ハミルトン、「メルセデス『W13』に別れ告げるとき」
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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昨シーズンの雪辱が期待されたルイス・ハミルトンだったが、頼みの『W13』はこれに応えるものではなかったようだ。
F1マシンにとっては今週のアブダビ合同テストがシーズンの締め括りになるが、ハミルトンは「テストが終わればもうこのクルマをドライブしなくて良くなる」と、皮肉を効かせたコメントを口にした。
『W13』はブラジルでこそ今季初勝利を記録したが、それも僚友ラッセルのことで、自身は2007年のデビュー以来、初めて年間無勝利という不名誉な記録を作ってしまう有り様となった。
戦闘力を欠いただけでなく、おそらく全20チーム中、最も激しいポーポシング(波動的な縦揺れ)に悩まされたのもこのマシン。
とりわけハミルトンはこの対策に振り回され続けた1年だったようだ。
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