索しているとみられる。
なおモータースポーツが盛んなスペインではこれまでハラマやヘレス等でもスペインGPが行われているが、1991年からは現在のバルセロナが定着している。

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アウディF1にアレクサンダー・アルボンの名前

Alexander Albon (C)Scuderia Toro Rosso
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2005年シーズンからF1新規参戦を予定するアウディF1チームだが、その最初のレースドライバーとして現ウィリアムズ・レーシングのアレクサンダー・アルボン(27歳:タイ)の名前が浮上していることが伝えられている。

2019年に当時のトロ・ロッソからF1デビューを果たしたアルボンは、その活躍が評価されレッドブル・レーシングに抜擢されたが、王者フェルスタッペンには及ばず無念の放出の憂き目に。
しかし1年のブランクを経て加入したウィリアムズでは再び際立つ輝きを放っていることからアウディF1の候補に挙げられているようだ。

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2023/12/05

メルセデスAMG、来季に向け課題はブレーキ

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームは、来シーズンのタイトル奪還に向け大きな課題の一つがブレーキの改善にあると説明した。

同チームのチーフ・ストラテジスト(戦略担当者)によれば、最終戦アブダビGP決勝レースでもハミルトンが『W10』のブレーキの不調に悩み、最悪リタイヤも覚悟する状況だったとのこと。
コンストラクターズ・ランキングの2位争いでフェラーリに競り勝ったのは上位フィニッシュ車のペナルティなど偶然の要素による幸運な出来事だったということだ。

そのため来季はハミルトンを満足させるブレーキシステムの構築が重要な課題となるのが必須の状況となった。

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再考の必要あり、スプリントレース方式

Image (C)Pirelli Motorsport 拡大します F1のステファーノ・ドメニカリ/CEO肝煎りで導入されたスプリントレース方式だが、2度目のシーズンを終えた各チーム代表らからは相変わらず賛否両論が呈されている。

 

中でも両タイトルを獲得したレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「ファンの意見を聞くべき」との持論を披露した。
それによれば、「どんな改革も、最終的にはファンの理解と支持がなければ長続きしない」というもの。

 

具体的には一部の下位カテゴリーで行われているリバースグリッド方式などもその叩き台に上がっているとのことだが、ただ改革に残される時間は多くはない。

 

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2023/12/04

レッドブル、来季の参加費が15億円に

Redbull Racing (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は、来シーズンに各チームが負担するエントリー料を明らかにした。
これは前のシーズンに獲得したボイント数に応じて算出するもので各年度、各チームにより異なるもの。

一番高額なのは、当然のことながら連続でコンストラクターズ・タイトルを獲得したレッドブル・レーシングで、2024年は1,062万ドル(約15億6千万円)になるということで、これは2023年に比べ、約12%増ということになる。

ちなみに今季獲得ポイントが減少した姉妹チームのアルファタウリは、7%減の約117万ドル(約1億7千万円)となっている。

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ピレリ、来季開幕3戦のタイヤを発表

Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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来シーズンも引き続きF1にタイヤを独占供給することが決まっているイタリアのピレリタイヤは、開幕3戦に使用されるコンパウンドを早くも発表した。

それによれば3戦それぞれで、第1戦のバーレーンGPにはハード寄りの3種類を、第2戦サウジアラビアGPには中間の部類の3種類を、そして市街地コースである第3戦オーストラリアGPには柔らかい部類の3種類が供給されるとのこと。
加えてピレリの担当者は、来年前半は実績のある今季のスペックを流用することで安定を図りたいとしている。

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2023/12/03

ステファーノ・ドメニカリ/CEO、来季のF1隆盛に期待

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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元フェラーリ・チーム代表で現在F1のCEO(最高経営責任者)を務めるステファーノ・ドメニカリ氏(58歳:イタリア)が、「来シーズンのF1は今年より盛り上がる」と、期待を込めて語っている。

それによれば今シーズンはフェルスタッペンとレッドブルが圧勝、スポーツとしては称賛されるべきものだがその影響で優勝争いはごく一部に限定されテレビ視聴率は伸び悩んだとされる。
しかし来季は他チームのマシンも熟成が進み、トップ(レッドブル)との差はかなり縮まると予測、それと共にファンの関心も再び高まるというものだ。
その布石として同氏は3強6人の他にマクラーレン・レーシングやアストンマーティンF1らの台頭を挙げた。

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マックス・フェルスタッペン、専属トレーナーが辞任

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ここ3年間ドライバーズ・タイトルを獲得し続けているフェルスタッペン(レッドブル)だが、そのフィジカル面を支えてきたパーソナルコーチが、4年間に渡った契約を今季限りで終了したことがわかった。

それによればそのコーチであるブラッドリー・スキャンズ氏は、来年もカレンダー増加するF1の過密スケジュールがもう限界であるとして、仕事より家族との時間を優先させる判断をしたというもの。
なお新たに同じポジションに就いたルパート・マンウォリング氏はこれまでサインツ(フェラーリ)の専属トレーナーだったとのことだ。

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2023/12/02

ローガン・サージェント、ウィリアムズ残留決定

Logan Sargeant (C)Williams Racing
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2023年のレースドライバーであるローガン・サージェント(22歳:アメリカ)について、ウィリアムズ・レーシングは1日、2024年シーズン残留を決定、正式発表した。
チームメイトは複数年契約によりやはり残留したアレクサンダー・アルボンということになる。

他チームのシートがすべて確定する中、ウィリアムズ・レーシングはルーキードライバーであるサージェントについて慎重な戦績評価を行っているとされていた。

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野田樹潤、スーパー・フォーミュラのテストに参加へ

Super Formula Test
これまでヨーロッパ地域を舞台にモータースポーツ活動を続けてきた野田樹潤(17歳)が、12月6日(水)~8日(金)に鈴鹿サーキットで開催されるスーパー・フォーミュラのルーキー・テストに参加することか関係者から発表された。
チームは『TGM Grand Prix』とされている。

JUJUこと野田樹潤は元F1ドライバーである野田英樹の長女。
幼い頃からカートコースやサーキットで非凡なポテンシャルを発揮していたが、あまりに若いことに加えて女性ドライバーであることもあってななか出場レースに恵まれず、海外に活動の舞台を求め、ジノックスF2000トロフィーではシリーズチャンピオンに輝いた。
国内で走るのは2019年の岡山国際サーキット以来ということになる。

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2023/12/01

角田裕毅(アルファタウリ)、公式サイトで3位の評価

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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今季最終戦アブダビGPで8位に入賞した角田裕毅(アルファタウリ)の走りに対し、F1公式サイトでこのレースで3位に相当するパフォーマンスとしてランク付けされたことがわかった。

自身最高位となる予選6番手からスタートした角田は数少ないワンストップ作戦を選択、
一時は首位を走行するなど善戦した。
最終盤では前チャンピオンのハミルトン(メルセデス)とバトルを演じるなど見せ場を作り、観客が選ぶ『ドライバー・オブ・ザ・デー』にも初選出されている。
なお同ランクの1位は優勝したフェルスタッペン(レッドブル)、2位はレースでも2位となったルクレール(フェラーリ)が選ばれている。

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ウィリアムズ、サージェントの来季去就はまもなく

Logan Sargeant (C)Williams Racing
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今シーズン、ルーキードライバーの一人としてウィリアムズ・レーシングからF1参戦を果たしたローガン・サージェント(22歳:アメリカ)だが、唯一来季のシートがまだ確定していないとされる。

これについて同チームの広報担当は「現在この1年間のサージェントのパフォーマンスを精査中で、結論はここ数週間中に下されるだろう」との方針を説明した。

サージェントにとってはまさに『まな板の上の鯉』状態だが、アメリカ人である当人は、シーズン最終盤に行われたラスベガスGPでみせた予選7位というスピードを残留の拠り所にしているようだ。
なおオースティン・サーキットのアメリカGPでも初入賞でポイントを獲得しており、ホームに強いところを示している。

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