大混乱の豪GPはフェルスタッペン(レッドブル)ポールTOウィン
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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4月02日(日)15時(日本時間:14時)から2023年F1第3戦オーストラリアGPの決勝レースがアルバートパーク・サーキットを舞台に波乱の全58周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は17度、路面温度35度、路面はドライコンディションとなっている。
なお最後尾スタートのボタス(アルファロメオ)とペレス(レッドブル)はいずれもグリッドではなくピットレーンスタートを選択している。
オープニングラップでルクレール(フェラーリ)がグラベルベッドにはまってストップ、イエローコーションに。
セーフティカーも出て、多くのマシンがタイヤ交換に入る。
4ラップ目にグリーン。
トップはラッセル&ハミルトン、これにフェルスタッペンが続く。
7周目、アルボン(ウィリアムズ)が6コーナーでウォールにヒットしストップ、デブリ(破片)回収のため再びセーフティカー、さらに8周目には赤旗中断。
この時点でハミルトン、フェルスタッペン、アロンソ、ストロール、ガスリー、ヒュルケンバーグ、ラッセル、角田裕毅、ノリス、ピアストリの順。
上位ではラッセルだけがタイヤ交換を済ませていた。
16分を経てセッション再開、スタンディングスタートになる。
12周目、フェルスタッペンがハミルトンを抜いて首位にたつ>
18周目、ラッセルがエンジントラブルか炎と白煙を上げてストップ。
一時8位まで順位を上げた角田はしかしペースが上がらずズルズルと後退する。
54周目、ヒュルケンバーグ(ハース)がウォールにクラッシュして右後部を損傷してストップ、セーフティカーが入った後再び赤旗中断に。
しかし残りわずかに2周。
この日3度目のスタートだが、またアクシデントで赤旗。
今度は生き残ったマシンによる1周だけのレースとなった。
「最後」は異例のローリングスタートした瞬間にチェッカーフラッグ。
優勝はポールスタートのフェルスタッペン(レッドブル)。
今季開幕戦バーレーンGP以来で自身通算37回目の快挙となった。
2位ハミルトン(メルセデス)で今季初の表彰台。
3位アロンソ(アストンマーティン)、4位ストロール(アストンマーティン)、5位ペレス(レッドブル)、6位ノリス(マクラーレン)、7位ヒュルケンバーグ(ハース)、8位ピアストリ(マクラーレン)、9位周冠宇(アルファロメオ)、10位角田裕毅(アルファタウリ)は今季初入賞。
11位ボタス(アルファロメオ)、12位最後に5秒のタイムペナルティ科せられたサインツ(フェラーリ)゛てここまでが完走となった。
リタイヤはガスリー(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)もデ・フリース(アルファタウリ)、サージェント(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、ラッセル(メルセデス)、アルボン(ウィリアムズ)、ルクレール(フェラーリ)。
F1第4戦は4週間後の4月30日(日)、バクー市街地コースを舞台にアゼルバイジャンGPが予定されている。
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