アロンソ(アストンマーティン)へのペナルティ取り消し
FIA(国際自動車連盟)は、レース後アストンマーティンF1チームから出されたフェルナンド・アロンソに対する降格ペナルティ(10秒加算)への抗議についてこれを認めた。
これによりアロンソは4位から3位に復活。
ポイント・ランキングでも3位30ポイントが認められた。
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FIA(国際自動車連盟)は、レース後アストンマーティンF1チームから出されたフェルナンド・アロンソに対する降格ペナルティ(10秒加算)への抗議についてこれを認めた。
これによりアロンソは4位から3位に復活。
ポイント・ランキングでも3位30ポイントが認められた。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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3月19日(日)20時(日本時間:翌2時)から2023年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースがジェッダ市街地特設コースを舞台に全50周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は26度、路面温度33度、路面はドライコンディションとなっている。
なお予選でトラブルに見舞われたフェルスタッペン(レッドブル)は駆動系の故障ということからギヤボックス等を交換したということで、15番手から挽回を期す。
またルクレール(フェラーリ)は既報のように今季3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)投入ということでグリッド10番降格により12番手からのスタートとなる。
スタートでアロンソがペレスをかわしてトッフに立つ。
しかしスタート位置が左にずれていたということでアロンソに5秒ペナルティの通告、順位を戻す。
ハミルトンに不必要なライン変更で白黒旗。
16周目、ストロール(アストンマーティン)が白煙を上げてストップしセーフティカー。
この間に多くがピットストップ
21周目、セーフティカー解除。
25周目にはフェルスタッペンがアロンソを抜いて2位に。
早くもレッドブル勢が1-2体制を築く。
アルボン(ウィリアムズ)がブレーキトラブルを訴えスローダウン。
50周のレースをトップでチェッカーフラッグを受けたのはポールスタートのペレス(レッドブル)。
昨年のシンガポールGP以来で自身通算5回目の快挙となった。
2位は15番手から猛追をみせたフェルスタッペン(レッドブル)。
最後にファステストラップを記録してポイント・リーダーを死守してみせた。
3位は開幕戦に続いて3位になったアロンソ(アストンマーティン)。
しかしその後の裁定でセーフティカー時に5秒のペナルティをクリアしたとして10秒のタイムペナルティが科せられ4位に転落、4位だったラッセル(メルセデス)と順位を入れ替える結果に。
以下、5位ハミルトン(メルセデス)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位オコン(アルピーヌ)、9位ガスリー(アルピーヌ)、10位マグヌッセン(ハース)までが入賞。
11位に開幕戦に続き惜しくもポイント獲得を逸した角田裕毅(アルファタウリ)、12位ヒュルケンバーグ(ハース)、13位周冠宇(アルファロメオ)、14位デ・フリース(アルファタウリ)、15位熾烈なチーム内バトルを制したピアストリ(マクラーレン)、16位サージェント(ウィリアムズ)、17位ノリス(マクラーレン)、18位ボタス(アルファロメオ)までが完走。
リタイヤはアルボン(ウィリアムズ)とストロール(アストンマーティン)の2台となった。
F1第3戦は2週間後の4月2日(日)、アルバートパーク特設コースを舞台にオーストラリアGPが予定されている。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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昨年はトラブルもあり散々な結果に終わったサウジアラビアGPだが、今年の予選でも角田裕毅(アルファタウリ)にとっては苦戦となった。
Q3進出を目標にまず臨んだ予選Q1で角田の出したベストタイムは1'29.939。
これはこの時点では15番手で、ギリギリQ2進出が望めるものだった。
しかしその後ボタス(アルファロメオ)が1'29.929をマークしたため角田は突破圏外の16番手に転落、わずか0.01秒差で涙を飲む結果になった。
角田は「0.01秒差というのは残念だけど、予選Q3までいくにはまだグリップやパフォーマンスが足りないのが事実。
それでも少しずつ調子は上向いているので期待は失っていない。
明日の決勝レースではポイント獲得が争えたらいいね」と、希望をみせた。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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3月18日(土)20時(日本時間:翌2時)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPの公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は27度、路面温度は31度、コースはドライコンディションとなっている。
大本命だったフェルスタッペン(レッドブル)を欠いて行われた予選Q3。
アロンソ、ルクレール、そしてペレスと目まぐるしくトップが入れ替わる。
結局ポールポジションはチームメイトの不在をみごとカバーしてみせたペレス(レッドブル)。
自身2度目のポールだが、前回も去年の同じサウジアラビアGPでのものだった。
2番手にはルクレール(フェラーリ)が入ったが、既報のように今季3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)投入で明日の決勝レースではグリッド10番降格のペナルティが決まっている。
3番手アロンソ(アストンマーティン)、決勝レースでは繰り上がってフロントロウからのスタートとなる。
4番手ラッセル(メルセデス)、5番手サインツ(フェラーリ)、6番手ストロール(アストンマーティン)、7番手オコン(アルピーヌ)、8番手ハミルトン(メルセデス)、9番手大健闘の新人ピアストリ(マクラーレン)、10番手はガスリー(アルピーヌ)というトップ10になった。
サウジアラビアGP決勝レースは19日(日)20時(日本時間:翌2時)から全50周で行われる。
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引き続きサウジアラビアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
1回目の走行でなんとフェルスタッペン(レッドブル)にマシントラブル発生、スロー走行でガレージに戻ったもののマシンから降りる。
このセッション、トップにはペレス(レッドブル)の名前。
以下、アロンソ(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ストロール(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、ピアストリ(マクラーレン)、そしてガスリー(アルピーヌ)までがQ3進出。
ここでの敗退はヒュルケンバーグ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、そしてノータイムに終わったフェルスタッペン(レッドブル)の5台となった。
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3月18日(土)20時(日本時間:翌2時)からサウジアラビアGPの予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度は31度、コースはドライコンディションとなっている。
アルボン(ウィリアムズ)を先頭にアタック開始。
FP3をマシントラブルで走れなかったデ・フリース(アルファタウリ)が派手にスピン、コースアウト。
サージェント(ウィリアムズ)がスピンしてイエローコーションに。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)、これにペレス(レッドブル)、
アロンソ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)と続いた。
ここでの敗退は角田裕毅(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)、デ・フリース(アルファタウリ)、ウォールにヒットしたノリス(マクラーレン)、そしてトラックリミット゛タイム取り消しとなったサージェント(ウィリアムズ)の5台となった。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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3月18日(土)16時30分(日本時間:22時30分)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
アルファタウリのデ・フリースは残念ながらエンジン関連のトラブルということでマシンはガレージでウマに乗せられたまま。
ここでもこれまで同様、フェルスタッペン(レッドブル)の速さが目立つもとなった。
同選手のベストタイムは1'28.660とただ一人1分28秒台に入れてみせた。
2番手もチームメイトのペレスでこちらは1'29.095がベストタイム。
これにアロンソ&ストロールのアストンマーティン勢が続き、マシンの好調さをみせた。以下、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ピアストリ(マクラーレン)、ガスリー(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)と続いた。
アルファタウリ勢は角田裕毅が19番手、デ・フリースは出走できないまま終えた。
この後、20時(日本時間:翌2時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Jedda Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月17日(金)16時(日本時間:翌2時)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ 、セッション開始時の気温は26度、路面温度32度、コースはドライコンディションとなっている。
この時間帯が明日土曜日は公式予選と、また明後日日曜日には決勝レースの時間と重なるため、各チーム共にアタックラップとロングラン両方を精力的にこなした。
それでも最速はやはりフェルスタッペン(レッドブル)で1'29.603、これに0.208秒差でアロンソ(アストンマーティン)、3番手はペレス(レッドブル)、以下オコン(アルピーヌ)、ラッセル(メルセデス)、ガスリー(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ルクレール(フェラーリ)そしてサインツ(フェラーリ)と続いた。
アルファタウリは角田13番手、デ・フリース17番手だった。
明日は20時(日本時間:翌2時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Jedda Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月17日(金)16時半(日本時間:22時半)からジェッダ市街地特設コースを舞台に2023年F1第2戦サウジアラビアGPフリー走行1回目セッションが始められた。
ピレリは今回C0からC5まで6種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお別掲のようにルクレール(フェラーリ)はすでに3基目のCE(コントロール・エレクトロニクス)投入のため予選グリッド10番降格のペナルティが決まっている。
このセッション、開幕戦バーレーンGPで表彰台に上がった3人がそのままここでもトップ3を占めるという結果になった。
また上位がチーム別に並んだことも興味深い。
つまり1-2位がレッドブル勢でフェルスタッペン&ペレス、3-4位アストンマーティンのアロンソ&ストロール、5-6位メルセデスAMGのラッセル&ハミルトン、これにサインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、角田裕毅(アルファタウリ)と続いた。
このあと17日(金)20時(日本時間:翌2時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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まだ第2戦のサウジアラビアGPを迎えるにあたり、シャルル・ルクレール(フェラーリ)は予選グリッド10番降格のペナルティを受けることが確定した。
これは早くもルクレールが今シーズン3基目となるCE(コントロール・エレクトロニクス)を投入するためだ。
ルクレールのマシンはすでに前戦バーレーンGPでそれぞれ規定一杯となる2基ずつのES(バッテリー)及びCE(コントロール・エレクトロニクス)が投入されている。
開幕戦をマシントラブルにより3強6人で唯一リタイヤを余儀なくされたルクレールにとって、サウジアラビアGPでも再び苦しい戦いを強いられることになった。
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Enrique Bernoldi (C)Ex.Arrows F1
FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるサウジアラビアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(44歳:ブラジル)を指名した。
ベルノルディ氏がスチュワードを務めるのは昨年の第19戦アメリカGP以来となるもので、これが自身通算9度目ということになる。
同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。
なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。
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James Vowles (C)Williams Racing
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現在メルセデス製パワーユニットを搭載して戦っているウィリアムズ・レーシングだが、大きくエンジン・レギュレーションが変更となる2026年以降については未定、今年中に決定しいたとしている。
これは新しく同チームの代表に就いたジェームズ・ボウルズ氏が明らかにしたもの。
それによれば自身の古巣でもあるメルセデスAMGとは良好な関係を維持しているものの、勢力図が大きく変動するであろう新時代はまったく白紙から契約がスタートするという。
選択肢は現行のメルセデス以外にもフェラーリやルノー、そして復帰すればホンダ、さらにはアウディという可能性もある。
ここ数年戦闘力を欠いているウィリアムズにとって、これまでのようなカスタマー体制ではなく、ワークスに準ずる待遇のポジションが切望されるところだ。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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17歳でF1デビュー、18歳の時にはすでに初勝利を記録した現王者マックス・フェルスタッペンは現在まだ25歳だが、所属するレッドブル・レーシングとの間で2028年シーズンまでの長期契約を結んでいるとされる。
それでまだ契約満了時には31歳というF1ドライバーとして脂の乗りきった年令であるもののそこでF1から引退する可能性を示唆している。
これについて同陣営でドライバー契約に大きな影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、「フェルスタッペンの感覚は普通のドライバーとは異なるものかも知れない。
現在の契約を終えて、彼がやり尽くしたと感じれば何歳であろうとも辞めてしまうだろう。
彼はそういう判断ができる男なんだ」と、語っている。
ちなみに22歳でF1デビューした父親のヨス・フェルスタッペン氏が引退したのも31歳の時だったので、息子を引き留めても説得力がないかも知れない。
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C.Horner & B.Ecclestone (C)RedBull Racing
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かつてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表としてF1をリードしたバーニー・エクレストン氏(92歳:イギリス)が、後継者に現レッドブル・レーシング代表であるクリスチャン・ホーナー氏(49歳:イギリス)の名前を挙げ、注目されている。
これはイギリスの有力紙『テレグラフ』に語ったもの。
エクレストン氏の見解では、ドライバー出身の人間はおしなべて視野が狭く、大きな仕事をするには不向きというもの。
一方、チーム代表という組織をまとめる仕事柄、ホーナー氏を高く買っているという。
ただしフェラーリ出身のステファーノ・ドメニカリ/CEOの現職への選出については、自身は関与していないと断じた。
なおF1がリバティ・メディアの手に渡って以降、エクレストン氏にかつてのような影響力はない。
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Nick Chester (C)Renault F1 UK
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元ルノー・チームでテクニカル・ディレクターを務めたニック・チェスター氏が、新規参戦を目論むアンドレッティ親子の『アンドレッティ・グローバル』に参画したと報じられ注目されている。
ルノー・スポールによるかつてのワークス参戦を技術部門の中心人物の一人として支えたチェスター氏は、ルノーが参戦を終えた後もチームを引き継いだ新生ロータス・チームで活躍した。
さらにメルセデスAMGではフォーミュラE参戦に携わっている。
一方アンドレッティ・グローバルは11番目のチームとしてF1参戦に向け活動を広げている際中。
チェスターの豊富な経験をチームのプロジェクト実現に活かしたいところだ。
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Andrea Stella (C)McLaren Racing
2026年シーズン以降のPU(パワーユニット)供給について、レッドブルと交渉しているのでは、と噂になっているマクラーレン・レーシングのアンドレア・ステラ代表が、すでにRBPT(レッドブル・パワートレインズ)のファクトリーを実際に訪問していたことを認めた。
現在メルセデス製パワーユニットを搭載して戦っているマクラーレン・レーシングだが、レギュレーションが大きく変わる2026年以降についてはまだ白紙ということで、他にもホンダと再びコンタクトを取っているとの情報も伝えられている。
これについて同代表は「可能性があるのであればわれわれはそのすべてを選択肢として検討する」と、報道を否定しなかった。
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Helmut Marko (C)RedBull Racing
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レッドブル・グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が開幕戦バーレーンGPの結果について言及、「レッドブルが表彰台を独占した」と、皮肉った。
同氏によれば、今回アロンソ(アストンマーティン)の手により3位に入った『AMR23』はレッドブルのマシンに酷似していて、「緑に塗られたレッドブル」と揶揄したものだ。
それを裏付けるように、レッドブルで空力責任者を務めたダン・ファローズ氏が、昨年の4月にアストンマーティン陣営に移籍したことが挙げられている。
F1ではこうした騒動は以前から繰り返されてきたことではある。
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Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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今年こそ、悲願のタイトル奪還へと好スタートを切りたかったフェラーリ・チームだったが、サインツが4位で表彰台に届かず、ルクレールに至ってはマシントラブルで完走すらままならないという結果に終わった。
そうなると必ず出て来るのがこのチーム伝統(?)のお家騒動だ。
昨シーズンは久々にコンストラクターズ・ランキング2位を奪取したのにも関わらずチーム代表のマッティア・ビノット氏が更迭されるという人事が行われたのは記憶に新しいところ。
そうして名門復活を期した今シーズンだったが、シーズン前テストの段階から不安がガレージの空気を支配していたという。
迎えた開幕戦でリタイヤを余儀なくされたルクレールは現体制でタイトル争いは戦えないとフェラーリ・グループの総帥であるジョン・エルカン会長に直訴したと伝えられている。
噂ではローレン・メキーズ/スポーティング・ディレクターが不振の標的に挙げられているとのことで、近々春がまだ来ぬマラネロで粛正劇が演じられるかも知れない。
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Image (C)Pirelli Motorsport
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今シーズン、F1は全23戦と史上最多の開催スケジュールが予定されているが、他にも開催を希望する国ないし地域が列を成しているということだ。
これはF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが語ったもので、それによれば希望しているのは南アフリカや韓国などの復活組に加え、スペインのマドリッドやパナマなど新規開催組などであるという。
新型コロナウイルスの影響で中止となった中国では中国人初のF1ドライバーである周冠宇(アルファロメオ)の参戦で注目されているが、中国関連のスポンサーは逆に減少していることがマイナスか。
また韓国GPは過去に開催契約の破談という不祥事から、敬遠する向きもあるようだ。
一方潤沢な資金を持つ中東などではまだ拡大の動きもみられるという。
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McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングのジェームズ・キー/テクニカル・ディレクターは、かねて本拠地ウォーキングに建設中だった新設計の風洞設備が完成したことを明らかにした。
当初の予定では2021年には稼働とされていたため、この間はドイツのケルンにあるTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)の設備をレンタルして凌いでいたもの。
ただ風洞設備は他のデータとの合理性を整える必要があるなど、実際に活用するまでは多くの時間が必要とされる。
加えて近年のモーターレーシングでは実車を使わずコンピュータによるCFD(計算流体力学)を用いた開発が主流になっているのが実状だ。
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Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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2023年開幕戦バーレーンGPで、アロンソが3位表彰台、怪我で体調が万全でなかったストロールも6位入賞で気を吐いたアストンマーティンF1チームの活躍で、なんとチームの母体である自動車メーカーとしてのアストンマーティン社の株価にまで影響があったということだ。
メディアが伝えるところによれば、バーレーンGPの期間中、同社の株価は15%も急上昇したということで、皮肉なことにこれには同社の大口株主でもあるトト・ウォルフ代表(メルセデス)も笑みを隠せなかった様子。
その一方で同チームの今季マシン『AMR23』がレッドブルのコピーという噂もあることでこちらの幹部は複雑な表情を隠せないでいる。
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Claire Williams (C)Williams F1
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ウィリアムズ・グループで副代表を務めたクレア・ウィリアムズさん(46歳:イギリス)が、同グループを母体としたWAET(ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング・テクノロジーズ)のブランド・アンバサダーに就くことが報じられた。
1977年にF1参戦を果たしたウィリアムズはプライベートチームの雄として数々の戦績を残したが、財政破綻、現在はアメリカの投資会社『ドリルトン・キャピタル』が所有となっている。
クレアさんもグループから離れていたが、今回ほぼ復帰ということになる。
なおクレアさんはチームの創設者である故フランク・ウィリアムズ氏の娘だ。
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Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は公式予選時に使うタイヤについて、5月のロマーニャGPで新しいフォーマットをテストする方針を示したが、それによれば予選Q1ではハードを、Q2ではミディアム、そしてQ3ではソフトを全ドライバーが使用しなければならないことになる。
しかしこれに早くもドライバーから懸念の声が聞かれているという。
例えば予選Q1では全車ハードタイヤの使用が義務付けられていることについて、もし天候などにより路面温度が想定より低かった場合、コントロールが低下しドライバーらの安全が脅かされるというものだ。
FIAはコスト削減を目指しいちグランプリで使われるタイヤセットの削減を目指す考えとみられるが、こうした指摘について、「すべてのケースを考慮し、真摯な安全対策を講じていく」と、前向きな姿勢をみせている。
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Logan Sargeant (C)Williams Racing
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念願叶い、2023年開幕戦バーレーンGPでF1初レースを体験したウィリアムズ・レーシングのローガン・サージェントだが、フィジカル面ではかなりきつかったことを認めた。
「F1は首に負担が掛かるというのはわかっていたため事前にトレーニングを重ねていたのでなんとか大丈夫だった。
4コーナー先の高速コーナーでも耐えることができたよ。
でもコクピットの中は思ったより暑く、それが身体的には堪えたね。
それでもレースを戦っているうちはアドレナリンが出ているので持っていたけれど、フィニッシュたらもうガックリ。
完全な脱水症状に見舞われていたんだ」と、21歳のアメリカ人F1ドライバー。
F1がF2より格段にハードであることを痛感していた。
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L.Hamilton & T.Wolff (C)Mercedes Motorsports
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今季こそタイトル奪還を期し、好スタートが期待されたメルセデスAMGチームだったが、開幕戦ではライバルたちに後れを取った形で終えた。
これに伴い、早くもメディアからはチーム内部の不協和音が聞こえてきた。
それによれば同チームのルイス・ハミルトンが、2023年マシン『W14』の開発時適切なアドバイスを表明したにもかかわらず、提言は採り入れられることがなく、それが開幕戦での出遅れに繋がったと、不満を述べているというもの。
一方報道を受けたチーム側ではトト・ウォルフ代表が「ハミルトンの意見はすべて検討されて、正すべきものについては適切にマシンに」反映されている」と、噂の否定に躍起。
騒動の解決には、いち早くマシンの戦闘力復活が必須となっている。
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Ferrari Prancing Horse (C)Ferrari S.p.A
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イタリアの専門紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』らが報じたところによれば、フェラーリ・チームでビークルコンセプト責任者を務めるデビッド・サンチェス氏が同チームを離脱するということだ。
フランス生まれのサンチェス氏はルノーやマクラーレン等でジュニア・エアロダイナミシストとして活躍、2012年に跳ね馬チーム入りした同氏はエアロダイナミックスの責任者として『F1-75』を成功に導いたとされる。
移籍先についてはまだ明確でないが、イギリスに本拠を置くチームと噂されている。
いずれにせよタイトル奪還を悲願とするフェラーリ・チームにとって大きな痛手となりそうだ。
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FIA
FIA(国際自動車連盟)は、モハメド・ビン・スライエム会長の子息が交通事故死したことを確認した。
それによれば同会長の息子であるサイフ氏は、7日(火)UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで交通事故に巻き込まれ、死亡したとのこと。
サイフ氏もモータースポーツの愛好家で、F4レースではオスカー・ピアストリ(マクラーレン)らとレースを戦ったこともあるという。
なおこの件についてFIAは公務ではないとして、これ以上のコメントはないとしている。
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Lance Stroll (C)Aston Martin F1 Team
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開幕間近の自主トレーニング中にスペインで自転車事故に見舞われたランス・ストロール(アストンマーティン)だったが、伝えられた以上に怪我は大きいものだったことがわかってきた。
事故は自転車で頭から転倒したというもので、手首の骨折に気付いたストロールはマラガからバルセロナの2輪モトGPで著名な医師の元に急行、緊急手当を受けたということだ。
怪我は両手首の骨折だけでなく右足の親指まで折れていたということで、開幕戦に無事出走できたのが信じられないほどのダメージだった。
そのバーレーンGPでみごと6位入賞を遂げたストロールだったが、ゴール後はほとんど意識を失う状況だったということだ。
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Andretti F1 Image (C)Andretti Global
悲願のF1新規参入計画がF1チーム側の抵抗により難航しているアンドレッティ・グローバルだが、代替案として噂に挙がっている既存チームの買収にも進展がみられないことを明かした。
これは、当初ウィリアムズ・レーシング、その後はアルファタウリを対象として買収案が報じられたものだが、中心人物のマイケル・アンドレッティ氏は「いずれも伝えられたような買収の俎上に挙げられている事実はない」として否定した。
既存チームの抵抗は詰まるところ分配金の減少であることから、新規参入の費用を拡大する落としどころも検討されているようだ。
同チームはすでにアルピーヌからのパワーユニット供給で合意を取り付け、『キャデラック』ブランドのバッジを付ける計画も進んでいる。
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Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は、今年5月にイモラ・サーキットで行われるロマーニャGPで、新しいタイヤルールでの公式予選をトライすることを明らかにした。
それによれば、現在は公式予選時のタイヤは角セッション自由に選択できることになっているが、新たにトライするルールでは予選Q1ではハードを、Q2ではミディアム、そしてQ3ではソフトを全ドライバーが使用しなければならないことになる。
FIAはこれにより通常いちグランプリに計13セット供給されているタイヤを計11セットに削減できるという。
なおこのトライは今シーズン中にもう一戦予定されていて、ハンガリーGP(ハンガロリンク)ないしベルギーGP(スパフランコルシャン)が有力視されているとのことだ。
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
安全性の面からピアスなどの装飾品着用を禁じる通達を出しているFIA(国際自動車連盟)だが、今回のバーレーンGPでその『標的』にされたとみられるルイス・ハミルトンはいつものようにピアスを装着したままレースを戦っていた。
これについてメルセデスAMGチームは、FIAに対して医療報告書を提出、特例として認められたことを明らかにした。
それによればピアス等を頻繁に脱着することは逆に健康面や外観上問題があるとするチームドクターの見解を文書で提出したとのこと。
今回はこれがFIAのメディカル責任者から認められたということだが、この騒動が完全に決着したかは明確でない。
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2023 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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2023年の開幕戦が終わり、レースの重要な要素となるタイヤについて、ピレリの幹部からは前向きの感想が聞かれている。
ピレリによれば2023年のタイヤはフロントのグリップを強化したということで、相対的にリヤがフロントよりプアとなる軽度のオーバーステアになるよう設計されたという。
同陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば、「よりレースがスペクタクルなものになった」と、自讃。
開幕戦を1-2勝利で飾ったレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表も、「新タイヤもわれわれに味方した」として、二人のドライビング・スタイルにも合致したと拍手を送った。
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McLaren 『MCL-60』 (C)McLaren Racing
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2023年シーズン、期待の新人オスカー・ピアストリを迎え入れたマクラーレン・レーシングだったが、残留のランド・ノリス共々PU(パワーユニット)関連のトラブルに見舞われ良いところなくレースを終えた。
これについてアンドレア・ステラ代表は「まったく散々なレースだった。
ノリスのパワーユニットには早い時期からトラブルが生じたのを掴んでいた。
なにしろ10周するごにインテーク関連のチャージをしなくてはならないんだからレースにならない。
またピアストリのほうも電気系のトラブルが起きてしまいマシンを止めるしかなかった。
こちらの原因はいま調査中だ」と、説明した。
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Podium Scene (C)Redbull Racing
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2023年開幕戦バーレーンGPを3位でフィニッシュしたアストンマーティンF1チームのフェルナンド・アロンソは、「3位表彰台というのは望外のリザルト」と、喜びを表した。
予選5位からスタートしたアロンソは、一時7位まで順位を落としながらも同じく元チャンピオンであるハミルトン(メルセデス)を退け、みごとレッドブル勢に次ぐ3位表彰台を獲得してみせたもの。
「フェラーリやメルセデスらを全て打ち破っての表彰台というのは予想もしていなかった。
このリザルトはうれしいけれど、これが実力だとは考えていない。
これが当たり前のことになるよう全力を傾注して頑張りたい」
アロンソが表彰台に上がったのは2021年11月以来ということになる。
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2021年に失ったドライバーズ・タイトルを再び手にするために臨んだ2023年シーズンだったが、優勝争いばかりか表彰台にも上がれなかった結果に、かつての絶対王者であるメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン(36歳:イギリス)は「上位との隔たりは考えていたよりも大きい」と、肩を落とした。
「今回の5位という結果は、残念なことだけど今のマシンの状態を的確に表したものだと思うな。
レッドブルやフェラーリを倒すどころか、逆に背中が見えないくらいにギャップは広がってしまったよ。
ましてやアストンマーティンという伏兵の後塵を拝すとは……」と、7回のチャンピオン。
ハミルトンが最後に優勝したのはもう丸1年以上前の2021年のサウジアラビアGPまで遡る。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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一時はポイント圏内を走りながら、最終的には11位フィニッシュと惜しくもポイント獲得には至らなかった角田裕毅(アルファタウリ)は、レース後こう振り返った。
「スタートで、直線スヒードに勝るウィリアムズ勢に先行されたのが痛かった。
DRSを使っても彼らをオーバーテイクすることは出来なかったからね。
『AT04』のマシンバランスは土曜日よりも良かったけれど、まだ満足できるレベルじゃない。
混戦の中団グループから抜け出すためには高速時のグリップなどまだレベルアップしなければならないことは多いよ」
11位でフィニッシュした角田裕毅、バーレーンGPでの3年連続ポイント獲得にはわずかに1秒足りなかった。
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Max Verstappen (Redbull Racing
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3月05日(日)18時(日本時間:24時)から2023年F1第1戦バーレーンGPの決勝レースがバーレーン・サーキットを舞台に全57周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は29度、路面温度34度、路面はドライコンディションとなっている。
17番手のマグヌッセン(ハース)だけがハードタイヤ、他はすべてソフトタイヤでのスタート。
オープニングラップ、2番手のペレスと3番手のルクレールがポジションを入れ替える。
15周目、ピアストリ(マクラーレン)がシフトトラブルの模様でガレージに止まる。
オコン(アルピーヌ)がスタート時に位置がずれていたとして5秒のストップペナルティを受けたが停止が不十分だった模様でさらに10秒のストップが加えられた。
26周目、ペレスがルクレールを抜いてスタート時のポジションに戻す。
オコンはさらにピットレーン速度違反にも問われた。
45周目、アロンソがサインツをかわして3位の表彰台圏内に上がる。
57周のレースはポールスタートのフェルスタッペン(レッドブル)が2023年最初のレースを制し、自身通算36回目の勝利になった。
2位に僚友のペレス(レッドブル)でみごとな1-2勝利となった。
3位アロンソ(アストンマーティン)、4位サインツ(フェラーリ)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位ストロール(アストンマーティン)、7位ラッセル(メルセデス)、8位ボタス(アルファロメオ)、9位ガスリー(アルピーヌ)、10位アルボン(ウィリアムズ)までが入賞。
以下、11位角田裕毅(アルファタウリ)、12位サージェント(ウィリアムズ)、13位マグヌッセン(ハース)、14位デ・フリース(アルファタウリ)、15位ヒュルケンバーグ(ハース)、16位周冠宇(アルファロメオ)、17位ノリス(マクラーレン)までが完走。
リタイヤはオコン(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)、そしてピアストリ(マクラーレン)の3台となった。
F1第2戦は2週間後の3月19日(日)、ジェッダ市街地特設コースを舞台にサウジアラビアGPが予定されている。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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2023年開幕戦バーレーンGP公式予選で、新型車『AT04』を予選Q2まで引き上げたもののQ3に向けてはタイム短縮ならず14番グリッドに留まったアルファタウリの角田裕毅は、「現状ではベストを引き出した」と、振り返った。
「初日の状況を考えれば、Q2進出というのは満足すべき結果かも知れない。
金曜日に苦しめられたバランスはかなり改善できたからね。
でもマシンのポテンシャルはこんなものじゃない筈。
マシンを理想的なレベルまで引き上げるにはまだまだやることがある」と、角田。
Q2ではすでに新しいソフトタイヤを使い切り、中古のものでアタックせざるを得なかったという。
それでも前評判の高い新しいチームメイトを尻目にQ2進出を果たしたことで『先輩』として面目を施した形にはなった。
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Lance Stroll (C)Aston Martin F1 Team
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オフ・トレーニング中に見舞われたアクシデントより、一時はバーレーンGPの欠場も懸念されていたアストンマーティンのランス・ストロールだが、噂に上がった骨折などはなかったものの車載カメラにはコクピット内で苦戦する様子が確認された。
それによれば痛めたのは右手首ということで、右に大きくステアリングを切る際には左手で補うようにカバーするという変則的な切り方をしているところが国際映像で映し出された。
またマシンから降りる際にもクルーの補助が欠かせない様子もみられたのだが、厳密に言えば、自力でコクピットから脱出できなければならないことがレギュレーションで規定されているため、その点いささか気掛かりではある。
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Max Verstappen (Redbull Racing
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3月04日(土)18時(日本時間:24時)からバーレーン・サーキットを舞台に2023年F1第1戦バーレーンGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は23度、路面温度は27度、コースはドライコンディションとなっている。
注目の今季最初の公式予選は、レッドブル勢がみごとなフロントロウ独占を果たした。
フェルスタッペン(レッドブル)が今季最初、そして自身通算20回目となるポールポジション。
これに0.138秒差で僚友ペレス(レッドブル)が続いた。
3番手何かあったか早々にマシンを降りたルクレール(フェラーリ)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手大健闘アロンソ(アストンマーティン)、6番手ラッセル(メルセデス)、7番手ハミルトン(メルセデス)、8番手ストロール(アストンマーティン)、9番手オコン(アルピーヌ)、そして10番手はベストタイムを取り消されたヒュルケンバーグ(ハース)となった。
バーレーンGP決勝レースは5日(日)18時(日本時間:24時)から全57周で行われる。
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引き続きバーレーンGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
1回目の走行ではフェルスタッペン(レッドブル)がトップに立ち、僚友ペレス(レッドブル)が続く。
アロンソ(アストンマーティン)が重量検査をせずに戻ってしまいあわててクルーに押されてバックするハプニング。
2度目のアタックを終え、トップはルクレール(フェラーリ)。
以下フェルスタッペン(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(ハース)、オコン(アルピーヌ)、そしてストロール(アストンマーティン)までがQ3進出。
ここでの敗退はノリス(マクラーレン)、ボタス(アルファロメオ)、周冠宇(アルファロメオ)、角田裕毅(アルファタウリ)、そしてアルボン(ウィリアムズ)の5台となった。
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3月04日(土)18時(日本時間:24時)からバーレーンGPの予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は24度、路面温度は29度、コースはドライコンディションとなっている。
アルファタウリ勢が角田、デ・フリースの順で真っ先にコースイン。
ルクレール(フェラーリ)のマシンからパーツが脱落、回収のためいきなり赤旗中断となる。
再開後、サインツ(フェラーリ)がトップ、続いてラッセル(メルセデス)ルクレール(フェラーリ)、アロンソ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、ヒュルケンバーグ(ハース)、フェルスタッペン(レッドブル)、角田裕毅(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)、ペレス(レッドブル)の順。
ここでの敗退はサージェント(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ハース)、ピアストリ(マクラーレン)、デ・フリース(アルファタウリ)、そしてガスリー(アルピーヌ)の5台となった。
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Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
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3月04日(土)14時30分(日本時間:20時30分)からバーレーン・サーキットを舞台に2023年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は28度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。
このセッションでトップタイムをマークしたのは急速に存在感をみせているアロンソ(アストンマーティン)。
1'32.340のベストタイムは本命フェルスタッペン(レッドブル)を0.005秒上廻るもの。
以下3番手ペレス(レッドブル)、4番手ハミルトン(メルセデス)、5番手ルクレール(フェラーリ)、6番手ラッセル(メルセデス)、7番手ストロール(アストンマーティン)、8番手サインツ(フェラーリ)、9番手ピアストリ(マクラーレン)、10番手ガスリー(アルピーヌ)となった。
アルファタウリ勢は角田16番手、デ・フリースは20番手だった。
この後、18時(日本時間:24時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるバーレーンGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(68歳:イギリス)を指名した。
元ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)であるワーウィック氏のスチュワード就任は昨季第21戦ブラジルGP以来となるもので、自身通算41回目。
これは目下最多のエマニュエル・ピロ氏の42回に次ぐものになる。
BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏は、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里とチームメイトだったことでも知られる。
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Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月03日(金)18時(日本時間:24時)からバーレーン・サーキットを舞台に2023年F1第1戦バーレーンGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は24度、路面温度28度、コースはドライコンディションとなっている。
明日の公式予選、及び日曜日の決勝レースの時間帯と同じことからこのセッションは重要なものになりそうだ。
シーズン前テストを欠場したことから少しでも多く走りたいストロール(アストンマーティン)が先頭になってコースイン。
各車ソフトタイヤでのタイム更新が繰り返される。
デ・フリース(アルファタウリ)がピットアウトの際に後続車とあわやの場面が演じられて、審議対象とされる。
初日トップに立ったのはアロンソ(アストンマーティン)、ただ一人1分30秒台に入れた。
これにレッドブルのフェルスタッペン&ペレスが続き、以下ルクレール(フェラーリ)、ヒュルケンバーグ(ハース)、ストロール(アストンマーティン)、ガスリー(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、周冠宇(アルファロメオ)までがトップ10に。
アルファタウリは角田裕毅18番手、デ・フリースも19番手に沈んだ。
明日土曜日は注目の公式予選が行われる予定となっている。
バーレーンGPの画像はこちら。
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Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月03日(金)14時30分(日本時間:20時30分)からバーレーン・サーキットを舞台に2023年F1第1戦バーレーンGPフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という堅い部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
セッション中盤にはペレス&フェルスタッペンのレッドブル勢がタイミングモニターの最上位に名を連ね、他に1秒ほどのタイム差を付けた。。
またサインツ(フェラーリ)がスピンしてヒヤリとさせたが無事立て直しに成功。
最終的にもペレス(レッドブル)が1'32.758でトップで終え、これに0.438秒差でアロンソ(アストンマーティン)、以下フェルスタッペン(レッドブル)。ノリス(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、話題のストロール(アストンマーティン)、マグヌッセン(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、ボタス(アルファロメオ)、そしてハミルトン(メルセデス)と続いた。
アルファタウリ勢は角田裕毅13番手、デ・フリース16番手となった。
角田はアタックラップでブレーキをロックさせタイムロスしたようだ。
このあと3日(金)18時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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203年シーズンの開幕を前に、F1が2022年の収支決算を発表した。
それによればF1は世界的な人気上昇を背景に収益が増加、2022年は対前年比20%増の25億7,300万ドル(約3,525億円)に達したとのこと。
これに伴いF1チームに支払われる分配金も前年の10億6,800万ドルから11億5,700万ドル(約1,585億円)になった。
ただしこれは対前年比で8%増になる計算だ。
この結果についてF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは、「これはF1人気の拡大を裏付けるものとして歓迎する。たださらに進化していかなくては新しいスポーツの世界から取り残される」と、引き締めた。
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Susie Wolff (C)Williams F1
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女性レーシング・ドライバーの先駆者の一人であるスージー・ウォルフさんが、このほど『F1アカデミー・シリーズ』のマネージング・ディレクターに就くことがわかった。
F1アカデミー・シリーズはFIA(国際自動車連盟)の肝煎りで、女性によるシングルシーター・モータースポーツの上位クラスの普及を目指すもので、2023年から全7戦が予定されている。
マシンはF4クラスのワンメイクで、全15台の枠が設けられているとのこと。
F1メルセデスAMGチームの代表であるトト・ウォルフ氏の妻であるスージーさんは、かつてウィリアムズF1チームのリザーブドライバーを務めたこともある実力者だ。
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Max Verstappen (C)Honda Racing
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2年連続となるF1タイトルを死守したレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだが、さらに3度目のタイトル確保に向けフィジカル面でも万全であるところを示した。
これは地元オランダの『テレグラーフ』紙が報じたもので、それによればシーズン前テストに臨んだフェルスタッペンは約10キロもの自身の『軽量化』に成功していたとのことだ。
レギュレーションの変更に伴いF1マシンは年々重量を増していて、このためいずれのチームも軽量化に鎬を削っている状況で、ドライバー自身が軽くなれば大きな貢献となる。
同紙は「F1に対するフェルスタッペンの自意識の高さだ」として讃えている。
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Frederic Vasseur (C)Ferrari S.p.A
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先に行われたバーレーン合同テストではレッドブル・レーシングのペレスが最速、これにハミルトンのメルセデスAMGが続いたが、フェラーリの2台は4-5番手とわずかに後れを取る結果となった。
これについてイタリアの専門誌ガゼッタ・デロ・スポルトから『三味線』だったのではないか、との憶測が流れた。
つまりフェラーリ勢のタイムは燃料を多く搭載した状態でのもので、本気のアタックではなかったというもの。
しかし今季から代表のポジションを引き継いだフレデリック・バッサー氏は「追い掛ける立場のウチにそんな余裕はない」と、陣営引き締めに躍起となっている。
一時はフロントウィングのレギュレーション違反が指摘されるなどした『SF-23』だが、その嫌疑も晴れたとされている。
さらにストラテジスト(戦略担当者)やレースエンジニアらの異動を図るなど、新体制の構築にチームが追われているのは事実だろう。
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Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
バーレーンGP欠場が噂されるアストンマーティンF1チームのランス・ストロールについて、イギリスのファクトリーに移動したという報道が伝えられた。
それによれば両手首に包帯等はみられないということだが、参戦は無理との見方が強い。
これについて今年チームメイトとなったフェルナンド・アロンソは、その影響について危惧している。
「彼がいないことの影響はすでにシーズン前テストにも表れているよ。
僕が何か感じ取ったとしても、それが以前からのものなのか、彼がいないとわからない。
それが開幕戦でも繰り返されるとしたら、マシンのセットアップに悪影響でない筈がないだろう」と、説明した。
なおストロール欠場の場合、代替ドライバーは噂のベッテルではなく、今季リザーブドライバーに就いた未経験のフェリペ・ドルゴビッチになることが発表されている。
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Barcelona Circuit (C)Pirelli Motorsport
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F1スペインGPの舞台地で、その他冬季テストの場所としても親しまれているバルセロナ・サーキットが、今年のグランプリ前に施設やコースの一部変更を行うと発表した。
それによれば改修は象徴的なシグナルタワーやホスピタリティなど箱物に加え、コース本体も2007年に導入された最終コーナー手前14コーナーのシケイン廃止や、このための有効な安全対策として最新式バリヤの設置も行われる。
なおこれに伴いサーキット距離がこれまでの1周4.675キロから4.657キロへとわずかに短縮となるということだ。
今年のスペインGPは例年より遅く6月4日(日)に決勝レースが行われる。
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