「今年の不振は来季飛躍のため」と、ウォルフ代表(メルセデス)
T.Wolff & L.Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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昨季、メルセデスAMGは2014年以来席巻してきたF1君主の座を失ったのみならず、今季はラッセルのわずか1勝に留まるなど苦戦に喘ぎ、ランキングもフェラーリの後塵を拝する3位まで転落した。
しかしこれについて同チームを率いるトト・ウォルフ代表は次のように語り、チームに気合いを入れてみせた。
「このかつてわれわれが経験したことのないような困難は、膠着した組織をもう一度リフレッシュさせるための雌伏の1年間だったと言える。
かつては当然のことのようだった勝利というものの価値を再度認識し、感謝する気持ちを取り戻させた。
来シーズンはこの暗黒の場所に留まることなく、再び陽が当たるような戦いをしなくてはならない」
そしてハミルトンも酷評した今季マシン『W13』について、ファクトリーのエントランスに展示し、訪れる誰もがこの不名誉な1年を思い出すようにすべきと自虐的な『提案』をした。
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