F1、リヤビューモニターの導入が難航
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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新しいレギュレーションによるマシンデザインの制約や18インチ径タイヤへの変更などもあり、マシン後部の状況が確認しづらくなっているとされるバックミラーだが、F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが提案したリヤビューモニター導入はまだ難航していて、来シーズンの実現は難しそうだ。
FIA(国際自動車連盟)のシングルシーター・テクニカルディレクターであるニコラス・トムバジス氏は「この変更にはまだいくつかの解決できていない問題点があり、現時点では導入できない」と説明している。
それによればまずコクピット内にモニター画面を表示するだけのスペースがないこと、また画面に直射日光が当たったときに反射してしまう可能性や、300キロ以上の高速で走行するドライバーが路面から画面へと瞬時に視認を切り換えられるか、等が挙げられているという。
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