モナコ自動車クラブvsリバティ・メディア
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今回のフェルスタッペンによるモナコGP勝利について、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「異なったタイヤ戦略が明暗分けた」と、アロンソ(アストンマーティン)とのバトルを分析した。
まず最初に装着したタイヤについて、スタート時のオーバーテイクを警戒したレッドブルがミディアムを選択したのに対し、アストンマーティンF1は逆にハードを選んでみずからそのチャンスを手放したというもの。
さらにもう一つは、レース終盤に雨が降り始めた際、なぜかアロンソはインターミディエイトにではなくドライタイヤに交換し、その結果再びピットインを余儀なくされたこと。
ただ当のアロンソはこれらがなかったとしてもフェルスタッペンのペースにはついて行けなかったと脱帽している。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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モナコGP決勝レースを終盤までポイント圏内の9位を走りながら、マシントラブルが発生、角田裕毅(アルファタウリ)はずるずると後退を余儀なくされた。
これについて同チームのジョディ・エギントン/テクニカル・ディレクターは「懸念されていたブレーキトラブルが再発した」との見解を明らかにした。
「角田はせっかくいいペースで走っていたのに不運だった。
原因は以前から懸念されていたブレーキ関連と判断しているがまだ完全に解決されていないものだ。
時間はないが、次の週に行われるスペインGPまでになんとか解決を図りたい」
角田はバトルを演じていたマクラーレン勢に相次いで先行を許した後、たまらずコースアウトを喫するなど大苦戦を強いられた。
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F.Alonso & M.Verstappen (C)Redbull Racing
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モナコGP決勝レースで今季最高位となる2位表彰台を獲得したアストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソは、「フェルスタッペンは上手かった」と、今回のバトルを振り返った。
「レース前の戦略で、アロンソはロングランが続けられるハードタイヤでのスタートを選択した。
しかしフェルスタッペンが逆にミディアムでのスタートする作戦を採ったことで狂ってしまった。
むしろ反対だったよね、1コーナーまでに交わす可能性を自ら捨ててしまったんだから。
そのうえ彼はハードに負けないほどタイヤを労ったしね、上手かったよ」と、ライバルを讃えた。
アロンソ陣営はさらにレース終盤に雨が降り始めた時、インターミディエイトではなくミディアムに履き替えたことも結果的に誤算だったとした。
しかし本人はすでにホームグランプリとなる次週スペインGPに気持ちを切り替えているようだ。
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George Russell (C)Mercedes Motorsports
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今季最初となる大幅なアップデートを『W14』に施して臨んだメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセルは、予選8番手、決勝レースでは5位という成績を残したが、その効果については「まだ評価は難しい」と、判断を避けた。
「今回投入されたアップデートは多方面に渡るものでまだその評価を語るには早過ぎる。
とりわけこのモンテカルロという特殊なコースではね。
でも幸いドライブしていて怖い思いをすることはなくなったよ」とラッセル。
多岐に渡ったアップデートの評価に結論を下すのは次戦スペインGP(バルセロナ・サーキット)でということになりそうだ。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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5月28日(日)15時(日本時間:22時)から2023年F1第7戦モナコGPの決勝レースがモンテカルロ市街地コースを舞台に全78周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は25度、路面温度45度、路面はドライコンディションとなっている。
オープニングラップは大きなアクシデントもなくクリア。
最後尾のペレスはタイヤをハードに交換、このまま最後までいく作戦だ。ヒュルケンバーグ(ハース)がサージェント(ウィリアムズ)との接触で5秒のタイムペナルティを科せられる。
サインツ(フェラーリ)゛オコン(アルピーヌ)に追突、デブリが落下、他車に影響が懸念される。
追い上げていたペレスがフロントウィングを損傷、ピットインを余儀なくされる。
50周を過ぎたあたりから、いよいよ雨粒が報告されてきた。
インターミディエイトへの交換も始まる。
ストロール、マグヌッセンらがコントロールを失いマシンを損傷させている。
一時激しかった雨脚も弱くなる。
ヒュルケンバーグに10秒のタイム・ペナルティ。
67周目あたりから、9位の角田がブレーキトラブルかずるずると順位を落としてポイント圏外に落ちる。
結局ポールからスタートのフェルスタッペン(レッドブル)が混乱のレースを制してみごとなポールTOウィン。
前戦マイアミGPに続く連勝で今季4勝目、自身通算39勝目となった。
またレッドブル・レーシングは今季ここまで6戦6勝となっている。
2位にアロンソ(アストンマーティン)、3位オコン(アルピーヌ)、4位ハミルトン(メルセデス)、5位ラッセル(メルセデス)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位ガスリー(アルピーヌ)、8位サインツ(フェラーリ)、9位ノリス(マクラーレン)、10位ピアストリ(マクラーレン)までが入賞。
ペレスは16位、アルファタウリ勢は角田裕毅15位、デ・フリース12位。
リタイヤはマグヌッセン(ハース)とストロール(アストンマーティン)。
F1第8戦は翌週の6月4日(日)、スペインのバルセロナ・サーキットを舞台にスペインGPが予定されている。
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Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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モナコGPのスターティンググリッドは、別掲のように予選3番手のルクレール(フェラーリ)が3グリッド降格のペナルティを受けたため、下記のように変更された。
【スターティンググリッド】
1. フェルスタッペン(レッドブル)
2. アロンソ(アストンマーティン)
3. オコン(アルピーヌ) *
4. サインツ(フェラーリ) *
5. ハミルトン(メルセデス) *
6. ルクレール(フェラーリ) *
7. ガスリー(アルピーヌ)
8. ラッセル(メルセデス)
9. 角田裕毅(アルファタウリ)
10. ノリス(マクラーレン)
11. ピアストリ(マクラーレン)
12. デ・フリース(アルファタウリ)
13. アルボン(ウィリアムズ)
14. ストロール(アストンマーティン)
15. ボタス(アルファロメオ)
16. サージェント(ウィリアムズ)
17. マグヌッセン(ハース)
18. ヒュルケンバーグ(ハース)
19. 周冠宇(アルファロメオ)
20. ペレス(レッドブル)
【註】*印は変更になったドライバー
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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27日(土)行われた公式予選でアルファタウリは角田裕毅が9番手、デ・フリースも12番手とまずまずの結果を獲得した。
これについて同チームのジョディ・エギントン/テクニカル・ディレクターは次のように語っている。
「今日の予選についてはとても満足している。
二人とも素晴らしい仕事をしてくれた。
今回投入したアップデートは本来イモラの時に予定していたもの。
コースの性格からすべての評価は難しいものの、手応えは十分に感じている。
今から明日のレースが楽しみだ」
一時、フェルスタッペンに並んでタイミングモニターの最上位に角田の名前が表示されるとガレージからは大きな歓声が上がったという。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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モナコGPのレーススチュワード(審査委員)は、27日(土)に行われた予選中、フェラーリ・チームのシャルル・ルクレールに進路妨害の違反があったとして3グリッド降格のペナルティを科したことを明らかにした。
それによれば予選Q3終盤、クールダウンしていたルクレールのマシンにアタックラップ中だったノリス(マクラーレン)がトンネル内で追い付いたもののほぼ中央にいたルクレールを交わすことができずに急減速、予選をフイにしたというもの。
関連映像やデータ等を検証した結果、主な原因は状況を適切に無線連絡しなかったチーム側(フェラーリ)にあり、ドライバーにはないと判断したがペナルティは避けられないとした。
これにより予選3番手だったルクレールは6番手に後退、代わってオコン(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、そしてハミルトン(メルセデス)らがそれぞれ繰り上がる。
なお被害者であるノリスは10番手のままに据え置かれ、無関係の3人だけがメリットを享受するという皮肉な裁定となった。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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期待されたモナコGP予選Q1で、衝撃のクラッシュ・シーンを演じてしまったレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、「何よりチームに申し訳ない」とアクシデントを詫びた。
「自分が起こしてしまったことがまだ信じられない気持ち。
きっかけはホンの小さなスライドだったのに対応しきれず重大な結果を招いてしまった。
もちろんタイムを出すべく攻めていたものの、限界を超えたつもりはなかったんだけど。
ほんと、チームには申し訳ないと思っているよ」
昨年のウィナーであるペレスは今年なんと最後尾からのスタートとなった。
オーバーテイクが極端に難しいモナコでは、ピットレーンスタートなどの奇策も採りにくいとみられる。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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5月27日(土)16時(日本時間:23時)からモンテカルロ市街地コースを舞台に2023年F1第7戦モナコGP公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
ピレリは今回6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は25度、路面温度は45度、コースはドライコンディションとなっている。
壮絶なポール争いが繰り広げられた結果、最終的にポールポジションはフェルスタッペン(レッドブル)が獲得、オーストラリアGP以来となる今季3回目、自身通算39回目でモナコでは初となる快挙となった。
2番手は惜しくも11年ぶりとなるポールを逸したアロンソ(アストンマーティン)、3番手ルクレール(フェラーリ)、以下オコン(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、ラッセル(メルセデス)、今季アゼルバイジャンGPに続いてのQ3進出を果たした角田裕毅(アルファタウリ)、そしてノリス(マクラーレン)というトップ10グリッドになった。
モナコGP決勝レースは28日(日)15時(日本時間:22時)から全78周で行われる。
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引き続きモナコGP公式予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
Q2もトップはフェルスタッペン(レッドブル)、続いてルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、そしてノリス(マクラーレン)までがQ3進出。
角田は最初のアタック中、トンネル先のシケインでタイヤをロックさせてアタックを中断している。
ここでの敗退はピアストリ(マクラーレン)、デ・フリース(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、そしてボタス(アルファロメオ)の5台となった。
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5月27日(土)16時(日本時間:23時)からモンテカルロ市街地コースを舞台に2023年F1第7戦モナコGP公式予選が始められた。
ここQ1では全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は25度、路面温度48度、コースはドライコンディションとなっている。
最初のアタックで5番手だったペレス(レッドブル)がクラッシュしてストップ。
赤旗中断となり、マシンはかなりのダメージを負った模様。
約10分後、残り約11分でセッション再開に。
軒並みタイム更新が続いてトップにフレッシュ・タイヤに履き替えた角田裕毅(アルファタウリ)が全体トップに躍り出る。
結局トップはフェルスタッペン(レッドブル)、2番手に角田裕毅(アルファタウリ)、以下アルボン(ウィリアムズ)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)ねラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)。
デ・フリース(アルファタウリ)は15番手でQ2進出、ペレス(レッドブル)は最下位となった。
ここでの敗退はサージェント(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、ヒュルケンバーグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、そしてペレス(レッドブル)の5台となった。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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5月27日(土)12時半(日本時間:19時半)からモンテカルロ市街地コースを舞台に2023年F1第7戦モナコGPフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は27度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
開始約8分、オコン(アルピーヌ)がなんと見通しの効かないトンネル内でストップ、緊張が走る。
セッション中盤にはフェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢が最速タイムの応酬を繰り返す。
残り約8分、マグヌッセン(ハース)がコース上にストップ、バーチャル・セーフティカーとなるも2分ほどで解除。
直後に今度はハミルトン(メルセデス)がタイヤバリアにクラッシュ、左フロント部を損傷、赤旗中断となったものの結局そのままセッション終了になった。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)で1'12.776。
2番手ペレス(レッドブル)で1'12.849、さらにストロール(アストンマーティン)、サインツ(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(アルファロメオ)というトップ10。
ラッセル(メルセデス)11番手、アロンソ(アストンマーティン)14番手。
アルファタウリ勢は角田裕毅15番手、デ・フリース20番手という結果になった。
この後16時(日本時間:23時)から公式予選が行われる予定となっている。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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5月26日(金)18時(日本時間:24時)からモンテカルロ市街地コースを舞台に2023年F1第7戦モナコGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は27度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。
1回目のセッションで6番手と出遅れたフェルスタッペン(レッドブル)が本命らしくここではトップに君臨、これにルクレール&サインツのフェラーリ勢が続いた。
しかしサインツは残り約17分というところでコントロールを失いウォールにヒット、マシンの右フロント・サスペンションを大破させた。
またFP1でクラッシュしたアルボン(ウィリアムズ)は、残り約10分というところでなんとかコースに復帰を果たした。
4番手はここでも俊足ぶりをみせるアロンソ(アストンマーティン)、さらにノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、昨季のウィナーであるペレス(レッドブル)、ボタス(アルファロメオ)、ガスリー(アルピーヌ)と続いた。
アルファタウリは角田裕毅16番手、デ・フリース17番手。
全20台中18台がトップのフェルスタッペンとの差が1.2秒という接戦となった。
明日27日(土)は16時(日本時間:23時)から公式予選が行われる予定となっている。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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5月26日(金)13時半(日本時間:20時半)からモンテカルロ市街地コースを舞台に2023年F1第7戦モナコGPフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は27度、路面温度47度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
前戦のマーニャGPが水害のためキャンセルで流れた鬱憤を晴らすかのように各車精力的に走り込む。
途中、フェルスタッペンのマシンがセットアップの変更か、長時間ガレージでの作業が続く。
半分が経過したところでヒュルケンバーグ(ハース)がガードレールにクラッシュ、デブリ(破片)回収のため赤旗中断に。
60分のセッションも終了というところでアルボン(ウィリアムズ)がクラッシュ、再び赤旗となってそのまま終了となった。
トップはサインツ(フェラーリ)で1'13.372。
続いてアロンソ(アストンマーティン)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、オコン(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)というトップ10。
アルファタウリは角田裕毅13番手、デ・フリースは16番手だった。
このあと26日(金)17時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Montecarlo Street Circuit (C)Pirelli Motorsport
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モンテカルロの市街地特設コースを舞台に今週行われる2023年F1第8戦モナコGPの天気について、地元の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日はいずれも晴れないし曇りでるものの、決勝レースが行われる日曜日はにわか雨の心配があると予報している。
期 日 | 種 目 | 気 候 | 気 温 | 降水確率 |
5月26日(金) | フリー走行 | 晴れないし曇り | 18- 24度 | 10% |
5月27日(土) | 公式予選 | 晴れないし曇り | 18- 23度 | 20% |
5月28日(日) | 決勝レース | 曇り/にわか雨 | 17- 22度 | 80% |
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Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる2023年F1第7戦モナコGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバー、エマニュエル・ピロ氏(61歳:イタリア)を指名した。
同氏のスチュワード就任は昨季第15戦オランダGP以来となるもので、自身通算43回目で引き続き全体の最多記録を更新するものになった。
ピロ氏はスポーツカーレースで活躍、5回のルマン24時間レース優勝を記録したレジェンド。
F1では1989年オーストラリアGPの5位(ベネトン・フォード)が最高位。
一昨年のカナダGPではベッテル(フェラーリ)の勝利をフイにするペナルティ裁定を下したことで一躍渦中の人となった経緯がある。
なお今年4月からは、マクラーレン・グループが若手ドライバー育成プログラムを改定、そのプロジェクトを率いるリーダーにピロ氏の就任を明らかにしている。
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McLaren 『MCL60』 (C)McLaren Racing
マクラーレン・レーシングは今週末モンテカルロで行われるF1モナコGPに参戦する『MCL60』に施された特別カラーリングをお披露目した。
これはマクラーレン・グループのレース活動60周年を記念したもので、世界三大レースとされるF1モナコGP、インディ500レース、そしてルマン24時間レースでの勝利をイメージしもの。
来週のスペインGPでも引き続き使われるとのことだ。
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Aston Martin 『AMR21』(C)Aston Martin F1 Team
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かねて建設中のアストンマーティンF1チームの新ファクトリーが、いよいよ今月中には部分的に完成となり待望の稼働が一部スタートするようだ。
かつてアロウズ・チームなどが使用したシルバーストーンのファクトリーは老朽化したため全面的に建て直しが行われているが、その間他チームの風洞設備を借用したり、仮設のプレハブ工場での作業を余儀なくされていたもの。
ただ同チームのトム・マックロー/パフォーマンス・ディレクターによれば、新ファクトリーでの開発の成果がみられるのは早くても2025年シーズンになるとされていて、少しでも早い完成が待たれるところだ。
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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王座奪還を狙うフェラーリ・チームが、今シーズン中にもルイス・ハミルトン(メルセデス)に対し、巨額の契約金を用意して移籍交渉にあたるとの噂が広まっている。
ハミルトンのメルセデスAMGとの現在の契約は今シーズンで満了とされ、すでにトト・ウォルフ代表との間で話し合いが行われているが、まだ合意に至ったとは伝えられていない。
しかし、そもそもフェラーリのレースドライバーである二人はルクレール&サインツ共に複数年契約を結んでいて来シーズンも有効な契約が存在する。
このため現実的に考えて来季ハミルトンが跳ね馬チームに移るとは考えにくいが、ライバルチームからの揺さぶりとすればF1の世界らしくそれなりの影響はあると思われる。
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Ford logo (C)Ford Racing
F1レギュレーションが大きく変わる2026年シーズンから、レッドブル・グループとの刑をタートさせるフォードは、F1が地球の環境問題を主要なテーマに挙げることに強く同意したことを明らかにしている。
実際にF1活動を行うことになるフォード・パフォーマンス・モータースポーツでは、レッドブル・パワートレインズとの共同作業により2026年からの新仕様PU(パワーユニット)を開発、その関係は深いものになるとしている。
「大事なことは、われわれとレッドブルとは同じ方向を向いていることだ」
フォードは言うまでもなく、F1の歴史においていち時代を席巻、最大の成功者として讃えられる存在だ。
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George Russell (C)Mercedes Motorsport
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念願のメルセデスAMGチームに移籍、タイトル獲得を窺うジョージ・ラッセルだが、コクピットの中だけでなく、GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の役員としの責務にも邁進しようとしている。
ラッセルによればF1人気はかつてないほどの盛り上がりをみせていて、観客数や視聴者数は増大、また新たなグランプリ開催の希望や新規参入チームも出現するなど話題にも事欠かない様相をみせている一方で、ドライバーがこうした魅力を享受しているとは言えないというもの。
同選手は、ドライバーはもっとエキサイティングなレースを求めているとし、具体的にはタイヤのデグラデーション解決やDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の改善を図るべきとし、GPDAとし一致活動を進めていく意欲を示した。
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2021 Scene (C)Pirelli Motorsport
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水害のため直前になって開催中止が決まったロマーニャGPだが、スケジュールの関係から年内のカレンダー復活は残念ながら絶望となっている。
これについてイタリアのACN(各国のモータースポーツ権能団体)であるACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)では2026年に振り替えて開催するという奇策の可能性を探っていることを明らかにした。
それによれば現在のイモラ・サーキットでの開催契約は2025年に満了するが、これを1年延長し、2026年の開催まで保証するというもの。
これについてF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは、「一生懸命仕事をしてくれた人には感謝の気持ちを表さなければならない」とし、前向きに検討する意向をみせているということだ。
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1989 Monaco GP Scene (C)Williams F1
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今週予定されていた第6戦のロマーニャGPは思わぬ水害により中止に追い込まれたが、F1は3週連続開催の第1週目とあって、チーム関係者は息つく暇もなく撤収、次戦モナコGPが行われるモンテカルロへの移動を開始した。
そのモナコGPの主催者であるACM(オートモビル・クラブ・ド・モナコ)は、「こちらは天候も問題なく例年通り開催に向けての準備は万端整っている。
観客のかたも安心して来場して欲しい」とコメントしている。
現代F1グランプリの初年度である1950年に初開催となった伝統のモナコGPは、F1らしからぬ狭いモンテカルロ市街地特設コースがその舞台。
ルマン24時間レース、インディ500と共に世界三大レースに挙げられている。
F1モナコGP最多勝は故アイルトン・セナの通算6勝。
現役ドライバーではハミルトンが3勝でトップ、これにアロンソ(2勝)、フェルスタッペン、ペレス(共に1勝)らが続いている。
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Nyck de Vries (C)Scuderia Alphatauri
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イタリアに本拠を置くスクーデリア・アルファタウリだが、そのレースドライバーであるニック・デ・フリースが水害騒動被害の当事者になっていたことがわかった。
ロマーニャGPに参加すべくイモラ・サーキットに向かっていたデ・フリースはしかし、サーキット周辺の道路が冠水し、避難者が続く中、デ・フリースもホテルまでたどり着けず立ち往生してしまったという。
幸い通り掛かったマクラーレン・レーシングのスタッフの援助により、用意されたホテルの一室の提供を受けられたとのこと。
グランプリは中止されたとはいえ混乱は今後もまだ続きそうだ。
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Imola Circuit (C)Pirelli Motorsport
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開幕直前に水害のため開催中止に追い込まれたF1第6戦ロマーニャGPだが、主催者及びF1は、今シーズン中の復活開催について次のようにコメント、代替開催が困難である事を示唆した。
「今回の決定については地元自治体を始め関係する各方面にさまざまなご迷惑をお掛けしたことをお詫びしたい。
われわれとしては代替イベントの開催を目指したいところだが、現実には困難であることを認めざるを得ない。
すでにチケットを購入するなど楽しみにされていた観客のかたには心からお詫びしたい」
当初、最大24戦が計画された2023年シーズンのF1だが、中国GPに続いてロマーニャGPも中止に追い込まれたことで全22戦で戦われることになった。
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F1は、今週末に予定されていたロマーニャGPの開催を中止することを正式決定した。
ロマーニャGPの開催場所であイモラ・サーキットのある地域は、今週に入り大雨が続いていて、サーキット近くの川では氾濫の可能性があるため避難が呼び掛けられていた。
水曜日の段階でパドックが浸水し始めたため、主催者とF1は今年のロマーニャGPの開催中止を決めた。
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Imola Circuit (C)Pirelli Motorsport
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イモラ・サーキットを舞台に今週行われる2023年F1第6戦ロマーニャGPの天気について、地元の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日いずれも雨模様の天候になると予報している。
既報のように現地では今週、雨が続いていて被害が心配されている。
期 日 | 種 目 | 気 候 | 気 温 | 降水確率 |
5月19日(金) | フリー走行 | 曇り/にわか雨 | 12- 18度 | 50% |
5月20日(土) | 公式予選 | 曇り/にわか雨 | 14- 19度 | 80% |
5月21日(日) | 決勝レース | 曇り/にわか雨 | 13- 22度 | 80% |
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George Russell (C)Mercedes Motorsport
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王座奪還を期すメルセデスAMGチームは、今回のわずかなインターバルを経て第6戦のロマーニャGPに新たなアップデートを投入することを明らかにしている。
しかしこれについて同チームのジョージ・ラッセルは「過度な期待はしていない」と、慎重な姿勢を崩していないようだ。
「アップデートにはもちろん楽しみにしているけれど、F1競争の世界はそんな一朝一夕に勢力図が変わるほど易しいところじゃない。
ライバルだって同じように戦力アップを図ってくるんだからね。
ただ少なくともチームの目指している方向が誤っていないことを願うばかりだ」と、25歳にしては老成したイギリス人。
ウィリアムズ時代、マシン開発の難しさを嫌というほど体験したラッセルらしい言葉といえそうだ。
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Wet Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1にタイヤを独占供給するピレリは、今週末イモラ・サーキットで行われるロマーニャGPから、新仕様のウェットタイヤを投入する方針を明らかにした。
これまでのウェットコンディションで、必ずしもピレリのウェットタイヤはドライバーを満足させられるものでなく、改善が望まれていた。
これ受け、ピレりはこれまで行われた数回のウェットテストを経てコンパウンドやストラクチャー、パターンの改善を進め、今回の投入に至ったもの。
ピレリの責任者であるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば、このタイヤは予熱のためのブランケットの使用を想定していないものという。
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David Coulthard (C)RedBull Racing
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世界一の自動車大国でありながら、一時はF1開催が途絶えていたアメリカだが、現在オースティンの他マイアミ、ラスベガスと史上最多の3か所で開催と隆盛を誇っている。
しかしさらにアメリカを代表する大都市であるニューヨークがグランプリ開催に名乗りを挙げていることがわかった。
当然のことながら専用サーキットではなく市街地特設コースということになる。
そのニューヨークでは過去にレッドブルがデモンストレーションランを行ったことがあり、その際にステアリングを握った元レッドブル・ドライバーのデビッド・クルサードは「スパのオー・ルージュのような魅力的なコーナーがあり、エキサイティングなレースになるのは間違いない」と、太鼓判を押している。
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Andretti Global F1 Image (C)Andretti Autosport
今シーズン、ここまで期待された戦績を残せていないアルピーヌF1チームは、悲願のタイトル獲得に向け、大幅な活動計画を明らかにしたが、これをアルピーヌの経営陣はまだ同意していないようだ。
もしも取締役会で大規模投資の承認が得られない場合、なんとチームそのものの身売りの可能性があると報じられた。
その候補はかねてF1新規参入の意向をみせているアンドレッティ・グローバルとのことで、ルノーによるワークスチーム格になるとみられる。
チーム数の拡大には否定的なF1も、既存チームの売却であれば既得権益は確保されることになる。
なおアルピーヌF1チームの評価額は8億5,000万ドル(約1,156億円)とも報じられているが、米国スポンサーから強力な支援を受けるアンドレッティ・グローバルにとっては応じられない金額ではないとも伝えられている。
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Christian Horner (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が同グループが設立したレッドブル・パワートレインズについて言及した。
それによれば当初は予定通りレッドブル・レーシング&アルファタウリ2チームへの供給に集中するものの、順調な進捗がみられれば、将来的に他チームへの供給についても検討しているとのこと。
実際、マクラーレン・グループのフレデリック・バッサー代表がレッドブル・パワートレインズのファクトリーを視察に訪れたという報道も伝えられている。
ただホーナー代表は「供給はまだ先のこと」として、まずは自チームが成功することが必須だとしている。
内製PU(パワーユニット)の初お目見えは2026年のことになる。
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Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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今シーズン、開幕から5戦で4回の表彰台獲得という好調さをみせているアストンマーティンF1チームでは、現在のコンストラクターズ・ランキング2位という成績に飽き足らず、早くも来季マシン開発への期待にのめり込んでいるようだ。
昨シーズン、ランキング7位だった同チームが今季飛躍的な躍進を遂げた背景には、レッドブルから引き抜きにあった空力部門の幹部エンジニアであるテクニカル・ディレクターのダン・ファローズ氏の存在があるとされている。
であれば古巣であるチャンピオン・チームへのライバル心がもたげるのは当然のことか。
同氏はすでに2024年マシンの開発に全力を傾注しているとされる。
ただ史上最多カレンダーの2023年シーズンはわずか5戦を消化したばかり。
実にあとまだ18戦を残している。
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Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1タイヤを独占供給するピレリは、シーズン後半に向け新しいコンパウンドのタイヤを投入する意向をみせていたが、それが第11戦のイギリスGP(7月9日決勝)になることがわかった。
この背景には今年のラップタイムが昨年と比べ短縮され、より高速化していことへの警戒感があるとみられている。
実際、先のマイアミGPでは1周あたり2秒近くも速くなって関係者を驚かせた。
そこで高速サーキットであるシルバーストーン・サーキットを前に実施したい考えとみられる。
なおこれに先駈け、6月4日のスペインGPで試作タイヤを準備してテストすることになっている。
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Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A
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F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは、今シーズンから変更されたスプリントレース方式最初のイベントであるアゼルバイジャンGPをエキサイティングで狙い通りの盛り上がりだったと自讃した。
さらにすべてのスポーツは時代と共に変化していく、と持論であるスプリントレース方式のさらなる拡大に意欲をみせたものの、2輪モトGPのように全戦にまで拡大する意図は持っていないとした。
ただドメニカリ/CEOによれば現在の6戦から8戦に拡大しても年間のカレンダーが全24戦になれば持論の3分の一という比率は変わらないとして、秘かな下心を垣間見せている。
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Gil de Ferran (C)Honda Racing
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元マクラーレン・チームでスポーティング・ディレクターを務めたジル・ド・フェラン氏(55歳:フランス)が、スペシャル・アドバイザーとして古巣に戻ることがわかった。
マクラーレン・グループではインディカー・シリーズへの参戦を決めるなどグループとしての活動を再構築していて、フェラン氏はその改編の一角を担うキーパーソンということになるようだ。
同氏はインディカーで2年連続シリーズ・チャンピオンに輝いた他、インディ500レースのウィナーでもある。
またホンダとの良好な関係からF1でもB.A.R・ホンダやホンダ・チームで幹部を務めた経験を持つ。
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Sir Jackie Stewart (C)Williams F1
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マイアミGPの会場で、3度のF1チャンピオンであるサー・ジャッキー・スチュワート卿(83歳:イギリス)がVIPエリアへの入場を阻止される事件があったことがわかった。
自身元F1ドライバーで、現在F1テレビ・リポーターを務めるマーティン・ブランドル氏がテニスのロジャー・フェデラー選手への取材を発案、インタビュアーを居合わせたスチュワート氏に依頼したところこれを快諾、仕切られたロープを潜ろうとしたところ警備員に阻止されたという。
幸い目撃したラッセル(メルセデス)らが警備員に説明して事なきを得たとのことだが、偉大な元チャンピオンも知らない関係者の出現に「近年のF1はモーターレーシングよりも芸能イベントになり下がった」と、嘆きの声も聞かれている。
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Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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鳴り物入りで迎えられたスクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリース(28歳:オランダ)だが、ここまではかならずしもこの期待に応えられていない。
そこに降って湧いたのがレッドブル・レーシングのリザーブドライバーに復帰したベテランのダニエル・リカルドとの交代説だ。
しかしその根拠はリカルドがシート合わせのため、イタリアのファエンツァにあるアルファタウリのファクトリーを訪問したというもの。
これについて同チームでは「リカルドはアルファタウリのリザーブドライバーでもあるのでシート合わせは当然のこと」と、噂を一笑している。
ただレッドブル・グループのドライバー起用は容赦ないことで知られ、角田裕毅にとっても対岸の火事では済まされないようだ。
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Aston Martin 『AMR23』(C)Aston Martin F1 Team
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2026年にスタートする新規則のF1において、まだ供給先の決まっていないホンダだが、イギリスの一部メディアが「アストンマーティンF1チームとの交渉が有力である」と報じて注目を集めている。
現在RBPT(レッドブル・パワートレインズ)を通してレッドブル・レーシング&アルファタウリにエンジン供給するHRC(ホンダ・レーシング)だが、いったんF1からの撤退を決めたことでレッドブル側は独自のエンジン製作の方針を固め、すでにフォード・ブランドでの体制が進んでいる状況。
2026年以降、ホンダは新規の提携先を探す必要があるが、その候補として逆にワークス体制を作りたいアストンマーティンとの思惑が浮上したもの。
伝えられるところでは、トップが代わったホンダは6月にも最終判断を下す予定とされている。
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Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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昨季限りでF1レースドライバーのシートを失ったダニエル・リカルド(33歳:オーストラリア)だが、今年7月にシルバーストーン・サーキットで本格テストの機会が訪れるようだ。
これはイギリスの『テレグラフ』紙が報じたもの。
それによれば、当地でイギリスGPが行われたあとのテストで、最新仕様の『RB19』を走らせるというもの。
今年、マクラーレン・レーシングから古巣のレッドブル復帰したリカルドだが、リザーブドライバーとしてシミュレーターの仕事はあるもののここまで実車からは遠ざかっている。
イギリスGPの直後だけにリカルドは「まだ腕が鈍っていないところを示したい」と、復活への意欲をみせている。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 一般観客の投票により選出のマイアミGP『ドライバー・オブ・ザ・デー』は文句なしにレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが選ばれた。
ルクレール(フェラーリ)のクラッシュにより赤旗打ち切りとなった公式予選のせいで想定外の9番手スタートを余儀なくされたF1王者だが、タイヤ戦略が功を奏したこともあり、最後はチームメイト(ペレス)とのバトルを制してみごと今季3勝目を飾ったもの。
さらにフェルスタッペンは57周のレースの56周目にファステストラップをも記録、追加の1ポイントをも獲得してみせた。
レース後フェルスタッペンは「ペレスとの戦いはフェアなものだった。
それはチームにとって良いことだし、観客にとっても幸せなことだよ」と、胸を張った。
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Redbull Duo (C)Redbull Racing
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マイアミGP決勝レースを有利なポールポジションからスタートしながらも、9番手からの僚友・フェルスタッペン(レッドブル)に逆転勝利を許したペレス(レッドブル)だったが、レース後はチームメイトの健闘を素直に讃えていた。
「断然有利な筈だったのに勝利の機会を逃がしたのは残念だよ。
でも最初のスティントはタイヤのグレーニング(ささくれ摩耗)が酷くてあれ以上ペースを上げられなかったんだ。
一方フェルスタッペンはタイヤをうまく使ったね。
仕方ない、今日は彼の日だったということ」と、メキシコのヒーロー。
マイアミはスペイン語圏の住民が多いこともあって、レース前には絶大な声援を受けていただけに本音は勝ちたかったようだ。
この一戦でチームメイトとの点差は前戦の6点から14点へと広がる結果になった。
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Nyck de Vries (C)Scuderia Alphatauri
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日曜日行われたマイアミGP決勝レースでマクラーレン・レーシングのランド・ノリスと接触事故を起こして大きく遅れたニック・デ・フリース(アルファタウリ)は「事故は僕のミス」と、レース後謝罪した。
「十分間に合うと思ってブレーキングしたんだけれど、想定外にタイヤがロックしてしまい、ノリスのマシンに追突してしまったんだ。
それからはフロントにバイブレーションが出てペースが上げられなかった。
完走出来たのは良かったけれど、厳しいレースになった」と、説明。
一方追突されたノリスは「もっと早めにブレーキングしな」と、鷹揚なところをみせた。
なおこの件は審議対象とされたがスチュワードはレース上のインシデント(出来事)であるとして「お咎めなし」とされている。
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2022 Scene (C)Pirelli Motorsport
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F1は今回のマイアミGPから決勝レース前のセレモニーを通常より10分延長した新バージョンで行ったが、ドライバーらからはあまり歓迎されなかったようだ。
これについてメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセルは、「たとえばその国の国歌斉唱は開催国への敬意を表すものだし、ドライバー紹介はファンとの距離を近いものにする大切なものだ。
それは理解しているつもり。
でもそれがあまりに冗長になるのはどうなのかな。
僕らはレースをしに来ているのであって、ショーのために来ている訳じゃないからね」と、苦言。
F1ドライバーが決戦の前に、酷暑のアスファルト上で耐火仕様のスーツをはだけているのはテレビ画面を通して見ても辛そうだ。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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マイアミGP決勝レースを17番グリッドと厳しい状況からのスタートとなった角田裕毅(アルファタウリ)だが、3戦連続入賞にあとわずかという11位フィニッシュでレースを終えた。
「ポイントまであと一歩というところでゴールになったのは残念だけど、予選までの今週の状態を考えればよく挽回したと自分では評価している。
ハードタイヤでミディアムを履いているボタス(アルファロメオ)らをオーバーテイクすることもできたからね。
苦しい状況にあっても、そこから最大限の可能性を引き出せたのは進歩だと思うよ。
次はこのパフォーマンスをポイント獲得に結び付けたい」
常に前か後ろにライバルがいたため、最後まで気の抜けない厳しいレースだったと振り返っている。
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Image (C)Redbull Racing
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5月7日(日)15時半(日本時間:翌4時半)から2023年F1第5戦マイアミGPの決勝レースがマイアミ市街地コースを舞台に全57周で行われた。
ピレリは今回6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
スタート時の天候は曇り、気温は27度、路面温度41度、路面はドライコンディションとなっているが、前日の予選後に雨が降ったためレコードラインだけでなく路面のグリップ力は減少しているとみられる。
スタート前のセレモニーはレコノサンスラップを含め今回通常より10分開始が早められ、ドライバー紹介などアメリカらしい演出が披露された。
オープニングラップ、ノリス(マクラーレン)とデ・フリースが接触、審議対象とされたがお咎めなしに。
後方では一旦順位を落としたフェルスタッペンが猛烈な追い上げで挽回をみせている。
15周目にはペレスに次ぐ2位まで上がる。
23周目、5位のサインツ(フェラーリ)にピットレーン速度違反で5秒のタイムペナルティが通告される。
まだタイヤ交換していない角田裕毅(アルファタウリ)は8位。
48周目、ついにフェルスタッペンがペレスをかわして首位に立つ。
ファステストラップを記録しながら9番手スタートのフェルスタッペン(レッドブル)が57周目を走り切りサウジアラビアGP以来の今季3勝目、自身通算38勝目を記録。
2位にポールスタートのペレス(レッドブル)。
3位、今季4度目の表彰台に上がったアロンソ(アストンマーティン)、4位ラッセル(メルセデス)、5位サインツ(フェラーリ)、6位ハミルトン(メルセデス)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位ガスリー(アルピーヌ)、9位オコン(アルピーヌ)、10マグヌッセン(ハース)までがポイント獲得。
以下11位角田裕毅(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)、ボタス(アルファロメオ)、アルボン(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、ノリス(マクラーレン)、デ・フリース(アルファタウリ)、ピアストリ(マクラーレン)、地元のサージェント(ウィリアムズ)と20台すべてが完走となった。
F1第6戦は翌々週の5月14日(日)、イタリアのイモラ・サーキットを舞台にロマーニャGPが予定されている。
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Nyck de Vries (C)Scuderia Alphatauri
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念願のF1デビューを果たしてからこれまでの4戦、予選・決勝レース含めすべてで角田裕毅に後れを取ってきたアルファタウリのニック・デ・フリース(27歳:オランダ)だが、マイアミGP予選でついにチームメイトを撃破してみせた。
「F1マシンは思っていたよりも繊細で、セットアップに苦労させられた。
今回も初日はグリップがなくドライブし難かった。
土曜日はセッティングを変更して臨んだが、それが奏功したようだ。
それでもまだロングランの経験が少ないので明日の決勝レースは苦戦すると思う。
勉強するつもりで頑張るよ」
デ・フリースはフォーミュラEやFIA・F2シリーズでタイトル獲得を果たしている。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ポールポジションを狙うどころか、予選9位という想定外のグリッドに追い込まれたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだが、「苦境は自ら呼んだもの」と、心機一転を図った。
「予選が赤旗中断で打ち切りになってしまったのは仕方ない。
そういうリスクは常にあるものだからね。
いけなかったのは最初のアタックで僕がミスを重ねてしまったことにある。
アロンソのように、あそこできっちりとバンカーラップを確保しておけば良かったんだ」と、反省しきりのF1王者。
そのアロンソはフロントロウ・グリッドと、今季最高のポジションからスタートする。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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5月6日(土)16時(日本時間:翌5時)からマイアミ市街地コースを舞台に2023年F1第5戦マイアミGP公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は曇り、ここQ3開始時の気温は29度、路面温度は42度、コースはドライコンディションとなっている。
最後のアタックで逆転を図ったルクレールがコーナーで飛び出し激しくクラッシュ。
セッションは赤旗となったが残り時間がわずかのため、そのまま予選終了とされた。
これによりポールはペレス(レッドブル)の手に。
ペレスのポールポジションはサウジアラビアGP以来の今季2回目、自身通算3回目の快挙となった。
2番手にアロンソ(アストンマーティン)、3番手サインツ(フェラーリ)、4番手マグヌッセン(ハース)、5番手ガスリー(アルピーヌ)、6番手ラッセル(メルセデス)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手オコン(アルピーヌ)、9番手にフェルスタッペン(レッドブル)、10番手ボタス(アルファロメオ)というトップ10になった。
マイアミGP決勝レースは7日(日)15時半(日本時間:翌4時半)から全57周で行われる。
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引き続きマイアミGP公式予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
トップは1分26秒台に入れたフェルスタッペン(レッドブル)、続いてルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(アルファロメオ)、ガスリー(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)そしてラッセル(メルセデス)までがQ3進出。
ここでの敗退はアルボン(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、周冠宇(アルファロメオ)そしてデ・フリース(アルファタウリ)の5台となった。
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5月6日(土)16時(日本時間:翌5時)からマイアミ市街地コースを舞台に2023年F1第5戦マイアミGP公式予選が始められた。
ここQ1では全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は29度、路面温度47度、コースはドライコンディションとなっている。
最初のアタックラップで、ハミルトンがマグヌッセンにあわやの追突事故を起こすハプニング。
角田裕毅は危険なピットリリースを記録された。
トップはフェルスタッペン(レッドブル)、続いてサインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)ねルクレール(フェラーリ)、マグヌッセン(ハース)、ハミルトン、ボタス(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)。
ここでの敗退はノリス(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)、ピアストリ(マクラーレン)、そしてサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。
角田がチームメイトに予選で今季負けたのはこれが初となる。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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5月6日(土)12時半(日本時間:翌1時半)からマイアミ市街地コースを舞台に2023年F1第5戦マイアミGPフリー走行3回目セッションが始められた。
このセッションでも最後の数分間で各車のベストタイムは劇的に上がる結果となった。
その中でメルセデスAMG勢の二人はタイヤの異常な振動を訴えてこの後の公式予選が懸念れた。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)の1'27.535。
2番手はルクレール(フェラーリ)の1'27.941、以下ペレス(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、ガスリー(アルピーヌ)、ボタス(アルファロメオ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、ラッセル(メルセデス)と続いた。
ハミルトン(メルセデス)は13番手、角田裕毅(アルファタウリ)16番手、デ・フリース(アルファタウリ)は20番手だった。
この後16時(日本時間:5時)から公式予選が行われる予定となっている。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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5日(金)行われたマイアミGPフリー走行で、チームメイトであるデ・フリースと共に最後尾グループに沈んだアルファタウリ勢の角田裕毅は、土曜日行われる公式予選に向け「金曜日とは異なるアプローチが必要」と振り返った。
「今回特にアップグレードしたものはないけれど、前戦とはまっくフィーリングが違っている。
全体のパフォーマンスは向上している思うので、マイアミのコースや路面に合わせたアプローチが必要なんだと思う。
とりあず明日の公式予選に向けてはいろいろと攻め方を変えてかいなければ、と思っている」
初日、角田は18番手に留まったが、公式予選でも同様とすると今季最悪の順位ということになる。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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5月5日(金)17時半(日本時間:翌6時半)からマイアミ市街地コースを舞台に2023年F1第5戦マイアミGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は28度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。
順調に進んでいるかに思えた残り約10分、去年のポールシッターであるルクレール(フェラーリ)が8コーナーでコースアウト、マシン前部を大破させてセッションは赤旗中断に。
残りわずか4分でセッション再開。
結局トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)で1'27.930を記録、これにサインツ(フェラーリ)1'28.315で続いた。
以下、ルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、アロンソ(アストンマーティン)、ノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ストロール(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)というトップ10。
グリップ不足に悩むアルファタウリ勢は角田裕毅18番手、19番手デ・フリースとなった。
明日3日(土)は16時(日本時間:5時)から公式予選が行われる予定となっている。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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5月5日(金)14時半(日本時間:翌3時半)からマイアミ市街地コースを舞台に2023年F1第5戦マイアミGPフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は29度、路面温度50度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
約34分経過したところでヒュルケンバーグ(ハース)がクラッシュ。
セッションは赤旗中断となった。
マシンは右側部にかなりのダメージを負った模様。
60分のフリー走行を終え、トップタイムはラッセル(メルセデス)の1'30.125、これにチームメイトのハミルトン(メルセデス)が1'30.337で続いた。
以下、ルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルピーヌ)、アロンソ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、オコン(アルピーヌ)の順。
アルファタウリ勢は角田裕毅18番手、デ・フリース20番手だった。
このあと2日(金)18時(日本時間:7時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Danny Sullivan (C)Sauber Motorsport AG
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるマイアミGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、アメリカの元F1ドライバーであるダニー・サリバン氏(73歳)を指名した。
同氏のスチュワードは昨年のイギリスGP以来となるもので、昨季初開催のマイアミGPでは2年連続の自身通算30回目、これはエマニュエル・ピロ氏の42回、デレック・ワーウィック氏の41回に次ぐものということになる。
サリバン氏は1983年シーズンに当時のティレル・チームから1年間F1に参戦、最高位はモナコGPの5位。
その後アメリカに戻って参戦したインディカー・シリーズで活躍。
1988年にはシリーズ・チャンピオン、1985年のインディ500レースで優勝したことで知られる。
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Marek Reichman & Adrian Newey (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは同チームのチーフ・テクニカル・オフィサーであるエイドリアン・ニューイとの契約延長について次のように語っている。
「ニューイはレッドブル・レーシングに残留すると確信しているよ。
期間がどのくらいのものになるかはわからないが、おそらく長期のものになる。
ま、終身とは言わないが、それに近いものになるのではないか。
いずれにせよ彼がわれわれと袂を分かつことは考えられない。
だから彼を獲得しようという他チームの目論見は無駄なことになる筈だ」
それでもライバルチームからの熱い誘惑は途絶えることがないとみられる。
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Image (C)Suzuka Circuit
F1日本GPの開催地である鈴鹿サーキットは、今年のパドッククラブ料金が人78万円に設定されたことを明らかにした。
F1の各グランプリでそれぞれ最高級のもてなしが提供されるパドッククラブはバーニー・エクレストン氏が君臨する時代に定着、いずれもホームストレートを見降ろすピットガレージの上部など特等席が設営され、最高級の飲食が提供されるなどセレブリティなF1のイメージを体現するものになっている。
ご購入のかたはこちらへ。
今年の日本GPは第17戦として9月22日(金)から24日(日)に掛けて行われる。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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アゼルバイジャンGPで自身通算6勝目を記録したレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス(33歳:メキシコ)だが、さらなるステップアップに向け、同チームのクリスチャン・ホーナー代表が次のような苦言を呈して注目されている。
「バクーでのペレスの勝利は素晴らしいものだった。
しかし彼がさらなる高みを目指すのであれば、極めなければならないことがある。
それはパーマネント・サーキットで勝利することだ」と、ホーナー代表。
市街地特設コースを得意とするペレスの勝利はバクー(アゼルバイジャンGP)で2勝、ジェッダ(サウジアラビアGP)、マリーナ・ベイ(シンガポールGP)、モンテカルロ(モナコGP)でそれぞれ1勝と、そのほとんどが市街地特設コースで、パーマネント・サーキットでの勝利はバーレーン・サーキットの1勝だけとなっている。
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Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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戦闘力復活が期待されている名門フェラーリ・チームだが、今度はシャルル・ルクレールにメルセデスAMGチーム移籍の噂が伝えられている。
ルクレールとの現契約は少なくとも2024年末までとされるが、おそらくパフォーマンス条項がある筈で、今季いまだ未勝利の状況をみれば契約解消の可能性がない訳ではなさそうだ。
ただ本人はこうした噂を完全否定。
「僕がF1で走る限り、真紅のレーシングスーツしか考えられない」と、宣言している。
なお僚友サインツには新規参入予定のアウディ・チーム移籍というもので、跳ね馬チームへの揺さぶりには相変わらず仁義がない。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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アゼルバイジャンGPでみごと2戦連続となる10位入賞を果たしたアルファタウリの角田裕毅は、「良い一歩踏み出した」と、その手応えを明らかにした。
「正直言ってここバクーでは今年ポイントが取れるとは期待していなかったんだ。
その意味では想定外の好感触だったね。
良い一歩踏み出したと思うよ。
これをきっかけに逆襲の狼煙を上げたいね」
また土曜日に行われたスプリントレースで起きたチームメイトとの接触についても「デ・フリースから謝罪があった」として問題がないことを強調した。
今週行われるマイアミGPは、昨年Q3進出を果たした験の良いところだ。
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Adrian Newey & C.Horner (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのエイドリアン・ニューイ氏が2023年末までとされる現在の契約をさらに延長することで合意したと報じられた。
これはイギリスの専門誌『オートスポーツ』が報じたもので、契約は複数年であるという。
エアロダイナミックスの鬼才として知られるニューイ氏は、かつてレッドブルの黄金時代を築いた立役者。
近年は第一線でF1の現場に立つことは少ないが、卓越したその頭脳が他チームに流れることを避けたいという首脳陣の懸念が今回の契約延長に走らせた模様だ。
今後は引き続きチーフ・テクニカル・オフィサーとしてRBPT(レッドブル・パワートレインズ)等も含めたF1活動全体の助言者としての活躍が期待されているとみられる。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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アルファタウリのフランツ・トスト代表は、厳しい接戦の末、角田裕毅が10位入賞を果たして貴重な1ポイントを持たらせたことを称賛した。
「わずかなインターバルを使い主にエアロダイナミックスを改善させるなどアップグレードを施した結果、最高速が伸びるなど一定の手応えはあったものの、ライバルも進化しているので厳しいレースになった。
首尾よくポイントを獲得できたのは角田がよく辛抱しポジションを守り切ったからだ。、
とりわけマクラーレン・レーシングの1台を抑えきったのはグッジョブだったよ」と、連続入賞を讃えた。
今季限りでの引退を表明したフランツ・トスト代表に、角田が少しでも恩返しをしたいと考えているのは明らかなところだ。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)が導入・拡大を目論んでいるスプリントレース方式だが、上位チームだけでなく中堅チームからも否定的な見解が広がっているようだ。
例えばウィリアムズ・レーシングのアルボンも「われわれにはチャンスがない」と悲観的見解をみせている一人だ
「今のように上位チームとその他のチームとの実力差かある状況では、4つの有力チームが1位から8位までを占めてしまう。
つまりスプリントレースの結果で与えられるポイントのすべてがすでに予約済みという訳さ。
われわれにはやっても意味なんかないよ」と、嘆いた。
現在のところ、4つのチームとはレッドブル、フェラーリ、メルセデス、そしてアストンマーティンの4チームであるようだ。
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George Russell (C)Mercedes Motorsports
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F1の新しい試みであるスプリントレースは今年初めてアゼルバイジャンGPの週末に行われたが、コースの特性もあり懸念された複数の接触事故が各所で散見された。
とりわけフェルスタッペン(レッドブル)とラッセル(メルセデス)との接触はレッドブルのサイドポンツーンに大きな穴か空くほどのもので、ゴール後のパルクフェルメで厳しい口調で詰め寄ったフェルスタッペンとのシーンは国際映像で流されたほど。
しかしラッセルの方は意に介すことなくヘルメットを被ったまま現場から立ち去っている。
後に記者から問われたラッセルは、「楽しいバトルだったと言って来るのかと思った」とうそぶいて大物ぶりを発揮している。
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