角田裕毅、自動システムの作動によりリードラップに戻れず
Safetycar Image (C)Pirelli Motorsport
拡大します
昨シーズン、最終戦での不適格なセーフティカー対応によりチャンピオンシップ争いに影響が出たばかりでなく、FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシ氏の更迭にも及んだ事例が、また繰り返されたようだ。
ブラジルGP決勝レース終盤のセーフティカー期間中、周回遅れの車はリードラップに戻れるようになっているが、今年からFIAはこれを自動で判断するよう新しいシステムを導入したとされる。
しかし今回のケースでは角田裕毅(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)、そしてラティフィ(ウィリアムズ)の3台が該当したが、角田のみ本来の位置に戻されないままレースが再開されたというもの。
これについてFIAは、「インテルラゴスの特殊なコースレイアウトと角田のピットインのタイミングとが重なり、システムが見落とす結果になった」と、説明。
今後の改善課題とした。
| 固定リンク