リカルド(アルファタウリ)、無事手術成功も
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Ferrari 『SF-23』(C)Ferrari S.p.A
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かねて噂になっていたように、フェラーリ・チームは今週のイタリアGP(モンツァ・サーキット)に特別なカラーリングを施した『SF-23』で参戦することを明らかにした。
これは今年100周年の節目を迎えたルマン24時間レースを制したフェラーリ・スポーツカーチームのルマン用マシン『499P』をオマージュしたもので、ノーズと両サイドのエンジンカバーに描かれたイエローのV字ストライプが目を引くデザインとなっている。
今年のルマン24時間レースでは首尾よく栄冠を勝ち取ることができた跳ね馬チームだが、果たしてF1イタリアGPでも再現なるのか、注目が集まる。
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George Russell (C)Mercedes Motorsports
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日曜日に決勝レースが行われたオランダGPを、十分表彰台が窺える3番手からスタートしながらも、結局最後尾でレースを終えたメルセデスAMGチームのラッセルは、「チームの天気予報がいい加減だった」と不満を吐露した。
「最初、雨が降ったとき、チームはすぐに上がると言っていたのに実際は10分以上降り続いた。
インターミディエイトの準備はできていたのにせっかくのチャンスを捨ててしまったんだ。
マシンは悪くなかったのに天候の判断で負けたなんてやりきれないよ。
僕らはこれを教訓にしなくてはならないね」
大物ルーキーとして迎えられた逸材はまだその真価を発揮していない。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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一時は僚友フェルスタッペンとの1-2フィニッシュの可能性もみえていただけに4位で終わったセルジオ・ペレスは無念さを滲ませた。
「目まぐるしくコンディションが変わる難しいレースだった。
何より表彰台を逃がしたのは残念。
もっとやれたという人もいるだろうけれど現場はタイヘンなんだ。
ドライバーにしかわからないこともある一方で、マシンの状態を把握できるのはエンジニア、戦略を考えるのはピット・ギャントリーだし。
いろいろ不運が重なったんだよ」
しかし今回フェルスタッペンとの差が如実に結果に表れただけに、また周囲の声は喧しくなりそうだ。
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Liam Lawson (C)Scuderia Alphatauri
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オランダGPでクラッシュ、左手首を負傷したダニエル・リカルドの代役としてアルファタウリかF1デビューを果たしたリアム・ローソン(21歳:ニュージーランド)が、本格F1参戦に意欲をみせている
「F1マシン自体は前にも走らせたことがあるから驚くことはなかったけれど、ウェットコンディションは経験がなかったのでウェットタイヤ(インターミディエイト)のグリッブ力にはたまげたね。
それから路面のデコボコなど初めてのサーキットで覚えるのがタイヘンだった。
突然だったけれど、とても中身の濃い一週間だった。
もちろんリカルドには早く回復して欲しいけれど、でも僕もこれからも参戦する覚悟はできているよ」
チームムゲンから参戦中である日本のスーパー・フォーミュラでは、ルーキーながら3勝を記録、ランキング2位につけている。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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8月27日(日)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦オランダGPの決勝レースが舞台に全72周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は17度、路面温度27度、路面は今のところドライコンディションとなっている。
なおマグヌッセン(ハース)ピットレーンスタートを選択している。
レーススタートと時を同じくして雨粒が落ちてくる。
タイヤ交換があわただしく行われる。
他車の妨害でローソン(アルファタウリ)に10秒のタイム・ペナルティ。
16周目、サージェント(ウィリアムズ)がクラッシュ、リタイヤ、セーフティカーが入る。
22周目レース再開。
レース終盤、突如激しい雨に見舞われる。
周冠宇(アルファロメオ)がアクアプレーニングでクラッシュする中、安全の観点からレースは赤旗に。
長い中断のあと、残り7周でレース再開。
このうち2周はセーフティカー先導と通知された。
その結果、優勝は今季8勝目、自身通算46勝目のフェルスタッペン(レッドブル)。
2位はアロンソ(アストンマーティン)、3位最後に追い上げて表彰台まて漕ぎ着けたガスリー(アルピーヌ)、4位5秒のタイムペナルティが響いたペレス(レッドブル)、5位サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)、ピアストリ(マクラーレン)、オコン(アルピーヌ)までが入賞。
インターミディエイトストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ローソン(アルファタウリ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)までが完走。
リタイヤは周冠宇(アルファロメオ)、ルクレール(フェラーリ)、そしてサージェント(ウィリアムズ)の3台となった。
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Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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オランダGPのスターティンググリッドは、別掲のように予選14位だった角田裕毅(アルファタウリ)が3グリッド降格のペナルティを受けたため、下記のように変更された。
【スターティンググリッド】
1. フェルスタッペン(レッドブル)
2. ノリス(マクラーレン)
3. ラッセル(メルセデス)
4. アルボン(ウィリアムズ)
5. アロンソ(アストンマーティン)
6. サインツ(フェラーリ)
7. ペレス(レッドブル)
8. ピアストリ(マクラーレン)
9. ルクレール(フェラーリ)
10. サージェント(ウィリアムズ)
11. ストロール(アストンマーティン)
12. ガスリー(アルピーヌ)
13. ハミルトン(メルセデス)
14. ヒュルケンバーグ(ハース) *
15. 周冠宇(アルファロメオ) *
16. オコン(アルピーヌ) *
17. 角田裕毅(アルファタウリ) *
18. マグヌッセン(ハース)
19. ボタス(アルファロメオ)
20. ローソン(アルファタウリ)
【註】*印は変更になったドライバー
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FIA
オランダGPのレーススチュワード(審査委員)は、26日(土)に行われた公式予選中、アルファタウリの角田裕毅がハミルトン(メルセデス)のアタックラップを妨害したとして、日曜日に行われる決勝レースで、3グリッド降格のペナルティを科すことを明らかにした。
これにより角田は14番から17番にグリッド降格となる。
なおこの決定を聞いた角田は逆に「自分は邪魔されたほう」と、驚いたいうことだ。
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Daniel Ricciardo (C)Scuderia Alphatauri
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金曜日に行われたオランダGPフリー走行2回目セッションでクラッシュしたアルファタウリのリカルドは、「コース上のピアストリを避けられなかった」と説明した。
それによればバンク部分で見通しが悪いところ、直前にスピン・クラッシュしたピアストリ(マクラーレン)のマシンがリカルドのライン上にあったため、これを避けるべく意図的にスピンさせガードレールにクラッシュさせたものという。
奇しくも同じオーストラリア出身の先輩ドライバーが母国の後輩ドライバーを救ったということになる。
リカルドはクラッシュ時に受けたステアリングホイールのキックバックにより左手首の中手骨骨折という大きな代償を払う羽目になった。
残念ながらオランダGPはリカルド欠場ということになった。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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8月26日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦オランダGP公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は曇り、Q3開始時の気温は18度、路面温度は23度、コースはかなり乾いてきて、ドライタイヤに履き替えるチームも出て来た。
残り約8分、Q3初進出のサージェント(ウィリアムズ)゛コースアウトしてクラッシュ、赤旗中断。
残り約4分のところでルクレール(フェラーリ)がクラッシュして再びセッションは赤旗中断に。
再開後、実質1アタックのバトルによりポールポジションを獲得したのはこれで母国グランプリで3年連続となったフェルスタッペン(レッドブル)で今季8勝目、自身通算31回目の快挙となった。
オランダGP決勝レースは27日(日)15時(日本時間:22時)から全72周で行われる。
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引き続きオランダGP公式予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
気まぐれな雨によって路面コンディションは目まぐるしく変化しているが、終盤はかなり乾いてきた。
トップはフェルスタッペン(レッドブル)、続いてピアストリ(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)、アロンソ(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、ペレス(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、サージェント(ウィリアムズ)までがQ3進出。
ここでの敗退はストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、そしてヒュルケンバーグ(ハース)の5台となった。
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8月26日(土)15時(日本時間:22時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦ハンガリーGP公式予選が始められた。
ここQ1では全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は17度、路面温度22度、コースはまだウェットコンディションとなっている。
トップはアルボン(ウィリアムズ)。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ピアストリ(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、アロンソ(アストンマーティン)というトップ10。
ここでの敗退は周冠宇(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてローソン(アルファタウリ)の5台となった。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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8月26日(土)11時半(日本時間:18時半)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦オランダGPフリー走行3回目セッションが行われた。
残念ながら天候は予報通り雨 、セッション開始時の気温は15度、路面温度18度、ウェットコンディションとなっている。
なお既報のようにリカルド(アルファタウリ)が負傷で欠場となったため、レッドブル・リザーブドライバーのリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)が急きょ代役に起用されている。
ウェット宣言がされる中、各車積極的にコースイン。
残り約50分、マグヌッセン(ハース)゛スピン・クラッシュ、赤旗を招いた。
昨日は共に来季の残留が発表された僚友のヒュルケンバーグがやはりクラッシュしている。
残り約35分、今度は周冠宇(アルファロメオ)がグラベルベッドはまり再び赤旗中断に。
さらに残り約12分でローソン(アルファタウリ)がストップして3回目の赤旗に。
トップは本命フェルスタッペン(レッドブル)の1'21.631。
続いて1'22.010でラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)、ピアストリ(マクラーレン)、ボタス(アルファロメオ)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)の順。
アルファタウリ勢は角田裕毅13番手、ローソン18番手だった。
この後15時(日本時間:22時)から公式予選が行われる予定となっている。
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Zandvoort Circuit (C)Pirelli Motorsport
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8月25日(金)16時(日本時間:23時)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第142戦オランダGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は20度、路面温度32度、コースはドライコンディションとなっている。
フリー走行1回目セッションでエンジントラブルに見舞われストロール(アストンマーティン)やクラッシュして赤旗中断の原因を作ったヒュルケンバーグ(ハース)も修復なってコースに復帰している。
トラフィックで思うようなアタックができない中、ピアストリ(マクラーレン)が3コーナーでクラッシュ、更に同じ場所でリカルド(アルファタウリ)も避けきれずタイヤバリアに突っ込んだ。
結局トップタイムはノリス(マクラーレン)で1'11.330、これに0.023秒差でフェルスタッペン(レッドブル)、以下アルボン(ウィリアムズ)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、ガスリー(アルピーヌ)、ペレス(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、ボタス(アルファロメオ)、アロンソ(アストンマーティン)がトップ10となった。
明日26日(土)は15時(日本時間:23時)から公式予選が行われる予定となっている。
オランダGPフリー走行2回目の結果はこちら。
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Zandvoort Circuit (C)Pirelli Motorsport
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8月25日(金)12時半(日本時間:19時半)からザンドフールト・サーキットを舞台に2023年F1第14戦オランダGPフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は21度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは6種類用意されたコンパウンドのうち、今回ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なおこのセッション、フェラーリはサインツに替え,リザーブドライバーのシュワルツマンを起用している。
ストロール(アストンマーティン)がエンジントラブルでストップ。
約40分経過、ヒュルケンバーグ(ハース)がコースアウト、クラッシュ。
セッションは赤旗中断に。
残り11分で再開。
60分のセッションを終え、トップはフェルスタッペン(レッドブル)の1'11.852。
2番手アロンソ(アストンマーティン)で1'12.130。
3番手ハミルトン(メルセデス)、以下ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)、ノリス(マクラーレン)、サージェント(ウィリアムズ)、ピアストリ(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、オコン(アルピーヌ)というトップ10。
ラッセル(メルセデス)は11番手、リカルド(アルファタウリ)は13番手。
このあと25日(金)16時(日本時間:23時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
オランダGPフリー走行1回目の結果はこちら。
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Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるオランダGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(68歳:イギリス)を指名した。
元ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)であるワーウィック氏のスチュワード就任は今季第13戦のベルギーGP以来となるもので、自身通算45回目の就任。
これはエマニュエル・ピロ氏の43回を上廻るもので引き続き単独首位ということになる。
BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里とチームメイトだったことでも知られる。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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目下、F1で世界最速の勲章を持つレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(25歳:オランダ)だが、『公道サーキット』でもその片鱗を見せてしまったかも知れない。
これは、推定3億円は下らないとされる高級スポーツカー『アストンマーティン・ヴァルキリー』を駆ったフェルスタッペンが、モナコに向かう高速道路で制限速度90キロのところメーター表示で最高124キロで走行していたというもの。
そのシーンを助手席に乗せた友人が撮影、SNSに掲載したことから発覚した。
日本とは異なり、罰金程度で収まる見込みとみられるが、最悪の場合スーパーライセンス発給はFIA(国際自動車連盟)がその権限を保有している。
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2022 Scene
2024年の『JAFモータースポーツジャパン イン お台場2024 』が来年は2月24日(土)から24日(日)に掛け、東京お台場の特設会場にて開催されることがわかった。
2006年に初開催されたこのイベントだが、2021からはJAF(日本自動車連盟)が主催者となっていて、今年は「親子で『見て』『聞いて』『触って』『体感する』モータースポーツ」をスローガンとしている。
日本最大級のモータースポーツイベントでカテゴリーを問わずとしているが、角田裕毅選手(アルファタウリ)の活躍もあり、来年はF1関連のプログラムをさらに充実させたいとしている。
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Honda Sakura Factory (C)Honda Racing
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F1は2026年に予定される新テクニカル・レギュレーション導入に向け、各エンジン・サプライヤー共その準備に取り組んでいるが、再び参戦を決めたホンダも例外ではない。
栃木のさくらのファクトリーで開発のリードを執っているHRC(ホンダ・レーシング)のプロジェクト・リーダー角田哲史氏は、次のように語っている。
「2026年からF1は地球環境のサステナブル化」を合い言葉に大変革が責務となっている。
そのため周辺機器はともかく、ICE(エンジン)本体はまったくの新設計を余儀なくされた。
伝えられるところによれば、エネルギー発生・回生の割合が大きく変更、電気アシストの割合が増加されるものになるという。
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M.Verstappen & H.Marko (C)Redbull Racing
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目下、F1をリードする存在になったマックス・フェルスタッペン(25歳:オランダ)について、レッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーはその類い稀な資質について次のように言及した。
「言うまでもなくフェルスタッペンには他を圧倒する能力とスキルを併せ持っているが、凄いのは今もさらに進化を続けていることにある。
数年前の彼と現在の彼とでは比べものにならないのだから」と、称賛。
パドックでは「フェルスタッペンを除いてレースをやればちょうど良い」とのジョークが囁かれる始末だ。
なおフェルスタッペンがまだ17歳の時その才能を見抜いて抜擢したのはマルコ氏自身だ。
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Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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昨シーズン限りでハースF1チームから離脱、今季はメルセデスAMGチームのリザーブ&テストドライバーに籍を置きながらも実質F1浪人を余儀なくされているミック・シューマッハ(24歳:ドイツ)だが、2024年シーズンにウィリアムズ・レーシング加入の可能性が伝えられている。
ウィリアムズでは現在アレクサンダー・アルボン&ローガン・サージェントというドライバー・ラインナップで戦っているが、ここまで二人の戦闘力に差が大きいと判断されているようだ。
そこでこの状況が続いた場合、サージェントが来季の構想から外れる可能性が高く、空いたシートにシューマッハが座るというものだ。
ウィリアムズは現在メルセデス製パワーユニットを搭載していて両者の関係が良好という伏線も背景にあるとみられる。
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Parc Ferme (C)Redbull Racing
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F1では予選終了後のマシンは指定された区画(パルクフェルメ)に留め置かれ,、決勝レースまでドライバーといえども基本的にマシンに触れることはできないことになっている。
通常のフォーマットの場合であればそれは土曜日の夕方から日曜日までとなるが、いま一部のグランプリで導入されているスプリントレース方式の場合、土曜日が終日シュートアウトとスプリントレースにスケジュールを取られることから、マシンに触れられない時間が金曜日の夕方から日曜日までと長期に渡ることとなっている。
これについて例えばメルセデスAMGチームでは、「公平性確保のためという当初の目的は理解できるが、安全性のためには見直しが不可欠」として、パルクフェルメ規則変更の必要性を訴えている。
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Image (C)Redbull Racing
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モータースポーツが、2028年に米国ロスアンゼルスで開催予定のロスアンゼルス・オリンピックで正式種目となる可能性があることがわかった。
それによればロスアンゼルス・オリンピックの組織委員会は、開催国が国際オリンピック委員会に提案できる追加の種目候補の一つにモータースポーツが入っていることを明らかにしたもの。
他の候補には野球やソフトボールなど実績あるものの他、ブレイクダンス、クリケット、フラッグフットボール、ラクロス、空手、キックボクシング、スカッシュなどが挙げられているとのことで、実現までの道のりは遠いようだ。
なお正式な結論が出されるのは10月中と見込まれている。
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Miami Circuit (C)Pirelli Motorsport
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マイアミGPのコースは現在アメフトのNFLで有名なマイアミ・ガーデンズのハードロック・スタジアムの敷地内にあり仮設コースとされているが、事実上の常設サーキットとして遜色ない評価を獲得している。
そこで以前有力とされてきた同グランプリのナイトレース化にストップが掛かるのではという動きがで出てきたようだ。
これについてマイアミGP主催者の責任者であるタイラー・エップ氏は次のように語っている。
「ナイトレース化するのであれば、照明機材の準備など何も支障はない。
来年からでもこちらは100%対応できる。
しかし直ちにマイアミGPがナイトレースになるとは考えていないが」
アメリカは巨大テレビ市場なだけに、ヨーロッパ地域との時差など判断が難しそうだ。
なお、今年のマイアミGPは午後3時半に決勝レースがスタートしている。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今シーズン、開幕からマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の独走が続くF1だが、マクラーレン・レーシングのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターから『ユニークなアイデア』が示され話題を呼んでいる。
それによれば、異次元レベルにあるフェルスタッペンを除いた『その他大勢』だけでレースを行うというもの。
そうすればそれぞれの戦力は接近し、ファンが望むようなエキサイティングなレースが期待できるとしている。
意味のないことではあるが、もしも実際にレッドブルがフェルスタッペンでなくペレスを二人乗せていたとしたら、確かに緊迫したシーズンになったであろうことは推察がつく。
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Daniel Ricciardo (C)Scuderia Alphatauri
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今季、世界で20人だけのF1ドライバーの中で唯一シーズン途中からの参戦となったダニエル・リカルド(34歳:オーストラリア)は、「最大のハンディキャップは体力だった」と語っている。
2022年末のマクラーレン離脱以来、11戦ぶりとなったグランプリ・ディスタンスは想像以上にリカルドの体力を削り取ったようで、コクピットから降りると「身体的に厳しかった」と、正直に打ち明けた。
とりわけ首に掛かるGは想像以上のものらしい。
ただリカルドにとって幸いなことに、次戦オランダGPまでF1は束の間のサマーブレイクに入ったことだろう。
今もきっと母国オーストラリアのどこかでフィジカル・トレーニングに熱中しているに違いない。
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Pat Fry (C)Ferrari S.p.A
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元フェラーリ・チームのエンジニアリング・ディレクターで、今季チーフ・テクニカル・オフィサーとしてウィリアムズ・レーシングに加入が決まったパット・フライ氏(59歳:イギリス)について、「チームの文化を変える男」と、その影響力を評価するコメントが伝えられた。
これは今年同チームを率いるジェームズ・ボウルズ新代表が期待を込めて語ったもの。
ウィリアムズ・レーシングはF1随一の歴史を持つプライベートチームの雄だが、長年の経営不振によりタイトル争いからは遠ざかっている。
同氏はフェラーリだけでなくベネトンやマクラーレンなど「成功を知る男」だ。
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2022 Scene (C)Redbull Racing
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F1は2023年の第二四半期(4月-6月)の収支を発表、それによれば昨年の同期に比べ、約29億円もの赤字になったということだ。
その原因は、第6戦のロマーニャGP(イモラ・サーキット)が直前の水害のため中止になったことが大きかったという。
報告書によれば、これにより当初7戦が予定されていたものが6戦に減少、開催権料や放映権、スポンサー収入などで計約2千万ドル(約29億円)の赤字を計上する羽目になったという。
ただ今季のグランプリは史上最多の全23戦が組まれていたため、年間のトータルとしては赤字を免れる見通しとのことだ。
とりわけF1人気が急速に盛り上がりつつある自動車大国アメリカで行われるラスベガスGPなどに収益面でも期待が掛かっているようだ。
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Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport 拡大します 今シーズン、カナダGPでフロントロウを勝ち取るなど予選パフォーマンスの改善が著しいハースF1チームだが、いずれもレース結果に結び付かないなど期待に応えられていないのが現状だ。
実際、グリッド好位置からスタートしても、スタート後周回を重ねると共にズルズル順位を落とすレースが多く、今年最も良いフィニッシュでも7位でしかない。
これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は「タイヤのデグラデーション(性能劣化)に問題がある」と指摘している。
このため予選のアタックラップではパフォーマンスを発揮できてもレースのロングランになるとタイヤのグリップ不足でペースが上げられないという。
同代表は、「症状はマシンの根幹に関わるもので、簡単な特効薬はない」と、頭を抱えているという。
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Alex Palou (C)Honda Racing
今季マクラーレン・レーシングで公式リザーブドライバーを務めていたアレックス・パロウが同チームから離脱したことがわかった。
具体的な理由は明らかにされていないが、同チームのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターによればパロウに「信頼を欠く行為があった」としていて、契約を解消するこになったという。
パロウは2021年のインディカー・シリーズ・チャンピオンで、昨季チップガナッシ・レーシングから参戦してシリーズ・ランキング5位になっている。
かねてF1にも関心を示すパロウは、すでにアメリカGPでフリー走行1回目セッションに出走するなど経験を積んできていた。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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現F1王者であるマックス・フェルスタッペン(25歳:オランダ)が、将来的に自身が代表となるレーシングチームを立ち上げる計画を明らかにした。
残念ながらもちろんいきなりF1チームではなく、とりあえずスポーツカーであるGTカーチームということだ。
まだ具体的なプロジェクトの動きはスタートしていないが、将来的にスポーツカーレースだけでなく人気のDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)への参戦、さらにはラリーや上級フォーミュラへの挑戦も視野に入れているとのことだ。
ちなみに17歳でF1デビューを果たしたフェルスタッペンには現役としてまだ十分な時間がある。
また同様なケースとしてはキミ・ライコネンがF3チームを立ち上げた例もある。
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Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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今季、スピードを取り戻した感のあるアストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソが、公式予選に単独でタイム計測を行う『シングルラップ予選方式』の導入を提唱して注目されている。
これは、最近特に問題になっている予選時の過剰なトラフィックの解決策として提案されたものだ。
とりわけ、距離の短いコースやコースコンディションが大きく変化する状況に多く発生する。
シングルラップ予選にすればトラフィックは解消されるが、走る順番によって条件が大きく変わってしまう難点がある。
ちなみにF1では2003年から3年間だけ実施されたことがあるが、これを経験した現役ドライバーはアロンソだけだ。
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周 冠宇 (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオ・チームで戦っている中国人初のF1ドライバー周冠宇だが、近く来季も残留することで契約がまとまりそうだ。
これは周冠宇のパーソナル・マネージャーが明らかにしたもので、今月の夏休み中にも正式合意に持ち込みたいと語っている。
昨季のデビューシーズンは不安定ながらもなんとかランキング18位で乗り切った周、今季は安定感を増し、現在ランキング16位ともう一人のアジア人ドライバーである日本の角田裕毅(アルファタウリ)を上回っている。
周は「F1マシンも理解できるようになったので、さらに進化できると確信している」と、残留に意欲をみせている。
なおザウバーとの提携が終了するアルファロメオはハースと接触していると噂が流れている。
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Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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ウェットコンディションに見舞われたベルギーGPの週末で、供給されたフルウェットタイヤが不評だったことを受け、F1にタイヤを独占供給するピレリ・モータースポーツは、ウェットタイヤの一本化の可能性を示唆した。
これは、今回のベルギーGPでセーフティカーが入った際にすべてのフルウェットタイヤ装着車がインターミディエイトに履き替えるなどして出番がなかったことを受けてのもの。
それによれば二つのウェットタイヤを統合し、スーパーインターミディエイトタイヤ一種とされる。
実質的にウェットコンディションでの走行が制限される方向となるが、ドライバーらからは早くも不満の声が聞かれている。
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Podium Scene (C)Redbull Racing
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今季ここまでコンストラクターズ・ランキングで2位(メルセデスAMG)以下に大差を付けて独走するレッドブル・レーシングだが、ドライバーズ・チャンピオンシップでもマックス・フェルスタッペン(314P)と2位のセルジオ・ペレス(189P)との間ですでに大きな開きが生じている。
これを受けペレスの母国メキシコの一部メディアからは「二人のマシンに差があるのでは」、との疑問まで伝えられる有り様だ。
同チームではもちろんこうした噂を否定しているが、今度は逆に契約の中にパフォーマンス条項があり、ペレスは来季契約が継続されるにしてもかなり減額されるとの憶測が広まっているという。
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Williams Factory (C)Williams F1
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F1では歯止め無き活動費の増大を抑えるため、年間の予算に制限を掛けているが、チーム間の受け止めかたはそれぞれだ。
ウィリアムズ・レーシングではジェームズ・ボウルズ代表が「時代遅れとなった設備を更新する必要がある」として、FIA(国際自動車連盟)に特例を認めるよう働き掛けを強めているのに対し、潤沢な資金を持つとされるフェラーリ・チームのフレデリック・バッサー代表は「こういうものは一度特例を認めてしまえば制限はなし崩しに崩壊してしまう」と、危機感を押し出している。
チームによって事情は異なるが2026年からのF1大改革はもう間近に迫っている。
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Las Vegas GP
今年11月に初開催が予定されるラスベガスGPはF1オーナーであるリバティ・メディア自身が主催者となる新しい形態で行われるが、思わぬ難題に見舞われているようだ。
伝えられるところでは、カジノ王国での会場建設費は大幅に高騰しているという。
それでも潤沢な資金を持つとされるリバティ・メディアは「問題ない」としているが、通常のグランプリであれば開催に支障が生じてもおかしくないケースだと指摘されている。
ラスベガスGPは今季第22戦として11月18日に決勝レースが行われる予定になっている。
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ここ数戦、復調の兆しを感じさせているメルセデスAMGチームだが、先のベルギーGPでは今シーズン序盤にチームを悩ませたバウンシングの症状が再発したことがわかっている。
その原因として同チームでは、ここ数戦でマシンに施したアップデートのせいとの推測を明らかにした。
しかしこれについて同チームのマイク・エリオット/テクニカル・ディレクターは、スパフランコルシャンのコースによる特殊なケース、と新しい主張を展開している。
「確かにエアロダイナミックス面でもいくつかの改善を施したが、それらがバウンシングを引き起こしたとは考えていない。
おそらくはスパのコースが持つ性格との相性がうまくなかったのではないか」
それを後押しするように、他チームの中にも今回バウンシングが再発したとの声があることを同氏は訴えた。
なお来月には同じく高速で知られるモンツァのイタリアGPが待っている。
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Andretti Global F1 Image (C)Andretti Autosport
早ければ2025年シーズンからにもF1新規参戦の構えを崩していないアメリカの元F1ドライバーであるマイケル・アンドレッティ氏は、そう遠くない時期にFIA(国際自動車連盟)から参戦許可が降りると強気な姿勢をみせている。
現F1チーム側からの反対が障害になっていると伝えられているが、アンドレッティ・グローバルはすでにインディアナ州に新しい拠点を建設中であり、発言にまったく根拠がないとは考えにくいところ。
既存チームの買収を断念した同チームだが、キャデラック・ブランドにより名門フォードとの間でパートナーシップ契約を結び、ルノー製パワーユニットの供給にも道筋をつけるなど着々と計画は進められているのは間違いないようだ。
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Wet Image (C)Ferrari S.p.A
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F1タイヤを独占供給するピレリタイヤは、ウェットタイヤに対するドライバーからの不満に対応するには、ウェットコンディション時に使用する第3のタイヤ導入の必要性を主張した。
これは、ピレリ陣営を率いるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングが語ったもので、ベルギーGPの際にドライバーから指摘があったインターミディエイトタイヤとフルウェットタイヤとの性能差を解消するためには2種類の雨用タイヤでは不可能であると説明したもの。
加えて同氏は、ウェットレース時の視界妨げになる水煙を効果的に減少させるにはフロアパネルのデザイン変更などマシン側の改善も不可欠であると訴えた。
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Lance Stroll (C)Aston Martin F1 Team
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現在アストンマーティンF1チームのランス・ストロール(24歳:カナダ)だが、将来的にF1を離脱する可能性が報じられている。
2017年、まだ18歳の時に当時のウィリアムズ・チームからF1デビューしたストロールだが、チームメイトに後れを取ることがしばしばあることから「親の七光り」と揶揄されるなどその実力に疑問符が付けられることも多い。
そこで生まれているのがストロールの早期のF1離脱説。
後任にはアストンマーティンが将来ホンダとパートナーシップを組むことからニコ・ヒュルケンバーグ(ハース)や角田裕毅(アルファタウリ)らの名前が早くも取り沙汰されているという。
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Singapore Image
>フェラーリ・チームは新たにシンガポールの有力企業との間でスポンサー契約を結んだことを明らかにした。
契約は複数年とされる。
今回スポンサーに就いたのはシンガポール随一のリゾート企業である『マリーナベイサンズ』で、同国を象徴する空中プールやカジノなどで知られる。
今後、主にシンガポールGPを舞台に共同でプロモーション活動を進めていく方針という。
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Wet Scene (C)Mercedes Motorsports 拡大します 2023年のベルギーGPはそのほとんどのセッションがウェット絡みという難しいコンディションで行われたが、ピレリから供給されたウェットタイヤの評判は芳しいものではなかったようだ。
それによれば、小雨時に使われるインターミディエイトタイヤに比べ、完全な雨天時に使われるフルウェットタイヤとの性能差が大きく、ラップタイムで6秒から7秒も差があるため実用にならなかっというもの。
しかし皮肉なことに、ベルギーGP終了後にフェラーリ&アストンマーティン2チームにより当地スパフランコルシャンで行われたタイヤテストでは再びウェットコンディションに見舞われたとのことだ。
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Audi F1 (C)Audi Motorsport
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アウディとザウバーによるF1参戦計画に遅れが生じてるようだ。
両者が2026年シーズンを目途にタッグを組むことが正式発表されてから1年近くが経ち、本来であればすでにテスト用の試作エンジンが完成してベンチに架けられている時期とみられるが、実際にはそうしたニュースは聞かれていない。
ドイツ・メディアによれば、遅れは少なくとも数か月に及ぶと報告されている。
これとの関連は不明だが、アウディF1参戦計画のキーマンと言われるマルクス・デュエズマンCEOが更迭されるとの見方も伝えられていて進捗が順風満帆ではないことが窺われる。
F1新規参戦というのはアウディのような経験豊富な自動車メーカーでも容易なことではないようだ。
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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前戦ハンガリーGPでは久しぶりのポールポジションを獲得、ベルギーでも復活が期待されたものの、レッドブルのペースには到底及ばなかったハミルトン(メルセデス)は、実は再びバウンシングの症状に見舞われていたことを明かした。
「ここしばらくは収まっていたバウンシングの問題がまた再発しちゃったんだ。
おそらくは今回新たに持ち込んだフロアパネルに原因があるのかも。
そのせいでペースを上げられなかったんだ」と、ハミルトン。
これについてトト・ウォルフ代表も「すべてのストレートで症状は確認されている。
バージョンアップの方向性は間違っていないと思うか、関連するデータを調査する必要がある」と、再び生じた課題を認めた。
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