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2023年9月

2023/09/30

ホンダ、青山の本社ビル建て替えへ

ウエルカムプラザ青山/ホンダ (C)Honda Racing
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ホンダは、東京青山にある本社ビルの建て替えを行うことを明らかにした。

同ビルは本田技研工業本社だけでなく、1階に『ウエルカムプラザ青山』が入っていてF1マシンの展示や、レース体制の記者発表が行われるなどモータースポーツ・フアンには馴染み深いところ。

なお現在のホンダ青山ビルは2025年春までに解体、新ビルは2030年度の完成を予定しているという。

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2023/09/29

サージェント(ウィリアムズ)、来季残留の芽

Logan Sargeant (C)Williams Racing
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今季ウィリアムズ・レーシングからF1デビュー、を果たしながらまだ無得点のローガン・サージェント(22歳:アメリカ)だが、チームの期待は高いようだ。

これはジェームズ・ボウルズ代表がスイスのメディアに語ったもの。
それによればルーキーであるサージェントは小さなミスによるクラッシュ等が多く、それらによって本来の優れた能力が覆い隠されているというもの。
さらに今シーズンの残り6戦でみせるパフォーマンス次第で来季残留の可能性も否定しないと語った。

今シーズン、チームメイトのアレクサンダー・アルボンがここまで5回の入賞でチームの全ポイントを稼いでるのに対し、残念ながらサージェントは無得点に留まっている。

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アルファタウリ、次戦のドライバー明言せず

Liam Lawson (C)Scuderia Alphatauri
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早ければ日本GPでのレース復帰を目指すとしてきたスクーデリア・アルファタウリのダニエル・リカルドだが、結局間に合わなかったばかりか、次戦カタールGP(10月8日)への参戦も危ぶまれていることがわかった。

再びリカルドが欠場の場合、引き続き新人のリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)が代替参戦するものとみられるが、先の日本GPではチームメイトである角田裕毅のマシンと激しく接触しながらもまったく譲らず、レースを終えてからも「ユーキに勝っても意味がない」と嘯くなど、必ずしも二人が良好な関係にあるとは思えないことが周囲に要らぬ懸念を呼んでいるようだ。

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2023/09/28

デ・フリース(元アルファタウリ)、フォーミュラE復帰へ

Nyck de Vries (C)Scuderia Alphatauri 拡大します 2020/2021年フォーミュラEチャンピオンの勲章と共に今季スクーデリア・アルファタウリから本格F1デビューを果たしながら、わずか10戦で放出となったニック・デ・フリース(28歳:オランダ)が、再びフォーミュラEに復帰することが明らかとなった。

 

2022年、デ・フリースは体調不良となったアレックス・アルボンの代役としてウィリアムズ・レーシングからF1スポット参戦、9位という好成績を収めポイントを獲得したことが評価されていた。
なお復帰するフォーミュラEでは『マヒンドラ』に所属することが決まっている。

 

 

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ベッテル(アストンマーティン)にポルシェ転向の噂

Image (C)Porsche AG
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昨シーズン限りでアストンマーティンF1チームを離脱、目下フリーの立場にある元4回のチャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(37歳:ドイツ)にスポーツカーレース転向の可能性が報じられている。

それによればイギリスに本拠を置く『JOTA』チームからルマン24時間レースのドライバーとしてコンタクトが寄せられているというもの。
ただその場合、マシンはLMP2クラスのポルシェになる見込みで、トヨタ・チームが総合優勝を遂げたようなものとは異なるものになる。

なお交渉が進展した場合、正式調印に先駈け実車でのテストが行われる筈だ。

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2023/09/27

ミック・シューマッハ、来季WEC転向も視野に

Mick Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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元ハースF1のレースドライバーで現在はメルセデスAMGチームのリザーブドライバーを務めるミック・シューマッハが、あくまでもレギュラードライバーのシートを求め、WEC(世界耐久選手権)に参戦するフランスのアルピーヌF1チームと接触していることが報じられた。

これはスイスの戦闘力『モータースポーツ・アクチュエル』が伝えたもので、それによればシューマッハのマネージメントを担当するサビーネ・ケームさんがアルピーヌの幹部とコンタクトを取っているのが目撃されているとのことだ。

シューマッハ自身もF1シミュレーターばかりで実際に走れないでいるよりはスポーツカーレースで実戦の場を重ねることを優先させたい考えのようだ。

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アルピーヌF1、オコンは意に介さず

Alpine 『A523』 (C)Alpine F1 Team
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日本GP決勝レース終盤、当時チームメイトの前を走行中だったピエール・ガスリーに、事実上のチームオーダーが出されたことが波紋を呼んでいるが、もう一方の当事者であるエステバン・オコンのほうはどこ吹く風と余裕をみせている。

「僕らは互いに異なる戦略で戦っていたからね。
それでチームは僕を前に出したほうが得策と判断したんだろう。
そういうのはウチではよくあることで、そんなのをいちいちチームオーダーなんて騒いでいたら身が持たないよ」と、一蹴した。

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2023/09/26

「3位だと思った」、ルクレール(フェラーリ)

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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日本GP決勝レースを4位で終えたフェラーリ・チームのシャルル・ルクレールだが、一時自分が3位だと勘違いしていたことを明かした。

それによればレース終盤、スローダウンしたレッドブル・レーシングのマシンをオーバーテイクした際にこれが首位にいたフェルスタッペンのものだと勘違い、当時4位走行中だった自分も3位表彰台圏内に上がったと錯覚したのだという。

当時ペレス(レッドブル)が一旦リタイヤした後、ペナルティ消化のため1周だけガレージを出て再走していたことが思わぬ誤解を生んでしまったようだ。

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アルピーヌF1、チームオーダーで亀裂か

Alpine 『A523』 (C)Alpine F1 Team
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日本GP決勝レースをオコン9位、ガスリー10位のW入賞で終えたアルピーヌF1チームだが、これが小さな亀裂のきっかけになったかも知れない。

レース終盤、昨季のレースドライバーだったアロンソ(アストンマーティン)を追って9位を走行中だったガスリーに、チームから無線で後続のチームメイトであるオコンに道を譲るよう指示があったという。
タイヤ戦略等の違いからチームはオコンのほうに分があると判断しとみられるが、ガスリーは一時抵抗の姿勢をみせたと伝えられている。

「われわれが対等というのなら、次は僕が順位を譲ってもらえるのだろう。
楽しみにしているよ」と、ガスリーは皮肉った。
自慢のオール・フランス・チームに亀裂が走らなければいいのだが。

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2023/09/25

久々大盛況の日本GP(鈴鹿サーキット)

鈴鹿サーキット (C)Redbull Racing
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新型コロナウイルスの影響もピークを超えたことに加え、ホンダ・パワーの活躍、角田裕毅(アルファタウリ)への期待と熱い話題が重なった今年の日本GPは、久々に多くの観客が詰めかけたことがわかった。

開催地鈴鹿サーキットの発表によれば、フリー走行の金曜日に4万4000人、公式予選の土曜日は7万9000人、そして決勝レースの日曜日には10万1000人。
3日間の合計で22万2000人が入場したという。

過去には30万人以上という年もあったが、消防法による制限が強化されてからは最多ということだ。

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ピアストリ(マクラーレン)、「3位でも大満足」

Oscar Piastri (C)McLaren Group
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今年F1デビューしたばかりの新人ながら、日本GPでみごと3位表彰台に輝いたマクラーレン・レーシングのオスカー・ピアストリは「3位でも満足」と笑顔をみせた。

「2番グリッドからのスタートだから一つ順位を下げちゃったけれど、こうしてチームメイトと一緒に表彰台に上がれたなんて大満足だよ。
鈴鹿サーキットは難しいコースだけれど、チームが用意してくれた僕らの『MCL60』には戦闘力があった」

また「F1で表彰台に上がれるのはホンの一部のドライバーに過ぎないけれど、1年目で実現できて最高だよ」と、F2時代以来となる好成績に胸を張った。

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2023/09/24

今年も日本GPはフェルスタッペン(レッドブル)が完勝

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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9月24日(日)14時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2023年F1第17戦日本GPの決勝レースが全53周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温27度、路面温度45度、路面はドライコンディションでスタート前大空には初めてブルーインパルスが飛来して雰囲気を盛り上げた。
なお最後尾グリッドのサージェント(ウィリアムズ)はピットレーンスタートを選択している。

オープニングラップで複数の接触事故がありいきなりのセーフティカー。
アルファタウリもチームメイトどうして接触を繰り返している。
ボタス(アルファロメオ)をリタイヤに追い込んだサージェント(ウィリアムズ)に5秒のタイムペナルティ。ペレス(レッドブル)にもセーフティカーラインの違反で5秒のタイムペナルティが通告された。
そのペレスはさらにマグヌッセン(ハース)と接触、結局チームはリタイヤを決断した。ししかしペレスは1周だけ再走、複数ペナルティの次戦持ち越し回避を図ったものとみられる。

53周に渡ったレースを制したのは昨年に続いての連続となるポールTOウィンを果たしたフェルスタッペン(レッドブル)。
イタリアGP以来の今季13勝目、自身通算48勝目となる快挙となった。
2位にノリス(マクラーレン)、3位大型新人のピアストリ(マクラーレン)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ラッセル(メルセデス)、8位アロンソ(アストンマーティン)、9位ワンストップのオコン(アルピーヌ)、10位ガスリー(アルピーヌ)までがポイント獲得。
以下、ローソン(アルファタウリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、周冠宇(アルファロメオ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)までが完走。
リタイヤしたのはアルボン(ウィリアムズ)、サージェント(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)、ボタス(アルファロメオ)の5台となった。

なおレッドブル・レーシングは今回の日本GPで今季のコンストラクターズ・タイトルを決めた。
F1次戦は10月08日決勝スプリントレース方式のカタールGP。

日本GP決勝レースの結果はこちら
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「ファンと一緒に楽しみたい」と、角田裕毅

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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23日(土)行われた2023年F1第17戦日本GPの公式予選で久々のシングルである9番グリッドを獲得したアルファタウリの角田裕毅は、日曜日の決勝レースを「ファンと一緒に楽しみたい」と、笑顔をみせた。

角田にとってトップ10以内のグリッドは今年第6戦のモナコGP以来となる3回目の好ポジション。同じく予選11番手を得たチームメイトをも上廻る好プレーとなった。

「母国グランプリとなる日本でQ3まで進めたことは、僕にとって格別のもの。
みんなが一生懸命働いてマシンが進化したというのはもちろんのこと、新しいチームメイトの存在が後押ししたことも間違いないけれど、最大の力は日本の熱心なファンの声援だ。
僕のこれまでのモーターレーシング経験の中でも一番さ。
ほんとうに感謝しているよ」

世界でも類なき日本のF1ファンの応援は、日曜日の決勝レースでも大きなパワーとなるに違いない。

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アルファタウリ、来季角田裕毅の僚友はリカルド

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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今回ホンダが発表したリリースでは角田裕毅(アルファタウリ)の残留は記載されていたものの、来季のチームメイトについては触れられていなかった。

同チームでは昨シーズンまでのピエール・ガスリーに替え開幕から新人のニック・デ・フリースを起用。
しかしわずか10戦でベテランのダニエル・リカルドを呼び戻したものの、クラッシュした際の負傷によりまた新人のリアム・ローソンの起用と混乱を極めているもの。

これについてチームでは、契約上リカルドとの契約が優先されると説明している。
来季のためにも、一戦でも早いリカルドの復帰が待たれるところだ。

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2023/09/23

日本GP予選、角田裕毅(アルファタウリ)9番手に

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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9月23日(土)15時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2023年F1第17戦日本GP公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は26度、路面温度は35度、コースはドライコンディションとなっている。

選ばれし10人によって戦われたQ3制したのは、やはりここまで全セッションを制してきたフェルスタッペン(レッドブル)。
オランダGP以来の今季9回目で自身通算29回目の快挙となった。
以下、ピアストリ&ノリスのマクラーレン勢、ルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、そしてアロンソ(アストンマーティン)というトップ10グリッドになった。

日本GP決勝レースは24日(日)14時(日本時間:同)から全53周で行われる。

日本GP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)が突破

引き続き日本GP公式予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

トップはルクレール(フェラーリ)、以下フェルスタッペン(レッドブル)、ペレス(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、ピアストリ(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)までがQ3進出。

ここでの敗退はローソン(アルファタウリ)、ガスリー(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)の5台となった。

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日本GP予選Q1、アルファタウリ勢突破

9月23日(土)15時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2023年F1第17戦日本GP公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は27度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。

開始早々、最終コーナーで新人サージェント(ウィリアムズ)がコースアウト・クラッシュ、セッションはいきなり赤旗中断となった。
15分ほどでセッション再開。
トップはフェルスタッペン(レッドブル)、以下、ノリス(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、ローソン(アルファタウリ)、ピアストリ(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)、そしてハミルトン(メルセデス)の順。

ここでの敗退はボタス(アルファロメオ)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)そしてサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。

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フリー3回目もフェルスタッペン(レッドブル)最速

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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9月23日(土)11時半(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2023年F1第17戦日本GPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

路面温度を考慮してか開始5分ほどは誰も走らなかったがフェラーリ勢のコースインをきっけきにセッションが動き出す
特筆すべきできごともなく終了、トップタイムはここでもフェルスタッペン(レッドブル)。
以下、ノリス&ピアストリのマクラーレン・レーシング勢、ペレス(レッドブル)、ルクレール&サインツのフェラーリ勢、ハミルトン&ラッセルのメルセデスAMG勢、アロンソ(アストンマーティン)、周冠宇(アルファロメオ)がトップ10。
アルファタウリ勢は角田裕毅14番手、ローソン17番手だった。

この後15時(日本時間:同)から公式予選が行われる予定となっている。

日本GPフリー走行3回目の結果はこちら
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角田裕毅(アルファタウリ)、来季残留が決定

角田 裕毅 (C)Honda Racing
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Hondaの育成プログラム出身でHondaが活動を支援する角田裕毅(つのだゆうき)選手が、2024年もFIA※フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)に、Hondaがチームパートナーを務めるScuderia AlphaTauri(以下、スクーデリア・アルファタウリ)のレギュラードライバーとして継続参戦することが決定しました。
引き続き、株式会社ホンダ・レーシング(以下、HRC)が技術支援を行うパワーユニットを搭載したマシンを駆り、世界最高峰の舞台で勝利を目指します。

角田選手は2021年シーズンからF1への参戦を開始し、同シーズン第22戦アブダビグランプリでは自身最高位となる4位を獲得。
その後も着実に経験を重ね、明日行われる第17戦日本グランプリにて通算F1出走回数は60回となり、2024年シーズンでスクーデリア・アルファタウリとのF1参戦4年目を迎えます。

提供:ホンダ・レーシング

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アルピーヌF1、クラッシュも「方向性は間違ってない」

Alpine 『A523』 (C)Alpine F1 Team
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日本GP初日のフリー走行で、赤旗セッション打ち切りの原因となるクラッシュ劇を演じたアルピーヌF1チームだが、チームは「セットアップの方向性は間違っていない」と強気な姿勢をみせた。

それによれば同チームのピエール・ガスリーがデグナーの後半コーナーでコントロールを失ったのは出口の縁石に乗り上げた際の衝撃によるもので、クリアとクラッシュとは紙一重のものであるのだという。
マシンは左前輪がサスペンションごと千切れるなど大きな損傷を受けたが、幸いドライバーは無傷であるとのことだ。

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「乗ってて楽しくなった」と、フェルスタッペン

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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予選・決勝レース共に散々だった前戦シンガポールGPから一転、王者らしい圧倒的なスピードをみせたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、「再び乗ってて楽しくなった」と、表情を緩ませた。

「シンガポールでは投入したアップデートも期待外れのものだったし、慌てて施した対策も的を外れて泥沼状態の惨状だった。
だから日本GPでも走り出すまでは気掛かりだったんだ。
幸い、以前のような楽しいドライビングに戻っていたのでご機嫌だよ」

フェルスタッペン、昨年の日本GPではみごとポールTOウィンを飾っている。

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2023/09/22

マクラーレン、平川亮を来季リザーブドライバーに

平川 亮 (C)McLaren Racing
F1日本GP真っ只中の22日(金)、マクラーレン・レーシングが来シーズンのリザーブドライバーとして平川亮(29歳)を起用することを明らかにした。

日本ではスーパー・フォーミュラなどシングルシーターのドライバーとして馴染み深い平川亮だが、世界的にはルマン24時間レース(トヨタ・チーム)の優勝ドライバーとして知られる。
なお来季もWEC(世界耐久選手権)参戦は継続されるとのことだ。

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フリー2回目、ガスリー(アルピーヌ)クラッシュ

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月22日(金)15時(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2023年F1第17戦日本GPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は29度、路面温度40度、コースはドライコンディションとなっている。

何事もなく無事終了と思われた最終盤、難所デグナーでガスリー(アルピーヌ)がガードレールにクラッシュ、マシン前部を大きく損傷、ドライバーは無事の模様。
セッション初日は再開されることなくそのまま終了となった。

トップはここでもフェルスタッペン(レッドブル)。
続いてルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、ピアストリ(マクラーレン)、ペレス(レッドブル)、ボタス(アルファロメオ)の順。
アルファタウリ勢はローソン15番手、角田裕毅18番手だった。

明日16日(土)は15時(日本時間:同)から公式予選が行われる予定となっている。

日本GPフリー走行2回目の結果はこちら
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日本GPフリー1回目、角田裕毅(アルファタウリ)5番手

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月22日(金)11時半(日本時間:同)から鈴鹿サーキットを舞台に2023年F1第17戦日本GPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は28度、路面温度38度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

特にアクシデントやトラブル等もなく、また雨に降られることもなく60分のセッションは終了。
トップタイムは調子を取り戻したか本命のフェルスタッペン(レッドブル)が記録。
これにサインツ(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ピアストリ(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)、ローソン(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)と続いた。
ペレス(レッドブル)は11番手、例によってまだソフトタイヤでのアタックをしなかったメルセデスAMG勢はラッセル13番手、ハミルトン(メルセデス)16番手という三味線ぶりだった。

このあと22日(金)15時(日本時間:同)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

日本GPフリー走行1回目の結果はこちら
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ホンダ、『HPD』から『HRC US』に

Powered by Honda (C)Honda Racing
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ホンダは、2024年シーズンから現在アメリカでのモータースポーツ専門の『HRD』(ホンダ・パフォーマンス・デブロプメント)の名称を『HRC US』(ホンダ・レーシング・コーポレーション・USA)へと名称変更することを明らかにした。

1993年に設立された『HPD』は人気のインディカー・シリーズをメインにアメリカで活動、多くの輝かしい戦果を挙げてきた。
今回の措置により、両社は共にホンダ傘下のモーターレーシング専門会社として互いに積極的な技術や人的交流をグローバルに行うとしている。

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角田裕毅、「鈴鹿は最も待ち望んだレース」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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2023年もいよいよアルファタウリ『AT04』のコクピットでホームレースを迎えることになった角田裕毅が、その熱い胸の内を語っている。

「ほんとのことを言うと、去年の日本GPが終わった瞬間から今年のレースを一番楽しみにしていたんだ。
それだけ母国のファンの前で走るというのはエキサイティングな格別のものなんだ。
今年の『AT04』でどこまてやれるかわからないけれど、新たに投入したアップデートが効果を発揮するよう願っているよ」
ちなみに今回角田のチームメイトとなるリアム・ローソンにとっても鈴鹿は走り慣れた馴染みのコースだ。

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2023/09/21

日本GPスチュワードにダニー・サリバン氏

Danny Sullivan (C)Sauber Motorsport AG
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われる日本GPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、アメリカの元F1ドライバーであるダニー・サリバン氏(73歳)を指名した。

同氏のスチュワードは今年のマイアミGP以来となるもので、自身通算31回目、これはデレック・ワーウィック氏の45回、エマニュエル・ピロ氏の43回に次ぐものということになる。

サリバン氏は1983年シーズンに当時のティレル・チームから1年間F1に参戦、最高位はモナコGPの5位。
その後アメリカに戻って参戦したインディカー・シリーズで活躍。
1988年にはシリーズ・チャンピオン、1985年のインディ500レースで優勝したことで知られる。

なお今回ホームグランプリとして日本から担当するのは柘植和廣(つげ かずひろ)氏。

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マクラーレン、オスカー・ピアストリとの契約延長

Oscar Piastri (C)McLaren Racing
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20日(水)、マクラーレン・レーシングは同チームのレースドライバーであるオスカー・ピアストリ(22歳:オーストラリア)との契約を2026年末まで延長したことを発表した。

2021年にF2シリーズでタイトルを獲得したピアストリは2022年末にマクラーレン・グループに加入、今シーズンは開幕からF1に抜擢、高いパフォーマンスが評価されたもの。

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日本GPの週末、雨の心配はなし

Suzuka Circuit (C)Pirelli Motorsport
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鈴鹿サーキットを舞台に今週行われる2023年F1第17戦日本GPの天気について、地元の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日共に雨になる心配はほぼないと予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月22日(金) フリー走行 曇り 22- 28度 40%
9月23日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 20- 29度 20%
9月24日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 18- 27度 30%

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2023/09/20

『アディダス』がアルファタウリに浮上か

『Alphatauri』 (C)Scuderia Toro Rosso

レッドブルは、傘下のファッションブランドであるアルファタウリの不振を受け、来シーズンに向け大幅なテコ入れを表明しているが、そのタイトル・スポンサーとして『アディダス』の名前が浮上しているとスイスの専門誌によって伝えられた。

アディダスは世界的な大手スポーツブランドで、かねてF1進出に意欲をみせていたということだが、これまではヒューゴ・ボスらの関与が有力視されていた。
なおいずれからもまだ正式な発表は行われていない。

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失速レッドブル、「来シーズンへの教訓」と引き締め

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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このほど行われたシンガポールGP、王者レッドブル・レーシングは予選では2台ともQ2止まり、決勝レースでも更新中だった自慢の連勝記録を15でストップさせるなどすっかり精彩を欠いた。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は「今回の出来事は来シーズンに向けての教訓だ」と語り、勝ち慣れた陣営を引き締めた。

それれば、連続勝利を重ねていた時には目立たなかったマシン、そしてスタッフの働きなどがこうした問題発生時になって一気に露呈したものであるとし、「これを解決しないまま新しいシーズンに入るなら、必ずや問題は再発し連続のタイトル獲得など覚束ない」と、檄を飛ばしたもの。

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2023/09/19

「日本GPで取り戻す」と、ラッセル(メルセデス)

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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先のシンガポールGP決勝レースでは最終ラップまで勝利を争うトップグループで激走を演じながらも痛恨のクラッシュで戦列を去る羽目となったメルメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセルはレース後次のように語っている。

「優勝争いをするのなんて久しぶりのことだからとにかく疲れたよ。
もうタイヤもブレーキもまた肉体的にも限界だった。
ミスしたのはほんの1-2センチほどのものだったろう。
来週の日本GP取り返してみせるさ」と、締め括った。

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2023/09/18

今年限りのコース、ドライバーからは好評


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シンガポールGPの開催地であるマリーナ・ベイ・サーキットは今年工事のため、コースの最終部分である4つの直角コーナーをなくした形の暫定レイアウトで行われたが、皮肉にもこのほうがドライバーからは好評であることがわかった。

例えば今回ポールポジションを獲得したフェラーリ・チームのカルロス・サインツも「今までのレイアウトはまるで障害物のようだった。
サーキット側の事情は知らないけれど、ドライブするにはこっちのほうがリズミカルでいいね」と、語っている。
ただ残念ながら来年は元の形に戻されることになっている。

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2023/09/17

シンガポールGPはサインツが薄氷のポールTOウィン

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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9月17日(日)20時(日本時間:21時)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に2023年F1第16戦シンガポールGPの決勝レースが全62周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は30度、路面温度38度、路面はドライコンディションとなっている。
なお、予選でクラッシュしたストロール(アストンマーティン)はマシンの修復が間に合わずレースを欠場することが明らかにされた。
また周冠宇(アルファロメオ)はピットレーンスタートとなっている。

オープニングラップでフェラーリ勢が1-2体制に。
角田裕毅(アルファタウリ)が早くもペレス(レッドブル)との接触事故でストップ、リタイヤ第一号に。
19周目、サージェント(ウィリアムズ)が単独接触事故でセーフティカー。
するとアロンソ(アストンマーティン)
がピットレーン入口違反で5秒のタイムペナルティが通告される。
42周目、オコン(アルピーヌ)がマシントラブルでストップ。

レース終盤は上位4台が団子状態になってのバトル。
優勝はポールスタートのサインツ(フェラーリ)で昨年のイギリスGP以来となる2勝目。
2位ノリス(マクラーレン)、3位は最終周にラッセル(メルセデス)がクラッシュしたためハミルトン(メルセデス)が表彰台をゲットした。
4位ルクレール(フェラーリ)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位ガスリー(アルピーヌ)、7位ピアストリ(マクラーレン)、8位ペレス(レッドブル)、9位ローソン(アルファタウリ)初ポイント獲得、10位マグヌッセン(ハース)までが入賞。
以下、アルボン(ウィリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、サージェント(ウィリアムズ)、アロンソ(アストンマーティン)までが完走。
リタイヤはラッセル(メルセデス)、ボタス(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)そして角田裕毅(アルファタウリ)の4台となった。
次戦は連続で待望の日本GP。

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審議」のフェルスタッペン、ペナルティ免れる

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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シンガポールGPのレーススチュワード(審査委員)は、3件もの妨害行為がセッション終了後の審議対象とされていたフェルスタッペンへの処罰について、2つの戒告のみとし実質的な処分を回避した。

対象の案件は、Q1中に長時間ピットレーン出口に留まったこと、同じくQ1でサージェント(ウィリアムズ)の、またQ2では角田裕毅(アルファタウリ)のアタックを妨害したというもの。
当初は複数のグリッド降格ペナルティが噂されたが、審議の結果は2つの戒告だけでサージェントの件についてはお咎めなしという不可解なものだった。

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2023/09/16

シンガポールGP予選PPはサインツの手に

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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9月16日(土)21時(日本時間:22時)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に2023年F1第16戦シンガポールGP公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は曇り、Q3開始時の気温は29度、路面温度は34度、コースはドライコンディションとなっている。

レッドブル勢不在というQ3でポールポジションを獲得したのは前戦に続いてサインツ(フェラーリ)で自身通算5度目の快挙となった。
以下ラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、アロンソ(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、ヒュルケンバーグ(ハース)そしてローソン(アルファタウリ)というトップ10った。

シンガポールGP決勝レースは17日(日)20時(日本時間:21時)から全62周で行われる。

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予選Q2、大波乱の顔ぶれに

30分を超える長い中断のあとシンガポールGP公式予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

最初のアタック
フェルスタッペンに邪魔された角田裕毅はアボート、さらに車検に捕まる
2度目のアタックも油断の不運。
トップはサインツ(フェラーリ)、以下ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アストンマーティン)、マグヌッセン(ハース)、ノリス(マクラーレン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、オコン(アルピーヌ)、ローソン(アルファタウリ)らがQ3進出。

ここでの敗退はフェルスタッペン(レッドブル)、ガスリー(アルピーヌ)、ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)そしてノータイムの角田裕毅の5台となった。

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予選Q1、角田がトップタイム

9月16日(土)21時(日本時間:22時)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に2023年F1第166戦シンガポールGP公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は30度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。

18分間のQ1でトップに立ったのは角田裕毅(アルファタウリ)。
しかし残り時間もなくなったところでストロール(アストンマーティン)が激しくクラッシュ、赤旗と共にセッションは終了した。

Q1トップは上記・角田で自身初体験ということになる。
以下、ペレス(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ローソン(アルファタウリ)、マグヌッセン(ハース)、ラッセル(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ガスリー(アルピーヌ)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)、ハミルトン(メルセデス)、アルボン(ウィリアムズ)までがQ2進出。

ここでの敗退はボタス(アルファロメオ)、ピアストリ(マクラーレン)、サージェント(ウィリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)そしてクラッシュしたストロールの5台となった。
゛リア修復のため、Q2開始は遅れている。

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フリー3回目もサインツ(フェラーリ)最速

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月16日(土)17時半(日本時間:18時半)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に2023年F1第16戦シンガポールGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は31度、路面温度33度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

角田裕毅(アルファタウリ)はトラブルか20分過ぎまでノータイムで心配させたが、その後は順調にタイムを削って。
一方チームメイトのローソンが派手にコースアウト、危うくクラッシュという場面を演じた。
ここでも最速タイムはサインツ(フェラーリ)が記録、ラッセル(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ),ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(ハース)そして角田裕毅(アルファタウリ)と続いた。
ローソン(アルファタウリ)は16番手だった。

この後21時(日本時間:22時)から公式予選が行われる予定となっている。

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角田裕毅(アルファタウリ)、「アップデートに手応え」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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目下ランキング最下位に沈むスクーデリア・アルファタウリでは、ここから脱出すべく今回新たなアップデートを投入したとされる。
これについて同チームの角田裕毅は次のように手応えを語った。

「ベストタイムは満足すべきものじゃなかったけれど、これはソフトタイヤを履いた時にうまくまとめられなかったから。
全体としてはアップデートの効果はあったと思うな。
特にリヤ廻りが落ち着いた感じがするよ」

アップデートの真の評価は土曜日に行われる公式予選で下される筈だ。

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来年の日本GPチケット、年内に販売開始

Suzuka Circuit (C)Redbull Racing
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既報のように来シーズンのF1カレンダーは大幅な変更が予定されていて、日本GPもその例外ではなく、これまでの秋開催から春への異動が確定している。

2024年は4月7日決勝とされていることから、チケットの販売開始も半年程度早められ、11月には開始される予定とのことだ。
チケット販売の詳細については、開催地・鈴鹿サーキットの運営母体である(株)ホンダモビリティランドから近く案内がある予定だ。

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2023/09/15

シンガポールGPフリー2回目もフェラーリ勢1-2

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月15日(金)21時(日本時間:22時)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に2023年F1第16戦シンガポールGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は29度、路面温度37度、コースはドライコンディションとなっている。

いよいよLED照明に灯がともる。
明日の公式予選、明後日の決勝レース共にこの時間帯であることから余計このセッションに注目が集まる。

アルボン(ウィリアムズ)がエンジントラブルかガレージ内での作業が続く。
ここでもトップはフェラーリ勢で今回はサインツ&ルクレールの順。
これにラッセル(メルセデス)、アロンソ(アストンマーティン)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、ペレス(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)の順。
アルファタウリ勢はローソン12番手、角田裕毅16番手だった。

明日16日(土)は21時(日本時間:22時)から公式予選が行われる予定となっている。

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フリー1回目、フェラーリ勢が最速タイム

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月15日(金)17時半(日本時間:18時半)からマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に2023年F1第16戦シンガポールGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は32度、路面温度45度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という中間の部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお今回コース終盤の一部シケインが簡略化されき距離も短くなっている。

セッション中盤、せっかくソフトタイヤを履いた角田裕毅がセクター1で最速タイムを記録したその周に大型トカゲのような生きものがコースに闖入、イエローコーションになる不運に見舞われた。

ここでトップとなったのはルクレール&サインツのフェラーリ勢、続いてフェルスタッペン(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)、角田裕毅(アルファタウリ)、オコン(アルピーヌ)までがトップ10。
ローソン(アルファタウリ)は16番手だった。

このあと15日(金)21時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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アルファロメオ、周冠宇との契約延長

周 冠宇 (C)Alfaromeo Racing
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14日(木)、アルファロメオF1チームは同チームのレースドライバーである周冠宇(24歳:中国)との契約をさらに1年間延長することを正式発表した。
これにより2024年も同チームはバルテリ・ボタス(34歳:フィンランド)とのドライバー・ラインナップが継続することになる。

なお同チームは今季限りでザウバー・モータースポーツとのパートナーシップ契約を終了させることで合意している。

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シンガポールGP、日曜日ににわか雨の可能性

Marina Bay Circuit (C)Pirelli Motorsport
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マリーナ・ベイ・サーキットを舞台に今週行われる2023年F1第16戦シンガポールGPの天気について、地元の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日は概ね曇りであるものの、決勝レースが行われる日曜日には一時にわか雨の可能性があると予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月15日(金) フリー走行 曇り 28- 32度 20%
9月16日(土) 公式予選 曇り 27- 32度 20%
9月17日(日) 決勝レース 曇りところにより雷雨 27- 31度 60%

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2023/09/14

シンガポールGPのスチュワードもビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるF1第16戦シンガポールGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(43歳:イタリア)を指名したことがわかった。
同氏がスチュワードを務めるのは前戦のイタリアGPに続く連戦で今年3度目、自身通算12度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーとなっている。

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リアム・ローソン、引き続き参戦

Liam Lawson (C)Scuderia Alphatauri
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スクーデリア・アルファタウリは、今週行われるシンガポールGPもダニエル・リカルドが欠場することを正式発表、合わせて再びリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)が代替参戦することを明らかにした。

オランダGPフリー走行でクラッシュ、左手首を手術したリカルドは療養に務めているが、本人の意思に関わらず、次戦日本GPでの復帰も危ぶまれているということだ。
角田裕毅のチームメイトは今季ニック・デ・フリース、リカルド、ローソンと慌ただしく交替を続けている。

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アルファタウリ、今週も大幅アップデート

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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本家レッドブル・レーシングがランキング首位を独走する一方で、弟分のアルファタウリは最後尾に留まるということで、今週末のシンガポールGPに再び規模の大きなアップデートを投入する構えだ。

それによれば、レッドブルが採用して効果が得られたとするエアロダイナミックス・コンセプトに基づき、アルファタウリ『AT04』にマッチしたアップデートを施したものを持ち込むとのこと。

これについて元FIA(国際自動車連盟)でシングルシーター部門責任者を務めたピーター・バイエル/CEOは、「マクラーレンやアストンマーティンが見せたような大ジャンプを楽しみにしている」と期待を隠さないでいる。

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2023/09/13

「F1マシンは堅すぎる」と、ノリス(マクラーレン)

Lando Norris (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングをリードする立場となったランド・ノリス(23歳:イギリス)が、「F1マンのサスペンションは堅すぎる」と、訴えていることがわかった。

それによれば現行のF1マシンはレギュレーションによってグランドエフェクトカーとなっている。
そしてその最大の効果を得るため通常のサスペンションに比べ極端に堅いサスペンションが採用されているのが普通になっている。
しかしそれは同時にマシンをドライブするドライバーの身体に苛酷な負担を強いるものとなっているのが実状だ。

これについてノリスは、「スピードはもちろん大事だけれど、ドライバーの負担にも配慮して欲しい」と提言している。

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2023/09/12

ガスリー(アルピーヌ)、「観客らの管理必要」

Monza (C)Pirelli Motorsport
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アルピーヌF1のピエール・ガスリーが、ヒートアップする一方のグランプリ現場について懸念を持っていることを明らかにした。

それによればこのイタリアGP(モンツァ・サーキット)はヨーロッパ・ラウンド最後、そして伝統のティフォシの聖地ということもあって混乱を決めた。、
さらにガスリーによれば制限がある筈のパドックも混雑を極めていて,レース前の準備に支障をきたすほどだったという。

これまでさまざまなカテゴリーのレースを経験してきたガスリーは、「F1の混雑ぶりは
図抜けている。
スタートする前にトイレにも行けないほど。
うれしいけれど、大きな事故が起きないうちに対策が必要だよ」と、提言している。

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2023/09/11

ペレス(レッドブル)、舌禍に見舞われる

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングのペレスが、自らの発言ミスから思わぬ窮地に追い込まれてしまったようだ。

そもそもの発端は、記者会見でレッドブル・レーシングとの契約について聞かれたペレスが、1年勘違いして2024年で契約が満了するかのような回答をしてしまったことに発するという。

これが報じられると、ペレスのレッドブルとの間で結ばれた契約はこれまで伝えられたよりも短くなったという誤解が拡散したというものだ。

同チームのスポークスパーソンはこれについて明言していないが、広く契約は2025年末までと理解されている。

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2023/09/10

FIAディレクター、F1マシンの空力性能に懸念

Image (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)主導の下、F1マシンはその空力性能についてオーバーテイクの改善などが図られているが、サインツ(フェラーリ)らからはグランドエフェクト化により逆に接近戦が不安定になったと指摘されている。

これについてかつて自身もフェラーリ・F1マシンのデザイナー経験者で、現在FIAのシングルシーター・ディレクターを務めるニコラス・トムバジス氏(55歳:ギリシャ)は、「F1の安全性向上のため、まだやるべきことはあると考えている」と、改善に前向きな姿勢をみせた。
ただ2024年には間に合わないとし、翌2025年シーズンからの導入を示唆した。

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2023/09/09

レッドブル首脳、「角田裕毅リザーブドライバーも」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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レッドブル・グループでドライバー人事について大きな影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーが、角田裕毅(アルファタウリ)の来季について言及、リザーブドライバー降格もあり得るとした。

今シーズン、角田裕毅はアルファタウリでチームメイトが目まぐるしく入れ替わる一方で異例の3シーズン目を送っているが、その背景にはホンダの存在が大きいとみられている。
しかしレッドブルとホンダは2025年以降、訣別が決まっていて、角田のレースシートが保証されたものではないことが改めて確認されたかたちだ。

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リカルド(アルファタウリ)、日本GP出走に意欲

Daniel Ricciardo (C)Scuderia Alphatauri
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先月行われた復帰3戦目のオランダGPでクラッシュ、左手の中手骨を骨折してしまったアルファタウリのダニエル・リカルドが、9月24日に行われる日本GPでの復帰を目指していることを明らかにした。

本人は施術を受けたスペインのバルセロナに留まりリハビリに専念しているということで、実際のところはまだ復帰には時間が掛かりそうに思える。

一方、角田裕毅のチームメイトとして急きょ抜擢されたリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)はスーパー・フォーミュラで馴染んだ日本でのレースを当然のように楽しみにしていることを明かしている。

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2023/09/08

『ヒューゴ・ボス』、アルファタウリ買収の可能性も

HUGO BOSS (C)McLaren Group
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2024年シーズン、レッドブル・グループ傘下にあるスクーデリア・アルファタウリのタイトル・スポンサー候補に名前が浮上していたドイツに本拠を置く有名アパレル企業『ヒューゴ・ボス』だが、ここに来てさらにチーム買収の可能性が伝えられて注目を集めている。

それによれば買収成立後の新しいチーム名は『ヒューゴ・ボス・ブルズ・レーシング』になるとの具体的な情報まで流れていて生々しいことになっているようだ。

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ミック・シューマッハ、来季のF1復帰は困難

N.Rosberg & Mick Schumacher (C)Mercedes Motorsports
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2022年最終戦のアブダビGPを最後にF1のレースシートから遠ざかっているミック・シューマッハ(24歳:ドイツ)だが、今のところ来シーズンの復帰にも明るい展望は見出せていないようだ。

2021年、偉大なレジェンドを父に持つこの若者はしかしその名前のせいではなく、F2チャンピオンという確かな肩書きを持ってF1に迎え入れられた筈だった。
しかしハースF1での2年間は必ずしも期待に応えたものではなく、フェラーリ陣営を離れる結果となった。

現在はメルセデスAMGチームに引き取られる形でリザーブドライバーとして籍を置いているがレースドライバーは二人とも残留にサインしていてシューマッハにレギュラードライバー昇格の見通しは立っていないうえ、中位ームにもドライバーの異動は少ないのが実状だ。

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2023/09/07

FIA、2022年度のF1ーム財務監査終える

Image (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は、2022年度のF1ーム財務監査が終了したことを明らかにした。
それによれば、規定に反して予算上限を上回ったチームはなかったとしている。

F1では増加する一方だったコストを削減するため、2021年度から各チームの年間予算に上限を設け、年度毎にFIAが監査を行うこととしている。

監査初年度である2021年度はレッドブル・レーシングらに違反か認められたが、今回は全チームがクリアしたことになる。

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トト・ウォルフ代表(メルセデス)、日本GP欠場

2018 Japanese GP (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームを率いるトト・ウォルフ代表が、来たる9月24日に決勝レースが行われる日本GP(鈴鹿サーキット)を欠場することがわかった。

同チームによれば、ウォルフ代表は夏休み中に見舞われたマウンテンバイクでの事故で左足を負傷、シンガポールGP後の20日(水)に左膝・前十字靱帯の手術を受けることになったという。
いまの段階で現場復帰の予定は立っていないとのことだ。
なお同代表は以前にもやはりマウンテンバイクでの事故によりグランプリを欠場した過去がある。

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2023/09/06

新タイヤ供給者選定大詰めに

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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F1は現在のピレリ・モータースポーツとのタイヤ独占供給契約が満了することを受け、2025年からのサプライヤーを入札により公募していたが、いよいよこれが大詰めになったと伝えられ注目されている。

入札に応じたのはピレリタイヤの他、かつての独占サプライヤーである日本のブリヂストンタイヤであると推測されている。
技術的にはいずれも対応できると評価されていて、選定の焦点は商業的な部分になっているとみられている。

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オコン(アルピーヌ)、「安全のためリタイヤ」

Image (C)Pirelli Motorsport
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今回のイタリアGPで、唯一レース中のリタイヤとなったアルピーヌF1のエステバン・オコンは、問題はステアリング系にあったと説明している。

それによればまだレース序盤、オコンはステアリングにロックするようなフィーリングを感じ、無線でやりとりした結果、安全を第一に考えマシンを停めざるを得なかったという。
ただマシンにはパフォーマンスがあるということで、次戦は挽回したいと意欲をみせている。

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2023/09/05

サインツ(フェラーリ)、強盗に遭う

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A 拡大します チームの本拠地でもあるイタリアGPでみごと3位表彰台をゲットしたフェラーリ・チームのカルロス・サインツが、レース後3人組の強盗に襲われたことがわかった。

 

それによればサインツはスタッフらと共に宿泊していたホテルを出たところ、リチャード・ミレの高級時計を奪われたものの、自ら追跡して犯人確保に貢献したという。
伝えられるところでは,犯人はいずれもまだ10代の少年であったということだ。

 

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角田裕毅(アルファタウリ)、「異常な音がした」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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イタリアGP決勝レースを11番グリッドからスタートする筈だったアルファタウリの角田裕毅は、しかしマシントラブルによりスタート前のフォーメーションラップすら走り切ることなく、戦列を去ることとなった。

「普通にフォーメーションラップを走っていたら、突然異常な音がしてパワーがなくなってしまったんだ。
マシンの調子は上向きだったし、ポイント圏内も見えていたのでほんとうに悔しい」

原因はまだ不明ということだが、状況からして深刻なトラブルのようにみられる。
角田より後方からスタートしたチームメイトが11位でゴールしたことを考えると、逃した魚は大きそうだ。

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2023/09/04

イタリアGPはレッドブル勢が1-2勝利飾る

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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9月03日(日)15時(日本時間:22時)からモンツァ・サーキットを舞台に2023年F1第15戦イタリアGPの決勝レースが全53周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は29度、路面温度43度、コースはドライコンディションとなっている。

スタート前のフォーメーションラップでなんと角田裕毅(アルファタウリ)のマシンが白煙を吐いてストップ、赤旗中断、20分遅れで再スタート(51周)となった。
13周目、フェルスタッペンがフェラーリを交わして首位に立つ。
オコンとの接触でラッセル(メルセデス)に5秒のタイム・ペナルティィが下される。
残り10周、ピアストリ(マクラーレン)をオーバーテイクしようとしたハミルトン(メルセデス)にも5秒のタイム・ペナルティ。゜
フェラーリ勢が3位表彰台を巡って激しいバトルがゴール間際まで続く。

優勝はまたしてもフェルスタッペン(レッドブル)でマイアミGPからの10連勝で今季11勝目、自身通算47勝目となった。
2位は僚友ペレス(レッドブル)、3位サインツ(フェラーリ)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位ラッセル(メルセデス)、6位ハミルトン(メルセデス)、7位アルボン(ウィリアムズ)、8位ノリス(マクラーレン)、9位アロンソ(アストンマーティン)、10位ボタス(アルファロメオ)までが入賞。
以下ローソン(アルファタウリ)、ピアストリ(マクラーレン)、サージェント(ウィリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)、ガスリー(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、マグヌッセン(ハース)までが完走。
リタイヤはオコン(アルピーヌ)と角田裕毅(アルファタウリ)の2台のみ。

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2023/09/03

PPのサインツ、「ここは特別な聖地」

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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2日行われたイタリアGP公式予選、詰めかけた多くのティフォシの前でみごとポールポジションを獲得してみせたフェラーリ・チームのカルロス・サインツは、「何か特別な力が背中を押した」と、会心のポール奪取劇を説明した。

「今回のイタリアGPは『ATAフォーマット』(Alternative Tyre Allocation)ということもあって、余計に白熱したポール争いになった。
3人(フェラーリの二人とフェルスタッペン)のうち誰がポールシッターになってもおかしくなかったけれど、ここはモンツァ。僕らには目に見えない力が背中を押してくれたんたと思う。
何といってもここは跳ね馬の聖地なんだから」と、スペイン人ドライバー。
これまでの困難な状況を思い出したか、その目には熱いものがみられた。
そのティフォシはレース後の表彰台に、紅いスーツのドライバーが二人上ることを期待している。

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イタリアGPはサインツ(フェラーリ)がポール

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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9月02日(土)16時(日本時間:23時)からモンツァ・サーキットを舞台に2023年F1第15戦イタリアGP公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
タイヤはソフトタイヤになる。
天候は曇り、Q3開始時の気温は28度、路面温度は39度、コースはドライコンディションとなっている。

フェラーリ勢が1-2タイムを出すと場内に大きな歓声が上がる。
各車2回のアタックの結果、ポールポジションはサインツ(フェラーリ)の手に。
昨シーズンのアメリカGP以来で自身通算4回目の快挙となった。
2位はフェルスタッペン(レッドブル)、3位ルクレール(フェラーリ)、以下ラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)、ピアストリ(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)というトップ10になった。

イタリアGP決勝レースは3日(日)15時(日本時間:22時)から全53周で行われる。

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2023/09/02

予選Q2、アルファタウリ勢は力尽く

引き続きイタリアGP公式予選は15分間のQ2が行われた。
タイヤはミディアムになった。゛
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

トップはフェルスタッペン(レッドブル)、以下ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)、ハミルトン(メルセデス)、ラッセル(メルセデス)、ピアストリ(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)、ノリス(マクラーレン)までがQ3進出。

ここでの敗退は角田裕毅(アルファタウリ)、ローソン(アルファタウリ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。

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イタリアGP予選Q1、アルファタウリ勢突破

9月02日(土)16時(日本時間:23時)からモンツァ・サーキットを舞台に2023年F1第15戦イタリアGP公式予選が行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は28度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。
なおフリー走行3回目セッションでマシントラブルに遭ったペレス(レッドブル)は結局PU(パワーユニット)交換したとのことだ。
これによるペナルティは発生しない。

フェルスタッペンの最初のアタックはトラックリミット違反で取り消される。
しかしすぐさまトップ争いに復帰、トップに返り咲く。
以下、アルボン(ウィリアムズ)、ルクレール(フェラーリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、ペレス(レッドブル)、サージェント(ウィリアムズ)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)と続いた。
ローソン(アルファタウリ)は12番手で突破。

ここでの敗退は周冠宇(アルファロメオ)、ガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ストロール(アストンマーティンの5台となった。

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フリー3回目はサインツ(フェラーリ)最速

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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9月02日(土)12時半(日本時間:19時半)からモンツァ・サーキットを舞台に2023年F1第15戦イタリアGPフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は265度、路面温度38度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

赤旗中断こそなかったものの、接触事故が起きる等ヒートアップ。
またペレス(レッドブル)はハイドロリック系のトラブルということで途中からガレージに留まったまま。

このセッション、トップはサインツ(フェラーリ)、続いてフェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ヒュルケンバーグ(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、そしてペレスというトップ10になった。
アルファタウリ勢はローソン12番手、角田13番手だった。

この後15時(日本時間:22時)から公式予選が行われる予定となっている。

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アルファタウリ、「スピード取り戻した」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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1日行われたイタリアGPフリー走行で1回目9-13番手、2回目14-18番手タイムを記録したアルファタウリ勢(角田裕毅&ローソン)だったが、これについて同チームのジョディ・エジントン/テクニカルディレクター(49歳:イギリス)は次のように説明している。

それによれば今回はこれまで『AT04』の弱点とされていた最高速のアップに成功したというもの。
実際、公開されたデータによれば4か所の測定場所でアルファタウリ勢はそれぞれ6-9番手、6-8番手、3-8番手そして6-9番手と向上が明白になっている。
加えて今回のモンツァ・サーキットはその性格上最高速アップが重要な武器になる筈だ。

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フリー2回目、サインツ(フェラーリ)が最速

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月01日(金)17時(日本時間:24時)からモンツァ・サーキットを舞台に2023年F1第15戦イタリアGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は27度、路面温度36度、コースはドライコンディションとなっている。

セッション開始早々、ストロール(アストンマーティン)がマシントラブルでコース上にストップ、マシン回収のため赤旗となった。
また残り約10分のところでペレス(レッドブル)がバリアにクラッシュ、再び赤旗中断となった。

結局トップタイムはサインツ(フェラーリ)の1'21.355。
2番手に0.019秒差でノリス(マクラーレン)が続いた。
以下、ペレス(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、アルボン(ウィリアムズ)、アロンソ(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンバーグ(ハース)と続いた。
角田裕毅(アルファタウリ)は14番手、ハミルトン(メルセデス)17番手、ローソン(アルファタウリ)は18番手だった。
明日02日(土)は16時(日本時間:23時)から公式予選が行われる予定となっている。

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2023/09/01

イタリアGPフリー1回目、角田裕毅9番手タイム

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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9月01日(金)13時半(日本時間:20時半)からモンツァ・サーキットを舞台に2023年F1第15戦イタリアGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は25度、路面温度38度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という堅い部類の3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なおアストンマーティンF1ではストロールの替わりにリザーブドライバーのフェリペ・ドラゴビッチ(22歳:ブラジル)をこのセッションに起用している。

セッション前半を終え、一通りタイムが出揃うと最速はやはりレッドブルの2台が占めた。
高速コースということで再びバウンシングを訴えるチームが多いようだ。
後半はロングランが多かったが、トップはやはりフェルスタッペン(レッドブル)。
続いてサインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アストンマーティン)、ノリス(マクラーレン)、ハミルトン&ラッセル、角田裕毅(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)というトップ10。
アルファタウリのローソンは13番手だった。

このあと1日(金)17時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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イタリアGPのスチュワードにビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるF1第15戦イタリアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(43歳:イタリア)を指名したことがわかった。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のハンガリーGP以来で今季2度目、自身通算11度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーとなっている。

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メルセデスAMG、ハミルトン(メルセデス)との契約延長

Image (C)Mercedes Motorsports
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31日(木)、メルセデスAMGチームは同チームのレースドライバーであるハミルトン&ラッセルについて共に2025年末まで延長することで合意したことを正式発表した。

当初から両ドライバーとも残留が確実視されていたが、改めてお披露目されたことになる。
なお契約年数など条件については明らかにされていない。

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イタリアGPの週末、3日間共に雨の心配なし

Monza Circuit (C)Pirelli Motorsport
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モンツァ・サーキットを舞台に今週行われる2023年F1第15戦イタリアGPの天気について、地元の気象台は、フリー走行の金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日の3日間共に雨が降る心配はほぼないと予報している。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
9月01日(金) フリー走行 曇り 14- 22度 20%
9月02日(土) 公式予選 曇り 17- 28度 20%
9月03日(日) 決勝レース 曇り 18- 30度 10%

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