ヘルムート・マルコ博士、「残り2戦に集中するだけ」
D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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2022年シーズン、F1年間最多勝を記録すると共に両タイトル獲得を果たした一方で、2021年分のバジェットキャップ(予算制限)違反が認定されてペナルティを受けるなど大きな出来事が多発したレッドブルだったが、最大のものはレッドブル・グループの共同設立者であるディートリッヒ・マテシス/オーナーの死去だった。
今後の展開によってはチームの存続にも影響が出かねない大事件だが、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「われわれの参戦体制に何の変化もない」と、沈静化に躍起だ。
「創始者の死去で、レッドブル全体が大きな衝撃を受けているのは事実だ。
そしてわれわれの手が及ばないような政治的な変化が動き出すかも知れない。
しかしわれわれはそうした騒動に一喜一憂することなく、オーナーの遺志を継いで本来の目的を完遂するだけだ」と、残り2戦に集中するよう檄を飛ばしている。
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