モナコGPのスチュワードにエマニュエル・ピロ氏
Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる2023年F1第7戦モナコGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバー、エマニュエル・ピロ氏(61歳:イタリア)を指名した。
同氏のスチュワード就任は昨季第15戦オランダGP以来となるもので、自身通算43回目で引き続き全体の最多記録を更新するものになった。
ピロ氏はスポーツカーレースで活躍、5回のルマン24時間レース優勝を記録したレジェンド。
F1では1989年オーストラリアGPの5位(ベネトン・フォード)が最高位。
一昨年のカナダGPではベッテル(フェラーリ)の勝利をフイにするペナルティ裁定を下したことで一躍渦中の人となった経緯がある。
なお今年4月からは、マクラーレン・グループが若手ドライバー育成プログラムを改定、そのプロジェクトを率いるリーダーにピロ氏の就任を明らかにしている。
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